JP4069225B2 - 建物の構造設計支援方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを利用して建物の構造設計を支援する方法に関し、特に、建物の外壁及び間仕切り壁を含んで耐力壁を適正に配置し得るようにした建物の構造設計支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な建物の構造を設計する段階では、耐力壁を建物内部の任意の位置(外壁線に限定されることなく、内壁部位を含む任意の位置)に配置した上で強度の判定を行うことが行われている。
【0003】
また建物の構造設計を行う場合、建物に作用する地震や風等の水平力を想定すると共に屋根や壁或いは床等の構造要素の重量や重心点を計算し、この計算結果に基づいて各方向の壁に耐力壁を適数配置することが行われている。この計算は煩雑であり、コンピュータを利用して部分的な演算を実行し得るものの、耐力壁の配置等は設計者が適宜割り付けている。
【0004】
最近では、コンピュータを用いて耐力壁の割り付けを含めた構造設計の支援を行うことが提案されている。例えば、特開平9-302765号公報に開示された技術は、コンピュータの画面上で住宅の外壁ラインと屋根等の仕様に関するデータを入力することにより、コンピュータに横,縦方向の耐力壁の目安数と重心の位置を算出させてこの結果を画面上に表示させ、この表示を参照しながら外壁ラインに沿って耐力壁を入力した後、入力した耐力壁によって必要強度を付与できるか否かを判定させて結果を画面に表示させ、判定により必要強度を付与できないと判明したとき、耐力壁の配置の修正を行って再度強度判定を行うものである。この技術では、目的の住宅に於ける外壁に耐力壁を配置して強度の判定を行うことが出来るため、構造計画の支援方法として有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記技術では、耐力壁の入力位置(配置位置)が住宅の外壁に限定されている。このため、必然的に耐力壁を外壁に集中配置せざるを得ず、外壁に設ける開口部の位置や大きさに制約が生じる場合がある。また住宅全体としての耐力壁の不足や配置の偏りが生じて構造計画上の必要強度が得られず、目的の平面計画を断念せざるを得ない場合も発生し得る。
【0006】
本発明の目的は、コンピュータを利用して建物の構造設計を支援するに際し、建物の内部に構成される間仕切り壁も含めて耐力壁を配置することで、建物に設ける開口部の位置や大きさの自由度、及び平面形状の自由度を向上させることが出来る建物の構造設計支援方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る建物の構造設計支援方法は、コンピュータの表示画面上に耐力壁の配置を表示するようにした建物の構造設計支援方法に於いて、前記コンピュータの記憶部に記憶した建物の構造計算に必要なデータである建物の仕様、建物形状、及び屋根形状の各データをコンピュータで入力し、前記入力データを使用して、建物の階毎の垂直荷重をコンピュータで算出し、前記建物の階毎の垂直荷重と予め記憶部に記憶されている風又は地震に対応した係数によって、風又は地震により建物に作用する階毎及び方向毎の水平力をコンピュータで算出し、建物の階毎及び方向毎に作用する水平力と、予め記憶されている標準的な耐力壁の許容荷重とに基づいて、建物の階毎及び方向毎に必要な耐力壁数をコンピュータに計算させて、該建物の階毎及び方向毎に必要な耐力壁数をコンピュータで表示させ、次に建物外壁部及び建物内部に複数の耐力壁線を建物の階毎及び方向毎にコンピュータで入力して、前記建物の階毎及び方向毎の耐力壁線をコンピュータで表示させ、更に、各耐力壁線の負担面積及び上階の耐力壁線との位置関係と床に作用する剪断力に基づいて、建物の階毎及び方向毎の各耐力壁線に配分すべき必要な耐力壁数をコンピュータで算出させて、前記各耐力壁線に配分すべき必要な耐力壁数が割り振られてコンピュータに表示させ、前記各耐力壁線に必要とする耐力壁の配置をコンピュータに入力して、該耐力壁の配置と、建物の部材の生成、モデル化、荷重生成に基づいて応力の解析、部材の断面検定である構造計算をコンピュータの演算過程で一貫処理させ、建物が必要とする強度である個々の耐力壁の許容荷重と該耐力壁に作用する水平力との関係を過度の水平力が作用する場合又は極端に少ない場合に否と判定する合否判定をコンピュータで行わせてその結果を表示させ、判定が否である場合は耐力壁を追加して又は移動させるべくコンピュータで再入力を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
上記構造設計支援方法では、建物の構造を設計するに際し、コンピュータを利用して予め設定された手順に従って建物の構造設計に必要なデータを入力して所定の演算を実行させることで、構造計画の検討時間の短縮化をはかることが出来、且つ構造計算に関する知識がなくとも計画を検討することが出来る。
【0009】
即ち、コンピュータに建物の構造計算を実行するのに必要なデータを入力して建物の階毎及び方向毎に必要な耐力壁数を計算させて表示し、建物の外壁部及び内部の間仕切り壁に対応させて複数の耐力壁線を設定して表示させ、各耐力壁線毎に必要な耐力壁の配置を入力し、この配置に基づく強度を計算して合否の判定を行ってその結果を表示させ、判定結果が否である場合には、耐力壁の配置を再入力して再度判定を行わせることで、構造設計を支援することが出来る。
【0010】
このとき、耐力壁を配置する部位が各方向毎に、外壁部と内部との複数の耐力壁線を設定し、この設定された耐力壁線に割り振られるため、耐力壁が外壁にのみ配置されることがなく、外壁に形成する開口部の位置や大きさ、平面形状等の設計に大きな自由度を付与することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、上記建物の構造設計支援方法の好ましい実施形態について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る建物の構造設計を支援する方法の手順を説明するフローチャート、図2は1階の平面図を示すと共に外壁線,躯体輪郭線,床面外周線を示す図、図3は2階の平面図を示すと共に外壁線,躯体輪郭線,床面外周線を示す図、図4は屋根伏図、図5は1階の各方向毎に必要な耐力壁数の目安を示すと共に耐力壁線を指定した状態を示す図、図6は1階の各耐力壁線に耐力壁を割り付けた状態を示す図、図7は1階の各耐力壁線に割り付けた耐力壁の位置と負担剪断力との関係を示す図、図8は目的の建物の1階及び2階のレイアウトを示す図である。
【0012】
図1に示すフローチャートに従って本実施例に係る建物の構造設計支援方法を説明し、合わせて各ステップに対応して外壁或いは間仕切り壁に対して耐力壁を割り付けた建物の構成について図2〜図7により説明する。
【0013】
本実施例の建物の構造設計支援方法の説明に先立って、図8により建物の例を説明する。図に於いて、目的の建物は1階Aと2階Bとからなる2階建て住宅として構成されている。各階A,Bには、建物の外部を構成する外壁1、及び建物の内部に設けた間仕切り壁2が構成されており、これらの壁1,2によって建物内部の間取りが形成されている。また1階Aには床面を構成する玄関ポーチ3が構成され、2階Bには同様に床面を構成するベランダ4が構成されている。
【0014】
建物の構造を設計する場合、該建物の重量が大きな影響を与える。このため、構造設計を実行する際には、先ず建物の重量を算出することが必要である。そして算出された建物の重量(垂直荷重)に応じて地震時に作用する水平力が算出される。
【0015】
建物に作用する水平力に対抗するための耐力壁5(図7参照)は、予め設定された構造を有しており、建物に設定されたモジュール寸法(例えば915mm )に応じて、幅寸法がモジュールの0.5 倍,1.0 倍,1.5 倍,2倍等、複数設定されている。そして予め幅寸法に応じて許容し得る水平荷重が設定されており、構造を設計する段階で選択的に採用される。
【0016】
コンピュータには上記複数の耐力壁の全ての許容荷重のデータ及び他の構造設計に必要なデータを記憶させ、構造設計に際し、作用する水平力に対し最適な耐力壁を選択するように構成することが可能である。また予め複数の耐力壁の中から標準となる耐力壁5を設定し、この耐力壁5の許容荷重のデータ等をコンピュータに記憶させ、構造設計に際し、作用する水平力に対して必要な耐力壁を前記耐力壁5の数に換算して表示するように構成することも可能である。
【0017】
本実施例では、標準的な耐力壁5を設定し、この耐力壁5の水平力に対する許容荷重や他の構造設計に必要なデータを設計支援コンピュータの記憶部に記憶させており、演算過程では、必要な耐力壁を前記標準的な耐力壁5の数として表示している。このため、表示された目安となる耐力壁の数は必ずしも整数ではなく、小数点を含む数値となる。
【0018】
建物の構造設計を実行する場合、前述したように先ず建物の重量を算出する。このため、支援システムをスタートさせると、ステップS1では、建物の重量を計算する上で必要となる、床の仕様(例えば目的の建物が戸建住宅である場合の一般床か集合住宅である場合の重量床か、更に床を構成する材料や厚さ等),屋根の仕様(例えば屋根材が瓦か石綿セメント板か、等),耐火被覆の有無、及び他の条件を入力する。
【0019】
次いで、ステップS2では、建物の形状を入力する。即ち、図2に示す1階Aの外壁1(外壁線1),躯体の輪郭線6,玄関ポーチ3を含む床面外周線7を入力し、同様に図3に示す2階Bの外壁線1,躯体の輪郭線6,ベランダ4を含む床面外周線7を入力する。更に、図4に示す屋根Cの形状を入力する。
【0020】
上記の如くして建物の仕様及び建物の形状を入力することにより、各階毎の荷重及び単位面積当たりの荷重を算出することが可能である。そして算出された各階毎の荷重と、予め記憶されている風或いは地震に対応した係数とによって、風或いは地震時に各階に作用する水平力を外壁線1の各方向(一般的にX−Y直交座標系に於ける直交二方向)毎に算出することが可能である。上記の如くして算出された垂直力及び各方向に対応した水平力はコンピュータの記憶部に記憶される。
【0021】
次に、ステップS3では、上記の如くして算出された各階毎、及び各方向毎に作用する水平力と、予め記憶されている標準的な耐力壁5の許容荷重とに基づいて、各階毎及び各方向毎に必要な耐力壁5の目安枚数(Nx,Ny)を算出する。尚、ステップS3で算出された耐力壁5の目安枚数は、あくまでも各階のX,Y方向に必要な総数であり、この数を如何に配分するかは以下の手順に従う。そして算出された耐力壁5の目安枚数を各階毎に配分する手法が本発明の特徴となる点である。
【0022】
前述したように、耐力壁5の目安枚数は必ずしも整数ではなく、小数点以下の数値が算出されることがある。本実施例では、小数点第一位の数値で算出している。
【0023】
そしてステップS4では、ステップS3で算出した耐力壁5の目安枚数Nx,Nyを画面上に表示する。例えば、図5は1階Aの平面形状と、1階のX方向に必要な耐力壁5の目安枚数がNx=4.1枚であり、Y方向に必要な耐力壁5の目安枚数がNy=4.1枚である場合の画面の表示例を示している。
【0024】
尚、各方向に必要な耐力壁5の目安数は各階毎に算出される。従って、2階Bに対応して図5と同様の機能を持った画面が表示されるが、便宜上、以下の説明では1階Aに対する画面表示を説明して2階Bに対する説明を省略する。
【0025】
ステップS5では、ステップS4で表示された画面を参考にして、該画面上で耐力壁線X8(X8a〜X8d),Y8(Y8a〜Y8c)を指定して入力する。前記耐力壁線X8,Y8は外壁線1にのみ指定するものではなく、内部に構成される間仕切り壁2(図8参照)も指定することが可能である。このとき、指定された耐力壁線X8,Y8には、図に示すように矢印を表示することが好ましい。
【0026】
そして、間仕切り壁2を含んで耐力壁X8,Y8を指定することで、耐力壁5を各階毎に配置位置を分散することが可能となり、外壁1に形成される開口部の大きさや位置の自由度を向上させることが可能となる。
【0027】
次に、ステップS6では、指定された耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8c毎に耐力壁5の目安数を算出する。このとき、例えば、指定された各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cの負担面積及び上階の耐力壁線との位置関係、更に、床面に作用する剪断力等を考慮する。
【0028】
ステップS7では、図6に示すように、ステップS6で各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8c毎に算出された耐力壁5の目安数を対応する耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cに対応させて表示する。
【0029】
次いで、ステップS8では、図6に示す表示画面を参考にしつつ、指定された各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cに耐力壁5を配分して入力する。このとき、耐力壁5を配置する位置は設計者が適宜判断して設定することが可能である。
【0030】
上記の如くして構造上必要な耐力壁5の目安枚数を算出すると共に、算出された耐力壁を外壁1及び間仕切り壁2に配分することが可能である。そして各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cに配置された耐力壁5は画面上に表示される(図7参照)。
【0031】
次に、ステップS9に於いて一貫構造計算を実行する。即ち、目的の建物の構造設計を実施する際に必要である耐力壁5以外の部材の生成し、モデル化、荷重生成、これに伴う応力の解析、前記部材の断面検定等の一貫処理を行う。このステップS9までの手順を実行することで、一応の構造設計が終了し、次いで、終了した構造設計の判定を実行する。
【0032】
ステップS9に於ける一貫処理を行った結果、図7に示すように、各方向の総負担剪断力の値(トン,t)と、各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8c毎の負担剪断力の値(t)を表示することが可能である。
【0033】
ステップS10では、ステップS9の一貫処理結果に基づいて耐力壁5の配置に関する判定を行う。この判定は、耐力壁5に対して作用する水平力と許容荷重との関係を個々の耐力壁5毎に行われる。そして過度の水平力が作用し、或いは作用する水平力が極端に少ないような耐力壁5が存在する場合、現在の耐力壁5の配置が否定され、ステップS8に戻って、個々の耐力壁5が略均等な水平力を負担し得るように耐力壁5を追加し或いは移動させて、該耐力壁5の再配置を行う。
【0034】
ステップS10に於ける判定の結果、耐力壁5が合理的に配置されているとして判定された場合、ステップS11に進行して耐力壁5以外の部材に対する判定を行う。
【0035】
ステップS11では、例えば各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cに配置された耐力壁5に水平力が作用したとき、各耐力壁線X8a〜X8d,Y8a〜Y8cを構成する個々の梁に作用する応力を判定し、過度の応力が作用する梁が存在する場合、部材の配置が否定され、ステップS9に戻って耐力壁5以外の部材の再配置を行う。この作業は、ステップS9で配置された全ての部材に対して行われる。
【0036】
ステップS11に於いて、耐力壁5以外の全ての部材に対する判定の結果、これらの部材が合理的に配置されているとして判定されると、目的の建物に対する構造設計が終了し、システムがエンドとなる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る建物の構造設計支援方法では、コンピュータを利用して各階毎に、且つ各方向毎に必要な耐力壁の目安枚数を算出することが出来、且つ外壁線及び間仕切り壁を耐力壁線として指定することで耐力壁を外壁に限定することなく、間仕切り壁を含んで適正に配置することが出来る。このため、外壁に形成する開口部の大きさや位置の自由度を向上することが出来る。
【0038】
特に、耐力壁の配置位置を外壁のみならず、間仕切り壁を含んで配置しなければ設計し得ないような建物、例えばアパート等の規模が大きい建物,店舗等の採光上或いは用途上外壁部に充分な量の耐力壁を配置し得ないような建物への対応及び検討が可能であり、支援対象を極めて広くすることが出来る。
【0039】
また耐力壁の配置部位として間仕切り壁を対象とすることは一般的であり、耐力壁の入力部位を外壁線のみに限定して間仕切り壁に対する配置を考慮し得ないシステムは実用的ではない。この点、本発明に係る建物の構造設計支援方法では、耐力壁の配置部位を外壁線にのみ限定することなく、外壁及び間仕切り壁、更には前記各壁以外の部位に配置した場合であっても容易に対応することが出来、目的の建物の構造設計を支援することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る建物の構造設計を支援する方法の手順を説明するフローチャートである。
【図2】1階の平面図を示すと共に外壁線,躯体輪郭線,床面外周線を示す図である。
【図3】2階の平面図を示すと共に外壁線,躯体輪郭線,床面外周線を示す図である。
【図4】屋根伏図である。
【図5】1階の各方向毎に必要な耐力壁数の目安を示すと共に耐力壁線を指定した状態を示す図である。
【図6】1階の各耐力壁線に耐力壁を割り付けた状態を示す図である。
【図7】1階の各耐力壁線に割り付けた耐力壁の位置と負担剪断力との関係を示す図である。
【図8】目的の建物の1階及び2階のレイアウトを示す図である。
【符号の説明】
A 1階
B 2階
1 外壁,外壁線
2 間仕切り壁
3 玄関ポーチ
4 ベランダ
5 耐力壁
6 躯体の輪郭線
7 床面外周線
X8(X8a〜X8d),Y8(Y8a〜Y8c) 耐力壁線
Claims (1)
- コンピュータの表示画面上に耐力壁の配置を表示するようにした建物の構造設計支援方法に於いて、
前記コンピュータの記憶部に記憶した建物の構造計算に必要なデータである建物の仕様、及び建物形状、及び屋根形状の各データをコンピュータで入力し、
前記入力データを使用して、建物の階毎の垂直荷重をコンピュータで算出し、
前記建物の階毎の垂直荷重と予め記憶部に記憶されている風又は地震に対応した係数によって、風又は地震により建物に作用する階毎及び方向毎の水平力をコンピュータで算出し、
建物の階毎及び方向毎に作用する水平力と、予め記憶されている標準的な耐力壁の許容荷重とに基づいて、建物の階毎及び方向毎に必要な耐力壁数をコンピュータに計算させて、
該建物の階毎及び方向毎に必要な耐力壁数をコンピュータで表示させ、
次に建物外壁部及び建物内部に複数の耐力壁線を建物の階毎及び方向毎にコンピュータで入力して、前記建物の階毎及び方向毎の耐力壁線をコンピュータで表示させ、
更に、各耐力壁線の負担面積及び上階の耐力壁線との位置関係と床に作用する剪断力に基づいて、建物の階毎及び方向毎の各耐力壁線に配分すべき必要な耐力壁数をコンピュータで算出させて、前記各耐力壁線に配分すべき必要な耐力壁数が割り振られてコンピュータに表示させ、
前記各耐力壁線に必要とする耐力壁の配置をコンピュータに入力して、該耐力壁の配置と、建物の部材の生成、モデル化、荷重生成に基づいて応力の解析、部材の断面検定である構造計算をコンピュータの演算過程で一貫処理させ、
建物が必要とする強度である個々の耐力壁の許容荷重と該耐力壁に作用する水平力との関係を過度の水平力が作用する場合又は極端に少ない場合に否と判定する合否判定をコンピュータで行わせてその結果を表示させ、
判定が否である場合は耐力壁を追加して又は移動させるべくコンピュータで再入力を行うようにしたことを特徴とする建物の構造設計支援方法。
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- 1998-09-01 JP JP24659498A patent/JP4069225B2/ja not_active Expired - Lifetime
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