JP4069285B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明装置に関するものであり、特に複数の照明器具にそれぞれ赤外線の送受信部を備え、赤外線による照明器具間の通信を行い照明制御する照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の照明器具を連動させて照明制御を行う照明装置としては、従来から様々な照明装置が提案されている。
図4は第1の従来の照明装置を示す構成図である。この従来の照明装置は三菱電機照明製で、「省エネ照明用自動調光システム」カタログに記載のものである。
図4において、13は照明制御操作を行うリモコン、14はリモコン13から発信された照明制御の赤外線信号、18はリモコン13からの受信した赤外線信号14を照明制御の電気信号に変換して出力する制御回路、19a、19b、19cはランプ2が装着された照明器具を示す。各照明器具19a、19b、19cは制御装置18と専用の制御信号線20で接続されている。また、図4では3台の照明器具で構成する照明装置を示しているが、実際の照明装置ではそれ以上の台数の照明器具で構成される場合もある。
【0003】
次に、第1の従来の照明装置の動作について説明する。
制御装置18はリモコン13からの照明制御の赤外線信号14を受信すると、受信した赤外線信号を照明制御の電気信号に変換して、制御信号線20を介して各照明器具19a、19b、19cに電気信号を伝達する。
この従来の照明装置では、リモコン13から照明器具19a、19b、19cのランプ2の明るさを示す調光度である照明制御の赤外線信号14を制御装置18に送信する。
【0004】
その赤外線信号14を受信した制御装置18では、受信した赤外線信号に示される調光度になるように電気信号に変換して制御信号を生成し、制御信号線20を用いて照明器具19a、19b、19cに配信する。配信された制御信号を受けた各照明器具19a、19b、19cは制御装置18から送られた調光度でランプ2を点灯するよう動作する。
従って、第1の従来の照明装置では、リモコン13から各照明器具19a、19b、19cの明るさをコントロールすることが可能になる。
【0005】
図5は第2の従来の照明装置を示す構成図、図6は同照明装置の照明器具の構成を示すブロック図、図7は同照明装置の照明器具の構成を示す外観図である。図5において、12a、12b、12cは照明器具、13は照明制御操作を行うリモコン、14はリモコン13から発信された照明制御の赤外線信号、15は照明器具12a、12b、12cより発信された赤外線信号、16は赤外線信号15が床面に反射した後の反射赤外線信号である。
また、図5では3台の照明器具で構成する照明装置を示しているが、実際の照明装置ではそれ以上の台数の照明器具で構成される場合もある。
【0006】
図6は図5で説明した各照明器具12の構成を示す。照明器具12はランプ2が装着され、点灯装置21が内蔵されている。その点灯装置21は赤外線信号を送信する赤外線送信部8と、赤外線信号を受信する赤外線受信部9と、赤外線受信部9からの赤外線信号を受信し、赤外線送信部8に照明制御指令を出力し、調光指令を出力する制御部4と、制御部4からの調光指令によりランプ2を調光制御するインバータ部5とで構成されている。
【0007】
図7は図5及び図6で説明した照明器具12の外観を示す。照明器具12にはランプ2が装着され、ランプ2の光を効率よく照射するための反射板22が取り付けられている。点灯装置21は反射板22の内側に配置され、点灯装置21内の赤外線送信部8と赤外線受信部9は反射板22に設けられた孔から臨む構造になるように配置されている。
【0008】
次に、第2の従来の照明装置の動作について図5を用いて説明する。
照明器具12aはリモコン13からの照明制御の赤外線信号14を赤外線受信部9で受信すると、制御部4では赤外線受信部9で受信した赤外線信号を照明制御の電気信号に変換し、インバータ部5に調光指令を出力し、インバータ部5はランプ2を調光制御する。
【0009】
それと同時に、制御部4は赤外線受信部9が受信した先の赤外線信号14を他の照明器具12b、12cへ送信するため、照明制御指令を赤外線送信部8に送り、赤外線送信部8は赤外線受信部9が受信した先の赤外線信号14と同じ内容の赤外線信号15を赤外線送信部8から送信する。
このように、第2の従来の照明装置では、リモコン13からの赤外線信号を照明器具間の赤外線通信によりワイヤレスで配信し、各照明器具12a、12b、12cの明るさをコントロールすることを可能にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
第1の従来の照明装置では、リモコン13からの赤外線信号を14を受信した制御装置18が制御信号線20を介して複数の照明器具19a、19b、19cの調光を制御するようにしているから、制御装置18と照明器具19を制御信号線20で接続する必要があり、施工にコストがかかるという問題点があった。
また、既存の照明器具を変更して、第1の従来例のような照明装置を構築するには手間がかかり不向きであるという問題もあった。
【0011】
また、第2の従来の照明装置では、照明器具12に赤外線送信部8と赤外線受信部9を備え、照明器具12間を赤外線によるワイヤレスで通信して複数の照明器具12の調光を制御するようにしているので、先にあげた第1の従来の照明装置の問題点を解消することができる。
しかしながら、光である赤外線を媒体として床面の反射等を利用して照明器具間の通信を実現しているため、照明器具12の設置場所に赤外線の届く範囲という制約が生じ、また床面に配置される什器等の赤外線遮蔽物の存在で照明器具12間の赤外線通信ができない場合があるという問題点があった。
【0012】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、各照明器具を赤外線によるワイヤレスで結ぶことで、照明器具間の配線作業が不要となり、しかも赤外線遮蔽物があっても確実に赤外線通信できる照明装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る照明装置は、リモコン又は他の照明器具からの照明制御の赤外線信号を受けてランプの光出力を増減させるように動作すると共に赤外線信号を外部に送信する照明装置であって、ランプを点灯・調光制御する照明器具と、赤外線信号を受信して照明制御信号に変換して前記照明器具に出力する送受信ユニットと、前記送受信ユニットと前記照明器具を接続する信号線とを備え、前記送受信ユニットは、赤外線信号を受信する赤外線受信部と、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を他の照明器具に送るための照明制御指令を前記照明器具から受信して、この照明制御指令に基づき赤外線信号を送信する赤外線送信部とを備え、前記照明器具は、受信した赤外線信号を他の照明器具に配信するため、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を送るための照明制御指令を前記信号線を介して前記送受信ユニットに送る制御部を備えてなるものである。
【0014】
本発明においては、ランプを点灯・調光制御する照明器具と、赤外線信号を受信して照明制御信号に変換して前記照明器具に出力する送受信ユニットと、前記送受信ユニットと前記照明器具を接続する信号線とを備え、前記送受信ユニットは、赤外線信号を受信する赤外線受信部と、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を他の照明器具に送るための照明制御指令を前記照明器具から受信して、この照明制御指令に基づき赤外線信号を送信する赤外線送信部とを備え、前記照明器具は、受信した赤外線信号を他の照明器具に配信するため、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を送るための照明制御指令を前記信号線を介して前記送受信ユニットに送る制御部を備えてなるから、送受信ユニットを赤外線遮蔽物を回避した任意の位置に照明器具から分離して設置できるため、他の照明器具との配線作業が不要となり、しかも赤外線遮蔽物があっても確実に赤外線通信で照明器具をコントロールすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の照明装置を構成する照明器具を示すブロック図、図2は同照明装置を構成する照明器具を示す外観図、図3はこの発明の実施の形態1と第2の従来の照明装置の使用状態をそれぞれ模式的に表した模式図である。
図1において、1はランプ2が装着される照明器具、3は照明器具1に内蔵される点灯装置である。点灯装置3は後述する赤外線受信部で受信した照明制御の赤外線信号から制御信号を生成する制御部4と、制御部4からの調光指令によりランプ2を点灯させ、光出力を増減させるよう動作するインバータ部5と、後述する送受信ユニットと信号の授受を行う第2のインターフェイス部(以下、第2のI/F部と略す)6とを備えて構成されている。
【0016】
7は照明装置1と信号のやりとりを行う送受信ユニットである。この送受信ユニット7は、照明制御の赤外線信号を送信する赤外線送信部8と、赤外線信号を受信する赤外線受信部9と、照明器具1の第2のI/F部6を介して信号の授受を行う第1のインターフェイス部(以下、第1のI/F部と略す)10とで構成されている。この送受信ユニット7の第1のI/F部10と照明器具1の第2のI/F部6とは信号線11で接続されている。
【0017】
図2は図1で説明した照明器具1と送受信ユニット7の外観を示す。その照明器具1にはランプ2が装着され、ランプ2の光を効率よく照射するための反射板22が取り付けられている。この反射板22の内側に点灯装置3が内蔵された配置になっている。
図3の(a)において、12は第2の従来例で示した照明器具と同様の構成の照明器具である。従って、照明器具12はランプ2と点灯装置21とからなり、点灯装置21は赤外線送信部8と赤外線受信部9と制御部4とインバータ部5とを有している(図示省略)。
13は照明制御操作を行うリモコン、14はリモコン13から出力された照明制御の赤外線信号、15は照明器具12から送信された赤外線信号、16は赤外線信号15が床面で反射した反射赤外線信号16、17は床面に配置された赤外線遮蔽物となる什器である。
【0018】
次に、この発明の実施の形態1の照明装置の動作について図3に基づいて説明する。
照明器具12は第2の従来例で説明したの同様に、ランプの調光度をあらわすリモコン13からの照明制御の赤外線信号14を受信すると、受信した赤外線信号を照明制御の電気信号に変換し、受信した内容に基づきランプ2を点灯・調光制御、即ちランプの2の光出力を制御すると共に受信した赤外線信号14と同じ内容の赤外線信号15を送信する。
この照明器具12から送信された赤外線信号15は直接又は床面などの反射による反射赤外線信号16によって送受信ユニット7で受信される。
【0019】
反射赤外線信号16を受信した送受信ユニット7の赤外線受信部9は赤外線信号を照明制御の電気信号に変換し、その電気信号は第1のI/F部10から信号線11を経由して照明器具1内部の第2のI/F部6に伝達され、第2のI/F部6からの照明制御の電気信号を受けた制御部4は調光指令を生成し、インバータ部5は制御部4からの調光指令に基づきランプ2の光出力を制御する。
【0020】
それと同時に、制御部4は受信した赤外線信号を他の照明器具(図示せず)に配信するため、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を送るための照明制御指令を第2のI/F部6より信号線11を介して送受信ユニット7の第1のI/F部10に送り、送受信ユニット7ではその赤外線送信部8が照明制御指令に基づいて赤外線信号を送信する。
【0021】
次に、照明器具12、照明器具1と送受信ユニット7及び赤外線遮蔽物である什器17の位置関係について説明する。
図3の(a)で示した照明器具12と照明器具1の間には例えばパーティション等の什器17が配置されていた場合を想定する。
図3の(b)では、図3の(a)に示す照明器具1の位置に、照明器具12と同様の照明器具12を配置し、2台の照明器具12で照明装置を構成した場合を示す。即ち、第2の従来例に示した2台の照明器具12の構成とし、これら照明器具12間に什器17が配置されているとする。
【0022】
そうすると、図3の(b)に示すように、反射赤外線信号16は什器17で遮断されてしまうために照明器具12間での赤外線通信は行えず、リモコン13の操作による照明器具12のコントロールは不可能になる。
ところが、図3の(a)に示すように照明器具1を配置し、送受信ユニット7を反射赤外線16が什器17に遮断されることなく受信可能な位置に配置することにより、照明器具12と照明器具1間の赤外線による信号の授受が可能となり、リモコン13の操作による照明器具1のコントロールができるようになる。
【0023】
以上のように、この発明の実施の形態1の照明装置では、照明器具1は送受信ユニット7との接続を送受信ユニット7の第1I/F部10と照明器具1の第2のI/F部6を信号線11で接続し、送受信ユニット7は赤外線遮蔽物である什器17を回避した任意の位置に照明器具1から分離して設置しているので、照明器具1と照明器具12とを赤外線によるワイヤレスで結ぶことにより、照明器具1、12間の配線作業が不要となり、しかも赤外線遮蔽物があっても確実に赤外線通信で照明器具1をコントロールすることができる。
【0024】
また、照明器具1の第2のI/F部6に対して複数の送受信ユニット7を信号線11を介して接続することにより、他の赤外線遮蔽物である什器等で赤外線が遮断されるような他の照明器具1への赤外線信号の伝達も可能となり、一層赤外線通信の範囲の拡大と確実性を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、ランプを点灯・調光制御する照明器具と、赤外線信号を受信して照明制御信号に変換して前記照明器具に出力する送受信ユニットと、前記送受信ユニットと前記照明器具を接続する信号線とを備え、前記送受信ユニットは、赤外線信号を受信する赤外線受信部と、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を他の照明器具に送るための照明制御指令を前記照明器具から受信して、この照明制御指令に基づき赤外線信号を送信する赤外線送信部とを備え、前記照明器具は、受信した赤外線信号を他の照明器具に配信するため、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を送るための照明制御指令を前記信号線を介して前記送受信ユニットに送る制御部を備えてなるから、送受信ユニットを赤外線遮蔽物を回避した任意の位置に照明器具から分離して設置できるため、他の照明器具との配線作業が不要となり、しかも赤外線遮蔽物があっても確実に赤外線通信で照明器具をコントロールすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の照明装置を構成する照明器具を示すブロック図である。
【図2】 同照明装置を構成する照明器具を示す外観図である。
【図3】 この発明の実施の形態1と第2の従来の照明装置の使用状態をそれぞれ模式的に表した模式図である。
【図4】 第1の従来の照明装置を示す構成図である。
【図5】 第2の従来の照明装置を示す構成図である。
【図6】 同照明装置の照明器具の構成を示すブロック図である。
【図7】 同照明装置の照明器具の構成を示す外観図である。
【符号の説明】
1 照明器具、2 ランプ、7 送受信ユニット、11 信号線。
Claims (3)
- リモコン又は他の照明器具からの照明制御の赤外線信号を受けてランプの光出力を増減させるように動作すると共に赤外線信号を外部に送信する照明装置であって、
ランプを点灯・調光制御する照明器具と、
赤外線信号を受信して照明制御信号に変換して前記照明器具に出力する送受信ユニットと、
前記送受信ユニットと前記照明器具を接続する信号線とを備え、
前記送受信ユニットは、赤外線信号を受信する赤外線受信部と、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を他の照明器具に送るための照明制御指令を前記照明器具から受信して、この照明制御指令に基づき赤外線信号を送信する赤外線送信部とを備え、
前記照明器具は、受信した赤外線信号を他の照明器具に配信するため、受信した赤外線信号と同じ内容の赤外線信号を送るための照明制御指令を前記信号線を介して前記送受信ユニットに送る制御部を備えることを特徴とする照明装置。 - 前記信号線は、前記送受信ユニットのインターフェース部と、前記照明器具のインターフェース部とを接続していることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 前記送受信ユニットは、赤外線遮蔽物を回避した任意の位置に前記照明器具から分離して設置されることを特徴とする請求項1又2に記載の照明装置。
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