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JP4069366B2 - カメラ制御システム - Google Patents
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JP4069366B2 - カメラ制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラ制御システムに係り、特に雲台に搭載したカメラのパン、チルト、ズーム、フォーカス等の撮影状態として所望のショットを事前に登録しておくことにより、そのショットを再現することができるプリセットショット機能を備えたカメラ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビカメラ等のカメラを搭載した雲台に雲台コントローラをケーブル、通信回線等を介して接続し、操作ユニット(雲台コントローラ)の各種操作部材を操作することにより、カメラ(雲台)のパン、チルト、ズーム、フォーカスをリモート制御することができるカメラ制御システム(雲台システム)が知られている。
【0003】
また、このような雲台システムにおいて、カメラの撮影状態として予め所望のショット、例えば、所望のパン位置、チルト位置、ズーム位置及びフォーカス位置をプリセットしておくと、操作ユニットに設けられたショットスイッチの押下操作によってそのプリセットしたショットを自動的に再生することができるプリセットショット機能が知られている。
【0004】
一般にプリセットショット機能を搭載したシステムの操作ユニットには、スピード調整ツマミが設けられており、その設定位置(設定値)を調整することにより、ショット再生時におけるショット再生動作を所望の時間(ショット時間)又は速度(ショットスピード)で実行することができるようになっている。尚、ショット時間を調整することとショットスピードを調整することとは厳密には異なるが、一方を調整すれば他方も調整されることとなるため、本明細書ではショット時間を調整する場合でもショットスピードを調整するものとし、ショット時間とショットスピードを特に区別しないで説明する。
【0005】
また、従来のシステムで採用されているショットスピードの決定方式として2通りのものが知られており、1つは、ショットを記憶させる際にそのショット再生時のショットスピードを事前に決定しておく方式であり、この方式では、ショット記憶時にスピード調整ツマミの設定値が読み取られ、その設定値がショット位置のデータと共に記憶されるようになっている。もう1つは、ショットを再生する際にスピード調整ツマミを調整してショットスピードを決定する方式である。前者は主に放送局の中において自動運行を行なう場合に使用され、後者は主に制作等に使用されるのが一般的である。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−275392号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、上述のような2通りのショットスピードの決定方式のうちいずれか一方しか使用することができず、特に複数のショットを記憶、再生することができる場合に、あるショットについては前者の方法を適用し、他のショットについては後者の方法を適用するというような使い方はできなかった。このような使い方をしたい場合には、前者と後者の方式を採用する操作ユニットを別々に用意して使い分けなければならないという不便さがあった。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされもので、ショットの記憶時の調整によりショットスピードを決定する方式と、ショットの再生時の調整によりショットスピードを決定する方式との両方を1つの操作ユニットで容易に使い分けられるようにし、利便性の向上を図るカメラ制御システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カメラの撮影状態として予め所望のショットを記憶し、該記憶したショットを所定のショット再生指示操作によって再生するプリセットショット機能を備えたカメラ制御システムにおいて、記憶したショットを再生する際のショット再生動作が、所望の時間で完了するように、又は、所望の速度で行われるように、ショット再生動作の速度を決定するための設定値を調整するショットスピード調整手段と、所望のショットを記憶する際に、前記ショットスピード調整手段により設定された設定値を取得すると共に記憶するショットスピード記憶手段と、記憶したショットを再生する際のショット再生速度を、該ショットの記憶時において決定する第1のモードと、該ショットの再生時において決定する第2のモードとの選択が可能であり、該第1のモードと第2のモードのうち、いずれか所望のモードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により、第1のモードが選択された場合には、再生しようとするショットの記憶時において前記ショットスピード記憶手段によって記憶された設定値に基づいて該ショットのショット再生速度を決定し、前記モード選択手段により、第2のモードが選択された場合には、ショットを再生時において前記ショットスピード調整手段により設定されている設定値を取得すると共に、該取得した設定値に基づいてショット再生速度を決定するショットスピード決定手段と、前記ショットスピード決定手段により決定されたショット再生速度によりショットの再生動作を制御するショット制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ショットスピード記憶手段は、前記ショット再生速度が前記第1のモードと第2のモードのいずれにより決定されるかにかかわらず、ショットの記憶時において前記ショットスピード調整手段により設定された設定値を取得すると共に記憶し、前記ショットスピード決定手段は、ショットを記憶した後において前記第1のモードと第2のモードとを切り替えることができることを特徴としている。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、複数のショットを記憶することができる場合において、前記モード選択手段は、各ショットごとに、又は、所定のグループごとに所望のモードを選択することができることを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、プリセットショット機能において、ショットの記憶時の調整によりショットスピードを決定する方式を採用したモードと、ショットの再生時の調整によりショットスピードを決定する方式を採用したモードとを容易に切り替えることができるため、例えば各方式を採用した操作ユニット等を個別に用いる必要がなく、利便性の向上が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るカメラ制御システムの好ましい実施の形態について詳説する。
【0014】
図1は、本発明が適用されるリモコン雲台システムの一実施の形態を示した全体構成図である。同図に示すリモコン雲台システムは、リモコン雲台10(以下、単に雲台10という。)と、操作ユニットである雲台コントローラ12とから構成される。雲台10は、図示しないテレビカメラ(以下、単にカメラという)を収納するハウジング14と、ハウジング14と共にカメラをパンニング及びチルティングさせる雲台本体16とから構成される。ハウジング14の前面には透明の前面ガラス18が設けられており、カメラはこの前面ガラス18を介してハウジング14外部の映像を撮影する。
【0015】
ハウジング14は雲台本体16から延設されたチルト軸(図示せず)に片持ち支持されており、このチルト軸が雲台本体16に内蔵されたチルトモータによって回転駆動される。これにより、ハウジング14と共にハウジング14内のカメラがチルティングする。また、雲台本体16は図示しない据付台上に固定されたパン軸19によって支持されており、このパン軸19を軸に雲台本体16が内蔵のパンモータによって回転駆動される。これにより、ハウジング14と共にハウジング14内のカメラがパンニングする。
【0016】
上記雲台コントローラ12は、雲台10にケーブルで直接、又は専用回線、公衆回線等の通信回線を介して接続されており、雲台コントローラ12に設けられている各種操作部材の操作に基づいて雲台10及び雲台10に搭載されたカメラの各種動作を指令する指令信号を雲台10に送信する。
【0017】
雲台コントローラ12には、図2の平面図に示すように操作桿(ジョイスティック)20、フォーカスつまみ22、ズームレバー23が設けられており、ジョイスティック20を前後左右に操作すると、カメラをパン(左右方向の首振り動作)、チルト(上下方向の首振り)させることができ、フォーカスつまみ22、ズームレバー23を回転操作すると、カメラのフォーカス調整、ズーム調整を行うことができる。
【0018】
また、同図に示す雲台コントローラ12にはプリセットショット機能が搭載されており、プリセットショット機能に関連して、メモスイッチ24、ページスイッチ28、ショットスイッチ30、スピード調整つまみ32、メモリ/つまみモード選択スイッチ34等が設けられている。プリセット機能は、カメラの所望のパン位置、チルト位置、ズーム位置及びフォーカス位置を予め目標のショットとして記憶させておくと、ショットスイッチ30のワンタッチ操作でそのショットを自動で再生する機能である。尚、プリセットショット機能におけるショットの記憶、再生は、カメラの撮影状態を決める要素(カメラの姿勢(パン位置、チルト位置、ハイト位置)、フォーカス位置、ズーム位置、アイリス等)のうちいずれか1つ又は複数の要素が対象であれば本発明の適用範囲である。
【0019】
新たなショットを記憶させる場合、メモスイッチ24を押して登録モードにし、上記ジョイスティック20、フォーカスつまみ22、ズームレバー23を操作してカメラを所望のショットに設定する。そして、ショットNO1からNO10まで設けられた複数のショットスイッチ30のうちいずれかのショットNOのショットスイッチを押す。これにより、そのショットNOのショット登録を指示する指令信号が雲台10に送信され、そのときのパン位置、チルト位置、ズーム位置及びフォーカス位置がそのショットNOのショット位置のデータとして雲台10に内蔵されたメモリに記憶される。尚、ショット位置等のショットに関連するデータ(ショットデータ)は、雲台10ではなく雲台コントローラ12に記憶させる場合であってもよい。
【0020】
また、雲台コントローラ12には3つのページスイッチ28A〜28Cが設けられており、ページスイッチ28A〜28CによってページA、B、Cのいずれかを選択することにより、同一のショットスイッチに3通りのショットを登録することができ、総数30通りのショットを登録することができるようになっている。
【0021】
一方、記憶させたショットを再生する場合には、メモスイッチ24をオフにした状態で、再生したいショットが登録されているショットNOのショットスイッチを押す(ページA、B、Cも選択する)。これにより、そのショットNOのショット再生を指令する指令信号が雲台10に送信され、そのショットNOのショットデータが雲台10のメモリから読み出されて、カメラがショットデータのパン位置、チルト位置、ズーム位置及びフォーカス位置に再生される。
【0022】
ところで、上述のようにショットを再生する際の動作速度(ショットスピード)は、雲台コントローラ12に設けられたスビード調整つまみ32によって所望の速度に調整することができるようになっている。ショットスピードは、例えば、パン、チルト、ズーム、フォーカスのそれぞれが目標のショット位置に到達するまでの時間(ショット時間)を示すもので、パン、チルト、ズーム、フォーカスが、それぞれそのショット時間で同時に目標のショット位置に到達するように、パン、チルト、ズーム、フォーカスの各動作速度がスピード調整つまみ32の設定値に基づいて決定されるようになっている。尚、詳細は省略するが、ショットスピード(スピード調整つまみ32の設定値)は動作速度そのものを示す値としてもよい。
【0023】
また、雲台コントローラ12には、メモリ/つまみモード選択スイッチ34が設けられており、このモード選択スイッチ34をオン/オフすることによって、ショットスピードの決定方式を2つのモードのいずれかに設定することができるようになっている。例えば、モード選択スイッチ34がオフの場合、ショットスピードをショット記憶時のスピード調整つまみ32の設定値に基づいて事前に決定しメモリに記憶しておくメモリモードとなり、モード選択スイッチ34をオンにすると、ショットスピードをショット再生時のスピード調整つまみ32の設定値に基づいて決定するつまみモードとなる。尚、各モードでの処理動作についての詳細は後述する。
【0024】
次に上記雲台コントローラ12の構成を図3のブロック図に示す。同図に示すように、雲台コントローラ12には、CPU50が搭載されており、上記メモスイッチ24、ページスイッチ28、ショットスイッチ30、メモリ/つまみモード選択スイッチ34のそれぞれのオン/オフ状態を示す信号が、入力インターフェース54及びバスを介してCPU50に与えられるようになっている。また、上記ジョイスティック20、フォーカスつまみ22、ズームレバー23、スピード調整つまみ32の設定状態を示す信号(設定値)が、ポテンショメータ等によってアナログ信号として出力され、それらの信号はA/D変換器52によってデジタル信号に変換された後、入力インターフェース54及びバスを介してCPU50に与えられるようになっている。
【0025】
また、CPU50は、上記メモスイッチ24、ページスイッチ28、ショットスイッチ30、メモリ/つまみモード選択スイッチ34のオン/オフ状態に応じて、各スイッチに付設されている表示ランプ(24A、28A、30A、34A)に、点灯、消灯を制御する制御信号をバス及び出力インターフェース56を介して出力する。これにより、例えば、オン状態となっているスイッチが点灯し、オフ状態となっているスイッチが消灯する。
【0026】
また、CPU50は、上記ジョイスティック20、フォーカスつまみ22、ズームレバー23から与えられた信号に基づいてカメラのパン、チルト、ズーム、フォーカスを制御する制御信号をバス、出力インターフェース56及びD/A変換器58を介して雲台10(及びカメラ)におけるパン・チルト駆動部60、ズーム駆動部62及びフォーカス駆動部64に送信する。更に、メモスイッチ24やショットスイッチ30等の操作に基づいてショットを記憶する場合や再生する場合にはその旨を指示する指令信号をバス、出力インターフェース56及びD/A変換器58を介して上記パン・チルト駆動部60、ズーム駆動部62及びフォーカス駆動部64に送信する。ショットを再生する場合には、ショット時間を指定するショットスピードのデータも雲台10に送信する。これにより、雲台10及びカメラがCPU50から与えられた信号にしたがって動作する。
【0027】
また、雲台コントローラ12には、プログラムデータ等が格納されたROM66や、ショットスピードのデータ等を記憶するRAM68が搭載されており、CPU50とバスを介して接続されている。
【0028】
次に、プリセットショット機能におけるショットスピードの決定に関する処理について説明する。上述のようにショットを再生する際のショットスピードを決定するモードとしてメモリモードとつまみモードのいずれかをメモリ/つまみモード選択スイッチ34によって選択することができるようになっている。メモリ/つまみモード選択スイッチ34がオフの場合には、ショットの記憶時にメモリ(RAM68)に記憶されたスピード調整つまみ32の設定値に基づいてショットスピード(ショット時間)が決定される。一方、メモリ/つまみモード選択スイッチ34をオフにするとショット再生時におけるスピード調整つまみ32の設定値に基づいてショットスピード(ショット時間)が決定される。
【0029】
ここで、メモリモードかつまみモードかは、各ショットNOのショットごとに個別に設定する場合、又は、複数のショットNOのショットを1グループとしてグループ単位で設定する場合とが考えられ、後者の場合には更に、全てのページ(A、B、C)の全てのショットNOのショットに対していずれかのモードを一律に適用する場合、ページごとに設定する場合、各ページ内で各ショットNOのショットをいくつかのグループに分けて各グループごとに設定する場合などが考えられる。
【0030】
また、メモリモードかつまみモードかの設定時期に関しては、ショットを記憶させる際(前)に設定し、以後変更できない場合と、ショットを記憶させた後(特に、ショットを再生する際)に設定、変更できる場合とが考えられる。前者の場合であって、グループ単位でメモリモードかつまみモードかを設定する場合、グループ内の1つのショットNOのショットがいずれかのモードで記憶されると、そのグループ内の他のショットNOのショットもそのモードで記憶されることになる。後者の場合であって、グループ単位でメモリモードかつまみモードかを設定する場合であってもグループ内の1つのショットNOのショットをいずれかのモードに設定すれば、そのグループ内の他のショットNOのショットもそのモードに設定されるが、ショットを再生する際にメモリ/つまみモード選択スイッチ34でメモリモードかつまみモードかを設定すれば同一グループ内であっても異なるモードに設定することが可能である。また、後者の場合、ショットの記憶時において、初期状態としてモードを選択できるようにすることも可能であるが、その後にモードを変更する場合に、例えば、つまみモードからメモリモードに変更可能にするためには、ショット記憶時においてつまみモードが選択された場合であってもスピード調整つまみ32の設定値を取得し、記憶しておく必要がある。また、ショット記憶時においてモードを選択しない場合であっても同様の理由からショット記憶時にスピード調整つまみ32の設定を取得し、記憶しておく必要がある。ただし、つまみモードからメモリモードに切り替えられた際に記憶したショットスピードのデータがない場合にはそのときのスピード調整つまみ32の設定値を記憶し、ショットスピードのデータとすれば、必ずしもショットの記憶時にスピード調整つまみ32の設定値を記憶させておく必要はない。
【0031】
ショットスピードのデータを記憶する場合のCPU50の処理手順は、まず、ショット記憶時にメモスイッチ24がオンされ、所定のショットNOのショットスイッチがオンされたことを検出すると、CPU50は、そのことを雲台10の各制御部60、62、64に送信する。これによって各制御部60、62、64で、現在の位置がそのショットNOのショット位置として記憶される。また、CPU50は、スピード調整つまみ32の設定値を読み取り、その設定値をショットスピードのデータとしてショットNOに対応させてRAM68に記憶させる。尚、一旦設定されたモードをモードが切り替えられるまで維持しておくために、ショットスピードのデータだけでなくモードを識別する情報も記憶しておくと好適である。
【0032】
次に、ショット再生時のCPU50の処理手順について幾つかの態様を説明すると、まず、第1の実施の形態のフローチャートを図4に示す。第1の実施の形態は、ショット再生時にモードを設定又は変更できるようにした場合である。CPU50は、いずれかのショットNOのショットスイッチ30がオンされたことを検出すると、続いてメモリ/つまみモード選択スイッチ34の状態を読み込む(ステップS10)。そして、その状態がメモリモードか否かを判定する(ステップS12)。YESと判定した場合には、そのショットを記憶したときのショットスピードのデータ(スピード調整つまみ32の設定値)をRAM68から読み出し、そのデータに基づいてショット時間を決定する(ステップS14)。一方、NOと判定した場合には、現時点でのスピード調整つまみ32の設定値を読み込み、その設定値に基づいてショット時間を決定する(ステップS16)。そして、そのショット時間でショット再生を行うものとしてショット実行(ショット再生)の処理ルーチンを実行する(ステップS18)。
【0033】
次に、第2の実施の形態のフローチャートを図5に示す。第2の実施の形態は、ページ単位でモードを設定する場合であり、ショットの記憶時にモードを設定するようにした場合である。また、ページA、Bはメモリモード、ページCはつまみモードに設定されている場合を示している。CPU50は、いずれかのショットNOのショットスイッチ30がオンされたことを検出すると、続いてページスイッチ28のいずれがオンされているかを検出する(ステップS20)。そして、ページA又はBがオンされているか否かを判定する(ステップS22)。YESと判定した場合には、ショットを記憶したときのショットスピードのデータ(スピード調整つまみ32の設定値)をRAM68から読み出し、そのデータに基づいてショット時間を決定する(ステップS24)。一方、NOと判定した場合には、現時点でのスピード調整つまみ32の設定値を読み込み、その設定値に基づいてショット時間を決定する(ステップS26)。そして、そのショット時間でショット再生を行うものとしてショット実行(ショット再生)の処理ルーチンを実行する(ステップS28)。
【0034】
次に、第3の実施の形態のフローチャートを図6に示す。第3の実施の形態は、ショットごとにモードを設定する場合で、ショットの記憶時にモードを設定するようにした場合である。また、ショットNO1〜5はメモリモード、それ以外はつまみモードに設定されている場合を示している。CPU50は、ショットスイッチ30の状態を読み込み(ステップS30)、いずれかのショットスイッチ30がオンされたことを検出すると、続いてそのショットNOが1〜5か否かを判定する(ステップS32)。YESと判定した場合には、ショットを記憶したときのショットスピードのデータ(スピード調整つまみ32の設定値)をRAM68から読み出し、そのデータに基づいてショット時間を決定する(ステップS34)。一方、NOと判定した場合には、現時点でのスピード調整つまみ32の設定値を読み込み、その設定値に基づいてショット時間を決定する(ステップS36)。そして、そのショット時間でショット再生を行うものとしてショット実行(ショット再生)の処理ルーチンを実行する(ステップS38)。
【0035】
以上、上記実施の形態では、雲台システムに本発明を適用した場合について説明したが、雲台10を介してカメラを制御する場合でなく、操作ユニットをカメラ(レンズ)に直接接続しフォーカスやズーム等を制御するシステム等においても本発明を適用することができる。
【0036】
また、上記実施の形態では、ショットスピードとしてショット時間を設定する場合について説明したが、ショット時間に限らず動作速度を設定する場合であってもよい。
【0037】
また、上記実施の形態では、ショット位置のデータを雲台10側に記憶させ、ショットスピードのデータを操作ユニット側に記憶させるようにしたが、これらのデータは雲台10側と操作ユニット側のいずれに記憶させるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカメラ制御システムによれば、プリセットショット機能において、ショットの記憶時の調整によりショットスピードを決定する方式を採用したモードと、ショットの再生時の調整によりショットスピードを決定する方式を採用したモードとを容易に切り替えることができるため、例えば各方式を採用した操作ユニット等を個別に用いる必要がなく、利便性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されるリモコン雲台システムの一実施の形態を示した全体構成図である。
【図2】図2は、雲台コントローラの各種操作部材を示した平面図である。
【図3】図3は、雲台コントローラの構成を示したブロック図である。
【図4】図4は、ショット再生時のCPUの処理手順について第1の実施の形態を示したフローチャートである。
【図5】図5は、ショット再生時のCPUの処理手順について第2の実施の形態を示したフローチャートである。
【図6】図6は、ショット再生時のCPUの処理手順について第2の実施の形態を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…雲台、12…雲台コントローラ、20…ジョイスティック、22…フォーカスつまみ、23…ズームレバー、24…メモスイッチ、28…ページスイッチ、30…ショットスイッチ、32…スピード調整つまみ、34…メモリ/つまみモード選択スイッチ、50…CPU、68…RAM

Claims (3)

  1. カメラの撮影状態として予め所望のショットを記憶し、該記憶したショットを所定のショット再生指示操作によって再生するプリセットショット機能を備えたカメラ制御システムにおいて、
    記憶したショットを再生する際のショット再生動作が、所望の時間で完了するように、又は、所望の速度で行われるように、ショット再生動作の速度を決定するための設定値を調整するショットスピード調整手段と、
    所望のショットを記憶する際に、前記ショットスピード調整手段により設定された設定値を取得すると共に記憶するショットスピード記憶手段と、
    記憶したショットを再生する際のショット再生速度を、該ショットの記憶時において決定する第1のモードと、該ショットの再生時において決定する第2のモードとの選択が可能であり、該第1のモードと第2のモードのうち、いずれか所望のモードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段により、第1のモードが選択された場合には、再生しようとするショットの記憶時において前記ショットスピード記憶手段によって記憶された設定値に基づいて該ショットのショット再生速度を決定し、前記モード選択手段により、第2のモードが選択された場合には、ショットを再生時において前記ショットスピード調整手段により設定されている設定値を取得すると共に、該取得した設定値に基づいてショット再生速度を決定するショットスピード決定手段と、
    前記ショットスピード決定手段により決定されたショット再生速度によりショットの再生動作を制御するショット制御手段と、
    を備えたことを特徴とするカメラ制御システム。
  2. 前記ショットスピード記憶手段は、前記ショット再生速度が前記第1のモードと第2のモードのいずれにより決定されるかにかかわらず、ショットの記憶時において前記ショットスピード調整手段により設定された設定値を取得すると共に記憶し、
    前記ショットスピード決定手段は、ショットを記憶した後において前記第1のモードと第2のモードとを切り替えることができることを特徴とする請求項1のカメラ制御システム。
  3. 複数のショットを記憶することができる場合において、前記モード選択手段は、各ショットごとに、又は、所定のグループごとに所望のモードを選択することができることを特徴とする請求項1又は2のカメラ制御システム。
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