JP4071166B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、主通信装置と複数の副通信装置に対し、複数の通信回線がツリー状に接続され、主通信装置は使用可能な回線を選択したのちポーリングを行う通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の主通信装置と複数の副通信装置からなる通信システムでは、主通信装置から副通信装置へのポーリング信号は、夫々の副通信装置に対して個別に送信し、回線選択処理を個別に行っていた。また、ポーリング信号とデータ通信信号を切り替えて送受信していた。
【0003】
上述したようなシステムでは、制御監視のチェックに時間を要するものであり、この対策として、種々、提案されているところであるが、例えば、ネットワーク管理装置を頂点とする中継装置のツリー構造を生成し、ポーリング制御手段は端末に位置する中継装置に対して、まずポーリングを行い、端末に位置する中継装置から応答が合った場合は、その枝上の他の中継装置へのポーリングを省略するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−37782号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、主通信装置からのポーリング信号は、副通信装置へ個別に送信しているため、回線選択処理を個別に行う必要があり、回線選択処理に時間がかかるという課題があった。
また、主通信装置インタフェース部では、ポーリング信号とデータ通信信号を切替えて送受信していたため、ポーリング信号を送受信する場合はデータ通信信号を停止して送受信する必要があり、データ通信が停止してしまうという課題があった。
【0006】
さらに、特許文献1に開示されているシステムでは、ツリー状構成の末端まで回線が接続されている必要があるものであり、回線に接続されている端末がない場合は適用できないという課題があった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、所定の回線数と同数の副通信装置を使用してポーリング用回線の選択処理を行う際に、選択時間を短くするとともに、データ通信を中断することなく、ポーリング信号の送受信を行う通信装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、主通信装置と、当該主通信装置より下位の副通信装置と、当該副通信装置より下位の複数の副通信装置とを備え、前記主通信装置と当該主通信装置より下位の前記副通信装置とが、当該主通信装置より下位の全ての副通信装置数と同数の通信回線により直接接続され、前記主通信装置より下位の前記副通信装置と当該副通信装置より下位の前記複数の副通信装置とが、当該主通信装置より下位の全ての副通信装置数より少数の複数の通信回線により直接接続され、前記主通信装置と前記副通信装置間で、前記複数の通信回線を用いてデータ通信を行うと共に、前記主通信装置から、当該主通信装置と前記副通信装置間の状態を監視するためのポーリングを行う手段と、前記主通信装置から、前記複数の通信回線の中の所定の通信回線を介して前記副通信装置に対して行ったポーリングに対し、当該副通信装置から応答がない場合、複数の通信回線の中から応答がある通信回線を探索する手段と、前記副通信装置から応答があった通信回線を用いてポーリングを継続する手段とを備え、前記主通信装置は、前記ポーリングに対する複数の前記副通信装置からの応答に対し、応答する副通信装置と通信回線、および、応答しない副通信装置と通信回線を集計する手段と、当該集計する手段の集計結果に基づき、副通信装置へのポーリングを何れの通信回線から行うかを決定する手段とを備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の一形態について説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る通信装置について、図1および図2を参照して説明する。なお、図1はこの実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図であり、図2はこの通信装置のポーリングシーケンスを示す図である。
【0010】
この実施の形態1に係る通信装置は図1に示すように、主通信装置1と、副通信装置2,3,4と、主通信装置1と副通信装置2を接続する通信回線Aa,Ab,Acと、副通信装置2と副通信装置3を接続する通信回線Ad,Aeと、副通信装置2と副通信装置4を接続する通信回線Af,Agとを備えて構成される。なお、ここでは、主通信装置を1台、副通信装置を3台で構成されるものについて示しているが、これらの台数に限るものではない。
【0011】
主通信装置1は、主通信装置監視部11と、主通信装置データ通信部12と、主通信装置インタフェース部13a,13b,13cとを備え、主通信装置監視部11と主通信装置インタフェース部13a,13b,13cとはポーリング信号伝送回線Bで接続され、主通信装置データ通信部12と主通信装置インタフェース部13a,13b,13cとはデータ通信信号伝送回線Cで接続されている。
【0012】
副通信装置2は、副通信装置監視部21と、副通信装置データ通信部22と、副通信装置インタフェース部23a,23b,23cを備え、副通信装置監視部21と副通信装置インタフェース部23a,23b,23cとはポーリング信号伝送回線Dで接続され、副通信装置データ通信部22と副通信装置インタフェース部23a,23b,23cとはデータ通信信号伝送回線Eで接続されている。
【0013】
また、副通信装置3は、副通信装置監視部31と、副通信装置データ通信部32と、副通信装置インタフェース部33a,33bを備え、副通信装置監視部31と副通信装置インタフェース部33a,33bとはポーリング信号伝送回線Fで接続され、副通信装置データ通信部32と副通信装置インタフェース部33a,33bとはデータ通信信号伝送回線Gで接続されている。
【0014】
同様に、副通信装置4は、副通信装置監視部41と、副通信装置データ通信部42と、副通信装置インタフェース部43a,43bを備え、副通信装置監視部41と副通信装置インタフェース部43a,43bとはポーリング信号伝送回線Hで接続され、副通信装置データ通信部42と副通信装置インタフェース部43a,43bとはデータ通信信号伝送回線Iで接続されている。
【0015】
主通信装置1の主通信装置監視部11は、副通信装置2,3,4の状態をポーリングにより監視する。また、主通信装置データ通信部12は、副通信装置データ通信部22,32,42との間でデータ通信を行う。
【0016】
主通信装置インタフェース部13a,13b,13cは、主通信装置監視部11からのポーリング信号と主通信装置データ通信部12からのデータ信号を多重して副通信装置2,3,4へ送信し、また、副通信装置2,3,4からの信号をポーリング信号とデータ信号に分離し、ポーリング信号は主通信装置監視部11へ、また、データ信号は主通信装置データ通信部12へ送信する。
【0017】
副通信装置2,3,4の副通信装置監視部21,31,41は、主通信装置監視部11からのポーリングに対し、ポーリング応答を送信する。また、副通信装置データ通信部22,32,42は、主通信装置データ通信部12との間でデータ通信を行う。
【0018】
副通信装置2の副通信装置インタフェース部23a,23b,23cは主通信装置1からの信号をポーリング信号とデータ信号とに分離し、ポーリング信号を副通信装置監視部21へ、またデータ信号を副通信装置データ通信部22へ送信する。また、副通信装置監視部21からのポーリング信号と副通信装置データ通信部22からのデータ信号を多重して主通信装置1、副通信装置3,4に送信し、主通信装置1と副通信装置間3,4のポーリング信号およびデータ信号を中継する。
【0019】
副通信装置3の副通信装置インタフェース部33a,33bは副通信装置2からの信号をポーリング信号とデータ信号とに分離し、ポーリング信号を副通信装置監視部31へ、またデータ信号を副通信装置データ通信部32へ送信する。また、副通信装置監視部31からのポーリング信号と副通信装置データ通信部32からのデータ信号を多重して副通信装置2へ送信する。
【0020】
副通信装置4の副通信装置インタフェース部43a,43bは副通信装置2からの信号をポーリング信号とデータ信号とに分離し、ポーリング信号を副通信装置監視部41へ、またデータ信号を副通信装置データ通信部42へ送信する。また、副通信装置監視部41からのポーリング信号と副通信装置データ通信部42からのデータ信号を多重して副通信装置2へ送信する。
【0021】
次に動作について説明する。
主通信装置1からのポーリング信号は、主通信装置監視部11にて生成される。この主通信装置監視部11にて生成されたポーリング信号は、ポーリング信号伝送回線Bを経由し、主通信装置インタフェース部13aに入力される。また、主通信装置1からのデータ信号は、主通信装置データ通信部12にて生成される。
【0022】
主通信装置1の主通信装置データ通信部12で生成されたデータ信号は、データ通信信号回線Cを経由し、主通信装置インタフェース部13aに入力される。主通信装置インタフェース部13aでは、主通信装置監視部11で生成されたポーリング信号と、主通信装置データ通信部12で生成されたデータ通信信号とを多重して、副通信装置2へ送信する。
【0023】
副通信装置2の副通信装置インタフェース部23a,23b,23cでは、主通信装置1からの信号に対し、ポーリング信号の場合はポーリング信号伝送回線Dを経由して副通信装置監視部21へ転送し、また、データ通信信号の場合はデータ通信信号回線Eを経由し、副通信装置データ通信部22へ転送する。
【0024】
ポーリング応答信号は、副通信装置監視部21にて生成され、ポーリング信号伝送回線Dを経由し、副通信装置インタフェース部23a,23b,23cに入力される。
データ通信信号は、副通信装置データ通信部22にて生成され、データ通信信号回線Eを経由し、副通信装置インタフェース部23a,23b,23cへ入力される。
【0025】
副通信装置インタフェース部23a,23b,23cでは、ポーリング応答信号とデータ通信信号を多重するとともに、他の副通信装置からのポーリング応答信号またはデータ通信信号とを切り替える選択をして、主通信装置1へ送信する。切り替え選択はポーリング応答信号とデータ通信信号の夫々に選択可能である。
【0026】
主通信装置1では、副通信装置2,3,4からのポーリング応答信号、および、データ通信信号を、主通信装置インタフェース部13a,13b,13cへ入力する。また、主通信装置インタフェース部13a,13b,13cでは、ポーリング応答信号の場合は、ポーリング信号伝送回線Bを経由し主通信装置監視部11へ、また、データ通信信号の場合は、データ信号伝送回線Cを経由し主通信装置データ通信部12へ転送する。
【0027】
次に、ポーリング応答がない場合のポーリング用の回線選択動作について説明する。
図2に示すように、主通信装置1から副通信装置2、副通信装置3、副通信装置4に対し通信回線Acを使って、同報でポーリングを行っていたとする。副通信装置3には通信回線Acを介して通信回線Aeで、副通信装置4には通信回線Acを介して通信回線Agで伝達される((1)の場合)。
【0028】
しかしここで通信回線Acが回線断となった場合、副通信装置2、副通信装置3、副通信装置4ともポーリング応答が受信できなくなる((2)の場合)とすると、主通信装置監視部11では、(3)のように通信回線Aa,Ab単位で同報にて、複数の副通信装置、複数の回線に対し、ポーリング信号を送信すると共に、そのポーリング信号に対する応答を集計し、副通信装置2、副通信装置3、副通信装置4に対するポーリング用回線の選択処理を行う。
【0029】
即ち、(3)の場合、主通信装置1から通信回線Aaを介して副通信装置2と接続し、さらに通信回線Adを介して副通信装置3に接続される。また、主通信装置1から通信回線Abを介して副通信装置2と接続し、さらに通信回線Afを介して副通信装置4に接続される。従って通信回線Acが切断しても通信回線Aa,Abを介して、夫々の副通信装置に対し、同時に同報にてポーリング信号を送信すると共に、そのポーリング信号に対する応答を集計する((4)の場合)。
【0030】
以上のように、この発明に係る通信装置は、ポーリング信号およびデータ通信信号の送受信を行うときに、ポーリング信号の複数の副通信装置への同報を行うことにより、複数の副通信装置への回線選択処理を同時に実施する共に、
主通信装置、副通信装置のインタフェース部の構成を変更することによって、ポーリング信号とデータ通信信号を多重、分離し、ポーリング用回線の切り替えを行うことなくポーリング信号の送受信を行うことを可能とするものである。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、所定の回線数と同数の副通信装置を使用してポーリング用回線の選択処理を行う際に、選択時間を短くするとともに、データ通信を中断することなく、ポーリング信号の送受信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る通信装置のポーリングシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 主通信装置、2,3,4 副通信装置、11 主通信装置監視部、12 主通信装置データ通信部、13a,13b,13c 主通信装置インタフェース部、21,31,41 副通信装置監視部、22,32,42 副通信装置データ通信部、23a,23b,23c,33a,33b,43a,43b 副通信装置インタフェース部、Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af,Ag 通信回線、B,D,F,H ポーリング信号伝送回線、C,E,G,I データ通信信号伝送回線。
Claims (3)
- 主通信装置と、当該主通信装置より下位の副通信装置と、当該副通信装置より下位の複数の副通信装置とを備え、
前記主通信装置と当該主通信装置より下位の前記副通信装置とが、当該主通信装置より下位の全ての副通信装置数と同数の通信回線により直接接続され、
前記主通信装置より下位の前記副通信装置と当該副通信装置より下位の前記複数の副通信装置とが、当該主通信装置より下位の全ての副通信装置数より少数の複数の通信回線により直接接続され、
前記主通信装置と前記副通信装置間で、前記複数の通信回線を用いてデータ通信を行うと共に、前記主通信装置から、当該主通信装置と前記副通信装置間の状態を監視するためのポーリングを行う手段と、
前記主通信装置から、前記複数の通信回線の中の所定の通信回線を介して前記副通信装置に対して行ったポーリングに対し、当該副通信装置から応答がない場合、複数の通信回線の中から応答がある通信回線を探索する手段と、
前記副通信装置から応答があった通信回線を用いてポーリングを継続する手段とを備え、
前記主通信装置は、前記ポーリングに対する複数の前記副通信装置からの応答に対し、応答する副通信装置と通信回線、および、応答しない副通信装置と通信回線を集計する手段と、当該集計する手段の集計結果に基づき、副通信装置へのポーリングを何れの通信回線から行うかを決定する手段とを備えること
を特徴とする通信装置。 - ポーリングを行う通信回線はデータ通信回線と共用であって、データ通信とポーリングとを同時に行う手段を備えること
を特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 主通信装置から複数の副通信装置へのポーリングを、同報で一斉に行う手段を備えること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003178435A JP4071166B2 (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003178435A JP4071166B2 (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005020084A JP2005020084A (ja) | 2005-01-20 |
| JP4071166B2 true JP4071166B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003178435A Expired - Fee Related JP4071166B2 (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4071166B2 (ja) |
-
2003
- 2003-06-23 JP JP2003178435A patent/JP4071166B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2005020084A (ja) | 2005-01-20 |
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