以下に、本発明における一実施の形態について、図1〜図13を参照にして詳細に説明する。本発明は、例えば、TV、PC(Personal computer)、PIC(personal intelligent communicator)、電子カメラ、ゲーム機器、カーナビゲーション等ディスプレイ画面を有する任意の電子機器に適用できるが、以下では、好適な実施の形態として、折り畳み可能な携帯電話機1について説明する。尚、以下では折り畳み可能な携帯電話機が示されているが、この形態に限定されるものではなく、例えば、ストレート式の携帯電話機の場合でも良い。
先ず、図1は本発明の一実施の形態である携帯電話機の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図であり、図2は同携帯電話機の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。尚、図1の概観図では、カメラ機能を有する形態が示されているが、特に、カメラ機能を有無に限定する必要はなく、図2では、カメラ部の説明を省略する。また、図3は同携帯電話機のデュアルビューモード画面用のデータの合成方法を説明するイメージ図であり、図4は同携帯電話機のデュアルビューモード画面の仕組みを説明するイメージ図である。
図1(A)及び(B)に示す如く、例えば、スピーカ2は携帯電話機1の蓋部内側の上方中央に、マイク3は本体部内側の下方中央にそれぞれ配置されている。また、キー操作部15は、撮影を行うためのセンターキー151、カメラ機能を起動させるカメラキー152、電源投入するための電源キー153、メール機能を起動させるメールキー154、十字キー155、数字入力及び文字入力を行うテンキー156等から構成されている。
そして、表示部14は、スピーカ2が配置されている蓋部内側に四角形状で配置されており、第2表示部4は四角い形状で蓋部外側の中央付近に配置されている。更に、撮像部5は、蓋部外側のヒンジ近くの中央付近に配置され、閉じた状態でも第2表示部4で被写体を確認しながら撮影ができる。また、背面キー6は第2表示部4の下方に配され、閉じた状態でシャッターキーとして使用され、使用者が自らを撮影するのに適している。一方、開いた状態で撮影する場合は、表示部14あるいは第2表示部4で被写体を確認しながら、キー操作部15のセンターキー151を押下することで撮影することができる。
図2に示す如く、本実施の形態の携帯電話機1は、主に、制御部11、メモリ12、表示ドライバ部13、表示部14、キー操作部15、バックライト16、アンテナ17、無線部18、通信制御部19を備えている。尚、上述したように、本実施の形態では、カメラ機能を構成する撮像部、画像処理部及びそれに伴う画像圧縮処理部、画像伸張処理部等の説明は省略する。
制御部11は、携帯電話機1を構成する各部位の動作を制御し、例えば、メモリ12、表示ドライバ部13、バックライト16、通信制御部19等を制御する。
メモリ12は、読み出し及び書き込み可能なRAM(Randam Access Memory)であり、例えば、ワークメモリ及び不揮発メモリから構成される。メモリ12では、例えば、電話帳ファイル、スケジュールファイル、電子メールファイル等が保存されている。そして、電話帳ファイルでは、電話帳検索機能における氏名、電話番号、メールアドレス等の個人情報データが保存されている。スケジュールファイルでは、予定、相手先氏名等のスケジュール情報データが保存されている。電子メールファイルでは、受信メールデータ、送信メールデータ等が保存されている。また、メモリ12は、アンテナ17等を介して受信した各種受信データ、例えば、画像データ、音楽データ、文字データ等も保存する。一方、図2には示していないが、携帯電話機1には、読み出し専用であるROM(Read Only Memory)から成るメモリもあり、出荷時に、予め、設定されている画像データ、音楽データも保存されている。
制御部11は、表示ドライバ部13に制御信号を送信するとともに、メモリ12に記憶されている文字データ、画像データを、表示ドライバ部13に送る。
表示ドライバ部13は、表示部14に表示しようとする文字データ、画像データに従って、表示部14の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。表示部14は、液晶ディスプレイおよびEL(Electro Luminescense)ディスプレイなどで実現され、表示ドライバ部13を介して送られてくる画像データに基づく画像を表示する。
キー操作部15は、上述したように、数字および文字を入力するためのテンキー156などから構成される。
バックライト16は、発光素子である発光ダイオードなどから構成され、表示部14を背面より照明する。バックライト16の点灯、消灯の制御および輝度調整などの制御は、制御部11によって行われる。尚、バックライト16は、使用者によって消灯するための所定の操作が行われるまで点灯する構成としてもよいし、点灯してから所定時間が経過すると消灯する構成としてもよい。
アンテナ17は、無線電波を介して基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを送受信する。無線部18は、所定の通信プロトコルに基づいて、受信時は、基地局からアンテナ17を介して受信したデータを復調し、送信時は、通信制御部19から送られてくる文字データおよび画像データなどを変調して増幅し、アンテナ17を介して基地局に送信する。通信制御部19は、受信データの中で無線部18が復調した画像データを、画像切換制御部、画像圧縮部を介してメモリ12に記憶させる。また、通信制御部19は、受信データの中で文字データ等を制御部11の指示に基づき、メモリ12へと送る。
本実施の形態での制御部11内の映像データ合成手段では、表示部14に対し、少なくとも2方向からそれぞれ表示される映像データを合成し、合成映像データを生成する。図3(A)から(C)に示すように、本実施の形態の一実施例としては、例えば、映像データ合成手段では、メモリ12から図3(A)に示す一方向からの映像データを読み出す。一方、映像データ合成手段では、デュアルビューモードの起動を認識すると、図3(B)に示す他方向からの映像データも読み出す。そして、映像データ合成手段では、図3(C)に示すように、一方向及び他方向からの映像データに対し、横方向、つまり、列方向において1/2間引きを行う。例えば、一方向及び他方向からの映像データの両データは、2列目、4列目、6列目と、偶数列の映像データを消去し、1列目、3列目、5列目と、奇数列の映像データを残す。
その後、映像データ合成手段では、1/2間引きした一方向及び他方向の映像データを交互に組み込んで配置させる。例えば、一方向の映像データの1列目の隣に他方向の映像データの1列目を配置し、その隣には、一方向の映像データの3列目を配置させる。この映像データ合成手段の処理により、デュアルビューモード用の合成映像データが生成される。
尚、本実施の形態では、一度、一方向及び他方向の映像データを読み出した後、映像データの1/2間引きを行っているが、特に、この場合に限定する必要はない。例えば、メモリ12から一方向及び他方向の映像データを読み出す際に、映像データの1/2間引きを行っても良い。この場合には、合成処理に用いられるメモリ領域が、本実施の形態として上述した場合の半分で足りるという効果を有する。その他、合成映像データは、種々な合成方法により生成された場合でも良い。また、本実施の形態では、映像データとは静止画像データ、動画データ、文字データを含むものとする。
また、本実施の形態での制御部11内の表示画像制御手段では、デュアルビューモードの起動を認識すると、表示部14表面に、例えば、表示部14に対し左右方向へのスリット20、あるいは、上下方向へのスリット20を施す。例えば、図4に示すように、使用者が、A地点から表示部14を覗いた場合には、スリット20により、一方向からの映像21のみを見ることができる。つまり、表示部14には、一方向からの映像21と他方向からの映像22とが、交互に表示されているが、スリット20により、A地点から覗いた使用者には、一方向からの映像21が連続して見ることができる。一方、B地点から覗いた使用者には、同様に、スリット20により、他方向からの映像22が連続して見ることができる。
尚、本実施の形態では、表示画像制御手段はオン動作及びオフ動作が切り換えられるが、表示画像制御手段はオン動作状態のままであっても良い。
また、本実施の形態での制御部11内のビューモード切換手段では、表示部14に対し、2画面を同時に表示するデュアルビューモードと、1画面を表示するシングルビューモードを切り換える。具体的には、使用者のキー操作部15の操作信号に従い、表示画像制御手段及び映像データ合成手段に対し、オン動作の信号、あるいは、オフ動作の信号を送る。そのことで、表示部14は、所望のタイミングでデュアルビューモード、あるいは、シングルビューモードに切り換えられる。
次に、図5から図7は、本発明の携帯電話機の電子メールデータ閲覧画面におけるデュアルビューモードを用いた表示方法を説明するためのフローチャートである。尚、以下では、電子メールモードの受信メールに関して説明するが、送信メールに関しても同様である。
図5に示す如く、本実施の形態では、使用者が、携帯電話機1の受信メール一覧画面を用いて所望の受信メールを選択し、表示部に表示させる場合には、使用者はキー操作部15を操作し、メールモードの起動を指示する。制御部11は、メモリ12、表示ドライバ部13を制御し、メールモードを起動させる(ステップS1)。このとき、本実施の形態では、メールモード起動時には、表示部14はシングルビューモードの状態で起動される(ステップS2)。そして、制御部11は、受信メール一覧データを取得し、表示部14に受信メール一覧表示画面を表示させる(ステップS3)。
使用者はキー操作部15を操作し、デュアルビューモードの起動を指示する(ステップS4のYES)。制御部11の映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、使用者が受信メール一覧画面で選択した受信メールの詳細データを取得する(ステップS5)。そして、映像データ合成手段では、受信メール一覧データと選択受信メールデータとからデュアルビューデータを生成する(ステップS6)。一方、制御部11内の表示画像制御手段では、表示部14に対し、スリット機能を起動させる(ステップS7)。そして、制御部11は、表示ドライバ部13を制御し、表示部14にデュアルビューデータを表示させる(ステップS8)。
使用者は、表示部14に対し、一方向からの表示画面である受信メール一覧表示画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS9のNO)、十字キー155の上下キーを押下すると(ステップS10のYES)、ステップS5へと戻り、受信メール一覧データと新たな選択受信メール一覧データとからデュアルビューデータが生成され、表示部14に表示される。
一方、使用者が、十字キー155の上下キーを押下せず(ステップS10のNO)、センターキー151を押下せず(ステップS11のNO)、デュアルビューモードの終了を指示する(ステップS12)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS13)、表示部14に受信メール一覧表示画面を表示させる(ステップS14)。ここで、ステップS4において、使用者は、デュアルビューモードの起動を指示しない場合には(ステップS4のNO)、ステップS14へと進み、シングルビューモードの状態で、受信メールを閲覧できる。その後、使用者が、メールモードの終了を指示すると、制御部11は、メールモードを終了させる(ステップS15)。
尚、ステップS9で、使用者が、戻るキーを押下した場合には(ステップS9のYES)、ステップS2へと戻り、制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させる。
ステップS11において、使用者が、センターキー151を押下した場合には、表示部14に、以下に説明する画面が表示される。以下のフローチャートは、図6を参照として説明する。
図6に示すように、使用者が、デュアルビュー表示画面に従い、センターキー151を押下すると、制御部11の映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、選択受信メールの本文データを取得する(ステップS21)。そして、映像データ合成手段では、選択受信メールデータと選択受信メールの本文データとからデュアルビューデータを生成する(ステップS22)。一方、制御部11内の表示画像制御手段では、表示部14に対し、スリット機能を起動させる(ステップS23)。そして、制御部11は、表示ドライバ部13を制御し、表示部14にデュアルビューデータを表示させる(ステップS24)。
使用者は、表示部14に対し、一方向、あるいは、他方向からの表示画面である選択受信メール画面、あるいは、その本文画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS25のNO)、十字キー155の上下キーを押下する(ステップS26のYES)。制御部11はメモリ12を制御し、選択受信メールに画像データが添付されているか、否かを判断する。そして、制御部11が、画像データが添付されていると判断した場合には(ステップS27のYES)、制御部11の映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、選択受信メールの添付画像データを取得する(ステップS28)。そして、映像データ合成手段では、選択受信メールデータと添付画像データとからデュアルビューデータを生成する(ステップS29)。一方、制御部11内の表示画像制御手段では、表示部14に対し、スリット機能を起動させる(ステップS30)。そして、制御部11は、表示ドライバ部13を制御し、表示部14にデュアルビューデータを表示させる(ステップS31)。
尚、ステップS25で、使用者が、戻るキーを押下した場合には(ステップS25のYES)、図5に示すフローチャートのステップS8へと戻る。そして、その後の説明は、上述した通りであるので、その説明を参照とし、ここでは説明を割愛する。
使用者は、表示部14に対し、一方向、あるいは、他方向からの表示画面である選択受信メール画面、あるいは、添付画像画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS32のNO)、センターキー151を押下する(ステップS33のYES)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS34)、表示部14に添付画像画面を表示させる(ステップS35)。そして、使用者が、シングルビューモードの添付画像画面に従い、戻るキーを押下すると(ステップS36のYES)、再び、デュアルビューモードが起動し、選択受信メール画面と添付画像画面とのデュアルビュー画面が表示される。また、ステップS33で、使用者がセンターキー151を押下しない場合には(ステップS33のNO)、選択受信メール画面と添付画像画面とのデュアルビュー画面が表示された状態のままである。一方、使用者が、シングルビューモードの添付画像画面に従い、戻るキーを押下しない場合には(ステップS36のNO)、シングルビューモードの添付画像画面が表示された状態のままである。
また、ステップS27で、制御部11が、選択受信メールに画像データが添付されてないと判断した場合には(ステップS27のNO)、表示部14には、選択受信メール画面と本文画面とのデュアルビュー画面が表示された状態のままである(ステップS24)。また、ステップS32で、使用者が、戻るキーを押下した場合には(ステップS32のYES)、表示部14には、選択受信メール画面と本文画面とのデュアルビュー画面が表示される(ステップ24)。
使用者が、十字キー155の上下キーを押下せず(ステップS26のNO)、センターキー151を押下せず(ステップS37のNO)、デュアルビューモードの終了を指示する(ステップS38)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS39)、表示部14に選択受信メール画面を表示させる(ステップS40)。その後、使用者が、メールモードの終了を指示すると、制御部11は、メールモードを終了させる(ステップS41)。
ステップS37において、使用者が、センターキー151を押下した場合には、表示部14に、以下に説明する画面が表示される。以下のフローチャートは、図7を参照として説明する。
図7に示す如く、使用者が、デュアルビュー表示画面に従い、センターキー151を押下すると、制御部11の映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、選択受信メールの本文データが2頁以上あるか、否かを判断する。映像データ合成手段が、本文データが2頁以上あると判断した場合には(ステップS51のYES)、映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、選択受信メールの本文データを取得する(ステップS52)。そして、映像データ合成手段では、2頁の本文データからデュアルビューデータを生成する(ステップS53)。一方、制御部11内の表示画像制御手段では、表示部14に対し、スリット機能を起動させる(ステップS54)。そして、制御部11は、表示ドライバ部13を制御し、表示部14にデュアルビューデータを表示させる(ステップS55)。
使用者は、表示部14に対し、一方向、あるいは、他方向からの表示画面である本文画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS56のNO)、センターキー151を押下する(ステップS57のYES)。制御部11はメモリ12を制御し、選択受信メールに画像データが添付されているか、否かを判断する。そして、制御部11が、画像データが添付されていると判断した場合には(ステップS58のYES)、制御部11の映像データ合成手段では、メモリ12を制御し、選択受信メールの添付画像データを取得する(ステップS59)。そして、映像データ合成手段では、選択受信メールデータと添付画像データとからデュアルビューデータを生成する(ステップS60)。一方、制御部11内の表示画像制御手段では、表示部14に対し、スリット機能を起動させる(ステップS61)。そして、制御部11は、表示ドライバ部13を制御し、表示部14にデュアルビューデータを表示させる(ステップS62)。尚、ステップS56で、使用者が、戻るキーを押下した場合には(ステップS56のYES)、図6に示すフローチャートのステップS24と戻る。
使用者は、表示部14に対し、一方向、あるいは、他方向からの表示画面である選択受信メール画面、あるいは、添付画像画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS63のNO)、センターキー151を押下する(ステップS64のYES)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS65)、表示部14に添付画像画面を表示させる(ステップS66)。そして、使用者が、シングルビューモードの添付画像画面に従い、戻るキーを押下すると(ステップS67のYES)、再び、デュアルビューモードが起動し、選択受信メール画面と添付画像画面とのデュアルビュー画面が表示される。
ステップS58で、制御部11の映像データ合成手段が、選択受信メールに画像データが添付されていないと判断した場合には、表示部14には、2頁の本文画面のデュアルビュー画面が表示された状態のままである。また、ステップS63で、使用者が戻るキーを押下した場合には(ステップS63のYES)、表示部14には、2頁の本文画面のデュアルビュー画面が表示される(ステップS55)。また、ステップS64で、使用者がセンターキー151を押下しない場合には(ステップS64のNO)、選択受信メール画面と添付画像画面とのデュアルビュー画面が表示された状態のままである。一方、使用者が、シングルビューモードの添付画像画面に従い、戻るキーを押下しない場合には(ステップS67のNO)、シングルビューモードの添付画像画面が表示された状態のままである。
使用者が、使用者は、表示部14に対し、一方向、あるいは、他方向からの表示画面である本文画面に従い、戻るキーを押下せず(ステップS56のNO)、センターキー151を押下せず(ステップS57のNO)、デュアルビューモードの終了を指示する(ステップS68のYES)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS69)、表示部14に選択受信メールの本文画面を表示させる(ステップS70)。その後、使用者が、メールモードの終了を指示すると、制御部11は、メールモードを終了させる(ステップS71)。尚、ステップS68で、使用者が、デュアルビューモードの終了を指示しない場合には(ステップS68のYES)、表示部14には、2頁の本文画面のデュアルビュー画面が表示された状態のままである。
ステップS51で、制御部11の映像データ合成手段が、本文データが2頁以上ないと判断し(ステップS51のNO)、選択受信メールに画像データが添付されていると判断する(ステップS72のYES)。この場合には、ステップS59へと進む。
制御部11の映像データ合成手段が、本文データが2頁以上ないと判断し(ステップS51のNO)、選択受信メールに画像データが添付されていないと判断し(ステップS72のNO)、一方、使用者が、センターキー151を押下する(ステップS73のYES)。制御部11は、デュアルビューモードを終了させ、シングルビューモードを起動させ(ステップS74)、表示部14に本文画面を表示させる(ステップS75)。そして、使用者が、シングルビューモードの本文画面に従い、戻るキーを押下すると(ステップS76のYES)、図6に示すフローチャートのステップS24と戻る。また、使用者が、戻るキーを押下しない場合には(ステップS76のNO)、シングルビューモードの本文画面が表示された状態のままである。
制御部11の映像データ合成手段が、本文データが2頁以上ないと判断し(ステップS51のNO)、選択受信メールに画像データが添付されていないと判断し(ステップS72のNO)、一方、使用者が、センターキー151を押下せず(ステップS73のNO)、更に、戻るキーを押下しない(ステップS77のNO)。図6に示すフローチャートのステップS24と戻る。一方、使用者が、戻るキーを押下すると(ステップS77のYES)、図5に示すフローチャートのステップS8へと戻る。
次に、図8から図13は、本発明の携帯電話機の電子メールデータ閲覧画面におけるデュアルビューモードを用いた表示方法を説明するための説明図である。尚、以下では、電子メールモードの受信メールに関して説明するが、送信メールに関しても同様である。
図8(A)から(C)は、図5に示すフローチャートのステップS5からステップS9に対応する説明図である。図示したように、点線の枠内には2つの画面が表示され、紙面に対して左側の画面が受信メール一覧画面であり、右側の画面が選択受信メールの詳細画面である。そして、図では、2つの画面を示しているが、実際には、使用者の視角により、使用者は、表示部14にどちらか一方の画面を見ることができる。そして、使用者が、十字キー155の上下キーを押下し、受信メール一覧で受信メールを選択するごとに、選択された受信メールによるデュアルビュー画面が表示される。
つまり、本実施の形態では、携帯電話機1の表示部14を傾けることで、あるいは、表示部14に対して、使用者の視角を変えることで、受信メール一覧画面と選択受信メールの詳細画面とを容易に切り換えて見ることができる。そのことで、使用者は、煩雑な操作を繰り返すことなく、受信メール一覧画面から所望の選択受信メールを検索し、見ることができる。
また、本実施の形態では、選択受信メールの詳細画面では、戻るアイコンが表示されていない。例えば、受信メール一覧画面では、戻るアイコンが表示され、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下すると、シングルビューモードが起動し、受信メール一覧画面が表示される。そして、同様に、使用者が、選択受信メールの詳細画面を見ている場合に、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下すると、シングルビューモードが起動し、受信メール一覧画面が表示される。そのため、本実施の形態では、使用者は、選択受信メールの詳細画面を見ている状態で、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下しないように、選択受信メールの詳細画面に戻るアイコンを表示しない。その結果、使用者は、デュアルビューモードが起動した状態で所望の受信メールを連続して検索することができ、誤操作によるシングルビューモードへの切り換えを防止できる。
尚、本実施の形態では、使用者が、受信メール一覧画面、あるいは、選択受信メールの詳細画面のどちらかの画面を見ている状態で、十字キー155の上下キーを押下した場合においても、個々の受信メールが選択される。そして、受信メール一覧画面と選択受信メールの詳細画面とのデュアルビュー画面が表示される。つまり、使用者は、どちらの画面を見ている状態で、上下キーを押下しても、同一の動作が行われる。
図9(A)は、図8(A)の画面で、使用者が、センターキー151を押下した場合に表示されるデュアルビュー画面である。そして、図9(A)から(C)は、図6に示すフローチャートのステップS24からステップS36に対応する説明図である。図9(A)に示すデュアルビュー画面では、選択受信メールの詳細画面と該選択受信メールの本文画面とを見ることができる。使用者は、図9(A)のデュアルビュー画面を見ながら、十字キー155の下キーを押下すると、図9(B)に示す、選択受信メールの詳細画面と添付画像画面とによるデュアルビュー画面が表示される。更に、使用者が、図9(B)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図9(C)に示す、シングルビューモードによる添付画像画面が表示される。
本実施の形態では、図9(B)に示すデュアルビュー画面において、使用者が、センターキー151を押下すると、デュアルビューモードからシングルビューモードへと切り換わり、繊細な画像画面を表示することができる。つまり、本実施の形態では、添付画像データのように、画像の解像度を高くした状態で鑑賞したい場合には、容易にシングルビューモードへと切り換えることができる。
また、図9(B)に示すように、デュアルビュー画面の選択受信メールの詳細画面では、決定アイコンがセンターキー151に対応し、添付画像画面では、繊細アイコンがセンターキー151に対応している。本実施の形態では、どちらの画面を見ている状態でセンターキー151を押下しても、シングルビューモードが起動し、添付画像画面が表示される。つまり、本実施も形態では、それぞれの画面に従い操作した場合でも、同じシングルビューモードの添付画像画面が表示されるので、使用者の誤操作を防ぎ、操作性を向上させることができる。
尚、本実施の形態では、図8(A)と図9(A)との間、あるいは、図9(B)と(C)との間の表示画面を移行させる際に、十字キー155の左キーを押下する場合でも、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下する場合でも同じ操作となる。
図10(A)は、図9(A)の画面で、使用者が、センターキーを押下した場合に表示されるデュアルビュー画面である。そして、図10(A)から(C)は、図7に示すフローチャートのステップS51からステップS67に対応する説明図である。図10(A)に示すデュアルビュー画面では、2頁にわたり書かれた本文画面を見ることができる。使用者は、図10(A)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図10(B)に示す、選択受信メールの詳細画面と添付画像画面とによるデュアルビュー画面が表示される。更に、使用者が、図10(B)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図10(C)に示す、シングルビューモードによる添付画像画面が表示される。
つまり、本実施の形態では、従来であれば、スクロール等を行いながら読んでいた画面を表示部に対する視角を変えるだけで、両頁を読むことができる。そのことで、使用者は、余計な操作を行うことなく、1画面で2画面分の情報を得ることができ、使用者の利便性を向上させることができる。
尚、本実施の形態では、図9の場合と同様に、デュアルビュー画面のどちらの画面を見ている状態でセンターキー151を押下しても、同じ画面が表示される。また、十字キー155の左キーを押下する場合でも、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下する場合でも同じ操作となる。
図11(A)は、図8(B)の画面で、使用者が、センターキー151を押下した場合に表示されるデュアルビュー画面である。そして、図11(A)から(C)は、図6及び図7に示すフローチャートのステップS27からステップS36、ステップS51、S72、S73、S77に対応する説明図である。図11(A)に示すデュアルビュー画面では、選択受信メールの詳細画面と該選択受信メールの本文画面とを見ることができる。使用者は、図11(A)のデュアルビュー画面を見ながら、十字キー155の下キーを押下すると、図11(B)に示す、選択受信メールの詳細画面と添付画像画面とによるデュアルビュー画面が表示される。更に、使用者が、図11(B)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図11(C)に示す、シングルビューモードによる添付画像画面が表示される。
尚、本実施の形態では、図9の場合と同様に、デュアルビュー画面のどちらの画面を見ている状態でセンターキー151を押下しても、同じ画面が表示される。また、十字キー155の左キーを押下する場合でも、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下する場合でも同じ操作となる。
図12(A)は、図11(A)の画面で、使用者が、センターキー151を押下した場合に表示されるデュアルビュー画面である。そして、図12(A)及び(B)は、図7に示すフローチャートのステップS62からステップS67に対応する説明図である。図12(A)に示すデュアルビュー画面では、選択受信メールの本文画面と添付画像画面とを見ることができる。使用者は、図12(A)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図12(B)に示す、シングルビューモードによる添付画像画面が表示される。
尚、本実施の形態では、図9の場合と同様に、デュアルビュー画面のどちらの画面を見ている状態でセンターキー151を押下しても、同じ画面が表示される。また、十字キー155の左キーを押下する場合でも、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下する場合でも同じ操作となる。
図13(A)は、図8(C)の画面で、使用者が、センターキー151を押下した場合に表示されるデュアルビュー画面である。そして、図13(A)及び(B)は、図7に示すフローチャートのステップS73からステップS76に対応する説明図である。図13(A)に示すデュアルビュー画面では、選択受信メールの詳細画面と該選択受信メールの本文画面とを見ることができる。使用者は、図13(A)のデュアルビュー画面を見ながら、センターキー151を押下すると、図13(B)に示す、シングルビューモードによる本文画面が表示される。
尚、本実施の形態では、図9の場合と同様に、デュアルビュー画面のどちらの画面を見ている状態でセンターキー151を押下しても、同じ画面が表示される。また、十字キー155の左キーを押下する場合でも、戻るアイコンに対応するキー操作部15を押下する場合でも同じ操作となる。
上述したように、本実施の形態では、携帯電話機1のメールモードにおける受信メールの場合について説明したが、この場合に限定する必要はない。例えば、デュアルビューモードの表示画面の一方向からの画面として、受信メールの本文画面を表示し、他方向からの表示画面として、該受信メールへの返信メール作成画面を表示することもできる。そのことで、使用者は、表示部に対する視角を変えるだけで、受信メールの内容を確認しながら、返信メールを作成することができる。この他にも、メール新規作成画面とスケジュール画面とを、デュアルビューモード表示画面により表示することで、使用者は、自己のスケジュールを確認しながら、メールを作成することができる。
また、例えば、パノラマ撮影した画像データのように、横方向へと長い画像の場合には、該パノラマ画像データの右半分をデュアルビューモードの一方向からの画像として、該パノラマ画像データの左半分をデュアルビューモードの他方向からの画像として見ることが出来る。そのことで、使用者は、表示部サイズに限界がある電子機器でも、容易に全画像を鑑賞することができる。尚、縦方向に長い画像の場合にも、同様である。
また、例えば、デュアルビューモードの表示画面の一方向からの画面として、地図全体画面を表示し、他方向からの表示画面として、該地図の詳細画面を表示することもできる。更に、カーナビゲーションシステムのように、車載用の表示部の場合には、デュアルビューモードの表示画面の一方向からの画面として、地図画面を表示し、他方向からの表示画面として、映画やテレビ等の映像やカーナビゲーションシステムを操作するための操作ボタンを表示させることもできる。そのことで、ドライバー側からは、映像や操作ボタンが見れないようにすることができ、安全運転を行うことができる。
また、例えば、デュアルビューモードの表示画面の一方向からの画面として、時計画面を表示し、他方向からの表示画面として、カレンダー画面を表示することもできる。そのことで、例えば、腕時計のように、限られた表示部を有する場合でも、多くの情報を提供することができる。
また、本実施の形態では、表示部全面にスリット機能を設定する場合について説明したが、この場合に限定する必要はない。例えば、表示部の一部にのみスリット機能を設定する場合でも良い。そして、映画を鑑賞する場合では、画像データはスリット機能が設定されていない領域に表示し、字幕は、スリット機能が設定された、該画像データに影響を与えない領域に表示させる。そのことで、使用者は、字幕を表示させるか、否かは、その都度選択でき、画像は解像度が劣化しない状態で鑑賞することができる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。