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JP4074546B2 - 燃料ポンプ - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車に搭載されたエンジンの噴射弁等に向け燃料を供給するのに用いて好適な燃料ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両には、エンジンに燃料を供給するための電子制御式燃料噴射装置が搭載され、この燃料噴射装置は、エンジンの燃焼室に向け燃料を噴射する噴射弁と、車両の後部側等に設けた燃料タンク内の燃料を前記噴射弁に向けて吐出供給する燃料ポンプ等とにより構成されている。
【0003】
そして、燃料ポンプは、中空状のケーシングと、該ケーシング内に位置して軸方向の一側に設けられたポンプ部と、前記ケーシングの他側に設けられた吐出カバーと、該吐出カバーとポンプ部との間に位置して前記ケーシング内に設けられた電動モータとによって大略構成されている。
【0004】
また、電動モータは、ケーシングの内面に固定して設けられた固定子と、該固定子の内側に位置して回転可能に設けられ、軸方向の一側でポンプ部を駆動する回転子と、該回転子の軸方向の他側に設けられ、該回転子のコイルに接続されたコンミテータと、吐出カバーに設けられ、該コンミテータに摺接して回転子のコイルに給電するブラシとにより大略構成されている。
【0005】
さらに、コンミテータは、円を描くように周方向に複数個配設され、表面がブラシが摺接する摺接面となった摺接部材と、該摺接部材の裏面側に設けられ、回転子のコイルと電気的に接続された支持部材とにより大略構成されている。そして、摺接部材の裏面側には突起を設け、該突起を支持部材に形成された穴部に挿嵌することにより、摺接部材と支持部材とは電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−64958号公報
【0007】
また、摺接部材と支持部材とを電気的に接続する構造としては、支持部材の穴部に摺接部材の突起を隙間をもって遊嵌し、この隙間に半田を流し入れて摺接部材と支持部材とを接続したものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、燃料ポンプの電動モータで、コンミテータを構成する摺接部材の突起と支持部材の穴部とを半田により接続したものでは、突起と穴部との隙間に半田を流し入れたときに、支持部材の裏面と摺接部材の表面との隙間から半田が流出す虞がある。
【0009】
また、電動モータの回転子の製造工程では、回転子のコイルを支持部材に接続するときに該支持部材を加熱する。このため、支持部材を加熱したときの熱により半田が溶けて流出する虞があるという問題がある。
【0010】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、製造工程での半田の流出を防止することにより歩留まりを向上し、製造コストを低減することができるようにした燃料ポンプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために請求項1の発明は、コンミテータを、表面がブラシが摺接する摺接面となり裏面に突起が設けられた摺接部材と、該摺接部材の裏面側に対面して設けられ回転子のコイルと電気的に接続されると共に前記摺接部材の突起が挿入される穴部を有する支持部材とから形成し、前記摺接部材の突起は、基端側に形成され前記支持部材の穴部に圧入状態で嵌合される大径部と、該大径部の先端側に前記支持部材の穴部よりも小径に形成された小径部とにより構成し、前記小径部と穴部との間に形成される環状の隙間に半田付を施している。
【0012】
このように構成したことにより、支持部材の穴部に摺接部材の突起を挿入したときには、突起の基端側の大径部を穴部に圧入状態で嵌合することができる。また、突起の先端側の小径部と穴部との間には環状の隙間を形成することができる。従って、環状の隙間に半田付を施すことにより摺接部材と支持部材とを電気的に接続することができる。
【0013】
また、隙間に半田を流し入れたときには、大径部と穴部との圧入部分により半田が流出するのを防止することができる。しかも、回転子のコイルと支持部材とを接続するときに該支持部材を加熱した場合でも、半田が流出するのを防止することができ、歩留まりを向上して製造コストを低減することができる。
【0014】
請求項2の発明によれば、突起の長さは穴部の軸方向の長さ以下とし、突起の大径部の長さは小径部の長さ以下としている。これにより、圧入するために精度を必要とする大径部の長さを短くすることができ、加工コストを低減することができる。また、大径部の圧入作業を容易に行なうことができる。さらに、小径部を長くすることにより、半田付の範囲を多くして突起を穴部に確実に接続することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る燃料ポンプとして、タービン型の燃料ポンプを例に挙げ、図1ないし図7を参照して詳細に説明する。
【0016】
図において、1は軸方向両端が開口した筒状のケーシングで、該ケーシング1は、その軸方向一側に後述のポンプ部2が取付けられ、軸方向他側に吐出カバー9が取付けられると共に、内部に電動モータ14が配置されている。
【0017】
2はケーシング1の一端側に設けられたポンプ部で、該ポンプ部2は、ケーシング1の底部側を閉塞する外側ハウジング3、内側ハウジング4と、該各ハウジング3,4間に回転可能に設けられたインペラ5と、該インペラ5の外周側に位置して各ハウジング3,4間に画成された略C字状の燃料通路6と、前記外側ハウジング3に設けられた燃料の吸込口7と、内側ハウジング4に設けられた燃料の吐出口8とにより大略構成されている。
【0018】
9はケーシング1の他端側に設けられた有蓋筒状の吐出カバーで、該吐出カバー9は、図1、図2に示す如く、中心部に位置して下向きに開口する軸受筒9Aと、該軸受筒9Aを挟んで対称位置に配設され、後述のブラシ17を支持する一対のブラシガイド9B,9B等とが設けられている。
【0019】
また、吐出カバー9には吐出ポート10が上向きに突出して一体形成され、該吐出ポート10は、ポンプ部2からの燃料を燃料配管を介して噴射弁(図示せず)側に吐出するものである。また、吐出ポート10内には、燃料配管内等に残圧を保持するためのチェック弁11が設けられている。
【0020】
さらに、吐出カバー9には電源用コネクタ12が上向きに突出して形成され、該電源用コネクタ12の内側にはターミナル12Aが植設されている。そして、電源用コネクタ12には、電源側のコネクタ(図示せず)が着脱可能に接続され、これによりターミナル12A等を介して後述の電動モータ14に給電するものである。
【0021】
13はポンプ部2と吐出カバー9との間に回転可能に軸支された回転軸で、該回転軸13の一端側は、ポンプ部2内に突出してインペラ5に嵌合されている。これにより、回転軸13はインペラ5と一体的に回転する。
【0022】
14はポンプ部2と吐出カバー9との間に位置してケーシング1内に設けられた電動モータで、該電動モータ14は、軸方向の一側に配置されたポンプ部2のインペラ5を回転軸13を介して回転駆動するものである。そして、電動モータ14は、ケーシング1内に固定された永久磁石からなる一対の固定子15,15と、該各固定子15の内周側に位置して回転軸13に取付けられた回転子16と、該回転子16の軸方向他側に設けられた後述のコンミテータ18と、吐出カバー9のブラシガイド9Bに設けられた一対のブラシ17,17とにより大略構成されている。
【0023】
ここで、回転子16は、周方向に複数極、例えば8極のコイル巻回部を有する積層鉄心で構成されたアーマチュア16Aと、該アーマチュア16Aの各コイル巻回部にそれぞれ巻回されたコイル16Bとにより大略構成されている。また、各コイル16Bは、後述するコンミテータ18の支持部材20に電気的に接続されている。
【0024】
一方、各ブラシ17は、吐出カバー9のブラシガイド9B内にスプリング17Aによりコンミテータ18側に向けて付勢された状態で設けられている。また、各ブラシ17は、電源用コネクタ12のターミナル12Aに接続され、その先端面は後述する摺接部材19の摺接面19Aに摺接するようになっている。
【0025】
18は回転子16の軸方向の他側に設けられたコンミテータで、該コンミテータ18は、各ブラシ17と摺接し、回転子16のコイル16Bに給電するものである。また、コンミテータ18は、図3に示す如く、後述する摺接部材19、支持部材20、ボス部22等により大略構成されている。
【0026】
19はブラシ17に対面するようにコンミテータ18の他側に設けられ、例えばカーボン等の導電性材料からなる複数個の摺接部材で、該摺接部材19は、図4に示す如く、周方向に円面を形成するように複数個、例えば8個(8極)設けられている。また、摺接部材19は、図5に示す如く、略扇状の厚板として形成され、その表面(上面)はブラシ17が摺接する摺接面19Aとなっている。また、摺接部材19の裏面19Bには、段付状の突起19Cが下向きに突出して設けられている。
【0027】
ここで、摺接部材19の裏面19Bに設けられた突起19Cは、基端側が大径部19C1となり、先端側が小径部19C2となる段付円柱状に形成されている。ここで、図6に示すように、突起19Cの長さ寸法をPとすると、この長さ寸法Pは後述する支持部材20の穴部20Dの軸方向長さ寸法H以下に設定されている(P≦H)。
【0028】
また、突起19Cの大径部19C1は、図5に示すように、その直径寸法をD1とすると、この直径寸法D1は支持部材20の穴部20Dの直径寸法D3より僅かに大きく形成されている。これにより、大径部19C1は穴部20Dに圧入状態で嵌合することができる。さらに、大径部19C1は、図6に示すように、その長さ寸法をP1とすると、この長さ寸法P1は小径部19C2の長さ寸法P2以下に設定されている(P1≦P2)。これにより、圧入するために精度を必要とする大径部19C1の長さを短くすることができ、また圧入作業を容易に行なうことができる。
【0029】
一方、突起19Cの小径部19C2は、図5に示すように、その直径寸法をD2とすると、この直径寸法D2は支持部材20の穴部20Dの直径寸法D3よりも小さく形成され、これにより小径部19C2と穴部20Dとの間には後述の環状隙間Sを形成することができる。また、小径部19C2の長さ寸法P2は大径部19C1の長さ寸法P1以上に形成されているから、半田付の範囲を多くして突起19Cを穴部20Dに確実に接続することができる。
【0030】
20は摺接部材19の裏面19B側に対面して設けられた複数個の支持部材で、該支持部材20は、導電性の金属材料により形成されている。また、支持部材20は、摺接部材19と同様に、周方向に複数個、例えば8個(8極)設けられている。
【0031】
そして、支持部材20は、摺接部材19の裏面19Bに表面20A1が対面する扇状の取付板20Aと、該取付板20Aの外縁から屈曲して下向きに延びた延設部20Bと、該延設部20Bの先端に折返して設けられ、回転子16のコイル16Bが接続されるフック状のコイル接続部20Cと、前記取付板20Aに設けられた穴部20Dと、該穴部20Dを延長するように取付板20Aの裏面20A2から下向きに延びた筒部20Eとにより構成されている。
【0032】
ここで、支持部材20の穴部20Dは、摺接部材19の突起19Cが挿入するもので、直径寸法D3をもった円形穴として形成されている。また、穴部20Dの軸方向長さ寸法をHとすると、図6に示すように、この長さ寸法Hは摺接部材19の突起19Cの長さ寸法P以上に設定されている(H≧P)。
【0033】
21は摺接部材19の突起19Cの小径部19C2と支持部材20の穴部20Dとの間の環状隙間Sに充填された半田(図3、図7参照)で、該半田21は、摺接部材19と支持部材20とを一体的に固着すると共に、電気的に接続するものである。また、突起19Cの長さ寸法Pは穴部20Dの長さ寸法H以下にしているから、半田21は、環状隙間Sに容易に盛付けることができる。
【0034】
また、22はコンミテータ18の外形を形作るボス部で、該ボス部22は、例えば摺接部材19と支持部材20とを半田21で固着し、この組立体を金型に装着して絶縁性の樹脂材料を用いたインサート成形を施すことにより、厚肉な円環状部材として形成されている。
【0035】
次に、コンミテータ18を製造するときの手順(方法)について、図3、図6、図7等を用いて説明する。
【0036】
まず、図6に示すように、支持部材20の穴部20Dに摺接部材19の突起19Cを挿入する。このときには、突起19Cの先端側の小径部19C2は穴部20Dに遊嵌することができ、一方、大径部19C1は穴部20Dに圧入状態で嵌合することができる。このときに、突起19Cの大径部19C1は、穴部20Dに僅かに圧入する軸方向長さ寸法P1をもって形成しているから、圧入作業を簡単に行うことができる。
【0037】
そして、支持部材20の穴部20Dに摺接部材19の突起19Cを挿入(圧入)したら、図7に示す如く、支持部材20を上側にし、図中に二点鎖線で示すように穴部20D内に半田21を盛付ける。この状態で半田21を加熱して溶融させることにより、溶けた半田21を突起19Cの小径部19C2と穴部20Dと間の環状隙間Sに流し入れることができる。これにより、摺接部材19と支持部材20とは一体的に固着でき、電気的に接続することができる。
【0038】
ここで、溶けた半田21は、隙間を通って流れ出ようとするが、突起19Cの大径部19C1を穴部20Dに圧入状態で嵌合しているから、半田21の流出を防止することができる。
【0039】
次に、このように組立てられた摺接部材19と支持部材20とを金型内に組付け、インサート成形を施してボス部22を成形することにより、図3に示すように、コンミテータ18を製造することができる。
【0040】
なお、上述したコンミテータ18の製造手順では、1個の摺接部材19と1個の支持部材20とを半田21で固着するように説明している。しかし、コンミテータ18の製造手順としては、周方向に摺接部材19を8個つなげた摺接部材集合体と周方向に支持部材20を8個つなげた支持部材集合体とを用意し、両者を半田で固着した後にインサート成形によってボス部22を形成する。そして、図4に示すように、8本の切溝23を放射状に形成することにより、摺接部材集合体、支持部材集合体を個々の摺接部材19、支持部材20に分離するようにしてもよい。このコンミテータ18の製造手順は、生産性の面で有利であり、一般的に行なわれているものである。
【0041】
本実施の形態による燃料ポンプは上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
【0042】
まず、吐出カバー9の電源用コネクタ12、ブラシ17、コンミテータ18を通じて電動モータ14の回転子16に駆動電流が供給する。これにより、回転子16が回転軸13と一体に回転し、インペラ5を回転駆動する。そして、インペラ5の回転により、燃料タンク(図示せず)内の燃料が吸込口7から燃料通路6に吸込まれ、この燃料はインペラ5の羽根によって燃料通路6に沿って圧送されつつ、吐出口8からケーシング1内に吐出される。
【0043】
このようにケーシング1内に吐出された燃料は、該ケーシング1内を吐出カバー9側に向け流通し、吐出ポート10内のチェック弁11を開弁させつつ、この吐出ポート10から外部の燃料配管を介してエンジン本体側の噴射弁(いずれも図示せず)側に吐出供給される。
【0044】
かくして、本実施の形態によれば、コンミテータ18を構成する支持部材20の穴部20Dに挿入される摺接部材19の突起19Cは、基端側を支持部材20の穴部20Dに圧入状態で嵌合する大径部19C1とし、該大径部19C1の先端側を支持部材20の穴部20Dよりも小径で該穴部20Dとの間に環状隙間Sを形成する小径部19C2として形成している。
【0045】
従って、突起19Cの小径部19C2と穴部20Dとの間の環状隙間Sに半田21を流し入れることにより、摺接部材19と支持部材20とを一体的に固着でき、電気的に接続することができる。
【0046】
しかも、突起19Cの大径部19C1を穴部20Dに圧入状態で嵌合することにより、環状隙間Sに流し入れた半田21が流出するのを防止することができる。また、回転子16のコイル16Bを支持部材20のコイル接続部20Cに接続するときに該支持部材20を加熱した場合でも、環状隙間S内の半田21が流出するのを防止することができ、歩留まりを向上して製造コストを低減することができる。
【0047】
また、突起19Cの長さ寸法Pは穴部20Dの軸方向長さ寸法H以下に設定しているから、半田21を穴部20D内に容易に盛付けることができ、半田付作業の作業性を向上することができる。
【0048】
さらに、突起19Cの大径部19C1の長さ寸法P1は小径部19C2の長さ寸法P2以下に設定しているから、精度を必要とする大径部19C1の長さを短くして、加工コストを低減することができる。また、大径部19C1を穴部20Dに圧入する作業を容易に行なうことができる。一方、小径部19C2の長さ寸法P2を大きくすることができるから、半田付の範囲を多くして突起19Cを穴部20Dに確実に接続することができる。
【0049】
なお、実施の形態では、回転子16は周方向に8極のコイル巻回部を有するアーマチュア16Aと8極のコイル16Bとにより形成し、コンミテータ18の摺接部材19、支持部材20は回転子16の極数に合わせてそれぞれ8個設ける構成としている。しかし、本発明はこれに限らず、回転子16の極数を7極以下、または9極以上とし、これに合わせて摺接部材19、支持部材20を7個以下、または9個以上設ける構成としてもよい。
【0050】
また、実施の形態では、タービン型の燃料ポンプを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えばトロコイド型の燃料ポンプ等、コンミテータとブラシを備えた種々の型式の燃料ポンプにも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る燃料ポンプを示す縦断面図である。
【図2】電動モータのブラシ、コンミテータ等を図1中の矢示II−II方向から拡大して示す拡大縦断面図である。
【図3】コンミテータを拡大して示す縦断面図である。
【図4】コンミテータを拡大して示す外観斜視図である。
【図5】摺接部材と支持部材とを分解した状態で示す分解斜視図である。
【図6】摺接部材を支持部材に取付ける状態を示す縦断面図である。
【図7】摺接部材と支持部材とを半田で固着した状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 ポンプ部
14 電動モータ
15 固定子
16 回転子
16B コイル
17 ブラシ
18 コンミテータ
19 摺接部材
19A 摺接面
19B 裏面
19C 突起
19C1 大径部
19C2 小径部
20 支持部材
20D 穴部
21 半田
P 突起の長さ寸法
P1 大径部の長さ寸法
P2 小径部の長さ寸法
H 穴部の軸方向長さ寸法
S 環状隙間

Claims (2)

  1. 中空状のケーシングと、該ケーシング内に設けられたポンプ部および該ポンプ部を駆動する電動モータとからなり、
    前記電動モータは、前記ケーシング内に固定して設けられた固定子と、該固定子の内側に位置して回転可能に設けられ軸方向の一側で前記ポンプ部を駆動する回転子と、該回転子の軸方向の他側に設けられ該回転子のコイルに接続されたコンミテータと、該コンミテータに摺接して前記回転子のコイルに給電するブラシとを備えてなる燃料ポンプにおいて、
    前記コンミテータは、表面が前記ブラシが摺接する摺接面となり裏面に突起が設けられた摺接部材と、該摺接部材の裏面側に対面して設けられ前記回転子のコイルと電気的に接続されると共に前記摺接部材の突起が挿入される穴部を有する支持部材とからなり、
    前記摺接部材の突起は、基端側に形成され前記支持部材の穴部に圧入状態で嵌合される大径部と、該大径部の先端側に前記支持部材の穴部よりも小径に形成された小径部とにより構成し、
    前記小径部と穴部との間に形成される環状の隙間に半田付を施す構成としたことを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記突起の長さは前記穴部の軸方向の長さ以下とし、前記突起の大径部の長さは小径部の長さ以下としてなる請求項1に記載の燃料ポンプ。
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