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JP4077168B2 - 電流制御回路 - Google Patents
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JP4077168B2 - 電流制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信分野において、電源として電池、バッテリ等を用いた制御回路に使用され、特に電装機器のスタンバイ時の電流を制御する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車等の車両において、ワイパ、ドアロック、パワーウインドウ等、複数の電装機器がバッテリにより駆動される。この種の各電装機器はそれぞれ制御ユニットと接続されており、制御ユニット相互間は例えばLAN(Local Area Network)により接続され、このLANを構成する信号配線を介して各電装機器相互間で信号が授受される。
【0003】
図4はこの種の装置の構成を示している。図4に示すように、例えばバス等の信号配線L1に複数の制御ユニット30が入力端RX及び出力端TXを介して接続されている。各制御ユニット30は、例えばワイパ、ドアロック等の図示せぬ電装機器毎に設けられており、制御ユニット30に接続されたモータMにより各電装機器が駆動される。すなわち、例えばワイパに設けられた制御ユニット30は、運転席に配置されたスイッチSWのオン・オフに応じてモータMに信号を供給し、このモータMが駆動することによりワイパが作動する。
【0004】
ところで、最近、上記したようなLANを使用した車両においてエンジンの非動作中、すなわちバッテリに充電がされない状態でもLANを使用する機器が増えている。エンジンが動作していないときにおいても前記ワイパやオートロック等の電装機器は常に動作待機状態となっており、制御ユニット30はLANを構成する信号配線を介して他の制御ユニットと信号が授受されている。このため、常にバッテリの電力が消費されている。
【0005】
図5は上記制御ユニット30の従来例を示す図である。図5に示すように直列接続された抵抗R31、R32はバッテリEの電圧を分圧する。この分圧電圧はコンパレータCの反転入力端に供給されている。コンパレータCの非反転入力端にはLANの信号配線及び入力端RXを介して図示せぬ他の制御ユニットからの入力信号Sinが供給される。コンパレータCの出力信号S31はLANコントローラ31、スタンバイ制御部32を構成するロジック回路33に入力されている。LANコントローラ31は入力された信号S31のパケットの内容を解析する。この結果、このLANコントローラ31に設定されたIDとパケットのタグに含まれるIDが一致した場合、そのパケット内のデータをCPU36に送出する。
【0006】
また、スタンバイ制御部32は、制御ユニット30のスタンバイ状態と動作状態とを切り替え制御する。スタンバイ制御32において、ロジック回路33は、コンパレータCからの出力信号の有無に応じて、後述するような信号S32をナンド回路34の一方入力端に供給する。
【0007】
LANコントローラ31の出力信号S33はロジック回路33に供給され、出力信号S34はナンド回路34の他方入力端に供給される。このナンド回路34の出力端は送信ドライバとしてのPチャネルMOSFET35のゲートに供給される。このMOSFET35はナンド回路34の出力信号に応じて制御され、出力信号Soutを出力端TXより出力する。
【0008】
また、前記LANコントローラ31はCPU36と接続され、このCPU36は図示せぬ電装機器を駆動するモータM及び電装機器をオン・オフするためのスイッチSWと接続されている。
【0009】
上記構成の制御ユニット30において、図5に示すように抵抗R31、R32及びコンパレータCには電流I31、I32が流れている。このため、制御ユニット30は、LANの信号配線を介して他の制御ユニットから出力された入力信号Sinを受信可能となっている。入力信号Sinが供給されていないとき、スタンバイ制御部32により、MOSFET35はオフとされる。すなわち、制御ユニット30はスタンバイ状態とされている。
【0010】
一方、入力端RXに入力信号Sinが供給されると、この入力信号Sinに応じてハイレベルの信号S31が出力される。すると、ロジック回路33から信号S32が出力され、スタンバイ状態が解除される。この状態において入力信号Sinに対応する信号S31はLANコントローラ31に供給される。
【0011】
LANコントローラ31は信号S31の内容を解析し、パケットに含まれるIDとLANコントローラ31とのIDが一致した場合、パケット内のデータをCPU36へ供給する。一方、LANコントローラ31はIDが不一致の場合、特に信号を出力しない。また、例えばデータに欠陥等が有り、CPU36がデータを読み取れない場合等において、CPU36から通信要求命令があったとき、LANコントローラ31はその旨のデータを信号S34としてナンド回路34に供給する。MOSFET35はこの信号S34に応じて動作し、出力端TXより出力信号Soutを出力する。
【0012】
また、入力信号Sinが所定時間無い場合、LANコントローラ31はスタンバイ状態への移行命令となるローレベルの信号S33をロジック回路33へ供給する。このため、ロジック回路33の出力信号S32はローレベルとなり、ナンド回路34の出力信号がハイレベルとされる。したがって、制御ユニット30により、MOSFETはオフとされ、制御ユニット30はスタンバイ状態とされる。すなわち、スタンバイ制御部32、LANコントローラ31は停止される。しかし、このスタンバイ状態において、抵抗R31、R32、コンパレータCには電流I31、I32がそれぞれ流れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の制御ユニットはエンジンが停止された状態で、かつスタンバイ状態においても常に電流が流れておりバッテリの電力を消費する。このため、バッテリの電圧が低下し、最悪の場合、自動車のエンジンを始動できなくなるという問題が発生する。したがって、エンジンの非動作中においても、制御ユニットの消費電力を抑えることが切望される。
【0014】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、スタンバイ時の消費電流を低減可能な電流制御回路を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の電流制御回路は、上記課題を解決するため、入力信号を受ける受信回路と、前記受信回路の電源供給端と電源との相互間に接続されたスイッチ回路と、前記入力信号の有無を検出する検出回路と、前記検出回路に接続され、前記検出回路により前記入力信号が検出された場合、前記スイッチ回路をオンとして前記受信回路に電源を供給しスタンバイ状態を解除する制御回路とを具備することを特徴とする。
【0016】
本発明の電流制御回路は、入力信号が供給され、第1の制御信号を出力する受信回路と、前記受信回路の電源供給端と電源との相互間に接続されたスイッチ回路と、前記入力信号の有無を検出する検出回路と、前記第1の制御信号が供給され、この第1の制御信号に応じて第2の制御信号を出力する第1の制御回路と、前記検出回路に接続され、前記検出回路により前記入力信号が検出された場合、前記スイッチ回路をオンとして前記受信回路に電源を供給しスタンバイ状態を解除し、前記第2の制御信号に応じて前記スイッチ回路をオフとして前記受信回路への電源供給を停止しスタンバイ状態とする第2の制御回路とを具備することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る電流制御回路の第1の実施形態を示す回路図である。図1に示すように、LANを構成する信号配線を介して入力端RXより入力信号Sinが信号検出部1に入力される。この信号検出部1は入力信号Sinの有無を検出する。前記入力信号Sinは信号検出部1を構成するNチャネルMOSFETQ1のゲートに入力される。このMOSFETQ1のドレインは抵抗R1を介して例えばバッテリ等の電源Eの正端子に接続され、ソース及び基板は電源Eの負端子に接続されるとともに接地されている。
【0019】
また、前記入力信号Sinは波形整形部2に供給され、この波形整形部2により入力信号Sinの波形が整形される。この波形整形部2は直列接続された抵抗R2及び抵抗R3により構成される基準電圧発生部3とコンパレータCにより構成されている。前記入力信号SinはコンパレータCの非反転入力端に供給される。また、前記抵抗R2、抵抗R3は電源Eの電圧を分圧し、この分圧電圧は前記コンパレータCの反転入力端に供給される。
【0020】
前記波形整形部2は、NチャネルMOSFETQ2、Q3により構成された電源供給制御部4に接続されている。これらMOSFETQ2、Q3は基準電圧発生部3、コンパレータCに対する電源の供給制御を行う。すなわちMOSFETQ2の電流通路は抵抗R3と電源Eの負端子(接地)間に接続され、MOSFETQ3の電流通路はコンパレータCの電源配線Lと電源Eの負端子間に接続されている。
【0021】
前記抵抗R1とMOSFETQ1との接続ノードは、ロジック回路5及びナンド回路NDにより構成されるスタンバイ制御部6に接続される。スタンバイ制御部6は、前記信号検出部1の出力信号S1と後述するLANコントローラ7から供給される信号S8に応じて、制御ユニット9のスタンバイ状態と動作状態とを切り替え制御する。前記信号検出部1の出力信号S1はロジック回路5に供給される。このロジック回路5は例えばフリップフロップ回路を有している。このロジック回路5は信号検出部1により入力信号Sinが検出されるとフリップフロップ回路がセットされ、ハイレベルの信号S2、S3を出力する。ロジック回路5の出力信号S2はアンド回路ADの一方入力端に供給されるとともに前記MOSFETQ2、Q3のベースに供給される。この信号S2に応じて、MOSFETQ2、Q3がオン・オフし、前記波形整形部2への電源供給が制御される。また、ロジック回路5の出力信号S3はナンド回路NDの一方入力端に供給される。
【0022】
前記コンパレータCの出力端は前記アンド回路ADの他方入力端に接続されている。アンド回路ADは制御ユニット9のスタンバイ状態が解除されている間、すなわちロジック回路5からハイレベルの信号S2が出力されている間のみ、コンパレータCの出力信号をLANコントローラ7に供給可能とするために設けられる。このアンド回路ADの出力信号S7はLANコントローラ7に供給される。このLANコントローラ7にはCPU8が接続されている。このCPU8に図示せぬ電装機器をオン・オフするスイッチSW及び電装機器を駆動するモータMが接続されている。このスイッチSWの動作に応じてCPU8より出力された信号によりモータMが駆動される。LANコントローラ7は入力された信号S7のパケットの内容を解析する。この結果、このLANコントローラ7に設定されたIDとパケットのタグに含まれるIDが一致した場合、そのパケット内のデータをCPU8に送出する。一方、LANコントローラ7は、IDが不一致の場合、特に信号を出力しない。ナンド回路NDの出力端はPチャネルMOSFETQ4のゲートに接続される。このMOSFETQ4のソースは前記電源Eの正端子に接続され、ドレインは出力端TXに接続されている。したがって、MOSFETQ4を介してパケットが他の制御ユニットに転送される。さらに、LANコントローラ7は入力信号Sinが所定時間供給されない場合、スタンバイ状態を設定する信号S8を出力する。この信号S8は前記ロジック回路5に供給される。
【0023】
上記構成の電流制御回路の動作について以下に説明する。
【0024】
<スタンバイ状態から動作状態への移行動作>
図2は、図1各部の電圧のタイミングチャートを示している。電源Eが図2に示す時間T1において投入されると、それに伴い信号検出部1の出力信号S1はハイレベルとなり、MOSFETQ2、Q3のドレイン電圧S4、S5がハイレベルとなる。ここで、入力信号Sinがローレベルであるとき、MOSFETQ1はオフであり、信号S1がハイレベルであるとき、ロジック回路5の出力信号S2はローレベルに設定されている。このため、MOSFETQ2、Q3はいずれもオフ状態である。したがって、信号検出部1、波形整形部2、スタンバイ制御部6、LANコントローラ7には電流が流れず、制御ユニット9はスタンバイ状態とされている。このとき、スタンバイ制御部6を構成するロジック回路5の出力信号S3はローレベル、ナンド回路NDの出力信号はハイレベルである。このため、MOSFETQ4がオフとされ、出力信号Soutは出力されない。
【0025】
この後、時間T2において入力信号SinがハイレベルとなるとMOSFETQ1がオンし、信号S1はローレベルとなる。ロジック回路5にローレベルの信号S1が供給されると、ロジック回路5はハイレベルの信号S2及びS3を出力する。このハイレベルの信号S2、S3は、後述するLANコントローラから出力される信号S8がローレベルとなるまで出力され続ける。
【0026】
ハイレベルの信号S2は前記アンド回路ADの一方入力端に供給されるとともに、MOSFETQ2、Q3のゲートに供給される。よって、MOSFETQ2、Q3がオンし、波形整形部2の各部に電流I1、I2が流れる。このため、波形整形部2が動作する。したがって、制御ユニット9のスタンバイ状態が解除される。
【0027】
この状態において、LANの信号配線を介して他の制御ユニットから供給された入力信号Sinは波形整形部2により波形整形され、アンド回路ADを介してLANコントローラ7に信号S7として供給される。LANコントローラ7は信号S7が供給されるとハイレベルの信号S8を出力する。
【0028】
さらに、LANコントローラ7は信号S7の内容を解析し、パケットに含まれるIDとLANコントローラ7とのIDが一致した場合、パケット内のデータをCPU8へ供給する。一方、LANコントローラ7はIDが不一致の場合、特に信号を出力しない。また、例えばデータに欠陥等が有り、CPU8がデータを読み取れない場合等において、CPU8から通信要求命令があったとき、LANコントローラ7はその旨のデータを信号S9としてナンド回路NDに供給する。MOSFETQ4はこの信号S9に応じて動作し、出力端TXより出力信号Soutを出力する。
【0029】
<動作状態からスタンバイ状態への移行動作>
入力信号Sinが所定時間無い場合、LANコントローラ7は図2中の時間T3に示すように、スタンバイ状態への移行命令となるローレベルの信号S8をロジック回路5へ供給する。この信号S8が供給されることにより、ロジック回路5は信号S2、S3をローレベルとする。このため、MOSFETQ2、Q3はオフし、波形整形部2は停止される。また、アンド回路ADの入力条件は満足されなくなり、信号S7はLANコントローラ7へ供給されない。よって、制御ユニット9はスタンバイ状態へと移行する。
【0030】
上記第1の実施形態によれば、ロジック回路5は信号検出部1の出力信号S1及びLANコントローラ7の出力信号S8に応じて信号S2を出力し、この信号S2に応じて電源供給制御部4を制御することにより波形整形部2に流れる電流I1、I2を制御している。すなわち、スタンバイ状態時は、電源供給制御部4を構成するMOSFETQ2、Q3をオフとすることにより、波形整形部2への電流を遮断している。よって、スタンバイ状態時において、制御ユニット9は電流を消費しないため、バッテリの消費電力を抑えることができる。
【0031】
尚、前記スタンバイ制御部6はロジック回路5等により構成したが、これに限らず、例えばCPUにより構成し、このCPUによってソフトウェアによる制御を行い、信号SS1、S8の検出、信号S2、S3の出力を制御してもよい。また、同様に、LANコントローラ7をCPUにより構成し、ソフトウェアによる制御としてもよい。
【0032】
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態を示す回路図である。第2の実施形態は、信号検出部1、波形整形部2、電源供給制御部4をバイポーラトランジスタ及び抵抗により構成している。これ以外のロジック回路5、LANコントローラ7等については第1の実施形態と同じであるため、図3から省略している。
【0033】
図3に示すように、入力端RXは波形整形部3のコンパレータ部Cに接続されている。このコンパレータ部CはトランジスタQ11〜Q16により構成される。すなわち、入力信号SinはPNPトランジスタQ11のベースに供給される。このトランジスタQ11のコレクタは接地され、エミッタはPNPトランジスタQ12のベースに接続されている。トランジスタQ12のコレクタはNPNトランジスタQ13のコレクタ及びベース、NPNトランジスタQ14のベースに接続されている。トランジスタQ13のエミッタとトランジスタQ14のエミッタはそれぞれ接地されている。前記トランジスタQ12のエミッタはPNPトランジスタQ15のエミッタに接続され、このトランジスタQ15のコレクタは前記トランジスタQ14のコレクタに接続されている。トランジスタQ15のベースはPNPトランジスタQ16のエミッタに接続され、このトランジスタQ16のコレクタは接地されている。
【0034】
前記トランジスタQ16のベースは基準電圧発生部3を構成する抵抗R11の一端とR12の一端の接続ノードに接続され、抵抗R11の他端は例えば5Vの電源に接続されている。この基準電圧発生部3とコンパレータ部Cにより波形整形部2が構成される。
【0035】
前記トランジスタQ14とQ15の接続ノードはNPNトランジスタQ17のベースに接続されている。このトランジスタQ17のエミッタは接地され、コレクタはインバータ回路IV11を介して図1に示すLANコントローラ7に接続される。また、前記トランジスタQ17とインバータ回路IV11の接続ノードは抵抗R13を介して5V電源に接続される。
【0036】
前記入力端RXは信号検出部1に接続されている。信号検出部1は抵抗R14、R15、及びトランジスタQ18により構成される。すなわち、入力信号Sinは抵抗R14を介してNPNトランジスタQ18のベースに供給されている。このトランジスタQ18のエミッタは、接地されるとともに、抵抗R15を介してトランジスタQ18のベースに接続されている。また、トランジスタQ18のコレクタはバッファBF11を介して図1に示すロジック回路5に接続されるとともに、抵抗R16を介して前記電源に接続されている。
【0037】
上記ロジック回路5より供給された信号S2は電源供給制御部4aに供給される。この電源供給部4aは抵抗R17、R18及びトランジスタQ19により構成される。すなわち、信号S2は抵抗R17を介してNPNトランジスタQ19のベースに接続される。トランジスタQ19のエミッタは接地されるとともに、抵抗R18を介してトランジスタQ19のベースに接続され、コレクタは前記抵抗R12の他端に接続される。
【0038】
前記信号S2はバッファBF12を介して電源供給制御部4に供給される。この電源供給制御部4は、抵抗R19〜R25及びトランジスタQ20〜Q26により構成される。すなわち、バッファBF12の出力端は抵抗R19を介してNPNトランジスタQ20のベースに接続される。このトランジスタQ20のエミッタはNPNトランジスタQ21のベースに接続されるとともに、抵抗R20を介して接地される。トランジスタQ21のコレクタは前記トランジスタQ20のベースに接続され、エミッタは接地される。
【0039】
前記トランジスタQ20のコレクタはPNPトランジスタQ22のベースに接続される。このトランジスタQ22のコレクタは接地され、エミッタは抵抗R21を介してPNPトランジスタQ23のベースに接続される。トランジスタQ23のコレクタは前記トランジスタQ20のコレクタとQ22のベースとの接続ノードに接続され、エミッタは抵抗R22を介して例えば12Vの電源に接続されている。
【0040】
前記トランジスタQ23のベースと抵抗R21の接続ノードはPNPトランジスタQ24、Q25、Q26のベースに接続される。これらトランジスタQ24〜Q26のエミッタはそれぞれ抵抗R23、R24、R25を介して前記12Vの電源に接続されている。また、トランジスタQ24のコレクタは前記トランジスタQ12のベースに接続されている。トランジスタQ25のコレクタは前記トランジスタQ12とQ15のエミッタに接続されている。また、トランジスタQ26のコレクタは前記トランジスタQ15のベースに接続されている。
【0041】
第2の実施形態に係る電流制御回路の動作については、第1の実施形態のそれと同じであり、入力端RXよりハイレベルの入力信号Sinが供給されることにより制御ユニット9はスタンバイ状態から動作状態へ移行する。すなわち、ハイレベルの入力信号Sinが供給されると、信号検出部1のトランジスタQ18がオンする。このため、ローレベルの信号S1がバッファBF11を介してロジック回路5に入力され、ハイレベルの信号S2がロジック回路5より出力される。この信号S2により電源供給制御部4のトランジスタQ20及びQ21がオンし、トランジスタQ22及びQ23がオンする。よって、トランジスタQ24〜Q26がオンし、コンパレータ部Cに12Vの電圧が供給される。
【0042】
また、ハイレベルの信号S2により電源供給制御部4aのトランジスタQ19がオンし、基準電圧発生部3を構成する抵抗R11、R12に5Vの電圧が供給される。これら抵抗R11及びR12は5Vの電圧を分圧する。この分圧電圧が基準電圧としてコンパレータ部Cを構成するトランジスタQ16のベースに供給される。
【0043】
以降、LANを介して他の制御ユニットから供給された入力信号Sinは波形整形部2により波形整形される。この波形整形部2の出力信号に応じてトランジスタQ17が制御され、インバータ回路IV11を介した信号S7がLANコントローラ7に供給される。この後の動作については第1の実施形態のそれと同様である。このようにして、制御ユニット9はスタンバイ状態から動作状態へと移行する。
【0044】
また、入力信号Sinが所定時間無い場合、制御ユニットは動作状態からスタンバイ状態へと移行する。すなわち、コンパレータ部Cを介してLANコントローラ7に供給される信号S8が所定時間無い場合、LANコントローラ7はローレベルの信号S8をロジック回路へ供給する。これに応じてロジック回路5からローレベルの信号S2がトランジスタQ20のベースに供給される。よって、トランジスタQ21がオフし、トランジスタQ22及びQ23がオフする。トランジスタQ21及びQ22がオフすることにより、トランジスタQ24〜Q26がオフし、コンパレータ部Cへ流れる電流が遮断される。したがって、コンパレータ部Cの動作は停止する。
【0045】
また、ローレベルの信号S2はトランジスタQ19のベースに供給され、トランジスタQ19がオフする。このため、基準電圧発生部3へ流れる電流が遮断される。このようにして制御ユニットはスタンバイ状態とされる。
【0046】
尚、第2の実施形態において、信号検出部1を構成するトランジスタQ18としてNPNトランジスタを使用し、ハイレベルの入力信号Sinを検出する構成とした。しかし、PNPトランジスタを使用し、ローレベルの入力信号Sinを検出する構成とすることも可能である。この場合、PNPトランジスタのベースは抵抗R13と接続され、エミッタはバッファ回路11に接続される。また、PNPトランジスタのコレクタは、電源に接続されるとともに抵抗R14を介してPNPトランジスタのベースに接続される。
【0047】
本発明の第2の実施形態に係る電流制御回路によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる。
【0048】
その他、本発明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明によれば、スタンバイ時の消費電流を低減可能な電流制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電流制御回路の第1の実施形態を示す回路図。
【図2】図1各部の電圧のタイミングチャート。
【図3】本発明に係る電流制御回路の第2の実施形態を示す回路図。
【図4】車内LANの構成を示す図。
【図5】制御ユニットの従来例を示す図。
【符号の説明】
1…信号検出部、
2…波形整形部、
3…基準電圧発生部、
4…電源供給制御部、
5…ロジック回路、
6…スタンバイ制御部、
7…LANコントローラ、
8…CPU、
9…制御ユニット、
RX…入力端、
TX…出力端、
Q1〜Q4…MOSFET、
R1〜R3…抵抗、
E…電源、
C…コンパレータ
AD…アンド回路、
ND…ナンド回路、
M…モータ、
SW…スイッチ。

Claims (1)

  1. 入力信号が供給され、前記入力信号の供給を受けた際に第1の制御信号を出力する受信回路と、
    前記受信回路の電源供給端と電源との間に接続された電源供給制御回路と、
    前記入力信号の有無を検出する検出回路と、
    前記第1の制御信号が供給され、所定時間に亘って前記第1の制御信号が供給されなかった後に第2の制御信号を出力する第1の制御回路と、
    前記検出回路に接続され、前記検出回路により前記入力信号が検出された場合、前記電源供給制御回路をオンとして前記受信回路に電源を供給しスタンバイ状態を解除し、前記第2の制御信号を供給された際に前記電源供給制御回路をオフとして前記受信回路への電源供給を停止しスタンバイ状態とする第2の制御回路と
    を具備し、
    前記第2の制御回路がスタンバイ状態を解除している間、前記第1制御信号が前記第1の制御回路に供給可能とされている、
    ことを特徴とする電流制御回路。
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