JP4079588B2 - 電源装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電路開閉方法,これを実施する電源装置およびこれを内蔵する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来技術】
特開平5−216305号公報には、電送部の信頼性を高めるために電装ユニットと画像形成関連の機能ユニットとの間の電気的接続のためのハーネス類を省略し、各ユニットの電気回路基板に装備したコネクタで直接に、回路基板間を電気接続した、画像形成装置が開示されている。
【0003】
比較的に高いパワーの給電路をオン,オフすると、高レベルのスイッチングノイズが放射されやすい。したがって電源装置は、スイッチングノイズの放射や電路を通しての流出を抑制する電気回路や、遮板を備えて、電源装置がノイズ源とならないように対策が施されている。
【0004】
ところが比較的に嵩張る電気機器では、電源装置から離れた場所に、電源スイッチやインターロックスイッチを配置し、これらのスイッチと電源装置との間を電気リードいわゆるハーネスで接続しなければならない場合が多い。たとえばプリンタや複写機では、オペレータが操作しやすい比較的に高い位置に電源スイッチを配置し、電源装置は下部に収納する。また、消耗品交換、点検、クリーニングあるいは紙詰り除去のために、複数の開閉カバーを機器の前面や側面に配置しており、カバーを開くと、例えば画像露光用レーザの駆動回路へ給電する電路に介挿したインターロックスイッチを開放(電路遮断)して、ユーザの安全を期すことが行われている。この場合、インターロックスイッチを開閉カバーの近くに配置すると、スイッチ操作機構の設計が容易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電源スイッチやインターロックスイッチなどの電気スイッチと電源装置との間のハーネス配線が長くなると、スイッチングノイズをハーネスが放射し、これを遮断する対策が大変になると考えられる。
【0006】
本発明は、スイッチングノイズの放射を回避することを第1の目的とする。電気スイッチの遠隔配置を不要にすることを第2の目的とする。電気スイッチを接続するハーネスをなくすことを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)機器筐体内に配設される電源装置において、電源回路要素(PSC)を組付けた回路基板(10)に装備した、該回路基板上の電路を開閉する電気スイッチ(25);該電気スイッチの開閉切換え操作子(25a)を駆動する一端部(26c/43)を有し、前記回路基板の外に前記機器筐体の前面に向けて延びる連携部材(26/40,49,51);および、該連携部材の他端部に組付けられ、前記機器筐体の複数のカバー(7,9)の閉移動によって駆動される複数の受け部材(34a,36a/52,53)、および、該複数の受け部材が同時に押されているとき前記電気スイッチ (25) を閉駆動する力を、前記受け部材に加え、少なくとも1つの受け部材への押しが消えると、前記受け部材ヘの力を下げて前記電気スイッチ (25) が開にもどる位置への前記連携部材の移動を許す、論理積機構 (30 〜 38/40 〜 45) ;を備える、電源装置。
【0008】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0009】
これによれば、機器筐体の複数のカバー(7,9)を閉じることによって、連携部材を介して電気スイッチ(25)を閉駆動する。電気スイッチ(25)は、電源回路要素を組付けた回路基板(10)すなわち電源装置の回路板に装備するので、電源装置のノイズ対策回路あるいは遮板により、オン,オフノイズの、外部への漏出を十分に抑制できる。ハーネスを用いないので、ハーネスによるノイズ放射は無い。ハーネスに代えて連携部材を機器筐体の前面近くまで配架すればよく、スイッチ切換えのために操作される受け部材は、複数のカバー(7,9)の閉じ位置に設置できる。
【0010】
例えば複数の開閉カバーのそれぞれの開により電源回路のインターロックスイッチを開放する態様では、1つの開閉カバーが開くとそれによる論理積機構への押し力が消えて、論理積機構の電気スイッチ閉操作力が無くなり、電気スイッチが開く。すなわちOFF(オフ)になる。すべての開閉カバーが閉になると論理積機構が閉駆動力を電気スイッチに加え、電気スイッチが閉じる。すなわちON(オン)になる。開閉カバーの1つづつに一組の電気スイッチを備える必要が無い。
【0011】
【発明の実施の形態】
(2)前記回路基板(10)を支持する金属製のブラケット(17);を更に備え、該ブラケット(17)が、前記連携部材(26)を、前記機器筐体のカバー面に向かう移動を可にして支持する、上記(1)の電源装置。
【0012】
これによれば、回路基板(10)が放射するノイズをブラケット(17)が遮蔽する。このブラケット(17)を連携部材(26)の支持に共用したので、連携部材支持具の別途付加を要しない。
【0013】
(3)前記連携部材(26)は、前記ブラケット(17)の一辺縁でそれに沿って往復動可に支持された主幹と、それから折曲がって電気スイッチ(25)の開閉切換え操作子(25a)に当接する位置に突出する部分(26c)と、を有する合成樹脂棒である、上記(2)記載の電源装置。
【0014】
これによれば、連携部材(26)の設置空間を格別に広く設定する必要が無く、しかも連携部材(26)の往復動の障害が少なく、連携部材(26)の設置が容易である。合成樹脂棒とすることにより、電源回路要素に対するリークあるいは誘導結合を生ずることが無く、連携部材(26)の組込みが容易である。
【0015】
(4)前記連携部材(26)の、回路基板(10)の外の端部と、前記論理積機構 (30 〜 38)との間に、緩衝ばね(27)を介挿した、上記(3)記載の電源装置。連携部材(26)と論理積機構 (30 〜 38)の移動範囲は同一にはならず、連携部材(26)が論理積機構 (30 〜 38)で押されるとき、例えば連携部材(26)が移動限界位置に達し、論理積機構 (30 〜 38)が更に押しを続けると、連携部材(26)および又は論理積機構 (30 〜 38)に無理な力が加わり、変形やがたつきを生じやすくなるが、緩衝ばね(27)がそのような力を吸収するので、連携部材(26)および論理積機構 (30 〜 38)に変形などを生じない。
【0016】
(5)前記連携部材 (40,49,51) は前記電気スイッチ(25)の開閉切換え操作子(25a)を駆動する基枠 (40) およびそれに連結した可撓性の鞘付きワイヤ (49,51) を有し、前記受け部材 (52,53) は、前記機器筐体の複数のカバーの閉移動によって駆動されて前記ワイヤを駆動する、上記(1)に記載の電源装置。鞘付きワイヤ(49,51)は、たとえば90度向きを変えたりできるので、機器内の這いまわしが容易であり、配架自由度が高い。
【0017】
(6)前記電気スイッチは、インターロックスイッチ(25)である。これによれば、電源装置内で、例えば機器筐体の前面カバーの開のときに保安上遮断すべき電路にインターロックスイッチ(25)を介挿し、これを連携部材を介して機器筐体の複数のカバーによって操作し、一つのカバーが開くときには電源装置内のインターロックスイッチ(25)をオフにできる。
【0018】
(7)前記回路基板(10)に装備した、該回路基板上の電路を開閉する主電源スイッチ(11),該スイッチの開閉切換え操作子(11a)を駆動する端部を有し、前記回路基板の外に前記機器筐体の前面に向けて延びる連結部材(13)、および、2位置に移動可であって一方の位置に駆動されるとそこに留まり、他方の位置に駆動されるとそこに留まる、前記機器筐体の前面に装備され前記連結部材(13)に結合した操作ボタン(12a)を有する、上記(6)に記載の電源装置。
【0019】
これによれば、通常の電源スイッチをオン,オフする操作と同様にユーザが操作ボタン(12a)を操作することにより、電源装置内の主電源スイッチ(11)をオン,オフできる。主電源電気スイッチ(11)は、電源回路要素を組付けた回路基板(10)すなわち電源装置の回路板に装備するので、電源装置のノイズ対策回路あるいは遮板により、オン,オフノイズの、外部への漏出を十分に抑制できる。ハーネスを用いないので、ハーネスによるノイズ放射は無い。ハーネスに代えて連携部材(13)を機器筐体の前面近くまで配架すればよく、スイッチ切換えのために操作される操作ボタン(12a)を機器筐体の前面に容易に設置できる。
【0020】
(8)前記連結部材(13)は、該操作ボタンに一端が係合した細径棒(13)である、上記(7)の電源装置。
【0021】
これによれば、電源装置内の主電源スイッチ(11)を、機器筐体の前面の操作ボタン(12a)を介して細径棒(13)を操作することにより、オン,オフできる。
【0022】
(9)上記(1)乃至(8)のいずれか1つに記載の電源装置を備える画像形成装置。
【0023】
(10)前記機器筐体の複数のカバーは、前面カバー (7) および側面カバー (9) を含む、上記(9)の画像形成装置。
【0024】
これによれば、前面カバー (7) および側面カバー (9)のそれぞれの開により電源回路のインターロックスイッチ(25)を開放する態様では、1つの開閉カバーが開くとそれによる論理積機構への押し力が消えて、論理積機構の電気スイッチ閉操作力が無くなり、インターロックスイッチ(25)がオフになる。すべての開閉カバーが閉になると論理積機構が閉駆動力をインターロックスイッチ(25)に加え、インターロックスイッチ(25)がオンになる。開閉カバーの1つづつに一組のインターロックスイッチを備える必要が無い。
【0025】
(11)前記論理積機構(30 〜 38)は、連携部材 (26) を駆動する部材 (30) ,該部材を駆動するための端部(36b)と一つのカバー(7)の閉により押される端部(36a)を有しそれらの端部間にあるピン(35)を中心に回動しうる回動羽根(36)、および、該ピンを支持し、もう一つのカバー(9)の閉により押されて固定軸(33)を中心に、回動羽根(36)を前記駆動する部材 (30)に近づける方向に回動するブラケット(34)を含む、上記(9)又は(10)の画像形成装置。
【0026】
一つのカバー(7)の閉によって回動羽根(36)が回動し、しかも、もう一つのカバー(9)の閉によりブラケット(34)が回動したときの、回動羽根(36)の端部(36b)の位置が、部材(30)を駆動した駆動済位置であり、2つのカバー(7,9)の一方が開、他方が閉で、回動羽根(36)とブラケット(34)の一方だけが回動したときの、回動羽根(36)の端部(36b)の位置が、部材(30)を駆動する直前の位置であり、2つのカバー(7,9)の両方が開で、回動羽根(36)とブラケット(34)の両者が退避位置にある時の、回動羽根(36)の端部(36b)の位置が退避位置である。すなわち回動羽根(36)の端部(36b)は、2つのカバー(7,9)の開閉の組合せに応じて、
両カバー共に開:退避位置,
一方のみが閉:駆動直前位置、および、
両カバー共に閉:駆動済位置、
の3位置のいずれかの位置となり、回動羽根(36)の端部(36b)が、駆動直前位置から駆動済位置に移動するときに、すなわち2つのカバー(7,9)がともに閉となるときに、該端部(36b)が部材(30)を押し駆動し、電気スイッチ(25)がオフからオンに切換る。少なくとも1つのカバーが開かれると、該端部(36b)が駆動済位置から駆動直前位置に戻り、これによって部材(30)への押し力が無くなって、電気スイッチ(25)がオンからオフに切換る。
【0027】
この論理積機構(30 〜 38)によれば、ピンを支点とするてこの原理により、駆動部材(30)を、比較的に大きいストロークで強く駆動することができる。電気スイッチ(25)のインターロック操作の信頼性が高い。
【0028】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0029】
【実施例】
−第1実施例−
図1の(a)に、本発明の一実施例を装備した電子写真方式のフルカラープリンタPTRの外観を示し、図1の(b)に、正面を示す。このカラープリンタPTRは、パ−ソナルコンピュータ(PC)等のホストから、画像情報である印刷データが与えられるとそれをプリントアウトする、電子写真方式のレーザ走査型のカラ−プリンタであり、プリンタ機構,給紙装置,両面給紙装置およびプリンタコントローラを備える。
【0030】
プリンタPTRの上面の閉じ蓋1,2は、スキャナの下脚を受け入れる受け穴を閉じている。このプリンタPTRを、複合機能のデジタルカラー複写機に機能アップするときには、複写機操作ボードを装備し、ADF(自動原稿供給装置)をオプションとして装備できる原稿スキャナの下脚が、図1の(a)では閉じ蓋1,2で覆われた受け穴に挿入され、プリンタの機枠とボルトで固着される。
【0031】
プリンタPTRの内部のレーザ走査器には、Bk(黒),Y(イエロ−),M(マゼンタ),C(シア)の各色の成分に分解された画像データが、各色単位で与えられる。各色単位が1画像形成単位である。単色記録のときには、上記4色の内の一色の画像データがレーザ走査器に与えられる。感光体は定速度で回転駆動され、メインチャ−ジャにて荷電され、帯電位はクエンチングランプで適正電位に調整される。そして帯電面に、レーザ走査器が画像データで変調したレーザを走査投射する。これにより、画像データに対応する静電潜像が感光体に形成される。この静電潜像が、回転位置決め方式の現像装置の、画像形成指定色(例えばBk)に対応する色の現像トナ−を有する現像器(Bk)にて現像されて顕像すなわちトナ−像となる。トナ−像は、転写チャ−ジャにて転写ベルトに転写され、そして、転写分離チャ−ジャにて、レジストロ−ラで送り込まれる転写紙に転写され、トナ−像を担持する転写紙は、搬送ベルトで定着器に送り込まれる。転写紙はA4以下のサイズの紙を収納できる第1トレイ3又はA3以下のサイズの紙を収納できる第2トレイ4から給紙装置に繰り出される。
【0032】
定着器は、加熱,加圧により転写紙上のトナ−像を転写紙に固定する。定着を終えた転写紙は、プリンタPTRの上面である排紙受け面5上に排出される。トナ−像の転写を終えた感光体面はクリ−ニング装置でクリ−ニングされる。転写ベルトの転写を終えた面はクリーニングブレードで拭われる。2色以上のカラ−重ね記録(最も代表的なものはフルカラ−記録)のときには、上述の、感光体上へのトナ−像の形成と転写ベルトへの転写が、各色分繰返えされて転写ベルト上において各色トナ−像が重ねて転写され、所要色分の重ね転写を終えてから、転写紙に転写される。
【0033】
プリンタPTRの内部、操作パネル6の直下にはプリンタコントローラおよびエンジンコントローラがあり、その下方にレーザ走査器があってその下方に感光体,顕像器他の作像機構がある。
【0034】
プリンタコントローラは、メインプロセッサであるCPU,システムバス制御及び画像処理等を行うASIC(Application Specific IC),CPUの制御プログラムが格納されているROM,電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM,ホストPCからの受信データをIEEE1284セントロI/Fを介して一時格納及び受信データに基づいて形成された画像イメージデータの格納が可能なDRAM(画像メモリ),文字形状をあらわすイメージデータが格納され、画像形成時に文字データをイメージデータに変換するフォントROM,操作パネル6をコントロール/通信する操作パネルI/F,スキャナI/F,エンジンコントローラとの通信及び画像データの送信を行うエンジンI/F,及び、IEEE1284準拠の通信が可能なIEEE1284−I/F、を含む。
【0035】
なお、前述のように原稿スキャナを装着すると、スキャナに内蔵する、読取り画像データを補正あるいは編集する画像データ処理装置が、プリンタコントローラ内のスキャナI/Fに接続される。
【0036】
前カバー7は、その下端のヒンジで、前倒しの方向(矢印A1)すなわち水平y軸廻りに回動して開けることができる。前カバー7を開けると、上述の画像形成機構の側端部が露出する。第1トレイ3および第2トレイ4は、水平x方向の矢印と逆の方向すなわち正面の前方向に引き出すことができる。
【0037】
プリンタPTRの左側面には、定着器の定着ローラの排出側周面に対向する位置に、水平y方向に送出される定着排紙を垂直上向きに案内する定着排紙受台8があり、水平y方向に排紙する使用態様では、受台8がその下端のヒンジの水平x軸廻りで開けられ、開いた口にオプションの図示しない排紙トレイの一端が挿入されて開口内の係止具に結合される。ソータを使用するときには、やはり受台8を開き、そして現われた開口に図示しないソータの転写紙受け口を結合する。
【0038】
受台8を図1の(a)に示すように閉じているときには、定着器から送出される転写紙は受台8で垂直上向きに案内されて、縦搬送器で上送りされて排紙受け面5に送り出される。該縦搬送器の一部をなす、紙押さえ用のアイドルベルトおよびローラを支持する排紙カバー9は、その下端のヒンジで、横倒しの方向(矢印A2)すなわち水平x軸廻りに回動して開けることができる。排紙カバー9を開けると、縦搬送器の紙送り駆動側の駆動ベルトおよびローラが露出する。
【0039】
画像形成機構において紙詰まりなどのペーパトラブルを生じた時、あるいはトナー補給,消耗部品交換,点検,クリーニング等の時には、前カバー7が前倒し方向A1に開けられる。定着後の縦搬送の紙詰まりなどのペーパトラブルの時には、排紙カバー9が横倒し方向A2に開けられる。
【0040】
プリンタPTRの左側板の内側には電源装置PSUがあり、その回路基板10上には主電源スイッチ11がある。この主電源スイッチ11の操作ボタン11aが、第1トレイ3の左隣にある電源操作器12に、細径棒13で連結されている。回路基板10の前面側上端から、上方に、機械的な論理積機構MANが延びている。
【0041】
図2の(a)にプリンタPTRの左側面を、図2の(b)にプリンタPTRの右側面を示す。図2の(b)に示す右側面の14は手差し台であり、その下端のヒンジのx軸廻りに手差し台14を開いて横倒しにして、そこから手差し給紙できる。手差し台14の下には、ペーパジャム点検用の開口を閉じるカバー15があり、このカバーをその下端のヒンジのx軸廻りに横倒しに開くことにより、トレイ3,4から繰り出されて給紙機構で上送りされる転写紙がジャムしているか、点検できる。更に、カバー15の下方には、オプションの大量給紙用の給紙バンクを装着するための開口を閉じるカバー16がある。大量給紙用の給紙バンクを装着する時には、このカバー16は取り外される。
【0042】
図3に、電源装置PSUを示す。電源装置PSUは、スチールブラケット17に、各種電源回路PSCを装備したプリント回路基板10を、固定したものである。基板10には、給電コネクタ18〜20および受電コネクタ21を装着したコネクタフレーム22が固定されている。受電コネクタ21は、図示しない商用交流給電コネクタを受け入れて、商用交流電力を受電する。商用交流受電コネクタ21は電気リードで基板10上の交流入力回路に接続されている。給電コネクタ18〜20は、電気リードで基板10上の、直流出力回路の給電導体に接続されている。給電コネクタ18〜20には、前述の作像機構,給紙機構,定着装置および排紙機構ならびにオプションの原稿スキャナおよび自動原稿供給装置の電気負荷に給電する、図示しない負荷側コネクタが接続される。
【0043】
プリント回路基板10に固定された主電源スイッチ11は、通常の、使用者が指で押すことによりOFF位置からON位置にまたその逆にトグル動作(死点を境に、戻しばねのばね力の方向が反転する跳ね動作)をする操作ボタン11aに、細径棒13の先端が係合する座台11bを一体成形したものであり、座台11bの垂直方向zに貫通する穴に、細径棒13の先端が差し込まれている。細径棒13は水平x方向に延びる。細径棒13をxの矢印方向に駆動すると、主電源スイッチ11は、図3に示すOFF状態から、ON状態に切換わる。
【0044】
プリント回路基板10には、常開型のインターロックスイッチ23,24および25があり、それぞれ、電気モータ通電回路,画像形成露光用のレーザ通電回路および帯電,転写用高電圧回路への各給電路に介挿されている。これらのインターロックスイッチ23,24および25は、x方向に並んでおり、ブラケット17の上端縁部でx方向にスライド可能に支持された操作棹26がx矢印方向に駆動されると、操作棹26の、下方への分岐26a,26bおよび26cが各スイッチ23,24および25の操作子23a,24aおよび25aを押し、各インターロックスイッチ23,24および25が、常態の開(断)から閉(接)に切換る。各インターロックスイッチ23,24および25は戻しばねを内蔵し、操作棹26に加わった押し力が無くなると、各インターロックスイッチ23,24および25の操作子23a,24aおよび25aに作用している戻しばね力により、操作子23a,24aおよび25aが操作棹26を押し戻し、各インターロックスイッチ23,24および25が常態の開(断)に戻る。
【0045】
操作棹26の形状の概要は4角棒状であるが、操作力を受ける先端部は丸棒状もしくはピン状であり、圧縮コイルばね27の一端に差し込まれている。圧縮コイルばね27は、インターロックスイッチ23,24および25の戻しばねによる操作子23a,24aおよび25aの反発力の合計より少し強いばね力の、緩衝ばねである。
【0046】
図4の(a)に、スチールブラケット17の表面を、(b)にその右側面を、(c)に左側面を示す。図3も参照されたい。ブラケット17は、プレス打ち抜きにより、多数の基板支持脚又はアーム,通し穴および支え舌片を形成したものであり、操作棹26は、その背面(x,z面)がブラケット17の平板状の表面17aで、上面(x,y面)が平板から直角に起立した折り曲げ縁17bで、正面(前面;x,z面)が折り曲げ縁17bから更に直角に折り曲げられた垂直舌片17cで、また、下面(x,y面)が平板状の表面17aから直角に起こされた水平舌片17dで、それぞれ支持又は案内されている。
【0047】
図5に、プリント回路基板10の正面を示す。プリント回路基板10上には、図1の(a)に示すプリンタPTRの各部のみならず、オプションとしてそれに付加することを想定した、原稿スキャナ他すべての機器に給電する数種の電圧および容量の数種の電源回路がある。大多数の電源回路は、主電源スイッチ11のOFFにより通電断となるが、一部の回路は、主電源スイッチ11のOFFの間もデータの不揮発保持のために、メモリ回路およびメモリ制御電子回路に微弱給電する。主電源スイッチ11がONである場合は、プリント動作モードの時にはすべての電源回路が給電出力し得るが、省エネ待機条件が成立した時には、自動的に、コマンド監視コントローラに給電する電源回路以外の、待機電力消費が比較的に大きい電源回路が、リレー回路の操作によって遮断される。電気モータ駆動回路、画像形成露光用のレーザ駆動回路および帯電,転写等の高電圧回路への給電路に介挿された常開型のインターロックスイッチ23,24および25は、プリンタPTRがプリント動作モードおよび省エネ待機モードのいずれにあっても、前カバー7又は排紙カバー9が開けられてこれにより操作棹26のx矢印方向の押しが弱くなったときに、操作棹26を押し戻してスイッチ開となって、電気モータ駆動回路、画像形成露光用のレーザ駆動回路および帯電,転写等の高電圧回路への給電路を、遮断する。
【0048】
図6に、主電源スイッチ11と電源操作器12との、操作棹26による連結を示す。電源操作器12は、通常の、使用者が指で押すことによりOFF位置からON位置にまたその逆にトグル動作をする電源スイッチを、電気接点および接片を削除し、しかもその操作ボタン12aを、スイッチ外筐体の底壁を貫通する下脚12bを一体に形成したもの、に変更したものである。下脚12bの先端部のy方向に貫通した穴を、細径棒13の、y矢印方向とは逆の方向に直角に折り曲げられた先端部が貫通している。
【0049】
図6に示す状態で主電源スイッチ11はOFF(断)である。この状態で、使用者が、電源操作器12の操作ボタン12aの、突出端すなわちON表示に近い上端を指で押さえると、操作器12内部のトグル機構の戻しばねが圧縮され、操作ボタン12aがy軸廻りの反時計方向に回動し、この回動が死点を超えると、操作器12内の戻しばねが、使用者の押さえによる回動方向に操作ボタン12aを回動強制する姿勢にかわり、操作ボタン12aが急速に、反時計方向に回動して、すなわちトグル動作をして、操作ボタン12aのON表示側の上端が沈み、OFF表示側の下端が突出する。この過程で、操作ボタン12aの下脚12bがx矢印方向に移動し、これにより細径棒13が同時に同方向に移動し、主電源スイッチ11の操作ボタン11aが、図6に示すOFF姿勢から、ON姿勢に切換って、主電源スイッチ11がOFFからON(接)に切換る。この切換りもトグル動作である。
【0050】
主電源スイッチ11をこのようにONにしているときは、電源操作器12の操作ボタン12aのOFF表示側の下端が突出している。使用者が、この下端を指で押しこむと、トグル動作によって、操作ボタン12aのOFF表示側の下端が沈み、ON表示側の上端が突出する。この過程で、操作ボタン12aの下脚12bがx矢印方向とは逆の方向に移動し、これにより細径棒13が同時に同方向に移動し、主電源スイッチ11の操作ボタン11aが、ON姿勢から図6に示すOFF姿勢に切換って、主電源スイッチ11がONからOFFに切換る。
【0051】
図7に、操作棹26を示す。図7の(a)は正面を、(b)は上面を、(c)は背面を示す。操作棹26は合成樹脂で作られている。操作棹26には、インターロックスイッチ23,24および25を操作するための分岐26a,26bおよび26cの他に、ブラケット17による、x方向にスライド可とした支持を確実かつ低摺動抵抗とするための張出し26e,26fおよび26gがある。
【0052】
張出し26e,26fおよび26gの背面(x,z面)がブラケット17の平板状の表面17a(図3,図4)に接触して支えられるが、張出しがx方向で局所的に存在するのでこの支えによる、x方向スライドに対する摺動抵抗は小さい。操作棹26の上移動は、張出し26e,26fおよび26gの上面(x,y面)の、y方向に延びる突条(各張出しにつき3本)の頂面がブラケット17の折り曲げ縁17bに当たることにより規制されるが、突条がy方向に延び、スライドはx方向であるので、突条によるx方向スライドに対する摺動抵抗も小さい。
【0053】
操作棹26の前移動(y方向の移動)は、2個の舌片17cで規制され、舌片17cのx方向幅が狭いので、これらの舌片17cによる、x方向スライドに対する摺動抵抗も小さい。更に、操作棹26は、3個の舌片17cで下支持されるが、舌片17dのx方向幅が狭いので、これらの舌片17dによる、x方向スライドに対する摺動抵抗も小さい。このように、操作棹26の上下(z)移動および前後(y)移動を規制し、しかもx方向の摺動抵抗を小さくして、操作棹26の支持を確実にし、しかもx移動負荷を軽くしている。
【0054】
図8に機械的な論理積機構MANの主要素の概要を示す。操作棹26に結合した緩衝ばね27には、リンクアーム30に固着したピン29が結合している。リンクアーム30は、固定ブラケット32(図9)に固定されたy方向に延びるピン31を中心に回動可である。ピン31の上方には、位置が固定のz方向に延びるピン33、で支持されそれを中心に回動可の回動ブラケット34があり、この回動ブラケット34にピン35が固定されている。このピン35で略Z形の回動羽根36が、回動可に支持されている。
【0055】
図9に、固定ピン31を支持する固定ブラケット32と、それに回動可に結合した連携レバー38を示す。(a)は平面を、(b)は正面を示す。連携レバー38は、x方向に延びるピン37で、それを中心に回動可に、支持されている。連携レバー38は、排紙カバー9の開から閉への移動によって押されてピン37を中心に時計方向(図9の(b))に回動する。
【0056】
図10には、回動ブラケット34とそれに組付けられた回動羽根36を示す。(a)は平面を、(b)は正面を示す。ここで、再度、図8および図9も参照されたい。回動ブラケット34(図8)が、排紙カバー9の開から閉への移動方向A3に、受け面34aが直交する姿勢にあるときに、連携レバー38の作用突起38aが、排紙カバー9の開から閉への移動のときに矢印A3の方向に進んで回動ブラケット34の受け面34aに当たり、これを同矢印A3の方向に押す。
【0057】
これによって回動ブラケット34が、ピン33を中心に図8上において時計方向に回動し、これにより、ピン35およびそれによって支持された回動羽根36が、退避位置から作動位置に移動し、回動羽根36の作用受け面36aが、前カバー7の図示しないインターロック操作子の、前カバー7の開から閉への移動方向A4(図8)に、直交する姿勢となる。この状態で前カバー7が開から閉になると、前カバー7の図示しないインターロック操作子が、矢印A4方向に進んで、回動羽根36の受け面36aを、同矢印A4方向に押す。これにより回動羽根36が、ピン35を中心に図8上で時計方向に回動し、回動羽根36の押し面36bが、リンクアーム30の上肢30aに当たってx矢印とは逆の方向に押し、リンクアーム30を、ピン31を中心に、図8上で時計方向に回動駆動する。これによって、リンクアーム30の下肢30b(のピン29)がx矢印方向に移動して、緩衝ばね27を同矢印方向に駆動する。
【0058】
ここで図3も参照すると、緩衝ばね27のばね力が、インターロックスイッチ23,24および25の内部にあって操作子23a,24aおよび25aに開き方向の力を与えている戻しばねの反発力よりも強いので、緩衝ばね27が操作棹26を押してx矢印方向に移動し、これにより操作棹26の分岐26a,26bおよび26cによって操作子23a,24aおよび25aがx矢印方向に押され、インターロックスイッチ23,24および25が、常態のOFFからONに切換わる。
【0059】
すなわち、排紙カバー9および前カバー7共に図1に示すように閉であるときに、インターロックスイッチ23,24および25はONである。この全カバー閉の状態の時に、例えば前カバー7が開くと、図8に示す回動羽根36を矢印A4に押して止めていた戻り止めが無くなるので、インターロックスイッチ23,24および25の戻しばねの力で、操作子23a,24aおよび25aが操作棹26をx矢印方向と逆の方向に押し戻し、インターロックスイッチ23,24および25が、ONからOFFに切換る。このとき、排紙カバー9は閉であるので、回動ブラケット34は、その戻り回動が連携レバー38を介して排紙カバー9で止められており、回動しない。
【0060】
全カバー閉の状態の時に、前カバー7でなく排紙カバー9が開けられると、回動羽根36の戻り回動は、閉状態の前カバー7による矢印7方向(図8)の止めによって阻止されているが、回動ブラケット34に対する矢印A3方向の回動の止めが無くなるので、回動ブラケット34が回動羽根36と共に、図8上でピン33を中心に反時計方向に回動可となって、インターロックスイッチ23,24および25の戻しばねの力で、操作子23a,24aおよび25aが操作棹26をx矢印方向と逆の方向に押し戻し、インターロックスイッチ23,24および25が、ONからOFFに切換る。
【0061】
以上のように常開型のインターロックスイッチ23,24および25は、前カバー7および排紙カバー9が共に閉になつたときにOFFからONに切換る。少なくとも一方が開になると、ONからOFFに切換る。
【0062】
−第2実施例−
図11に、第2実施例の、第1実施例とは異なる主要部を示す。この第2実施例では、1個の常開型のインターロックスイッチ25のみを用いて、前カバー7と排紙カバー9が共に閉の時にインターロックスイッチ25をONにし、前カバー7と排紙カバー9の少なくとも一方が開になるとインターロックスイッチ25がOFFになるようにしたものである。機械的な論理積要素としては、x方向に長い長穴41を持ち、それをy方向に貫通する固定ピン42に対して回動し得てしかもx方向にスライドしうる基枠40を用いた。この基枠40の、操作子25aに対向する面には、それを押すための突子43が固定されている。
【0063】
基枠40には2本のピン44,45が固定されている。これらのピン44,45と固定ピン42は、2等辺三角形のコーナに位置し、固定ピン42が頂点に位置する。2本のピンのそれぞれに、鞘付きワイヤ46,47の心線である、可撓性があって弾性が高い鋼ワイヤ49,51の先端が係止されている。これらの心線49,51は、可撓性があってすべりのよい合成樹脂であるテフロンのチューブすなわち鞘管48,50を貫通している。鞘付きワイヤ46は、その心線49の尾端に固着した当てボタン52を、前カバー7の閉によって押される位置に配置するように配架され、ボタン52側の鞘管端は、図示しない止め具によって、プリンタ機枠に固定されている。鞘管48の他端は、止め台54に固定され、止め台54は、インターロックスイッチ25を固定したプリント基板10に固定されている。
【0064】
鞘付きワイヤ47は、その心線51の尾端に固着した当てボタン53を、排紙カバー9の閉によって押される位置に配置するように配架され、ボタン53側の鞘管端は、図示しない止め具によって、プリンタ機枠に固定されている。鞘管50の他端は、止め台54に固定されている。
【0065】
前カバー7および排紙カバー9が共に開いている時には、操作子25aで突子25aがx矢印方向とは逆の方向に押され、基枠40がワイヤ49,51を該方向に押し、これにより当てボタン52は、前カバー7が閉じるときカバー7のストライカが当たる位置に突出し、同様に、当てボタン53も、排紙カバー9が閉じるときカバー9のストライカが当たる位置に突出している。この状態で例えば排紙カバー9だけが閉じると、当てボタン53がカバー9のストライカによって押し下げられ、ワイヤ51が鞘管47内を、ピン45をx方向に動かす方向にスライドし、基枠40の下端がx方向に前進するが、突子43の前進が操作子25aで止められているので、基枠40はピン45を中心に時計方向に回動する。すなわち基枠40の上端はx矢印方向とは逆の方向に逃げる。
【0066】
この、排紙カバー9が閉の状態で、更に前カバー7が閉になるときは、当てボタン52が前カバー7のストライカによって押し下げられ、ワイヤ49が鞘管48内を、ピン44をx方向に動かす方向にスライドし、基枠40の上端がx方向に前進する。このとき基枠40の下端がx方向とは逆の方向に移動できない(ワイヤ51の移動が排紙カバー9で止められている)ので、基枠40の下端が退避しないで、基枠40がその下端を中心に反時計方向に回動する。これにより突子25aが操作子25aを押し下げ、インターロックスイッチ25がOFFからONに切換る。
【0067】
このようにスイッチ25をONにしているとき、つまり前カバー7および排紙カバー9ともに閉のときに、前カバー7が開くと基枠40が時計方向に、排紙カバー9が開くと基枠40が反時計方向に回動して、突子43がx矢印方向と逆の方向に移動し、インターロックスイッチ25がOFFに切り替わる。
【0068】
この第2実施例では、鞘付きワイヤ46,47をカーブさせて90度方向を変える等、電気リードにやや近い配線をする事ができるので、電源装置あるいはインターロックスイッチの配置位置や姿勢の自由度が高い。
【0069】
なお、第2実施例では主電源スイッチ11と電源操作器12との間も、同様な鞘付きワイヤで、図6の細径棒13をワイヤに変えた形で、連結している。なお、鞘付きワイヤを用いる態様では、電源操作器12は、主電源スイッチ11と同じ高さでなくても良く、主電源スイッチ11よりも高い位置や低い位置に配置できる。すなわち主電源スイッチ11に対して、z位置をずらすことができる。しかも、主電源スイッチ11に対してy位置もずらすことができる。すなわち横方向yにずらすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の第1実施例の電源装置を装備した電子写真方式のフルカラープリンタPTRの外観を示す斜視図、(b)は正面図である。
【図2】 (a)は、図1の(a)に示すプリンタPTRの左側面図、(b)は右側面図である。
【図3】 図1に示す電源装置PSUの拡大斜視図である。
【図4】 (a)は図3に示すブラケット17の正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図である。
【図5】 図3に示すプリント基板10の表面を示す平面図である。
【図6】 図1の(a)に示す主電源スイッチ11,電源操作器12および細径棒13の組合せを示す斜視図である。
【図7】 図3に示す操作棹26を拡大して示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図8】 図1に示す論理積機構MANの一部分を示す拡大斜視図である。
【図9】 (a)は、図1に示す論理積機構MANの一部分を示す平面図、(b)は正面図である。
【図10】 (a)は、図1に示す論理積機構MANの一部分を示す平面図、(b)は正面図である。
【図11】 本発明の第2実施例の主要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
PTR:プリンタ PSU:電源装置
1,2:閉じ蓋 3,4:トレイ
5:排紙受け面 6:操作パネル
7:前カバー 8:受け台
9:排紙カバー 10:回路基板
11:主電源スイッチ 11a:操作ボタン
11b:座台 12:電源操作器
12a:操作ボタン 12b:下脚
13:細径棒 14:手差し台
15,16:カバー 17:ブラケット
17a:平板状の表面 17b:折り曲げ縁
17c:垂直舌片 17d:水平舌片
18〜21:コネクタ 22:フレーム
23〜25:インターロックスイッチ
23a〜25a:操作子
26:操作棹 26a〜26c:分岐
27:緩衝ばね 29:ピン
30:リンクアーム 30a:上肢
30b:下肢 31:ピン
32:固定ブラケット 33:ピン
34:回動ブラケット 34a:受け面
35:ピン 36:回動羽根
36a:受け面 36b:押し面
37:ピン 38:連携レバー
38a:作用突起 40:基枠
41:長穴 42:固定ピン
43:突子 44,45:ピン
46,47:鞘付きワイヤ
48,50:鞘管 49,51:鋼ワイヤ
52,53:ボタン 54:止め台
Claims (11)
- 機器筐体内に配設される電源装置において、電源回路要素を組付けた回路基板に装備した、該回路基板上の電路を開閉する電気スイッチ;該電気スイッチの開閉切換え操作子を駆動する一端部を有し、前記回路基板の外に延びる連携部材;および、該連携部材の他端部に組付けられ前記機器筐体の複数のカバーの閉移動によって駆動される複数の受け部材、および、該複数の受け部材が同時に押されているとき前記電気スイッチを閉駆動する力を、前記受け部材に加え、少なくとも1つの受け部材への押しが消えると、前記受け部材ヘの力を下げて前記電気スイッチが開にもどる位置への前記連携部材の移動を許す、論理積機構;を備える、電源装置。
- 前記回路基板を支持する金属製のブラケット;を更に備え、該ブラケットが、前記連携部材を、前記機器筐体のカバー面に向かう移動を可にして支持する、請求項1に記載の電源装置。
- 前記連携部材は、前記ブラケットの一辺縁でそれに沿って往復動可に支持された主幹と、それから折曲がって電気スイッチの開閉切換え操作子に当接する位置に突出する部分と、を有する合成樹脂棒である、請求項2に記載の電源装置。
- 前記連携部材の、回路基板の外の端部と、前記論理積機構との間に、緩衝ばねを介挿した、請求項3に記載の電源装置。
- 前記連携部材は、前記電気スイッチの開閉切換え操作子を駆動する基枠およびそれに連結した可撓性の鞘付きワイヤを有し、前記受け部材は、前記機器筐体の複数のカバーの閉移動によって駆動されて前記ワイヤを駆動する、請求項1に記載の電源装置。
- 前記電気スイッチは、インターロックスイッチである、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電源装置。
- 前記回路基板に装備した、該回路基板上の電路を開閉する主電源スイッチ,該スイッチの開閉切換え操作子を駆動する端部を有し、前記回路基板の外に前記機器筐体の前面に向けて延びる連結部材、および、2位置に移動可であって一方の位置に駆動されるとそこに留まり、他方の位置に駆動されるとそこに留まる、前記機器筐体の前面に装備され前記連結部材に結合した操作ボタンを有する、請求項6に記載の電源装置。
- 前記連結部材は、該操作ボタンに一端が係合した細径棒である、請求項7に記載の電源装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の電源装置を備える画像形成装置。
- 前記機器筐体の複数のカバーは、前面カバーおよび側面カバーを含む、請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記論理積機構は、連携部材を駆動する部材,該部材を駆動するための端部と一つのカバーの閉により押される端部を有しそれらの端部間にあるピンを中心に回動しうる回動羽根、および、該ピンを支持し、もう一つのカバーの閉により押されて固定軸を中心に、回動羽根を前記駆動する部材に近づける方向に回動するブラケットを含む、請求項9又は10に記載の画像形成装置。
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