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JP4080201B2 - シリンダ錠 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回動出力板を錠箱の回動入力部材に係合することで内筒の回動操作力を錠箱に入力するシリンダ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、シリンダ錠50は、外筒51と、外筒51に内挿される内筒52とで略構成される。内筒52には、内筒先端面52aから後端面52bに貫通するキー挿入孔53が内筒軸方向に形成されている。
【0003】
また、内筒後端面52bには、保持部材55が設けられている。保持部材55の後端55a側は内筒後端面52bに固設される。また、図9(a)に示すように、保持部材55には、軸方向に貫通孔56aが形成されており、キー挿入孔53と連通するようになっている。更に、図9(b)に示すように、貫通孔56aの両側には、一対の溝56b,56bが形成されている。この溝56b,56bは後端55a側の軸方向に貫通されていない。また、図9(a),(b)に示すように、保持部材55の先端55b側には、周溝55cが形成されており、図9(c)に示すように、Cリング57が嵌合されるようになっている。
【0004】
また、図8に示すように、保持部材55には、内筒後端面52bより軸方向に突出するように、シリンダ錠50の近傍に設けられている図示しない錠箱に対し回動操作入力をする回動出力板54が突設されている。回動出力板54は内筒52の回動中心と同一中心で回動するようになっている。図9(b)に示すように、回動出力板54は、略コ字状とされており、回動出力板54が、貫通孔56aに挿入されると、図9(c)に示すように、その両端が保持部材の溝56b,56bに嵌合される。そして、回動出力板54は、貫通孔56aに挿入された状態でCリング57により保持部材55から脱落しないように保持される。
【0005】
そして、内筒52の先端面52a側からキー挿入孔53に合鍵が挿入されると、外筒51に対する内筒52の回転規制が解除され、外筒51に対して内筒52が回動可能となる。
【0006】
この内筒52の回動に伴って回動出力板54も回動し、扉内に設けた錠箱の回動入力部材に回動出力板54が係合することで、キー挿入孔53の延長方向近傍に設けられた錠箱内の施錠機構へ施解錠操作力を入力し、施錠機構のデッドボルトを扉の木口から進退させて扉の施解錠を可能にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のシリンダ錠50では、Cリング57は単に保持部材55に回動出力板54を取り付けるのみであり、保持部材55の回転方向に働く力しか想定していない。
【0008】
したがって、細板や工具等をキー挿入孔53に挿入して回動出力板54に対し軸方向の衝撃が与えられると、Cリング57が保持部材55から脱落するとともに、Cリング57により保持部材55に保持されていた回動出力板54が保持部材55から脱落する。これにより、キー挿入孔53から錠箱内の施錠機構まで貫通状態となり、キー挿入孔53から細板や工具を差し込むことで、直接施錠機構を動かすことが可能となり、不正解錠することも想定できる。
【0009】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、キー挿入孔に挿入した細板や工具等による回動出力板の脱落等の破壊を阻止して不正解錠を防止するシリンダ錠を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載のシリンダ錠1は、外筒2と、該外筒2に内挿される内筒3と、該内筒3の先端から後端へ軸方向に貫通するキー挿入孔12と、を有し、該キー挿入孔12の一端から合鍵が挿入されると前記外筒2に対し前記内筒3が回動可能なシリンダ錠であって、前記内筒3の後端に固設され、スリット状の貫通孔21を挟んで上下に分割された形状の略円盤状をなし、該貫通孔21が前記キー挿入孔12の他端と連通する、前記内筒3に対し相対回転不能な基材14と、前記基材14に固設され、中央部26bで前記キー挿入孔12及びこれと連通する前記貫通孔14を閉鎖する略円盤状の閉鎖板26と、略コ字状とされ、その両端34,34が前記閉鎖板26の両側に形成された切欠溝30,30を通して前記基材14の前記貫通孔21両側の嵌合溝25,25に挿入されることで、前記基材14に対しキー挿入方向に突出して設けられ、錠箱の回動入力部材に係合することで前記内筒3の回動操作力を前記錠箱に入力する回動出力板33と、前記基材14に対し係合されて、前記回動出力板33両端34,34の外側屈曲部を保持するCリングよりなる保持部材36と、を具備することを特徴とする。
【0011】
この請求項1記載のシリンダ錠1によれば、略円盤状閉鎖板26の中央部26bにより内筒3の後端5におけるキー挿入孔12の他端12cが閉鎖されているため、キー挿入孔12に細板や工具等が挿入されても閉鎖板26にてその挿入が阻止され、回動出力板33には到達しない。したがって、回動出力板33が脱落することはなく、シリンダ錠1の破壊を阻止することができる。これにより、施錠機構が細板や工具等で操作されることなく不正解錠を防止することができる。
【0012】
なお、基材14と閉鎖板26とが別部材で構成されているため、閉鎖板26が損傷した場合でも、閉鎖板26のみの交換が可能である。したがって、部品交換コストを低減することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシリンダ錠1の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態のシリンダ錠1の平面図、図2は同部分側断面図、図3は同正面図、図4は背面図、図5は同分解斜視図である。
【0014】
図1及び図2に示すように、シリンダ錠1は、外筒2と、外筒2に内挿される内筒3と、内筒3に形成され内筒3の先端4から後端5へ内筒3軸方向に貫通するキー挿入孔12と、を有する。
【0015】
外筒2は、内部が中空な円筒体である。内筒3は外筒2の中心軸と同軸となるように内挿される。内筒3は外筒2に対し回動する。図2に示すように、外筒2の内周壁には、軸方向に溝2aが形成されている。
【0016】
また、図3に示すように、内筒3の先端4側にある先端面4aには、キー挿入孔12の一端となるキー挿入口12aが形成されている。このキー挿入口12aからキーを差し込むと、図2に示すキー挿入路12bに挿入される。内筒3の後端5側には、キー挿入孔12の他端である貫通開口12cが形成されている。
【0017】
図2に示すように、内筒3内部には、軸方向にタンブラー回転軸6とバックアップピン8が設けられている。タンブラー回転軸6とバックアップピン8の一端6a,8aは、内筒3先端側に支持されている。このタンブラー回転軸6には、複数のタンブラー9が軸方向に軸支されており、それぞれキー挿入路12bの一部に亘っている。バックアップピン8はタンブラー9の回転を案内する。
【0018】
また、各タンブラー9の下部には軸方向に延在するロッキングバー10が設けられている。ロッキングバー10はスプリング11により下方に付勢されている。ロッキングバー10は、キーを抜き取った状態で、各タンブラー9の下縁に当接しており、かつ、スプリング11の付勢力により外筒2内周壁に形成されている溝2aに嵌合する。
【0019】
一方、キーを挿入した状態では、キー溝により各タンブラー9が内筒3の径方向に揺動する。挿入したキーが合鍵のときは、キー溝と各タンブラー9が係合すると、各タンブラー9の下縁に形成されている不図示の切欠きがロッキングバー10の上方に整列する。
【0020】
この状態で、挿入した合鍵を回動することにより内筒2を回転させようとすると、溝2aとロッキングバー10に形成されているテーパ面とによって、スプリング11の付勢力に抗してロッキングバー10が上方に押し上げられて、タンブラー9の切欠きに嵌合されるとともに、ロッキングバー10が外筒2内周壁に形成された溝2aから離間する。そして、外筒2に対して内筒3が回動するようになる。
【0021】
また、内筒3の後端5側には、キー挿入孔12の他端である貫通開口12cを閉鎖する閉鎖手段13と、閉鎖手段13に設けられた回動出力手段32と、が設けられている。
【0022】
閉鎖手段13は、厚みのある略円盤状の基材14と、閉鎖板26と、で略構成される。図6(c)に示すように、基材14の一端15側の端面15aは平坦面であり、内筒3の後端5側と当接する。また、基材14の中心には、一端15側から他端18側に貫通するスリット状の貫通孔21が形成されており、キー挿入孔12と連通するようになっている。更に、基材14の一端面15aには、上部と下部にそれぞれ係合孔16a,16bが形成されており、上部の係合孔16aにはタンブラー回転軸6の他端6bが嵌入され、下部の係合孔16bにはバックアップピン8の他端8bが嵌入される。
【0023】
図5及び図6(a),(b)に示すように、基材14の一端14側から他端18側に向かって、大径段部22と大径段部22に対し小径な小径段部23が連続して形成されている。大径段部22は、この段差の基準となる湾曲状の基準面22aと、この基準面22aに垂直な周面22bと、で構成される。同様に、小径段部23は、この段差の基準となる湾曲状の基準面23aと、この基準面23aに垂直な周面23bと、で構成される。また、基材14の他端18側の他端面18aは平坦面である。他端面18aは、スリット状の貫通孔21を挟んで、上下に分割されており、それぞれ略半月状に形成されている。
【0024】
基材14の大径段部22には、環状のワッシャ24が外嵌するようになっている。ワッシャ24の厚みは大径段部22の段差(周面22bの幅)と同等である。ワッシャ24の内径は大径段部22と略同径である。ワッシャ24は、大径段部22の湾曲状基準面22aと当接して、小径段部23の湾曲状基準面23aと略面一となる。
【0025】
また、基材14の小径段部23には、保持部材としてのCリング36が嵌合される。Cリング36の厚みは段部23の段差(周面23bの幅)と同等である。Cリング36の内径は小径段部23と略同径である。Cリング36は、小径段部23の湾曲状基準面23aと当接して、基材14の他端面18aと略面一となる。
【0026】
更に、図6(a)及び図7(a)に示すように、基材14の他端18側の両側には、一対の嵌合溝25,25が形成されている。この嵌合溝25は基材14の一端15側に貫通しないように形成されている。嵌合溝25は基材14の他端18側において貫通孔21と連通している。
【0027】
また、図6(a),(b)に示すように、基材14の他端面18aには、貫通孔21を挟んで、一対の突出ピン19a,19bが突設されている。上側のピン19aは、略円柱状であり、下側のピン19bは略L字状の柱状とされている。また、他端面18aの直径方向には、一対のネジ穴20a,20bが形成されている。
【0028】
更に、図1,図2,図4,図5に示すように、基材14の他端面18aには、キー挿入孔12と連通されている基材14の貫通孔21を閉鎖する閉鎖板26が設けられている。閉鎖板26は、基材14の他端面18aよりもやや大径であり、基材14の小径段部23における外径と略同径である。閉鎖板26には、基材14の一対の突出ピン19a,19bに対応する位置に一対の嵌合穴28a,28bが貫通形成されており、各突出ピン19a,19bと嵌合するようになっている。また、閉鎖板26には一対のネジ穴29a,29bが貫通形成されており、嵌合穴28a,28bと突出ピン19a,19bとが嵌合した状態で、それぞれ連通するようになっており、固定手段としてのネジ31a,31bをネジ穴29a,29b及びネジ穴20a,20bに螺入することで、基材14に対し閉鎖板26が固着される。
【0029】
また、閉鎖板26の両側には、一対の切欠溝30,30が形成されている。この切欠溝30は、基材14の嵌合溝25,25に対応する位置に形成される。
【0030】
また、基材14には、回動出力手段32を構成する回動出力板33がキー挿入方向と同方向に突出して設けられる。回動出力板33は、図7(a)に示すように、略コ字状とされており、その両端34,34が外側に屈曲形成されている。
【0031】
この両端34,34の先端面34a,34aは、基材14の嵌合溝底面25a,25aと当接する。また、両端34の外側屈曲部には段部34b,34bが形成されている。段部34b,34bは、基準面34c,34cと基準面34c,34cに垂直な側面34d,34dとで構成される。段部34b,34bの幅は、基材14の大径段部22の直径と略同等である。回動出力板33の両側縁34e,34e間の幅は、基材14の小径段部23の直径と略同等である。すなわち、両端34,34の外側は基材14の嵌合溝25,25の外形輪郭と略同等に形成されている。
【0032】
また、回動出力板33の溝部34fには、閉鎖板26の中央部26bが嵌合するようになっている。
【0033】
更に、回動出力板33の両端34,34の内側には、溝部34f側から先端面34a,34aに向けて拡がる斜面34g,34gが形成されている。
【0034】
上記内筒3の後端5側を組み立てる場合、まず基材14を内筒後端5に固着する。そして、図5及び図7(a)に示すように、基材14対し、基材14の他端18側から、ネジ31a,31bにより閉鎖板26を固着する。これにより、小径段部23と閉鎖板26の裏面26aとでCリング36が嵌合される溝が形成される。
【0035】
次に、回動出力板33が基材14に対し挿入される。このとき、回動出力板33の両端34,34が嵌合溝25,25に嵌合し、先端面34a,34aは、基材14の嵌合溝底面25a,25aと当接する。
【0036】
これにより、回動出力板33の段部34b,34bの基準面34c,34cが、小径段部23の基準面23aと略面一になる。また段部34b,34bの周面34d,34dが大径段部22の周面22bと略面一になる。更に、回動出力板33の両側縁34e,34eが、小径段部23の周面23bと略面一となる。
【0037】
また、図7(b)に示すように、嵌合溝25,25により側部が開口されていた貫通孔21が、回動出力板33の斜面34g,34gにより閉鎖される。そして、閉鎖板26の中央部26bが回動出力板33の溝部34fに嵌入される。
次に、ワッシャ24が、大径段部22の周面22b及び段部34の周面34d,34dに嵌挿される。これにより、回動出力板33の先端34が、基材14の一端側とワッシャ24とで挟まれる。
【0038】
最後に、図7(b)に示すように、基材14の小径段部23に対し、軸方向に直交する方向からCリング36が嵌合される。これにより、回動出力板33のキー挿入方向と同方向である軸方向への移動が規制される。
【0039】
本実施の形態によれば、キー挿入孔12に細板や工具等を挿入して回動出力板33に衝撃を加えようとしても、閉鎖板26がキー挿入孔12と連通する貫通孔21を閉鎖しているため、閉鎖板26の中央部26bに衝突することとなる。したがって、回動出力板33への衝突を阻止することとなり、回動出力板33がシリンダ錠1からの脱落を防止することができる。またこれにより、キー挿入孔12が錠箱側へ貫通しないこととなり、挿入した細板や工具等により錠箱内の施錠機構を操作することができず、不正解錠を防止することができる。
【0040】
なお、上述した実施の形態では、基材14の中心には、貫通孔21が形成されているが、この貫通孔21が形成されていない構成としても良い。この場合、基材14の一端面15aがキー挿入孔12の他端である貫通開口12cを閉鎖することとなる。
【0041】
また、閉鎖手段13は、基材14と閉鎖板26とを別部材として構成することとしたが、基材14と閉鎖板26とが一体形成された構成としても良い。更に、基材14と閉鎖板26とが一体形成された閉鎖手段13と、回動出力手段32としての回動出力板33と、を一体形成した構成としても良い。このような構成によれば、部品点数を減少することができ、シリンダ錠1の組み立てが容易となる。
【0042】
なお、本実施の形態では、閉鎖板26を一枚固着する例について説明したが、閉鎖板26は、異種材料からなる複数枚のものを固着することとしてもよい。異種材料の閉鎖板26を装着することにより、細板等の挿入打撃やドリルの挿入等、キー挿入孔12を使用した種々の形態の破壊を阻止するのに最適な閉鎖板26を、適宜重複して装着することができる。これにより、異なる複数の破壊方法から回動入力部材や錠箱等が防護可能になる。
【0043】
また、閉鎖板26を複数枚(例えば2枚)用いる場合、焼き入れ鉄板からなる閉鎖板26を内筒3側に、ステンレス鋼板からなる閉鎖板26を錠箱側に配置することとしてもよい。このように順次装着することで、焼き入れ鉄板によって耐切削性を高め、ステンレス鋼板によって耐衝撃性を高めることができる。
【0044】
すなわち、この構成では、焼き入れ鉄板からなる閉鎖板26が穴あけ破壊を阻止し、その後方のステンレス鋼板からなる閉鎖板26が焼き入れ鉄板からなる閉鎖板26と共働して衝撃破壊を阻止し、穴あけ破壊と衝撃破壊の双方を阻止できるようになっている。
【0045】
このように構成したシリンダ錠によれば、鍵穴43に挿入した細板、ドリル等を、内筒3の後端面5aから突出させることを防止できる。これにより、キー挿入孔12に挿入した細板、ドリル等でシリンダ錠1と錠箱との係合部を破壊することを阻止でき、シリンダ錠1と錠箱との係合を解除し、錠箱内の施錠機構を直接操作してデッドボルトを後退させるなどの不正解錠を防止することができる。
【0046】
なお、上記の例では、二枚の閉鎖板26を基材14に装着する場合を例に説明したが、本発明に係る錠構造は、一枚の閉鎖板、或いは二枚以上の閉鎖板を装着しても、上記した本発明の基本的な効果を奏するものであり、また、閉鎖板の素材についても、衝撃、切削に対して耐性のある素材であれば、他の素材にて構成させることとしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明のシリンダ錠によれば、略円盤状閉鎖板の中央部により内筒の他端からキー挿入孔の他端が閉鎖されているため、キー挿入孔に細板や工具等が挿入されても閉鎖板に衝突し、回動出力板33には衝突しない。したがって、回動出力板が閉鎖板から脱落することはなく、シリンダ錠の破壊を阻止することができる。これにより、施錠機構が細板や工具等で操作されることなく不正解錠を防止することができる。
【0048】
また、基材と閉鎖板とが別部材で構成されているため、閉鎖板が損傷した場合でも、閉鎖板のみの交換が可能である。したがって、部品交換コストを低減することが可能となる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシリンダ錠の平面図である。
【図2】 図1に示したシリンダ錠の部分側断面図である。
【図3】 図1に示したシリンダ錠の正面図である。
【図4】 図1に示したシリンダ錠の背面図である。
【図5】 図1に示したシリンダ錠の分解斜視図である。
【図6】(a)基材の正面図である。
(b)基材の側面図である。
(c)基材の背面図である。
【図7】(a)図1に示したシリンダ錠の要部の分解平断面図である。
(b)同平断面図である。
【図8】 従来のシリンダ錠を示す側断面図である。
【図9】(a)従来のシリンダ錠の後端側を示す分解側面図である。
(b)同分解平断面図である。
(c)同平断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダ錠
2…外筒
3…内筒
4…内筒の先端
5…内筒の後端
12…キー挿入孔
12a…キー挿入孔の一端(キー挿入口)
12c…キー挿入孔の他端(貫通開口)
13…閉鎖手段
14…基材
21…貫通孔
26…閉鎖板
32…回動出力手段
33…回動出力板
36…保持部材

Claims (1)

  1. 外筒(2)と、該外筒(2)に内挿される内筒(3)と、該内筒(3)の先端から後端へ軸方向に貫通するキー挿入孔(12)と、を有し、該キー挿入孔(12)の一端から合鍵が挿入されると前記外筒(2)に対し前記内筒(3)が回動可能なシリンダ錠であって、
    前記内筒(3)の後端に固設され、スリット状の貫通孔(21)を挟んで上下に分割された形状の略円盤状をなし、該貫通孔(21)が前記キー挿入孔(12)の他端と連通する、前記内筒(3)に対し相対回転不能な基材(14)と、
    前記基材(14)に固設され、中央部(26b)で前記キー挿入孔(12)及びこれと連通する前記貫通孔(14)を閉鎖する略円盤状の閉鎖板(26)と、
    略コ字状とされ、その両端(34,34)が前記閉鎖板(26)の両側に形成された切欠溝(30,30)を通して前記基材(14)の前記貫通孔(21)両側の嵌合溝(25,25)に挿入されることで、前記基材(14)に対しキー挿入方向に突出して設けられ、錠箱の回動入力部材に係合することで前記内筒(3)の回動操作力を前記錠箱に入力する回動出力板(33)と、
    前記基材(14)に対し係合されて前記回動出力板(33)両端(34,34)の外側屈曲部を保持するCリングよりなる保持部材(36)と、
    を具備することを特徴とするシリンダ錠。
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