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JP4082437B2 - 情報管理装置および情報管理プログラム - Google Patents
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JP4082437B2 - 情報管理装置および情報管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報管理装置および情報管理プログラムに関する。
複数のユーザによって参照されるファイルや文書は、ファイルシステムや文書管理システムなどを用いて管理され、ネットワーク上のいずれの場所からでも参照できるように構築される。これらのシステムでは、一般に、管理対象であるファイルや文書などの属性情報に基づいて階層構造を形成し、その階層構造を辿ることによって所定のファイルや文書を参照する。
また他の方法として、ファイルや文書などの実情報を記憶した記憶領域のアドレス情報を含む参照情報を作成し、この参照情報を用いることによってシステム上の深い階層下にあるファイルであっても簡単にアクセスできるようにしている。この参照情報は、一般にリファレンスといわれ、任意の情報にダイレクトアクセスすることを可能にした情報である。
このリファレンスを用いることで所望のファイルや文書に直接アクセスすることができるようになり、アクセス効率が向上することとなる。このリファレンスの代表例として、例えば、マイクロソフト社のショートカットなどがある。
通常、リファレンスは、ファイルシステムや文書管理システムで管理するファイルや文書へのアクセスを可能にした情報であるため、アクセス対象のファイルや文書がそのリファレンスのアドレス情報によって示された記憶領域に存在することによって有効となるものである。このことから参照先のファイルや文書が削除された場合にはそのファイルや文書に対して作成したリファレンスは無意味なものとなってしまうことがある。
このような問題に対して、特許文献1に開示された従来技術では、ファイルシステムで管理したファイルが削除されるとともに、そのファイルを参照している仮想ファイルを削除することでその仮想ファイルを用いたファイルアクセスができなくなるのを防止している。
特開2001−101050
ファイルシステムや文書管理システムで管理するファイルや文書の中に、例えば、機密性の高い情報を含むものや編集途中で仮登録した状態のものなどがある場合、これらのファイルや文書に対しても仮想ファイル(リファレンス)が作成されてしまうことになる。
このようなファイルや文書のリファレンスが作成されてしまうと、そのファイルや文書が作成者や管理者の予期しないところで、ファイルや文書に関する情報を容易に取得されてしまうことがある。
本発明は、リファレンスに関する処理を禁止または制限できるようにした情報管理装置および情報管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の情報管理装置は、実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、前記記憶手段に記憶された前記実情報から前記参照情報の作成を許可する前記階層構造における距離を示す階層距離を設定する設定手段と、前記受付手段で受け付けた前記作成要求による作成対象の参照情報と該参照情報から参照しようとする実情報との間の階層距離を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出した階層距離前記設定手段によって設定された階層距離より大きいときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段とを具備する。
また、請求項2の発明の情報管理装置は、実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、実情報の階層から所定の階層数より上の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段とを具備する。
また、請求項3の発明の情報管理装置は、実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、前記階層構造の最上位の階層から所定の階層数以内の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段とを具備する。
また、請求項の発明の情報管理プログラムは、コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報から該実情報を参照する参照情報の作成を許可する前記階層構造における距離を示す階層距離を設定する設定手段、前記実情報を参照する前記参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、前記参照情報を作成する参照情報作成手段、前記受付手段で受け付けた前記作成要求による作成対象の参照情報と該参照情報から参照しようとする実情報との間の階層距離を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出した階層距離が前記設定手段によって設定された階層距離より大きいときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段として機能させる。
また、請求項の発明の情報管理プログラムは、コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報を参照する参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、前記参照情報を作成する参照情報作成手段、前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、実情報の階層から所定の階層数より上の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段として機能させる。
また、請求項の発明の情報管理プログラムは、コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報を参照する参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、前記参照情報を作成する参照情報作成手段、前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、前記階層構造の最上位の階層から所定の階層数以内の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段として機能させる。
請求項1,2,3および請求項5,6,7の発明によれば、予期しない格納庫に参照情報が作成されるのを防止することができる。
以下、本発明に係わる情報管理装置、情報管理プログラムおよび情報管理システムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる情報管理装置、情報管理プログラムおよび情報管理システムを適用して構成したシステム構成図の一例である。
図1において、この情報管理システムは、登録処理部101、制限設定部102、設定記憶部103、情報制御部104、情報格納部105、情報アクセス部106、リファレンス作成部107を具備して構成し、情報格納部105で管理したファイルや文書などの実情報を参照する参照情報の作成制限および参照情報を用いた実情報の参照を制限するシステムである。
この参照情報は、一般的にリファレンスとも呼ばれ、情報格納部105で管理した情報を直接、参照できるようにした情報である。以下の説明では、この参照情報を「リファレンス」という。
また、情報格納部105では、リファレンスによって参照される実情報を格納しており、この実情報として、例えば、画像データ、音声データ、図面、文字列データなどのファイルや文書を示し、以下の説明では、これらの情報を纏めて「ファイル」と示す。
この情報格納部105は、階層情報をもつ格納庫(「フォルダ」とも呼ばれる)によって階層構造を形成した構成であり、各階層のフォルダにファイルを関連付けて管理する。各フォルダは、階層情報によって自フォルダと他のフォルダとの階層距離を測ることができる。例えば、自フォルダから他フォルダに到達するまでに辿るフォルダの数を階層距離とすることができ、自フォルダの直近の階層下にあるフォルダとの階層距離は「1」と計測することができ、また、階層構造の第3階層にあるフォルダは、最上位のルートフォルダから観て階層距離が「3」と計測することができる。
次に、リファレンスの作成に制限を設定する処理および情報格納部105で管理したファイルを参照する処理における構成を示す。
リファレンスの作成に制限を設定する処理は、情報格納部105で管理したファイル若しくは新規登録するファイルに対して行ない、制限設定部102によって処理される。それに対して、ファイルを参照する処理は、参照要求を情報アクセス部106で受け付け、情報格納部105で管理したファイルを参照する処理である。また、この情報アクセス部106ではリファレンスの作成要求をも受け付け、設定された制限に基づいて処理を行なう。
まず、リファレンスの作成に制限を設定する処理の構成を示す。
登録処理部101では、ファイルの新規登録依頼および情報格納部105で管理されたファイルへの制限の設定依頼を受信することによってそのファイルの登録処理を行なう。ちなみに、登録済みのファイルに対して制限を設定する場合には、情報格納部105で管理したファイルを情報制御部104を介して取得する。
登録処理は、情報格納部105の指定された階層にフォルダを作成したり、フォルダにファイルを関連付けたりする処理によって、情報格納部105にファイルを登録する処理である。
登録処理部101から制限の設定依頼が行われた制限設定部102では、ファイルごとにリファレンスの作成を許可するかまたは拒否するかの制限を設定する処理を行なう。リファレンスの作成が「許可」された場合にのみリファレンスを作成することが可能とする。
この制限設定部102によって行われるリファレンス作成の制限を設定する方法として、例えば、設定画面を用いて設定する方法があり、この設定画面を用いた制限の設定では、操作者が設定画面を操作することによってファイルごとにリファレンス作成の制限を設定する。
また、他の方法としてリファレンスの作成を拒否する条件を記述した設定ファイルを予め設定記憶部103に記憶しておき、この設定ファイルに記述された条件に当てはまるファイルのリファレンス作成を拒否するように設定する方法がある。条件に当てはまらないファイルに対してはリファレンス作成を許可した状態とすることができる。
後者の方法では、例えば、リファレンスの作成を拒否する条件として、上記した階層距離を設定することができ、この場合、登録処理部101からの制限の設定依頼が行われることでリファレンスを作成するファイルの登録位置(若しくは登録予定位置)とリファレンスの作成位置とから階層距離を算出する。
そして、算出した階層距離が設定ファイルの条件に示した階層距離以上である場合にリファレンスの作成を拒否する設定を行なう。
このような方法を用いて、制限設定部102で設定したリファレンスの作成における制限の設定情報を設定記憶部103へと記憶する。
この設定記憶部103は、書き換え可能なRAM(Random Access Memory)などの記憶装置によって構成され、制限設定部102で設定したリファレンス作成における制限の設定情報を記憶する。この設定情報は、情報格納部105で管理する全てのファイルそれぞれにファイルIDを関連付け、各ファイルIDにリファレンスの作成を許可するか拒否するかが設定された情報である。
また、この設定情報は、ファイルを記憶した情報格納部105上の記憶領域のアドレス情報とファイルIDを関連付けた「ファイルID管理テーブル」と、そのファイルID管理テーブルのファイルIDにリファレンスの作成を許可するか否かの設定情報を関連付けた「リファレンス作成可否設定テーブル」とによって構成することもできる。もちろん、これらのテーブルを一つに合成してより正規化を行なった状態で管理してもよい。
そして、設定記憶部103に設定情報を記憶した制限設定部102は、登録処理部101に対してリファレンス作成の制限設定が完了したことを通知する。通知を受けた登録処理部101では、ファイルを情報制御部104に転送し、情報制御部104が情報格納部105の指定された領域にファイルを記憶する。この情報制御部104は、情報格納部105へのファイル登録および情報格納部105で管理するファイルを参照する際のアクセス管理を行なう。
このときの制限設定部102で行なわれるリファレンス作成に対する制限を設定する処理の流れを図2のフローチャートに示す。
次に、情報格納部105で管理したファイルを参照する処理について説明する。
ファイルに対する要求を情報アクセス部106で受け付けると、情報アクセス部106が受信した要求内容を識別してリファレンス作成要求であるか若しくは情報格納部105で管理したファイルの参照要求であるかを判断する。
リファレンスの作成要求である場合には、リファレンス作成部107にその旨を通知する。それに対して、情報格納部105で管理したファイルの参照要求である場合には、要求されたファイルを情報格納部105から取得して要求元に参照可能な状態で転送する。
情報アクセス部106からリファレンスの作成要求が通知されたリファレンス作成部107では、設定記憶部103に記憶された設定情報からファイルのリファレンス作成における制限の設定を参照し、そのファイルに対してリファレンスの作成が拒否されている場合には、リファレンス作成を拒否する旨を情報アクセス部106に通知する。このとき、情報アクセス部106では、受信した作成要求元に対して当該ファイルに対するリファレンスの作成を行なうことができない旨を要求元に通知する。
また、リファレンスの作成が許可されている場合には、リファレンス作成部107から情報制御部104に対して当該ファイルへのアドレス情報を要求する。情報制御部104では、情報格納部105で管理したファイルを参照するためのアドレス情報を取得し、リファレンス作成部107に通知する。
これによって、リファレンス作成部107がそのアドレス情報を含むリファレンスを作成し、指定された位置に保存する。
図2は、本実施の態様におけるリファレンス作成を制限する処理の流れを示すフローチャートである。
図2は、ファイルの新規登録時および登録済みのファイルに対してリファレンスの作成を制限する設定を行なう処理であって、リファレンス作成に対する制限設定要求が行なわれると、まず、当該ファイルに対して、リファレンス作成に制限を設定するか否かを判断する(201)。この判断処理は、設定画面を用いてリファレンス作成に制限を設定するか、若しくは、予め設定した設定ファイルに示した条件に当てはまることによって制限を設定するかを判断する処理である。
この判断処理の結果、設定画面を用いてリファレンス作成を拒否する設定を行った場合や設定ファイルの条件に当てはまる場合などには、リファレンス作成に制限を設定すると判断して(201でYES)、当該ファイルに対するリファレンスの作成を「拒否」する設定を行なう(202)。
それに対して、リファレンス作成の制限を設定しない場合(201でNO)には、そのファイルに対するリファレンスの作成を「許可」する設定を行なう(203)。設定した制限を記録した設定情報を保存する(204)。
そして、そのファイルを登録して(204)処理を終了する。
このような処理によって、リファレンス作成の制限を設定することができる。
図3は、本実施の態様における情報管理装置および情報管理システムにおけるリファレンスを作成する処理の流れを示すフローチャートである。
図3において、リファレンスの作成要求を受信する(301)と、そのリファレンスの作成対象であるファイルに設定されたリファレンス作成が「許可」または「拒否」であるか判断する(302)。この判断処理の詳細なフローチャートを図4、図5に示す。
この判断処理の結果、リファレンスの作成が許可されているか判断し(303)、リファレンスの作成が「拒否」されている場合(303でNO)には、リファレンスを作成できない旨を作成要求元に返信して(304)処理を終了する。
それに対して、リファレンスの作成が「許可」されている場合(303でYES)には、そのファイルへのアドレス情報を含むリファレンスを作成し(305)、作成したリファレンスを作成要求元に転送する(306)。
このときのリファレンス作成の処理についての他の例を図6のフローチャートに示す。
図6に示すフローチャートでは、ファイルにアクセスするアドレス情報の表示を禁止した状態のリファレンスを作成する処理であって、まず、リファレンスを作成する対象となるファイルが格納された格納領域へのアドレス情報若しくは格納する先のアドレス情報を取得する(601)。
そのアドレスを含むリファレンスを作成し(602)、作成したリファレンスが示すアドレス情報およびファイル名などの参照先のファイルを特定可能とする情報の表示を禁止するように設定する(603)。
続いて、次に図3で示したリファレンス作成の可否を判断する処理の詳細な流れを図4、図5を用いて説明する。
図4のフローチャートは、階層構造を形成するフォルダで管理したファイルのリファレンスを作成する処理の流れであり、各フォルダ間の階層距離が一定以上の場合にリファレンスの作成を拒否する処理を示している。
図4において、リファレンスの作成要求が行なわれると処理が開始され、リファレンス作成に関する設定条件の読み込みを行なう(401)。例えば、設定条件として、リファレンスの作成を拒否する階層距離の値を読み込む。
続いて、リファレンスの作成を行なうファイルの階層情報を解析し(402)、解析した階層情報とリファレンスの作成先として指定された位置の階層情報とから階層距離を算出する(403)。
そして、算出した階層距離と読み込んだ階層距離とを比較してリファレンスの作成が可能であるかを判定する(404)。その判定結果によってリファレンスの作成が可能であるかを判断し(405)、例えば、読み込んだ階層距離以上がリファレンス作成を拒否する設定である場合、算出した階層距離が当該読み込んだ階層距離よりも小さいときにリファレンスの作成が可能であると判断する(405でYES)。
それに対して、算出した階層距離が読み込んだ階層距離と同一若しくは大きいときにリファレンス作成を行なうことができないと判断する(405でNO)。
リファレンスの作成が可能である場合(405でYES)に「許可」と設定し(406)、また、リファレンスの作成を行なうことができない場合(405でNO)に「拒否」と設定する(407)。
なお、ファイルが格納されているフォルダと当該ファイルのリファレンスを格納しようとしているフォルダの階層距離ではなく、ファイルが格納されているフォルダから当該ファイルのリファレンスを格納しようとしているフォルダに到達するまでに、ファイルが格納されているフォルダから所定の階層数より上の階層に位置するフォルダを辿る必要がある場合には「拒否」と設定し、そうではない場合には「許可」と設定するようにしてもよい。また、ファイルが格納されているフォルダから当該ファイルのリファレンスを格納しようとしているフォルダに到達するまでに、ルートフォルダから所定の階層数以内の階層に位置するフォルダを辿る必要がある場合には「拒否」と設定し、そうではない場合には「許可」と設定するようにしてもよい。
図5のフローチャートでは、リファレンスの作成対象であるファイルに特定の情報(以下、「キーワード」ともいう)が含まれる場合にそのファイルに対するリファレンスの作成を拒否する制限を行なう処理の流れを示している。
図5において、リファレンスの作成要求が行なわれると処理が開始され、リファレンスの作成対象となったファイルの内容を展開する(501)。展開したファイルに予め指定したキーワードが含まれるかを検索し(502)、そのキーワードが含まれるかを判断する(503)。予め指定したキーワードがファイルに含まれる場合(503でYES)には、そのファイルに対するリファレンスの作成を「拒否」する制限を設定する(504)。
それに対して、キーワードが含まれない場合(503でNO)には、そのファイルに対するリファレンスの作成を「許可」する制限を設定する(505)。
図7には、リファレンスの作成が拒否された場合に表示される画面の例を示す図である。
図7において、図7(a)、図7(b)は、上記に示すようなリファレンスの作成の可否判断によって作成することができないと判断した場合に表示される画面である。
上記実施例1では、リファレンスの作成に対して制限を設け、その制限に基づいてリファレンスの作成を行なう構成を示しているが、次に示す実施例2では、リファレンスの作成については可能であるが、作成したリファレンスを用いてファイルを参照する場合に一定の制限を設けた場合の例を示す。
図8は、本発明に係わる情報管理装置および情報管理システムを適用して構成した他のシステム構成図の一例であり、図1に示すシステム構成図と類似する。そのため、図1と異なる点を中心に説明する。
図8は、図1に示すシステム構成図に新たに参照制御処理部801が設けられたシステム構成を示す図であって、図8に示す参照制御処理部801は、情報格納部105に格納されたファイルの参照可否を制御する。
情報アクセス部106によって情報格納部105で格納したファイルの参照要求を受信すると、その参照要求を情報アクセス部106から参照制御処理部801へと転送し、参照制御処理部801が要求元を解析し、要求元がリファレンスによるファイル参照であるかを判定することでファイルの参照可否を制御する。
判定した結果、リファレンスからのファイル参照要求である場合には、予め指定した設定情報に基づいて参照制御を行なう。
この設定情報の内容として、例えば、要求元のリファレンスと参照先のファイルとの階層距離を指定することができ、この場合、予め指定した階層距離以上であるときに参照制御を行なう。なお、指定した階層距離よりも小さい場合には通常のファイル参照を可能とする。
なお、階層距離ではなく、参照先のファイルが格納されているフォルダから要求元のリファレンスが格納されているフォルダに到達するまでに、参照先のファイルが格納されているフォルダから所定の階層数より上の階層に位置するフォルダを辿る必要がある場合には参照制御を行うようにしてもよい。また、参照先のファイルが格納されているフォルダから要求元のリファレンスを格納しようとしているフォルダに到達するまでに、ルートフォルダから所定の階層数以内の階層に位置するフォルダを辿る必要がある場合には参照制御を行うようにしてもよい。
このときの参照制御の一例として、ファイルの参照を拒否したり参照部分を限定したりする参照制限や、使用可能な機能を制限する機能制限がある。
その設定情報として、一定の階層距離以上のファイルを参照する際に上記する参照制限や機能制限を行なう例を図9を用いて説明する。
図9は、階層情報をもつ格納庫であるフォルダが図示するような階層構造を形成し、各フォルダにファイルを関連付けられて保存した例を示している。
図9に示す階層構造は、ルートフォルダであるAフォルダの階層下にBフォルダ、Cフォルダ、Dフォルダを関連付け、Bフォルダの階層下にEフォルダ、Fフォルダを関連付け、Eフォルダの階層下にGフォルダ、Hフォルダを関連付け、FフォルダにIフォルダが関連付けられた構成である。
ルートフォルダであるAフォルダから観て、Bフォルダ、Cフォルダ、Dフォルダは第1階層にあり、Eフォルダ、Fフォルダは第2階層にあり、Gフォルダ、Hフォルダ、Iフォルダは第3階層にある。
このような階層構造において、上記する設定情報の参照制御を行なう階層距離を「3」と設定し、GフォルダにあるリファレンスからHフォルダにあるファイル1を参照する場合、および、GフォルダにあるリファレンスからIフォルダにあるファイル2を参照する場合のそれぞれの場合について説明する。
まず、前者の場合において、Gフォルダが持つ階層情報とHフォルダが持つ階層情報を元に階層距離の算出処理を行ない、ファイル1までの階層距離を「2」と算出する。算出した階層距離「2」は設定情報の階層距離「3」よりも小さいため、参照制限や機能制限を行なう参照制御の対象とはならず、要求元のリファレンスによってファイル1を参照することができる。
次に、後者の場合において、Gフォルダが持つ階層情報とIフォルダが持つ階層情報を元に階層距離の算出処理を行ない、ファイル2までの階層距離を「4」と算出する。算出した階層距離「4」は設定情報の階層距離「3」以上であるため、参照制限や機能制限を行なう。
参照制限の一例として、先頭ページのみを参照可能にすることが可能であり、また、機能制限の一例として、表示機能のみを有効とし、印刷出力機能などを禁止することが可能である。
すなわち、Iフォルダにあるファイル2は、参照制限を行なうことにより先頭ページのみが参照可能となり、また、機能制限を行なうことによりファイル2を表示することのみ可能となる。
このように、図8に示す参照制御処理部108では、設定情報に当てはまるファイルを参照する際にそのファイルの制御する。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
なお、本発明は、通信機能を備えた情報管理システムで上述の動作を実行させ、あるいは上述の手段を構成させるためのプログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをコンピュータにインストールし、これを実行させることにより、上述の処理を実行する情報管理システムを構成することも可能である。情報処理システムを構成するコンピュータは、システムバスを介してCPU(Central Processor Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクが接続されている。CPUは、ROMまたはハードディスクに記憶されているプログラムに従い、RAMを作業領域にして処理を行う。
また、プログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信システムのように一時的または流動的にプログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin Board Service)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信するようにしてもよい。
本発明は、情報格納領域に格納する実情報に対して、その実情報を参照する参照情報の作成を制限するのに適用可能である。
本発明に係わる情報管理装置、情報管理プログラムおよび情報管理システムを適用して構成したシステム構成図。 本願発明におけるリファレンス作成を制限する処理の流れを示すフローチャート 本願発明の情報管理装置および情報管理システムにおけるリファレンスを作成する処理の流れを示すフローチャート 図3で示したリファレンス作成の可否を判断する処理の詳細な流れを示すフローチャート。 図3で示したリファレンス作成の可否を判断する処理の詳細な流れを示す他のフローチャート。 ファイルに対する情報を非表示にしたリファレンスの作成を行なうフローチャート。 リファレンスの作成が拒否された場合に表示される画面の例を示す図。 本発明に係わる情報管理装置および情報管理システムを適用して構成した他のシステム構成図。 ファイルの管理構成を階層構造によって示す図。
符号の説明
101 登録処理部
102 制限設定部
103 設定記憶部
104 情報制御部
105 情報格納部
106 情報アクセス部
107 リファレンス作成部
801 参照制御処理部

Claims (6)

  1. 実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記実情報から前記参照情報の作成を許可する前記階層構造における距離を示す階層距離を設定する設定手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記作成要求による作成対象の参照情報と該参照情報から参照しようとする実情報との間の階層距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出した階層距離前記設定手段によって設定された階層距離より大きいときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    を具備する情報管理装置。
  2. 実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、
    前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、実情報の階層から所定の階層数より上の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    を具備する情報管理装置。
  3. 実情報と前記実情報を参照する参照情報とを階層構造を有する格納庫に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記参照情報の作成要求を受け付ける受付手段と、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段と、
    前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、前記階層構造の最上位の階層から所定の階層数以内の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    を具備する情報管理装置。
  4. コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報から該実情報を参照する参照情報の作成を許可する前記階層構造における距離を示す階層距離を設定する設定手段、
    前記実情報を参照する前記参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段、
    前記受付手段で受け付けた前記作成要求による作成対象の参照情報と該参照情報から参照しようとする実情報との間の階層距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出した階層距離が前記設定手段によって設定された階層距離より大きいときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    として機能させる情報管理プログラム。
  5. コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報を参照する参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段、
    前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、実情報の階層から所定の階層数より上の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    として機能させる情報管理プログラム。
  6. コンピュータを、記憶部によって記憶された、階層構造を有する格納庫に関連付けされた実情報を参照する参照情報を前記格納庫に関連付けて作成する作成要求を受け付ける受付手段、
    前記参照情報を作成する参照情報作成手段、
    前記受付手段によって前記作成要求を受け付けた場合、該作成要求における作成対象の参照情報から前記階層構造を辿って該参照情報から参照しようとする実情報に到達するまでに、前記階層構造の最上位の階層から所定の階層数以内の階層を辿るときは、前記参照情報作成手段による前記参照情報の作成を拒否する拒否手段
    として機能させる情報管理プログラム。
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