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JP4084246B2 - ラミネートカード作成用台紙 - Google Patents
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JP4084246B2 - ラミネートカード作成用台紙 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラミネートカードを作成するためのラミネートカード作成用台紙に係り、特にカードの表裏両面にプリンタを用いて可変情報等を印字した後に、カードの表裏両面をラミネートすることができるラミネートカード作成用台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カードの表面にプリンタを用いて可変情報を印字した後、その表面をラミネートフィルムを用いてラミネートしたカードは一般に知られている。この種の両面ラミネートカードは、カード本体の裏面側は、事前に印刷機により固定情報を印刷するとともに、ラミネートフィルムで被覆した状態にしておき、カード本体の表面側のみ、可変情報を印字後にラミネートフィルムによりラミネートする構造になっているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の両面ラミネートカードは、カード本体の少なくとも裏面には、予め印刷機を用いて固定情報を印刷しておかなければならないため、カードの作成数量に拘らず、版代等の固定費用がかかることになり、特にカードを少量作成する場合には、カード1枚当りの作成費用が極めて高くなると云う問題がある。
【0004】
また、印刷の場合には、プリンタを用いた印字の場合と異なり、その情報内容を簡単に変更することができないため、カード本体の表裏両面の情報内容を簡単に変更できる両面ラミネートカードを作成することができないと云う問題もある。
【0005】
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、少量作成の場合であっても、両面ラミネートカードの作成単価を大幅に低く抑えることができ、またカード本体の表裏両面の情報内容を自由に変更することができるラミネートカード作成用台紙を提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、カード作成用台紙部側からプリンタに通しても、また逆にラミネート用台紙部側からプリンタに通しても、台紙がプリンタのドラム等に引掛かって印字不良が発生する等の不具合がないラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0007】
本発明の他の目的は、カード本体の表裏両面を、カード本体とほぼ同一形状寸法のラミネートフィルムで被覆することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0008】
本発明の他の目的は、カード本体をカード本体よりも一廻り大きなラミネートフィルムで被覆することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0009】
本発明の他の目的は、カード本体が方形状あるいはこれに近い形状の場合に限らず、カード本体が例えば円形の場合にも対応することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0010】
本発明の他の目的は、カード本体が例えば円形等の場合であっても、素人が失敗することなく両面ラミネートカードを簡単に作成することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0011】
本発明の他の目的は、カード本体の例えば裏面側の端縁に、ラミネートされない部分を残してカードを作成することができ、ラミネートされない部分を、例えばスタンプ押印欄として確保することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0012】
本発明のさらに他の目的は、カード本体の中央部にラミネートされない部分を残してカードを作成することができ、損傷し易いカード本体の周縁部分は、両面ラミネートで補強しつつ、追記可能な部分を確保することができるラミネートカード作成用台紙を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、表面側にそれぞれ印字可能な表カード部および裏カード部を切抜き形成するためのカード作成用台紙部と、表カード部および裏カード部の印字面をラミネートするためのラミネート用台紙部とを、折線を介し折曲げ可能に連結して形成されるラミネートカード作成用台紙であって、前記カード作成用台紙部に、少なくとも表面側に印字可能なカード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層の裏面側を剥離可能に被覆する第1剥離紙とを設けるとともに、前記ラミネート用台紙部に、少なくとも第2剥離紙と、第2剥離紙で表面側が剥離可能に被覆された第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に接着されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し剥離可能に擬似接着された剥離台紙とを設け、前記カード作成用台紙部には、表面側から少なくとも第1剥離紙直前位置まで、前記両カード部切抜き用の第1切込みを切込むとともに、前記ラミネート用台紙部には、前記第1切込みに符合する位置に、表面側から少なくとも擬似接着層直前位置まで、ラミネートフィルム切抜き用の第2切込みを切込むようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体の表裏両面にプリンタを用いて印字することが可能となり、少量作成の場合であっても、両面ラミネートカードの作成単価を大幅に低く抑えることが可能となるとともに、カード本体の表裏両面の情報内容を自由に変更することが可能となる。
【0014】
本発明はまた、カード作成用台紙部およびラミネート用台紙部を、カード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層裏面のカード作成用台紙部に対応する部位に配された第1剥離紙と、第1粘着層裏面のラミネート用台紙部に対応する部位に接着された第2剥離紙と、前記両剥離紙の裏面側に配されて第1剥離紙に接着される第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に配されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し配された剥離台紙とで構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード作成用台紙部側の台紙厚と、ラミネート用台紙部側の台紙厚とが完全に同一厚となるとともに、表裏いずれの面にも凸部がないラミネートカード作成用台紙が得られ、カード作成用台紙部側からプリンタに通しても、また逆にラミネート用台紙部側からプリンタに通しても、台紙がプリンタのドラム等に引掛かって印字不良が発生する等の不具合が全くない。
【0015】
本発明はまた、両カード部を、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出すとともに、第2切込みを、両カード部外縁の形状寸法とほぼ同一の形状寸法で切込むようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体の表裏両面を、カード本体とほぼ同一形状のラミネートフィルムで被覆することが可能となる。
【0016】
本発明はまた、両カード部を、離間した状態で切出すとともに、第2切込みを、両カード部間の離間部を含めた状態で、両カード部よりも一廻り大きな形状寸法で切込むようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体を、カード本体よりも一廻り大きなラミネートフィルムで被覆することが可能となり、カード本体を例えば水中に落としてしまったような場合であっても、カード本体の周縁部からカード本体内に水が浸入するおそれが全くない。
【0017】
本発明はまた、両カード部を、離間した状態で切出すとともに、第2切込みを、各カード部に符合する部位に離間した状態で切込むようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体が例えば円形等、方形あるいはこれに近い形状でなくても、対応することが可能となる。
【0018】
本発明はまた、ラミネート用台紙部に、両第2切込み間の離間部中央に、二つ折りにより両第2切込みを符合させるための符合用折曲げ線を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、両カード部および第2切込みが、いずれも離間した状態で切込まれている場合であっても、素人が失敗することなく両面ラミネートカードを簡単に作成することが可能となる。
【0019】
本発明はまた、両カード部を、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出すとともに、第2切込みを、少なくとも一方のカード部に符合する部分を、当該カード部よりも小さな形状寸法で切込むようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体の例えば裏面側の端縁に、ラミネートされない部分を残してカードを作成することが可能となり、ラミネートされない部分を、例えばスタンプ押印欄として確保することが可能となる。
【0020】
本発明はまた、ラミネート用台紙部に、裏面側から少なくとも第2剥離紙直前位置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、カード本体の中央部に、ラミネートされない部分を残してカードを作成することが可能となり、損傷し易いカード本体の周縁部分は、両面ラミネートで補強しつつ、追記可能な部分を確保することが可能となる。
【0021】
本発明はさらに、ラミネート用台紙部に、表面側から少なくとも擬似接着層直前置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、第1,第2および第3の各切込みが、すべて表面側からの切込みとなり、ラミネートカード作成用台紙の加工が容易となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係るラミネートカード作成用台紙を示すもので、このラミネートカード作成用台紙1は、カード本体を作成するためのカード作成用台紙部2と、作成されたカード本体の表裏両面をラミネートするためのラミネート用台紙部3とで構成されており、これら両台紙部2,3は、中央部の折線4を介し折曲げ可能に連結されている。
【0023】
前記両台紙部2,3は、図1および図2に示すように、プリンタを用いて表面側に印字可能なカード基材5と、カード基材5の裏面側に配された第1粘着層6と、第1粘着層6裏面のカード作成用台紙部2に対応する部位に配された第1剥離紙7と、第1粘着層6裏面のラミネート用台紙部3に対応する部位に配された第2剥離紙8と、これら両剥離紙7,8の裏面側に配された第2粘着層9と、第2粘着層9の裏面側に配されたラミネートフィルム10と、ラミネートフィルム10の裏面側に擬似接着層11を介し剥離可能に擬似接着された剥離台紙12とで構成されており、これにより、両台紙部2,3が完全に同一厚で、しかも表裏いずれの面にも凸部がないラミネートカード作成用台紙1が得られるようになっている。
【0024】
また、前記第1剥離紙7は、図2に示すように、第1粘着層6に剥離処理面が対面していてラミネートフィルム10に接着固定されるようになっており、逆に前記第2剥離紙8は、第2粘着層9に剥離処理面が対面していてカード基材5に接着固定されるようになっている。
【0025】
以上の構成を有するラミネートカード作成用台紙1において、カード作成用台紙部2には、図1および図2に示すように、表カード部13および裏カード部14切抜き形成するための第1切込み15が、表面側から第1剥離紙7直前位置まだ切込まれており、また前記ラミネート用台紙部3の第1切込み15に符合する位置には、ラミネートフィルム切抜き用の第2切込み16が、表面側から擬似接着層11直前位置まで切込まれている。
【0026】
前記両カード部13,14は、図1に示すように、角丸の方形状に形成されているとともに、その一辺が折曲げ線17を介し外周の一部が連結された状態で、第1切込み15の位置から切出されるようになっており、一方第2切込み16は、これら両カード部13,14外縁の形状寸法,すなわち第1切込み15の形状寸法とほぼ同一の形状寸法で切込まれている。
【0027】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
両面ラミネートカードの作成に際しては、まず図1およひ図2に示すラミネートカード作成用台紙1をプリンタに掛け、両カード部13,14の表面に所定の印字を施す。この際、ラミネートカード作成用台紙1は、各所同一厚で表裏両面に凸部も全くないので、ラミネートカード作成用台紙1を、カード作成用台紙部2側からプリンタに通しても、また逆にラミネート用台紙部3側からプリンタに通しても、ラミネートカード作成用台紙1がプリンタのドラム等に引掛かって印字不良が発生する等の不具合が全くない。
【0028】
このようにして、所定の印字作業が終了したならば、図3に示すように、ラミネート用台紙部3側における第2切込み16内側部分を、第2剥離紙8の位置まで抜き出して第2粘着層9を露出させる。
【0029】
次いで、カード作成用台紙部2を、折線4位置からラミネート用台紙部3側に折曲げ、剥離台紙12の上から両カード部13,14をラミネート用台紙部3側に押し付ける。そしてその後、折曲げていたカード作成用台紙部2を平坦状に開く。すると、図4に示すように、両カード部13,14が第2粘着層9を介しラミネートフィルム10に接着された状態で、ラミネート用台紙部3側に移載される。
【0030】
次いで、ラミネート用台紙部3における第2切込み16の内側部分を、図5に示すように、擬似接着層11の部分から剥がして外部に取出し、これを、両カード部13,14を第1粘着層6を内側にした状態で二つ折りにする。すると、図6および図7に示すように、両面がラミネートフィルム10で被覆された両面ラミネートカード18が得られる。
【0031】
しかして、このようにして得られる両面ラミネートカード18は、表面側も裏面側もプリンタで印字することができるので、印刷の場合と異なり版代を必要とせず、少量作成の場合であっても、両面ラミネートカード18の作成単価を大幅に低く抑えることができる。しかも、両カード部13,14の情報内容を自由に変更することができるので、作成時間も大幅に短縮することができ、素人でも容易に両面ラミネートカード18を作成することができる。
【0032】
なお、前記第1の実施の形態においては、第1切込み15を、第1剥離紙7の前直位置まで切込む場合について説明したが、第1剥離紙7まで切込まれていても特に問題はない。また、第2切込み16も、擬似接着層11まで切込まれていても特に問題はない。
【0033】
図8ないし図10は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における第1切込み15および第2切込み16に代え、第1切込み25a,25bおよび第2切込み26を設け、かつカード作成用台紙部2側に、不要部を除去するための不要部除去用切込み27を設けるようにしたものである。
【0034】
すなわち、カード作成用台紙部2には、図8に示すように、第1切込み25a,25bが離間状態で切込まれていて、両カード部13,14が離間した状態で切出されるようになっており、一方ラミネート用台紙部3には、第2切込み26が、前記両カード部13,14の離間部を含めた状態で、両カード部13,14よりも一廻り大きな形状寸法で切込まれている。
【0035】
また、前記カード作成用台紙部2には、図8に示すように、印字後の両カード部13,14を、カード作成用台紙部2をラミネート用台紙部3側に折曲げてラミネートフィルム10上に接着する際に、第1切込み25a,25b外側のカード基材5および第1粘着層6を除去するための不要部除去用切込み27が、折線4に近接して設けられている。
【0036】
すなわち、前記第1の実施の形態においては、第1切込み15と第2切込み16とがほぼ同一形状寸法であるため、両カード部13,14をラミネートフィルム10上に接着する際に、第1切込み15外側のカード基材5がラミネートフィルム10に接着されることはないが、本実施の形態においては、両カード部13,14よりも第2切込み26の方が一廻り大きな形状寸法となっているので、前記第1の実施の形態と同一の手順で両面ラミネートカード18を作成しようとすると、両カード部13,14外側のカード基材5も、ラミネートフィルム10に接着されてしまうことになる。
【0037】
そこで本実施の形態においては、不要部除去用切込み27を設けて、第1切込み25a,25b外側のカード基材5および第1粘着層6を除去した後、すなわち第1剥離紙7上に両カード部13,14のみが配されている状態にした後、両カード部13,14をラミネートフィルム10上に接着するようにしている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用の同一である。
【0038】
しかして、第2切込み26を一廻り大きな形状寸法とすることにより、図9および図10に示すように、両カード部13,14の端縁もラミネートフィルム10で完全に被覆されることになる。このため、両面ラミネートカード18を水中に落としてしまったような場合であっても、両面ラミネートカード18の内部に水が浸入するおそれが全くない。
【0039】
なお、前記第2の実施の形態においては、不要部除去用切込み27を設けて不要部を除去する場合について説明したが、両カード部13,14の外側部分を、ラミネート用台紙部3の不要部分,すなわちラミネート用台紙部3におけるカード基材5,第1粘着層6および第2剥離紙8とともに除去するようにすれば、不要部除去用切込み27を特に設ける必要はない。
【0040】
図11ないし図13は、本発明の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における第1切込み15および第2切込み16に代え、第1切込み35a,35bおよび第2切込み36a,36bを設け、かつカード作成用台紙部2側に、不要部を除去するための不要部除去用切込み37を設けるとともに、両第2切込み36a,36b間の中央部位置に、両第2切込み36a,36bを符合させるための符合用折曲げ線38を設けるようにしたものである。
【0041】
すなわち、カード作成用台紙部2には、図11に示すように、第1切込み35a,35bが離間状態で切込まれていて、両カード部13,14が離間した状態で切出されるようになっており、一方ラミネート用台紙部3にも、第1切込み35a,35bよりも一廻り大きな形状寸法の第2切込み36a,36bが、離間した状態で切込みまれている。
【0042】
また、前記カード作成用台紙部2には、図11に示すように、前記第2の実施の形態における不要部除去用切込み27と同様の不要部除去用切込み37が設けられており、またラミネート用台紙部3には、両第2切込み36a,36b間の中央位置に、表面がラミネートされた両カード部13,14を二枚合わせにして両面ラミネートカード18を作成する際に、ラミネート用台紙部3を二つ折りにして両第2切込み36a,36bを符合させるための符合用折曲げ線38が設けられている。
【0043】
ここで、符合用折曲げ線38位置で、ラミネート用台紙部3を二つ折りにする場合、カード作成用台紙部2はない方が作業もし易いので、折線4を例えば断続切れ目で構成し、カード作成用台紙部2をラミネート用台紙部3から切離すことができるようにしておくことが好ましい。
なお、その他の点については、前記両実施の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0044】
しかして、第1切込み35a,35bも第2切込み36a,36bも、ともに離間状態で設けられているので、図12および図13に示すように、両面ラミネートカード18が円形状等であっても、両カード部13,14もラミネートフィルム10も、完全に円形に形成することができる。このため、外観体裁のよい両面ラミネートカード18が得られる。
【0045】
図14ないし図16は、本発明の第4の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における構成に加え、ラミネート用台紙部3に裏面側から第2剥離紙8直前位置まで切込まれる第3切込み40を設け、この第3切込み40内側のラミネート解除部41を予め除去した状態で、両カード部13,14をラミネートすることにより、例えば裏カード部14にラミネートされない筆記部42が形成されるようにしたものである。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0046】
しかして、第3切込み40を設けてラミネート解除部41を予め除去しておくことにより、図16に示すように、両面ラミネートカード18に追記可能な筆記部42を形成することができる。
【0047】
図17(a),(b)および図18(a),(b)は、図8ないし図10に示す本発明の第2の実施の形態に、前記第4の実施の形態を適用して筆記部42を形成するようにした具体例をそれぞれ示すものである。
【0048】
すなわち、図17(a),(b)は、会員証の裏面側に、会員の住所,氏名を記入できる筆記部42を備えた両面ラミネートカード18を示すものであり、また図18(a),(b)は、ショッピングカードの裏面側に、スタンプを押捺するための筆記部42を備えた両面ラミネートカード18を示すものである。
【0049】
図19および図20は、本発明の第5の実施の形態を示すもので、前記第4の実施の形態における第3切込み40に代え、ラミネート用台紙部3の表面側から切込まれる第3切込み40Aを用いるようにしたものである。
【0050】
すなわち、ラミネート用台紙部3には、図19および図20に示すように、その表面側から擬似接着層11直前位置まで切込まれる第3切込み40Aが設けられており、この第3切込み40Aで囲まれたラミネート解除部41Aは、両カード部13,14を折曲げ接着して両面ラミネートカード18を作成した後、擬似接着層11および剥離台紙12とともに、両面ラミネートカード18から除去されるようになっている。
【0051】
以下、その具体的な作成方法の一例を説明する。
まず、カード作成用台紙部2における第1切込み15の外側部分を、表面側から第1粘着層6の位置まで除去するとともに、ラミネート用台紙部3における第2切込み16の内外部分を、表面側から第2剥離紙8の位置まで除去して第2粘着層9を露出させる。ただしこの際、第3切込み40A内側のラミネート解除部41Aのみは、除去せずに残しておく。図20は、この状態を示している。
【0052】
次いで、カード作成用台紙2をラミネート用台紙部3側に折曲げて、両カード部13,14の表面側に、第2粘着層9を介しラミネートフィルム10を接着するとともに、ラミネート用台紙部3を二つ折りにして、両カード部13,14を第1粘着層6を介して二つ折り状に接着する。これにより、両面ラミネートカード18が、ラミネート用台紙部3上で作成されたことになる。
【0053】
ところでこの状態では、ラミネート用台紙部3は、第2粘着層9を介し二つ折り状態で接着していて開かない状態となっているので、作成された両面ラミネートカード18を、ラミネート用台紙部3を開いて取出すことはできない。
【0054】
そこで、剥離台紙12およびこれと一体の擬似接着層11を、ラミネートフィルム10から剥離させる。すると、擬似接着層11の上に両面ラミネートカード18およびラミネート解除部41Aが付着した状態で、これらが第2切込み16内から抜き出されることになる。そこで、抜き出された両面ラミネートカード18を、擬似接着層11から剥離させるようにすれば、ラミネート解除部41Aのみが擬似接着層11上に残った状態で、両面ラミネートカード18の完成品が取出されることになる。
【0055】
ところで、剥離台紙12および擬似接着層11の一体品を、ラミネートフィルム10から剥離させる場合、ラミネート用台紙部3の周縁から剥がすようにしてもよいが、図20に示すように、ラミネート用台紙部3に、裏面側からラミネートフィルム10直前位置まで切込まれる剥離用切込み50を設けておき、この剥離用切込み50位置から、剥離台紙12および擬似接着層11の一体品を剥離させるようにすれば、作業がより容易となるので便宜である。
【0056】
しかして、第3切込み40Aを用いても、前記第4の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、ラミネート解除部41Aを意識的に除去しなくても、両面ラミネートカード18の作成過程で、自動的に除去されることになるので、作成作業が容易である。
【0057】
図21および図22は、本発明の第6の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における第2切込み16に代え、裏カード部14に対応する部分が、裏カード部14よりも小さな形状寸法を有する第2切込み56を設けるようにしたものである。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0058】
しかして、第2切込み56が裏カード部14よりも小さな形状寸法となっているので、両面カード18を作成した際に、図22に示すように、裏カード部14の端縁に、ラミネートされない筆記部52が形成され、前記第4の実施の形態と同様、この筆記部52を利用して追記することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、表面側にそれぞれ印字可能な表カード部および裏カード部を切抜き形成するためのカード作成用台紙部と、表カード部および裏カード部の印字面をラミネートするためのラミネート用台紙部とを、折線を介し折曲げ可能に連結して形成されるラミネートカード作成用台紙であって、前記カード作成用台紙部に、少なくとも表面側に印字可能なカード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層の裏面側を剥離可能に被覆する第1剥離紙とを設けるとともに、前記ラミネート用台紙部に、少なくとも第2剥離紙と、第2剥離紙で表面側が剥離可能に被覆された第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に接着されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し剥離可能に擬似接着された剥離台紙とを設け、前記カード作成用台紙部には、表面側から少なくとも第1剥離紙直前位置まで、前記両カード部切抜き用の第1切込みを切込むとともに、前記ラミネート用台紙部には、前記第1切込みに符合する位置に、表面側から少なくとも擬似接着層直前位置まで、ラミネートフィルム切抜き用の第2切込みを切込むようにしているので、カード本体の表裏両面にプリンタを用いて印字することができ、少量作成の場合であっても、両面ラミネートカードの作成単価を大幅に低く抑えることができるとともに、カード本体の表裏両面の情報内容を自由に変更することができる。
【0060】
本発明はまた、カード作成用台紙部およびラミネート用台紙部を、カード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層裏面のカード作成用台紙部に対応する部位に配された第1剥離紙と、第1粘着層裏面のラミネート用台紙部に対応する部位に接着された第2剥離紙と、前記両剥離紙の裏面側に配されて第1剥離紙に接着される第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に配されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し配された剥離台紙とで構成するようにしているので、カード作成用台紙部側の台紙厚と、ラミネート用台紙部側の台紙厚とが完全に同一厚となるとともに、表裏いずれの面にも凸部がないラミネートカード作成用台紙が得られ、カード作成用台紙部側からプリンタに通しても、また逆にラミネート用台紙部側からプリンタに通しても、台紙がプリンタのドラム等に引掛かって印字不良が発生する等の不具合が全くない。
【0061】
本発明はまた、両カード部を、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出すとともに、第2切込みを、両カード部外縁の形状寸法とほぼ同一の形状寸法で切込むようにしているので、カード本体の表裏両面を、カード本体とほぼ同一形状のラミネートフィルムで被覆することができる。
【0062】
本発明はまた、両カード部を、離間した状態で切出すとともに、第2切込みを、両カード部間の離間部を含めた状態で、両カード部よりも一廻り大きな形状寸法で切込むようにしているので、カード本体を、カード本体よりも一廻り大きなラミネートフィルムで被覆することができ、カード本体を例えば水中に落としてしまったような場合であっても、カード本体の周縁部からカード本体内に水が浸入するおそれが全くない。
【0063】
本発明はまた、両カード部を、離間した状態で切出すとともに、第2切込みを、各カード部に符合する部位に離間した状態で切込むようにしているので、カード本体が例えば円形等、方形あるいはこれに近い形状でなくても、対応することができる。
【0064】
本発明はまた、ラミネート用台紙部に、両第2切込み間の離間部中央に、二つ折りにより両第2切込みを符合させるための符合用折曲げ線を設けるようにしているので、両カード部および第2切込みが、いずれも離間した状態で切込まれている場合であっても、素人が失敗することなく両面ラミネートカードを簡単に作成することができる。
【0065】
本発明はまた、両カード部を、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出すとともに、第2切込みを、少なくとも一方のカード部に符合する部分を、当該カード部よりも小さな形状寸法で切込むようにしているので、カード本体の例えば裏面側の端縁に、ラミネートされない部分を残してカードを作成することができ、ラミネートされない部分を、例えばスタンプ押印欄として確保することができる。
【0066】
本発明はまた、ラミネート用台紙部に、裏面側から少なくとも第2剥離紙直前位置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを設けるようにしているので、カード本体の中央部に、ラミネートされない部分を残してカードを作成することができ、損傷し易いカード本体の周縁部分は、両面ラミネートで補強しつつ、追記可能な部分を確保することができる。
【0067】
本発明はさらに、ラミネート用台紙部に、表面側から少なくとも擬似接着層直前置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを設けるようにしているので、第1,第2および第3の各切込みが、すべて表面側からの切込みとなり、ラミネートカード作成用台紙の加工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るラミネートカード作成用台紙を示す説明図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】ラミネート用台紙部における第2切込みの内側部分を抜き出した状態を示す説明図である。
【図4】カード作成用台紙部をラミネート用台紙部側に折返して、両カード部をラミネートフィルム上に接着させた状態を示す説明図である。
【図5】両カード部をラミネートフィルムとともに第2切込み内から抜き出した状態を示す説明図である。
【図6】第2切込みから抜き出した両カード部を接着して構成される両面ラミネートカードを示す説明図である。
【図7】図6に示す両面ラミネートカードの外観図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図9】図8のラミネートカード作成用台紙を用いて作成される両面ラミネートカードを示す断面構成図である。
【図10】図9に示す両面ラミネートカードの外観図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す説明図である。
【図12】図11のラミネートカード作成用台紙を用いて作成される両面ラミネートカードを示す断面構成図である。
【図13】図12に示す両面ラミネートカードの外観図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態を示す説明図である。
【図15】図14に示すラミネートカード作成用台紙の断面構成図である。
【図16】図14に示すラミネートカード作成用台紙を用いて作成される両面ラミネートカードの外観図である。
【図17】(a)は本発明の第2の実施の形態と第4の実施の形態とを組合わせて作成される両面ラミネートカードの表面側外観図,(b)は(a)と同様の裏面側外観図である。
【図18】(a)は図17(a)と同様の両面ラミネートカードの他の例を示す表面側外観図、(b)は(a)と同様の裏面側外観図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態を示す説明図である。
【図20】図19に示すラミネートカード作成用台紙を用いて作成される両面ラミネートカードの作成方法を示す断面構成図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態を示す説明図である。
【図22】図21に示すラミネートカード作成用台紙を用いて作成される両面ラミネートカードの外観図である。
【符号の説明】
1 ラミネートカード作成用台紙
2 カード作成用台紙部
3 ラミネート用台紙部
4 折線
5 カード基材
6 第1粘着層
7 第1剥離紙
8 第2剥離紙
9 第2粘着層
10 ラミネートフィルム
11 擬似接着層
12 剥離台紙
13 表カード部
14 裏カード部
15,25a,25b,35a,35b 第1切込み
16,26,36a,36b,56 第2切込み
17 折曲げ線
18 両面ラミネートカード
27,37 不要部除去用切込み
38 符合用折曲げ線
40,40A 第3切込み
41,41A ラミネート解除部
42,52 筆記部
50 剥離用切込み

Claims (9)

  1. 表面側にそれぞれ印字可能な表カード部および裏カード部を切抜き形成するためのカード作成用台紙部と、表カード部および裏カード部の印字面をラミネートするためのラミネート用台紙部とを、折線を介し折曲げ可能に連結して形成されるラミネートカード作成用台紙であって、前記カード作成用台紙部は、少なくとも表面側に印字可能なカード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層の裏面側を剥離可能に被覆する第1剥離紙とを備えているとともに、前記ラミネート用台紙部は、少なくとも第2剥離紙と、第2剥離紙で表面側が剥離可能に被覆された第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に接着されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し剥離可能に擬似接着された剥離台紙とを備え、前記カード作成用台紙部には、表面側から少なくとも第1剥離紙直前位置まで、前記両カード部切抜き用の第1切込みが切込まれているとともに、前記ラミネート用台紙部には、前記第1切込みに符合する位置に、表面側から少なくとも擬似接着層直前位置まで、ラミネートフィルム切抜き用の第2切込みが切込まれていることを特徴とするラミネートカード作成用台紙。
  2. カード作成用台紙部およびラミネート用台紙部は、カード基材と、カード基材の裏面側に配された第1粘着層と、第1粘着層裏面のカード作成用台紙部に対応する部位に配された第1剥離紙と、第1粘着層裏面のラミネート用台紙部に対応する部位に接着された第2剥離紙と、前記両剥離紙の裏面側に配されて第1剥離紙に接着される第2粘着層と、第2粘着層の裏面側に配されたラミネートフィルムと、ラミネートフィルムの裏面側に擬似接着層を介し配された剥離台紙とを備えていることを特徴とする請求項1記載のラミネートカード作成用台紙。
  3. 両カード部は、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出され、第2切込みは、両カード部外縁の形状寸法とほぼ同一の形状寸法で切込まれていることを特徴とする請求項1または2記載のラミネートカード作成用台紙。
  4. 両カード部は、離間した状態で切出され、第2切込みは、両カード部間の離間部を含めた状態で、両カード部よりも一廻り大きな形状寸法で切込まれていることを特徴とする請求項1または2記載のラミネートカード作成用台紙。
  5. 両カード部は、離間した状態で切出され、第2切込みは、各カード部に符合する部位に離間した状態で切込まれていることを特徴とする請求項1または2記載のラミネートカード作成用台紙。
  6. ラミネート用台紙部は、両第2切込み間の離間部中央に、二つ折りにより両第2切込みを符合させるための符合用折曲げ線を有していることを特徴とする請求項5記載のラミネートカード作成用台紙。
  7. 両カード部は、折曲げ線を介し外周の一部が連結された状態で切出され、第2切込みは、少なくとも一方のカード部に符合する部分が、当該カード部よりも小さな形状寸法で切込まれていることを特徴とする請求項1または2記載のラミネートカード作成用台紙。
  8. ラミネート用台紙部は、裏面側から少なくとも第2剥離紙直前位置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを有していることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載のラミネートカード作成用台紙。
  9. ラミネート用台紙部は、表面側から少なくとも擬似接着層直前置まで切込まれ少なくとも一方のカード部にラミネートされない部分を残すための第3切込みを有していることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載のラミネートカード作成用台紙。
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