JP4084766B2 - バックライト装置 - Google Patents
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Description
しわが発生すると、その前面の液晶パネルにしわの陰が映り、輝度が不均一になるという問題が発生した。その対策として従来は、バックライト装置の照射面が垂直に支持される場合は、拡散板の上端部が当接する反射板ベースプレートの当接面に複数のピンを突設して、上端に孔を形成した拡散板2、各光学シート3をそのピンに係止し、さらに、光学シート3の最上部を断面クランク形状の押さえ金具4でピンから抜け出ないように押さえていた。この状態で、拡散板2、各光学シート3はその自重で吊り下げられて支持され、同時に各光学シート3は押さえ金具4により厚み方向に加圧されずに適度な隙間を有して支持されており、各光学シートは温度が上昇した場合に、互いに自由に伸縮することができる。なお、これら光学シートの端部をしわを発生することなく保持する技術として特許文献1に記載の液晶表示装置がある。
このように、従来のバックライト装置は、ピンに係止された拡散板2、各光学シート3を、その縁部分で押さえ金具4により押圧することなく適度な隙間を介して保持していた。ところで、ここで用いられている断面クランク形状をした押さえ金具4は、従来、所定幅の鋼板を折り曲げて形成していた。そのため、図2に示されるように押さえ金具4の押さえ厚みの寸法sにバラツキが発生し、s寸法が正規の寸法よりも短い場合は、拡散板2、各光学シート3を厚み方向に加圧することになり、温度が上昇した場合に、拡散板2、各光学シート3が互いに自由に伸縮することができなくなり、しわが発生して表示面に陰が映ることがあった。また、s寸法が正規の寸法よりも長い場合は、隙間が大きくなり輸送中に拡散板2と各光学シート3がガタつくという問題が発生した。そこで本発明は、拡散板および各光学シートを押さえる断面クランク形状をした押さえ金具の断面形状の寸法精度を向上して、光学シートにしわを発生しないようにしてバックライト装置の輝度を安定させることを目的とした。
前記押さえ金具の断面形状を片側が直線となる逆Y字形にして形成するとともに、下部二股部分の内側に拡散板および光学シートを保持したことを特徴とする。
前記押さえ金具の断面形状を片側が直線となる逆Y字形にして形成するとともに、下部二股部分の内側に拡散板および光学シートを保持したことを特徴とする。
図1は本発明に係るバックライト装置の第1の実施形態の上部の縦断面図であり、図2は図1中の押さえ金具の横断面図である。図1に示されるように、箱状の筐体であるところのシャーシ1内に光源である蛍光ランプ(図示せず)を等間隔で配置し、その前方にアクリル板等からなる拡散板2を配置しその前面にITOシート、拡散フィルム、プリズムシート、反射偏光フィルム等の光学シート3を配置している。光学シート3の前方には、液晶表示装置の場合は、液晶パネル5が配置される。
拡散板2および光学シート3の外周縁は、上下左右とも断面クランク形状をした押さえ金具4により、わずかな隙間を介して前方に移動しないように保持されている。押さえ金具4は外側の片部分がビス6によりシャーシ1に固定されている。この押さえ金具4は、従来、所定幅の鋼板を2回の折り曲げ工程により断面クランク形状に形成していたが、図2に示す押さえ厚みの寸法sにバラツキが発生し、寸法sが正規の寸法よりも短い場合は拡散板2および光学シート3を加圧して光学シート3にしわを発生させることがあった。そこで、本発明では、この押さえ金具4の寸法精度を向上させるため、アルミ材を用いた押出成形により作成することにした。その結果、押さえ厚みの寸法sの精度が向上してバラツキを無視できる程度に小さくすることができた。
このようにして、押さえ金具4の押さえ厚みの寸法sのバラツキが無視できる程度に小さくなると、拡散板2および光学シート3と押さえ金具4との間の隙間は、シャーシ1のビス6の取り付け面のレベルと拡散板2の厚さ寸法により一義的に決定されることになる。シャーシ1の取り付け面の仕上げは、通常機械加工により仕上げられるため百分の1ミリ程度の精度が得られるので、押さえ金具4により保持される部分の隙間も、百分の1ミリ程度の精度で隙間が管理可能となり、従来発生していた、隙間なく拡散板2および光学シート3が押さえ金具4により加圧されるという事態が解消されるようになった。その結果、光学シート3に発生するしわが解消され、輝度の安定したバックライト装置が得られるようになる。
図3は本発明に係るバックライト装置の第2の実施形態における上部の押さえ金具の部分を示す縦断面図である。図に示される押さえ金具11は、断面形状が片側を直線にした逆Y字形に形成され、上述した第1の実施形態と同様に、アルミ材を用いた押出成形により作成される。押さえ金具11は、上部の取付孔12にビス13を挿通して、図示しないシャーシに固定される。押さえ金具11の下部の二股に別れた部分に、拡散板2および光学シート3が下方から挿入されるとともに、拡散板2および光学シート3の上端に形成された係止孔14に、押しピン15が挿入されて、拡散板2および光学シート3がバックライト装置前面に吊り下げ支持される。
押しピン15の首下根元部分に雄ねじ部16が形成されており、この雄ねじ部16が、押さえ金具11の下部手前側に形成された雌ねじ部17に螺着される。押しピン15の先端丸棒部分が、拡散板2および光学シート3の係止孔14を挿通して、押さえ金具11の下部奥側に形成された大径孔18の内側に保持される。この実施形態では、拡散板2および光学シート3の上端係止部分が、押さえ金具11の下部の二股部分の内側で吊り下げ支持されるため、拡散板2および光学シート3の厚さ方向の隙間は、押さえ金具11の下部の二股部分の間隔により決定されることになる。この二股部分の間隔の精度は、押さえ金具11が押出成形により作成されるため、バラツキが少なく極めて高精度である。
それにより、押さえ金具11の下部の二股部分内での、拡散板2および光学シート3の厚さ方向の隙間は、所定の値に保持され、バラツキにより隙間が大きくなったり、反対に小さくなって拡散板2および光学シート3を密着させることが解消される。その結果、光学シート3に発生するしわが解消され、輝度の安定したバックライト装置が得られるようになる。また、この実施形態では、拡散板2および光学シート3を押さえ金具11の二股部分で挟んで支持しているため、それらの間の隙間に関しては、押さえ金具11とシャーシとの当接面における凹凸等の当接状態と無関係となる。その結果、押さえ金具11が当接されるシャーシの面を過度に精密に機械仕上げをする必要がなくなり、その分コストダウンにもなる。
1 シャーシ
2 拡散板
3 光学シート
4 押さえ金具
5 液晶パネル
6 ビス
11 押さえ金具
12 取付孔
13 ビス
14 係止孔
15 押しピン
16 雄ねじ部
17 雌ねじ部
18 大径孔
Claims (3)
- 光源の前方に拡散板および光学シートを配置し、該拡散板および光学シートの上端部をピンに係合して吊り下げ、前記拡散板および光学シートの縁部分を押さえ金具により加圧することなく保持したバックライト装置において、
前記押さえ金具の断面形状を片側が直線となる逆Y字形にして形成するとともに、下部二股部分の内側に拡散板および光学シートを保持したことを特徴とするバックライト装置。 - 筐体内に光源を配置し、該光源の前方に拡散板および光学シートを配置し、該拡散板および光学シートの上端部をピンに係合して吊り下げ、前記拡散板および光学シートの縁部分を押さえ金具により加圧することなく前記筐体部に保持し、前記押さえ金具の保持部でない他の一片を前記筐体部にビス止めしたバックライト装置において、
前記押さえ金具の断面形状を片側が直線となる逆Y字形にして形成するとともに、下部二股部分の内側に拡散板および光学シートを保持したことを特徴とするバックライト装置。 - 請求項1または2に記載のバックライト装置において、
前記拡散板および光学シートの上端部が係合されるピンを、前記押さえ金具の下部二股部分を厚さ方向に貫通して穿設された透孔に螺合して支持したことを特徴とするバックライト装置。
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| JP2004090757A JP4084766B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | バックライト装置 |
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