JP4088296B2 - 閉状態扉ロック装置 - Google Patents
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Description
これら防火扉の中には、図8(a)から(c)に示すように、親扉102と子扉103とを備え、これら両扉102,103の一端が扉ヒンジ部104を介して連結され、この扉ヒンジ部104によりそれら両扉102,103が互いに開閉する方向に回動することができるような折り畳み式のものがある。
これら防火扉100によって通路101を開放または閉鎖するには、以下のようにして防火扉100を作用させる。すなわち、図8(c)に示すように通路101が閉鎖された状態から通路101を開放するときには、まず、図8(b)に示すように、親扉102と子扉103とを扉ヒンジ部104を介して互いに閉じた状態に配する。続いて、図8(a)に示すように、両扉102,103を閉じた状態のまま、これら両扉102,103が壁部108に近づく方向に壁側ヒンジ部105を介して両扉を回動させ、壁部108に設けられた所定の収納部106に両扉102,103を収納する。これにより、狭いスペースに両扉102,103が効率よく収納される。そして、これら両扉102,103が収納されることにより、通路101がオープンとなる。
請求項1に係る発明は、通路の壁部に開閉可能に設けられた親扉と、この親扉に開閉可能に設けられた子扉とを、互いに閉じた状態でロックする閉状態扉ロック装置において、前記親扉または子扉のいずれか一方に取り付けられ、係合部材を有する係合装置と、前記いずれか他方のうち前記係合装置に対向する位置に取り付けられ、被係合部材を有する被係合装置と、前記親扉に設けられ、前記通路を閉鎖するための通路閉鎖位置に前記親扉を配したときに、この親扉の回動を規制する親扉回動規制装置とを備え、前記係合部材が、収納ケース内において回転軸部を中心として回転可能に支持されて、かつ弾性部材により一方向に回転する方向に付勢されており、前記係合部材の一端に、前記弾性部材の付勢力に抗して前記係合部材を他方向に回転させるための力が作用する作用部が設けられるとともに、他端に前記被係合部材に形成された被係合部に係合する係合部が設けられ、前記親扉と子扉とを互いに閉じると、前記弾性部材の付勢力により前記係合部が前記被係合部に係合する係合位置に配されて前記親扉と子扉との閉状態がロックされ、一方前記作用部に力を作用させて前記係合部材を前記他方向に回転させると、前記係合部が前記被係合部に係合しない退避位置に配されて前記ロックが解除されるように構成されており、前記回転軸部から前記作用部までの距離が、前記回転軸部から前記係合部までの距離よりも長く設定されているとともに、前記係合装置を前記親扉または子扉に取り付けたときに、それら親扉または子扉の取付面に対して前記係合部が外方に突出しないように、前記回転軸部から前記係合部までの距離が設定されており、前記親扉回動規制装置は、前記親扉に取り付けられ突出部材を有する突出機構部と、前記通路閉鎖位置における扉枠部のうち、前記親扉を前記通路閉鎖位置に配したときに前記突出機構部と対向する位置に取り付けられる被嵌合部と、前記子扉のうち前記突出機構部に対向する位置に取り付けられ、解除突起を有する解除部とを備え、前記突出機構部の収容ケースに突出用開口部が形成され、前記突出部材に前記突出用開口部を介して前記収容ケースから突出する突出部が設けられるとともに、前記突出部材は、前記収容ケースから前記突出部が出没するように第1の突出用回転軸部を中心として回転可能に支持され、かつ前記突出部材は、突出用弾性部材により前記突出部が前記収容ケースから突出する方向に回転するように付勢されており、前記突出部材に設けられた長尺状の連結アームが、前記収容ケース内の前方に傾けて延ばされ、前記連結アームの先端に、長尺状の基アームの一端が、第2の突出用回転軸部を中心として回転可能に連結されるとともに、前記収容ケースに、前記基アームの他端が、第3の突出用回転軸部を中心として回転可能に連結されており、前記親扉を前記通路閉鎖位置に配すると、前記突出部が前記被嵌合部に嵌合し、前記親扉と子扉とを互いに閉じると、前記解除突起によって前記収容ケースの前方から後方に向けて前記連結アームが押圧されて、前記突出部材が、前記収容ケース内に前記突出部が没する方向に回転するように構成されていることを特徴とする。
ここで、回転軸部から係合部までの距離を単に短くすると、係合部の回転ストロークが短くなってしまうが、本発明においては、回転軸部から係合部までの距離を短く設定しつつ、その距離よりも回転軸部から作用部までの距離を長く設定したことから、作用部の回転ストロークを同等に保ちながら、係合部の回転ストロークを長くすることができ、係合部を退避位置まで容易に移動させることができる。さらに、係合装置を親扉または子扉に取り付けたときに、それら親扉または子扉の取付面に対して係合部が外方に突出せず、扉の内方に没した状態になる。
これにより、係合部と被係合部との係合および解除をスムーズに行えるようにしつつ、装置本体の厚さ寸法を小さくすることができる。また、係合部が扉の外方に突出することがないため、親扉と子扉との間のクリアランスを小さくすることができる。
また、この発明においては、親扉を通路閉鎖位置に配すると、突出用弾性部材の付勢力により突出部が被嵌合部に嵌合し、親扉の回動が規制される。そして親扉と子扉とを互いに閉じた状態に配すると、解除突起によって連結アームが押圧される。すると、連結アームは突出部材から前方に傾けて延ばされているため、突出用弾性部材の付勢力に抗して突出部が没する方向に、第1の突出用回転軸部を中心として、突出部材が回動する。それと同時に、連結アームが後方に押しやられ、このとき、連結アームと基アームとが第2の突出用回転軸部を中心として互いに折り畳まれながら、基アームが第3の突出用回転軸部を中心として後方に向けて回動していく。そのため、突出部が被嵌合部から離されて親扉の前記規制が解除される。
ここで、親扉の規制を解除する機構として、連結アームと同様に傾斜させたテーパー部を親扉の取付面から突出させて、解除突起によりこのテーパー部を押圧することによって、一つの回転軸を中心に突出部材を回動させることが考えられる。しかし、このような機構によると、上記と同様に回転ストロークの制約上、親扉回動規制装置の厚さ寸法を小さくすることができない。
本発明によれば、親扉の回動の規制と解除を容易に行うことができるだけでなく、第1、第2および第3の突出用回転軸部を用いて3軸構成にすることにより、突出部材、連結アームおよび基アームを収容ケース内に収めつつ、その収容ケースの厚さ寸法を小さくすることができる。そのため、親扉回動規制装置を設置するために必要な親扉の厚さ寸法を小さくし、親扉と子扉との間のクリアランスを小さくすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の閉状態扉ロック装置において、前記解除突起の突出する方向の途中位置に、前記突出する方向と交差する方向の外方に延びる段差部が形成されていることを特徴とする。
この発明においては、親扉と子扉とを互いに閉じていくと、解除突起の先端が収容ケース内に進入していき連結アームを押圧していく。そして、解除突起には段差部が形成されていることから、ある位置で段差部と収容ケースとが接触し、解除突起の進入が止められる。そのため、解除突起が、所定の寸法以上、収容ケース内に押し込まれないように作用する。
これにより、親扉と子扉とを閉じる方向に過大な負荷が掛かったときでも、解除突起によって突出機機構部が破損されるのを防止することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の閉状態扉ロック装置において、前記突出部が前記収容ケースから突出する突出寸法の長短を調整する突出寸法調整手段を備えることを特徴とする。
この発明においては、突出寸法調整手段により、突出部の突出寸法の長短が調整される。
ここで、突出部の突出寸法を長く設定すると、突出部が被嵌合部に、より深く嵌合するため、親扉の回動が規制された状態を保持する保持力が大きくなる。一方、突出寸法を短く設定すると、突出部の嵌合が浅くなるため、被嵌合部から突出部が外れやすくなり、前記保持力は小さくなる。
本発明によれば、前記保持力を任意に設定することができ、取り付けられる扉の重量や、扉の設置される状況に応じて、最適な保持力を適宜調整することができる。
この発明においては、親扉と子扉とを互いに閉じると、係合爪が被係合孔に係合し、親扉と子扉との閉状態がロックされる。
これにより、係合部と被係合部との係合および解除を容易かつ確実に行うことができる。
この発明においては、親扉を回動させていくと、所定の位置において扉枠部によって上面突出部が押圧される。つまり、上面突出部が作用部となって、係合部材を他方向に回転させる。
これにより、簡易な構成により、係合部と被係合部との解除を容易に行うことができる。
この発明においては、親扉を回動させていくと、所定の位置において扉枠部によって背面突出部が押圧される。そのため、背面突出部が収納ケースの中に押し込まれ、背面突出部の基端部が係合部材の一端を押圧する。つまり、係合部材の一端が作用部となって、係合部材を他方向に回転させる。
これにより、上記請求項6に係る発明と同様の効果を奏することができる。
これにより、設置する扉の厚さ寸法に応じて、背面突出部の突出寸法を最適な長さに調整することができる。
また、本発明によれば、親扉の回動の規制と解除を容易に行うことができるだけでなく、第1、第2および第3の突出用回転軸部を用いて3軸構成にすることにより、突出部材、連結アームおよび基アームを収容ケース内に収めつつ、その収容ケースの厚さ寸法を小さくすることができる。そのため、親扉回動規制装置を設置するために必要な親扉の厚さ寸法を小さくし、親扉と子扉との間のクリアランスを小さくすることができる。
以下、本発明の第1実施例における閉状態扉ロック装置について、図面を参照して説明する。
図1において、符号1は閉状態扉ロック装置を示したものである。
閉状態扉ロック装置1は、子扉4の取付面4aの上端部4bに固定されるフック部材(被係合部材、被係合装置、解除部)6と、通路閉鎖位置Pの扉上枠部(扉枠部)8に取り付けられる固定金具(被嵌合部)9と、親扉3の取付面3aの上端部3bに取り付けられ、親扉3と子扉4とを閉状態にロックし、さらに親扉3の回動を規制する係合突出機構(係合装置、突出機構部)11と、を備えるものである。
取付壁部15には長孔15aが高さ方向に並べて形成されており、これら長孔15aを介してネジ止めすることにより、支持ケース14が親扉3に埋め込まれた状態で、係合突出機構11が取付面3aに取り付けられるようになっている。
さらに、支持ケース14の上面43には、矩形の係合用開口部(開口部)30と突出用開口部31とが形成されている。
係合部材21は、幅方向Wに向けられた係合用回転軸部24を中心として回動可能に支持されており、係合用回転軸部24に設けられた、図2に示すコイルバネ(弾性部材)25によって、図2に対して時計回りに常に付勢された状態になっている。
本実施例においては、図2に示すように、係合爪36が支持ケース14から厚さ方向Dの前方に突出することなく、支持ケース14内に配されるように、係合爪36から係合用回転軸部24までの直線距離d1が設定されている。さらに、係合用回転軸部24が支持ケース14の高さ方向の略中央に設けられており、係合用突出部33から係合用回転軸部24までの直線距離d2が、直線距離d1よりも長く設定されている。
さらに、突出回動部材38には、連結軸部48により、板状に延びる連結アーム49の基端部が連結されており、連結アーム49は、連結軸部48を中心として回動可能な状態になっている。
この状態から通路を閉鎖するには、上述したように、両扉3,4を収納部60から引き出す。すると、図5(b)に示すように、不図示のコイルバネの付勢力により、回転端部27が図5(b)に対して反時計回りに回動し、係合用突出部33が上方に向けて突出する。このとき、両扉3,4は閉状態のままロックされているので、迅速かつスムーズに回動させることができる。
これにより係合部材21は、コイルバネ25の付勢力に抗して図5(c)に対して反時計回りに回動し、係合用突出部33が支持ケース14の内方に没していく。そして、図5(d)に示すように、親扉3が戸当り部63によりその回動を止められて通路閉鎖位置Pに配置される。このとき係合用突出部33の先端が金具開口部18に嵌合するとともに、係合爪36が退避位置Lに配されることにより、係合爪36と被係合孔12との係合が解除され、両扉3,4の閉状態のロックも解除される。
この状態で、子扉4をさらに回動させて、親扉3と面一になる位置で、不図示の固定装置により、両扉3,4が展開状態で固定され、通路61が閉鎖される。
まず固定装置による両扉3,4の展開状態の固定を解除し、両扉3,4が互いに閉じられるように、子扉4を回動させる。すると、図5(d)に示すように、突出壁部6bの先端側が支持ケース14内に進入し連結アーム49に接触する。そして、連結アーム49が突出壁部6bによって前方から後方に向けて押し込まれる。連結アーム49は、先端が前方側に向けて傾斜しているため、突出壁部6bの押圧により連結アーム49に対して下方に向けて力が働く。そのため、上記と反対に、アーム機構部22全体が支持ケース14内において後方に折り畳まれていく。すなわち、連結アーム49が、連結軸部48を中心として、図5(d)に対して反時計回りに回動するとともに、基アーム50も係合用回転軸部24を中心として前記反時計回りに回動し、連結アーム49と基アーム50とは第2の突出用回転軸部41を中心として互いに閉じられる方向に回動する。それと同時に、突出回動部材38も第1の突出用回転軸部40を中心として前記反時計回りに回動する。そのため、突出部46が支持ケース14内に没していく。
また、突出壁部6bが支持ケース14内に押し込まれると、突出部46が支持ケース14内に没した位置で、段差部7が支持ケース14に接触し、突出壁部6bの支持ケース14内への進入がそこで止められる。
本実施例における閉状態扉ロック装置1においては、係合用突出部33、すなわち作用部としての接触位置Rから係合用回転軸部24までの直線距離d2が直線距離d1よりも長く設定されることにより、係合用突出部33の回転ストロークNが維持されつつ、係合爪36の回転ストロークMが長くなる。そのため、係合爪36から係合用回転軸部24までの直線距離d1を短くしても、係合爪36が係合位置Kから退避位置Lまで容易に移動するようになる。
さらに、係合爪36が支持ケース14内に配され、また係合突出機構11は支持ケース14が親扉3に埋め込まれた状態で取付面3aに取り付けられるため、係合突出機構11を親扉3の取付面3aに取り付けたとき、係合爪36は、取付面3aから外方に突出することがない。
すなわち、保持力は、突出部46の上面43からの突出寸法によって決定されるものである。つまり、突出部46の突出寸法が長ければ長いほど、保持力も大きくなり、突出寸法が小さくなれば、それだけ保持力も小さくなる。そこで、図4に示すように、マイナスドライバ57によって調整ネジ54を締めることにより、調整ネジ54を厚さ方向Dの後方に移動させる。すると、調整ネジ54がテーパー部58を前方から後方に向けて押圧する。テーパー部58は傾斜していることから、突出回動部材38が押し下げられて、第1の突出用回転軸部40を中心として図4に対して時計回りに回動する。そのため、図3に示すように、突出部46が支持ケース14内に没していき、支持ケース14の上面43からの突出部46の突出寸法が短くなる。
これにより、突出部46の突出寸法が設定され、保持力が任意に設定される。
(45mm×2)+40mm=130mm
が限界であった。
本実施例では、両扉3,4の最小の厚さ寸法をそれぞれ40mm、扉間の寸法を15mmとし、前記合計の厚さ寸法を、
(40mm×2)+15mm=95mm
とすることができ、従来より35mm小さくすることができた。
さらに、突出壁部6bに段差部7が設けられ、突出壁部6bの支持ケース14内への所定寸法以上の進入が止められることから、親扉3と子扉4とを互いに閉じる方向に過大な負荷が掛かった場合であっても、突出壁部6bによってアーム機構部22が破損されるのが防止される。
また、突出壁部6bの先端側の幅寸法s1が基端側よりも小さく設定されていることから、親扉3と子扉4とを互いに閉じるとき、突出壁部6bを支持ケース14内に容易に入れることができる。また、突出壁部6bの先端側が支持ケース14に接触するのを防止することができ、支持ケース14を保護することができる。
ここで、従来は、フック部材6を取り付けるときには、係合爪36の高さに合わせてそのフック部材6を子扉4の上端に設ける必要があった。そのため、孫扉を展開状態に配そうとすると、回動面と反対の面に取り付けられたフック部材6が通路閉鎖位置Pの戸当り部63に接触してしまうため、全て同一の規格品を取り付けることができなかった。
本実施例においては、上述のように、係合用回転軸部24の高さに応じて、係合爪36の設置位置が従来より低くなる。そのため、係合爪36に合わせて、フック部材6を孫扉の上端より低い位置に取り付けるため、孫扉を展開状態に配しても、フック部材6が戸当り部63に接触することを回避することができる。したがって、三つ折り扉やそれ以上の扉で構成されていても、規格化された全て同一の部材や機構を取り付けることができる。
図6(a)および(b)は、本発明の第2の実施例を示したものである。
図6(a)および(b)において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例と上記第1の実施例とは基本的構成は同一であり、以下の点において相違した構成とするものである。すなわち、本実施例における係合突出機構11は、上記第1の実施例における回転端部27や係合用突出部33が設けられておらず、その代わりに、図6(a)に示すように、支持ケース14の背面73に開口孔65が形成され、この開口孔65を介して棒状に延びる突出棒(背面突出部)66が厚さ方向Dに往復移動可能に支持されて構成されている。そして、突出棒66の先端部67にはゴムパッド69が取り付けられており、その基端部68には係合部材21の一端に連接する連接部材70が設けられている。すなわち、係合部材21の一端であって、連接部材70と連接する連接位置Qは作用部として機能するものである。なお、ゴムパッド69は、突出棒66と戸当り部63との接触面積を大きくすることにより、突出棒66が戸当り部63に、めり込まなくするためのものであり、これにより遮煙効果を向上させるものである。
なお、両扉3,4の開閉に伴う他の作用は、上記実施例と同様であるので省略する。また、本実施例においては、係合用突出部33を設けないことから、金具開口部18や係合用開口部30も形成されていないのは言うまでもない.
図7(a)および(b)は、本発明の第3の実施例を示したものである。
図7(a)および(b)において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例と上記第2の実施例とは基本的構成は同一であり、以下の点において相違した構成とするものである。すなわち、本実施例における突出棒66は、図7(a)に示すように、棒状に延びる突出棒本体66aと、この突出棒本体66に連結される連結棒66bとを備えている。突出棒本体66aの一端には、ゴムパッド69が取り付けられ、他端には雄ネジ部75が形成されている。連結棒66bは、突出棒本体66aと同径とされた棒状部材であり、その一端には、ネジ孔76が形成されており、他端には雄ネジ部75が形成されている。
また、突出棒本体66aおよび連結棒66bは、それぞれ長さ寸法の異なる複数のタイプが用意されており、それら突出棒本体66aおよび連結棒66bの数や長さ寸法を選択的に組み合わせることができるようになっている。例えば、図7(b)に示すように、長さ寸法の短い突出棒本体66aおよび連結棒66bを選択して連結することにより、突出棒66の長さ寸法を短くすることができる。すなわち、突出棒本体66aおよび連結棒66bは、長さ寸法変更手段として機能する。
なお、本実施例においては、連結棒66bを一つ連結しているが、これに限ることはなく、その連結数は適宜変更可能であり、また連結棒66bを設けずに突出棒本体66aを連接部材70に直接連結するようにしてもよい。
また、突出棒本体66aおよび連結棒66bを雄ネジ部75とネジ孔76とによって連結させるとしたが、これに限ることはなく、その連結構造は適宜変更可能である。
さらに、突出部46の突出寸法調整手段はなくてもよい。ただし、これを設けたほうが望ましいのは上述の通りである。また、突出寸法調整手段は調整ネジ54やロックナット55でなくてもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
3,102 親扉
3a,4a 取付面
3b,4b 上端部
4,103 子扉
6 フック部材(被係合部材、被係合装置、解除部)
6b 突出壁部(解除突起)
7 段差部
8 扉上枠部(扉枠部)
9 固定金具(被嵌合部)
11 係合突出機構(係合装置、突出機構部)
12 被係合孔(被係合部)
14 支持ケース(収納ケース、収容ケース)
21 係合部材
22 アーム機構部(親扉回動規制装置)
24 係合用回転軸部(回転軸部、第3の突出用回転軸部)
25 コイルバネ(弾性部材)
30 係合用開口部(開口部)
31 突出用開口部
33 係合用突出部(上面突出部)
36 係合爪(係合部)
38 突出回動部材(突出部材)
40 第1の突出用回転軸部
41 第2の突出用回転軸部
43 上面
46 突出部
49 連結アーム
50 基アーム
52 コイルバネ(突出用弾性部材)
54 調整ネジ(突出寸法調整手段)
55 ロックナット(突出寸法調整手段)
66 突出棒(背面突出部)
66a 突出棒本体(長さ寸法変更手段)
66b 連結棒(長さ寸法変更手段)
67 先端部
68 基端部
73 背面
D 厚さ方向
K 係合位置
L 退避位置
P 通路閉鎖位置
Q 連接位置(作用部)
R 接触位置(作用部)
s1,s2 幅寸法
61,101 通路
108 壁部
Claims (8)
- 通路の壁部に開閉可能に設けられた親扉と、この親扉に開閉可能に設けられた子扉とを、互いに閉じた状態でロックする閉状態扉ロック装置において、
前記親扉または子扉のいずれか一方に取り付けられ、係合部材を有する係合装置と、前記いずれか他方のうち前記係合装置に対向する位置に取り付けられ、被係合部材を有する被係合装置と、前記親扉に設けられ、前記通路を閉鎖するための通路閉鎖位置に前記親扉を配したときに、この親扉の回動を規制する親扉回動規制装置とを備え、
前記係合部材が、収納ケース内において回転軸部を中心として回転可能に支持されて、かつ弾性部材により一方向に回転する方向に付勢されており、
前記係合部材の一端に、前記弾性部材の付勢力に抗して前記係合部材を他方向に回転させるための力が作用する作用部が設けられるとともに、他端に前記被係合部材に形成された被係合部に係合する係合部が設けられ、
前記親扉と子扉とを互いに閉じると、前記弾性部材の付勢力により前記係合部が前記被係合部に係合する係合位置に配されて前記親扉と子扉との閉状態がロックされ、一方前記作用部に力を作用させて前記係合部材を前記他方向に回転させると、前記係合部が前記被係合部に係合しない退避位置に配されて前記ロックが解除されるように構成されており、
前記回転軸部から前記作用部までの距離が、前記回転軸部から前記係合部までの距離よりも長く設定されているとともに、
前記係合装置を前記親扉または子扉に取り付けたときに、それら親扉または子扉の取付面に対して前記係合部が外方に突出しないように、前記回転軸部から前記係合部までの距離が設定されており、
前記親扉回動規制装置は、前記親扉に取り付けられ突出部材を有する突出機構部と、前記通路閉鎖位置における扉枠部のうち、前記親扉を前記通路閉鎖位置に配したときに前記突出機構部と対向する位置に取り付けられる被嵌合部と、前記子扉のうち前記突出機構部に対向する位置に取り付けられ、解除突起を有する解除部とを備え、
前記突出機構部の収容ケースに突出用開口部が形成され、
前記突出部材に前記突出用開口部を介して前記収容ケースから突出する突出部が設けられるとともに、
前記突出部材は、前記収容ケースから前記突出部が出没するように第1の突出用回転軸部を中心として回転可能に支持され、かつ前記突出部材は、突出用弾性部材により前記突出部が前記収容ケースから突出する方向に回転するように付勢されており、
前記突出部材に設けられた長尺状の連結アームが、前記収容ケース内の前方に傾けて延ばされ、
前記連結アームの先端に、長尺状の基アームの一端が、第2の突出用回転軸部を中心として回転可能に連結されるとともに、前記収容ケースに、前記基アームの他端が、第3の突出用回転軸部を中心として回転可能に連結されており、
前記親扉を前記通路閉鎖位置に配すると、前記突出部が前記被嵌合部に嵌合し、
前記親扉と子扉とを互いに閉じると、前記解除突起によって前記収容ケースの前方から後方に向けて前記連結アームが押圧されて、前記突出部材が、前記収容ケース内に前記突出部が没する方向に回転するように構成されていることを特徴とする閉状態扉ロック装置。 - 前記解除突起の突出する方向の途中位置に、前記突出する方向と交差する方向の外方に延びる段差部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の閉状態扉ロック装置。
- 前記突出部が前記収容ケースから突出する突出寸法の長短を調整する突出寸法調整手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の閉状態扉ロック装置。
- 前記収納ケースが、前記突出機構部の収容ケースを兼ねており、
前記親扉、子扉のいずれか一方に前記係合装置が取り付けられ、前記親扉、子扉の他方に、前記被係合部材、前記被係合装置、前記解除部として機能するフック部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の閉状態扉ロック装置。 - 前記被係合部が、被係合孔を備え
前記係合部が、前記被係合孔に係合する係合爪を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の閉状態扉ロック装置。 - 前記係合装置および前記被係合装置が、前記親扉および子扉の上端部に取り付けられるようになっており、
前記収納ケースの上面に開口部が形成され、
前記係合部材が、前記開口部を介して前記収納ケースの上面から突出する上面突出部を備え、
この上面突出部に前記作用部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の閉状態扉ロック装置。 - 先端部が前記収納ケースの背面から突出し、前記収納ケースの厚さ方向に往復移動可能に支持された背面突出部を備え、
この背面突出部の基端部が、前記係合部材の一端に連接されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の閉状態扉ロック装置。 - 前記背面突出部が、長尺状に形成され、その長さ寸法を変更することができる長さ寸法変更手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の閉状態扉ロック装置。
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