Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4089103B2 - ドーム屋根及びその構築法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4089103B2 - ドーム屋根及びその構築法 - Google Patents

ドーム屋根及びその構築法 Download PDF

Info

Publication number
JP4089103B2
JP4089103B2 JP26874199A JP26874199A JP4089103B2 JP 4089103 B2 JP4089103 B2 JP 4089103B2 JP 26874199 A JP26874199 A JP 26874199A JP 26874199 A JP26874199 A JP 26874199A JP 4089103 B2 JP4089103 B2 JP 4089103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb core
dome roof
flexible film
film body
dome
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26874199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001090243A (ja
Inventor
宏治 石井
和司 豊田
Original Assignee
株式会社石井鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社石井鐵工所 filed Critical 株式会社石井鐵工所
Priority to JP26874199A priority Critical patent/JP4089103B2/ja
Publication of JP2001090243A publication Critical patent/JP2001090243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4089103B2 publication Critical patent/JP4089103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水や石油等の液体、低温液化ガス、消化ガス、粉体、粒状物などの各種貯蔵物を貯蔵する貯槽等構築物の上部を被覆するドーム屋根及びその構築法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貯槽等構築物の上部を被覆する従来のドーム屋根102について、図4に示す貯槽101を事例とした縦断面図に基づいて説明する。貯槽101は、平底円形の底版103と、この底版103の外周縁近傍に立設した円筒形状の側壁104と、この側壁104の上部を被覆する割球殻形状のドーム屋根102とから形成されている。これらの底版103、側壁104、及びドーム屋根102は、コンクリート構造又は金属構造、あるいはコンクリート構造と金属構造などを組み合わせて形成されている。
【0003】
上記ドーム屋根102を構築する施工法としては、図4に示すように、貯槽101の上部を被覆する可撓膜体105の周縁を、側壁104の上端部に気密に固着し、送風機106を利用してこの可撓膜体105の下部に空気を導入して緊張させ、この緊張した可撓膜体105の上部に屋根部材107を施工する方法、つまりエアードーム工法によって構築する施工法がある。なお、可撓膜体105には、繊維織物に樹脂材料等をコーティングした可撓性を有する膜材が用いられている。
【0004】
上記エアードーム工法によって構築する従来のドーム屋根102は、コンクリート製のドーム屋根102Aの場合には、割球殻のドーム形状に緊張させた状態の可撓膜体105の上面に、モルタル及び鉄筋コンクリートの屋根部材107Aを打設して割球殻のドーム形状に形成し、また、金属製のドーム屋根102Bの場合には、略割球殻のドーム形状に緊張させた可撓膜体105の上に、金属製の骨材及び板材の屋根部材107Bを配設して略割球殻のドーム形状に形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のドーム屋根102の内、コンクリート製のドーム屋根102Aの場合は、コンクリート構造の屋根部材107Aの壁厚が厚く重量も重い構造であるため、このドーム屋根102Aを支持する側壁104上端部は大規模で、側壁104の壁厚も厚くなった。そして、上記エアードーム工法でコンクリート製のドーム屋根102Aを構築する場合には、空気圧を受けて緊張した可撓膜体105に部分的な荷重がかかると、局部的に凹んで不均一な形状になるおそれがあった。よって、局部的な変形を防ぐとともに大きな荷重を支えるためには、空気圧を高くする必要があり、大形構築物の建設が難しかった。
【0006】
また、上記従来のドーム屋根102の内、金属製のドーム屋根102Bの場合は、溶接構造であるため、金属製の骨材及び板材の屋根部材107Bを溶接結合する際に、溶接の火花や熱などで可撓膜体105を損傷する心配があった。
【0007】
この発明は、上述の従来技術が有する課題に鑑みてなされたもので、軽量で構造が簡単、かつ高強度のドーム屋根を提供するとともに、組立て施工が簡単容易で、作業能率良く短期間に構築することができるドーム屋根の構築法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るドーム屋根は、貯槽等構築物の上部を被覆するドーム屋根であって、該ドーム屋根は、貯槽等構築物の側壁上端部に固着した最内側の可撓膜体と、該可撓膜体の上面に被覆固着したハニカムコアと、該ハニカムコアの上面に被覆固着した連結面材とで形成したものである。
【0009】
また、この発明に係るドーム屋根の構築法は、貯槽等構築物の上部を被覆するドーム屋根の構築法であって、上記貯槽等構築物の側壁上端部に該ドーム屋根を形成する最内側の可撓膜体の周縁を固着し、該可撓膜体の下部に空気を導入して緊張させ、該緊張した可撓膜体上にハニカムコアを展開固着し、該ハニカムコア上面に連結面材を配設固着するか、又は、上記緊張した可撓膜体上に、連結面材を被覆固着したハニカムコアを配設固着するかして構築するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3に基づいて、この発明に係るドーム屋根及びその構築法の実施形態例について説明する。
【0011】
図1に例示するように、貯槽1は、平底円形の底版3と、この底版3の外周縁近傍に直立する円筒形状の側壁4と、この側壁4の上部を被覆する割球殻形状のドーム屋根2とから形成する。そして、このドーム屋根2は、側壁4の上端部に気密固着した最内側の可撓膜体5と、この可撓膜体5の上面に被覆固着したハニカムコア7と、このハニカムコア7の上面に被覆固着した連結面材8とから形成する。
【0012】
上記割球殻形状のドーム屋根2は、図1に示すように、空気膜を使用するエアードーム工法によって構築するもので、側壁4の上端部に周縁を気密に固着するとともに、送風設備6からの空気圧によって緊張させた可撓膜体5を設け、この緊張した可撓膜体5の上面に、ハニカムコア7及び連結面材8を配設固着して形成する。
【0013】
上記ドーム屋根2を形成する部材の可撓膜体5は、繊維織物に樹脂材料等をコーティングした膜材、例えば、ガラス繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維等の繊維織物に、例えば、四ふっ化エチレン樹脂、塩化ビニール樹脂、クロロプレンゴム、フッ素樹脂等の樹脂材料等をコーティングした可撓性を有する膜材である。この可撓膜体5は、貯蔵する内容物に対して耐食性、及び耐久性を有し、屋根内壁面を被覆し保護している。
【0014】
上記ドーム屋根2を形成する部材のハニカムコア7は、例えば、多数の中空柱状体が集まってできた構造体で、蜂の巣状の集合体である。このハニカムコア7は、例えば、ポリプロピレン樹脂などのプラスッチック製の材料、クラフト紙などのペーパー製の材料、あるいはアルミニウム材などの金属製等の材料を用いて形成されている。
【0015】
なお、この中空柱状集合体となるハニカムコア7の製作は、上記材料よりなる箔のように薄い板材を用いて、この薄板材の上面に所定間隔をおいて平行直線状に接着剤を塗り、その上に次の薄板材を重ね、さらにその上面に所定距離ずらして接着剤を塗り、さらに次の薄板材を重ねるという操作を繰り返し圧着してブロック体に形成し、このブロック体を所定幅に切断し、この切断片を展開することによって行われる。このようにして製作されたハニカムコア7は、中空柱状集合体の上面及び下面に、連結板材等を一体に固着形成することによって、軽量で、圧縮強度、及びせん断強度に優れ、かつ中空体内の空気層効果によって断熱性能にも優れた部材となる。
【0016】
上記ドーム屋根2を形成する最外側に位置する連結面材8は、遮光性、耐候性などを有する材料、例えば、ポリエステル樹脂などのプラスチック材、繊維強化プラスチック材などの合成樹脂材、あるいは、鋼材、アルミニウム材、ステンレス材、チタン合金材などの金属製の薄板、もしくは、モルタル構造体、コンクリート構造体等の板材などとする。
【0017】
また、上記ドーム屋根2を形成する各部材間、つまり、可撓膜体5とハニカムコア7との間、及びハニカムコア7と連結面材8との間には、例えば、フェノール系、エポキシ系、ゴム系などの接着剤、あるいは、接着性を有するシーリング部材などを設けて気密・液密、強固に固着する。
【0018】
上記のように、可撓膜体5とハニカムコア7と連結面材8とが接着剤などによって一体強固に固着結合して形成されたドーム屋根2は、軽量かつ高強度で耐久性に優れたドーム屋根2となる。
【0019】
また、ハニカムコア7は中空体構造で断熱性にも優れているため、断熱性を必要とする低温貯槽、保温貯槽、あるいは外気温等の影響を受けないよう内外の環境遮断を必要とする構築物のドーム屋根2にも適する。
【0020】
なお、図示省略するが、可撓膜体とハニカムコア及び連結面材との一体化を、より強固にするために、可撓膜体の上面に、例えばタブ、アンカーピンなどの接続部材を固着し、この接続部材をハニカムコア及び連結面材に結着や埋設などによって結合するように形成してもよい。この接続部材は、可撓膜体上面へハニカムコアを固着する際に、位置決めをしたり、仮り止めをしたり、取付けをしたりする係合部材としても適している。
【0021】
また、図示はしないが、屋根補強部材として、例えば金属材、FRP材などからなる断面L形、矩形、コの字形などの成形材を、ハニカムコアと組み合わせて用いた場合には、ドーム屋根の骨材の役割を有し剛性をさらに向上させることができる。
【0022】
上記連結面材8として、耐熱性、耐候性などを有する合成樹脂材、例えば、ポリエステル樹脂、繊維強化プラスチック材などの合成樹脂材を用いて、合成樹脂製のドーム屋根2に形成した場合には、軽量で剛性が高いハニカムコア7と、その上面に被覆固着形成した合成樹脂製の連結面材8とが一体化しているので、軽量で高強度の構造体となる。そして、ハニカムコア7は断熱性を有し、かつ合成樹脂製の連結面材8は耐候性などを有するので、断熱性能、耐候性などを必要とする貯水槽、あるいは外気等の影響を遮断する貯槽等構築物の合成樹脂製のドーム屋根2に適した構造となる。
【0023】
また、上記連結面材8として、例えば、鋼材、アルミニウム材などの金属材を用いて、金属製のドーム屋根2に形成した場合には、軽量で剛性が高いハニカムコア7と、その上面に被覆固着形成した金属製の連結面材8とが一体化し、高強度の構造体となる。そして、従来の金属製のドーム屋根のような頑強で大掛かりな屋根骨を設ける必要がないので、経済性に優れた金属製のドーム屋根となる。また、ハニカムコア7は断熱性を有し、かつ金属製の連結面材8は不燃性、耐火性などを有するので、断熱性能、耐火性などを必要とする低温貯槽、保温貯槽、あるいは外気温等の影響を遮断する貯槽等構築物の金属製のドーム屋根2に適した構造となる。
【0024】
さらにまた、上記連結面材8として、例えば、モルタル構造体、コンクリート構造体等の板材などを用いて、コンクリート製のドーム屋根2に形成した場合には、軽量で剛性が高いハニカムコア7と、その上面に被覆固着形成したコンクリート製の連結面材8とが一体化し、高強度のコンクリート製のドーム屋根2となる。そして、ハニカムコア7は断熱性を有し、かつコンクリート製の連結面材8は、耐熱性、耐候性などを有するので、断熱性能、耐候性などを必要とする貯水槽、あるいは外気等の影響を遮断する貯槽等構築物のコンクリート製のドーム屋根2に適した構造となる。
【0025】
図2は、上記ドーム屋根2の構築方法を示す部分断面説明図で、この図2に基づいて、ドーム屋根2の構築法の施工手順について説明する。
【0026】
図2に示すように、空気圧によって緊張させた可撓膜体5の上面に、接着剤9を施工する。この接着剤9が硬化しないうちに、この接着剤9の上に、圧縮状態に折畳まれた状態のハニカムコア7を展開しながら載置し、可撓膜体5の上面にこのハニカムコア7を固着させる。次いで、このハニカムコア7の上面に、板状の連結面材8を配設固着する。なお、この連結面材8の裏面には、接着剤10を施工しておき、この接着剤10が硬化しないうちに、ハニカムコア7の上面にこの連結面材8を当接し、適切な押圧力を加えて固着結合する。
【0027】
可撓膜体5の上面に施工する接着剤9、及び連結面材8の裏面に施工する接着剤10は、例えばフェノール系、エポキシ系、ゴム系等の接着剤、あるいは溶着タイプの接着剤等があり、可撓膜体5とハニカムコア7、及びハニカムコア7と連結面材8の、相互の材質に適する接合性に優れた接着剤を選択する。
【0028】
上記、可撓膜体5の上にて施工するドーム屋根2の構築法においては、足場及び施工位置が安定した可撓膜体5の上で安全に施工することができる。また、ハニカムコア7を展設する際には、ハニカムコア7は軽量であるため、重量及び荷重によって可撓膜体5が局部的に凹むこともない。そして、ハニカムコア7の上面に、軽い薄板状の連結面材8を配設する作業もやり易い。また、ドーム屋根2全体の重量及び荷重も大きくないので、大形構築物のドーム屋根の建設が容易となる。さらに、可撓膜体5を緊張させる空気圧を低減することも可能となり、送風設備を軽減することができる。
【0029】
また、上記施工に使用するハニカムコア7は、圧縮され折り畳んだ状態で運搬するので、輸送中にかさばらず、かつ軽量であるため運搬し易く運送費用もかからない。また、可撓膜体5上へ施工する際にも、折り畳んだ状態の軽量なハニカムコア7は、取扱い易いので展設作業の能率が向上する。
【0030】
さらにまた、ハニカムコア7は、展設の際に割球殻形状の可撓膜体5の表面に沿って広げ易く、形状になじませて密接することができるので、必ずしも上面及び下面の形状を割球殻形状に揃えるように成形する必要はなく、そのまま可撓膜体5上に載置した状態で割球殻形状が得られ、美観に優れたドーム形状にすることができる。なお、ハニカムコア7は、折り畳んだ状態で運搬し展開しながら施工することに限定されず、あらかじめ工場などで展開しておいて、展開状態のハニカムコア7を運搬し易く梱包し、かつ取扱い易く配設が容易となるように仮固定などして形成したものであってもよい。
【0031】
図3は、上面に連結面材8を被覆固着したハニカムコア7を用いて、ドーム屋根を構築する方法を示す部分断面説明図で、この図3に基づいて、施工手順について説明する。
【0032】
このハニカムコア7は、あらかじめ工場又は貯槽の敷地近傍などにおいて、展開させたハニカムコア7の上面に、ドーム屋根の曲率に合わせて湾曲させた連結面材8を、接着剤11によって固着して合成パネル構造体に形成したものである。なお、このハニカムコア7の下面には、形状を拘束する硬質の連結面材などは設けることなく、可撓膜体5の割球殻形状の湾曲面に対して追従する形状変形可能な状態にしておく。
【0033】
図3に示すように、割球殻形状に緊張させた可撓膜体5の上面に接着剤9を施工し、硬化する前のこの接着剤9の上に、上記合成パネル構造体に形成した連結面材8付のハニカムコア7を載置し、連結面材8の上から適切な押圧力を加えて固着する。この施工の際に、ハニカムコア7の下面は、可撓膜体5の割球殻形状の湾曲面に対して自在に追従し変形して、すき間なく密着して硬化するので、一体化による剛性が向上する。
【0034】
なお、合成パネル構造体のハニカムコア7同士の連結は、図示省略するが、例えば、ハニカムコア7同士の対向する周縁外面に、接着力の強い接着剤、隙間を埋めるシーリング材、弾力性を有するパッキング材などを設け、隙間なく密着させ、かつ、その上部の連結面材8同士の端縁は、接着あるいは連結部材などを用いた方法で連結する。あるいはまた、ハニカムコア7の周縁近傍に連結用開口枠を設け、この連結用開口枠内にボルトナットなどの連結用部材を設け、この連結用開口枠内に設けた連結用部材を用いてハニカムコア7同士を連結する構造にしてもよい。
【0035】
上記のように、ハニカムコア7の上面に連結面材8を被覆固着し一体化して合成パネル構造体に形成したハニカムコア7は、標準化や規格化などしておいて、あらかじめ工場などで能率良く簡単容易に製作することができる。また、ハニカムコア7は合成パネル構造体となっているので、可撓膜体5上での配列及び連結作業もやり易く、簡単容易に作業能率良く短期間に施工することができる。
【0036】
なお、図示省略するが、ハニカムコアの上下両面に表面板を固着し、かつハニカムコアの側部に縁材を埋設し、さらに割球殻のドーム形状に曲率を合わせたハニカムパネルに形成しておいて、このハニカムパネルを可撓膜体上に配置し、このハニカムパネルの縁材相互を連結固着してドーム屋根を構築するように形成してもよい。このハニカムパネルを用いたドーム屋根の構築法は、ハニカムパネルの製作の能率化と、このハニカムパネルの施工作業の能率化をさらに向上することができる。また、ドーム屋根を構築した後に、可撓膜体を取り外して再使用することも可能となる。
【0037】
【発明の効果】
叙述の説明で明らかなように、この発明のドーム屋根は、貯槽等構築物の側壁上端部に固着した最内側の可撓膜体と、該可撓膜体の上面に被覆固着したハニカムコアと、該ハニカムコアの上面に被覆固着した連結面材とで形成したので、屋根内壁面は耐食性を有する可撓膜体に被覆されるとともに、その上面には軽量で剛性の高いハニカムコアが密着し、このハニカムコアの上面には耐候性などを有する連結面材が密着し一体強固に固着結合しているため、軽量かつ高強度で耐久性に優れ、かつ曲率が均一で割球殻形状に近い美観に優れたドーム屋根となる。また、ハニカムコアは中空体で断熱性にも優れているため、断熱性を必要とする低温貯槽、保温貯槽、あるいは外気温等の影響遮断を必要とする貯槽等構築物にも適したドーム屋根となる。
【0038】
また、ドーム屋根は軽量であるので、このドーム屋根を支持する側壁上端部を簡素化することができ、延いては側壁の厚さを薄くすることもできるため、より経済的な貯槽等構築物が得られる。
【0039】
ドーム屋根を形成する最内側の可撓膜体の周縁を固着し、該可撓膜体の下部に空気を導入して緊張させ、該緊張した可撓膜体上にハニカムコアを展開固着し、該ハニカムコア上面に連結面材を配設固着して構築するか、又は、上記緊張した可撓膜体上に、連結面材を被覆固着したハニカムコアを配設固着して構築するこの発明に係るドーム屋根の構築法は、ハニカムコアなどの屋根部材の重量が軽く、かつ施工する際の重量も軽く荷重も小さいので、足場及び施工位置が安定した可撓膜体上での作業性が良く、作業能率良く短期間に施工することができる。また、部分的な偏荷重がかかることがないので、可撓膜体が局部的に凹むことがなく、曲率が均一で割球殻形状に近く美観に優れたドーム形状にすることができる。また、屋根重量及び構築時の荷重が小さいので、大形構築物の建設も容易となり、可撓膜体を支える空気圧を低減することも可能で、送風設備を小さくすることができる。さらに、作業時に可撓膜体を損傷するおそれがなく、構築時の安全性も向上する。
【0040】
また、上記折り畳んだ状態のハニカムコアを可撓膜体上で展開固着して施工する構築法では、このハニカムコアは圧縮され折り畳んだ状態で運搬するので、輸送中にかさばらず、かつ軽量であるため運搬し易く運送費用もかからない上に、可撓膜体上への施工時にも、折り畳んだ状態の軽量なハニカムコアは、取扱い易いので展設作業の能率が向上する。さらにまた、このハニカムコアは、展設の際に割球殻形状の可撓膜体の表面に沿って広げ易く、形状になじんで密接させることができるので、必ずしも上面及び下面の形状を割球殻形状に揃えるように成形する必要はなく、そのまま載置した状態で割球殻形状が得られ、美観に優れたドーム形状にすることができる。
【0041】
また、上記連結面材を被覆固着したハニカムコアを配設固着して構築する方法では、この連結面材を被覆固着したハニカムコアは、あらかじめ工場などで合成パネル構造体に能率良く製作することができる。また、この連結面材を被覆固着したハニカムコアは、可撓膜体上での配列及び連結作業もやり易く、作業能率良く施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るドーム屋根を設けた貯槽の実施形態例を示す縦断面説明図である。
【図2】 この発明に係るドーム屋根の構築状況を示す部分断面説明図である。
【図3】 この発明に係るドーム屋根の構築状況の他の実施形態例を示す部分断面説明図である。
【図4】 エアードーム工法で構築する従来のドーム屋根の施工状況を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 貯槽 2 ドーム屋根
3 底版 4 側壁
5 可撓膜体 6 送風機
7 ハニカムコア 8 連結面材
9 接着剤 10 接着剤
11 接着剤
101 貯槽
102 ドーム屋根
102A コンクリート製のドーム屋根 102B 金属製のドーム屋根
103 底版 104 側壁
105 可撓膜体 106 送風機
107 屋根部材
107A コンクリート製の屋根部材 107B 金属製の屋根部材

Claims (2)

  1. 貯槽等構築物の上部を被覆するドーム屋根であって、該ドーム屋根は、貯槽等構築物の側壁上端部に固着した最内側の可撓膜体と、該可撓膜体の上面に被覆固着したハニカムコアと、該ハニカムコアの上面に被覆固着した連結面材とで形成したことを特徴とするドーム屋根。
  2. 貯槽等構築物の上部を被覆するドーム屋根の構築法であって、上記貯槽等構築物の側壁上端部に該ドーム屋根を形成する最内側の可撓膜体の周縁を固着し、該可撓膜体の下部に空気を導入して緊張させ、該緊張した可撓膜体上にハニカムコアを展開固着し、該ハニカムコア上面に連結面材を配設固着するか、又は、上記緊張した可撓膜体上に、連結面材を被覆固着したハニカムコアを配設固着するかして構築することを特徴とするドーム屋根の構築法。
JP26874199A 1999-09-22 1999-09-22 ドーム屋根及びその構築法 Expired - Fee Related JP4089103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26874199A JP4089103B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 ドーム屋根及びその構築法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26874199A JP4089103B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 ドーム屋根及びその構築法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001090243A JP2001090243A (ja) 2001-04-03
JP4089103B2 true JP4089103B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=17462710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26874199A Expired - Fee Related JP4089103B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 ドーム屋根及びその構築法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4089103B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743936B1 (ko) * 2006-08-11 2007-07-30 박홍욱 콘크리트 구조물 내진 및 보수보강용 하니콤형 보강재
JP5815225B2 (ja) * 2010-11-26 2015-11-17 シバタ工業株式会社 貯蔵倉庫用シート
JP7387955B2 (ja) * 2018-08-20 2023-11-29 トーヨーカネツ株式会社 断熱床構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001090243A (ja) 2001-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102090266B1 (ko) 극저온 단열 구조 및 이의 시공 방법
RU2514458C2 (ru) Контактная область вспомогательной мембраны резервуара для спг
TW200427909A (en) Precast panel for constructing concrete structure elements
KR101274064B1 (ko) 물결형 비드를 이용한 액화-가스 저장 탱크용 절연 블록의 접착 고정
JP2022545194A (ja) 格納システムおよびその施工方法
US20110206920A1 (en) Structure reinforcement wrap
US9555959B1 (en) Modular fluid storage tank
JP4089103B2 (ja) ドーム屋根及びその構築法
US11000987B2 (en) Reinforcement of structures using 3D-fabric wrap
KR20120135475A (ko) 액화천연가스 저장탱크용 단열구조체
KR20220025753A (ko) 탱크용 코너 구조체의 제조 방법
KR20150021140A (ko) Lng 탱크 방벽 구조물의 리크 테스트용 임시 방벽 구조체 및 그 시공 방법
US20110136423A1 (en) Large Diameter FRP Flues In Large Diameter Chimneys
CN101326071B (zh) 用于低温燃料的外燃料箱
US20090139633A1 (en) Method for Lining a Container and Lining of a Container
US11560725B2 (en) Formwork brace
KR101259059B1 (ko) 액화천연가스 화물창의 단열구조물과 그 시공방법 및 이를 포함하는 선박
KR20130141020A (ko) 화물창 방벽 시공장치
JP2608474B2 (ja) コンクリート製屋根及びその構築法
JP7002140B2 (ja) 吊足場
JP2005155158A (ja) 柱状構造物の補強構造
JPH06207478A (ja) 鋼板とコンクリート体の複合構造貯槽とその構築法
JP2003239560A (ja) コンクリート製貯槽とその施工法
US9353911B2 (en) Blanket installation method
JP4258691B2 (ja) 貯槽の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees