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JP4090466B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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本発明は、光ディスク装置に関し、特に、ドロワのロック・リリース機構に特徴を有したノートパソコン搭載用のスリム型光ディスク装置に関する。
一般的に、光ディスク装置には、ディスクを駆動するディスク駆動メカニズムが搭載されたドロワが設けられ、ドロワはロック・リリース機構によって光ディスク装置本体に対して挿抜自在に構成されている。例えば、ドロワの排出方向における先端部にリリース機構を備え、光ディスク装置の前面に設けられたイジェクトボタンを押すことにより、ドロワが装置本体から排出され、一方、排出されたドロワをユーザが手動により装置本体内に挿入すると、ドロワが装置本体内に収納された状態で保持されるといったものである。
このようなロック・リリース機構を備えた光ディスク装置として、例えば、ディスクを駆動するディスク駆動ユニットが搭載され、筐体に対し挿抜自在なドロワと、筐体又はドロワのいずれかに設けられたロック部と、ドロワが筐体内に挿入されたとき、ドロワが筐体内に保持されるようロック部と係合するロック位置に移動可能なロックレバーと、ロックレバーをロック位置に定位させる力を発生する吸着手段と、筐体に対しドロワを抜脱方向に付勢するとともに、ロックレバーをロック位置から移動するように付勢するための付勢手段と、付勢手段の付勢力によりロックレバーがロック位置から移動し筐体内からドロワが排出されるよう、吸着手段の吸着力に抗する力を発生させロックを解除するロック解除手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、自己保持型ソレノイド方式によるロック・リリース機構を光ディスク装置の小さな空間へ容易に無理なく実装できるようにするものとして、例えば自己保持型ソレノイドへパルス電圧を印加することによりロック・リリース機構を作動し、ディスク装填部を開放するようにしたディスク装置において、自己保持型ソレノイドの可動片に連動するとともに、ロックピンに係合する係止部を備えたロックレバーと、ドロワを閉じたとき自己保持型ソレノイドの可動片を張引するように付勢される一方、ドロワを開放したとき去勢される解除バネとからなるロック・リリース機構を備えたディスク装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−137937号公報 特開2003−77262号公報
特許文献1に示される従来例にあっては、部品点数が比較的多くコスト及び工数がかかることと、部品構成によるレイアウトの制約からロックレバーの形状及び大きさが制限され、十分なロック強度を実現できないという問題があった。
また、ノートパソコン搭載用のスリム型光ディスク装置では、ノートパソコンの携帯時や使用時に衝突や落下等があった場合、外部からロック・リリース機構に過大な衝撃力が加わり、ロック・リリース機構が破損することがあった。特許文献2に示される従来例にあっては、このような外部からの衝撃に対するは配慮はなされていなかった。
本発明は、上記した問題点を解決するために提案されたものであり、部品点数を削減することによりコスト及び工数の削減を図ると共に、部品数削減によって得られるスペースを活用してロックレバーの形状及び大きさに自由度を持たせ、耐衝撃強度及び耐久性を向上させることを目的としている。
本発明の一態様によれば、
ディスク駆動メカニズムを搭載し、ガイドレールにより、ドライブ本体に対してスライド自在に支持されたドロワと、
前記ガイドレールに設けられたリセット突起部と、
一端側で揺動自在に前記ドロワに軸支されたロックレバーであって、他端側に前記ドライブ本体側のドロワロック部に係合し前記ドロワを前記ドライブ本体にロックする係止部、側部に自己保持型ソレノイドの可動片に係合するソレノイド係合部と、前記ガイドレール側に前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時には前記ガイドレールの前記リセット突起に押圧され、前記ドロワが前記ドライブ本体から排出される時には前記リセット突起部と離脱されるバネ性突起部とが一体形成されたロックレバーと、
前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時、前記ロックレバーの前記バネ性突起部が前記ガイドレールの前記リセット突起に押圧されて前記ロックレバーを揺動しロック可能位置に規制し、イジェクト時に前記ロックレバーを前記ガイドレール側に揺動する前記自己保持型ソレノイドと、を備え、
前記自己保持型ソレノイドへの通電により、前記ロックレバーの前記係止部と前記ドライブ本体側の前記ドロワロック部との係合を解き、前記ドロワをドライブ本体からリリースすることを特徴とする光ディスク装置が提供される。
前記ロックレバーの係止部バネ性を有し、ドライブ本体側のドロワロック部の斜面に沿って変形可能である。
また、ロックレバーは自己保持型ソレノイドの可動片の保持力より小さい付勢力を持つ解除バネで付勢されているのが、好ましい。
本発明によれば、部品点数を削減することにより、コスト及び工数の削減を図ると共に、部品削減によって得られるスペースを活用してロックレバーの形状及びボリュームに自由度を持たせ、耐衝撃強度及び耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は光ディスク装置全体を裏側から見た斜視図である。図1に示すように、ディスク駆動メカニズムMが搭載されたドロワ1とドロワ1の底部側を保護するための底板2が設けられている。ドロワ1は、底板2に対してスライド可能になっており、そのためドロワ1をスライド自在に支持するガイドレール3,3がドロワ1の左右に配設されている。ドロワ1のフロントパネル近傍には、ロック・リリース機構が配設されており、装置全体の裏側からは、ロック・リリース機構のメイン部品であるロックレバー4が見える。
図2及び図3はロック・リリース機構の詳細を示す斜視図である。図2はドロワの一部を切り欠いて表側から見た様子を示し、図3は裏側から見た様子を示している。
ロック・リリース機構は、ソレノイド係合突起部4aとリセットバネ突起4bとロックバネ突起4cを有するロックレバー4、自己保持型ソレノイド5、ガイドレール3に設けられたリセット用突起3a、解除バネ6、ドライブ本体側のドロワロック用突起7から成っている。
ロックレバー4はフロントパネル9側のガイドレールの近傍の角部ガイドレール3に並んで配設され、ドロワ1に設けられたピン4dによってガイドレール3側と自己保持型ソレノイド5側に揺動可能に軸支されている。ロックレバー4は、全体としてバネ性を持たせるため、例えばポリアセタール樹脂成型品とするのが好適である。
自己保持型ソレノイド5は、ソレノイド内部に永久磁石を装備し、吸着後電源をオフにしても可動鉄芯の吸着状態を保持する。復帰の際は、吸引と逆パルス信号又は、復帰側コイルへのパルス信号により復帰する。吸引時に永久磁石のアシストがあるため、吸引力が強力である。また、吸着時に電力が不要なため、コイルの温度上昇がほとんどない。自己保持型ソレノイド5の可動鉄芯と平行する向きに、解除バネ6がロックレバー4とドロワとの間に取り付けられ、この解除バネ6によりロックレバー4が自己保持型ソレノイド5による吸着方向に付勢されている。尚、解除バネの付勢力が自己保持型ソレノイドの可動片の保持力より小となるように設定するのが好ましい。
ロックレバー4と自己保持型ソレノイド5は、ソレノイド係合突起部4aで係合している。このソレノイド係合突起部4aは、ロックレバー4と一体的に形成されている。したがって、ロックレバー4は自己保持型ソレノイド5の動作に従って揺動する。
ロックレバー4の略中央付近でガイドレール3に対向した側の位置に、リセットバネ突起4bが形成されている。このリセットバネ突起4bは、ロックレバー4の側面から帯状体が円弧状に張り出し、帯状体の先端はより厚さの厚い(高さの高い)傘部と成っている。
ガイドレール3には、ドロワ1がドライブ本体に挿入される時にこのリセットバネ突起4bのスライド範囲の所定の位置に、リセット突起3aが一体的に形成されている。リセットバネ突起4bリセット突起3aに当接することにより、ドロワのロックレバー4吸着方向に揺動される。
ロックレバー4のフロントパネル側の端部には、ロックバネ部4cが一体的に形成され、ドライブ本体の底板2の端部に形成され、斜面を持ったドロワロック用突起7に係合し、ドロワ1がドライブ本体に保持(ロック)されている。
次に、図4(a)乃至図4(f)により、ロック・リリース機構の作用を説明する。
図4(a)はドロワがドライブ本体から排出された状態を示している。この位置から矢印方向ヘドロワ1がドライブ本体に押入される。この時、ロックレバー4は自己保持型ソレノイド5の作用でリセット位置に付勢されている。また、ガイドレール3のリセット突起3aとロックレバー4のリセットバネ突起4bは離れた位置にあり当接していない。
図4(b)にて、ドロワをドライブ本体の中に進入させていくと、ロックレバー4のリセットバネ突起4bは、ガイドレール3に形成したリセット突起3aに押圧され、バネの弾性力で変形する。併せて、ロックレバー4は図面中、時計廻り(自己保持型ソレノイド5側)に揺動され、ロックレバー4のソレノイド係合突起部4aと係合した自己保持型ソレノイド5のソレノイド鉄心がソレノイドに吸着され、ロック可能位置にて規制される。この自己保持型ソレノイド5の吸着後電源をオフにしても可動鉄芯の吸着状態を保持する作用により、ロックレバー4の位置は保たれたままとなる。
図4(c)に示すように、さらにドロワ1がドライブ本体の中に進入すると、ロックレバー4のロックバネ部4cがドライブ本体側のドロワロック用突起7の斜面に沿って変形して、ドロワロック用突起7を乗り越える。
図4(d)に示すように、ロックレバー4のロックバネ部4cとドライブ本体側のドロワロック用突起7と係止しドロワのドライブ本体側へのロックが完了する。
そして例えば、フロントパネルのイジェクトボタンが押され、ドロワ1をドライブ本体から排出される際は、図4(e)に示すように、ドライブ本体側から自己保持型ソレノイドヘイジェクト信号に従ったパルス電圧が加えられる。
そのパルス電圧により、図4(e)に示すように自己保持型ソレノイド5が通電され、鉄心がガイドレール3側に押し出されることによりロックレバー4は半時計廻りに揺動する。その結果、ロックレバー4のロックバネ部4cがドライブ本体側のドロワロック用突起7との係止からはずれるので、ドロワ1は排出自由となる。同様に、自己保持型ソレノイド5の作用により、ロックレバー4の揺動後の位置は保たれたままとなる。
ドロワ1の排出進行により、図4(f)では、ガイドレール3側リセット突起3aの内壁に沿ってロックレバー4のリセットバネ突起4bの傘部が動くことにより、リセットバネ突起4bを変形させながらリセット突起3aから離脱し、図4(a)に示す排出された状態となるつまり、ドロワ1の排出方向にあっては、ロックレバー4のリセットバネ突起4bとガイドレール3側のリセット突起3aとが干渉することなく、スムーズな排出が行われる。
以上、図4(a)から図4(f)の作用の繰り返しによりドロワのロック・リリースが行われる。
上述した実施形態では、リセット突起3bをガイドレール側に設けたが、これに限られない。
図5は、本発明の別の実施形態に係るロック・リリース機構を表側から見た斜視図である。本実施の形態では、リセット突起8を底板2と一体的に形成している。このリセット突起8はドライブ本体内部で、かつドロワ1側のロックレバー4の構成にしたがった所望の位置にて配設することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、部品点数・工数削減による省コスト・省スペース化が可能となり、また製造時における、組み立て性の向上が図れるため組み立て時のミス低減が図れ、さらに、部品点数低減による信頼性の向上が図れる。また、ガイドレールとドロワとを同時に付勢可能なる構成により、がたつき防止効果の向上が図れる。特に、高スピード時における振動防止効果が得られ、騒音の低減が図れる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る光ディスク装置全体を裏側から見た斜視図である。 ドロワのロック・リリース機構を表側から見た斜視図である。 ドロワのロック・リリース機構を裏側から見た斜視図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 ドロワのロック・リリース機構の動きを説明するための図である。 本発明の別の実施形態に係るロック・リリース機構を表側から見た斜視図である。
符号の説明
10・・・光ディスク装置、1・・・ドロワ、2・・・底板、3・・・ガイドレール、3a・・・リセット突起、4・・・ロックレバー、4a・・・ソレノイド係合突起部、4b・・・リセットバネ突起、4c・・・ロックバネ突起、4d・・・ピン、5・・・自己保持型ソレノイド、6・・・解除バネ、7・・・ドロワロック用突起、9・・・フロントパネル

Claims (5)

  1. ディスク駆動メカニズムを搭載し、ガイドレールにより、ドライブ本体に対してスライド自在に支持されたドロワと、
    前記ガイドレールに設けられたリセット突起部と、
    一端側で揺動自在に前記ドロワに軸支されたロックレバーであって、他端側に前記ドライブ本体側のドロワロック部に係合し前記ドロワを前記ドライブ本体にロックする係止部、側部に自己保持型ソレノイドの可動片に係合するソレノイド係合部と、前記ガイドレール側に前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時には前記ガイドレールの前記リセット突起に押圧され、前記ドロワが前記ドライブ本体から排出される時には前記リセット突起部と離脱されるバネ性突起部とが一体形成されたロックレバーと、
    前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時、前記ロックレバーの前記バネ性突起部が前記ガイドレールの前記リセット突起部に押圧されて前記ロックレバーを揺動しロック可能位置に規制し、イジェクト時に前記ロックレバーを前記ガイドレール側に揺動する前記自己保持型ソレノイドと、を備え、
    前記自己保持型ソレノイドへの通電により、前記ロックレバーの前記係止部と前記ドライブ本体側の前記ドロワロック部との係合を解き、前記ドロワをドライブ本体からリリースすることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記ロックレバーの前記係止部は、バネ性を有し、前記ドライブ本体側のドロワロック部の斜面に沿って変形可能であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記ロックレバーは、ポリアセタール樹脂で形成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. ディスク駆動メカニズムを搭載し、ガイドレールにより、ドライブ本体に対してスライド自在に支持されたドロワと、
    リセット突起部が形成され、前記ドロワを保護する底板と、
    一端側で揺動自在に前記ドロワに軸支されたロックレバーであって、他端側に前記ドライブ本体側のドロワロック部に係合し前記ドロワを前記ドライブ本体にロックする係止部、側部に自己保持型ソレノイドの可動片に係合するソレノイド係合部と、前記ガイドレール側に前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時には前記底板の前記リセット突起部に押圧され、前記ドロワが前記ドライブ本体から排出される時には前記リセット突起部と離脱されるバネ性突起部とが一体形成されたロックレバーと、
    前記ドロワが前記ドライブ本体内に進入する時、前記ロックレバーの前記バネ性突起部が前記底板の前記リセット突起に押圧されて前記ロックレバーを揺動しロック可能位置に規制し、イジェクト時に前記ロックレバーを前記ガイドレール側に揺動する前記自己保持型ソレノイドと、を備え、
    前記自己保持型ソレノイドへの通電により、前記ロックレバーの前記係止部と前記ドライブ本体側の前記ドロワロック部との係合を解き、前記ドロワをドライブ本体からリリースすることを特徴とする光ディスク装置。
  5. 前記ロックレバーは前記自己保持型ソレノイドの可動片の保持力より小さい付勢力を持つ解除バネで付勢されていることを特徴とする請求項1又は4記載の光ディスク装置。
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