以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。最初に装置の全体構成を説明し、その後に制御の形態毎に分類して説明する。図1はハイブリッド空調装置を示す概略図である。図1において、符号1は室内に装着される空調機器としてのファンコイルユニット11と接続する室外機1の内部構造を示す。この室外機1は、そのケーシング100の内部に、電磁式の四方弁2、膨張弁3、四方弁2と膨張弁3とを結ぶ流路4上に配置された空冷式熱交換機5、四方弁2と圧縮機6とを結ぶ低圧の流路7上にアキュムレータ8と低圧開閉弁9、四方弁2と膨張弁3の流路4を閉鎖して室外機1とファンコイルユニット11を切り離し可能とする停止弁10A,10B、水冷式熱交換機20、水冷式熱交換機20に冷却水を循環させる冷却水流路30がそれぞれ設けられている。空冷式熱交換機5と対向する部位には、駆動モータ19によって回転駆動される冷却用のファン18が設けられている。圧縮機6と四方弁2とを結ぶ高圧の流路12には、周知の消音器13と圧力開閉弁14が設けられている。これら各構成要素は、ファンコイルユニット11と流路4内を循環する熱交換媒体の熱交換を行い、冷却と加熱を行う空冷式熱交換機と冷凍サイクルの構成要素である。熱交換媒体は、最適な性能を得られる量が流路4内に充填されている。熱交換媒体としては、CFC系のR−12、HCFC系のR−22,R−123、HFC系のR−134a,R−407(HFC−32、125d、134a混合),R410A(HFC−32、125混合)等の科学冷媒が用いられている。
水冷式熱交換機20は、空冷式熱交換機5を迂回するように流路4に接続された流路4Aに配設されている。流路4Aは、流路4内を流れる熱交換媒体を水冷式熱交換機20へ案内する第2の流路を構成する。水冷式熱交換機20に対して迂回流路となる流路4Bには空冷式熱交換機5が配設されていて、第1の流路を構成している。水冷式熱交換機20の上流側と下流側に位置する流路4Aには電磁弁22,23が、水冷式熱交換機5の上流側と下流側に位置する流路4Bには電磁弁24,25がそれぞれ配設されている。これら電磁弁は、オフ状態では各流路を閉じて水冷式熱交換機20と空冷式熱交換機5への熱交換媒体の流入をそれぞれ停止し、オン状態となると各流路を開いて各熱交換機に対して熱交換媒体をそれぞれ流入するように構成されている。
水冷式熱交換機20は、冷却水を、その内部に導入する流入口20A、内部の通過して熱交換された冷却水を排出する排出口20Bとを備えている。流入口20Aには冷却水流路30を構成する給水流路34の一端34Aが接続され、排出口20Bには冷却水流路30を構成する排水流路37の一端37Aがそれぞれ連結されている。給水流路34には、その他端34B側に接続される図示しない給水用ポンプから冷却水が供給される。この冷却水は水冷式熱交換機20内に導入されて排水流路37から排出される。すなわち、冷却水流路30は、水冷式熱交換機20に冷却水を流通する流路であり、水冷式熱交換機20は流通する冷却水によって、ファンコイルユニット11との間で循環する熱交換媒体を冷却あるいは加熱するように構成されている。本形態において、冷却水を送る給水用ポンプの制御は別な系統で適宜オン/オフ制御される。
給水流路34には、水冷式熱交換機20への冷却水の流量を検知する流量検知手段としての流量検知センサ32と、水冷式熱交換機20へ向かう冷却水流路30内の冷却水の圧力を検知する水圧検知手段としての水圧検知センサ33と、給水流路34を開閉する開閉手段としての電磁弁31とが設けられている。水圧検知センサ33は給水口33の近傍に配置され、流量検知センサ32は電子弁31と水圧検知センサ33の間の冷却水流路30にそれぞれ配置されている。
排水流路37には、水冷式熱交換機20で熱交換された冷却水の排出温度を検知する排水温度検知手段としての排水温度センサ35と、水冷式熱交換機20から排出された冷却水の圧力を検知する水圧検知手段としての水圧検知センサ36とが設けられている。排出温度センサ35は排出口20Bの近傍に配置され、流量検知センサ36は排出温度センサよりも下流側の排水流路37にそれぞれ配置されている。
アキュムレータ8の一次側に位置する流路7と水冷式熱交換機20とは、第3の流路26で接続されて連通している。この第3の流路26は、電磁弁22,23がオフ、かつ電磁弁24,25がオンの時に、水冷式熱交換機20内にある熱交換媒体をアキュムレータ8に導入するための媒体回収通路を構成する。アキュムレータ8の一次側に位置する流路7と空冷式熱交換機5とは、第4の流路27で接続されて連通している。この第4の流路27は、電磁弁22,23がオン、かつ電磁弁24,25がオフの時に、空冷式熱交換機5内にある熱交換媒体をアキュムレータ8に導入するための媒体回収通路を構成する。これら第3及び第4の流路26,27には、同流路をそれぞれ開閉可能とする開閉手段としての電磁式の開閉弁28,29が設けられている。すなわち、電磁弁22,33及び電磁弁24,25は、そのオン/オン状態に応じて流路4Aと流路4Bとを切換える切換手段を構成している。
ケーシング100には、ハイブリッド空調装置の周囲の温度としての外気温を検知する外気温検知手段としての外気温検知センサ38が装着されている。この外気温検知センサ38は、ファン18の回転により発生する気流の影響を受けない部位に配置するのが、空冷式熱交換機5で熱交換された熱気流の影響を受けにくくなるので好ましい。
駆動モータ19、電磁弁22,23,24,25、開閉弁28,29及び電磁弁31のオン/オフ制御は、図2に示す制御手段40で制御されるように構成されている。制御手段40は、図示を省略したが、CPU(中央処理装置)、I/O(入出力)ポート、ROM(読み出し専用記憶装置)、RAM(読み書き可能な記憶装置)およびタイマー等をそれぞれ備え、これらが信号バスによって接続された構成を有する周知のコンピュータで構成されている。制御手段40の入力側には、流量検知センサ32,水圧検知センサ33,36、排出温度センサ35、外気温検知センサ38、装置の操作部50と、空調装置の出力変動を検知する出力変動検知手段としての周波数検知センサ58が接続されている。本形態において、各温度センサには周知のサーミスタを用いるが、これ以外の構成であっても無論構わない。操作部50は、図3に示すように、冷却サイクルとなる冷房モードを選択する際に操作する冷房スイッチ51と、加熱サイクルとなる暖房モードを選択する際に操作する暖房スイッチ52と、除湿サイクルとしての除湿モードを選択する際に操作する除湿スイッチ53と、電源をオン/オフする電源スイッチ54とが設けられている。
制御手段40の出力側には、四方弁2、電磁弁22〜25、開閉弁28,29、電磁弁31及び圧縮機6と駆動モータ19が電気的に接続されている。圧縮機6はインバーター制御部59を介して制御手段40と接続されている。インバーター制御部59は、ファンコイルユニット11の出力を可変調整するために周波数を変換して圧縮機6の回転数を制御するものである。周波数検知センサ58は、インバーター制御部59で変換された周波数を検知している。
制御手段40のROMには、電磁弁22,23と開閉弁29と電磁弁31及び電磁弁24,25と開閉弁28、駆動モータ19をオン/オフするためのパラメーターとなる各種温度情報、所定圧WP、所定流量R、所定周波数、第1のモード〜第3のモード、冷房モードと暖房モードが予め記憶されている。各種温度情報としては、冷房モード時に用いる第1の設定温度WT1、第1の外気設定温度T1と暖房モードに用いる第2の設定温度WT2、第2の外気設定温度T2がそれぞれ設定されている。第1の設定温度WT1と第2の設定温度WT2はWT1>WT2、第1の外気設定温度T1と第2の外気設定温度T2はT1>T2の関係とされている。所定周波数としては、冷房モードに用いる設定周波数には、第1の所定情報となる第1の設定周波数S1と、暖房モード時に用いる第2の所定情報となる第2の設定周波数S2とがそれぞれ設定されている。本形態において、第1の設定周波数S1と第2の設定周波数S2は、S1<S2とされている。
制御手段40は、図4に示す基本動作処理と、第1のモードから第3のモードの内の任意のモード、あるいはこれらを組み合わせたモードを実行するルーチンが設定される。各ルーチンは冷房スイッチ51が操作されたときに始動する冷房運転処理と、暖房スイッチ52が操作されたときに始動する暖房運転処理を実行するルーチンを備えている。なお、本形態において、四方弁2は、通常オフとされていて、この状態の時には図1において実線で示す矢印方向に熱交換媒体を移動させるように流路4を連通し、オン状態となると図1において破線で示す矢印方向に熱交換媒体を移動させるように流路4を連通するように切り替わる。四方弁2は、冷却モード及び除湿モードの時にはオフ状態とされ、暖房モードの時にはオンされるように制御される。
以下、制御装置40による制御動作について説明する。図4において、基本動作処理は、ステップH1で電源スイッチ54が操作されて電源がオンとなると、ステップH2おいて運転モードが判断される。本形態では、ステップH2において運転モードが冷房の場合にはステップH3に進んで冷房運転処理が行われ、ステップH2において運転モードが冷房でない場合にはステップH4に進む。ステップH4において運転モードが暖房の場合にはステップH5に進んで暖房運転処理が行われ、ステップH4において運転モードが冷房でない場合にはステップH6に進む。ステップH6において運転モードが除湿の場合にはステップH7に進んで除湿運転処理が行われる。そして、各運転処理が実行されていても、電源スイッチ54が操作されて電源オフとなると装置を停止させる。除湿運転は、冷房の一形態となるので、除湿運転処理は冷房運転処理と同一な処理内とし、除湿時の処理動作の説明は省力するものとする。
(第1の形態)
この形態は、制御手段40に第1のモードとなる冷却水モードが設定されている場合を示す。第1のモードとは、冷却水の温度変化を流路切換えのパラメーターとしたものであり、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図5の冷却水モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップA1において運転モードの変更がないかが判断される。ここでは、操作部50で設定した冷房モードが他の運転モードに変更されたか否かが判断され、冷房モードの場合には、ステップA2に進む。ステップA1において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップA2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップA3に進む。ステップA3では、排水温度センサ35で検知した排水温度WT、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップA4に進む。ステップA4では、排水温度センサ35からの排水温度情報WTと第1の設定温度WT1とが比較され、排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも低い場合には、水冷式熱交換機20で熱交換ができる温度してステップA5に進む。ステップA5では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップA6に進む。ステップA6では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップA7に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップA4に戻る。
ステップA7において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされるとともに、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合には、熱交換媒体は、ファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップA4において排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも高い場合には、水冷式熱交換機20内の詰まりや冷却水温度に異常が発生していると判断して、ステップA8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップA4に戻る。
ステップA5において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップA8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップA6において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップA8に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA9において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップA5、A6は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップA9の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図6の冷却水モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップA11において運転モードの変換がないかが判断される。ここでは、操作部50のスイッチが操作されて他の運転モードに変更されたか否かが判断され、暖房モードの場合にはステップA12に進む。ステップA1において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップA12では、四方弁2をオンして、流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換え、ステップA13に進む。ステップA13では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップA14に進む。ステップA14では、排水温度センサ35で検知した排水温度WT、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップA15に進む。ステップA15では、排水温度センサ35からの排水温度情報WTと第2の設定温度WT2とが比較され、排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも高い場合には、水冷式熱交換機20で熱交換ができる温度してステップA16に進む。ステップA16では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップA17に進む。ステップA17では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップA18に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップA15に戻る。
ステップA18において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオンと状態され、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。但し、四方弁2はオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップA15において排水温度情報WTが第1の設定温度WT2よりも低い場合には、水冷式熱交換機20内の詰まりや冷却水温度に異常が発生していると判断して、ステップA19に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA20に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップA15に戻る。
ステップA16において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップA19に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA20に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップA17において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップA19に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップA20において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップA16、A17は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップA20の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので、四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
つまり、冷却水モードの冷房運転時においては、排水温度検知センサ35からの温度情報WTが予め設定された第1の設定温度WT1より高い場合には、冷却水による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aから空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bへ切換えられる。また、冷却水モードの暖房運転時においては、排水温度検知センサ35からの温度情報WTが予め設定された第2の設定温度WT2より低い場合には、冷却水による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aから空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bへ切換えられる。
このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、水冷式熱交換機20の熱交換効率が低減すると、空冷式熱交換機5に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第2の形態)
この形態は、制御手段40に第2のモードとなる外気温モードが設定されている場合を示す。第2のモードとは、外気温の変化を流路切換えのパラメーターとしたもので、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図7の外気温モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップB1において運転モードの変更がないかが判断され、冷房モードのままの場合にはステップB2に進む。ステップB1において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップB2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップB3に進む。ステップB3では、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップB4に進む。ステップB4では、排水温度センサ35からの排水温度情報Tと第1の設定温度W1とが比較され、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも低い場合には、空冷式熱交換機20で熱交換が十分にできる温度してステップB5に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB6に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップB5に戻る。
空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
一方、ステップB4において外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも高い場合には、空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率であるとしてステップB7に進む。ステップB7では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量の冷却水が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップB8に進む。ステップB8では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップB9に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させてステップB5に戻る。
ステップB7において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップB5に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB6に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップB8において水圧情報WP1、WP2とが所定圧Pを越えた場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップB5に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB6において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップB7、B8は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップB7において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされるとともに、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合には、熱交換媒体は、ファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図8の外気温モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップB11において運転モードの変換がないかが判断され、暖房モードが維持されている場合にはステップB12に進む。ステップB11において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップB12では、四方弁2をオンして、流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換えてステップB13に進む。ステップB13では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップB14に進む。ステップB14では、外気温度検知センサ35で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップB15に進む。そして、ステップB16において電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB17に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップB15に戻る。
空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので、四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
一方、ステップB15において外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも高い場合には、空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率であるとしてステップB18に進む。ステップB18では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量の冷却水が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップB19に進む。ステップB19では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップB20に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップB15に戻る。
ステップB18において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップB16に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB17に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップB19において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pを越えた場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップB16に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップB17において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップB18,B19は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップB20において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオンと状態され、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。但し、四方弁2はオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
つまり、外気温モードの冷房運転時においては、外気温度検知センサ38からの温度情報Tが予め設定された第1の外気設定温度T1より高い場合には、空冷による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機5を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また、外気温モードの暖房運転時においては、外気温度検知センサ38からの温度情報Tが予め設定された第2の外気設定温度T2より低い場合には、空冷による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。
このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると、水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第3の形態)
この形態は、制御手段40に第3のモードとなるインバーターモードが設定されている場合を示す。第3のモードとは、インバーター制御部59の周波数変化を流路切換えのパラメーターとしたもので、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図9のインバーターモードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップC1において運転モードの変更がないかが判断され、冷房モードのままの場合にはステップC2に進む。ステップC1において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップC2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップC3に進み、圧縮機6をオンしてステップC4に進む。ステップC4では、周波数検知センサ58で検知したインバーター周波数S、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップC5に進む。ステップC5では、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sと第1の設定周波数S1とが比較され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも低い場合には、空冷式熱交換機20で熱交換が十分にでき、かつ高負荷でないものとしてステップC6に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC7に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップC5に戻る。
本形態においては、空冷モードが作動すると、既に圧縮機6は作動されているので、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
一方、ステップC5においてインバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも高い場合には、空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率であると見なしてステップC8に進む。ステップC8では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量の冷却水が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップC9に進む。ステップC9では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップC10に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させてステップC5に戻る。
ステップC8において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップC6に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC7に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップC9において水圧情報WP1、WP2とのが所定圧Pを越えた場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップC6に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC7において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップC8、C9は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップC10において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされるとともに、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合には、熱交換媒体は、ファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図10のインバーターモードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップC11において運転モードの変換がないかが判断され、暖房モードが維持されている場合にはステップC12に進む。ステップC11において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップC12では、四方弁2をオンして、流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換えてステップC13に進む。ステップC13では電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップC14に進む。ステップC14では圧縮機6をオンしてステップC15に進んで周波数検知センサ58で検知したインバーター周波数S、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップC16に進む。そして、ステップC16で電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC17に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップC15に戻る。
空冷モードが作動すると、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので四方弁2はオン状態とされ、インバーターモードでもあるので圧縮機6はオン情対とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
一方、ステップC16において、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップC19に進む。ステップC19では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量の冷却水が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップC20に進む。ステップC20では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップC21に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップC16に戻る。
ステップC19において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップC17に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC18に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップC20において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pを越えた場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップC17に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップC18において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップC19,C20は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップC21において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。但し、四方弁2はオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
つまり、インバーターモードの冷房運転時においては、周波数検知センサ58からの出力情報となるインバーター周波数Sが予め設定された第1の設定周波数S1より高い場合には、空冷による熱交換効率よりも水冷による熱交換の方が効率的して、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機5を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また、インバーターモードの暖房運転時においては、周波数検知センサ58からの出力情報となるインバーター周波数Sが予め設定された第2の設定周波数S2より高い場合には、空冷による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。
このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第4の形態)
この形態は、制御手段40に第1のモードとなる冷却水モードと第3のモードとなるインバーターモードとが複合された第1の複合モードが設定されている場合を示す。この第1の複合モードとは、冷却水の温度変化とインバーター周波数の変化とを流路切換えのパラメーターとしたものであり、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図11の第1の複合モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップD1において運転モードの変更がないかが判断される。運転モードの変更がなく冷房モードに維持されている場合には、ステップD2に進む。ステップD2において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップD2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップD3に進む。ステップD3では、排水温度センサ35で検知した排水温度WT、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップD4に進む。ステップD4では、排水温度センサ35からの排水温度情報WTと第1の設定温度WT1とが比較され、排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも低い場合には、水冷式熱交換機20で熱交換ができる温度してステップD5に進む。ステップDでは、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップD6に進む。ステップD6では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPより低ければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップD7に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップD4に戻る。
ステップD7において水冷モードが作動すると、先に説明したように、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップD4において排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも高い場合には、水冷式熱交換機20内の詰まりや冷却水温度に異常が発生していると判断して、ステップD8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップD10に進む。
ステップD5において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップD8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップD6において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップD8に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD9において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップD5、D6は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップD9の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップD10において、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップD11においてインバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1と比較され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップD7に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも低い場合には空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップD4に戻る。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図12の第1の複合モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップD21において運転モードの変換がないかが判断され、暖房モードの場合にはステップD22に進む。ステップD21において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップD22では、四方弁2をオンして流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換え、ステップD23に進む。ステップD23では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップD24に進む。ステップD245では、排水温度センサ35で検知した排水温度WT、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップD25に進む。ステップD25では、排水温度センサ35からの排水温度情報WTと第2の設定温度WT2とが比較され、排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも高い場合には、水冷式熱交換機20で熱交換ができる温度してステップD26に進む。ステップD26では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップD27に進む。ステップD27では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップD28に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップD25に戻る。
ステップD28において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。四方弁2は既にオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップD25において排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも低い場合には、水冷式熱交換機20内の詰まりや冷却水温度に異常が発生していると判断して、ステップD29に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップD31に進む。
ステップD26において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップD29に進んで、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップD27において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップD29に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップD30において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップD26、D27は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップD30の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップD31において、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップD32においてインバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2と比較され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップD28に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップD25に戻る。
つまり、複合モード1の冷房運転時においては、排水温度検知センサ35からの温度情報WTが予め設定された第1の設定温度WT1より高い場合には、冷却水による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aから空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bへ切換えられる。また複合モード1の暖房運転時においては、排水温度検知センサ35からの温度情報WTが予め設定された第2の設定温度WT2より低い場合には、冷却水による熱交換効率が低くなったものとして、熱交換媒体が流れる流路が水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aから空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bへ切換えられる。また、冷房時や暖房時において、圧縮機6に対する負荷が高くなった場合には、省エネの為に空冷式熱交換機5ではなく、水冷式熱交換機20を用いた熱交換ができるように、流路切換えを行う。このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、水冷式熱交換機20の熱交換効率が低減すると空冷式熱交換機5に案内され、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第5の形態)
この形態は、制御手段40に第2のモードとなる外気温モードと第3のモードとなるインバーターモードとが複合された第2の複合モードが設定されている場合を示す。この第2の複合モードとは、外気温の変化とインバーター周波数の変化とを流路切換えのパラメーターとしたものであり、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図13の第2の複合モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップE1において運転モードの変更がないかが判断される。運転モードの変更がなく冷房モードに維持されている場合には、ステップE2に進む。ステップE2において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップE2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップE3に進む。ステップE3では、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップE4に進む。ステップE4では、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第1の外気設定温度T1とが比較され、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも高い場合には、空冷式熱交換機5に対して高負荷であると見なし、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップE5に進む。ステップE5では流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップE6に進む。ステップE6では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPより低ければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップE7に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップE4に戻る。
ステップE7において水冷モードが作動すると、先に説明したように、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップE4において外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも低い場合には、空冷式熱交換機5で対応でき得る負荷判断して、ステップE8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップE10に進む。
ステップE5において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップE8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップE6において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップE8に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE9において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップE5、E6は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップE9の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップE10において、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップE11においてインバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1と比較され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップE7に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも低い場合には、空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップE4に戻る。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図14の第2の複合モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップE21において運転モードの変換がないかが判断され、暖房モードの場合にはステップE22に進む。ステップE21において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップE22では、四方弁2をオンして流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換え、ステップE23に進む。ステップE23では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップE24に進む。ステップE245では、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップE25に進む。ステップE25では、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第2の外気設定温度T2とが比較され、外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも高い場合には、空冷式熱交換機5に対して高負荷と見なし、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップE26に進む。ステップE26では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップE27に進む。ステップE27では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップE28に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップE25に戻る。
ステップE28において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。四方弁2は既にオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップE25において外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5で対応でき得る負荷判断してステップE29に進む。ステップE29では、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップE31に進む。
ステップE26において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップE29に進んで、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップE27において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップE29に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップE30において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップE26、E27は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップE30の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップE31において、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップE32においてインバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2と比較され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップE28に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップE25に戻る。
つまり、第2の複合モードの冷房運転時においては、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tが予め設定された第1の外気設定温度T1より高い場合には、水冷により熱交換をした方が効率的である見なし、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また暖房運転時においては、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tが予め設定された第2の外気設定温度T2より低い場合にも、水冷による熱交換をした方が効率的して熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また、本形態の場合においても、冷房時や暖房時において、圧縮機6に対する負荷が高くなった場合には、省エネの為に空冷式熱交換機5ではなく、水冷式熱交換機20を用いた熱交換ができるように流路切換えが行われる。このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、水冷式熱交換機20の熱交換効率が低減すると空冷式熱交換機5に案内され、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第6の形態)
この形態は、制御手段40に第1のモードとなる冷却水モードと第2のモードとなる外気温モードとが複合された第3の複合モードが設定されている場合を示す。この第3の複合モードとは、冷却水と外気温の変化を流路切換えのパラメーターとしたものであり、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図15の第3の複合モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップF1において運転モードの変更がないかが判断される。運転モードの変更がなく冷房モードに維持されている場合には、ステップF2に進む。ステップF2において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップF2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップF3に進む。ステップF3では、排水温度検知センサ35で検知した排水温度WT、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップF4に進む。ステップF4では、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTと第1の設定温度WT1とが比較され、排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも低い場合には、水冷式熱交換機20での熱交換でも十分な熱交換が可能判断し、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップF5に進む。ステップF5では流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップF6に進む。ステップF6では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPより低ければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップF7に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップF4に戻る。
ステップF7において水冷モードが作動すると、先に説明したように、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
一方、ステップF4において排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも高い場合には、水冷式熱交換機20による熱交換が低下したものと判断し、冷式熱交換機5で対応すべくステップF8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップF10に進む。
ステップF5において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップF8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップF6において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップF8に進み、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF9において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップF5、F6は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップF9の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップF10において、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第1の外気設定温度T1と比較され、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも高い場合には、空冷式熱交換機5による熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が効率的であると見なしてステップF4に戻り、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも低い場合には空冷式熱交換機5による熱交換でも効率的な熱交換が可能であるとしてステップF10に戻る。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図16の第3の複合モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップF21において運転モードが判断され、暖房モードが維持されている場合にはステップF22に進む。ステップF21において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップF22では、四方弁2をオンして流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換え、ステップF23に進んで電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップF24に進む。ステップF24では、排水温度検知センサ35で検知した排水温度WT、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップF25に進む。ステップF25では、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTと第2の設定温度WT2とが比較され、排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも高い場合には、空冷式熱交換機5に対して高負荷であると見なし、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップF26に進む。ステップF26では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップF27に進む。ステップF27では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップF28に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップF25に戻る。
ステップF28において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。四方弁2は既にオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
ステップF25において排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5で対応でき得る負荷判断してステップF29に進む。ステップF29では電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップF31に進む。
ステップF26において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップF29に進んで電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップF27において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップF29に進み電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップF30において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップF26、F27は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップF30の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップF31において、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第2の外気設定温度T2と比較され、外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5による熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が効率的であると見なしてステップF25に戻り、外気温度情報Tが第2の設定温度T2よりも高い場合には空冷式熱交換機5による熱交換でも効率的な熱交換が可能であると見なしてステップF20に戻る。
つまり、第3の複合モードの冷房運転時においては、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTが予め設定された第1の設定温度WT1より高い場合に水冷により熱交換をした方が効率的であるとして、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また暖房運転時においては、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTが予め設定された第2の設定温度WT2より低い場合にも、水冷による熱交換の方が効率的して、熱交換媒体が流れる流路を、空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへと切換える。また、本形態の場合においても、冷房時や暖房時において、圧縮機6に対する負荷が高くなった場合には、省エネの為に空冷式熱交換機5ではなく、水冷式熱交換機20を用いた熱交換ができるように流路切換えが行われる。このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、水冷式熱交換機20の熱交換効率が低減すると空冷式熱交換機5に案内され、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
(第7の形態)
この形態は、制御手段40に第1のモードとなる冷却水モードと第2のモードとなる外気温モードと第3のモードであるインバーターモードが複合された第4の複合モードが設定されている場合を示す。この第4の複合モードとは、冷却水と外気温、インバーター周波数の変化を流路切換えのパラメーターとしたものであり、以下の制御を実行する。
図4のステップH2において、冷房運転が選択されると、図17の第4の複合モードにおける冷房運転処理が開始される。この処理では、ステップG1において運転モードの変更がないかが判断される。運転モードの変更がなく冷房モードに維持されている場合には、ステップG2に進む。ステップG2において運転モードが冷房以外に変更されている場合には、この冷房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップG2では、電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20内に対して冷却水を流通させてステップG3に進む。ステップG3では、排水温度検知センサ35で検知した排水温度WT、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップG4に進む。ステップG4では、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTと第1の設定温度WT1とが比較され、排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも低い場合には、水冷式熱交換機20での熱交換でも十分な熱交換が可能判断し、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップG5に進む。ステップG5では流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には、冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップG6に進む。ステップG6では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPより低ければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップG7に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップG4に戻る。
ステップG7において水冷モードが作動すると、先に説明したように、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機6がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。このため、冷却運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から四方弁2を介して図1において実線示す矢印方向に移動する。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機20での熱交換時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
ステップG4において排水温度情報WTが第1の設定温度WT1よりも高い場合には、水冷式熱交換機20による熱交換が低下したものと判断し、冷式熱交換機5で対応すべくステップG8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させ、ステップG10に進む。
ステップG5において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップG8に進む。そして、電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG9に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップG6において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップG8に進んで電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG9において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップG5、G6は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップG9の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。このため、第2の流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに、第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップG10において、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第1の外気設定温度T1と比較され、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも高い場合には、空冷式熱交換機5による熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が効率的であると見なしてステップG7に戻り、外気温度情報Tが第1の外気設定温度T1よりも低い場合には空冷式熱交換機5による熱交換でも効率的な熱交換が可能であると見なし、ステップG11に進む。
ステップG11では、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップG12においてインバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1と比較され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップG7に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第1の設定周波数S1よりも低い場合には、空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップG9に戻り、空冷式熱交換機5による熱交換を継続する。
図4のステップH4において、暖房運転が選択されると、図18の第4の複合モードにおける暖房運転処理が開始される。この処理では、ステップG21において運転モードが判断され、暖房モードが維持されている場合にはステップG22に進む。ステップG21において運転モードが暖房以外に変更されている場合には、この暖房運手処理を継続しないで、図4のステップH2にリターンして再度運転モードの確認が実行される。
ステップG22では、四方弁2をオンして流路4を冷房用流路から暖房流路へと切換え、ステップG23に進んで電磁弁31をオンして冷却水流路30及び水冷式熱交換機20に対して冷却水を流通させてステップG24に進む。ステップG24では、排水温度検知センサ35で検知した排水温度WT、外気温度検知センサ38で検知した外気温度T、水圧検知センサ33,36で検知した水圧WP1,WP2及び流量検知センサ32で検知した流量WRの各情報の読込みが行なわれステップG36に進む。ステップG36では、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTと第2の設定温度WT2とが比較され、排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも高い場合には、空冷式熱交換機5に対して高負荷であると見なし、水冷式熱交換機20で熱交換すべくステップG26に進む。ステップG26では、流量検知センサ32からの流量情報WRと所定流量Rとが比較され、流量情報WRが所定流量Rを越えている場合には冷却水流路30や水冷式熱交換機20の破損やスケール付着による流量低減がなく、熱交換に必要な流量が水冷式熱交換機20に供給されているものとしてステップG27に進む。ステップG27では水圧検知センサ33,36からの水圧情報WP1、WP2の差圧と所定圧WPとが比較され、差圧が所定圧WPに達していなければ、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇がない正常な状態してステップG28に進み、水冷式熱交換機20を用いた水冷モードを動作させ、ステップG25に戻る。
ステップG28において水冷モードが作動すると、電磁弁22,23、開閉弁29、圧縮機5がオン状態とされ、電磁弁24,25、開閉弁28及び駆動モータ19がオフ状態とされる。四方弁2は既にオンされているので、暖房運転する場合、熱交換媒体はファンコイルユニット11から停止弁10Bを介して流路7に流入し、図1において破線で示す矢印方向にして、四方弁2から停止弁10Aを介してファンコイルユニット11に戻される。この時、電磁弁22,23はオンされて第2の流路4Aが開放されているので、熱交換媒体は水冷式熱交換機20へ導入される。また、開閉弁28はオフ状態、開閉弁29はオン状態とされるので、第4の流路27が開放されて使用しない空冷式熱交換機5内の存在する熱交換媒体が、アキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収される。このため、流路4内を循環する熱交換媒体の量が、充填時の量とほぼ同一の量とされて水冷式熱交換機20へ導入される。導入された熱交換媒体は、水冷式熱交換機20内の冷却水と間で熱交換されて冷却され、四方弁2を介してファンコイルユニット11へと戻される。水冷式熱交換機5での熱交換を時には、駆動モータ19が停止状態となるので、省エネと、ファン18の回転に伴い発生する風切り音などの騒音を低減することができる。
ステップG25において排水温度情報WTが第2の設定温度WT2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5で対応でき得る負荷判断してステップG29に進む。ステップF29では電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させてステップG31に進む。
ステップG26において、流量情報WRが所定流量Rに満たない場合には、吸水用ポンプの故障等により水冷式熱交換機20内に熱交換に必要な量の冷却水が供給されていないものとしてステップG29に進んで電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG30に進んで空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。
ステップG27において水圧情報WP1、WP2との差圧が所定圧Pに達した場合には、水冷式熱交換機20内へのスケール付着による圧力上昇が起こり異常な状態してステップG29に進み電磁弁31をオフして冷却水流路30を閉じて水冷式熱交換機20への冷却水の供給を絶ち、ステップG30において空冷式熱交換機5を用いた冷却を行う空冷システムを動作させる。このように、ステップG26、G27は水冷式熱交換機20や冷却水供給系に対する異常判定部を構成している。
ステップG30の空冷モードが作動すると、圧縮機6、電磁弁24,25、開閉弁28、駆動モータ19がオン状態とされるとともに、電磁弁22,23と開閉弁29がオフ状態となる。無論暖房モードであるので四方弁2はオン状態とされている。このため、流路4Aは閉じ、第1の流路4Bが開放されて流路切換えが行われるとともに第3の流路26が開放されて使用しない水冷式熱交換機20内の存在する熱交換媒体がアキュムレータ8の負圧によりアキュムレータ8に回収されるとともにファン18が回転する。このため、圧縮機6、四方弁2を通過した熱交換媒体は、全て空冷式熱交換機5へ案内され、ファン18の回転に発生する気流により空気と間で熱交換されて冷却され、膨張弁3を介してファンコイルユニット11へと戻される。
空冷モードの作動後においては、ステップG31において、外気温度検知センサ38からの外気温度情報Tと第2の外気設定温度T2と比較され、外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5による熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が効率的であると見なしてステップG25に戻り、外気温度情報Tが第2の外気設定温度T2よりも高い場合には空冷式熱交換機5による熱交換でも効率的な熱交換が可能であると見なしてステップG32に進む。
ステップG32では、周波数検知センサ58からのインバーター周波数情報Sが読み込まれ、ステップG33においてインバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2と比較され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも高い場合には、圧縮機6が高負荷となり空冷式熱交換機5での熱交換よりも水冷式熱交換機20による熱交換の方が高効率と見なしてステップG28に進んで水冷モードが選択され、インバーター周波数情報Sが第2の設定周波数S2よりも低い場合には、空冷式熱交換機5の負荷が低いものとしてステップG29に戻り、空冷式熱交換機5による熱交換を継続する。
つまり、第4の複合モードの冷房運転時においては、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTが予め設定された第1の設定温度WT1より高い場合に水冷により熱交換をした方が効率的して、熱交換媒体が流れる流路が空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへ切換えられる。また暖房運転時においては、排水温度検知センサ35からの排水温度情報WTが予め設定された第2の設定温度WT2より低い場合にも、水冷による熱交換の方が効率的であるとして熱交換媒体が流れる流路を、空冷式熱交換機5を有する第1の流路4Bから水冷式熱交換機20を有する第2の流路4Aへと切換える。さらに、空冷式熱交換機5により熱交換を行う空冷モード中であっても、圧縮機6の出力が高く成った場合には熱交換効率の良い水冷式熱交換機20を用いる。また、本形態の場合においても、冷房時や暖房時において、圧縮機6に対する負荷が高くなった場合には、省エネの為に空冷式熱交換機5ではなく、水冷式熱交換機20を用いた熱交換ができるように流路切換えが行われる。
このため、流路4内を循環している熱交換媒体は、水冷式熱交換機20の熱交換効率が低減すると空冷式熱交換機5に案内され、空冷式熱交換機5の熱交換効率が低減すると水冷式熱交換機20に案内されて熱交換されるので、空冷式と水冷式の熱交換機を有する空調装置1を効率良く運転させることができる。また、水冷式熱交換機20や冷却水供給系の異常判定を、流量情報WR及び水圧情報WP1,WP2の変動からそれぞれ判断し、異常がある場合には第2の流路4Aから第1の流路4Aへと流路切換えが行われるので、水冷式熱交換機20が故障した場合でも空調装置として機能させることができる。
上述した各形態において、制御手段40は個別な形態として説明したが、空調装置1が備えた形態であっても良く、この場合、上述の機能を備えた制御装置40を有するハイブリッド空調装置10とすることができる。室外機1としては、第2の流路4A、水冷式熱交換機20、電磁弁22〜25、水冷式熱交換機20に冷却水を循環させる冷却水流路30、第3の流路26と開閉弁28が最初から備えられたハイブリッドタイプであっても良いし、これら構成要素を空冷式の室外機1に対して後付けしてハイブリッドタイプとした形態であってもよい。
電磁弁31は、給水流路34に設けて同流路を開閉することで水冷式熱交換機20への冷却水の流通を制御しているが、排水流路37側に設けても同様の機能を果たすことができる。水熱源となる冷却水としては、地下水、水道水、クーリングタワーで用いる水、貯水されている水や工業用水、不凍液等が挙げられる。本形態では電磁弁31を開閉することで、水冷式熱交換機20への冷却水の流通を制御しているが、電磁弁31を設けずに冷却水を供給する供給用ポンプを制御手段40でオン/オフ制御して水冷式熱交換機20への冷却水の流通を制御するようにしても良い。