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JP4098798B2 - ガス配管設備の保護構造 - Google Patents
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Description

本発明は、ガス配管設備の保護構造、特に、屋外に設置されているガスメータ及びその周辺のガス栓等のガス配管設備を保護する保護構造に関するものである。
一般に、地中の本管に接続されているガス引き込み用配管(2)と各家庭内へガスを送り込むためのガス送り込み用配管(3)との間に、家庭でのガスの使用量を計測するためのガスメータ(M)が設けられている。
この種ガスメータ(M)は、通常、屋外に設置されてあり、図5に示すように、計測器等が内蔵されているメータ本体(20)と前記メータ本体(20)の上端部に並設されているガス入口部(23)とガス出口部(33)とからなり、前記ガス入口部(23)には、略U字状のガス流入管(21)の一端が接続され、ガス出口部(33)には、前記ガス流入管(21)と同形のガス流出管(31)が接続されている。
そして、前記ガス流入管(21)の他端(流入側端部)には、前記ガス引き込み用配管(2)が継手(22)を介して接続されると共に、ガス流出管(31)の他端(流出側端部)には、前記ガス送り込み用配管(3)が継手(32)を介して接続されている。
これにより、ガス引き込み用配管(2)とガス送り込み用配管(3)とは、ガス流入管(21)、ガスメータ(M)、さらには、ガス流出管(31)を介して接続されることとなり、さらに、ガス送り込み用配管(3)に続く屋内側配管(4)を介して、屋内の各種ガス器具(40)にガスが送られる。
又、前記ガス流入管(21)の前記ガス入口部(23)への接続部と、前記ガス流出管(31)の前記ガス出口部(33)への接続部との間には、両者間の間隔を保持するための間隔保持金具(50)が介在されている。
さらに、ガス流入管(21)には、ガス流入管(21)内の流路を開閉させるためのガス栓(24)が設けられており、ガス流出管(31)には、内部の流路に連通した検査孔(図示せず)が形成されている。
この検査孔は、ガス流出管(31)のガス通路内を流れるガスの圧力を測定するための圧力計が接続されるものであるが、測定時以外は閉栓(5)によって閉塞されている。
上記ガスメータ(M)は、屋外に設置されているものであるから、雨水、雪、直射日光、鳥の糞、さらには、上方からの落下物等による影響を直接受けている。
例えば、雨水や雪解け水等がガス栓(24)の内部や、ガス入口部(23)とガス流入管(21)との接続部又はガス出口部(33)とガス流出管(31)の接続部等からメータ本体(1)の中に侵入した場合、内部の各種部品が錆びたり、計器が故障したりする原因となる。
又、直射日光によりガス栓(24)が熱せられることにより、前記ガス栓(24)の本体が膨張し、内部のせんが本体内に沈み込んで、本体に食いつくといった不都合が生じる。
そこで、ガスメータ(M)を保護するカバーとして、特開2003−65825号公報(特許文献1参照)に開示のものが発明されている。
同図の二点鎖線に示すように、樹脂製のガスメータカバー(51)をメータ本体(20)に被せることによって、前記メータ本体(20)は雨水等の外的障害から保護される。
特開2003−65825号公報 実開昭62−170525号公報
しかしながら、上記したガスメータカバー(51)では、メータ本体(20)は保護されることとなるが、前記メータ本体(20)の上方に突設されているガス入口部(23)へのガス流入管(21)の接続部や、ガス出口部(33)へのガス流出管(31)の接続部、さらに、前記ガス栓(24)は保護されておらず、屋外に露出したままである。
又、このものでは、ガス入口部(23)及びガス出口部(33)をガス流入管(21)及びガス流出管(31)に接続させる前のメータ本体(20)に予め被覆させなければならないため、既設のガスメータ(M)には設置できない上に、ガスメータ(M)の設置後には、取り外すことができない。
さらに、使用ガス量が表示される表示窓(26)にも、前記ガスメータカバー(51)が被覆されるため、前記表示窓(26)の表示が読み取り難いという問題もある。
本発明は、『ガス入口部とガス出口部とを備えたメータ本体と、前記ガス入口部及びガス出口部にそれぞれ接続されるガス引き込み用及びガス送り込み用の一対のガス配管と、前記ガス配管の流路を開閉するガス栓とを具備するガス配管設備の保護構造』において、メータ本体はもちろん、ガス栓やガス配管との接続部を含むガス配管設備全体を保護できるようにすると共に、既設のものにも容易に設置可能とすることを課題とする。
(1)上記課題を解決するための請求項1に係る発明の技術的手段は、『前記ガス入口部と前記ガス出口部とを含む前記メータ本体の上方及び前記ガス栓の上方を全域的に覆う庇板を設け、
前記庇板は、前記メータ本体の正面を被覆しないように、前記ガス配管又は前記メータ本体の支持部材等に後付けにて固定可能な支持体に取り付けられ、且つ前記ガス栓を含む前記メータ本体の上方全域を覆う一定姿勢から上方へ回動可能に設けられている』ことである。
上記技術的手段は次のように作用する。
前記ガス入口部と前記ガス出口部とを含む前記メータ本体の上方及び前記ガス栓の上方は、庇板によって全域的に覆われる構成としたから、前記庇板は、屋外に設置されているガスメータの屋根として機能することとなり、ガスメータは、雨や雪や直射日光、又は、上方からの落下物による衝撃から保護されることとなる。
前記庇板が取り付けられる支持体は、ガス配管がメータ本体を支持可能な鋼管の場合では前記ガス配管に、ガス配管が可撓管の場合には、支柱等のメータ本体の支持部材等に後付けで固定可能な構成となっている。
又、前記庇板はメータ本体の正面を被覆しないから、前記支持体をメータ本体の正面に沿って設けない限り、前記メータ本体の正面に設けられている使用ガス量が表示される表示窓が庇板又は支持体で隠れることはない。
さらに、前記庇板は、前記ガス栓を含む前記メータ本体の上方全域を覆う一定姿勢から、上方へ回動可能に設けられているので、前記庇板を上方へ回動させることにより、前記メータ本体の上方を開放することができ、前記ガス栓の操作や、ガス配管設備の保守作業等が容易となる。
(2)請求項2の発明のものは、請求項1のガス配管設備の保護構造において、『前記支持体は、前記メータ本体の背面又は側面に沿って配設され、前記庇板は、前記支持体の上端から前記メータ本体側へ延長されている』ものであり、通常、ガス引き込み用及びガス送り込み用のガス配管又はメータ本体の支持部材としての支柱は、メータ本体の背面又は側面に沿って配設されており、これらに支持体を固定することにより、前記支持体を前記メータ本体の背面又は側面に沿って配設することができる。
この支持体と、この上端から前記メータ本体側へ延長させた前記庇板とによって、略逆L字状体が構成されることとなるが、前記庇板は水平姿勢よりも、前記メータ本体側へ向かってやや斜め下方に傾斜する姿勢で保持されることが好ましい。
(3)請求項3の発明のものは、請求項1のガス配管設備の保護構造において、『前記ガス入口部と前記ガス出口部とは前記メータ本体の上面に並設され、
前記ガス入口部に接続される前記ガス引き込み用のガス配管の下流端と、前記ガス出口部に接続される前記ガス送り込み用のガス配管の上流端との間に、両者間の間隔を保持するための間隔保持金具が介在され、
前記支持体は、前記間隔保持金具の中央に直立状態に固定され、
前記庇板は、前記支持体の上端から、前記ガス入口部側へ延長する第1庇板と、前記ガス出口部側へ延長する第2庇板とから構成されている』ことを特徴とするものである。
前記間隔保持金具は、メータ本体を取り付ける前の一対のガス配管相互間の距離を前記メータ本体の上面の左右端寄りにそれぞれ突設されているガス入口部とガス出口部との間の距離に一致させた状態を保持するために、前記ガス配管相互間に介在させるもので、通常、メータ本体設置後には、前記メータ本体の上方に、その上面に平行に位置するものとなる。
よって、この間隔保持金具の中央に固定させる支持体は、前記ガス入口部とガス出口部との間の中央部分に位置する態様となり、その上端から、前記ガス入口部側及び前記ガス出口部側へそれぞれ突出するように、第1、第2庇板を突設させることにより、全体に、略T字状体が構成されることとなる。
尚、前記第1、第2庇板は、それぞれ両側方へ向かってやや下方に傾斜する姿勢に保持できるようにしておくことが望ましい。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明によれば、メータ本体、前記メータ本体とガス配管との接続部及びガス栓を含むガス配管設備は、庇板によって、雨や直射日光や落下物等から保護される態様となるから、ガス栓やメータ本体内に水が侵入して内部の部品が錆びたり、計器類が故障したりする不都合を防止することができる。
又、メータ本体の設置場所が直射日光が当たる場所であっても、前記庇板の陰となるため、直射日光による悪影響を受けることがない。
さらに、鳥の糞や上方からの落下物も、前記庇板が受けることとなり、メータ本体等のガス配管設備を確実に保護することができる。
又、庇板が取り付けられる支持体は、ガス配管や、支柱等のメータ本体の支持部材等に後付けにより固定可能としたから、既設のガスメータにも容易に設置することができ、又、取り外すことも可能となる。
さらに、メータ本体の正面に設けられている表示窓は被覆されないから、前記表示窓に表示されるガス使用量の数値を容易に確認することができる。
さらに、前記庇板を上方へ回動させることにより、ガス栓の操作やガス配管の保守作業の際に、庇板が邪魔にならないから、使い勝手が良いものとなる。また、庇板の開放させた状態でのみガス栓の操作が可能となるようにすることによって、いたずらや誤操作を防止することができる。
上記の効果に加えて、請求項2の発明においては、支持体を前記メータ本体の背面又は側面に沿うように、ガス配管又はメータ本体の支持部材としての支柱に固定させる構成としたから、前記支持体を垂直姿勢に且つ安定した状態で取り付けることができるという効果がある。
又、請求項3の発明においては、メータ本体の回りに余分なスペースがない狭い場所に設置されているガス配管設備であっても、支持体を設置することができるといった効果がある。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1番目の実施の形態のガスメータ(M)を主とするガス配管設備の要部を示す斜視図である。
第1番目の実施の形態に採用されるガスメータ(M)は、従来のものと同様に、メータ本体(20)の上面の左右端寄りに、ガス入口部(23)及びガス出口部(33)とが並列されており、ガス入口部(23)の上方には直線状に形成されたガス流入管(21)がメータ本体(20)の後方へ延長するように接続されていると共に、前記ガス流入管(21)と前記ガス入口部(23)との間には、その流路を開閉させるためのガス栓(24)が接続され、その操作部(25)がメータ本体(20)の前面側に突出するように設けられている。
他方、ガス出口部(33)の上方には、直線状に形成されたガス流出管(31)が前記ガス流入管(21)と平行に位置するように接続されており、前記ガス流出管(31)とガス出口部(33)との間には、ガス流出管(31)の流路内を流れるガスの圧力を測定する圧力計(図示せず)を接続させるためのガス圧検査用プラグ(41)を、前記ガス流出管(31)の流路に連通するように、前記ガス栓(24)の操作部(25)と同方向に突設させている。
ガス圧検査用プラグ(41)は、前記圧力計を接続させることにより、内蔵されている弁体を開弁させない限り、閉弁状態が維持されるものであり、この閉弁状態において、保護キャップ(図示せず)がガス圧検査用プラグ(41)の基端部にネジ止めにより取り付けられている。
そして、前記ガス流入管(21)の上流端には、継手(22)を介して、地中のガス管からガスを引き込むためのガス引き込み用配管(2)が接続されており、前記ガス流出管(31)の下流端には、継手(32)を介して、ガスを屋内へ送り込むためのガス送り込み用配管(3)が接続されている。
これらガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)は、鋼管により構成されていると共に、前記メータ本体(20)の背面に沿って垂直に延長されており、前記メータ本体(20)を支持する支持脚としても利用される。
このように、メータ本体(20)は、ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)によって支持された態様で屋外に設置されている。
この第1番目の実施の形態では、前記ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)に、それぞれ固定金具(12)(13)によって、支持体(1)が取り付けられる。
前記支持体(1)は、前記固定金具(12)(13)がネジ止めされる主板(1a)と、その両側縁から前記ガスメータ(M)側に張り出させた一対の側板(1b)(1c)とから、全体に、断面略コ字状に構成されており、前記側板(1b)(1c)は、ガス栓(24)及びガス圧検査用プラグ(41)よりも上方に延長する高さに設定されていると共に、その延長端に、庇板(10)を軸支させている。
前記庇板(10)は、メータ本体(20)と、その上方のガス流入管(21)及びガス栓(24)、さらには、ガス流出管(31)及びガス圧検査用プラグ(41)の上方を全域的に被覆する大きさの庇部(10a)と、その両側から下方へ張り出させた一対の側板(10b)(10c)とから下方に開放する断面略コ字状に構成されてあり、前記側板(10b)が支持体(1)の側板(1b)の内側に、側板(10c)が支持体(1)の側板(1c)の内側にそれぞれ回動自在に軸支されている。
庇板(10)の前記側板(10b)(10c)の外面の基端部近傍には、前記側板(10b)(10c)の長手方向に沿ったスライド基板(11)が設けられており、前記スライド基板(11)には、その長手方向に沿った溝部(11a)が、後方へのみ開放するように形成されている。
前記支持体(1)の側板(1b)(1c)の外面の上端部近傍には、前記溝部(11a)内を摺動する凸軸部(14)が一端に突設されたストッパ片(15)の他端が、回動自在に軸支されている。
前記ストッパ片(15)の長さは、支持体(1)と庇板(10)との軸支部(16)から 前記スライド基板(11)の溝部(11a)の前方閉塞端までの距離よりも長く、且つ、ストッパ片(15)の軸支部(17)から側板(1b)(1c)の上端までの距離よりも長く設定されている。
これにより、ストッパ片(15)は、凸軸部(14)が前記溝部(11a)の前方閉塞端に到達した時点で、庇板(10)のそれ以上の下方への回動を阻止するストッパとして機能することとなり、又、庇板(10)を上方へ回動させれば、前記凸軸部(14)が溝部(11a)内を後方へ向かって摺動することにより、前記庇板(10)は、図2に示すように、上方へ回動可能となる。
尚、前記庇板(10)が支持体(1)の上方に略垂直状態に達するまで回動させた状態にて、前記ストッパ片(15)の凸軸部(14)は、スライド基板(11)の溝部(11a)内の開放端部近傍に位置するように、前記スライド基板(11)の寸法及び設置位置は設定されている。
又、凸軸部(14)が前記溝部(11a)の前方閉塞端に到達した状態において、前記庇板(10)の庇部(10a)が、水平姿勢ではなく、前方に向かってやや下がった斜面が形成されるように、ストッパ片(15)の長さとスライド基板(11)の溝部(11a)の長さとの関係は設定されている。
このものでは、ガスメータ(M)の背面に沿って配設させた支持体(1)の上端から、庇板(10)をガスメータ(M)側へ突出させることにより、全体に略逆L字状体を構成しており、前記庇板(10)によって、ガス栓(24)や、ガス流入管(21)及びガス流出管(31)の接続部を含むガスメータ(M)全体の上方が被覆される態様となる。
これにより、前記ガスメータ(M)は、雨や雪や、直射日光、さらには、鳥の糞等の上方からの落下物から保護されることとなり、ガス栓(24)内やメータ本体(20)内に水が入り込んだり、熱膨張したり、汚損されたり、さらには、上方からの外的衝撃によって破損したりする不都合が防止される。
又、ガスメータ(M)の上方を被覆している状態において、前記庇板(10)は、前方へ降下するやや傾斜姿勢に設定されているから、庇板(10)の上面に雨水が溜まったり、積雪したりする不都合を防止している。
そして、前記ガス栓(24)の操作部(25)を操作したり、ガス圧検査用プラグ(41)に圧力計のソケット(図示せず)を接続させてガス流出管(31)内を流れるガスの圧力を測定したりする際には、前記庇板(10)を、図2に示すように、上方に回動させることにより、作業が行い易いものとなる。
さらに、庇板(10)はメータ本体(20)の前面を被覆しないため、表示部(26)の表示は確認し易い構成となっている。
図3に示す第2番目の実施態様は、ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)が可撓管により構成されており、メータ本体(20)の上方にガス栓(24)の操作部(25)及びガス圧検査用プラグ(41)が突設された構成のガスメータ(M)を保護するためのものであり、前記ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)は、鋼管製の筒状の支柱(30)によって被覆されていると共に、メータ本体(20)は、前記支柱(30)によって屋外にて支持されている。
この実施の形態のものでは、支持体(1)は、前記支柱(30)に、固定金具(34)によって固定されて、メータ本体(20)の背面に沿って配設されており、前記支持体(1)の上端から、前記した第1番目の実施の形態と同じ要領で、庇板(10)が支持体(1)の側板(1b)(1c)に対して回動自在に取り付けられている。
この実施の態様の庇板(10)も、上記した第1番目の実施の形態の庇板(10)と同様に、メータ本体(20)の後方から前方に向かってやや斜め下方に突出させているもので、ガス栓(24)や、ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)のガス流入管(21)及びガス流出管(31)への接続部を含むガスメータ(M)の上方全域を被覆可能な断面略逆L字状体に構成されている。
そして、操作部(25)やガス圧検査用プラグ(41)の操作時には、庇板(10)を上方へ回動させて、メータ本体(20)の上方を開放させれば、作業し易いものとなる。
また、庇板(10)の開放させた状態でのみガス栓の操作が可能なるように、庇板(10)とガス栓の位置を設定することによって、いたずらや誤操作を防止することができる。
上記した第1及び第2番目の実施の形態における支持体(1)は、メータ本体(20)を支持しているガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)又は、支柱(30)に、固定金具(12)(13)(34)を用いて容易に固定できる構成としたから、既設のガスメータ(M)にも容易に後付け可能であり、又、取り外しも容易である。
さらに、前記ガス引き込み用配管(2)及びガス送り込み用配管(3)、又は支柱(30)に沿って配設されるから、支持体(1)は安定した取り付け姿勢を維持することができる。
次に、図4に示す、第3番目の実施の形態のガス配管設備の保護構造について説明する。
この実施の形態に採用したガスメータ(M)は、特に、ガス入口部(23)及びガス出口部(33)にそれぞれ接続されるガス流入管(21)の下流端とガス流出管(31)の上流端との間の距離を、前記ガス入口部(23)及びガス出口部(33)との間の距離に一致するように保持しておくために、前記ガス流入管(21)の下流端とガス流出管(31)の上流端との間に間隔保持金具(50)を介在させている。
尚、請求項3で規定した、ガス引き込み用のガス配管とは、前記ガス引き込み用配管(2)とガス流入管(21)とからなり、ガス送り込み用のガス配管とは、前記ガス送り込み用配管(3)とガス流出管(31)とから構成されているものとする。
そして、この実施の形態においては、前記支持体(1)は、前記間隔保持金具(50)に直立させる構成とする。
支持体(1)は、間隔保持金具(50)の奥行きに沿って配設され且つ前記奥行きに略一致する幅を有する板状体とし、その下端には、前記間隔保持金具(50)にボルト(B)(B)とナット(N)(N)で固定させるための固定板(100)を連結させている。
前記支持体(1)の高さは、前記間隔保持金具(50)に固定させた状態において、メータ本体(20)の上方に突設させたガス栓(24)及びガス圧検査用プラグ(41)より上方へ延長する長さに設定されており、支持体(1)の上端の左右両面には、第1庇板(101)及び第2庇板(102)がそれぞれヒンジ(18)(18)によって回動可能に取り付けられているものとする。
前記第1庇板(101)は、メータ本体(20)の上方及びその一側方(図面では左側)に張り出すように設けられているガス流入管(21)、ガス栓(24)及びガス引き込み用配管(2)の全ての上方を被覆する大きさに設けられており、第2庇板(102)は、メータ本体(20)の上方及びその他側方(図面では右側)に張り出すように設けられているガス流出管(31)、ガス圧検査用プラグ(41)及びガス送り込み用配管(3)の全ての上方を被覆する大きさに設けられており、全体として、略T字状体を構成している。
尚、図面では、ガス圧検査用プラグ(41)は、保護キャップ(42)によって被覆された状態を示している。
前記第1庇板(101)及び第2庇板(102)は、水平よりも、両側方に向かってやや降下する傾斜面を構成するように、前記支持体(1)の左右両面の後方端近傍には、ストッパ(19)(19)がそれぞれ斜め上方に向かって突設されている。
この実施の形態でも、ガスメータ(M)の上方は、前記第1庇板(101)及び第2庇板(102)によって全域的に保護されると共に、前記ガス栓(24)を操作したり、ガス圧検査用プラグ(41)を使用する際には、第1庇板(101)又は第2庇板(102)を上方へ回動させて、ガスメータ(M)の上方を開放させることができるので、第1庇板(101)及び第2庇板(102)が作業の邪魔になることはない。
この場合も庇板(10)の開放させた状態でのみガス栓の操作が可能なるように、庇板(10)とガス栓の位置を設定することによって、いたずらや誤操作を防止することができる。
本発明の第1番目の実施の形態のガス配管設備の保護構造の要部を示す斜視図。 本発明の第1番目の実施の形態のガス配管設備の保護構造の使用状態を示す側面図。 本発明の第2番目の実施の形態のガス配管設備の保護構造を示す正面図。 本発明の第3番目の実施の形態のガス配管設備の保護構造を示す正面図。 従来のガス配管設備の保護構造を示す正面図。
符号の説明
(1) ・・・支持体
(10)・・・庇板
(2) ・・・ガス引き込み用配管
(20)・・・メータ本体
(21)・・・ガス流入管
(23)・・・ガス入口部
(24)・・・ガス栓
(3) ・・・ガス送り込み用配管
(30)・・・支柱
(33)・・・ガス出口部
(M) ・・・ガスメータ

Claims (3)

  1. ガス入口部とガス出口部とを備えたメータ本体と、前記ガス入口部及びガス出口部にそれぞれ接続されるガス引き込み用及びガス送り込み用の一対のガス配管と、前記ガス配管の流路を開閉するガス栓とを具備するガス配管設備の保護構造において、
    前記ガス入口部と前記ガス出口部とを含む前記メータ本体の上方及び前記ガス栓の上方を全域的に覆う庇板を設け、
    前記庇板は、前記メータ本体の正面を被覆しないように、前記ガス配管又は前記メータ本体の支持部材等に後付けにて固定可能な支持体に取り付けられ、且つ前記ガス栓を含む前記メータ本体の上方全域を覆う一定姿勢から上方へ回動可能に設けられていることを特徴とするガス配管設備の保護構造。
  2. 請求項1に記載のガス配管設備の保護構造において、前記支持体は、前記メータ本体の背面又は側面に沿って配設され、前記庇板は、前記支持体の上端から前記メータ本体側へ延長されていることを特徴とするガス配管設備の保護構造。
  3. 請求項1に記載のガス配管設備の保護構造において、前記ガス入口部と前記ガス出口部とは前記メータ本体の上面に並設され、
    前記ガス入口部に接続される前記ガス引き込み用のガス配管の下流端と、前記ガス出口部に接続される前記ガス送り込み用のガス配管の上流端との間に、両者間の間隔を保持するための間隔保持金具が介在され、
    前記支持体は、前記間隔保持金具の中央に直立状態に固定され、
    前記庇板は、前記支持体の上端から、前記ガス入口部側へ延長する第1庇板と、前記ガス出口部側へ延長する第2庇板とから構成されているガス配管設備の保護構造。
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