JP4099378B2 - プロジェクタ装置、画像投影方法、この方法のプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像を任意の位置に投影するプロジェクタ装置および画像投影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像を任意の位置に投影するプロジェクタ装置に関する装置としては、プラネタリウム等の全周囲投影装置が知られている。また、パノラマ画像等の広視野画像を投影するパノラマ統制装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このパノラマ投影装置は、双曲面鏡等の凸面鏡を用いることで、投影方向を全周囲に反射し、広視野映像投影を実現している。
【0003】
このような全周囲投影装置は、一台のプロジェクタ装置で全周囲映像を表示するため、解像度が粗くなり、高精細な映像を表示することは困難であった。
【0004】
その対策として、パノラマ投影装置に加え、装置に取り付けられた可動型の光学系により、任意の位置に画像を投影する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭59−31994号
【0006】
【特許文献2】
特開2002−112094
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、可動型の光学系のための駆動装置が必要になり、投影位置を正しい位置に補正するまでの時間を要したり、装置のノッキング状態が続いたりするという問題点を有している。
【0008】
そのため、その状態で画像を投影すると、非常に見にくく、使い勝手が悪くなってしまう。また、これらの光学系は限定されたものであり、画像の重畳表示など、複数の画像の投影を行うことが困難となってしまうという問題点を有している。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、複数の画像を任意の位置に正確に投影でき、複数の画像を並べ、重ねた投影ができるプロジェクタ装置、画像投影方法、この方法のプログラム、このプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明におけるプロジェクタ装置、画像投影方法は、一台の投影装置を有するプロジェクタ装置であって、前記投影装置は、投影画像を任意の領域に投影する画像投影光学系と、前記画像投影光学系を制御し、前記投影画像を投影する領域を制御する投影方向制御部と、前記画像投影光学系の領域を撮影する画像撮像系と、前記投影画像の投影を制御する投影画像制御部と、前記投影画像を補正する投影画像処理部とを備えることを特徴としている。
【0011】
上記のプロジェクタ装置において、画像投影光学系は、投影装置の光軸に平行及び垂直な軸の少なくとも1つ以上の軸を回転軸とする回転鏡を少なくとも2つ以上有し、投影方向制御部は、回転鏡の回転位置を制御し、投影画像を任意の領域に投影させることを特徴としている。
【0012】
また、上記のプロジェクタ装置において、画像撮像系は、前記投影装置の光軸と一致する中心軸を有するカメラを有し、このカメラは、画像投影光学系の領域を撮影することを特徴としている。
【0013】
あるいは、上記のプロジェクタ装置において、投影画像制御部は、画像撮像系にて画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、投影画像の投影を制御することを特徴としている。
【0014】
また、上記のプロジェクタ装置において、投影画像処理部は、投影方向制御部で制御している回転鏡の回転状態から算出される複数の投影画像の配置関係に応じて、投影する投影画像を補正することを特徴としている。
【0015】
本発明では、回転鏡を少なくとも2つ以上有するように構成されることにより、ひとつの投影を複数の投影で構成できるようになり、本来重畳されて見えない情報が一方の投影を手などの遮蔽物で遮蔽することにより、投影画像処理部にフィードバックがかかり、画像が補正されて見ることができるようにし、非常に使い勝手の良い処理を実現する。
【0016】
また、投影画像を投影する際、回転鏡の回転運動に伴うノッキング状態を検出することにより、可動型の光学系のための駆動装置が有する問題を軽減できるようにし、微動による投影画像が非常に見にくい状態を排除できるようにし、非常に見やすい情報の提示を実現する。
【0017】
更には、複数の回転鏡の配置状態に応じて投影する画像を補正することにより、投影される画像の情報を並べて利用したり、重ねて利用したりできるようにし、非常に快適な情報の提示を実現する。
【0018】
以上のことから、本発明は、以下のプロジェクタ装置、画像投影方法、プログラム、記録媒体を特徴とする。
【0019】
(装置の発明)
(1)一台の投影装置によって投影画像を任意の位置に投影するプロジェクタ装置であって、
2つ以上の回転鏡を有し、前記投影装置による投影画像を任意の領域に投影する画像投影光学系と、
前記画像投影光学系を制御し、前記投影画像を投影する領域を制御する投影方向制御部と、
前記画像投影光学系の領域を撮影する画像撮像系と、
前記投影画像を補正し、前記投影方向制御部へ補正された投影画像を出力する投影画像処理部とを有し、
前記投影画像処理部は、
投影方向制御部から回転鏡の状態を取得する手段と、
撮影画像における各回転鏡に対応する領域を抽出する手段と、
投影画像中の特徴点に対応する撮影画像中の特徴点を抽出する手段と、
投影画像中の特徴点と対応する撮影画像中の特徴点の位置から投影画像の重なりを算出する手段と、
配置関係に基づいて画像種別を包含、重畳、離れているの3種類に分類し、前記算出した投影画像の重なりに対し、撮影画像上の特徴点と投影画像上の特徴点との対応をとることにより、投影画像における重なり領域を抽出し、投影画像からの重なり領域を切り抜き、投影画像が投影されたときに上手く重なるように投影画像を重なり領域に合わせて幾何補正し、投影装置に出力するために統合された投影画像を作成することにより、前記投影画像を補正する手段と、
を有することを特徴とする。
【0022】
(2)前記画像撮像系にて前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、ノッキングと判断した場合は投影画像の投影を中止する投影画像制御部をさらに有することを特徴とする。
【0024】
(3)前記画像撮像系は、可視領域の波長を検出および赤外領域の波長を検出するカメラで構成され、
前記画像投影光学系は、該赤外領域の波長をカットするフィルタを含むことを特徴とする。
【0025】
(方法の発明)
(4)一台の投影装置によって投影画像を任意の位置に投影する画像投影方法であって、
2つ以上の回転鏡を有する画像投影光学系により前記投影装置による投影画像を任意の領域に投影し、
投影方向制御部により前記画像投影光学系を制御し、前記投影画像を投影する領域を制御し、
画像撮像系により前記画像投影光学系の領域を撮影し、
投影画像処理部により、前記投影画像を補正し、前記投影方向制御部へ補正された投影画像を出力し、
前記投影画像処理部は、
投影方向制御部から回転鏡の状態を取得する手順と、
撮影画像における各回転鏡に対応する領域を抽出する手順と、
投影画像中の特徴点に対応する撮影画像中の特徴点を抽出する手順と、
投影画像中の特徴点と対応する撮影画像中の特徴点の位置から投影画像の重なりを算出する手順と、
配置関係に基づいて画像種別を包含、重畳、離れているの3種類に分類し、前記算出した投影画像の重なりに対し、撮影画像上の特徴点と投影画像上の特徴点との対応をとることにより、投影画像における重なり領域を抽出し、投影画像からの重なり領域を切り抜き、投影画像が投影されたときに上手く重なるように投影画像を重なり領域に合わせて幾何補正し、投影装置に出力するために統合された投影画像を作成することにより、前記投影画像を補正する手順と、
を有することを特徴とする。
【0028】
(5)前記画像撮像系にて前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、ノッキングと判断した場合は投影画像の投影を中止する投影画像制御部をさらに有することを特徴とする。
【0030】
(6)前記投影画像制御部は、
前記カメラから前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像を入力する手順と、
撮影画像から微分処理により画像エッジを抽出する手順と、
エッジ画像から前記回転鏡の領域を抽出する手順と、
前フレームの撮影画像を利用して、フレーム間の差分画像を算出する手順と、
差分画像の前記回転鏡の領域に対応する部分から、画像ぶれを判断する手順と、
画像ぶれが生じている場合に、前記投影方向制御部へ、投影画像の投影を中止する投影制御情報を出力する手順と、
を有することを特徴とする。
【0033】
(7)前記画像撮像系は、可視領域の波長を検出および赤外領域の波長を検出するカメラで構成し、
前記画像投影光学系は、前記カメラで検出する赤外領域の波長をフィルタでカットすることを特徴とする。
【0034】
(プログラムの発明)
(8)上記(4)〜(7)のいずれか1項に記載の画像投影方法を、コンピュータで実行可能に構成したことを特徴とする。
【0035】
(記録媒体の発明)
(9)上記(4)〜(7)のいずれか1項に記載の画像投影方法を、コンピュータで実行可能に構成したプログラムを記録したことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】
本発明に係るプロジェクタ装置は一台の投影装置を有し、この投影装置は、投影画像を任意の領域に投影する画像投影光学系と、画像投影光学系を制御し、投影画像を投影する領域を制御する投影方向制御部と、画像投影光学系の領域を撮像する画像撮像系と、投影画像の投影を制御する投影画像制御部と、投影画像を補正する投影画像処理部とを有する。
【0038】
図1は、本発明のプロジェクタ装置を示す構成図である。同図によれば、このプロジェクタ装置は、投影装置1、回転鏡2、投影方向制御部3、カメラ4、投影画像制御部5、投影画像処理部6とを有する。
【0039】
投影装置1には、液晶プロジェクタなどを用いることができる。この液晶プロジェクタは、2枚の偏光方向が直角に交わる偏光フィルタの間に液晶をはさみこみ、電圧のON/OFFにより、液晶分子が通す光と遮断する光を制御して、画像を出力する装置である。
【0040】
カメラ4には、CCD(Charge Cupled Device)カメラなどを利用するとしてよい。これはCCDを撮像素子として用いたカメラであり、投影光学系あるいは投影画像の投影領域が含まれる領域の画像を取得できるように設置される。
【0041】
回転鏡2は、投影装置1の光軸に平行及び垂直な軸の少なくとも1つ以上の軸に関して回転可能な反射鏡で、画像投影光学系の一部である。回転運動による鏡の向きは、投影方向制御部3で制御され、任意の領域に投影画像を表示する。このとき、光軸に平行な周りの回転によりパン方向の移動が可能であり、もう一方の軸に関する回転によってチルト方向の移動が可能である。回転鏡2、及び投影方向制御部3における2軸制御などは、公知の技術や手法を用いることができる。
【0042】
投影画像制御部5は、画像撮像系にて画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、投影画像の投影を制御する。この投影制御の処理手順を、図2を参照しながら説明する。この処理は図2に示す手順で、以下のように行われる。
【0043】
[ステップ1]カメラから画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像を入力する。
【0044】
[ステップ2]撮影画像から微分処理により画像エッジを抽出する。
【0045】
[ステップ3]エッジ画像から回転鏡の領域を抽出する。
【0046】
[ステップ4]前フレームの撮影画像を利用して、フレーム間の差分画像を算出する。
【0047】
[ステップ5]差分画像の回転鏡の領域に対応する部分から、画像ぶれを判断する。
【0048】
[ステップ6]画像ぶれが生じている場合に、投影方向制御部へ投影制御情報を出力する。
【0049】
なお、領域抽出処理は、公知の方法を用いて行うことができ、従来の手法と特に変わるところがないので、ここではその詳細な説明は省略する。また、画像ぶれを判断するための差分画像に対する閾値は、テストパターンによる試行によりあらかじめ決めておくとしてもよいし、照明条件などを検知し、動的に変更される値を利用するとしてもよい。
【0050】
次に、投影画像処理部6は、投影方向制御部3で制御している回転鏡2の回転状態から算出される複数の投影画像の配置関係に応じて、投影する投影画像を補正する処理である。この処理手順を、図3を参照しながら説明する。この処理は図3に示す手順で、以下のように行われる。
【0051】
[ステップ11]投影方向制御部から回転鏡の状態を入力する。
【0052】
[ステップ12]撮影画像から投影画像中の特徴点と回転鏡で反射された対応する特徴点を抽出する。
【0053】
[ステップ13]特徴点の位置から投影画像の重なりを算出する。
【0054】
[ステップ14]配置関係に基づいて画像種別を包含、重畳、離れているの3種類に分類し、投影画像を補正する。
【0055】
[ステップ15]投影方向制御部へ補正された投影画像を出力する。
【0056】
このステップ12、及びステップ13の処理について、図4を参照しながら詳細に説明する。説明を分かりやすくするため、投影装置1とカメラ4と回転鏡2および投影面Sが図4に示すような構成になっているものとする。
【0057】
図4において、投影画像が回転鏡2に対して投影され、回転鏡上で特徴点P、投影面上で特徴点Qになっているとする。回転鏡2は理想的な全反射面ではないため、この様子をカメラ4で撮影すると、これらの特徴点は、P’(点Pと同じ)、Q’として抽出可能である。この2点の位置ずれは奥行き(ここでは、カメラから投影面までの距離)に関係するので,投影される領域を算出することができる。
【0058】
また、ステップ14の投影画像の補正処理では、その配置関係により、きれいに並列できるように画像を補正、及び重なっている領域が多重に投影されないように画像を補正することが行われる。図3のステップ14の詳細は図5に示す以下の手順で行われる。
【0059】
[ステップ21]図3のステップ13で算出した投影画像の重なりを入力する。
【0060】
[ステップ22]投影面上の点と投影画像上の点との対応をとることにより、投影画像における重なり領域を抽出する。
【0061】
[ステップ23]投影画像からの重なり領域を切り抜く。
【0062】
[ステップ24]投影画像が上手く重なるように投影画像を重なり領域に合わせてアフィン変換等により幾何補正する。
【0063】
[ステップ25]投影装置に出力するために統合された投影画像を作成する。
【0064】
以降では、上述した処理手順を実際のデータに即して、具体的に説明する。投影画像制御部5での処理結果の例を図6に示す。まず、撮影画像に対して、エッジ画像501を生成する。回転鏡2とカメラ4の配置関係はあらかじめ分かっているので、撮影画像中のどこの領域にいくつの回転鏡があるかを知ることができる。この考え方を基に、このエッジ画像501から回転鏡2の領域502を抽出する。こうして抽出された領域に対して、前フレームの撮影画像で同様に処理された結果と比較することにより、画像ぶれを検出する。このとき、フレーム間差分画像を算出すると503に示すようになったとして、右側の領域に示す回転鏡がノッキングしていると判断され、この回転鏡に投影される画像の投影が行われなくなる。
【0065】
次に、投影画像処理部6での処理結果の例を図7〜図12に示す。いま、図7の601に示すような画像を2つの回転鏡を利用して、投影する場合を考える。図5を用いて説明した処理により、投影される領域が602に示すように算出されたとする。この場合、投影される領域が重なっているので、補正処理なしに投影すると上手く投影できないことになる。補正処理が行われない場合、図8の701に示すような2つの投影画像になる。これをそのまま投影すると、702に示すように重なる領域ができ、正確に情報を提示することができない。そのため、図9の801に示すような投影画像の補正を行うことにより、802に示すように正確な情報提示が可能となる。
【0066】
次に、図10に示すような2つの画像101(全体地図)と画像102(全体地図から切り出した地域の天気予報地図)を2つの回転鏡を利用して、図11に示すように投影する場合を考える。この例では、図11の901に示すように、投影領域が完全に包含されており、補正処理なしに投影すると、2つの画像が重なり、上手く投影できない。このときは重なっている領域が多重に投影されないように画像を補正、すなわち、一方の画像において、図12のように、元の画像102から重なり領域を切り抜き、図11の902に示すように地図上にきれいに情報(ここでは、天気予報文字)を重ね合わせて表示することを実現する。
【0067】
図13は、本発明の他のプロジェクタ装置を示す構成図である。同図によれば、このプロジェクタ装置は、投影装置1、回転鏡2、投影方向制御部3、可視光カメラ4A、赤外光カメラ4B、投影画像制御部5、投影画像処理部6、フィルタ7とを有する。
【0068】
このプロジェクタ装置では、画像投影光学系に赤外領域をカットするフィルタ7を備えることにより、赤外領域の波長を検出するカメラ4Bにおいては、投影装置1から出射される強い光の散乱光等のノイズ光の影響を受けることなく、回転鏡2や遮蔽物のみを精度よく検出することができる。この場合、可視領域の波長を検出するカメラ4Aにおいては、投影画像のみを検出すればよく、2台のカメラ4A,4Bで役割を分担することが可能となる。
【0069】
なお、例えば、マルチスペクトルカメラのような赤外領域の波長と可視領域の波長とを分離して検出することができるカメラを用いれば、必ずしも2台のカメラを備えなくても、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0070】
なお、図1で示した処理の各部の一部もしくは全部の処理機能を、コンピュータを用いて実現できること、あるいは、図2、図3、図5で示した処理手順をコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその各部の処理機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取ら可能な記録媒体、例えば、FD(フレキシブルディスク)や、MO,ROM、メモリカード、CD,DVD、リムーバルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることが可能であり、また、インターネットのような通信ネットワークを通じて、配布したりすることが可能である。
【0071】
以上、本発明を実施形態例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、回転鏡を少なくとも2つ以上有するように構成されることにより、ひとつの投影を複数の投影で構成できるようになり、本来重畳されて見えない情報が一方の手などの遮蔽物で遮蔽することにより、投影画像処理部にフィードバックがかかり、画像が補正され、見ることができるようにし、非常に使い勝手の良い処理を実現できる効果が得られる。
【0073】
また、投影画像を投影する際、回転鏡の回転運動に伴うノッキング状態を検出することにより、可動型の光学系のための駆動装置が有する問題を軽減できるようにし、微動による投影画像が非常に見にくい状態を排除できるようにし、非常に見やすい情報の提示を実現できる効果が得られる。
【0074】
更には、複数の回転鏡の配置状態に応じて投影する画像を補正することにより、投影される画像の情報を並べて利用したり、重ねて利用したりできるようにし、非常に快適な情報の提示を実現できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプロジェクタ装置を示す構成図。
【図2】図1に示した各部の処理フロー。
【図3】図1に示した各部の処理フロー。
【図4】本発明の実施形態における装置方向と投影位置の状態図。
【図5】図3における投影画像の補正処理の詳細を示す処理フロー。
【図6】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図7】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図8】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図9】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図10】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図11】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図12】本発明の実施形態における投影例を説明するための図。
【図13】本発明の他の実施形態におけるプロジェクタ装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…投影装置
2…回転鏡
3…投影方向制御部
4…カメラ
4A…可視光カメラ
4B…赤外光カメラ
5…投影画像制御部
6…投影画像処理部
7…フィルタ
Claims (9)
- 一台の投影装置によって投影画像を任意の位置に投影するプロジェクタ装置であって、
2つ以上の回転鏡を有し、前記投影装置による投影画像を任意の領域に投影する画像投影光学系と、
前記画像投影光学系を制御し、前記投影画像を投影する領域を制御する投影方向制御部と、
前記画像投影光学系の領域を撮影する画像撮像系と、
前記投影画像を補正し、前記投影方向制御部へ補正された投影画像を出力する投影画像処理部とを有し、
前記投影画像処理部は、
投影方向制御部から回転鏡の状態を取得する手段と、
撮影画像における各回転鏡に対応する領域を抽出する手段と、
投影画像中の特徴点に対応する撮影画像中の特徴点を抽出する手段と、
投影画像中の特徴点と対応する撮影画像中の特徴点の位置から投影画像の重なりを算出する手段と、
配置関係に基づいて画像種別を包含、重畳、離れているの3種類に分類し、前記算出した投影画像の重なりに対し、撮影画像上の特徴点と投影画像上の特徴点との対応をとることにより、投影画像における重なり領域を抽出し、投影画像からの重なり領域を切り抜き、投影画像が投影されたときに上手く重なるように投影画像を重なり領域に合わせて幾何補正し、投影装置に出力するために統合された投影画像を作成することにより、前記投影画像を補正する手段と、
を有することを特徴とするプロジェクタ装置。 - 前記画像撮像系にて前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、ノッキングと判断した場合は投影画像の投影を中止する投影画像制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
- 前記画像撮像系は、可視領域の波長を検出および赤外領域の波長を検出するカメラで構成され、
前記画像投影光学系は、該赤外領域の波長をカットするフィルタを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタ装置。 - 一台の投影装置によって投影画像を任意の位置に投影する画像投影方法であって、
2つ以上の回転鏡を有する画像投影光学系により前記投影装置による投影画像を任意の領域に投影し、
投影方向制御部により前記画像投影光学系を制御し、前記投影画像を投影する領域を制御し、
画像撮像系により前記画像投影光学系の領域を撮影し、
投影画像処理部により、前記投影画像を補正し、前記投影方向制御部へ補正された投影画像を出力し、
前記投影画像処理部は、
投影方向制御部から回転鏡の状態を取得する手順と、
撮影画像における各回転鏡に対応する領域を抽出する手順と、
投影画像中の特徴点に対応する撮影画像中の特徴点を抽出する手順と、
投影画像中の特徴点と対応する撮影画像中の特徴点の位置から投影画像の重なりを算出する手順と、
配置関係に基づいて画像種別を包含、重畳、離れているの3種類に分類し、前記算出した投影画像の重なりに対し、撮影画像上の特徴点と投影画像上の特徴点との対応をとることにより、投影画像における重なり領域を抽出し、投影画像からの重なり領域を切り抜き、投影画像が投影されたときに上手く重なるように投影画像を重なり領域に合わせて幾何 補正し、投影装置に出力するために統合された投影画像を作成することにより、前記投影画像を補正する手順と、
を有することを特徴とする画像投影方法。 - 前記画像撮像系にて前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像から回転運動に伴う回転鏡のノッキング状態を検出し、ノッキングと判断した場合は投影画像の投影を中止する投影画像制御部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の画像投影方法。
- 前記投影画像制御部は、
前記カメラから前記画像投影光学系の領域を撮影した撮影画像を入力する手順と、
撮影画像から微分処理により画像エッジを抽出する手順と、
エッジ画像から前記回転鏡の領域を抽出する手順と、
前フレームの撮影画像を利用して、フレーム間の差分画像を算出する手順と、
差分画像の前記回転鏡の領域に対応する部分から、画像ぶれを判断する手順と、
画像ぶれが生じている場合に、前記投影方向制御部へ、投影画像の投影を中止する投影制御情報を出力する手順と、
を有することを特徴とする請求項5に記載の画像投影方法。 - 前記画像撮像系は、可視領域の波長を検出および赤外領域の波長を検出するカメラで構成し、
前記画像投影光学系は、前記カメラで検出する赤外領域の波長をフィルタでカットすることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の画像投影方法。 - 請求項4〜7のいずれか1項に記載の画像投影方法を、コンピュータで実行可能に構成したことを特徴とするプログラム。
- 請求項4〜7のいずれか1項に記載の画像投影方法を、コンピュータで実行可能に構成したプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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| JP2004177841A (ja) | 2004-06-24 |
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