JP4100258B2 - 可動式手すり - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車イス等を使用する身体障害者が、トイレ等を利用する場合に用いる握り部材を水平方向に回動可能な可動式手すりに関する。
【0002】
【従来の技術】
身体障害者や高齢者の使用に配慮している公共施設や民間施設のトイレブースでは、身体障害者の障害の度合いや高齢者の体力低下の度合いに個人差がある為、また、介助者が身体障害者を介助することがある為、大多数の使用者が使用できるようにトイレブース内に可動式手すりを設けることが一般的に行われている。
【0003】
例えば、図10に示すトイレブースにおいて、車椅子使用者の場合、衛生陶器の左右どちらかの一方または両側に可動式手すりを設置することにより、衛生陶器と車椅子間の移乗時に可動式手すりを移乗の障害とならない位置まで使用者又は介助者が可動させ、衛生陶器と車椅子間の移乗を行いやすくすることができる。
【0004】
また、衛生陶器へ移乗後には、可動式手すりを衛生陶器に近付け、排泄時の使用者の座位を安定させ、使用者がふらつくなどの場合につかまり、倒れるなどの危険を防止することができる。
【0005】
従来の握り部材を水平に回動させることのできる可動式手すりとしては、図11に示すような握り部材の水平回動を規制するストッパー構造を有し、握り部材の中央部に操作レバーを配置し、操作レバーを操作することによりストッパーを解除し、水平回動を可能とする可動式手すりがある。
【0006】
その構成は、端部を回転軸に連結している握り部材と、回転軸を支持するブラケットよりなり、ブラケットの下方水平翼片には複数の嵌合溝を設け、回転軸の内部に嵌合溝にいずれか一つに選択勘合される1つのストッパーが配置されている。ストッパーは握り部材内の1本の連結部材を介して、握り部材の中央部に配置されている操作レバーに連結されている。この操作レバーを操作することによって、ストッパーが嵌合、離脱自在に嵌合溝に嵌合するように構成されている。(たとえば、特許文献1及び2を参照のこと。)
【0007】
【特許文献1】
特開2000−41902号公報
【特許文献2】
特開平11−117484号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の握り部材を水平に回動させることのできる可動式手すりでは、握り部材を所定の位置に保持する為に複数の嵌合溝と嵌合溝に嵌合する1つのストッパーを設けているが、従来の構造では嵌合溝とストッパーの間には嵌合をスムーズに行う程度の隙間を設ける必要がある。
この隙間を大きく設けるほど可動式手すりのぐらつきも大きくなる為、使用者が不安を感じてしまうことがあるという課題を有していた。
【0010】
そこで、本発明は上記の問題点を解決するためなされたもので、水平回動可能な握り部材を所定の位置に保持しても、ぐらつきが少ない可動手すりを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願発明の請求項1では、壁面に固定するブラケットから突設される握り部材と、前記ブラケットに設置され前記握り部材を床面に対して水平回動可能にするよう鉛直方向に伸びる固定軸と、前記握り部材の回動を規制することで、複数の所定位置の中から選択された位置で前記握り部材を保持する係止部と、前記係止部による前記握り部材の保持を解除する操作部材を有する可動式手すりにおいて、前記係止部が、前記操作部が操作されることで、前記固定軸と直交する仮想軸線上で移動可能であって、前記握り部材に設けられ、前記固定軸側に突出する3つの凸部を有するストッパー部材と、前記ストッパー部材が移動することで前記3つの凸部が同時に嵌脱自在であって、前記ブラケットに前記凸部より多数設けられ、前記固定軸を中心とする円弧上で周方向に等間隔で並ぶ嵌合溝と、からなり、前記3つの凸部が、前記仮想軸線上に位置する略矩形状の中央凸部と、該中央凸部の両側に位置する略くさび状の両側凸部と、からなり、前記嵌合溝が、いずれも前記中央凸部と略同一の矩形状をなすよう前記固定軸に向け掘設されたものであって、前記3つの凸部と前記嵌合溝とが嵌合した状態にあっては、前記中央凸部は前記嵌合溝のうち前記仮想軸線上に位置する中央嵌合溝と嵌合するとともに、前記両側凸部は前記中央嵌合溝の両側に位置する両側嵌合溝と嵌合し、さらに、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部に対向する第一外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝に近い第一内側面との間に隙間を形成し、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部より遠い第二外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝から遠い第二内側面に沿うよう構成されたことを特徴とする可動式手すりを提供する。
【0012】
これにより、床面に対して水平回動可能な握り部材を所定の位置に保持しても、ぐらつきが少なく、使用者が安心して使用できる可動式手すりを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1から図9は本発明の一実施形態に係る可動式手すりを示しており、図1は側面図、図2は平面図、図3は正面図、図4は図1側面図の一部省略断面を示している。
【0016】
図に示すように、可動手すり1は、壁である取付面2に対して垂直に突出してブラケット3により保持される。ブラケット3は下支持部4と上支持部5からなり、この下支持部4と上支持部5の間に固定された固定軸6Aを中心に握り部材7が回動自在な構造になっており、握り部材7が水平回動が可能である。さらにこの回動を所定の位置に保持するための係止部であるストッパー部材8が上支持部5側に設けられている。
【0017】
また、握り部材7には連結部材9A、9Bとストッパー部材8を操作する操作部10A、10Bを設けられいる。使用者はこの操作部材10A、10Bを操作しストッパー部材8を動作させ、所定の位置に握り部材7を保持できる。
【0018】
使用者が衛生陶器に着座している状態で立ち上がる動作をする際は、衛生陶器に近い可動式手すり1の中央近傍位置の操作部材10Aを使用でき、例えばその逆に車椅子使用者等が衛生陶器前方より近づき、移乗の為に可動式手すり1を回動しようしている場合には、可動式手すり1の先端近傍位置の操作部材10Bを使用することができる。
したがって、可動式手すり1に2つの操作部材10A、10Bを衛生陶器に近づく場合と離れる場合のそれぞれに応じて使用し易い位置に設けている。
また、介助者が使用する場合には、要介助者との位置関係で最も使用しやすい操作部材10A、10Bを選択して使用すれば良い。
【0019】
握り部材7は略U字形状で、上杆部11にストッパー部材8の一部と連結部材9A、9B及び操作部材10A、10Bの一部が内蔵されている。操作部材10A、10Bの操作レバー14は各々握り部材7の開口部12、13から突出し、ストッパー部材8のストッパー15は握り部材7の開口部17から突出している。
【0020】
なお、本実施例において、握り部材7の、操作部材10Bの近傍及び略U字形状の曲り部分7Aはステンレス鋼管を軟質塩化ビニール樹脂で被覆している樹脂被覆管を使用し、操作部材10A及び下杆部7Bはステンレス鋼管を使用しているが、握り部材7全体をステンレス鋼管のみ、又は、ステンレス鋼管以外の金属管を使用しても良く、樹脂被覆管のみとしても良い。また、被覆に使用する樹脂を軟質塩化ビニール樹脂ではなく、エラストマー等の樹脂材料を使用しても良い。また、握り部材7の断面形状は円形状であるが、楕円形状や四角形状、台形状としても良い。
【0021】
次に所定の位置に握り部材7を保持できる係止部であるストッパー部材8の構造について説明する。
ストッパー部材8は、握り部材7を保持するためストッパー15と嵌合溝16を嵌合させる構造になっている。
図1及び図2に示すように、ブラケット3の上支持部5の下面にはストッパー15が係止する嵌合溝16が15個所設けられている。図ではストッパー15が中央部の嵌合溝16に嵌合して、取付面2である壁に対して垂直に保持されている。操作レバー14を取付面2と反対側にスライド操作することにより、ストッパー15が嵌合溝16から離れ嵌合が解除され、握り部材7が水平方向に回動可能となる。
そして握り部材7を回動し所定の位置で操作レバー14を放すことにより、ストッパー15を嵌合溝16に嵌合させ所定の位置に握り部材7を保持することができる。
【0022】
操作レバー14は握り部材7の下方に突出しているが、操作部材10A、10Bの各々の開口部12、13を握り部材7の軸に対して180度回転の位置に開口することにより上方に突出して設けることもでき、又、90度、270度等回転の位置としても良い。
【0023】
さらに詳しくストッパー部材8の構造を説明する。
図5にストッパー部材8の詳細を、図6にストッパー15の詳細を、図7にブラケット3の上支持部5に設けている嵌合溝16の詳細を、図8にストッパー15と嵌合溝16の嵌合の詳細を示す。
【0024】
図4及び図5に示すように、ストッパー15は第一ストッパー用可動部材35の上面に溶接により固定され、第一ストッパー用可動部材35は第二ストッパー用可動部材36とナット39によりねじ止めされている。
その第二ストッパー用可動部材36は連結部材9A内の第一連結部材26を介して操作部材10Aの第一可動部材22に接続されている。
更に、その第一可動部材22は連結部材9B内の第二連結部材24を介して操作部材10Bの第二可動部材23に接続されている。
この結果、操作部材10A、10Bの操作レバー14とストッパー部材8のストッパー15は連動して可動できる構造としている。
【0025】
図6及び図7にストッパー15と嵌合溝16の形状を示した。この例は15度刻みで、握り部材7を水平回動させ固定できるストッパー構造を示している。
【0026】
ストッパー15には凸部41A、41B、41Cを設け、ブラケット3の嵌合溝16のテーパに合せてテーパ角度を設けている。具体的にはストッパー15の中央凸部41Aの両側は各々5度のテーパを設け、凸部41Aの両側に勘合する嵌合溝16にも同様のテーパを設ける。
【0027】
ここでテーパ角度は、ストッパーの凸部が嵌合溝にスムーズに挿入できしかも嵌合後もガタツキが少ないものであり、1度から10度の範囲であれば良い。この例では、5度とした場合を示している。
【0028】
また、凸部41Aの両側の凸部41B、41Cの外側のテーパ角度は、凸部41B、41Cに嵌合する嵌合溝16と同様に各々20度のテーパを設け、嵌合部分の隙間の発生を防止している。
【0029】
このテーパ角度の20度は、15度刻みで握り部材を水平回動させ固定できるようにし、中央凸部41Aの両側のテーパ角度を5度としたためである。
【0030】
また、凸部41B、41Cの中央凸部41A側には1度のテーパ角度を設け、凸部41B、41Cの中央凸部41A側が嵌合溝16と嵌合する際、嵌合をスムーズに行うことができる構造としている。
【0031】
この構造でのテーパの角度は1度から10度の範囲であれば、スムーズに嵌合でき、さらにぐらつきを少なくすることができる。
従って、この例では、15度刻みで握り部材を水平回動保持できる構造を示しているため、凸部41Aの両側のテーパ角度は1度から10度の範囲とし、凸部41B、41Cの外側は15度に1度から10度を加算した16度から25度の範囲とし、凸部41B、41Cの内側は1度から5度の範囲としても良い。
【0032】
さらに、嵌合をスムーズにするためとぐらつきを少なくするためのテーパ角度を設けた上、ストッパー15には3つの凸部41A、41B、41Cを設けている。
【0033】
これは、凸部41A、41B、41Cにテーパ角度をつけることに加えて、ストッパーの凸部が3つの嵌合溝16で嵌合することとすると、1つの凸部41Aと1つの嵌合溝16で嵌合した場合に比べ、ストッパー15と嵌合溝16の形状に成形する製造上のばらつきによる嵌合部分の隙間の発生を防止することでき、その結果、可動式手すりの握り部材7の先端のぐらつきを低減することができる。
この例ではストッパー15の凸部が3つの場合を示したが、嵌合するストッパー15の凸部を4つ以上としても良い。
【0034】
連結部材9Aの第一連結部材26の第二ストッパー用可動部材36との接続端面にねじ42を設けることにより、第一連結部材26と握り部材7の長さの加工誤差をねじ42のねじ込み代により吸収でき、更に、ナット43によりねじ固定することにより、緩みを防止することができる。
【0035】
第二ストッパー用可動部材36はストッパー収納ケース37内に収納され、ストッパー収納ケース37はボルト38により握り部材7に固定されている。第二ストッパー用可動部材36とストッパー収納ケース37の間には樹脂製の可動部材収納ケース32を設けている為、可動を滑らかにすることにより操作力が低減でき、慴動音も低減することができる。ストッパー収納ケース37と可動部材収納ケース32の下面には開口部44が設けられているため、清掃時に水が進入しても握り部材7内部に水が侵入することを防止できる。
また、ブラケット3の上支持部5の下面に形成されている嵌合溝16が、ブラケット3の上面より見えない様にカバー45を上支持部5に溶接し、意匠性を向上させる構造としている。
【0036】
図9に握り部材7の下方端面と回転軸6の接続詳細を示す。
回転軸6には握り部材7の下方端面を挿入する凸部材46と保持部材である継手47が溶接により固定され、握り部材7の加工誤差による隙間48を覆う為のカバー49がビス50により凸部材46と継手47に固定されている。
これにより、握り部材7の加工誤差による隙間48を覆うことができ、握り部材7の両端面の寸法を曲げ加工後に所定寸法に合せる為の切断加工の必要がなく、握り部材を床面と平行にすることができ、意匠性の良い可動式手すりとすることができる。
【0037】
一般的に手すりとして使用するのは握り部材7の上杆部11である為、荷重は主に上支持部5が受けることになる。
上杆部11の端面は図5に示すボルト51により回転軸6に固定されている。このため、使用者が可動式手すり1に荷重を加えても、回転軸6、ブラケット3の上支持部5を介して取付面2に荷重が伝えられる為、握り部材7の下方端面は回転軸6に挿入するのみとし、固定しないでも可動式手すりとして使用することが可能である。
【0038】
上記の構成により、握り部材7を回動させる為には、操作部材10A又は10Bの操作レバー14を弾性部材18の押圧力に抗して取付面2とは逆に移動させる。操作レバー14を取付面2とは逆に移動させると、第一連結部材26及び第二連結部材24を介して、ストッパー部材8のストッパー15が取付面2とは逆に移動し、上支持部5の嵌合溝16からストッパー15が外れる。
【0039】
嵌合溝16とストッパー15の嵌合が解除されると握り部材7は水平面内で回動自在となる。嵌合溝16の任意の位置で操作レバー14を放すと、弾性部材18の弾性力により操作部材10A、10Bが取付面2側に移動し、第一連結部材26及び第二連結部材24を介して、ストッパー部材8のストッパー15が取付面2側に移動し、上支持部5の嵌合溝16へ嵌合する。ストッパー15が嵌合溝16へ嵌合すると握り部材7を固定することができる。
【0040】
請求項1は、壁面に固定するブラケットから突設される握り部材と、前記ブラケットに設置され前記握り部材を床面に対して水平回動可能にするよう鉛直方向に伸びる固定軸と、前記握り部材の回動を規制することで、複数の所定位置の中から選択された位置で前記握り部材を保持する係止部と、前記係止部による前記握り部材の保持を解除する操作部材を有する可動式手すりにおいて、前記係止部が、前記操作部が操作されることで、前記固定軸と直交する仮想軸線上で移動可能であって、前記握り部材に設けられ、前記固定軸側に突出する3つの凸部を有するストッパー部材と、前記ストッパー部材が移動することで前記3つの凸部が同時に嵌脱自在であって、前記ブラケットに前記凸部より多数設けられ、前記固定軸を中心とする円弧上で周方向に等間隔で並ぶ嵌合溝と、からなり、前記3つの凸部が、前記仮想軸線上に位置する略矩形状の中央凸部と、該中央凸部の両側に位置する略くさび状の両側凸部と、からなり、前記嵌合溝が、いずれも前記中央凸部と略同一の矩形状をなすよう前記固定軸に向け掘設されたものであって、前記3つの凸部と前記嵌合溝とが嵌合した状態にあっては、前記中央凸部は前記嵌合溝のうち前記仮想軸線上に位置する中央嵌合溝と嵌合するとともに、前記両側凸部は前記中央嵌合溝の両側に位置する両側嵌合溝と嵌合し、さらに、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部に対向する第一外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝に近い第一内側面との間に隙間を形成し、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部より遠い第二外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝から遠い第二内側面に沿うよう構成されたことを特徴とする可動式手すりとした。
これにより、握り部材のぐらつきが少なく、使用者が安心して使用できる可動式手すりの構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の一実施の形態である可動式手すりの側面図を示す。
【図2】本件発明の一実施の形態である可動式手すりの平面図を示す。
【図3】本件発明の一実施の形態である可動式手すりの正面図を示す。
【図4】本件発明の一実施の形態である可動式手すりの一部省略断面側面図を示す。
【図5】本件発明の一実施の形態である可動式手すりのストッパー部材8の断面側面図を示す。
【図6】本件発明の一実施の形態である可動式手すりのストッパー15の平面図を示す。
【図7】本件発明の一実施の形態である可動式手すりのブラケット3の上支持部5に設けている嵌合溝16の平面詳細図を示す。
【図8】本件発明の一実施の形態である可動式手すりのストッパー15と嵌合溝16の嵌合状況の詳細図を示す。
【図9】本件発明の一実施の形態である可動式手すりの握り部材7の下方端面と回転軸6の断面側面図を示す。
【図10】一般的なトイレブースの斜視図を示す。
【図11】従来品の側面図を示す。
【符号の説明】
1 可動式手すり
2 取付面
3 ブラケット
4 下支持部
5 上支持部
6 回転軸
6A 固定軸
7 握り部材
7A 曲がり部
7B 下杆部
8 ストッパー部材
9A 連結部材
9B 連結部材
10A 操作部材
10B 操作部材
11 上杆部
12 開口部
13 開口部
14 操作レバー
15 ストッパー
16 嵌合溝
17 開口部
18 弾性部材
22 第一可動部材
23 第二可動部材
24 第二連結部材
26 第一連結部材
29 ボルト
32 可動部材収納ケース
35 第一ストッパー用可動部材
36 第二ストッパー用可動部材
37 ストッパー収納ケース
38 ボルト
39 ナット
40 収納ケース
41A 凸部
41B 凸部
41C 凸部
42 ねじ
43 ナット
44 開口部
45 カバー
46 凸部材
47 継手
48 隙間
49 カバー
50 ビス
51 ボルト
Claims (1)
- 壁面に固定するブラケットから突設される握り部材と、前記ブラケットに設置され前記握り部材を床面に対して水平回動可能にするよう鉛直方向に伸びる固定軸と、前記握り部材の回動を規制することで、複数の所定位置の中から選択された位置で前記握り部材を保持する係止部と、前記係止部による前記握り部材の保持を解除する操作部材を有する可動式手すりにおいて、
前記係止部が、
前記操作部が操作されることで、前記固定軸と直交する仮想軸線上で移動可能であって、前記握り部材に設けられ、前記固定軸側に突出する3つの凸部を有するストッパー部材と、
前記ストッパー部材が移動することで前記3つの凸部が同時に嵌脱自在であって、前記ブラケットに前記凸部より多数設けられ、前記固定軸を中心とする円弧上で周方向に等間隔で並ぶ嵌合溝と、からなり、
前記3つの凸部が、
前記仮想軸線上に位置する略矩形状の中央凸部と、
該中央凸部の両側に位置する略くさび状の両側凸部と、からなり、
前記嵌合溝が、
いずれも前記中央凸部と略同一の矩形状をなすよう前記固定軸に向け掘設されたものであって、
前記3つの凸部と前記嵌合溝とが嵌合した状態にあっては、
前記中央凸部は前記嵌合溝のうち前記仮想軸線上に位置する中央嵌合溝と嵌合するとともに、前記両側凸部は前記中央嵌合溝の両側に位置する両側嵌合溝と嵌合し、さらに、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部に対向する第一外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝に近い第一内側面との間に隙間を形成し、前記両側凸部の外側面のうち前記中央凸部より遠い第二外側面は、前記両側嵌合溝の内側面のうち前記中央嵌合溝から遠い第二内側面に沿うよう構成されたことを特徴とする可動式手すり。
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