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JP4100274B2 - ピッキング設備 - Google Patents
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JP4100274B2 - ピッキング設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集品別、たとえば店舗毎に物品のピッキングを可能としたピッキング設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のピッキング設備では、集品別(ユーザーや店舗別など)の集品容器(たとえば、バケットなど)を集品ラインのコンベヤで搬送しながら、この集品容器に対して物品の保管棚(ピッキング棚)の各物品収納部から、この物品収納部毎に設けられたピッキング表示器の表示(出庫数量など集品先の注文により表示される)に応じて作業員が物品を移載することにより集品別の物品の集品が行われている。
【0003】
そして、各集品容器に集品された物品が集品先の注文通りに集品されているかの検品作業を、集品ラインの終端に設けられた検品ラインにおいて行っている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−233418号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のピッキング設備では、最終の検品作業で、注文通りに集品されていないことが判明すると、特に物品が不足した場合、この物品が収納されたいる物品収納部まで出かけて、物品を補充しなければならず、極めて効率が悪いという問題があった。また検品作業は、集品容器の中の物品を1個毎に確認することから煩雑であり、常に検品ラインには集品容器が渋滞し、次の梱包作業などに支障が発生することがあった。
【0006】
このような問題を解決するため、ピッキング棚の複数の物品収納部毎にピッキングゾーン(ピッキング作業領域)を形成し、各ピッキングゾーン毎に検品作業を行い、検品が終了した集品容器を下流のピッキングゾーンに渡すことが考えられる。このようなピッキングゾーン毎に検品を行う「その場検品」のピッキング設備を構成するとき、ピッキングゾーンで1人の作業者によりピッキング作業と検品作業を行うと、1つのピッキングゾーンにおける作業時間がかかりすぎて全体の集品作業に時間がかかりすぎることから、ピッキングゾーン毎に2人の作業者を配置してそれぞれピッキング作業と検品作業を行うことが考えられる。すなわち、1人目の作業者がピッキング作業を実行し、ピッキングが終了すると集品容器を2人目の作業者に渡して次のピッキング作業へ戻り、2人目の作業者がピッキングが終了したバケットの物品の検品作業を行い、正常を確認して下流のピッキングゾーンへ流すことを行うことが考えられる。
【0007】
しかし、ピッキングゾーン毎に2人の作業者が必要となりコストがかかるという問題、さらに2人の作業者の互いの作業が干渉したり、またピッキング作業と検品作業のバランスがとれずに、1人の作業者には待ち時間が発生するという問題が発生する。
【0008】
そこで、本発明は、ピッキングゾーン毎に効率よく短時間で作業者がピッキング作業および検品作業を実行できるピッキング設備を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品が収納された複数の物品収納部からなるピッキング作業領域を複数備え、集品別の集品容器を、前記複数のピッキング作業領域に沿った一定経路で移動させながら、この集品容器に、前記各ピッキング作業領域の物品収納部からピッキングされた物品の集品を順に行うピッキング設備であって、
前記各ピッキング作業領域毎にそれぞれ前記一定経路に沿って、前記集品容器に追従可能な検品手段を設け、前記各検品手段はそれぞれ、前記一定経路に沿って移動自在な本体と、前記一定経路に沿って前記本体を走行させる走行駆動手段を備え、前記各検品手段の本体にそれぞれ、前記集品容器へ投入する物品の特有の情報を入力する入力手段を前記一定経路の上方に位置するように設け、前記各検品手段の本体にそれぞれ、前記入力手段により入力された前記物品の特有の情報により、この物品がピッキング作業領域内でピッキングされる物品か否かの判断を行う判断手段と、追従する前記集品容器に対して集品容器の上流側端部の外方と内方に位置する一対の光電スイッチ、および集品容器の下流側端部の内方と外方に位置する一対の光電スイッチからなる、前記集品容器に追従させるための検出手段を設け、前記走行駆動手段は、前記検出手段の光電スイッチのオン・オフの状態により前記一定経路上の前記集品容器の位置に追従して駆動されることを特徴とするものである。
【0010】
上記構成によれば、作業者が一定経路に沿って集品容器を移動させると、検出手段の光電スイッチのオン・オフの状態により走行駆動手段が集品容器に追従して駆動され、検品手段は一定経路に沿って集品容器に自動追従して移動されることにより、作業者は、常に最適な、集品容器へ物品を投入する位置において検品作業を実行することが可能となる。また集品容器へ投入する物品の特有の情報が、入力手段により入力されると、この物品の特有の情報により物品がピッキング作業領域内でピッキングされる物品か否かの判断、すなわち検品が実行される。このように、1個の物品が集品容器に投入される毎に、検品が実行されることで、1人の作業者により、ピッキング作業と検品作業が同時に効率よく短時間で実行される。またピッキング作業領域毎に1人の作業者を配置すればよくなり、さらに一定経路の終端部で全物品の検品を行う必要がなくなる。
【0014】
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記走行駆動手段は、前記一定経路上の前記集品容器の位置に追従して駆動され、前記ピッキング作業領域における作業が終了すると、前記集品容器が移動されてくる一定経路上流へ向けて駆動され、前記一定経路上流の前記ピッキング作業領域内の集品容器位置または定位置で停止されることを特徴とするものである。
【0015】
上記構成によれば、一定経路に沿って検品手段と集品容器が互いに追従して移動され、集品容器へ投入する物品の検品が実行される。そして、ピッキング作業領域におけるピッキング作業が終了すると、検品手段は一定経路上流へ向けて駆動され、一定経路上流のピッキング作業領域内の集品容器位置または定位置で停止される。
【0018】
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記各検品手段の本体にそれぞれ、ピッキング作業領域に位置する前記集品容器と同一の集品容器を特定する情報が表示され、集品された物品で満了となった集品容器とは別に用意される補充用の集品容器に取付けられる表示手段を発行する発行手段を設けたことを特徴とするものである。
【0019】
上記構成によれば、集品された物品で満了となった集品容器とは別に用意される補充用の集品容器に、発行手段により発行された表示手段が取付けられる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1におけるピッキング設備の概略配置図であり、集品される物品が保管されるストレージラインAと、物品を注文した店舗毎(集品別の一例)に、ピッキングされた物品を収納する集品容器を順送りし、また物品で満了となった集品容器を搬送する集品ラインBから構成され、集品ラインBの上流に、空の集品容器にラベル添付作業(詳細は後述する)を行い、集品ラインBへ供給する集品容器投入エリアCが設けられ、また集品ラインBの下流に、前記注文に応じてピッキング(仕分け)が終了した集品容器を梱包・出荷する出荷エリアDが設けられている。
「ストレージラインA」
前記ストレージラインAは、図2に示すように、流動棚から形成されたピッキング棚1から構成され、前方に傾斜している複数段(図では3段)のラック3を有し、各ラック3にはそれぞれ、物品4の収納容器5が収納される複数(図では3列)の物品収納部6が形成され、各物品収納部6毎にローラコンベヤ7が設けられ、各ローラコンベヤ7の前端にはストッパ8が設けられている。この構成により、ストッパ8により係止された収納容器5から必要な物品4を取り出し、収納容器5が空になればその収納容器5を除去することにより、次の収納容器5が前面にでてくる。また複数(図では9列の3段)の物品収納部6毎に、特定の作業者がピッキング作業を担当するピッキングゾーン(ピッキング作業領域の一例)Zが設けられている。
【0021】
またピッキング棚1の物品収納部6毎にそれぞれ、その前面に、ピッキング表示器11が設けられている。各ピッキング表示器11は、ピックアップする物品4の数量を示す3桁のディジタル表示器12と、ピックアップ作業があることを表示するランプとボタンスイッチを兼ねた表示/完了ボタン13から形成されている。また各ピッキングゾーンZ毎にそれぞれ、このゾーンのピッキング完了を表示するランプとボタンスイッチを兼ねたゾーン表示/完了ボタン15が設けられている。
「集品ラインB」
前記集品ラインBは、図1〜図3に示すように、ピッキングゾーンZを形成するピッキング棚1に沿って配置され、集品容器20を順送りしていくフリーローラコンベヤ(一定経路の一例;物品の搬送を自動で行う駆動手段を有しない搬送手段)21と、フリーローラコンベヤ21の外方(ピッキング棚1とは反対側)にフリーローラコンベヤ21と並列に配置され、満了となった集品容器20を前記出荷エリアDへ搬送するローラ駆動コンベヤ22から構成されている。前記集品容器20はダンボールから形成されている。
「集品容器投入エリアC」
集品容器投入エリアCには、図1に示すように、空の集品容器20に貼り付けるラベル25(図2)を発行するラベルプリンタ26が設けられている。このラベル25には、店舗名とこの店舗を特定するバーコードが印刷される。作業者は、ラベルプリンタ26から順に発行されるラベル25を空の集品容器20に貼付け、集品ラインBのフリーローラコンベヤ21の上流、すなわち最も上流のピッキングゾーンZへ投入する。
「検品装置K」
図1〜図3に示すように、前記ピッキングゾーンZ毎にそれぞれ、集品容器20に店舗を対応させて、物品収納部6よりピッキングされた物品4の検品を行う検品装置Kが設けられている。各検品装置Kはそれぞれ、フリーローラコンベヤ21の上流位置(ピッキングゾーンZの入口)に設けられ、集品容器20に貼付けられたラベル25のバーコードを読取る第1バーコードリーダ(集品容器特定手段)31と、フリーローラコンベヤ21とローラ駆動コンベヤ22との間に敷設された走行レール(案内経路)32(図9)と、この走行レール32に案内されて移動する移動装置33から構成されている。この移動装置33により、各ピッキングゾーンZ毎にそれぞれ、フリーローラコンベヤ21とローラ駆動コンベヤ22との間に配置され、フリーローラコンベヤ21に沿って集品容器20に追従可能な検品手段が構成されている。
【0022】
前記移動装置33は、フリーローラコンベヤ21の上方に張り出した水平板(テーブル)34を有する枠体35からなる(移動装置)本体36と、本体36を支持し、走行レール32に沿って本体36を移動自在とする複数の車輪(図示せず)と、複数の車輪のうち一つの車輪の回転軸に連結されこの車輪を駆動する走行駆動装置(走行駆動手段の一例;図4)37から形成され、水平板34に下面に、物品4のバーコード(物品の特有の情報の一例)を読取る第2バーコードリーダ(入力手段の一例)38が、読取り部をピッキング棚1に向けて取付けられ、水平板34上に、タッチパネルディスプレイ39と、コンピュータからなるコントローラ(判断手段の一例)40と、無線通信装置41と、ラベルプリンタ(発行手段の一例)42と、ピッキングゾーンZにおけるピッキング終了時に操作する終了押釦スイッチ(戻り操作手段)43が配置されている。
【0023】
前記ラベルプリンタ42は、集品容器投入エリアCのラベルプリンタ26と同様に、店舗名とこの店舗を特定するバーコードが表示されたラベル(表示手段の一例)25を発行し、また後述するピッキング済みの物品4の明細を発行する。
【0024】
また図3に示すように、前記水平板34は、本体36のフリーローラコンベヤ21の下流側に設けられ、枠体35はフリーローラコンベヤ21に沿って上流側に伸び、この枠体35に、集品容器20に追従させるため検出手段として、追従する集品容器20に対して集品容器20の上流側端部の外方と内方に位置する一対の光電スイッチ45,46と、集品容器20の下流側端部の内方と外方に位置する一対の光電スイッチ47,48が設けられている。
【0025】
また図4に示すように、コントローラ40に、走行駆動装置37と、第2バーコードリーダ38と、タッチパネルディスプレイ39と、無線通信装置41と、ラベルプリンタ42と、終了押釦スイッチ43と、光電スイッチ45,46,47,48が接続されている。またコントローラ40は、検品制御部51と走行制御部52から構成されている。
【0026】
また各ピッキングゾーンZの第1バーコードリーダ31と27台のピッキング表示器11とゾーン表示/完了ボタン15は、ピッキング作業を統括するピッキング用コントローラ61に接続され、またこのピッキング用コントローラ61に、集品容器投入エリアCのラベルプリンタ26と、各ピッキングゾーンZの移動装置33の無線通信装置41との間でデータの送受信を行う無線通信装置62が接続されている。
「ピッキング用コントローラ61」
ピッキング用コントローラ61には、各ピッキングゾーンZを形成するピッキング棚1の物品収納部6の情報と、各物品収納部6に収納されている物品4を特定するデータとして、商品名および商品コードが予め設定されており、物品4の商品名と(注文)数量からなる注文データが、各店舗から入力されると、図5に示すように、各店舗にバーコードを割り当ててラベルデータを形成し、続いて各バーコード(店舗)毎に、注文データの商品が収納されたピッキングゾーンZの物品収納部6に注文数量を割り付けて仕分けデータを形成する。
【0027】
そして、仕分けを開始するときに、ラベルデータをラベルプリンタ26へ出力して、ラベルプリンタ26により店舗名とバーコードが表示されたラベル25を発行させる。
【0028】
また各ピッキングゾーンZ毎に、次の仕分け制御を行っている。
1.第1バーコードリーダ31より集品容器20に貼付けられたラベル25のバーコードのデータを入力すると、この第1バーコードリーダ31が配置されているピッキングゾーンZのナンバー(No.)と入力したバーコードデータにより仕分けデータを検索し、数量が0(ゼロ)ではない物品収納部6のナンバー(No.)および商品名を求めてピッキングデータを形成し、このピッキングデータに基づいて物品収納部6のピッキング表示器11のディジタル表示器12に注文数量を表示し、表示/完了ボタン13を点灯する。
【0029】
2.また第1バーコードリーダ31より入力したバーコードデータより店舗名を求め、ピッキングゾーンZのナンバーと店舗名とこの店舗のバーコードデータとこのピッキングゾーンZにおけるピッキングデータ(商品名と商品コードと数量)からなる検品用データを形成し、この検品用データを、無線通信装置62、移動装置33の無線通信装置41を介して移動装置33のコントローラ40へ送信する。
【0030】
3.点灯したピッキング表示器11の表示/完了ボタン13の操作信号を入力すると、このピッキング表示器11を設けた物品収納部6のピッキングが終了したと判断してピッキング済みと記憶し、ディジタル表示器12の表示を消去し、表示/完了ボタン13を消灯する。
【0031】
4.ピッキングゾーンZ内の全てのピッキング作業が終了すると、ゾーン表示/完了ボタン15を点灯する。
5.ゾーン表示/完了ボタン15の操作信号を入力すると、前記形成したピッキングデータをピッキング終了データとして記憶する。
【0032】
6.移動装置33の無線通信装置41、無線通信装置62を介して満了信号(後述する)を入力すると、この移動装置33が配置されているピッキングゾーンZに位置している集品容器20に集品された物品4のリストを、記憶したこのピッキングゾーンZより上流のピッキング終了データとこのピッキングゾーンZにおいてピッキング済みと記憶されたピッキングデータから形成し、無線通信装置62、無線通信装置41を介して移動装置33へ送信する。
「移動装置のコントローラ40」
前記コントローラ40の検品制御部51の検品制御を図6のフローチャートにしたがって説明する。
【0033】
無線通信装置41より前記検品用データを入力すると(ステップ−1)、この検品用データのピッキングゾーンZのナンバーによりこのピッキングゾーンZの検品データかどうかを確認し(ステップ−2)、確認するとこの検品用データを記憶し(ステップ−3)、続いて検品用データから店舗名と、ピッキングする商品の各商品名と商品コード、および残量(注文数量)からなる検品実行用データを形成し(ステップ−4)、図7(a)に示すように、満了ボタン54とともにタッチパネルディスプレイ39へ表示させる(ステップ−5)。
【0034】
そして、第2バーコードリーダ38より物品4のバーコードのデータを入力すると(ステップ−6)、検品を実行する(ステップ−7)。すなわち物品4のバーコード(商品コード)により検品実行用データを検索して、一致する商品コードの有無を求め、一致する商品コードが有ると正常と判断し、一致する商品コードが無いと異常(ピッキングミス)と判断する。
【0035】
検品の結果、正常と判断すると(ステップ−8)、タッチパネルディスプレイ39へ、図7(b)に示すように、この商品コードのデータ、すなわち商品名と商品コードと数量からなるデータを先頭へ移動させ、数量を「1」減算させた残量を拡大して表示し、「OK」を表示させる(ステップ−9)。続いて商品の残量が0(ゼロ)かどうかを確認し(ステップ−10)、0(ゼロ)と確認すると、この物品4の商品名と商品コードの表示を消去する(ステップ−11)。また検品の結果、異常と判断すると、タッチパネルディスプレイ39へ、「NG」を表示させる(ステップ−12)。
【0036】
そして、検品用データの表示が全て消去されると、すなわちこのピッキングゾーンZにおける検品が終了すると(ステップ−13)、終了する。
このように、コントローラ40の検品制御部51において、第2バーコードリーダ38より入力された物品4のバーコードのデータにより、この物品4がピッキングゾーンZ内でピッキングされる物品4かどうかの判断が行われる。すなわち、集品容器20へ投入される物品4の検品が実行される。
【0037】
また満了ボタン54の操作を確認すると、満了信号を移動装置33の無線通信装置41、無線通信装置62を介してピッキング用コントローラ61へ送信し、また検品用データの店舗名とこの店舗のバーコードデータをラベルプリンタ42へ出力し、店舗名とバーコードが印刷されたラベル25を発行させ、ピッキング用コントローラ61より集品容器20に集品された上記物品4のリストのデータを入力すると、このリストのデータをラベルプリンタ42へ出力し、ピッキングされた物品4の明細を発行させる。
【0038】
前記コントローラ40の走行制御部52の走行制御を図8のブロック図に基づいて説明する。
図8に示すように、ピッキング用コントローラ61より上記検品用データが入力されて記憶され(上記ステップ−4の状態)、かつ検品装置Kが集品容器20な追従している状態となると(後述するリレイRY−Nがオンとなると)セットされ、終了押釦スイッチ43の操作信号によりリセットされるRSフリップフロップ56が設けられ、RSフリップフロップ56の出力信号により動作されるリレイRY−Pが設けられ、また終了押釦スイッチ43の操作信号によりスタートし、リレイRY−Pの動作によりリセットされるタイマー57が設けられている。またタイマー57によりカウントされている時間tが、移動装置33(本体36)がピッキングゾーンZの下流端(出口)より上流端(入口)へ到達する時間Tより一定時間α前の時間となっているかを確認する第1比較器58と、前記時間tが前記時間Tとなっているかを確認する第2比較器59が設けられ、第1比較器58の出力信号により動作されるリレイRY−Gと第2比較器59の出力信号により動作されるリレイRY−Sが設けられている。
【0039】
また上流側の2つの光電スイッチ45,46がともにオン(集品容器20を検出)のとき動作するリレイRY−Dと、内方の2つの光電スイッチ46,47がともにオン(集品容器20を検出)のとき動作するリレイRY−Nと、下流側の2つの光電スイッチ47,48がともにオン(集品容器20を検出)のとき動作するリレイRY−Uが設けられている。
【0040】
そして、走行駆動装置37に対して、
リレイRY−PがオンかつリレイRY−Uがオンのとき、中速で前進(下流側走行)の走行指令(追従制御指令)、
リレイRY−PがオンかつリレイRY−Dがオンのとき、中速で後進(上流側走行)の走行指令(追従制御指令)、
リレイRY−PがオフかつリレイRY−Dがオフのとき、高速で後進の走行指令(戻し制御指令)、
リレイRY−Pがオフ、かつリレイRY−DがオンまたはリレイRY−Gがオンのとき、低速で後進の走行指令(戻し制御指令)、
リレイRY−Nがオン、またはリレイRY−PがオフかつリレイRY−Sがオンのとき、停止指令(停止制御指令)
が出力されるように構成されている。
【0041】
このような構成により、ピッキング用コントローラ61より上記検品用データを入力されて記憶され、かつ検品装置Kが集品容器20を追従している状態となると(RY−Pがオン)、各光電スイッチ45,46,47,48のオン・オフ状態が確認され、図9に示すように、下流側の2つの光電スイッチ47,48がともにオンとなると(RY−Uがオン)、走行駆動装置37が駆動されて本体36は下流側へ中速で走行され、また上流側の2つの光電スイッチ45,46がともにオンとなると(RY−Dがオン)、走行駆動装置37が駆動されて本体36は上流側へ中速で走行され、内方の光電スイッチ46,47がともにオンの状態となるように、走行駆動装置37が駆動され、移動装置33(本体36)は集品容器20に追従して移動される(追従制御が実行される)。
【0042】
また終了押釦スイッチ43の操作信号を確認すると(RY−Pがオフ)、図10に示すように、走行駆動装置37が駆動されて本体36は上流側へ高速で走行され(高速後進され)、上流側の2つの光電スイッチ45,46がともにオンとなると(RY−Dがオン)、高速から低速へ減速され(低速後進され)、内方の光電スイッチ46,47がともにオンの状態となると、走行駆動装置37が停止され、上流に位置する集品容器20位置に停止される。また本体36を上流側へ高速で移動させ、所定時間T(本体36がピッキングゾーンZの入口へ到達する時間)より一定時間α前となると(RY−Gがオン)、上流側の2つの光電スイッチ45,46がオンとならなくても、この時点で高速から低速へ減速され、所定時間Tとなると(RY−Sがオン)、走行駆動装置37は停止され、よって本体36はピッキングゾーンZの入口(定位置)へ停止される。このように集品容器20の戻し制御が実行される。
【0043】
上記走行制御により、走行駆動装置37は、ピッキング作業中は、フリーローラコンベヤ21上の集品容器20の位置に追従して駆動され、ピッキングゾーンZにおけるピッキング作業が終了すると、集品容器20が移動されてくるフリーローラコンベヤ21の上流へ向けて駆動され、前記上流のピッキングゾーンZ内の集品容器20位置または定位置で停止される。
「作用」
上記構成による作用を説明する。
1.各店舗の注文データがピッキング用コントローラ61へ入力されると、ピッキング用コントローラ61において上記ラベルデータと仕分けデータが形成される。
2.作業を開始するとき、ピッキング用コントローラ61よりラベルプリンタ26へラベルデータが出力され、ラベルプリンタ26より各店舗に相当するラベル25が発行され、作業者は、発行されたラベル25を空の集品容器20の所定位置に貼付けて、フリーローラコンベヤ21の上流へ投入する。
3.各ピッキングゾーンZでは、次の作用が行われる。各ピッキングゾーンZには1人の作業者が配置される。
【0044】
ピッキングゾーンZの入口で、集品容器20のラベル25のバーコードが読取られ、このバーコードおよび前記仕分けデータに基づいて、ピッキング作業を行う物品収納部6のピッキング表示器11のディジタル表示器12にそれぞれピッキング数量が表示され、表示/完了ボタン13が点灯する。
【0045】
作業者は、まず前記ピッキング表示器11の表示にしたがって、ピッキング数量の物品4を取り出してピッキング表示器11の表示/完了ボタン13を操作する。これにより、ピッキング表示器11の表示は消去される。
【0046】
続いて作業者は、1個ずつ物品4のバーコードを移動装置33の第2バーコードリーダ38に読取らせる。この読取り毎に検品が実行され、正常な物品4がピッキングされているとき、タッチパネルディスプレイ39に、この物品4の商品名と商品コードと残量が表示され、「OK」が表示される。作業者はこの「OK」を確認すると、物品4を集品容器20へ投入する。異常な(ピッキングミスの)物品4がピッキングされているとき、タッチパネルディスプレイ39に、「NG」が表示される。作業者はこの「NG」を確認すると、物品4を元の物品収納部6へ戻す。続いて誤って表示/完了ボタン13を押した物品収納部6の商品名をタッチパネルディスプレイ39で確認し、タッチパネルディスプレイ39に表示されている数量を取り出して、第2バーコードリーダ38に読取らせる。これによりピッキングミスが解消される。
【0047】
また作業者がピッキング作業に伴ない集品容器20を移動させると、移動装置33が追従して移動される。
またピッキング作業の途中で集品容器20が満了となると、作業者はタッチパネルディスプレイ39の満了ボタン54を操作する。するとラベルプリンタ42よりラベル25と明細が発行されるので、満了となった集品容器20に明細を入れてローラ駆動コンベヤ22へ載せ、また補充の空の集品容器20を用意し、発行されたラベル25を所定位置に貼付けてピッキング作業を続行する。
【0048】
そして、ピッキング作業がピッキングゾーンZ内で終了すると、ピッキング表示器11は全て消灯し、ゾーン表示/完了ボタン15が点灯され、かつタッチパネルディスプレイ39の商品名と商品コードは全て消去される。作業者は、これらを確認すると、ゾーン表示/完了ボタン15を操作して集品容器20を下流のピッキングゾーンZへ移動させ、移動装置33の終了押釦スイッチ43を操作する。すると、ゾーン表示/完了ボタン15は消灯し、移動装置33は上流へ走行を開始し、ピッキングゾーンZ内に次の集品容器20が送られてきている場合は、この集品容器20の位置に停止し、次の集品容器20が送られてきていない場合は、ピッキングゾーンZ内の上流の定位置(入口)に停止する。
【0049】
また最下流のピッキングゾーンZでは、ピッキング作業が終了すると、集品容器20をローラ駆動コンベヤ22へ載せる。
各ピッキングゾーンZでは、上記作用が集品容器20が上流より送られてくる毎に実行される。
4.ローラ駆動コンベヤ22により出荷エリアDへ搬送されてきた集品容器20は、この出荷エリアDにおいて梱包され、ラベル25に表示された店舗へ出荷される。
【0050】
以上のように本実施の形態1によれば、第2バーコードリーダ38により集品容器20へ投入する物品4のバーコードが入力されると、この物品4がピッキングゾーンZ内でピッキングされる物品かどうかの判断、すなわち検品が実行されることより、1個の物品4が集品容器20に投入される毎に、ピッキングミスが発見され、よってピッキングミスを防止することができる。さらに1人の作業者により、ピッキング作業と検品作業を同時に効率よく短時間で実行でき、また従来のような2人作業時のような互いの作業の干渉や待ち時間がなくなり、作業効率を改善することができる。さらにピッキングゾーンZ毎に1人の作業者を配置すればよくなり、省力化を図ることができる。またフリーローラコンベヤ21の終端部で集品された全物品4の検品を行う必要を無くすことができる。
【0051】
また本実施の形態1によれば、作業者がピッキング作業に伴ってフリーローラコンベヤ21に沿って集品容器20を移動させると、検知装置Kの移動装置33は集品容器20の位置に追従して駆動され、検知装置Kの移動装置33が集品容器20とともに移動することにより、作業者は、常に最適な、集品容器20へ物品4を投入する位置において検品作業を実行でき、作業効率を改善することができる。
【0052】
また本実施の形態1によれば、ピッキングゾーンZにおけるピッキング作業が終了すると、検知装置Kの移動装置33はフリーローラコンベヤ21に沿って上流へ向けて駆動され、ピッキングゾーンZ内の上流から送られてきた集品容器20位置または定位置で停止されることにより、作業者が検知装置Kの移動装置33をピッキング作業終了毎に、上流に戻す必要がなくなり、作業者の負担を軽減することができる。
【0053】
また本実施の形態1によれば、集品された物品4で満了となった集品容器20とは別に用意される補充用の集品容器20にラベルプリンタ42より発行されたラベル24が取付けられることにより、以後のピッキング作業が続行不能となることを防止することができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、検品装置Kを構成する移動装置33の本体36に走行駆動装置37を設けて、移動装置33を走行自在として集品容器20に追従させているが、実施の形態2では、図11に示すように、終了押釦スイッチ43と光電スイッチ45,46,47,48を外し、さらに走行駆動装置37を外し、移動装置33が単に走行レール32に案内されて移動される構成とされている。
【0054】
また本体36の水平板34に、図11に示すように、集品容器20に作用するアーム(作用部材の一例)71を設け、集品容器20がアーム71に作用することにより、移動装置33は集品容器20とともにフリーローラコンベヤ21に沿って移動され、集品容器20に追従して移動されるように構成されている。またアーム71は、水平板34に垂直な位置から水平板34と同じ高さまで回動し、その高さを維持できるように構成されている。
【0055】
このような構成によれば、各ピッキングゾーンZでは、集品容器20が送られてくると、作業者は、移動装置33をこの集品容器20まで移動させてアーム71を卸し、集品容器20の下流側側面に接触させる。そして、実施の形態1と同様に、作業者はピッキング作業および検品作業を実行し、集品容器20を下流側へ押すと、アーム71を介して移動装置33が押されて移動し、移動装置33が集品容器20に追従する。そして、作業者は、ピッキング作業が終了すると、アーム71を水平板34と同じ高さまで戻して、集品容器20を下流のピッキングゾーンZに移動させ、また移動装置33を押してピッキングゾーンZの上流へ戻す。
【0056】
以上のように本実施の形態2によれば、フリーローラコンベヤ21に沿って検知装置Kの移動装置33と集品容器20が互いに追従して移動され、集品容器20へ投入する物品4の検品が実行されることにより、作業者は、常に最適な、集品容器20へ物品4を投入する位置で検品作業を実行でき、作業効率を改善することができる。また実施の形態1と比較して走行駆動装置37と終了押釦スイッチ43と光電スイッチ45,46,47,48がない分、コストを低減することができる。
[実施の形態3]
上記実施の形態1では、検品装置Kを構成する移動装置33の本体36に走行駆動装置37を設けて、移動装置33を、下流側へも上流側へも走行自在としているが、実施の形態3では、上流側への走行のみを行う構成としている。また走行駆動装置37を駆動する走行制御を、図8における「戻り制御」と「停止制御」のみを実行するように構成している。
【0057】
また実施の形態2と同様に、本体36の水平板34に、図12に示すように、集品容器20に作用するアーム(作用部材の一例)71を設け、集品容器20がアーム71に作用することにより、移動装置33は集品容器20とともにフリーローラコンベヤ21に沿って移動され、集品容器20に追従して移動されるように構成されている。またアーム71は、水平板34に垂直な位置から水平板34と同じ高さまで回動し、その高さを維持できるように構成されている。
【0058】
このような構成によれば、各ピッキングゾーンZでは、集品容器20が送られてくると、作業者は、上流の集品容器20位置まで戻った(後述する)移動装置33のアーム71を卸し、集品容器20の下流側側面に接触させる。そして、実施の形態1と同様に、作業者はピッキング作業および検品作業を実行し、集品容器20を下流側へ押すと、アーム71を介して移動装置33が押されて移動し、移動装置33が集品容器20に追従する。そして、作業者は、ピッキング作業が終了すると、アーム71を水平板34と同じ高さまで戻して、集品容器20を下流のピッキングゾーンZに移動させ、続いて終了押釦スイッチ43を操作する。すると、走行駆動装置37が駆動されて移動装置33は上流側へ高速で走行され(高速後進され)、上流側の2つの光電スイッチ45,46がともにオンすると、高速から低速へ減速され(低速後進され)、内方の光電スイッチ46,47がともにオンの状態となると、走行駆動装置37が停止され、上流に位置する集品容器20位置に停止される。また移動装置33を上流側へ高速で移動させ、所定時間T(本体36がピッキングゾーンZの入口へ到達する時間)より一定時間α前となると、上流側の2つの光電スイッチ45,46がオン(集品容器20を検出)とならなくても、この時点で高速から低速へ減速され、所定時間Tとなると、走行駆動装置37が停止され、本体36はピッキングゾーンZの入口(定位置)に停止される。
【0059】
以上のように本実施の形態3によれば、ピッキング作業時には、作業者がピッキング作業に伴ってフリーローラコンベヤ21に沿って集品容器20を移動させると、検知装置Kの移動装置33は集品容器20の位置に追従して駆動され、検知装置Kの移動装置33が集品容器20とともに移動することにより、作業者は、常に最適な、集品容器20へ物品4を投入する位置において検品作業を実行でき、作業効率を改善することができる。さらにピッキングゾーンZにおけるピッキング作業が終了すると、検知装置Kの移動装置33はフリーローラコンベヤ21に沿って上流へ向けて駆動され、ピッキングゾーンZ内の上流から送られてきた集品容器20位置または定位置で停止されることにより、作業者が検知装置Kの移動装置33をピッキング作業終了毎に、上流に戻す必要がなくなり、作業者の負担を軽減することができる。
【0060】
なお、本実施の形態1または2または3では、検品手段である移動装置33を集品容器20に追従させているが、逆に移動装置33に集品容器20を追従させるようにすることもできる。
【0061】
このとき、上記実施の形態1または3に示した、光電スイッチ45,46,47,48を備えた移動装置33の場合、走行駆動手段を外した構成とし(単に走行レール32に案内されて移動される、光電スイッチ45,46,47,48付き移動装置とし)、また各ピッキングゾーンZ毎にそれぞれ、フリーローラコンベヤ21に代えて、ローラ駆動コンベヤまたはアキュムレーションコンベヤを設け、外方の光電スイッチ45,48により移動装置33の移動方向を検出し、内方の2つの光電スイッチ46,47がともにオン(集品容器20を検出)の状態となるようにローラ駆動コンベヤまたはアキュムレーションコンベヤを駆動させる。これにより、作業者が手動で移動装置22を移動させたことを光電スイッチ45,46,47,48で検出して集品容器20を移動させることができ、移動装置33に集品容器20を追従させることができる。
【0062】
また上記実施の形態2に示したアーム71を設けた移動装置33の場合、移動装置33のアーム71を集品容器20に作用することにより、移動装置33の移動に伴なって集品容器20を移動させる。これにより、移動装置33に集品容器20を追従させることができる。
【0063】
また本実施の形態1または2または3では、ピッキング棚1を一定経路であるフリーローラコンベヤ21に沿って配置しているが、必ずしも沿って配置する必要はなく、ピッキングゾーンZが一定経路に沿って配置されていればよい。すなわち、複数の物品収納部6の向きが必ずしもフリーローラコンベヤ21に正対している必要はない。またピッキング棚1を流動棚により構成しているが、必ずしも流動棚である必要はなく、収納容器5が移動しない一般棚(固定棚)を使用するようにすることもできる。
【0064】
また本実施の形態1または2または3では、移動装置33に固定式の第2バーコードリーダ38を備えているが、この第2バーコードリーダ38は固定式に限る必要はなく、コード式(ハンディタイプ)のバーコードリーダであってもよい。
【0065】
また本実施の形態1または2または3では、各ピッキングゾーンZに配置されるラベルプリンタ42を移動装置33に設けているが、各ピッキングゾーンZの下流端部などに固定・配置してもよい。また集品容器投入エリアCにおけるラベルプリンタ26はラベル25を自動で直接、集品容器20へ貼りつける自動貼付タイプとすることもできる。
【0066】
また本実施の形態1または2または3では、各ピッキングゾーンZの入口にそれぞれ第1バーコードリーダ31を配置し、集品容器20のラベル25のバーコードを読取り、集品容器20を店舗(集品別)に対応させているが、店舗に割り当てた集品容器20が送られる順序が予め設定されているとき、第1バーコードリーダ31に代えて、各ピッキングゾーンZの入口にそれぞれ集品容器20が送られてきたことを検出する光電スイッチを設け、この光電スイッチにより検出される集品容器20の台数をカウントすることにより、ピッキングゾーンZの入口の集品容器20を店舗に対応させるようにしてもよい。
【0067】
また本実施の形態1または2または3では、仕分け(集品)を店舗毎に行っているが、複数の店舗でまとめて、あるいは方面別、アイテム別、搬送トラック別などにより行ってもよい。また一集品容器20を一店舗に対応させているが、複数の集品容器20を一店舗に対応させ、複数の集品容器20に、一店舗の物品4を集品させるようにすることもできる。
【0068】
また本実施の形態1または2または3では、一定経路としてフリーローラコンベヤ21を使用しているが、集品容器20をフリー状態で移動できるものであればよい。
【0069】
また本実施の形態1または2または3では、ローラ駆動コンベヤ22により満了となった集品容器20を搬送しているが、必ずしもローラ駆動コンベヤ22に限ることはなく、台車などで搬送するようにすることもできる。
【0070】
また本実施の形態1または2または3では、集品容器20としてダンボールを使用しているが、バケットやケースやコンテナや折畳み可能なコンテナ(オリコン)など、あるいは蓋付きのもの(封函可能なもの)を使用するようにしてもよい。
【0071】
また本実施の形態1では、ピッキング終了時に自動で移動装置33を一定経路上流の集品容器20位置または定位置まで戻す戻し制御を実行しているが、この戻しの制御を自動で実行せずに、作業者が押して戻すようにすることもできる(追従制御は実行する)。
【0072】
また本実施の形態1または3では、終了押釦スイッチ43を操作することにより、移動装置33を上流に走行させているが、集品容器20へのピッキング作業が終了したこと、すなわち集品容器20が下流のピッキングゾーンZへ移動されたことを、光電スイッチ45,46,47,48が全てオフとなったことを検出することにより、移動装置33を上流に走行させるようにしてもよい。
【0073】
また上記本実施の形態2または3では、アーム71を移動装置33側に設けているが、集品容器20にこのアーム71に相当する折畳み自在なアームを取付け、このアームを延ばして移動装置33に作用させることにより移動装置33を集品容器20に追従させて移動させるようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、作業者が一定経路に沿って集品容器を移動させると、検品手段は集品容器の位置に追従して駆動され、検品手段が集品容器とともに移動されることにより、作業者は、常に最適な、集品容器へ物品を投入する位置において検品作業を実行することができる。また入力手段により集品容器へ投入する物品の情報が入力されると、この物品がピッキング作業領域内でピッキングされる物品かどうかの判断、すなわち検品が実行されることにより、ピッキング時にピッキングミスが発見され、よってピッキングミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるピッキング設備の概略配置図である。
【図2】同ピッキング設備のピッキング棚の要部斜視図である。
【図3】同ピッキング設備の検品装置の斜視図である。
【図4】同ピッキング設備の制御構成図である。
【図5】同ピッキング設備の注文データ、ラベルデータ、仕分けデータの説明図である。
【図6】同ピッキング設備のコントローラの検品制御を説明するフローチャートである。
【図7】同ピッキング設備のタッチパネルディスプレイの表示画面図である。
【図8】同ピッキング設備のコントローラの走行制御のブロック図である。
【図9】同ピッキング設備の検品装置の追従走行制御時の説明図である。
【図10】同ピッキング設備の検品装置の戻し走行制御の説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態におけるピッキング設備の検品装置の説明図である。
【図12】本発明の他の実施の形態におけるピッキング設備の検品装置の説明図である。
【符号の説明】
1 ピッキング棚
4 物品
5 収納容器
6 物品収納部
11 ピッキング表示器
15 ゾーン表示/完了ボタン
20 集品容器
21 フリーローラコンベヤ
22 ローラ駆動コンベヤ
26,42 ラベルプリンタ
31,38 バーコードリーダ
32 走行レール
33 移動装置
34 水平板
37 走行駆動装置
39 タッチパネルディスプレイ
40 コントローラ
43 終了押釦スイッチ
45,46,47,48 光電スイッチ
61 ピッキング用コントローラ
71 作用部材
A ストレージライン
B 集品ライン
C 集品容器投入エリア
D 出荷エリア
K 検品装置
Z ピッキングゾーン

Claims (3)

  1. 物品が収納された複数の物品収納部からなるピッキング作業領域を複数備え、
    集品別の集品容器を、前記複数のピッキング作業領域に沿った一定経路を作業者が移動させながら、この集品容器に、前記各ピッキング作業領域の物品収納部からピッキングされた物品の集品を順に行うピッキング設備であって、
    前記各ピッキング作業領域毎にそれぞれ前記一定経路に沿って、前記集品容器に追従可能な検品手段を設け、
    前記各検品手段はそれぞれ、
    前記一定経路に沿って移動自在な本体と、
    前記一定経路に沿って前記本体を走行させる走行駆動手段
    を備え、
    前記各検品手段の本体にそれぞれ、
    前記集品容器へ投入する物品の特有の情報を入力する入力手段
    前記一定経路の上方に位置するように設け、
    前記各検品手段の本体にそれぞれ、
    前記入力手段により入力された前記物品の特有の情報により、この物品がピッキング作業領域内でピッキングされる物品か否かの判断を行う判断手段と、
    追従する前記集品容器に対して集品容器の上流側端部の外方と内方に位置する一対の光電スイッチ、および集品容器の下流側端部の内方と外方に位置する一対の光電スイッチからなる、前記集品容器に追従させるための検出手段
    を設け、
    前記走行駆動手段は、前記検出手段の光電スイッチのオン・オフの状態により一定経路上の前記集品容器の位置に追従して駆動されること
    を特徴とするピッキング設備。
  2. 前記走行駆動手段は、前記一定経路上の前記集品容器の位置に追従して駆動され、前記ピッキング作業領域における作業が終了すると、前記集品容器が移動されてくる一定経路上流へ向けて駆動され、前記一定経路上流の前記ピッキング作業領域内の集品容器位置または定位置で停止されること
    を特徴とする請求項1に記載のピッキング設備。
  3. 前記各検品手段の本体にそれぞれ、ピッキング作業領域に位置する前記集品容器と同一の集品容器を特定する情報が表示され、集品された物品で満了となった集品容器とは別に用意される補充用の集品容器に取付けられる表示手段を発行する発行手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のピッキング設備。
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