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JP4109870B2 - 画像出力システム - Google Patents
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やレーザプリンタなどの画像出力装置を複数ネットワーク接続した画像出力システムに関し、特にシステム全体での省エネルギーを図りつつ、画像出力における作業効率の低下を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機等の画像出力装置は、近年のデジタル化に伴い、複写機に備えられるスキャナ、プリンタを使用してファクシミリ送受信を行ったり、PDL(Page Description Language)プリンタ等、複数の機能を合わせ持つ複合機が実用化されてきている。
【0003】
上述した複写機は、複写機機能、ファクシミリ機能、PDLプリント機能、スキャナ機能等の単機能だけでなく、例えばPDL展開画像をファクシミリ送信するといった複数の機能間でも動作可能となるように構成されている。さらに、複写機をLAN経由で接続することにより、コンピュータ装置等でも複写機の機能を利用できるように構成されている。
【0004】
このように、複写機のスキャナ、プリンタを使用して、複数の機能拡張が容易に、また、性能良く実現できるように、入力画像を一時的にページメモリやハードディスク等の記憶媒体に格納し、記憶媒体から画像出力するよう構成したものも提案されている。
【0005】
また、上述した複写機の複合化の一方において、エナジースター規格の制定等、装置が使用されていない場合の省エネルギーヘの対応が強く望まれている。
【0006】
上述した要望に対して、従来では、複合機が使用されない状態で所定時間経過した後に自動的に複写機の有する定着器等の消費電力の大きい部分に対する通電の一部をカットしたり、複写機の電源を遮断する等して装置の省電力化を図っていた。例えば、一般に電子写真方式のプリンタ、複写機等の画像出力装置においては、感光体ドラムに出力されたトナー像を記録シート上に転写し、この記録シートをヒータが内蔵された定着ローラによって例えば170℃程度の定着温度で加熱しながら加圧して定着されるが、一連のプリント終了後においても、常時定着ローラの表面を定着温度に保持し、すぐにプリントできる状態で待機させておくと、そのために多くの電力が無駄に消費されることになる。
【0007】
そこで、各画像出力装置においてプリント動作が行なわれない状態が所定の時間(例えば1分)継続すると、例えば定着ローラを60℃程度に予熱するようにヒータへの給電量を低減したり、あるいはヒータへの給電を停止するといった低電力モードへと画像出力装置を移行し、装置内での省エネルギー対策を図るようになっている。
【0008】
なお、上記プリント動作を即時に実行できる状態で待機しているモードを以下「待機モード」といい、上記プリント動作が行われない状態のうち給電量が低減している状態を「低電力モード」、また給電が行なわれていない状態を「オフモード」、低電力モードもしくはオフモードから待機モードへ復帰するまでの時間を「復帰時間」という。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、システム内に複数の画像出力装置がある場合、その全てが待機モードにある場合、待機モードは通常低電力モードや、オフモードよりも大きな電力を要し、また待機モードの時間は実際のコピーに要する時間よりも長めに設定される場合が多いため、システム全体として大きな電力量を要してしまう。このため、システム全体としては、1画像出力あたりに必要な電力コストが大きくなってしまうという問題があった。
【0010】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、システム内にある画像出力手段のなかで待機モードにあるものの総電力量を所定量に制限し、システム全体としての電力消費を効率よく節減することができる画像出力システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための構成は、画像出力を実行できる状態で待機している待機モードと、前記待機モードよりも消費電力の低い低電力モードと、電力供給が行われていないオフモードのいずれかのモードになる複数の画像出力装置と、前記複数の画像出力装置とネットワーク接続される制御手段を有する画像出力システムにおいて、前記制御手段は、前記画像出力システム内で画像出力を行っていない画像出力装置のうち、待機時総電力量が所定量以内になるように画像出力装置を待機モードにし、それ以外の画像出力装置を低電力モード又はオフモードにする制御を行うことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】
(参考例)
まず、参考例を、一般的なデジタル複写機(以下、単に「複写機」という。)C1、C2の2台と、レーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)L1、L2、L3の3台の計5台で構成した画像出力システムを例にして図1〜図2を用いて説明する。
【0016】
図1は本参考例にかかる画像出力システムの全体構成を示すブロック図である。画像出力システムはホスト装置10と印刷管理装置20aと複写機C1、C2及びプリンタL1〜L3とにより構成され、ホスト装置10と印刷管理装置20aとは、ネットワーク50を介して接続されている。
【0017】
ホスト装置10はネットワーク環境下に接続され、図示されないキーボード等により構成されるデータ入力部及び液晶表示部が配設されている。このホスト装置10にはワープロ等の機能が搭載されており、ユーザによるデータ入力により文章等の作成が可能である。
【0018】
印刷管理装置20aは、ネットワーク50を介してホスト装置10と接続され、複写機C1、C2およびプリンタL1〜L2に接続され、ホスト装置10、あるいは複写機、プリンタとのデータ送受信、あるいは一時的なデータ格納が可能で、かつ複数の画像出力装置の状態を常時監視する。
【0019】
印刷管理装置20aは、電力モード監視部21と、電力モード設定部22、電力モード情報格納部23と、データ送受信部24と、印刷データ格納部25とにより構成される。
【0020】
電力モード監視部21は、ネットワーク接続された複写機C1、C2、プリンタL1〜L3のそれぞれの待機モード、低電力モード、オフモード等の電力状態を常時監視し、実際にシステム内で待機状態にある画像出力装置の数をカウントする。電力モード設定部22は、接続される各画像出力装置に対し、待機モードにはいることを禁止したり、許可をしたりする命令を与える。電力モード情報格納部23は、各画像出力装置の電力モード監視部21で確認された待機状態にある画像出力装置の数についての情報を格納する。データ送受信部24は、電力モード設定部22で決定された禁止、許可命令を各画像出力装置に送信する。またホスト装置10から送信される印刷データを受信し、接続される画像出力装置に対して先の印刷データを送信する。印刷データ格納部25は、データ送受信部24で受信された印刷データを格納し、データ送受信部24から複写機C1、C2、プリンタL1〜L3に送信する際には、印刷データ格納部25に格納された印刷データを読み出して送信する。
【0021】
次に図2を用いて複写機C1、プリンタL1に関して詳細な説明をする。なお、複写機C1とC2、プリンタL1とL2,L3はほぼ同じ構成であるため、複写機C1とプリンタL1の説明にとどめ、他は省略する。
【0022】
複写機C1は、大きく分けて、原稿画像を読み取る画像読取部31と、画像読取部31で読み取られた画像を静電複写方式で記録シート上に再現するプリンタ部32、操作部33と、I/F部34とを備え、印刷管理装置20aを介して送信された文章等の画像データを印刷データ情報に基づいて記録紙等の出力媒体に印字させる。
【0023】
画像読取部31は、不図示のプラテン上に載置された原稿画像を光学的に読み取るスキャナ31aと、スキャナ31aの上部に後方へ開閉可能に設けられ、閉状態においてセットされた原稿を1枚ずつ上記プラテン上に自動搬送する原稿自動搬送部31bとからなる。
【0024】
原稿自動搬送部31bは、原稿給紙トレイ311にセットされた原稿を1枚ずつ原稿給紙ローラにより繰り出し、繰り出された原稿を原稿搬送ベルトによってプラテンガラス上の読取位置まで搬送し、読取後再び当該原稿を搬送ベルトによって原稿排紙トレイ312に排出し、原稿給紙トレイ311にセットされた原稿がなくなるまで原稿自動送りを継続する構成となっている。スキャナ31aは、原稿をライン状に照射する露光ランプや、露光ランプを副走査方向に移動させるスライダー、原稿で反射された反射光を受光するCCDセンサなどを備えている。露光ランプで照射された原稿の画像は、CCDセンサで光電変換されて電気信号となって制御装置36に送られ、この制御装置36の内部に設けられた画像メモリに一旦格納された後、必要に応じて読み出され、プリンタ部32のレーザダイオード駆動信号として出力される。
【0025】
プリンタ部32は、感光体ドラム320を中心にして、その表面を露光走査する露光部や、露光された画像を顕像化して記録シート上に再現する作像部32a、搬送部32b、定着装置35などからなる。露光部は、制御装置36から出力された駆動信号によりレーザダイオードから出射される光ビームを変調する。この光ビームは、定速回転されるポリゴンミラーのミラー面で反射されることにより偏向され、感光体ドラム320表面を露光走査する。作像部32aは、感光体ドラム320の周囲に配設される帯電チャージャ321、現像器322、転写ローラ323などを備えており、周知の電子写真の技術により感光体ドラム320表面にトナー画像を形成し、これを給紙トレイや手差しトレイから搬送部32bを介して搬送されてくる記録シートに転写する。トナー画像が転写された記録シートは、定着装置35まで搬送され、内部にヒータ351を備えサーミスタ352により一定温度に保たれた定着ローラ353と加圧ローラ354とで加熱圧接されることによりトナーが定着される。
【0026】
スキャナ31aの手前側上部の操作しやすい位置には、操作者が各種のプリントモードなどを設定するための操作部33が設けられており、この操作部33には、プリント部数やプリント倍率を入力するためのテンキーや、プリント動作を開始させるためのスタートキー、設定されたプリントモードを表示するための表示部などを入力することができるようになっている。
【0027】
一方プリンタL1は、複写機C1のプリンタ部32と同構成のプリンタ部42などを備えている。プリンタ部42は、感光体ドラム420を中心にして、その表面を露光走査する露光部や、露光された画像を顕像化して記録シート上に再現する作像部42a、搬送部42b、定着装置45、及び制御装置46とI/F部44などからなる。露光部は、ホスト装置10より送られる画像データをケーブルを介して受信し、制御装置46から出力された駆動信号によりレーザダイオードから出射される光ビームを変調する。この光ビームは、定速回転されるポリゴンミラーのミラー面で反射されることにより偏向され、感光体ドラム420表面を露光走査する。作像部42aは、感光体ドラム420の周囲に配設される帯電ローラ421、現像器422、転写ローラ423などを備えており、周知の電子写真の技術により感光体ドラム420表面にトナー画像を形成し、これを給紙トレイや手差しトレイから搬送部42bを介して搬送されてくる記録シートに転写する。トナー画像が転写された記録シートは、定着装置45まで搬送され、内部にヒータ451を備えサーミスタ452により温調された定着ローラ453と加圧ローラ454とで加熱圧接されることによりトナーが定着される。
【0028】
プリンタ部42の手前側上部の操作しやすい位置には、操作者が各種のプリントモードなどを設定するための操作部が設けられており、この操作部には、画像データが受信できるオンライン状態と、受信できないオフライン状態を切り換えるオンラインキーや、オフライン状態でテスト印刷を行うテスト印刷キー、設定されたプリントモードを表示するための表示部を入力することができるようになっている。
【0029】
次に、印刷管理装置20aの制御動作について説明する。本参考例においては各画像出力装置の電力モードを設定する際に印刷管理装置20が行なう電力モード設定処理に関して説明する。
【0030】
まず、電力モード監視部21にて常時ネットワーク内の画像出力装置の電力モードを監視し、その情報を電力モード情報格納部23に格納しておく。
【0031】
次に、電力モード設定処理に入る。印刷管理装置20aにおける電力モード設定処理は図3のようなフローチャートで説明される。電力モード設定部22は電力モード情報格納部23に格納された情報から、ネットワーク内に待機モードにあるものがあるか否かを判断する(S201)。ある場合はその画像出力装置の数をカウントする(S202)。
【0032】
そのカウント数nが、所定数N(例えばN=2)以内である場合は、現在待機状態でない他の画像出力装置に対して、待機状態入り許可の信号を送信する(S203、S204)。
【0033】
この場合、プリントを行っていない画像出力装置は待機状態に入ることができる。
【0034】
カウント数nが所定数Nを超えた場合は、プリント中や低電力モード、オフモード等の待機状態にない各画像出力装置に対して、待機状態に入ることを禁止する(S205)。この状態のとき、プリントを終了した画像出力装置がある場合には、その画像出力装置は待機状態に入らずに直ちに低電力モードもしくはオフモードに入る。
【0035】
以上のような処理を繰り返すことで、画像形成システム内の所定量の画像出力装置は待機モードに維持されるので、システム全体としての節電を図ることができる。また、プリントを行いたいときにウォーミングアップ待ちすることなくすぐにプリントすることができる。
【0036】
(実施例)
次に図3〜図4を用いて、本発明の実施例について説明する。なお、図中前述した参考例のものと同一のものに関しては同一番号を付して説明を省略する。図4は本実施例である画像出力システムの全体構成を示すブロック図である。
【0037】
印刷管理装置20bは、待機時電力監視部51と、電力モード設定部22と、待機時電力情報格納部53と、データ送受信部24、印刷データ格納部25とにより構成される。
【0038】
待機時電力監視部51は、ネットワーク接続された各複写機C1〜C2、及びプリンタL1〜L3のそれぞれの待機時の電力を常時監視積算し、システム全体の総電力を算出する機能を持つ。待機時電力情報格納部53は、待機時電力監視部51で積算されたシステムの総電力に関する情報を格納する。電力モード設定部22は、その情報に基づき、総電力量が所定量以内の場合は、各画像出力装置に対して、待機許可の信号をデータ送受信部24を介して与える(S302)。
【0039】
総電力量が所定量を超えると、各画像出力装置に対し、待機禁止命令を発信する(S303)。
【0040】
本実施例において、制限するのが画像出力装置の台数でなく総電力量であるため、例えば待機時電力の小さいものを優先的に待機モードにさせるようにすれば、より多くの画像出力装置を待機状態にできるので、画像出力装置の選択性が増し、利便性が向上する。
【0041】
また、低電力モードもしくはオフモードから待機モードに移行するまでが短いものを優先的に待機禁止にすることでも利便性を向上することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、請求項1記載の発明によれば、システム内の待機時電力の総量を制限するため、システムとしての低消費電力化に貢献する。
そして、請求項2に記載の発明のように、待機時電力の小さい画像出力装置を優先的に待機モードにする制御を行うことで、待機時状態にある画像出力装置の数を増やすことができ、利便性が向上する。
また、請求項3に記載の発明のように、低電力モードもしくはオフモードから待機モードへ復帰するまでの時間が短い画像出力装置を優先的に待機禁止にする制御を行うことでも利便性が向上する。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例の画像出力システムの概略を示すブロック図である。
【図2】 参考例の画像出力システムの各画像出力装置の概略す断面図である。
【図3】 参考例の画像出力システムの電力モード設定処理サブルーチンを示すフローシートである。
【図4】 実施例の画像出力システムの概略を示すブロック図である。
【図5】 実施例の画像出力システムのプリント選択処理サブルーチンを示すフローシートである。
【符号の説明】
C1、C2 デジタル複写機(画像出力装置)
L1、L2、L3 レーザビームプリンタ(画像出力装置)
31 画像読取部
32、42 プリンタ部
320、420 感光体ドラム
321、422 帯電装置
322、422 現像装置
323、423 転写装置
33 操作部
34、44 I/F部
35、45 定着器
351、451 ヒータ
352、452 サーミスタ
353、453 定着ローラ
354、454 加圧ローラ
36、46 制御装置
37、47 比較装置
50 ネットワーク(ケーブル)
10 ホスト装置
20a、20b 印刷管理装置
21 電力モード監視部
22 電力モード設定部
23 電力モード情報格納部
24 データ送受信部
25 印刷データ格納部
51 待機時電力監視部
53 待機時電力情報格納部

Claims (3)

  1. 画像出力を実行できる状態で待機している待機モードと、前記待機モードよりも消費電力の低い低電力モードと、電力供給が行われていないオフモードのいずれかのモードになる複数の画像出力装置と、前記複数の画像出力装置とネットワーク接続される制御手段を有する画像出力システムにおいて、
    前記制御手段は、前記画像出力システム内で画像出力を行っていない画像出力装置のうち、待機時総電力量が所定量以内になるように画像出力装置を待機モードにし、それ以外の画像出力装置を低電力モード又はオフモードにする制御を行うことを特徴とする画像出力システム。
  2. 前記制御手段は、待機時電力の小さい画像出力装置を優先的に待機モードにする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像出力システム。
  3. 前記制御手段は、低電力モードもしくはオフモードから待機モードへ復帰するまでの時間が短い画像出力装置を優先的に待機禁止にする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像出力システム。
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