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JP4112145B2 - 警報装置 - Google Patents
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JP4112145B2 - 警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機能的に重要度の高い警報入力に対し、他の警報入力に優先させてリアルタイムで警報表示できるようにした警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、特開平3−276836号公報に開示された従来の警報装置の構成を示す回路図である。図において、1,3…は個別表示ランプ、2は個別表示ランプ1に対応した異状判断スイッチ、4は個別表示ランプ3に対応した異状判断スイッチ、5は個別表示ランプ1,3…と異状判断スイッチ2,4…などを有した個別警報表示手段である。6はコントロールユニット、7は統一表示ランプ、8はコントロールユニット6と統一表示ランプ7などを有した統一警報表示手段である。
【0003】
個別表示ランプ1,3…はA/T異状警報、半ドア警報、ウオッシャ液量警報、燃料残量警報、ヘッドランプ断線警報、ストップランプ断線警報、テールランプ断線警報、バッテリ系統異状警報などにそれぞれ対応した警報表示を行うものであり、また、異状判断スイッチ2,4…は、前記各個別表示ランプ1,3…で行う警報表示のオン、オフを制御するものである。
【0004】
次に動作について説明する。
例えば、「ウオッシャ液量警報」により異状判断スイッチ2がオンとなると、この異状判断スイッチ2に対応した個別表示ランプ1が点灯する。また、これと同時に個別表示ランプの一つが点灯したことをコントロールユニット6が検知し、統一表示ランプ7を第1表示状態で点灯させる。この結果、乗員はフロントウィンドウガラスの内側面に映し出された統一表示ランプ7の第1表示状態を認識して何らかの異状が発生したことを知ることが出来る。
【0005】
また、統一表示ランプ7が前記第1表示状態にあるときに、さらに別の異状、例えば「燃料残量警報」により異状判断スイッチ4がオンとなると、この異状判断スイッチ4に対応した個別表示ランプ3が点灯する。この結果、コントロールユニット6はさらに別の個別表示ランプが点灯したことを検知し、統一表示ランプ7を第2表示状態で点灯させる。この結果、乗員はフロントウィンドウガラスの内側面に映し出された統一表示ランプ7の第2表示状態を認識し、さらに別の何らかの異状が発生したことを知ることが出来る。
【0006】
この警報装置では、複数の個別表示ランプが必要となり、コストおよび消費電力の増大を招くという問題点がある。
【0007】
一方、このような警報装置が自動車の運転システムに適用される場合、この自動車の運転システムにおいてはフューエルインジェクション(以下、FIという)、いわゆる電子燃料噴射装置用のコントロールユニットなどは機能的に重要度が高く自己診断を行う必要があり、このような機能的に重要度が高い電子燃料噴射装置用のコントロールユニットなどの装置についての特定の警報表示や前記自己診断結果の表示は他の警報入力に優先させて表示させたいという要求がある
【0008】
このような要求に対応する手段として通常一般的に考えられるのは、図7に示すような構成を有した警報装置である。図7において、9はFIについての警報信号、オイルの液量についての警報信号、水温についての警報信号などを表示制御回路へ取り込むためのインタフェース、10は例えばマイクロコンピュータなどにより構成された前記表示制御回路、17はLCDを駆動するためのドライバ、18は前記LCD、19はFIについての警報信号、オイルの液量についての警報信号、水温についての警報信号などに応じた警告表示を行う例えばLED警告灯を備えたLED警告灯駆動回路である。
【0009】
次に、この警報装置についての動作を説明する。
この警報装置では、表示制御回路10は、インタフェース9を介して送られてくるFIについての警報信号、オイルの液量についての警報信号、水温についての警報信号のうちのいずれの警報信号がオンとなっているのかを、あらかじめ組み込まれている制御プログラムにより判定し、この判定結果に応じてLED警告灯駆動回路19のLED警告灯を駆動し点灯させると共に、LCD18を駆動するドライバ17を介しLCD18に警報表示を行う。
この場合、機能的に重要度が高いFIについての特定の警報信号や自己診断結果の表示については他の警報信号に優先させ、LED警告灯を駆動し点灯させることも可能である。また、自己診断結果の表示についてはLCD18において表示させることも可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の警報装置は以上のように構成されているので、前記前者の警報装置においては、個別表示ランプが複数必要となるため、コストおよび消費電力の増大を招き、さらに電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニットなどの機能的に重要度が高く自己診断を行う装置における警報信号や自己診断結果を優先させて表示させたいという要求に対応できない課題があった。
【0011】
また、後者の警報装置のように電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニットなどの機能的に重要度が高く自己診断を行う装置における警報信号や自己診断結果を優先させて表示させる場合、FIについての警報信号、オイルの液量についての警報信号、水温についての警報信号のいずれの警報信号がオンとなっているのかを、あらかじめ組み込まれている制御プログラムにより判定する必要があり、この際問題となる各警報信号のチャタリングによる影響を排除するため、各警報信号取り込み時に例えばタイマなどによるチャタリング回避処理を施す必要が生じ、このチャタリング回避処理時間により前記各警報信号、特に前記機能的に重要度の高いFIについての警報信号についてのLED警告灯の表示タイミングに遅れが生じ、このような機能的に重要度の高い警報信号についてリアルタイムで表示できないことは問題であるという課題があった。
【0012】
また、後者の警報装置において、機能的に重要度が高いFIコントロールユニットなどの自己診断結果をLCDにおいて表示させる場合、表示制御回路に専用ポートを増設する必要が生じ、実装スペースおよびコストの点で不利となる課題があった。
【0013】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、コストおよび消費電力の増大を回避し、また、機能的に重要度が高く、他の警報入力に優先させて警報表示をさせたい特定の警報入力に対する警報表示や自己診断結果の表示をリアルタイムで行うことが可能な警報装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る警報装置は、複数の異なる警報内容を有した各警報信号をもとに駆動可能な単一の警告表示器と、前記複数の各警報信号のうちで機能的に重要度の高い警報信号により前記警告表示器を直接駆動するための警告表示器直接駆動手段と、該警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動しているときの前記警告表示器への駆動出力を禁止する一方、前記警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動していないときの、前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた前記警告表示器への駆動出力を、前記複数の警報信号をもとに制御する警告表示器駆動制御手段とを備えるようにしたものである。
【0015】
この発明に係る警報装置は、機能的に重要度の高い警報信号に対応する、機能的に重要度の高い装置において自己診断中であることを示す出力により、警告表示器直接駆動手段が警告表示器を直接駆動する構成を備えるようにしたものである。
【0016】
この発明に係る警報装置は、機能的に重要度の高い警報信号、または機能的に重要度の高い装置における自己診断結果についての出力により警告表示器を直接駆動するための第1のスイッチング素子を警告表示器直接駆動手段が有し、警告表示器駆動制御手段は、前記第1のスイッチング素子に並列接続した第2のスイッチング素子を有し、前記第1のスイッチング素子により直接駆動されていない前記警告表示器の制御を、複数の警報信号をもとに前記第2のスイッチング素子を制御することで行うようにしたものである。
【0017】
この発明に係る警報装置は、機能的に重要度の高い警報信号、および前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた液晶表示による警告表示を行うLCD警告表示手段を備えるようにしたものである。
【0018】
この発明に係る警報装置は、電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニットについての警報信号を機能的に重要度の高い警報信号としたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1の警報装置の構成を示す回路図であり、以下の説明では、自動二輪車の運転システムに適用した場合の警報装置について説明する。図において、11は異状を検出すると警報信号を出力するフューエルインジェクション(以下、FIという)、いわゆる電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニット、12はFIコントロールユニット11の出力する警報信号を後述するトランジスタ(警告表示器直接駆動手段,第1のスイッチング素子)14Cと表示制御回路16へ入力するためのインタフェース、14AはLED警告灯(単一の警告表示器)、14BはLED警告灯14Aの電流制限抵抗、14Cはインタフェース12の出力によりLED警告灯14Aを直接駆動するためのトランジスタ、14Dは表示制御回路(警告表示器駆動制御手段,LCD警告表示手段)16の出力によりLED警告灯14Aを駆動するためのトランジスタ(第2のスイッチング素子,警告表示器駆動制御手段)である。トランジスタ14Cとトランジスタ14Dは互いに並列に接続され、かつLED警告灯14Aに対し直列に接続されている。符号14はLED警告灯14A、電流制限抵抗14B、トランジスタ14C,14Dなどを有したLED警告灯駆動回路を示す。
【0020】
15はオイルの液量についての警報信号と、水温を示す信号のA/D変換結果をもとに生成された警報信号とを表示制御回路16へ入力するためのインタフェース、16は例えばCPUにより構成された表示制御回路である。17は液晶表示器(以下、LCDという)を駆動するためのドライバ回路(LCD警告表示手段)、18は前記LCD(LCD警告表示手段)である。
【0021】
図2は、この実施の形態1の警報装置を自動二輪車の運転システムに適用したときの、図1に示したLED警告灯14Aなどを備えた自動二輪車の計器パネルの平面図であり、図2において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図において、21は液晶表示によるFI、オイルの液量、水温の温度などについての警告表示部、22は同様に速度表示部、23は現在までの総走行距離表示部(オドメータ)、24はトリップメータ表示部、25は時刻表示部である。31はターンシグナル表示部、32はニュートラルインジケータ、33はハイビームインジケータである。41は水温を表示するディジタル表示部、42はエンジン回転計である。
【0022】
次に、動作について説明する。
図3は、この実施の形態1の警報装置の表示制御回路16におけるLED警告灯出力についてまとめたものであり、FIについての警報信号と、オイルの液量についての警報信号と、水温の異状を示す警報信号に対し、表示制御回路16からトランジスタ14Dのベース端子へ与えられるLED警告灯出力について示しており、オンの場合が前記各警報信号ありの状態、または前記LED警告灯出力ありの状態とし、またオフの場合が前記各警報信号なしの状態、または前記LED警告灯出力なしの状態である。
【0023】
また、図4は、この実施の形態1の警報装置における各警報信号とLCD表示出力とLED警告灯出力を示すタイミングチャートであり、インタフェース12を介してFIコントロールユニット11から表示制御回路16へ入力されるFIについての警報信号であるオン/オフ入力(FI入力)と、該FIについての警報信号に対しチャタリング排除処理を行なった結果を示すFIチャタ結果と、FIについての前記警告表示部21に対する警告用のLCD表示出力(FI LCD)についての波形図を示す。
【0024】
また、前記オイルの液量についての警報信号に対しチャタリング排除処理を行なった結果を示すOILチャタ結果と、前記警告表示部21に対する前記オイルの液量についての警告用のLCD表示出力(OIL LCD)と、前記水温についてのA/D変換結果をもとに生成された警報信号(TEMP A/D結果)と、前記警告表示部21に対する前記水温についての警告用のLCD表示出力(TEMP LCD)と、LED警告灯14Aを駆動するトランジスタ14Dのベース端子へ出力されるドライブ信号(ウォーニングLED出力)と、LED警告灯14Aの点灯状態を示すタイミングチャートである。
【0025】
図5は、この実施の形態1の警報装置の表示制御回路16によるLED警告灯出力などの警報表示出力処理動作を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って動作を説明する。なお、以下の説明では、優先的に表示する警報入力をFIについての警報信号とし、他の警報入力は前記FI以外のオイルの液量や水温についての警報信号とする。
【0026】
先ず、ステップST1において、警報信号の入力が存在しているかを判定する。この結果警報信号の入力があると、続くステップST2において、優先的に表示する警報入力、すなわちFIについての警報信号と、その他の警報入力、すなわち前記オイルの液量や水温についての警報信号が共に存在しているかを判定する。さらにこの結果、前記警報信号両者が共に存在していると、続くステップST3において、FIについての警報信号と前記オイルの液量や水温についての警報信号に基づき表示制御回路16が行うLED警告灯14Aへの表示出力を禁止する。次のステップST4では、FIについての警報信号と前記オイルの液量や水温についての警報信号に基づいた各警告をLCD18の警告表示部21へ表示する。
【0027】
なお、このステップST4におけるLCD18の警告表示部21への表示は、図4のタイミングチャートの“FI LCD”に示すように、FIについての警報信号に対しチャタリング排除処理を行なった結果である、チャタリング排除処理を行う時間だけ遅れた“FIチャタ結果“と同じタイミングで行われる。
【0028】
この場合、LED警告灯14Aは、FIコントロールユニット11から出力されたFIについての警報信号が、インタフェース12を介してトランジスタ14Cへ直接供給されるため、FIについての異状発生をLED警告灯14Aはリアルタイムで点灯表示する。
【0029】
一方、優先的に表示する警報入力、すなわちFIについての警報信号のみ存在する場合、ステップST2からステップST5、さらにステップST6へ進む。このステップST6では、FIについての警報信号に基づいた警告をLCD18の警告表示部21へ表示する。
【0030】
なお、このステップST6におけるLCD18の警告表示部21への表示は、図4のタイミングチャートの“FI LCD”に示すように、FIについての警報信号に対しチャタリング排除処理を行なった結果である、チャタリング排除処理を行う時間だけ遅れた“FIチャタ結果”と同じタイミングで行われる。
【0031】
そして、続くステップST7では、FIについての警報信号に基づき表示制御回路16が行うLED警告灯14Aへの表示出力を禁止する。
【0032】
この場合、LED警告灯14Aは、FIコントロールユニット11から出力されたFIについての警報信号が、インタフェース12を介してトランジスタ14Cへ直接供給されるため、FIについての異状発生をLED警告灯14Aはリアルタイムで点灯表示する。
【0033】
一方また、他の警報入力、すなわち前記オイルの液量や水温についての警報信号のみ存在する場合、ステップST2からステップST5、ステップST8へ進む。このステップST8では、前記オイルの液量や水温についての警報信号に基づいた警告をLCD18の警告表示部21へ表示する。そして、続くステップST9では、前記オイルの液量や水温についての警報信号に基づき表示制御回路16が行う表示出力によりLED警告灯14Aを点灯させる。この結果、図3に示すような表示制御回路16におけるLED警告灯出力が得られる。
【0034】
なお、この場合、オイルの液量や水温についての警報に応じてLED警告灯14Aの点滅パターン、明るさの強弱を変えることで、オイルの液量についての警報であるか、水温についての警報であるかなど、警報の内容を識別できるようにしてもよい。
【0035】
また、FIコントロールユニット11などの機能的に重要度の高い装置については自己診断を行うことになるが、その自己診断結果が例えば所定の点滅パターンで出力される場合、この自己診断結果をインタフェース12を介してトランジスタ14Cが受けることで、LED警告灯14Aにより前記自己診断結果をリアルタイム表示できる。
【0036】
また、従来のようにLCDで自己診断結果を表示させていないため、LCDの入出力ポートの増設は不要であることから、実装スペースおよびコストの点で不利になることもない。
【0037】
以上のように、この実施の形態1によれば、FIなどの機能的に重要度の高い警報信号が発生すると、そのFIについて発生した異状に対しリアルタイムでLED警告灯14Aを駆動できる。さらに、この場合、LED警告灯14Aは、表示制御回路16からLED警告灯14Aへ出力される表示出力によってではなく、前記警報信号によりトランジスタ14Cを介して直接駆動されるため、FIについて発生した異状について、その発生パターンについてもLED警告灯14Aにより忠実に表示できる警報装置が得られる効果がある。
【0038】
また、FIなどの機能的に重要度の高い警報信号が発生した状態で、オイルの液量や水温についての他の警報信号が発生しても、重要度の高い警報信号のみが優先されLED警告灯14Aへ表示されるため、前記重要度の高い警報信号についての警報表示が、前記他の警報信号による警報表示により妨げられたり、混同するなどの弊害がなくなり、ヒューマンインタフェースとしての機能性を向上できる警報装置が得られる効果がある。
【0039】
また、1個のLED警告灯14Aを設ければよいのでコストおよび消費電力を低減できる警報装置が得られる効果がある。
【0040】
また、FIコントロールユニット11が自己診断を行なっている状態あるいは、自己診断結果を例えば所定の点滅パターンで出力する場合、この自己診断中である状態をインタフェース12を介してトランジスタ14Cが受けることで、前記FIコントロールユニット11が自己診断中であることをLED警告灯14Aによりリアルタイムで表示出力でき、さらに前記自己診断の結果の表示のためのポートの増設は必要なく、実装スペースおよびコストの点で有利な警報装置が得られる効果がある。
【0041】
また、表示制御回路16からLED警告灯14Aへ出力される表示出力によってではなく、FIなどの機能的に重要度の高い警報信号がLED警告灯14Aを直接駆動するため、前記警報信号に対し信頼性を向上できる警報装置が得られる効果がある。
【0042】
また、高速なロジックを用いたマイクロコンピュータを用いる必要がなくなり、コスト的にも安価に構成できる警報装置が得られる効果がある。
【0043】
なお、以上の説明では、機能的に重要度が高く優先的に表示する警報入力をFIについての警報信号としたが、エンジンコントロールユニット等の他の警報信号であってもよくFIについての警報信号に限定するものではない。また、自動二輪車の運転システムに適用した場合の警報装置について説明したが、自動二輪車の運転システム以外に適用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、複数の異なる警報内容を有した各警報信号をもとに駆動可能な単一の警告表示器と、前記複数の各警報信号のうちで機能的に重要度の高い警報信号により前記警告表示器を直接駆動するための警告表示器直接駆動手段と、該警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動しているときの前記警告表示器への駆動出力を禁止する一方、該警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動していないときの、前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた前記警告表示器への駆動出力を、前記複数の警報信号をもとに制御する警告表示器駆動制御手段とを備えるように構成したので、警報表示用ランプとして前記単一の警告表示器を用いることが可能であり、警報表示用ランプの数を減らすことでコストおよび消費電力を低減でき、また、機能的に重要度が高く、他の警報入力に優先させたい特定の警報入力に対する警報表示を、他の警報入力に対する警報表示と混同することなく前記警報表示器によりリアルタイムで行える効果がある。
【0045】
この発明によれば、機能的に重要度の高い警報信号に対応する、機能的に重要度の高い装置において自己診断中であることを示す出力により警告表示器を直接駆動するように構成したので、機能的に重要度が高い特定の警報入力に対応した機能的に重要度の高い装置が自己診断中である状態を前記警告表示器でリアルタイムで表示でき、さらに前記機能的に重要度の高い装置の自己診断中である状態またはその自己診断結果を表示するための他の構成要素を増設する必要が無い分、コストの増加を抑制できる効果がある。
【0046】
この発明によれば、機能的に重要度の高い警報信号、または機能的に重要度の高い装置における自己診断結果についての出力により警告表示器を直接駆動するための第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子に並列接続した第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子により直接駆動されていない前記警告表示器の制御を、複数の警報信号をもとに前記第2のスイッチング素子を制御することで行う構成を備えるようにしたので、警報表示用ランプとして前記単一の警告表示器を用いることが可能であり、警報表示用ランプの数を減らすことでコストおよび消費電力を低減でき、また、機能的に重要度が高く、他の警報入力に優先させて警報表示をさせたい特定の警報入力に対する警報表示を、前記他の警報入力による警報表示と混同することなく前記単一の警告表示器でリアルタイムで行える効果がある。
【0047】
この発明によれば、機能的に重要度の高い警報信号、および前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた液晶表示による警告表示を行うLCD警告表示手段を備えるように構成したので、機能的に重要度が高く、他の警報入力に優先させて警報表示をさせたい特定の警報入力に対する警報表示を、前記他の警報入力による警報表示と混同することなく前記単一の警告表示器でリアルタイムで行えるだけでなく、前記各警報入力ごとに個別に前記液晶表示により警告表示を行える効果がある。
【0048】
この発明によれば、電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニットについての警報信号を機能的に重要度の高い警報信号とするように構成したので、前記FIコントロールユニットについての警報入力に対する警報表示をリアルタイムで行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の警報装置の構成を示す回路図である。
【図2】この発明の実施の形態1の警報装置を自動二輪車の運転システムに適用したときの自動二輪車の計器パネルの平面図である。
【図3】この発明の実施の形態1の警報装置の表示制御回路におけるLED警告灯出力についてまとめた説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1の警報装置における各警報信号とLCD表示出力とLED警告灯出力を示すタイミングチャートである。
【図5】この発明の実施の形態1の警報装置の表示制御回路によるLED警告灯出力などの警報表示出力処理動作を示すフローチャートである。
【図6】従来の警報装置の構成を示す回路図である。
【図7】従来の警報装置の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
11 FIコントロールユニット
14A LED警告灯(単一の警告表示器)
14C トランジスタ(警告表示器直接駆動手段,第1のスイッチング素子)
14D トランジスタ(第2のスイッチング素子,警告表示器駆動制御手段)
16 表示制御回路(警告表示器駆動制御手段,LCD警告表示手段)
17 ドライバ回路(LCD警告表示手段)
18 LCD(LCD警告表示手段)

Claims (5)

  1. 複数の異なる警報内容を有した各警報信号をもとに駆動可能な単一の警告表示器と、
    前記複数の各警報信号のうちで機能的に重要度の高い警報信号により前記警告表示器を直接駆動するための警告表示器直接駆動手段と、
    該警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動しているときの前記警告表示器への駆動出力を禁止する一方、前記警告表示器直接駆動手段が前記警告表示器を直接駆動していないときの、前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた前記警告表示器への駆動出力を前記複数の警報信号をもとに制御する警告表示器駆動制御手段と、
    を備えていることを特徴とする警報装置。
  2. 警告表示器直接駆動手段は、
    機能的に重要度の高い警報信号に対応する、機能的に重要度の高い装置において自己診断中であることを示す出力により警告表示器を直接駆動することを特徴とする請求項1記載の警報装置。
  3. 警告表示器直接駆動手段は、
    機能的に重要度の高い警報信号、または機能的に重要度の高い装置において自己診断中であることを示す出力により警告表示器を直接駆動するための第1のスイッチング素子を有し、
    警告表示器駆動制御手段は、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続した第2のスイッチング素子を有し、前記第1のスイッチング素子により直接駆動されていない前記警告表示器の制御を、複数の警報信号をもとに前記第2のスイッチング素子を制御して行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の警報装置。
  4. 機能的に重要度の高い警報信号、および前記機能的に重要度の高い警報信号以外の警報信号に応じた液晶表示による警告表示を行うLCD警告表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の警報装置。
  5. 機能的に重要度の高い警報信号は、電子燃料噴射装置用のFIコントロールユニットについての警報信号であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の警報装置。
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