JP4113707B2 - 濾紙及びこれを備えたフィルタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通過する流体からごみや埃等を除去する濾紙と、この濾紙を備えて構成されるフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルタ装置は不織布等を折り畳んでなる濾紙を、流体取入口と流体排出口とが形成されたケース内に保持した構成となっており、流体取入口より取り入れられた流体(例えば空気やオイル)中に含まれるごみや埃等は、流体排出口よりケース外に排出されるまでの間に濾紙において除去される。
【0003】
図6は従来のフィルタ装置の一例としてのエアクリーナーの構成を示したものである。このエアクリーナーにおいては、空気取入口82が形成されて下方に開口した形状の上部ケース81と、空気排出口86が形成されて上方に開口した形状の下部ケース85との間に山折り部91と谷折り部92とが交互に位置するように蛇腹状に折り畳まれた濾紙90が上下の枠部材95,96により上下方向から挟持された状態で収容設置されており、空気取入口82より取り入れられた空気は濾紙90においてごみや埃等が除去された後、空気排出口86よりエアクリーナーの外部に排出される。上部ケース81と下部ケース85とは、下部ケース85に設けられたレバーラッチ88を上部ケース81に設けられた係止突起84に係止することにより着脱自在に結合されるようになっており、内部に収容された濾紙90は定期的に清掃若しくは新しいものに交換できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のフィルタ装置において、濾紙が蛇腹状に折り畳まれた状態でケース内に収容されるのは、限られたケース内のスペースにおいて濾紙の表面積(濾過面積)をできるだけ大きくしたいがためである。濾紙をできるだけ小さく折り畳むことができれば、より広い濾過面積を確保することができるので、そのフィルタ装置における濾紙の交換時期或いは寿命を長引かせることができる。また、同じ大きさの濾紙であっても、より小さく折り畳むことができれば、同じ濾過面積(濾過性能)を有しつつ、ケースの大きさをより小さくすることができるので、フィルタ装置を従来に比してコンパクトなものにすることができる。このようなことから、従来とほぼ同一形状でありながらできるだけ小さく折り畳まれた濾紙、及びこのような濾紙が用いられたフィルタ装置が望まれていた。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、従来とほぼ同一形状でありながらできるだけ小さく折り畳まれた濾紙、及びこのような濾紙が用いられて全体が小型化されたフィルタ装置、或いは従来とほぼ同一大きさでありながらごみや埃の除去性能を向上させて濾紙の交換頻度を少なくすることができる構成のフィルタ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る濾紙は、平面状に展開したときに、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線(L11)及び左側谷折り線(L31)と、左側山折り線(L11)及び左側谷折り線(L31)の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線(L12)及び右側谷折り線(L32)と、左側山折り線(L11)の右端と右側山折り線(L12)の左端との間に位置して前方が右斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線(L41)と、左側谷折り線(L31)の右端と右側谷折り線(L32)の左端との間に位置して前方が左斜め方向に傾くように延びた第1山折り線(L21)と、第1谷折り線(L41)の前端と左側山折り線(L11)の右端を結んでなる第2山折り線(L22)と、第1谷折り線(L41)の前端と右側山折り線(L12)の左端を結んでなる第3山折り線(L23)と、第1谷折り線(L41)の後端と左側山折り線(L11)の右端を結んでなる第4山折り線(L24)と、第1谷折り線(L41)の後端と右側山折り線(L12)の左端を結んでなる第5山折り線(L25)と、第1山折り線(L21)の前端と左側谷折り線(L31)の右端とを結んでなる第6の山折り線(L26)と、第1山折り線(L21)の前端と右側谷折り線(L32)の左端とを結んでなる第2谷折り線(L42)と、第1山折り線(L21)の後端と左側谷折り線(L31)の右端と結んでなる第3谷折り線(L43)と、第1山折り線(L21)の後端と右側谷折り線(L32)の左端と結んでなる第7の山折り線(L27)と、前後に隣接して位置する第1谷折り線(L41)と第1山折り線(L21)において、第1谷折り線(L41)の後端と第1山折り線(L21)の前端とを結んでなる第8山折り線(L28)と、前後に隣接して位置する第1山折り線(L21)と第1谷折り線(L41)において、第1山折り線(L21)の後端と第1谷折り線(L41)の前端とを結んでなる第9山折り線(L29)と、前後に隣接して位置する左側山折り線(L11)と左側谷折り線(L31)において、前方に位置する左側山折り線(L11)の右端と後方に位置する左側谷折り線(L31)の右端とを結んでなる第4谷折り線(L44)と、前後に隣接して位置する右側谷折り線(L32)と右側山折り線(L12)において、前方に位置する右側谷折り線(L32)の左端と後方に位置する右側山折り線(L12)の左端とを結んでなる第5谷折り線(L45)とが形成される。
【0008】
また或いは、本発明に係る濾紙は、平面状に展開したときに、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線(L111)及び左側谷折り線(L131)と、左側山折り線(L111)及び左側谷折り線(L131)の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線(L112)及び右側谷折り線(L132)と、左側山折り線(L111)の右端と右側山折り線(L112)の左端との間に位置して前方が左斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線(L141)と、左側谷折り線(L131)の右端と右側谷折り線(L132)の左端との間に位置して前方が右斜め方向に傾くように延びた第1山折り線(L121)と、第1谷折り線(L141)の前端と右側山折り線(L112)の左端を結んでなる第2山折り線(L122)と、第1谷折り線(L141)の前端と左側山折り線(L111)の右端を結んでなる第3山折り線(L123)と、第1谷折り線(L141)の後端と右側山折り線(L112)の左端を結んでなる第4山折り線(L124)と、第1谷折り線(L141)の後端と左側山折り線(L111)の右端を結んでなる第5山折り線(L125)と、第1山折り線(L121)の前端と右側谷折り線(L132)の左端とを結んでなる第6の山折り線(L126)と、第1山折り線(L121)の前端と左側谷折り線(L131)の右端とを結んでなる第2谷折り線(L142)と、第1山折り線(L121)の後端と右側谷折り線(L132)の左端と結んでなる第3谷折り線(L143)と、第1山折り線(L121)の後端と左側谷折り線(L131)の右端と結んでなる第7の山折り線(L127)と、前後に隣接して位置する第1谷折り線(L141)と第1山折り線(L121)において、第1谷折り線(L141)の後端と第1山折り線(L121)の前端とを結んでなる第8山折り線(L128)と、前後に隣接して位置する第1山折り線(L121)と第1谷折り線(L141)において、第1山折り線(L121)の後端と第1谷折り線(L141)の前端とを結んでなる第9山折り線(L129)と、前後に隣接して位置する右側山折り線(L112)と右側谷折り線(L132)において、前方に位置する右側山折り線(L112)の左端と後方に位置する右側谷折り線(L132)の左端とを結んでなる第4谷折り線(L144)と、前後に隣接して位置する左側谷折り線(L131)と左側山折り線(L111)において、前方に位置する左側谷折り線(L131)の右端と後方に位置する左側山折り線(L111)の右端とを結んでなる第5谷折り線(L145)とが形成される。
【0009】
このような濾紙によれば、山折り部の一部と谷折り部の一部それぞれに折り込み部が形成されて全体として中央に圧縮された形状となるので、このような折り込み部が形成されていない従来のものと比較した場合、折り畳み前の濾紙の形状が同じであれば、同じ濾過面積を有しつつ全体的に幅の小さい(細い)フィルタ装置を構成することができる。また、折り畳み後の濾紙の幅を従来と同じにするのであれば、折り畳み前の濾紙の幅をより大きくすることができるので濾過面積が大きくなり、ごみや埃の除去性能を高めることができる。
【0010】
また、本発明に係るフィルタ装置(例えば、実施形態におけるエアクリーナー50)は、上記濾紙を流体取入口と流体排出口とが形成されたケース内に保持して構成する。このようなフィルタ装置では上記本発明に係る濾紙を有しているので、従来と同じ濾過面積を確保しつつ全体のサイズをコンパクトなものにすることができる。或いは、同じ全体サイズであっても、濾過面積を従来に比して大きくすることができるので、濾紙の交換頻度を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1〜図3は本発明に係る濾紙の一実施形態を示している。図1は本実施形態に係る濾紙1を上方斜めから見た斜視図であり、図2は本濾紙1を下方斜めから見た斜視図である。また、図3は本濾紙1を平面状に展開した展開図を、図1における上方が上面になるように示したものである。この図3においては山折り線を一点鎖線で示し、谷折り線を破線で示している。
【0012】
本発明に係る濾紙1は、図3に示す展開図に従って折り畳むことにより得られるが、このようにして得られる濾紙1は、山折り部10,10,…と谷折り部20,20,…とが交互に位置するように折り畳まれた形状になる。そして、山折り部10の折り線(山折り線L11,L12)と斜めに交わる線(谷折り線L41)を谷折りしてこの山折り部10の一部(ここではほぼ中央部)に凹状の折り込み部15が形成されるとともに、谷折り部20の折り線(谷折り線L31,L32)と斜めに交わる線(山折りL21)を山折りして谷折り部20の一部(ここではほぼ中央部)に凸状(但し、図2のように本濾紙1の下方より見た場合は凹状となる)の折り込み部25が形成される。折り畳み前における濾紙1の形状は長方形であることが好ましく、長短比が大きければより好ましい。濾紙1の材料は不織布が好ましいが、これに限られるものではない。
【0013】
本濾紙は図3に示すように、平面状に展開した場合、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線L11及び左側谷折り線L31と、左側山折り線L11及び左側谷折り線L31の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線L12及び右側谷折り線L32とが形成される。また、左側山折り線L11の右端と右側山折り線L12の左端との間の位置には前方が右斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線L41が形成され、左側谷折り線L31の右端と右側谷折り線L32の左端との間の位置には前方が左斜め方向に傾くように延びた第1山折り線L21が形成される。
【0014】
更に、第1谷折り線L41の前端と左側山折り線L11の右端を結んでなる第2山折り線L22と、第1谷折り線L41の前端と右側山折り線L12の左端を結んでなる第3山折り線L23と、第1谷折り線L41の後端と左側山折り線L11の右端を結んでなる第4山折り線L24と、第1谷折り線L41の後端と右側山折り線L12の左端を結んでなる第5山折り線L25とが形成され、第1山折り線L21の前端と左側谷折り線L31の右端とを結んでなる第6の山折り線L26と、第1山折り線L21の前端と右側谷折り線L32の左端とを結んでなる第2谷折り線L42と、第1山折り線L21の後端と左側谷折り線L31の右端と結んでなる第3谷折り線L43と、第1山折り線L21の後端と右側谷折り線L32の左端と結んでなる第7の山折り線L27とが形成される。
【0015】
更には、前後に隣接して位置する第1谷折り線L41と第1山折り線L21において、第1谷折り線L41の後端と第1山折り線L21の前端とを結んでなる第8山折り線L28と、前後に隣接して位置する第1山折り線L21と第1谷折り線L41において、第1山折り線L21の後端と第1谷折り線L41の前端とを結んでなる第9山折り線L29とが形成される。また、前後に隣接して位置する左側山折り線L11と左側谷折り線L31において、前方に位置する左側山折り線L11の右端と後方に位置する左側谷折り線L31の右端とを結んでなる第4谷折り線L44と、前後に隣接して位置する右側谷折り線L32と右側山折り線L12において、前方に位置する右側谷折り線L32の左端と後方に位置する右側山折り線L12の左端とを結んでなる第5谷折り線L45とが形成される。
【0016】
また、本実施形態に係る濾紙1は、図1及び図2に示す濾紙1の左右を反対にした形状にすることも可能であって、これを平面状に展開した場合には、図4に示すように、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線L111及び左側谷折り線L131と、左側山折り線L111及び左側谷折り線L131の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線L112及び右側谷折り線L132とが形成される。また、左側山折り線L111の右端と右側山折り線L112の左端との間の位置には前方が左斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線L141が形成され、左側谷折り線L131の右端と右側谷折り線L132の左端との間の位置には前方が右斜め方向に傾くように延びた第1山折り線L121が形成される。
【0017】
更に、第1谷折り線L141の前端と右側山折り線L112の左端を結んでなる第2山折り線L122と、第1谷折り線L141の前端と左側山折り線L111の右端を結んでなる第3山折り線L123と、第1谷折り線L141の後端と右側山折り線L112の左端を結んでなる第4山折り線L124と、第1谷折り線L141の後端と左側山折り線L111の右端を結んでなる第5山折り線L125とが形成され、第1山折り線L121の前端と右側谷折り線L132の左端とを結んでなる第6の山折り線L126と、第1山折り線L121の前端と左側谷折り線L131の右端とを結んでなる第2谷折り線L142と、第1山折り線L121の後端と右側谷折り線L132の左端と結んでなる第3谷折り線L143と、第1山折り線L121の後端と左側谷折り線L131の右端と結んでなる第7の山折り線L127とが形成される。
【0018】
更には、前後に隣接して位置する第1谷折り線L141と第1山折り線L121において、第1谷折り線L141の後端と第1山折り線L121の前端とを結んでなる第8山折り線L128と、前後に隣接して位置する第1山折り線L121と第1谷折り線L141において、第1山折り線L121の後端と第1谷折り線L141の前端とを結んでなる第9山折り線L129とが形成される。また、前後に隣接して位置する右側山折り線L112と右側谷折り線L132において、前方に位置する右側山折り線L112の左端と後方に位置する右側谷折り線L132の左端とを結んでなる第4谷折り線L144と、前後に隣接して位置する左側谷折り線L131と左側山折り線L111において、前方に位置する左側谷折り線L131の右端と後方に位置する左側山折り線L111の右端とを結んでなる第5谷折り線L145とが形成される。
【0019】
これら本発明に係る濾紙においては、山折り部10の一部と谷折り部20の一部それぞれに折り込み部(凹状の折り込み部15と凸状の折り込み部25)が形成されており、図1の左側(図2では右側)に整列した山折り部10aと図1の右側(図2では左側)に整列した山折り部10bとは前後方向に少しずれたものとなり(左右の谷折り部20a,20bについても同様)、その分濾紙1全体が中央に圧縮された形状となる。このため、このような折り込み部10,20が形成されていない従来の濾紙と比較した場合、折り畳み前の濾紙の形状が同じであれば、同じ濾過面積を有しつつ全体的に幅の小さい(細い)フィルタ装置を構成することができる。また、折り畳み後の濾紙の幅を従来と同じにするのであれば、折り畳み前の濾紙の幅をより大きくすることができるので濾過面積が大きくなり、ごみや埃の除去性能を高めることができる。
【0020】
図5は上記本発明に係る濾紙1を備えたフィルタ装置の一実施形態であるエアクリーナー50の構成を(A),(B),(C)の順に組み立てが進行するように示した分解斜視図である。このエアクリーナー50は、空気取入口62が形成されて下方に開口した形状の上部ケース61と、空気排出口66が形成されて上方に開口した形状の下部ケース65とからなるケース60内に上記本発明に係る濾紙1を収容した構成となっている。濾紙1は上下の枠部材71,72により上下方向から挟持された上でケース60内に着脱自在に取り付けられる。上部ケース61と下部ケース65は、下部ケース65の前後に設けられた2つのレバーラッチ68(図5では前方側のみ示す)のフック部68aを上部ケース61の前後に設けられた係止突起64(図5では前方側のみ示す)に係止した上でレバーラッチ68のレバー部68aを揺動させてロックすることにより両ケース61,65を結合することができる。また、これら両ケース61,65の結合は自在に解除することができるので、内部に収容された濾紙1は定期的に清掃或いは新しいものに交換することができる。
【0021】
このようなエアクリーナー50は例えば、自動車や自動二輪車を始めとするエンジンの吸気流路中に設置される。空気取入口62より取り入れられた外部からの空気は上部ケース61内に入って濾紙1を上方から下方へ通過し、下部ケース65より空気排出口66を通ってケース61の外部に排出され、エンジン内に取り込まれる。空気取入口62より取り入れられた空気中に含まれるごみや埃は空気が濾紙1を通過するときに除去されるのであるが、本エアクリーナー50においては上記本発明に係る濾紙1を用いているので、従来と同じ濾過面積を確保しつつ全体のサイズをコンパクトなものにすることができる。或いは、同じ全体サイズであっても、濾過面積を従来に比して大きくすることができるので、濾紙1の交換頻度を低減することができる。
【0022】
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態において示したものに限定されない。例えば、本発明に係る上記濾紙1の折り方は、図3に示した展開図において、一点鎖線を山折りに、また鎖線を谷折りにするように説明したが、これを反対にして一点鎖線を谷折りに、また鎖線を谷折りにしても構わない。また、本発明に係る濾紙は、山折り部と谷折り部とが交互に位置するように折り畳まれた濾紙において、山折り部の折り線と斜めに交わる線を谷折りしてこの山折り部の一部に凹状の折り込み部を形成するとともに、谷折り部の折り線と斜めに交わる線を山折りしてこの谷折り部の一部に凸状の折り込み部を形成して全体が中央に圧縮された形状となればよい(平面状に展開したときの展開図が必ずしも図3又は図4に示した通りになる必要はない)。
【0023】
また、山折り部の一部に形成される凹状の折り込み部と、谷折り部の一部に形成される凸状の折り込み部は、上記実施形態に示したように、山折り部又は谷折り部の中央に設けられる必要はなく、端に寄っていても構わない。更に、これら山折り部に設けられる凹状の折り込み部及び谷折り部に設けられる凸状の折り込み部は、一つの山折り部或いは谷折り部当たりに複数ずつ設けられていてもよく、このようにすることにより、濾紙をより小さく折り畳むことが可能となる。
【0024】
また、上述の実施形態において示したフィルタ装置のケースの形状は一つの例に過ぎず、空気取入口と空気排出口とが形成されて本発明に係る濾紙を内部に収容できるものであれば、どのような形状を有していても構わない。更に、本発明に係るフィルタ装置は空気中のごみや埃等を除去するもの(すなわちエアクリーナー)に限られず、液体中のごみや埃等を除去するものであってもよい。すなわち、本発明に係るフィルタ装置は、流体取入口と流体排出口とを有して構成されたケース内に本発明に係る濾紙が保持されていればよく、ごみや埃を濾過する対象は空気に限られずオイル等であってもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る濾紙によれば、山折り部の一部と谷折り部の一部それぞれに折り込み部が形成されて全体として中央に圧縮された形状となるので、このような折り込み部が形成されていない従来のものと比較した場合、折り畳み前の濾紙の形状が同じであれば、同じ濾過面積を有しつつ全体的に幅の小さい(細い)フィルタ装置を構成することができる。また、折り畳み後の濾紙の幅を従来と同じにするのであれば、折り畳み前の濾紙の幅をより大きくすることができるので濾過面積が大きくなり、ごみや埃の除去性能を高めることができる。
【0026】
また、本発明に係るフィルタ装置によれば、上記本発明に係る濾紙を有しているので、従来と同じ濾過面積を確保しつつ全体のサイズをコンパクトなものにすることができる。或いは、同じ全体サイズであっても、濾過面積を従来に比して大きくすることができるので、濾紙の交換頻度を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る濾紙1を上方斜めから見た斜視図である。
【図2】本濾紙を下方斜めから見た斜視図である。
【図3】本濾紙を平面状に展開した展開図を、図1における上方が上面になるように示したものである。
【図4】本発明の別形態に係る濾紙の部分展開図である。
【図5】本発明に係る濾紙を有してなるフィルタ装置の一実施形態であるエアクリーナーの構成を(A),(B),(C)の順に組み立てが進行するように示した分解斜視図である。
【図6】従来のフィルタ装置の一例であるエアクリーナーの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 濾紙
10 山折り部
15 凹状の折り込み部
20 谷折り部
25 凸状の折り込み部
50 エアクリーナー(フィルタ装置)
60 ケース
61 上部ケース
62 空気取入口
64 係止突起
65 下部ケース
66 空気排出口
68 レバーラッチ
Claims (3)
- 平面状に展開したときに、
前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線(L11)及び左側谷折り線(L31)と、
前記左側山折り線(L11)及び前記左側谷折り線(L31)の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線(L12)及び右側谷折り線(L32)と、
前記左側山折り線(L11)の右端と前記右側山折り線(L12)の左端との間に位置して前方が右斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線(L41)と、 前記左側谷折り線(L31)の右端と前記右側谷折り線(L32)の左端との間に位置して前方が左斜め方向に傾くように延びた第1山折り線(L21)と、 前記第1谷折り線(L41)の前端と前記左側山折り線(L11)の前記右端を結んでなる第2山折り線(L22)と、
前記第1谷折り線(L41)の前端と前記右側山折り線(L12)の前記左端を結んでなる第3山折り線(L23)と、
前記第1谷折り線(L41)の後端と前記左側山折り線(L11)の前記右端を結んでなる第4山折り線(L24)と、
前記第1谷折り線(L41)の後端と前記右側山折り線(L12)の前記左端を結んでなる第5山折り線(L25)と、
前記第1山折り線(L21)の前端と前記左側谷折り線(L31)の前記右端とを結んでなる第6の山折り線(L26)と、
前記第1山折り線(L21)の前端と前記右側谷折り線(L32)の前記左端とを結んでなる第2谷折り線(L42)と、
前記第1山折り線(L21)の後端と前記左側谷折り線(L31)の前記右端と結んでなる第3谷折り線(L43)と、
前記第1山折り線(L21)の後端と前記右側谷折り線(L32)の前記左端と結んでなる第7の山折り線(L27)と、
前後に隣接して位置する前記第1谷折り線(L41)と前記第1山折り線(L21)において、前記第1谷折り線(L41)の後端と前記第1山折り線(L21)の前端とを結んでなる第8山折り線(L28)と、
前後に隣接して位置する前記第1山折り線(L21)と前記第1谷折り線(L41)において、前記第1山折り線(L21)の後端と前記第1谷折り線(L41)の前端とを結んでなる第9山折り線(L29)と、
前後に隣接して位置する前記左側山折り線(L11)と前記左側谷折り線(L31)において、前方に位置する前記左側山折り線(L11)の右端と後方に位置する前記左側谷折り線(L31)の右端とを結んでなる第4谷折り線(L44)と、
前後に隣接して位置する前記右側谷折り線(L32)と前記右側山折り線(L12)において、前方に位置する前記右側谷折り線(L32)の左端と後方に位置する前記右側山折り線(L12)の左端とを結んでなる第5谷折り線(L45)とが形成されることを特徴とする濾紙。 - 平面状に展開したときに、
前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの左側山折り線(L111)及び左側谷折り線(L131)と、
前記左側山折り線(L111)及び前記左側谷折り線(L131)の右方において、前後方向に交互に連続して位置する複数ずつの右側山折り線(L112)及び右側谷折り線(L132)と、
前記左側山折り線(L111)の右端と前記右側山折り線(L112)の左端との間に位置して前方が左斜め方向に傾くように延びた第1谷折り線(L141)と、
前記左側谷折り線(L131)の右端と前記右側谷折り線(L132)の左端との間に位置して前方が右斜め方向に傾くように延びた第1山折り線(L121)と、
前記第1谷折り線(L141)の前端と前記右側山折り線(L112)の前記左端を結んでなる第2山折り線(L122)と、
前記第1谷折り線(L141)の前端と前記左側山折り線(L111)の前記右端を結んでなる第3山折り線(L123)と、
前記第1谷折り線(L141)の後端と前記右側山折り線(L112)の前記左端を結んでなる第4山折り線(L124)と、
前記第1谷折り線(L141)の後端と前記左側山折り線(L111)の前記右端を結んでなる第5山折り線(L125)と、
前記第1山折り線(L121)の前端と前記右側谷折り線(L132)の前記左端とを結んでなる第6の山折り線(L126)と、
前記第1山折り線(L121)の前端と前記左側谷折り線(L131)の前記右端とを結んでなる第2谷折り線(L142)と、
前記第1山折り線(L121)の後端と前記右側谷折り線(L132)の前記左端と結んでなる第3谷折り線(L143)と、
前記第1山折り線(L121)の後端と前記左側谷折り線(L131)の前記右端と結んでなる第7の山折り線(L127)と、
前後に隣接して位置する前記第1谷折り線(L141)と前記第1山折り線(L121)において、前記第1谷折り線(L141)の後端と前記第1山折り線(L121)の前端とを結んでなる第8山折り線(L128)と、
前後に隣接して位置する前記第1山折り線(L121)と前記第1谷折り線(L141)において、前記第1山折り線(L121)の後端と前記第1谷折り線(L141)の前端とを結んでなる第9山折り線(L129)と、
前後に隣接して位置する前記右側山折り線(L112)と前記右側谷折り線(L132)において、前方に位置する前記右側山折り線(L112)の左端と後方に位置する前記右側谷折り線(L132)の左端とを結んでなる第4谷折り線(L144)と、
前後に隣接して位置する前記左側谷折り線(L131)と前記左側山折り線(L111)において、前方に位置する前記左側谷折り線(L131)の右端と後方に位置する前記左側山折り線(L111)の右端とを結んでなる第5谷折り線(L145)とが形成されることを特徴とする濾紙。 - 請求項1〜2のいずれかに記載の濾紙を、流体取入口と流体排出口とが形成されたケース内に保持したことを特徴とするフィルタ装置。
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|---|---|---|---|
| JP2001391207A JP4113707B2 (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 濾紙及びこれを備えたフィルタ装置 |
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| JP2001391207A JP4113707B2 (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 濾紙及びこれを備えたフィルタ装置 |
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| JP2003190730A JP2003190730A (ja) | 2003-07-08 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110945302A (zh) * | 2017-07-21 | 2020-03-31 | 大金工业株式会社 | 气体供给装置、箱内空气调节装置以及集装箱用制冷装置 |
-
2001
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|---|---|---|---|---|
| CN110945302A (zh) * | 2017-07-21 | 2020-03-31 | 大金工业株式会社 | 气体供给装置、箱内空气调节装置以及集装箱用制冷装置 |
| CN110945302B (zh) * | 2017-07-21 | 2021-03-30 | 大金工业株式会社 | 气体供给装置、箱内空气调节装置以及集装箱用制冷装置 |
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