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JP4115412B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP4115412B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域を備えた遊技盤が固定される前面枠の下部に遊技球を発射する発射ユニットを取り付けた遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機等の遊技機においては、遊技領域が形成された遊技盤を収納可能な前面枠が設けられ、該前面枠の下部に遊技領域に遊技球を発射するための発射杵、発射杵の駆動源、発射杵に弾かれた遊技球を遊技領域側の遊技球導入部に案内する発射レール等が設けられている。
そして、発射杆、その駆動源、発射レール等の遊技球の発射に係わる部材や装置は、遊技球を正確な方向に確実に発射するために、それぞれ前面枠に正確な配置で取り付けられる必要があり、高い取り付け精度が要求される。
そこで、発射に係わる部材,装置等を合成樹脂製の取付ベースに正確な配置で取り付けて発射ユニットとし、発射ユニットの取付ベースを合成樹脂製の前面枠に取り付けるようにすることで、パチンコ遊技機等の遊技機の組み立て作業の合理化が図られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−191924号公報(第4−6頁、図2)
ところで、発射ユニットは、駆動源等を有することから比較的重量が大きく、かつ、短時間で繰り返し動作する駆動源や、発射杵等の可動部を有するので、発射ユニットが取り付けられる前面枠に対して、自身の重量に基づく力と駆動源の作動及び可動部の可動に基づく力とが作用することから、前面枠に強固に固定する必要がある。
従って、発射ユニットは、複数のビスにより強固に前面枠に締結されている。
しかし、前面枠への発射ユニットの取付時に、前面枠のビス孔に対してビスを斜めに挿入して螺合するといった作業ミスや、ビスの締めすぎといった作業ミスが発生すると、合成樹脂製の前面枠のビス孔が破損してビス孔としての機能を失い、発射ユニットが取り付けできない状態もしくは十分な取付強度が得られない状態となる。このような場合には、破損したビス孔のためだけに前面枠が使用不能となり、この前面枠を廃棄しなければならず、製造上のロスが多大となる。
また、発射ユニットの故障等の際に、発射ユニットを取り外しての修理や、発射ユニットの交換を行うような場合にも、発射ユニットをビス止めする際にビス孔を破損する可能性があり、前面枠の交換が必要となったり、遊技機が使用不能となったりする可能性がある。また、上述のような力がビス止め部分に集中する可能性があるので、前面枠、発射ユニットの取付ベース等を合成樹脂製とした場合に、ビス止め部分に十分な強度が要求されることになる。
本発明の課題は、前面枠が使用不能となるような製造上のロスを防止するとともに、前面枠と発射ユニットとの取付部分を強固な構造とすることである。
上記課題を解決するため請求項1の発明は、機枠の一側に蝶着された前面枠と、発射杵を駆動するための駆動源及び発射レールを取付ベースに取り付けて形成された発射ユニットと、を備え、
前記前面枠の下部に設けられたユニット取付部に対して前面側から前記発射ユニットの取付ベースを取り付けて構成された遊技機において、
前記ユニット取付部の背面側に着脱自在に取り付けられる取付部材を備え、
前記取付部材は、
前記ユニット取付部に対して係止される係止部と、少なくとも前面側を開口する取付孔が形成された筒状部と、を備え、該筒状部の前面側の端部に、前記ユニット取付部に対して回転不能に係合する鍔状の非回転係合部を形成し、
前記ユニット取付部は、
前記取付部材の係止部が係止する被係止部と、前記非回転係合部が係合する回転止め部と、を備え、該回転止め部に、前記取付孔に対応する貫通孔を形成し、
前記発射ユニットの取付ベースに、前記ユニット取付部の貫通孔に対応した貫通穴を形成し、
前記前面枠のユニット取付部を間に挟んだ状態で、前記発射ユニットの取付ベースと前記取付部材とを前記取付孔に螺合する螺合部材で締結し、
前記取付部材の係止部は、
前記筒状部の背面側の端部から当該遊技機の前後方向に直交する方向に突出する突出片と、該突出片の先端から折り返して筒状部の前面側に向かって延出する折返片と、を備え、
該折返片の先端部に、前記突出片が突出する方向に突出して前記ユニット取付部の被係止部と係合する係合片を形成し、
前記筒状部と折返片との間に空部を形成することを特徴としている。
ここで、遊技機とは、例えば、各種パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機等の弾球遊技機であり、遊技盤を収納する前面枠の下部に、遊技球を発射するための発射ユニットを有するものであれば良い。
また、螺合部材とは、例えば、ビス等の雄ねじを備えた締結用の部材であるが、基本的には、タッピングビスとして、取付孔に螺合した際に、取付孔内面にねじ溝を形成(ねじ立て)しながら取付孔に螺合するものである。従って、螺合部材をタッピングビスとすれば、未使用時には、取付部材の取付孔内面がねじ立てされていない状態となっている。
請求項1に記載の発明によれば、ユニット取付部の背面側に着脱自在に取り付けられ、かつ、前面枠に発射ユニットの取付ベースを締結するための螺合部材が螺合する取付孔を有する取付部材を設け、該取付部材と取付ベースとの間に前面枠のユニット取付部を挟んだ状態で、取付部材と取付ベースを螺合部材で締結するようにしたので、発射ユニットをユニット取付部に取り付ける際に、螺合部材の取付孔への螺合に失敗し、取付孔が破損して発射ユニットをユニット取付部に強固に締結できない状態となっても、着脱可能な取付部材を交換することにより締結可能となり、ユニット取付部を有する前面枠を交換する必要がない。
従って、作業ミスにより前面枠全体を交換するような事態を防止し、作業ミスがあっても取付部材だけを交換すれば良いので、製造上のロスを最小限に留めることができる。
また、発射ユニットの故障等の際に、発射ユニットを取り外した後に、再び発射ユニットを取り付けるような場合も、作業ミスにより前面枠が使用不能となるような事態を防止できる。また、タッピングビスを使用するものとした場合に、同じ取付孔に繰り返しタッピングビスを締結すると締結強度が低下する可能性があるが、取付部材を交換することで、締結強度を維持することができ、ねじ止め部分に上述のような力が作用しても十分に対応することができる。
また、ユニット取付部を取付ベースと取付部材とで挟んだ状態で、取付ベースと取付部材を締結することで、ユニット取付部と取付ベースとが固定されるので、発射ユニットの前面枠への取付状態を安定させ、上述のような力に十分に対応することができる。
また、取付部材は、その係止部がユニット取付部の被係止部に係止することにより着脱自在に取り付けられるだけではなく、取付孔を有する筒状部の前部に形成された鍔状の非回転係合部が、ユニット取付部の回転止め部に回転不能に係合することで、取付部材に螺合部材を螺合する際に、取付部材が回転してしまうのを防止し、容易かつ確実に取付部材に螺合部材を螺合することができる。
また、非回転係合部は、鍔状となっており、筒状部より拡径されている。すなわち、取付部材の筒状部の前部に鍔状に非回転係合部を設けることで、取付部材の取付ベースに接触する前面の面積を筒状部の断面積より大きくすることが可能となり、上述のように取付ベースと取付部材との間にユニット取付部を挟持するようにした際に、取付部材とユニット取付部との接触面積をより大きくして、発射ユニットの前面枠への取付状態を安定させ、前面枠と発射ユニットとのねじ止め部分をより強固な構造とすることができる。
なお、非回転係合部は、取付部材の筒状部の軸回りの回転を規制するためのもので、基本的に非回転係合部の外周部分に回転止め部が係合することで、取付部材の回転が阻止されるようになっている。
従って、鍔状に非回転係合部を形成することで、非回転係合部の径を筒状部の径より大きくした場合に、筒状部の取付孔を有する中心部から非回転係合部の外周までの距離が大きくなり、取付孔に螺合部材を螺合した際に筒状部に中心部にかかる回転力に効率的に対抗して回転を阻止することができる。
また、非回転係合部を円形以外の形状(例えば、6角形等の多角形状)とし、回転止め部を非回転係合部と相補的な形状の凹部(例えば、6角形等の多角形状)とすると、上述のように筒状部の前部を鍔状の非回転係合部として筒状部より径を大きくした場合に、径が大きくなったことにより、非回転係合部の外周面と回転止め部の内周面との接触面積が大きくなり、非回転係合部と回転止め部との間で効率的に力が伝達され、筒状部に中心部にかかる回転力に効率的に対抗して回転を阻止することができる。
また、筒状部と折返片との間に空部、すなわち、隙間があるので、この空部に治具(例えば、ドライバ等の汎用治具でもよいし、専用の治具でも良い)を挿入し、突出片をユニット取付部から引き離すことで、取付部材をユニット取付部から容易に取り外すことができる。
なお、取付部材の取り外しに際しては、係止部が弾性変形(取り外した取付部材はそのままの状態では再利用されないので塑性変形しても良い)することで、被係止部との係止が解除されるが、先端部に係合片を有する折返片と筒状部との間に空部があるので、係止部は折返片が筒状部側に近付く変形を可能とし、筒状部と反対となる外側にある係合片が被係止部から外れ易く、取付部材の取り外しを容易としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の遊技機において、
前記ユニット取付部の被係止部の背面側には、前記取付部材を取り付けた状態で、前記取付部材の折返片に対向する保護壁を立設したことを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、折返片の先端部に形成された係合片が係止する被係止部が折返片の外側、すなわち、筒状部の反対側にあるので、折返片の外側に手や工具が接触することにより、折返片に外側から力がかかって折返片が筒状部側(内側)に向かって弾性変形することで係合片の被係止部への係止が解除されて取付部材がユニット取付部から脱落する可能性がある。
そこで、折返片の外側に沿って保護壁を立設することにより、折返片の外側に手や工具等が接触するのを防止し、取付部材の脱落を防止することができる。
また、取付部材を締結した状態では、係合片が外れても取付部材が脱落することはないが、例えば、前面枠の背面側で、補給経路から外れた遊技球等が折返片に当り、係合片が外れた状態、すなわち弾性変形したままの状態となり取付部材に余計な負荷がかかるのを防止することができる。
なお、保護壁は折返片の背面に接触しても良いし、離れても良いが、折返片の背面の近傍にあることが好ましい。
本発明によれば、前面枠の発射ユニットが取り付けられるユニット取付部の背面に着脱自在に取付部材を取り付け、取付部材と発射ユニットとの間にユニット取付部を挟んだ状態で取付部材と発射ユニットとを締結するので、可動する発射杵や駆動源等による振動等が発生しても前面枠と発射ユニットを安定した状態に強固に接合することができる。
特に、取付部材の前面枠側となる前部に鍔状に拡径された非回転係合部を設けたので、前面枠と非回転係合部との接触面積を大きくして、より強固に発射ユニットを前面枠に固定することができるとともに、締結時に取付部材の回転を確実に阻止することができる。
また、締結する際に、取付部材の螺合部材が螺合される取付孔を破損しても、前面枠に着脱自在な取付部材を交換すれば、前面枠はそのまま使用可能なので、製造上のロスを最小限度にすることができる。
以下、この発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機1を示すものであり、図3及び図4は、パチンコ遊技機1の発射ユニット7を示すものであり、図5及び図6は、パチンコ遊技機1の前面枠3を示すものであり、図7及び図8は、パチンコ遊技機1の取付部材39を示すものである。
図1に示すように、パチンコ遊技機1は、パチンコ遊技機1の外周部を構成するとともに、パチンコ遊技機1が設置される島設備に固定される矩形枠状で木製の機枠2と、機枠2の前面側の左右側部のうちの一側部となる左側部に軸着(蝶着)され、垂直な回動軸により機枠2に対して左右に回動することにより機枠2内側空間を開閉自在な前面枠3と、前面枠3の前面側の左右側部のうちの一側部となる左側部に軸着され、垂直な回動軸により前面枠3(前面枠3を介して機枠2)に対して左右に回動することで、前面枠3の前側空間を開閉可能なガラス枠4と、前面枠3のガラス枠4の下側で、前面枠3の前面側の左右側部のうちの一側部となる左側部に軸着され、垂直な回動軸により前面枠3(前面枠3を介して機枠2)に対して左右に回動することで、前面枠3のガラス枠4より下側の前側空間を開閉可能な開閉パネル5と、前面枠3の開閉パネル5の下側に着脱可能に取り付けられる操作パネル6とを備えるものである。
前記機枠2は、島設備に設置された状態で、上述の前面枠3等を含むパチンコ遊技機1を構成する部材を支持するものである。
前記前面枠3は、合成樹脂製で、図5に示すように、その上から2/3弱程度の部分が遊技盤8を支持する枠状収納部31とされ、該枠状収納部31の下側の前面側が後述する発射ユニット7が取り付けられるユニット取付部32を有するフレームボード33となっている。なお、前面枠3の詳細については後述する。
そして、前面枠3の枠状収納部31に、図1に示すように前面を露出した状態で遊技盤8が取り付けられている。
そして、遊技盤8の前面側の遊技領域区画壁81(ガイドレール)で囲まれた領域が発射ユニット7から発射された遊技球が流下する遊技領域82となっている。
なお、図1では、図示を省略しているが、遊技盤8の遊技領域82となる前面には、例えば、遊技球が入賞するとともに、基本的に遊技球が入賞した場合に賞球(遊技球)を払い出す条件を成立させる各種入賞具として、遊技球の入賞を規制する開閉部材(可動部材)を有する電動役物を備えた各種変動入賞装置や、遊技球が入賞した場合に、変動入賞装置の開閉部材の開放動作や後述の変動表示装置における変動表示ゲーム等を始動する始動入賞口や、単に賞球を払い出す条件だけが成立する一般入賞口などを備えている。また、遊技領域82内の遊技盤8の前面には、遊技球の流下方向を変動させる障害釘や風車と言われる方向変換部材や入賞しなかった遊技球を回収するアウト口等が設けられている。また、パチンコ遊技機1によっては、遊技盤8の遊技領域82となる前面に、変動表示ゲームを表示する液晶ディスプレイ等を備える前記変動表示装置が設けられるものがある。
前面枠3の枠状収納部31の前部には、遊技盤8の前面に対して遊技領域82となる間隔を開けて二重のガラス板41を保持した略方形状で閉状態の前記ガラス枠4が配置される。そして、遊技盤8前面の遊技領域82がガラス枠4に保持された二重のガラス板41を介して遊技者に視認可能にされている。
また、ガラス枠4の下側の開閉パネル5前面には、賞球等として排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射ユニット7に遊技球を送る上皿51を有している。
また、開閉パネル5の下側の操作パネル6には、上皿51に収容しきれない遊技球を収容する下皿61及び灰皿62と、前記遊技領域82に向けての遊技球の発射操作を行うとともに、該遊技領域82に遊技球を発射する際の発射勢を調節するための操作ハンドル63、スピーカ64などが設けられている。
また、機枠2に対して開閉自在な前面枠3、前面枠3に対して開閉自在なガラス枠4は、図示しないロック機構により閉状態にロックされており、鍵穴53にキーを差し込んでキーを操作することにより、それぞれロックが解除されて開放状態となる。
また、前面枠3に対して開閉自在な開閉パネル5もロック機構により閉状態にロックされるが、開閉パネル5のロック解除はガラス枠4が開放状態の場合に揺動レバー54を操作して行うことができる。
また、図2に示すように、遊技盤8の裏面側には、遊技領域82に変動表示装置が設けられている場合の変動表示装置の表示制御、パチンコ遊技機1が備えるランプ(LED)等の発光部材の点灯・点滅等を行う装飾制御、及び、スピーカ等の出力の音声出力制御等を行う演出制御装置91と、発射ユニット7にパチンコ遊技機1前面の操作ハンドル63の操作に基づき遊技球を遊技領域82に発射させる制御を行うと共に、後述の排出ユニット95dにおける入賞等に基づく遊技球の排出動作の制御を行う排出・発射制御装置92と、これら各制御装置等を統括制御するとともに、始動入賞や変動表示ゲームの大当り等に基づく変動入賞装置の始動等の遊技に係わる制御を行う遊技制御装置93と、パチンコ遊技機1の各種ランプ(LED)、駆動源、制御装置等に電力を供給する電源装置94等とが設けられている。
なお、各制御装置は、制御装置となる基板がボックスに収容された状態となっている。また、演出制御装置91は、遊技盤8のほぼ中央部の裏面側に突出する変動表示装置や変動入賞装置等の遊技領域82内で主となる遊技に係わる遊技装置とともにカバー部材91aに覆われた状態となっており、このカバー部材91aが後述のタンク95aから落下した遊技球から演出制御装置91や遊技装置を保護している。
また、パチンコ遊技機1の裏面側には、前面枠3の裏面側に配置された後述する球排出装置95等から遊技球の補給等に関する信号をパチンコ遊技機1外部の島設備側の遊技球補給装置等に出力するための端子を備えた枠用外部情報基盤96と、遊技盤8裏面側に備えられた遊技制御装置93からの信号をパチンコ遊技機1外部の遊技店の管理装置等に出力するための端子を備えた盤用外部情報基盤97とが備えられている。
また、パチンコ遊技機1の裏面側には、賞球、貸玉を上皿51上に排出するための排出経路を備えた球排出装置95を有する。球排出装置95は、パチンコ遊技機1が設置される島設備から補給される遊技球を貯留するタンク95aと、タンク95aに貯留された遊技球を下流側に誘導して流下させる誘導樋95bと、誘導樋95bから流下した遊技球の流路を変換する流路変換ユニット95cと、流路変換ユニット95cから供給される遊技球を排出・発射制御装置92からの制御信号に基づいた個数だけ上皿51側に排出する排出ユニット95dと、排出ユニット95dから排出された遊技球を上皿51に導出する導出流路95eとを備える。
図3に示すように、遊技領域82に遊技球を発射する発射ユニット7は、発射レール71と、発射杵72と、第1及び第2ストッパ73a,73bと、駆動機構74と、位置決め部材75と、球送り装置76と、ハンドル連結部77と、これらが取り付けられる取付ベース78とを備える。
発射レール71は、発射される遊技球を誘導して遊技領域82内に進入させる導入路に案内するようになっており、下端の発射位置71a(図3の右側)から上り傾斜するように取付ベース78に取り付けられている。
発射杵72は、発射レール71上の発射位置71aにある遊技球を弾いて(打って)遊技球を発射するものであり、取付ベース78の前面側に回転可能に軸受された回転軸72dにより、取付ベースに回転自在に取り付けられている。また、発射杵72は、基端部を回転軸72dに固定され、回転軸72dからほぼ半径方向に向かって湾曲して延出するアーム部72aと、アーム部72aの先端部から回転軸72dのほぼ円周方向に沿うように屈曲して突出し、遊技球を打撃する打撃部72bとを有する。なお、打撃部72bには、遊技球の打撃時に遊技球に接触する弾性部材としてコイルスプリング72cが取り付けられている。
第1及び第2ストッパ73a,73bは、ゴムなどの弾性材により形成され、アーム部72aが接触することにより発射杵72の回転動作範囲を規制する。
駆動機構74は、発射杵72の駆動源となるものであり、モータ74a(もしくはロータリソレノイド)を備える。なお、この実施例においては、発射杵72は、駆動機構74の図示しないバネの付勢力により遊技球を打撃するようになっている。すなわち、前記モータ74aは、その回転軸が駆動機構74の図示しない伝動機構に連結され、発射杵72を打撃方向と反対方向にバネの付勢力に抗して回転させた状態とした後に、発射杵72を自由に回転可能な状態とする。そして、伝動機構に対して自由に回転可能となった発射杵72をバネの付勢力で回転させて遊技球を打撃させる。なお、バネを用いずに、発射杵72をモータやロータリソレノイドで打撃方向に回転するように駆動して遊技球を打撃するようにしても良い。
位置決め部材75は、発射レール71上の発射位置71aの上方に配置され、発射位置71aにある遊技球の後退を阻止して遊技球を発射位置に位置決めする。なお、発射レール71と位置決め部材75との間には、発射杵72の打撃部72bの通過経路が確保されている。
球送り装置76は、駆動機構74に連結されて、駆動機構74の駆動動作、すなわち、遊技球の発射に基づいて、遊技球の発射直後に開閉パネル5裏面の上皿導出口52を介して上皿51から流入する遊技球を1個ずつ発射位置71aに送る。
ハンドル連結部77は、操作パネル6に設けられた操作ハンドル63の操作パネル6の裏面側に突出する後端部に連結されて操作ハンドル63と一体に回動可能とされ、操作ハンドル63の回転角度を変更した場合に、ハンドル連結部77を介して上述の駆動機構74のバネの変位状態(伸縮)を変更することができ、これにより発射杵72の遊技球打撃時のバネの付勢力を調整して遊技球の発射勢を調整可能となっている。
取付ベース78は、板状の部材で左側部がこの左側部に取り付けられる発射レール71の傾きに対応して斜辺となった略逆台形状を有する合成樹脂製の板体である。そして、取付ベース78の前面側は、ほぼ平面状とされ、上述の発射レール71、発射杵72、第1及び第2ストッパ73a,73b、位置決め部材75、球送り装置76、ハンドル連結部77等が設けられている。なお、発射レール71は、取付ベース78の左側部に前方に突出して形成されたレール基部78aに取り付けられている。
また、図4に示すように、取付ベース78の裏面側には、駆動機構74を取り付けるための複数のボス78b,…が形成されるとともに、発射杵72の回転軸72dの軸受を取り付ける軸受取付部78cと、ハンドル連結部77の回転部分を取り付ける回転取付部78dとを備えている。また、取付ベース78裏面の球送り装置76に対応する位置には、駆動機構74と球送り装置76とを連動する図示しない連動部材が貫通する連動部材貫通孔78eが形成されている。
また、取付ベース78裏面には、後述するビス11を貫通させるための貫通穴79の周辺部を除いて取付ベース78の外周縁部に沿う部分に補強リブ78f,…が形成され、かつ、外周縁部の内側で駆動機構74と緩衝する可能性のある部分を除いた部分に略格子状に補強リブ78fが形成されている。そして、取付ベース78の平板状の本体部の裏面側で、平板状の本体部から後方に突出する補強リブ78fにより、本体部が補強されている。これにより、上述のように発射に係わる部材が取り付けられて、これら部材の荷重がかかるとともに、発射の衝撃(振動)がかかる合成樹脂製の取付ベース78を厚くすることなく、取付ベース78に十分な強度を持たせるようになっている。
また、取付ベース78には、取付ベース78を前面枠3に取り付けるためのビス11,…が貫通する複数の貫通穴79,…が取付ベース78の下側縁部の左右2カ所と、上側縁部の左右2カ所と、斜めとなった前から見て左側縁部の上部1カ所との計5カ所に設けられている。すなわち、取付ベース78の外周縁部には、互いに間隔をあけて、取付ベース78の中央部を囲むように複数箇所に貫通穴79が形成されている。
また、取付ベース78裏面には、貫通穴79の周囲を囲むとともに、前記補強リブ78fに連続する位置決めリブ78g,…が形成されている。なお、位置決めリブ78g,…は、貫通穴79の周囲を囲むように形成されるが、取付ベース78の側縁側となる部分には設けられておらず、貫通穴79の周囲を完全に囲んだ状態とはなっていない。なお、位置決めリブ78g,…及び補強リブ78f,…の両方を含むリブが取付ベース78の外周縁部の全てに設けられるものとしても良いが、この際には、位置決めリブ78g,…は、ユニット取付部32に設けられる後述の位置決め部材36,…の周囲を完全に囲むようになっている必要があり、取付ベース78の外周縁部も位置決め部材36,…を完全に覆う形状となっている必要がある。
また、位置決めリブ78g,…は、補強リブ78f,…と一体となって取付ベース78を補強するとともに、位置決めリブ78g,…と補強リブ78f,…との後端面が同一平面内に配置される。そして、取付ベース78を前面枠3前面のユニット取付部32に取付ベース78を取り付けた場合に、取付ベース78の裏面側の位置決めリブ78g,…の後面と補強リブ78f,…との後面が両方とも取付ベース78の前面に面接触するようになっている。
なお、ボス78b,…や、軸受取付部78cや、回転取付部78dは、位置決めリブ78g,…及び補強リブ78f,…より後方に突出しているが、前面枠3に形成された後述する駆動機構用開口部35と前後に重なって駆動機構用開口部35から前面枠3の後方側に突出する。
そして、位置決めリブ78g,…は、前面枠3のユニット取付部32から前側に膨出する後述の位置決め部材36,…と係合することにより、ユニット取付部32に取付ベース78を取り付ける際に、取付ベース78を位置決めできるようになっている。また、位置決めリブ78g,…は、その内側の側面が位置決め部材36,…の外周面に当接することにより上述の位置決めが可能となる。また、ユニット取付部32の位置決め部材36,…の前面と、取付ベース78の本体部の裏面で、かつ、位置決めリブ78g,…の内側となるリブ内接合面78h,…とが面接触する。
従って、位置決めリブ78g,…は、上述のように位置決めとしての機能を有するとともに、補強リブ78fの一部として取付ベース78の本体部を補強する機能を有し、かつ、ユニット取付部32と取付ベース78との間でこれらの面方向に向かう力が作用した場合に、位置決めリブ78g,…と、位置決め部材36との間で前記力が伝達される。
図5及び図6に示すように、前面枠3は、その上部となり、遊技盤8を収納する枠状収納部31に遊技盤8や球排出装置95等の取付構造を有する。また、前面枠3は、枠状収納部31の下のフレームボード33に発射ユニット7の取付構造となるユニット取付部32を有するとともに、前記球排出装置95の導出流路95eの上皿51に接続される末端側の取付構造や、前記導出流路95eから上皿51に遊技球を導出した際に、上皿51がいっぱいとなった場合に、遊技球を下皿61に導く誘導用の構造等が形成されている。
以上のことからパチンコ遊技機1は、機枠2の一側に蝶着された前面枠3と、発射杵72を駆動するための駆動源(モータ74aを含む駆動機構74)及び発射レール71を取付ベース78に取り付けて形成された発射ユニット7とを備え、前面枠3の下部に設けられたユニット取付部32に対して前面側から発射ユニット7の取付ベース78を取り付けて構成されている。
そして、ユニット取付部32は、発射ユニット7が取り付けられる前面側の前記発射ユニット7の取付ベース78の補強リブ78f,…及び位置決めリブ78g,…の裏面が接触する部分が平坦な平面状とされるとともに、発射ユニット7の取付ベース78の裏面側に配置される駆動機構74に対応する部分に、前面側と裏面側とを貫通する駆動機構用開口部35が設けられている。
そして、ユニット取付部32には、発射ユニット7を取り付けた際に、取付ベース78の上述の5カ所(複数箇所)の位置決めリブ78g,…に対応する位置に位置決め部材36,…が形成されている。また、位置決め部材36のほぼ中央には、ユニット取付部32に取り付けられた取付ベース78の位置決めリブ78g,…の内側に形成された貫通穴79,…と前後に重なる位置に、ビス11を貫通させる貫通孔37a,…が形成されている。すなわち、発射ユニット7の取付ベース78は、前記ユニット取付部32の貫通孔37a,…に対応した貫通穴79,…が形成されている。
位置決め部材36,…は、後述する回転止め部37及び被係止部38に対応する形状を有し、その前面(少なくとも回転止め部37に対応する部分)が平面とされ、ユニット取付部32に発射ユニット7を取り付けた場合に、上述のように取付ベース78裏面の位置決めリブ78g,…の内側となるリブ内接合面78hと面接触するようになっている。
また、位置決め部材36,…の外周面(前面の周囲となる部分)の一部と位置決めリブ78g,…の内周面とが接触することにより、ユニット取付部32に対して取付ベース78、すなわち、発射ユニット7が位置決めされる。
なお、位置決め部材36,…の外周面が位置決めリブ78gの内周面の全面と接触している必要はないが、一部が面接触していることが好ましい。この例においては、位置決め部材36,…の形状と、位置決めリブ78g(リブ内接合面78h)の形状とが相補的な形状とはなっていないが、相補的な形状となっていても良い。
図6に示すように、前面枠3のユニット取付部32の裏面側には、後述の取付部材39が取り付けられる取付部として回転止め部37及び被係止部38とを備えている。
回転止め部37は、図7に示すように、後述の取付部材39の非回転係合部39cと係合するとともに、非回転係合部39cと相補的な形状を有する円形以外の凹部37dを有し、非回転係合部39cを回転止め部37に挿入した場合に、取付部材39の軸回りの回転を阻止する。なお、この例では、非回転係合部39cが6角形状に形成され、それに対応して回転止め部37の凹部37dが6角形状となっている。
そして、回転止め部37は、凹部37dの周囲に、ユニット取付部32の裏面側の周囲に沿って凹部補強リブ37bを有し、凹部補強リブ37bの内周面と凹部37dの内周面とは、その境界部分に段差が無い連続する面とされるとともに、板状のユニット取付部32の面方向に直交する面となっている。すなわち、回転止め部37は、凹部37dと凹部補強リブ37bとからなる。
これにより板状のユニット取付部32の強度を低下させずに凹部37dを実質的に深くするとともに、凹部補強リブ37bにユニット取付部32を補強させることができる。そして、ユニット取付部32の取付部材39の非回転係合部39cの外周面と、回転止め部37の内周面との接触面積を大きくすることができる。
なお、後述するように取付部材39にビスを螺合するために取付部材39に回転力がかかった場合に、非回転係合部39cの外周面と、回転止め部37の内周面とは、クリアランス等により必ずしも完全に面接触せずに、6角形状の非回転係合部39cの外周の角部が回転止め部37の内周面に接触することになり、ほぼ線接触(弾性変形することで一部が面接触となる)となる。
ここで、十分な回転阻止力を得る上では、クリアランスを狭くして面接触に近づけることと、回転止め部37と非回転係合部39cとの接触部分が取付部材39にかかる回転力の中心からの距離が遠いことと、回転止め部37が深く、非回転係合部39cが厚いことが好ましい。
また、回転止め部37においては、互いに対向して一直線上に配置される外周部の2カ所(ここでは、6角形の対向する2辺のそれぞれの中央部に当る回転止め部37の外周部の2カ所)に、被係止部38の後述する溝部38aに連通する切欠部37c,37cが形成されており、切欠部37c,37cにより回転止め部37(凹部37d)内部と溝部38a,38aとが連通している。なお、切欠部37c,37cは、その内部が、取付部材39の後述する2つの係止部39f、39fが弾性変形した場合に係止部39f,39fの先端部が入り込むための空間となっている。
被係止部38は、取付部材39の係止部39f,39fに対応して回転止め部37を挟む2カ所、すなわち、上述の2カ所の切欠部37c,37cのそれぞれの外側への延長線上に形成された溝部38a,38aと、溝部38aの外側端部上に形成された保護壁38b,38bとを有する。
2つの溝部38a,38aは、回転止め部37の中心となる貫通孔37aを通る一直線上に配置されるとともに、切欠部37c,37cと連通している。また、溝部38a,38aは、回転止め部37の凹部37dよりも僅かに深く形成されている。そして、溝部38a,38aの外側となる端部上には、溝部38a,38aの端部の上部開口部分を塞ぐように保護壁38b,38bが形成されている。保護壁38b,38bは、溝部38a,38aの幅より広く形成され、左右両側部が溝部38aの左右側縁より外側となっている。また、保護壁38b,38bは、ほぼ板状でユニット取付部32の裏面に対して直角に形成されている。
また、2つの保護壁38b,38bは、回転止め部37を挟んで対向して配置されている。そして、2つの保護壁38b,38bの先端面(遊技機の前後方向で後面)のうちの互いに対向する側(内側)となる部分が前側に向かうにつれて狭まる斜面38c,38cとされている。
また、保護壁38b,38bの底部の溝部38a,38aと前後に重なる部分は、保護壁38b,38bの底面(前面)が溝部38a,38aに臨んだ状態となっている。そして、保護壁38b,38bの溝部38a,38aに向かって露出した状態の底面に、取付部材39の係止部39f、39fの後述する係合片393の後面が面接触して係合するようになっている。
また、保護壁38b,38bは、ユニット取付部32に取付部材39を取り付けた状態で、取付部材39の係止部39f,39fの後述する折返片392,392の外側(背面側)に配置されるようになっており、後述するように係止部39f,39fの変形を防止して、取付部材39の脱落を防止するようになっている。
従って、ユニット取付部32は、取付部材39の係止部39f,39fが係止する被係止部38,38と、前記非回転係合部39cが係合する回転止め部37とを備え、該回転止め部37に、後述の取付部材39の取付孔39bに対応する貫通孔37aを形成している。また、ユニット取付部32の被係止部38の背面側には、前記取付部材の折返片の外側に沿って保護壁を立設している。
また、ユニット取付部32では、回転止め部37の凹部37dと被係止部38の溝部38a,38aが凹んだ状態となっていることから、そのまま状態では、回転止め部37の凹部37dでは、板状のユニット取付部32が薄くなってしまう。しかし、取付部材39を用いてユニット取付部32に発射ユニット7の取付ベース78を取り付けた場合に、回転止め部37が取付部材39の非回転係合部39cの前面と、取付ベース78の位置決めリブ78g,…の内側のリブ内接合面78hとに挟まれることにより、ユニット取付部32と取付ベース78とが接合されることから、ユニット取付部32において回転止め部37は、十分な強度を有する必要がある。
そこで、ユニット取付部32の裏面側の凹部37d及び溝部38a,38aとの反対側となるユニット取付部32の前面側には、これら凹部37d及び溝部38a,38aの形状に対応して前側に膨出する前記位置決め部材36が形成されている。これによりユニット取付部32の回転止め部37及び位置決め部材36の位置においては、凹部37d及び溝部38a,38aを設けても十分な強度を有するものとなっている。
すなわち、回転止め部37及び被係止部38と前後に重なる位置に設けられる位置決め部材36は、ユニット取付部32に対する取付ベース78の位置決めの機能と、回転止め部37で凹部37dを設けるとともに被係止部38で溝部38a,38aを設けたことに対する補強としての機能とを有し、さらに、ユニット取付部32と取付ベース78との間でこれらの面方向に向かう剪断力が作用した場合に、位置決めリブ78g,…と、位置決め部材36との間で前記力が伝達されるようになっている。
なお、位置決め部材36は、凹部37d及び溝部38a,38aと前後に重なるが、これらより僅かに広い範囲に渡って形成される。
パチンコ遊技機1は、前面枠3のユニット取付部32と、発射ユニット7の取付ベース78との接合に用いられ、ユニット取付部32の背面側に着脱自在に取り付けられる合成樹脂製の取付部材39,…を備える。
取付部材39,…は、少なくとも前面側を開口する取付孔39bが形成された筒状部39aと、ユニット取付部32に対して係止される係止部39f,39fとを備え、該筒状部39aの前部に、前記ユニット取付部32に対して回転不能に係合する鍔状の非回転係合部39cを形成している。
筒状部39aは、円筒状に形成され、その中央部に軸方向に沿って螺合部材としてのビス11,…が螺合する取付孔39bが形成されている。なお、ビス11,…としては、タッピングビスが用いられるので、取付孔39bの内周面は、ねじ立てされていない状態となっている。
また、取付部材39をユニット取付部32の回転止め部37及び被係止部38の位置に取り付けた際に、ユニット取付部32の貫通孔37a,…と、取付孔39bとが前後に重なるようになっている。また、上述のようにユニット取付部32の貫通孔37a,…と、取付ベース78の貫通穴79とが前後に重なるので、取付ベース78の貫通穴79からユニット取付部32の貫通孔37a,37aを介して取付部材39の取付孔39bにビス11,…を挿通可能となっている。
そして、前面枠3のユニット取付部32を間に挟んだ状態で、前記発射ユニット7の取付ベース78と前記取付部材39とを前記取付孔39bに螺合する螺合部材(ビス11,…)で締結することにより、ユニット取付部32に取付ベース78を固定できるようになっている。
筒状部39aの前部には、前記回転止め部37内に挿入されて係合する非回転係合部39cが形成されている。非回転係合部39cは、回転止め部37に対応して6角形の板状に形成されるが、筒状部39aより径が大きくされ、筒状部39aに対して鍔状(フランジ状)に形成される。すなわち、非回転係合部39cは、筒状部39aの先端部を拡径した状態に形成されている。また、非回転係合部39cは、係合相手となる回転止め部37の凹部37dと凹部補強リブ37bとを合わせた深さとほぼ同じ厚みとされる。
非回転係合部39cは、回転止め部37の内周と同様に6角形状に形成され、かつ、回転止め部37の内径と非回転係合部39cの外形との間には僅かなクリアランスしかない状態となっている。
そして、非回転係合部39cの前面と側面との角部は前面の全周に渡って面取りされた状態となっており、非回転係合部39cの前面の径がその後側より僅かに狭くされ、上述のように僅かなクリアランスしかない回転止め部37内に非回転係合部39cを容易に挿入できるようになっている。
また、非回転係合部39cの前面は、ユニット取付部32に取り付けられた状態で回転止め部37の凹部37dの底面に面接触することになるが、筒状部39aの断面より面積が広くされており、非回転係合部39cを鍔状とせずに、筒状部39aとほぼ同径とした場合に比較して、ユニット取付部32と広い面積に渡って接触することができる。
また、上述のように非回転係合部39cの径を筒状部39aより広くしたことで、非回転係合部39cの外周面と回転止め部37の内周面との接触位置が取付部材39の中心から遠くなることになり、取付部材39の回転を確実に阻止することができる。
筒状部39aは、その外周部分において、6角形状の非回転係合部39cの対向する2つの頂点に対応する位置にそれぞれ前後方向に渡って第1筒補強リブ39d,39dが形成されている。第1筒補強リブ39d,39dは、筒状部39aの前縁から後縁に渡って形成され、前端が非回転係合部39cの背面に接合された状態となっている。
また、第1筒補強リブ39d,39dは、非回転係合部39cの上述の頂点となる角部に対応して外側が三角屋根状となっているとともに、非回転係合部39cの前記角部の外周面と第1筒補強リブ39d,39dの外側の面とが連続する面となるように形成されている。従って、第1筒補強リブ39d,39dは、非回転係合部39cより外側に突出していない。
また、筒状部39aの外周部分には、上述の6角形状の非回転係合部39cの対向する2つの頂点を結ぶ線分と平行となり、かつ、互いに対向する2つの辺の中央部となる位置に対応してそれぞれ第2筒補強リブ39e,39eが形成されている。第2補強リブ39e,39eは、第1筒補強リブ39d,39dと同様に、筒状部39aの前縁から後縁に渡って形成され、前端が非回転係合部39cの背面に接合された状態となっている。また、非回転係合部39cの外周面と第2筒補強リブ39e,39eの外側の面とが連続する面となるように形成されている。従って、第2筒補強リブ39e,39eも、非回転係合部39cより外側に突出していない。なお、2つの第1補強リブ39d,39dを結ぶ線分と、2つの第2補強リブ39e,39eとを結ぶ線分とは直交し、第1補強リブ39d,39dと、第2補強リブ39e,39eとを合わせたリブは、筒状部39aの外周に等角度毎に配置されている。
取付部材39の係止部39f,39fは、筒状部39aの後端部から側方に突出する突出片391と、該突出片391の先端から折り返して筒状部39aの前側に向かって延出する折返片392とを備え、該折返片392の先端部の外側にユニット取付部32の被係止部38と係合する係合片393を形成し、筒状部39aと折返片392との間に空部39iを形成するようになっている。
2つの突出片391,391は、筒状部39aの後端部の2つの第2補強リブ39e,39eの位置からそれぞれ左右に延出していおり、突出片391,391と第2補強リブ39e,39eとが一体となった形状を有する。また、突出片391,391と第2補強リブ39e,39eとは、ほぼ同一の断面形状を有する。また、突出片391,391の先端部は、第2補強リブ39e,39eの外面より第2補強リブ39eの厚みの3倍程度離れた位置となっている。
折返片392,392は、突出片391,391の先端部から筒状部39a(第2補強リブ39e)の折返し方向、すなわち、これらと平行で前側に向かう方に延出して形成されている。また、折返片392,392は、その先端部が非回転係合部39cの前面と同じか僅かに後方になるように、前側に延出している。また、折返片392,392は、第2補強リブ39e,39e及び突出片391,391と略同様の断面形状を有する。
そして、折返片392,392の先端部には、外側に向かって突出するように係合片393,393が設けられている。
また、折返片392,392と筒状部39aの第2補強リブ39e,39eとの間には、折返片392,392から突出する係合片393,393の突出長さ以上の間隔があけられ、これが前記空部39i,39iとされている。
また、2つの折返片392,392の外面同士の間隔は、前記被係止部38の2つの保護壁38b,38bの内面同士の間隔と略同じとされている。
また、折返片392,392の先端となる係合片393,393の外側面は、前方に進むにつれて取付部材39の中心側に向かう斜面39j,39jとなっている。
従って、取付部材39をユニット取付部32の回転止め部37及び被係止部38,38の位置に取り付ける際に、後述するように、保護壁38b,38bの後面となる斜面38c,38cに係止部39f,39fの折返片392,392の先端面(係合片393,393の前面)となる斜面39j,39jを接触させることになるが、この状態で、取付部材39をユニット取付部32に向かって押しつけると、保護壁38b,38bの後面の斜面38c,38cに折返片392,392の斜面39j,39jが案内され、折返片392,392の先端部が取付部材39の筒状部39a(第2補強リブ39e,39e)に近づけられるように、係止部39f,39fが弾性変形する。この際に、空部39i,39iとなる第2補強リブ39e,39eと、折返片392,392との間隔が折返片392,392からの係合片393,393の突出長さより広いので、係合片393,393が保護壁38b,38bの内側に入るまで、係止部39f,39fが弾性変形可能となっている。
これにより、係合片393,393の先端部(外側端部)が2つの保護壁38b,38bの内側に入り、取付部材39を前方に移動可能となる。そして、取付部材39をさらに前方に移動すると、取付部材39の先端部の非回転係合部39cが回転止め部37の凹部37d内に挿入される。この際に、2つの係止部39f,39f(係合片393,393)の位置を2つの保護壁38b,38bの位置に合わせておくことにより、6角形の非回転係合部39cの角度と、6角形の回転止め部37の角度とが対応するとともに、非回転係合部39cの中心と回転止め部37の中心とがほぼ前後に重なるので、容易に非回転係合部39cを回転止め部37内に挿入することができる。
また、この際には、係合片393,393が被係止部38の溝部38a,38aに入り、係合片393,393の後面が保護壁38b,38bの溝部38a,38a内に臨む底面(前面)より前になって、保護壁38b,38bによる規制が解除された状態となり、係止部39f,39fが弾性復帰し、係合片393,393が外側に拡がる。これにより、係合片393,393が溝部38a,38a内で保護壁38b,38bの前側に回り込んだ状態となり、係合片393,393の後面と保護壁38b,38bの前面とが係合し、取付部材39をユニット取付部32に係止した状態となる。
また、この状態では、係止部39f,39fの折返片392,392の外面側に近接もしくは接触した状態で保護壁38b,38bが配置された状態となり、折返片392,392に筒状部39a(第2補強リブ39e,39e)側に弾性変形するような力がかかるのを防止するようになっている。
一方、ユニット取付部32に取り付けられた取付部材39を取り外す際には、前記空部39i,39iのうちの少なくとも1つに、空部39i,39iとなる第2補強リブ39e,39eと折返片392,392との間隔より細い治具(例えば、マイナスドライバ先端部)をユニット取付部32の裏面に対して斜めとなるように挿入し、治具の先端部をユニット取付部32裏面に押しつけた状態で、治具をユニット取付部32に対して直角となる方向に引き上げる。これにより、空部39i,39iに挿入された治具が突出片391,391の前側に接触するとともに、突出片391,391を後方に引き上げることになる。
この際に、溝部38a,38a内で、保護壁38b,38bの前面に当接している係合片393,393は、その折返片392,392に接続された内側となる端部側が後方に引張られることにより、内側の端部側が外側の端部側より後方となるように斜めに弾性変形することになる。この際に、保護壁38b,38b前面の内側角部が係合片393,393の上述のように斜めとなった後面に接触した状態となり、係合片393,393を内側に押しつける力が作用し、折返片392,392の前端部を内側に弾性変形させる。
これにより、係合片393,393が保護壁38b,38bより内側に入り込んで係合片393,393と保護壁38b,38bとの係止が解除され、取付部材39を後方に移動させて取り外すことができる。
すなわち、基本的に空部39i,39iに治具を挿入して後方に引張るだけで、ユニット取付部32から取付部材39を簡単に取り外すことができる。
以上のようなパチンコ遊技機1の製造における前面枠3の発射ユニット7の取付方法を説明する。まず、上述のように、前面枠3のユニット取付部32の裏面側の各貫通孔37a,…の位置に、取付部材39,…を取り付ける。この場合には、取付部材39,…の係止部39f,39fの位置を保護壁38b,38bの位置に合わせてユニット取付部32に押しつけるだけで上述のように簡単に取付部材39,…を取り付けることができる。
次ぎに、ユニット取付部32の前面側に発射ユニット7を配置する。この際には、前面側に膨出する位置決め部材36,…と、発射ユニット7の取付ベース78の位置決めリブ78g,…とを係合することで、ユニット取付部32に対して容易に発射ユニット7を位置決めできる。また、位置決めされた状態で、取付ベース78の貫通穴79,…と、ユニット取付部32の貫通孔37a,…と、取付部材39の取付孔39bとが前後に重なった状態となる。
この状態で、取付ベース78の貫通穴79,…側からビス11,…を挿通し、ユニット取付部32の貫通孔37a,…を介して取付孔39bにビス11,…の先端部が挿入されるようにする。次ぎに、ドライバを用いてビス11,…を取付孔39bに螺合させることで、ユニット取付部32を間に挟んだ状態で、ビス11,…により、取付ベース78と取付部材39とを締結することができる。なお、この際には、取付部材39がユニット取付部32に係止されるとともに、回転止め部37に非回転係合部39cが係合することで、取付部材39が軸回りに回転してしまうのを阻止し、容易にビス11,…を螺合することができる。
この際に、作業ミスで取付部材39の取付孔39bを破損して、上述のような締結が不可能もしくは十分な締結強度が得られなくなった場合には、ビス11,…を取り除くとともに、取付部材39をユニット取付部32から上述のように取り外し、未使用の取付部材39を再び取り付ける。
これにより、従来のように前面枠3のビス孔を損傷させることにより、前面枠3を使用不能な状態としてしまうことがなく、製造上のロスを最小限にできる。また、取付部材39は、係止部39f,39fを弾性変形させることで容易に取り外し可能であるが、被係止部38,38の保護壁38b,38bにより、係止部39f,39fを係止の解除方向への弾性変形させるような不用意な接触が阻止され、パチンコ遊技機1の製造作業中等に取付部材39,…が脱落するのを防止することができ、作業性を向上することができる。
また、組み上げられたパチンコ遊技機1において、遊技を行うと、遊技球が短い間隔で多数発射されることになり主に前面枠3の面方向に沿った力が遊技球の発射毎に断続的に発射ユニット7に作用することになる。
この際には、ユニット取付部32、取付ベース78及び取付部材39においては、ビス11,…による締結部に剪断力が集中することになる。
それに対して、ユニット取付部32を取付ベース78と取付部材39とで挟んだ状態で、取付ベース78と取付部材39を締結しているので、取付ベース78の上述のリブ内接合面78h,…と、ユニット取付部32の位置決め部材36,…の前面との面接触部分の摩擦力と、ユニット取付部32の回転止め部37,…の凹部37d,…の底面と、取付部材39の非回転係合部39cの前面との摩擦力が対向することになる。さらに、取付部材39の非回転係合部39cを鍔状としたことにより、筒状部39aの前面を接触した場合よりも面接触部分の面積を大きくすることで、締結部分において十分な摩擦力を得ることができる。
また、取付ベース78の位置決めリブ78g,…の内周面とユニット取付部32の位置決め部材36の外周面との接触、ユニット取付部32の回転止め部37の内周面と、取付部材39の非回転係合部39cの外周面との接触により、上述の面方向に沿った力をユニット取付部32、取付ベース78及び取付部材39で効率的に伝達し、力を分散して強度の向上を図ることができる。従って、ユニット取付部32、取付ベース78及び取付部材39を全て合成樹脂製としても、遊技球の発射に基づく力が集中するビス11,…まわりに十分な強度を確保することができる。
以上のようなパチンコ遊技機1は、機枠2の一側に蝶着された前面枠3と、発射杵72を駆動するための駆動源(駆動機構74)及び発射レール71を取付ベース78に取り付けて形成された発射ユニット7とを備え、前面枠3の下部に設けられたユニット取付部32に対して前面側から発射ユニット7の取付ベース78を取り付けて構成され、ユニット取付部32の背面側に着脱自在に取り付けられる取付部材39を備え、取付部材39は、ユニット取付部32に対して係止される係止部39fと、少なくとも前面側を開口する取付孔39bが形成された筒状部39aとを備え、該筒状部39aの前部に、ユニット取付部32に対して回転不能に係合する鍔状の非回転係合部39cを形成し、ユニット取付部32は、取付部材39の係止部39fが係止する被係止部38と、非回転係合部39cが係合する回転止め部37とを備え、該回転止め部37に、取付孔39bに対応する貫通孔37aを形成し、発射ユニット7の取付ベース78に、ユニット取付部32の貫通孔37aに対応した貫通穴79を形成し、前面枠3のユニット取付部32を間に挟んだ状態で、発射ユニット7の取付ベース78と取付部材39とを取付孔39bに螺合する螺合部材(ビス11,…)で締結している。
従って、ユニット取付部32の背面側に着脱自在に取り付けられ、かつ、前面枠3に発射ユニット7の取付ベース78を締結するためのビス11,…が螺合する取付孔39bを有する取付部材39,…を設け、取付部材39,…と取付ベース78との間に前面枠3のユニット取付部32を挟んだ状態で、取付部材39と取付ベース78をビス11,…で締結するようにしたので、発射ユニット7をユニット取付部32に取り付ける際に、ビス11,…の取付孔39bへの螺合に失敗し、取付孔39bが破損して発射ユニット7をユニット取付部32に強固に締結できない状態となっても、着脱可能な取付部材39を交換することにより締結可能となり、ユニット取付部32を有する前面枠3を交換する必要がない。
従って、作業ミスにより前面枠3全体を交換するような事態を防止し、作業ミスがあっても取付部材39だけを交換すれば良いので、製造上のロスを最小限に留めることができる。
また、発射ユニット7の故障等の際に、発射ユニット7を取り外した後に、再び発射ユニット7を取り付けるような場合も、作業ミスにより前面枠3が使用不能となるような事態を防止できる。また、タッピングビスを使用するものとした場合に、同じ取付孔39bに繰り返しタッピングビスを締結すると締結強度が低下する可能性があるが、取付部材39を交換することで、締結強度を維持することができ、ねじ止め部分に遊技球の発射に基づく力が作用しても十分に対応することができる。
また、ユニット取付部32を取付ベース78と取付部材39とで挟んだ状態で、取付ベース78と取付部材39を締結することで、ユニット取付部32と取付ベース78とが固定されるので、発射ユニット7の前面枠3への取付状態を安定させ、上述のような力に十分に対応することができる。
また、取付部材39は、その係止部39f,39fがユニット取付部32の被係止部38,38に係止することにより着脱自在に取り付けられるだけではなく、取付孔39bを有する筒状部39aの前部に形成された鍔状の非回転係合部39cが、ユニット取付部32の回転止め部37に回転不能に係合することで、取付部材39,…にビス11,…を螺合する際に、取付部材39が回転してしまうのを防止し、容易かつ確実に取付部材39にビス11,…を螺合することができる。
また、非回転係合部39cは、鍔状となっており、筒状部39aより拡径されている。すなわち、取付部材39の筒状部39aの前部に鍔状に非回転係合部39cを設けることで、取付部材39の取付ベース78に接触する前面の面積を筒状部39aの断面積より大きくすることが可能となり、上述のように取付ベース78と取付部材39との間にユニット取付部32を挟持するようにした際に、取付部材39とユニット取付部32との接触面積をより大きくして、発射ユニット7の前面枠3への取付状態を安定させ、前面枠3と発射ユニット7とのねじ止め部分をより強固な構造とすることができる。
また、前記取付部材39の係止部39f,39fは、筒状部39aの後端部から側方に突出する突出片391,391と、該突出片391,391の先端から折り返して筒状部39aの前側に向かって延出する折返片392,392とを備え、該折返片392,392の先端部の外側に前記ユニット取付部32の被係止部38,38と係合する係合片393,393を形成し、筒状部39aと折返片392,392との間に空部39i,39iを形成している。
従って、筒状部39aと折返片392,392との間に空部39i,39i、すなわち、隙間があるので、この空部39i,39iに治具を挿入し、突出片391,391をユニット取付部32から引き離すことで、取付部材39をユニット取付部32から容易に取り外すことができる。
前記ユニット取付部32の被係止部38,38は、取付部材39の折返片392,392より外側に位置し、折返片392,392の背面に沿って立設された保護壁38b,38bを有している。
従って、折返片392,392の外側に沿って保護壁38b,38bを立設することにより、折返片392,392の外側に手や工具等が接触するのを防止し、取付部材39の脱落を防止することができる。
なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ遊技機に限られるものではなく、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機にも適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態のガラス枠を開放した状態のパチンコ遊技機を示す斜視図である。 前記パチンコ遊技機を示す背面図である。 前記パチンコ遊技機の発射ユニットを示す斜視図である。 前記発射ユニットの取付ベースを示す背面側の斜視図である。 前記発射ユニットが取り付けられるパチンコ遊技機の前面枠を示す斜視図である。 前記前面枠のユニット取付部を示す背面側の斜視図である。 前記ユニット取付部の回転止め部及び被係止部と、取付部材を示す斜視図である。 前記取付部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
11 ビス(螺合部材)
2 機枠
3 前面枠
32 ユニット取付部
37 回転止め部
37a 貫通孔
38 被係止部
38b 保護壁
39 取付部材
39a 筒状部
39b 取付孔
39c 非回転係合部
39f 係止部
39i 空部
391 突出片
392 折返片
393 係合片
7 発射ユニット
71 発射レール
72 発射杵
74 駆動機構(駆動源)
74a モータ(駆動源)
78 取付ベース
79 貫通穴

Claims (2)

  1. 機枠の一側に蝶着された前面枠と、発射杵を駆動するための駆動源及び発射レールを取付ベースに取り付けて形成された発射ユニットと、を備え、
    前記前面枠の下部に設けられたユニット取付部に対して前面側から前記発射ユニットの取付ベースを取り付けて構成された遊技機において、
    前記ユニット取付部の背面側に着脱自在に取り付けられる取付部材を備え、
    前記取付部材は、
    前記ユニット取付部に対して係止される係止部と、少なくとも前面側を開口する取付孔が形成された筒状部と、を備え、該筒状部の前面側の端部に、前記ユニット取付部に対して回転不能に係合する鍔状の非回転係合部を形成し、
    前記ユニット取付部は、
    前記取付部材の係止部が係止する被係止部と、前記非回転係合部が係合する回転止め部と、を備え、該回転止め部に、前記取付孔に対応する貫通孔を形成し、
    前記発射ユニットの取付ベースに、前記ユニット取付部の貫通孔に対応した貫通穴を形成し、
    前記前面枠のユニット取付部を間に挟んだ状態で、前記発射ユニットの取付ベースと前記取付部材とを前記取付孔に螺合する螺合部材で締結し、
    前記取付部材の係止部は、
    前記筒状部の背面側の端部から当該遊技機の前後方向に直交する方向に突出する突出片と、該突出片の先端から折り返して筒状部の前面側に向かって延出する折返片と、を備え、
    該折返片の先端部に、前記突出片が突出する方向に突出して前記ユニット取付部の被係止部と係合する係合片を形成し、
    前記筒状部と折返片との間に空部を形成することを特徴とする遊技機。
  2. 前記ユニット取付部の被係止部の背面側には、前記取付部材を取り付けた状態で、前記取付部材の折返片に対向する保護壁を立設したことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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