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JP4119196B2 - 通話管理システム - Google Patents
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JP4119196B2 - 通話管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば非常電話子機等の複数の端末装置と、非常電話親機等の管理装置と、これら端末装置及び管理装置間を収容接続する非常電話制御装置等の端末制御装置とを有する非常電話システム等の通話管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような非常電話システムとしては、複数の非常電話子機と、非常電話親機と、これら非常電話子機及び非常電話親機を収容接続する非常電話制御装置とを有し、この非常電話制御装置は、非常電話子機からの着信を検出すると、この着信を非常電話親機に通知し、この非常電話親機の応答操作に応じて非常電話子機との通話を確立するものである。
【0003】
図6は従来の非常電話システムに関わる非常電話親機の盤面を示す説明図である。
【0004】
図6に示す非常電話親機200は、業務用通話及び非常用通話双方に対応可能で最大2回線までの同時通話を可能とし、非常電話制御装置13を通じて着信を検出すると、その着信に応じて着信状況を表示する2つの着信表示部201と、2つのハンドセット202と、様々な指令を入力する操作部203とを有している。
【0005】
操作部203は、ダイヤル操作部204と、各着信表示部201に対応付けて同着信に関わる機能ボタン部205とを有している。
【0006】
機能ボタン205は、同着信を受付応答する通話ボタン211と、通話中の呼を保留する保留ボタン212と、三者通話を実行する割込みボタン213と、内線発信等を実行する内線ボタン214と、通話を切断する復旧ボタン215とを有している。尚、機能ボタン205の各ボタンには表示ランプが配置されている。
【0007】
では、ここで非常電話親機200の操作方法について説明する。尚、非常電話親機200は業務用と非常用とに分別することができる。
【0008】
非常電話親機200が非常電話子機に対して業務用発信する場合、空きの内線ボタン214を押下した後、相手先の非常電話子機の電話番号をダイヤル操作することで非常電話子機に発信することができる。
【0009】
尚、非常電話親機200から非常電話子機に発信中にも関わらず、相手先の非常電話子機が話中の場合、非常電話親機200にて割込みボタン213を押下することで話中の通話に割り込むことができる。
【0010】
非常電話親機200が非常電話子機から業務用着信を検出した場合、リンガを鳴動して着信表示部201に発信先の非常電話子機の電話番号を着信状況として表示し、この表示中の着信表示部201側の内線ボタン214に対応した表示ランプを点滅表示することになる。
【0011】
非常電話親機200が業務用着信に応答する場合、点滅表示中の表示ランプに対応した内線ボタン214を押下することで、同業務用着信に対して応答することができる。この際、非常電話親機200は、業務用着信に応答すると、点滅表示中の内線ボタン214に対応する表示ランプは点灯表示となり、そのリンガの鳴動は停止することになる。
【0012】
非常電話親機200が業務用着信応答による通話を切断する場合、同切断対象の着信状況を表示する着信表示部201側の復旧ボタン215を押下することで、その通話を切断し、その切断対象の内線ボタン214に対応する点灯表示中の表示ランプが消灯して着信待受け状態に復旧することになる。
【0013】
また、非常電話親機200が業務用着信応答による通話中の呼を保留する場合、同保留対象である通話中の着信状況を表示する着信表示部201側の保留ボタン212を押下することで、通話中の呼を保留することができる。この際、非常電話親機200は、通話中の呼を保留すると、点滅表示中の内線ボタン214に対応する表示ランプがゆっくり点滅することになる。
【0014】
非常電話親機200が保留中の呼に応答する場合、点滅中の表示ランプに対応する内線ボタン214を押下することで保留中の呼に応答することができる。この際、非常電話親機200は、保留中の呼に応答すると、ゆっくり点滅表示中の内線ボタン214に対応する表示ランプが通常の点滅となる。
【0015】
また、非常電話親機200が業務用着信による三者通話を実行する場合、同割込み対象である通話中の着信状況を表示する着信表示部201側の割込みボタン213を押下した後、第三者の電話番号をダイヤル操作することで第三者を呼び出し、この第三者の通話後に再度割込みボタン213を押下することで第三者通話を行うことができる。
【0016】
非常電話親機200が代理応答する場合、内線ボタン214を押下し、代理応答特番をダイヤル操作することで他の非常電話親機の内線ボタン214に着信している呼に対して代理応答することができる。
【0017】
非常電話親機200が非常電話子機から非常用着信を検出した場合、火災ランプ216を点灯しながらリンガを鳴動して着信表示部201に発信先の非常電話子機の電話番号を着信状況として表示し、この表示中の着信表示部201側の通話ボタン211に対応した表示ランプを点滅表示することになる。
【0018】
非常電話親機200が非常用着信に応答する場合、点滅表示中の表示ランプに対応した通話ボタン211を押下することで、同非常用着信に対して応答することができる。この際、非常電話親機200は、非常用着信に応答すると、点滅表示中の通話ボタン211に対応する表示ランプは点灯表示となり、そのリンガの鳴動は停止することになる。尚、内線ボタン214で通話中の場合、通話中の呼を復旧又は保留した後、通話ボタン211を押下することで応答することになる。
【0019】
非常電話親機200の非常用着信応答による通話を切断する場合、同切断対象の着信状況を表示する着信表示部201側の復旧ボタン215を押下することで、その通話を切断し、その切断対象の通話ボタン211に対応する点灯表示中の表示ランプと火災ランプ216とを消灯して着信待受け状態に復旧することになる。
【0020】
非常電話親機200が非常用着信応答による通話中の呼を保留する場合、同保留対象である通話中の着信状況を表示する着信表示部201側の保留ボタン212を押下することで、通話中の呼を保留することができる。この際、非常電話親機200は、通話中の呼を保留すると、点滅表示中の内線ボタン214に対応する表示ランプがゆっくり点滅することになる。
【0021】
非常電話親機200が保留中の呼に応答する場合、点滅中の表示ランプに対応する内線ボタン214を押下することで保留中の呼に応答することができる。この際、非常電話親機200は、保留中の呼に応答すると、ゆっくり点滅表示中の内線ボタン214に対応する表示ランプが通常の点滅になる。
【0022】
また、非常電話親機200に第2報や第3報の非常用着信が生じた場合、第2報目は2つの通話ボタン211の内、空きの通話ボタン211に着信し、第3報目以降は発報の子機に話中音を送出するが、任意の他の親機に着信することになる。
【0023】
非常電話親機200が非常用着信による三者通話を実行する場合、同割込み対象である通話中の着信状況を表示する着信表示部201側の割込みボタン213を押下した後、第三者の電話番号をダイヤル操作することで第三者を呼び出し、この第三者の通話後に再度割込みボタン213を押下することで第三者通話を行うことができる。
【0024】
また、非常電話親機200が非常用着信応答による通話中の他の親機に割り込む場合、内線ボタン214を押下して割込み特番+親機内線番号をダイヤル操作することで割込み通話状態となり、この割込み通話中においては割込み音が第三者に聞こえることになる。尚、割込み通話から抜ける場合には復旧ボタン215を押下することで割込み通話から抜けることができる。
【0025】
このように従来の非常電話システムによれば、その非常電話親機200が非常用ばかりでなく、業務用としても使用することができ、非常用着信や業務用着信が同時に2つ発生したとしても、これら非常用着信及び業務用着信を受付応答することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通話管理システムである非常電話システムによれば、その非常電話親機200が最大2つまでの非常用着信及び業務用着信にしか同時に応答することができないことから、3つの目の着信に対しては他の非常電話親機200に転送するようにしているために、他の非常電話親機を準備しなければならない。
【0027】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、他の非常電話親機を別個準備しなくても、複数の着信に受付応答することができる通話管理システムを提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の通話管理システムは、複数の端末装置及び管理装置を収容接続する端末制御装置を有し、前記端末制御装置は、前記端末装置から前記管理装置への異なる優先順位の着信を検出する着信検出手段と、前記着信検出手段にて検出した前記管理装置への着信を受付応答する着信応答手段と、前記着信応答手段にて前記管理装置への着信を受付応答すると、前記受付応答した前記端末装置及び前記管理装置間の通話を確立する通話確立手段とを有する通話管理システムであって、前記通話確立手段が、前記端末装置及び前記管理装置間の通話中に、前記着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置への着信を受付応答する度に、前記端末装置及び管理装置間の通話に対して、前記受付応答した端末装置との会議通話を順次確立する第一の会議通話確立手段と、前記第一の会議通話確立手段で会議通話中に、前記着信検出手段で前記会議通話より優先順位の高い着信を検出したときには、前記会議通話を強制切断し前記優先順位の高い着信を受け付ける受付制御手段と、前記優先順位の高い着信を前記管理装置が受付応答後、前記受付制御手段で着信受付した端末装置及び前記管理装置間の通話中に、前記着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置へ前記優先順位の高い着信と同じ優先順位の着信を受付応答する度に、前記端末装置及び管理装置間の通話に対して、前記受付応答した端末装置との会議通話を順次確立する第二の会議通話確立手段と、を有するようにした。
【0029】
従って、本発明の通話管理システムによれば、前記端末装置及び前記管理装置間の通話中に、前記着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置への着信を受付応答する度に、端末装置及び管理装置間の通話に対して、この受付応答した端末装置との会議通話を順次確立するようにしたので、会議通話の中で各着信に応対することができることから、他の管理装置を別個準備する必要もなくなる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の通話管理システムにおける実施の形態を示す非常電話システムについて説明する。図1は本実施の形態を示す非常電話システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【0035】
図1に示す非常電話システム10は、複数の非常電話子機11と、非常電話親機12と、これら非常電話子機11及び非常電話親機12を通信接続する非常電話制御装置13とを有し、この非常電話制御装置13は、非常電話子機11からの着信を検出すると、この着信を非常電話親機12に通知し、この非常電話親機12の応答操作に応じて非常電話子機11との通話を確立するものである。尚、非常電話親機12では、最大10回線の非常電話子機11からの着信を受付応答することができる。
【0036】
この非常電話制御装置13は、非常電話子機11とのインタフェースを司る非常電話子機用内線パッケージ(以下、単にLINと称する)21と、非常電話親機12とのインタフェースを司る非常電話親機用制御パッケージ(以下、単にEMCNTと称する)22と、非常電話親機12の表示内容を制御する表示制御ユニット(以下、単にJKLと称する)23と、PB信号を受信するPB信号受信パッケージ(以下、単にPBRと称する)24と、一斉放送等を放送する放送装置と連動した放送装置連動用移報接点パッケージ(以下、単にSDUと称する)25と、会議通話用の会議トランク(以下、単にCFTと称する)26とを収容接続している。
【0037】
図2は非常電話親機12の盤面を示す説明図である。
【0038】
図2に示す非常電話親機12は、会議通話機能を備えることで最大10回線までの同時通話を可能とし、非常電話制御装置13を通じて着信を検出すると、その着信に応じて着信状況を最大5回線まで詳細表示できる着信詳細表示領域群31と、その着信に応じて着信状況を最大5回線まで着信有無を通知できる計5個の着信ランプで構成する着信ランプ領域群32と、業務用着信の有無を報知する業務ランプ33と、非常用着信の有無を報知する非常ランプ(火災ランプ)34と、一つのハンドセット35と、ダイヤル操作部36と、後述する表示切替ボタン37とを有している。
【0039】
着信詳細表示領域群31は、第1から第5までの計5個の着信機能操作部40を有し、各着信機能操作部40は、発信先相手の電話番号をLCD表示するLCD表示部41と、このLCD表示部41に表示中の着信の呼を保留する保留ボタン42と、LCD表示部41に表示中の着信の呼と応答する通話ボタン43と、同表示中の着信の呼を他の転送先に転送する転送ボタン44と、同表示中の着信応答した通話を切断する復旧ボタン45とを有している。尚、着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32は、最大10回線までの着信状況を表示するものである。
【0040】
図3は非常電話制御装置13内部の概略構成を示すブロック図である。
【0041】
図3に示す非常電話制御装置13は、非常電話子機11から非常電話親機12への着信を検出する着信検出部51と、この着信検出部51にて検出した非常電話親機12への着信を受付応答する着信応答部52と、この着信応答部52にて非常電話親機12への着信を受付応答すると、この受付応答した非常電話子機11及び非常電話親機12間の通話を確立する通話確立部53と、非常電話子機11及び非常電話親機12間の通話中に、着信応答部52にて他の非常電話子機11から非常電話親機12への着信を受付応答する度に、通話に対して、この受付応答した非常電話子機12との会議通話を順次確立するようにCFT26を制御する会議通話確立部54と、この着信検出部51にて非常電話子機11から非常電話親機12への着信を検出すると、この着信中の着信情報を順次記憶する着信順序メモリ55と、この着信順序メモリ55に記憶中の着信情報に基づいて、その着信毎に現状の着信状況を通知する着信通知部56と、非常電話制御装置13全体を制御する制御部57とを有している。尚、この着信情報とは、着信毎の情報であり、その情報には、発信先電話番号、現在の接続状態(話中や着信中等の着信状況)や、非常用着信又は業務用着信であるかを示すフラグ等が含まれているものとする。
【0042】
制御部57は、非常電話子機11から非常電話親機12への着信が非常用着信又は業務用着信であるかを判定する着信判定部57Aと、この着信判定部57Aにて非常電話親機12への着信が非常用着信であると判定されると、着信順序メモリ55に記憶中の業務用着信に関わる着信情報を削除すると共に、非常電話親機12への非常用着信に関わる着信情報を着信順序メモリ55に記憶するメモリ制御部57Bとを有している。
【0043】
非常電話制御装置13は、例えば第1から第4報目の着信を検出すると、その着信順序に応じて第1から第4までの着信機能操作部40のLCD表示部41に着信の着信状況を表示するものである。
【0044】
さらに、非常電話制御装置13は、第5報目の着信を検出すると、その着信順序に応じて第5着信機能操作部40のLCD表示部41に第5報目の着信状況を表示する。さらに、非常電話制御装置13は、第6報目の着信を検出すると、その着信順序に応じて着信ランプ領域群32の第1着信ランプを点灯表示するものである。
【0045】
また、非常電話親機12では、着信詳細表示領域群31の第1から第5着信機能操作部40に割り当てられた着信に対してのみ応答や切断等の対応が可能であることから、この着信ランプ領域群32の第1から第5着信ランプに割り当てられた着信に対しては対応することができない。そこで、非常電話親機12では、表示切替ボタン37をボタン操作することで、着信ランプ領域群32に割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31に入れ替えることで対応可能となる。
【0046】
では、ここで非常電話親機12の操作方法について説明する。尚、非常電話親機12は業務用と非常用とに分別することができる。
【0047】
非常電話親機12が非常電話子機11に対して業務用発信する場合、空きの通話ボタン43を押下した後、相手先の非常電話子機11の電話番号をダイヤル操作することで非常電話子機11に発信することができる。
【0048】
非常電話親機12が非常電話子機11から業務用着信を検出した場合、業務用ランプ33を点灯表示してリンガを鳴動する。この際、同業務用着信を割り当てた着信機能操作部40のLCD表示部41に着信状況を示す電話番号を表示し、同通話ボタン43に対応した表示ランプを点滅表示するものである。
【0049】
非常電話親機12は業務用着信に応答する場合、同業務用着信を割り当てた点滅表示中の表示ランプに対応した通話ボタン43を押下することで、同業務用着信に対して応答することができる。この際、非常電話親機200は、業務用着信に応答すると、点滅表示中の通話ボタン43に対応する表示ランプは点灯表示となり、そのリンガの鳴動は停止することになる。
【0050】
非常電話親機12は業務用着信応答による通話を切断する場合、同切断対象の着信を割り当てた着信機能操作部40の復旧ボタン45を押下することで、その通話を切断し、その切断対象の通話ボタン43に対応する点灯表示中の表示ランプを消灯して着信待受け状態に復旧することになる。
【0051】
また、非常電話親機12が業務用着信応答による通話中の呼を保留する場合、同保留対象である通話中の着信を割り当てた着信機能操作部40の保留ボタン42を押下することで、その通話中の呼を保留することになる。この際、保留ボタン42に対応した表示ランプがゆっくり点滅するものである。
【0052】
非常電話親機12が保留中の呼に応答する場合、点滅表示中の表示ランプに対応する保留ボタン42を押下することで保留中の呼に応答することになる。この際、保留ボタン42に対応した表示ランプは通常の点滅となる。
【0053】
非常電話親機12が代理応答する場合、着信を割り当てた着信機能操作部40の通話ボタン43を押下し、代理応答特番をダイヤル操作することで他の非常電話親機に着信している呼に対して代理応答することができる。
【0054】
また、非常電話親機12が非常電話子機11からの非常用着信を検出した場合、非常用ランプ34を点灯表示してリンガを鳴動する。この際、同非常用着信を割り当てた着信機能操作部40のLCD表示部41に着信状況を示す電話番号を表示し、同通話ボタン43に対応した表示ランプを点滅表示するものである。
【0055】
非常電話親機12は非常用着信に応答する場合、同非常用着信を割り当てた点滅表示中の表示ランプに対応した通話ボタン43を押下することで同非常用着信に応答すると、点滅表示中の通話ボタン43に対応する表示ランプは点灯表示となり、リンガの鳴動は停止することになる。
【0056】
また、非常電話親機12が非常用着信応答による通話中の呼を保留する場合、同保留対象である通話中の着信を割り当てた着信機能操作部40の保留ボタン42を押下することで、その通話中の呼を保留することになる。この際、保留ボタン42に対応した表示ランプがゆっくり点滅するものである。
【0057】
非常電話親機12が保留中の呼に応答する場合、点滅表示中の表示ランプに対応する保留ボタン42を押下することで保留中の呼に応答することになる。この際、保留ボタン42に対応した表示ランプは通常の点滅となる。
【0058】
尚、非常用着信応答による通話の切断は、非常電話親機12からはできず、非常電話子機11からの切断操作にのみ可能である。従って、非常電話親機12は、その切断操作を検出すると、その通話を切断し、その切断対象の通話ボタン43に対応する点灯表示中の表示ランプを消灯して着信待受け状態に復旧することになる。
【0059】
尚、請求項記載の端末装置は非常電話子機11、管理装置は非常電話親機12、端末制御装置は非常電話制御装置13、着信検出手段は着信検出部51、着信応答手段は着信応答部52、通話確立手段は通話確立部53、会議通話確立手段は会議通話確立部54、着信記憶手段は着信順序メモリ55、着信通知手段は着信通知部56、着信判定手段は着信判定部57A、記憶制御手段はメモリ制御部57Bに相当するものである。
【0060】
次に本実施の形態を示す非常電話システム10の動作について説明する。図4及び図5は本実施の形態の業務/非常通話処理に関わる非常電話制御装置13の処理動作を示すフローチャートである。
【0061】
この業務/非常通話処理とは、非常電話子機11からの非常用着信又は業務用着信双方に応答可能とし、複数の業務用着信又は複数の非常用着信に順次応答する毎に業務用又は非常用の会議通話を確立する処理である。
【0062】
において非常電話制御装置13の着信検出部51は、非常電話子機11からの着信を検出したか否かを判定する(ステップS11)。着信判定部57Aは、着信検出部51にて非常電話子機11からの着信を検出すると、この着信が非常用着信であるか否かを判定する(ステップS12)。尚、着信判定部57Aは、非常電話子機11の発信動作を監視し、オフフック操作から所定時間以内にダイヤル操作で非常電話親機12への発信を検出した場合には業務用着信と判断し、オフフック操作から所定時間以内にダイヤル操作がなく非常電話親機12への発信を検出した場合には非常用着信と判断するものである。
【0063】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS12にて非常用着信でないと判定されると、同着信が業務用着信と判断し、着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があるか否かを判定する(ステップS13)。非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS13にて着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があると判定されると、着信順序メモリ55内の残着信の着信情報が非常用着信であるか否かを判定する(ステップS14)。
【0064】
制御部57のメモリ制御部57Bは、ステップS14にて着信順序メモリ55内の残着信の着信情報が非常用着信でないと判定されると、ステップS11にて検出した業務用着信の着信情報を着信順序メモリ55内に記憶する(ステップS15)。尚、このメモリ制御部57Bは、その着信順序に基づいて検出着信の着信情報を着信順序メモリ55に順次記憶するものであり、本実施の形態においては最大10回線までの着信を記憶することができる。
【0065】
非常電話制御装置13の着信通知部56は、ステップS15にて業務用着信の着信情報を着信順序メモリ55内に記憶すると、この着信順序メモリ55のメモリ内容に基づいて、同着信を非常電話親機12の着信詳細表示領域群31又は着信ランプ領域群32に割り当て、各着信機能操作部40又は着信ランプに着信表示させるべく、非常電話親機12を表示制御する(ステップS16)。
【0066】
非常電話制御装置13の着信応答部52は、非常電話親機12からの応答操作を検出したか否かを判定する(ステップS17)。尚、この応答操作とは、着信応答対象の着信に割り当てられた着信機能操作部40の通話ボタン43による押下操作に相当するものである。
【0067】
非常電話制御装置13の会議通話確立部54は、ステップS17にて応答操作を検出したのであれば、現在の通話中の呼に、応答した着信の呼を接続することで会議通話を確立する(ステップS18)。尚、ステップS18は、着信順序メモリ55内に記憶中の全着信の着信情報が業務用着信の場合、同着信に順次応答する度に会議通話を確立していく。また、ステップS18にて通話中の呼がなければ、通話確立部53を通じて応答した着信の呼を接続することで通常通話を確立するものである。
【0068】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS18にて同着信の会議通話を確立すると、非常電話親機12からの表示切替操作を検出したか否かを判定する(ステップS19)。尚、この表示切替操作とは、表示切替ボタン37の押下操作に相当するものであり、着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32双方に割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32間で入れ替える操作である。
【0069】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS19にて表示切替操作を検出したのでなければ、復旧操作を検出したか否かを判定する(ステップS20)。尚、ステップS20の復旧操作とは、切断対象の着信に割り当てられた着信機能操作部40の復旧ボタン45による押下操作に相当するものである。
【0070】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS20にて復旧操作を検出したのでなければ、着信中の非常電話子機11からの切断を検出したか否かを判定する(ステップS21)。非常電話制御装置13は、非常電話子機11からの切断を検出したのでなければ、新たな着信を監視すべくステップS11に移行する。
【0071】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS19にて表示切替操作を検出したのであれば、割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32間で入れ替えることで着信詳細表示領域群31の各LCD表示部41を表示切替することで(ステップS22)、ステップS11に移行する。
【0072】
非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、ステップS20にて復旧操作を検出したのであれば、現在会議通話中の通話を切断することで、同着信順序メモリ55から同切断に関わる着信情報を削除し(ステップS23)、この着信情報の削除に伴って着信順序メモリ55に記憶中の残着信の着信情報を更新することで(ステップS24)、ステップS11に移行する。尚、着信順序メモリ55の更新とは、ステップS23による着信情報の削除に伴って、着信順序メモリ55内で削除した着信情報の順番が空きになることから、その空きを詰めるための処理である。
【0073】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS21にて切断を検出したのであれば、同切断に関わる着信情報を着信順序メモリ55から削除すべく、ステップS23に移行する。
【0074】
非常電話制御装置13は、ステップS17にて応答操作を検出したのでなければ、表示切替操作を検出したか否かを判定する(ステップS25)。表示切替操作を検出したのでなければ、復旧操作を検出したか否かを判定する(ステップS26)。
【0075】
非常電話制御装置13は、ステップS26にて復旧操作を検出したのでなければ、非常電話子機11からの切断を検出したか否かを判定する(ステップS27)。切断を検出したのでなければ、ステップS11に移行する。
【0076】
非常電話制御装置13は、ステップS25にて表示切替操作を検出したのであれば、割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32間で入れ替えることで着信詳細表示領域群31の各LCD表示部41を表示切替することで(ステップS28)、ステップS11に移行する。
【0077】
非常電話制御装置13は、ステップS26にて復旧操作を検出した、又はステップS27にて非常電話子機11からの切断操作を検出したのであれば、同切断対象の着信情報を着信順序メモリ55から削除すべく、ステップS23に移行する。
【0078】
また、非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、ステップS11にて非常電話子機11からの着信を検出したのでなければ、着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があるか否かを判定する(ステップS29)。着信順序メモリ55内に残着信の着信情報がなければ、非常電話子機11からの着信を監視すべく、ステップS11に移行する。
【0079】
非常電話制御装置13の着信応答部52は、ステップS29にて着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があると判定されると、この着信順序メモリ55に記憶中の着信情報に関わる応答操作を監視すべく、ステップS17に移行する。
【0080】
非常電話制御装置13の着信判定部57Aは、ステップS12にて着信情報が非常用着信であると判定されると、図5に示すM1に移行する。
【0081】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS14にて着信順序メモリ55内の残着信の着信情報が非常用着信であると判定されると、非常用着信を優先すべく、ステップS11にて検出した着信、つまり業務用着信を受付せず(ステップS30)、新たな着信を監視すべく、ステップS1に移行する。
【0082】
図5に示すM1において非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、図4に示すステップS12にて着信情報が非常用着信であると判断すると、着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があるか否かを判定する(ステップS41)。着信順序メモリ55内に残着信の着信情報があると判定されると、残着信の着信情報は業務用着信であるか否かを判定する(ステップS42)。
【0083】
非常電話制御装置13の制御部57は、残着信の着信情報が業務用着信であると判定されると、現在着信中の呼を強制的に切断すべく強制復旧動作を実行し(ステップS43)、同切断した着信の着信情報を着信順序メモリ55から削除し(ステップS44)、この着信順序メモリ55のメモリ内容を更新する(ステップS45)。尚、ステップS43の強制復旧動作は、非常用着信の呼を優先するために業務用着信の呼を切断するものである。
【0084】
非常電話制御装置13の着信通知部56は、図4に示すステップS11にて検出した非常用着信の着信情報を着信順序メモリ55に記憶し(ステップS46)、着信順序メモリ55のメモリ内容に基づいて、同着信を非常電話親機12の着信詳細表示領域群31又は着信ランプ領域群32に割り当て、各着信機能操作部40又は着信ランプに着信表示させるべく、非常電話親機12を表示制御する(ステップS47)。
【0085】
非常電話制御装置13の着信応答部52は、非常電話親機12からの応答操作を検出したか否かを判定する(ステップS48)。会議通話確立部54は、応答操作を検出したのであれば、現在通話の呼と応答した着信の呼とを接続することで、非常用通話による会議通話を確立する(ステップS49)。
【0086】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS49にて非常用通話による会議通話が確立すると、表示切替操作を検出したか否かを判定する(ステップS50)。非常電話制御装置13の制御部57は、表示切替操作を検出したのでなければ、着信中の非常電話子機11からの切断を検出したか否かを判定する(ステップS51)。非常電話子機11からの切断を検出したのでなければ、新たな着信を監視すべく、図4に示すM2に移行する。
【0087】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS50にて表示切替操作を検出したのであれば、割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32間で入れ替えることで着信詳細表示領域群31の各LCD表示部41を表示切替することで(ステップS53)、図4に示すM2に移行する。
【0088】
非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、ステップS52にて非常電話子機11からの切断を検出したのであれば、同切断対象の着信情報を着信順序メモリ55から削除し(ステップS54)、この着信情報の削除に伴って着信順序メモリ55に記憶中の残着信の着信情報を更新することで(ステップS55)、図4に示すM2に移行する。
【0089】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS48にて応答操作を検出したのでなければ、表示切替操作を検出したか否かを判定する(ステップS56)。制御部57は、表示切替操作を検出したのでなければ、非常電話子機11からの切断を検出したか否かを判定する(ステップS58)。非常電話子機11からの切断を検出したのでなければ、図4に示すM2に移行する。
【0090】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS58にて表示切替操作を検出したのであれば、割り当てられた着信を着信詳細表示領域群31及び着信ランプ領域群32間で入れ替えることで着信詳細表示領域群31の各LCD表示部41を表示切替することで(ステップS59)、図4に示すM2に移行する。
【0091】
非常電話制御装置13の制御部57は、ステップS58にて切断を検出したのであれば、着信順序メモリ55から切断した着信の着信情報を削除すべく、ステップS54に移行する。
【0092】
非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、ステップS41にて着信順序メモリ55内に残着信の着信情報がないと判定されると、同着信検出した着信の着信情報を着信順序メモリ55内に記憶すべく、ステップS46に移行する。
【0093】
また、非常電話制御装置13のメモリ制御部57Bは、ステップS42にて残着信の着信情報が業務用着信でなければ、着信順序メモリ55の残着信の着信情報は非常用着信であると判断し、ステップS46に移行する。
【0094】
図4及び図5に示す業務/非常通話処理によれば、非常電話子機11からの非常用着信又は業務用着信双方に応答可能とし、複数の業務用着信又は複数の非常用着信に順次応答する毎に業務用又は非常用の会議通話を確立するようにしたので、複数の非常用着信又は複数の業務用着信を受付応答することができる。
【0095】
また、業務/非常通話処理によれば、業務用着信と通話中であっても、非常用着信を検出した場合には、業務用着信による通話の呼を強制的に切断し、非常用着信を優先的に受付可能としたので、業務用通話中に非常用通話の受付不可を確実に防止することができる。
【0096】
本実施の形態によれば、非常電話子機11及び非常電話親機12間の通話中に、着信応答部52にて他の非常電話子機11から非常電話親機12への着信を受付応答する度に、会議通話確立部54を通じて、非常電話子機11及び非常電話親機12間の通話に対して、この受付応答した非常電話子機11との会議通話を順次確立するようにしたので、会議通話の中で各着信に応対することができることから、他の非常電話親機を別個準備する必要もなくなる。
【0097】
また、本実施の形態によれば、着信中の着信情報を着信順序メモリ55に順次記憶し、この記憶中の着信情報に基づいて、その着信毎に現在の着信状況を着信通知部56で着信機能操作部40及び着信ランプに通知するようにしたので、これら着信機能操作部40及び着信ランプの表示内容に基づいて現在の着信状況を把握することができる。
【0098】
また、本実施の形態によれば、非常電話親機12への着信が非常用着信であると判定されると、着信順序メモリ55に記憶中の業務用着信に関わる着信情報を削除すると共に、非常電話親機12への非常用着信に関わる着信情報を着信順序メモリ55に記憶するようにしたので、業務用着信及び非常用着信の内、優先的に非常用着信を選択することができる。
【0099】
尚、上記実施の形態においては、非常電話親機12への着信を検出すると、この着信を着信情報として着信順序メモリ55に記憶し、この着信情報に基づいて着信機能操作部40のLCD表示部41に発信先の電話番号を表示するようにしたが、例えば着信情報に発信先の場所名等を併せて登録してもよく、この場合には、着信機能操作部40のLCD表示部41に電話番号ではなく発信先場所を画面表示することで、発信先の場所を迅速に認識することができ、ひいては火災発生等に対する迅速な避難対応を図ることができる。
【0100】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明の通話管理システムによれば、端末装置及び管理装置間の通話中に、着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置への着信を受付応答する度に、端末装置及び管理装置間の通話に対して、この受付応答した端末装置との会議通話を順次確立するようにしたので、会議通話の中で各着信に応対することができることから、他の管理装置を別個準備する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通話管理システムにおける実施の形態を示す非常電話システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に関わる非常電話親機の盤面を示す説明図である。
【図3】本実施の形態に関わる非常電話制御装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の業務/非常通話処理に関わる非常電話制御装置内部の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の業務/非常通話処理に関わる非常電話制御装置内部の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】従来技術の非常電話システムに関わる非常電話親機の盤面を示す説明図である。
【符号の説明】
10 非常電話システム(通話管理システム)
11 非常電話子機(端末装置)
12 非常電話親機(管理装置)
13 非常電話制御装置(端末制御装置)
51 着信検出部(着信検出手段)
52 着信応答部(着信応答手段)
53 通話確立部(通話確立手段)
54 会議通話確立部(会議通話確立手段)
55 着信順序メモリ(着信記憶手段)
56 着信通知部(着信通知手段)
57A 着信判定部(着信判定手段)
57B メモリ制御部(記憶制御手段)

Claims (1)

  1. 複数の端末装置及び管理装置を収容接続する端末制御装置を有し、前記端末制御装置は、
    前記端末装置から前記管理装置への異なる優先順位の着信を検出する着信検出手段と、前記着信検出手段にて検出した前記管理装置への着信を受付応答する着信応答手段と、前記着信応答手段にて前記管理装置への着信を受付応答すると、前記受付応答した前記端末装置及び前記管理装置間の通話を確立する通話確立手段とを有する通話管理システムであって、
    前記通話確立手段は、
    前記端末装置及び前記管理装置間の通話中に、前記着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置への着信を受付応答する度に、前記端末装置及び管理装置間の通話に対して、前記受付応答した端末装置との会議通話を順次確立する第一の会議通話確立手段と、
    前記第一の会議通話確立手段で会議通話中に、前記着信検出手段で前記会議通話より優先順位の高い着信を検出したときには、前記会議通話を強制切断し前記優先順位の高い着信を受け付ける受付制御手段と、
    前記優先順位の高い着信を前記管理装置が受付応答後、前記受付制御手段で着信受付した端末装置及び前記管理装置間の通話中に、前記着信応答手段にて他の端末装置から前記管理装置へ前記優先順位の高い着信と同じ優先順位の着信を受付応答する度に、前記端末装置及び管理装置間の通話に対して、前記受付応答した端末装置との会議通話を順次確立する第二の会議通話確立手段と、
    を有することを特徴とする通話管理システム。
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