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JP4120175B2 - モータ式燃料ポンプ - Google Patents
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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ポンプケース内に、燃料を吸入して吐出するポンプ部と、ポンプ部を回転駆動するモータとを備えるモータ式燃料ポンプに関し、かかるモータ式燃料ポンプは、燃料タンク内の燃料を昇圧して燃料噴射弁に向けて供給する内燃機関の燃料噴射装置等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
かかるモータ式燃料ポンプにおいて、燃料ポンプから燃料噴射弁に向かって供給される燃料は、燃料噴射弁によって制御される燃料計量部が極めて微少な間隙をもって形成されることから異物を含むことのない清浄な燃料であることが要求されるもので、この為に燃料中の異物を除去する為のフィルターが装着される。
このフィルターは例えば特開平8−193552号公報等に示されるもので、これは、燃料ポンプとフィルターとがそれぞれ個別に用意され、燃料ポンプの下流側にフィルターが接続配置される。
又、燃料ポンプを形成するポンプケースを軸心方向に沿って延ばし、ポンプケース内にフィルターを配置したものは図4,図5に示される。
図3に示されるものはポンプケースK内にフィルターF、ポンプP、モータMの順で配置されたもので、図4に示されるものはポンプケースK内にポンプ部P、モータM、フィルターFの順で配置されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の燃料ポンプによると、燃料ポンプの下流側にフィルターが配置されることから燃料噴射弁に向けて清浄な燃料を供給することができるものであるが、フィルターを含む燃料ポンプをコンパクトにまとめることができない。
一方、自動二輪車にあっても近年、有害排気ガスの低減を目的として燃料噴射装置が採用されるもので、これによると燃料ポンプの小型化が強く望まれる。これは、特に自動二輪車が四輪車に比較してそれら部品の収納空間が極めて狭く、配置の制限を大きく受けることによる。
【0004】
本発明になるモータ式燃料ポンプは前記不具合に鑑み成されたもので、フィルターが内臓される燃料ポンプを小型化するとともに製造コストを低減し、もって自動二輪車用の燃料噴射装置に好適なモータ式燃料ポンプを提供することを主目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明になるモータ式燃料ポンプは前記目的達成の為にポンプケース内に、モータが収納されるモータ室と、
前記モータの回転によってポンプ作用をなすポンプ部と、を備え、ポンプ部によって昇圧された燃料がモータ室を介して吐出路より外部に向かって吐出されるモータ式燃料ポンプにおいて、
円筒状に形成されるフィルターを、モータ室内のモータの外周に配置し、前記モータ室を、フィルターの、濾過性能を有する網等によって形成される筒部により、モータに臨むフィルターの内方と、
ポンプケースの内方に臨むフィルターの外方とに区分し、
ポンプのポンプ室に連なるポンプ吐出路をフィルターの内方に開口するとともに吐出路をフィルターの外方に開口したことを第1の特徴とする。
【0006】
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記モータはアウターロータ型ブラシレスモータであり、該モータのロータヨークの外周を囲繞して前記円筒状のフィルターを配置したことを第2の特徴とする。
【0007】
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記フィルターは、底部と、底部の外周から上方に向かってのびる筒部と、一端がフィルターの内方に連なり、他端がポンプ吐出路に連なるフィルター吐出路と、を備え、前記フィルター吐出路の一端をフィルターの底部より上方に向けて突出させたことを第3の特徴とする。
【0008】
更に、本発明は、前記第2の特徴に加え、前記ポンプケースの一端にポンプハウジングとポンプカバーとが固着配置されるとともに他端にベアリング保持カバーが固着配置され、
ポンプ部のポンプ室を、ポンプハウジングとポンプカバーとにより形成し、モータの回転軸を、ベアリング保持カバーとポンプハウジングとによって回転自在に支承したことを第4の特徴とする。
【0009】
更に又、本発明は、前記第4の特徴に加え、前記ポンプカバーに、ポンプ室内に向かうポンプ吸入路と、フィルターの外方に連なる吐出路を設けたことを第5の特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明のモータ式燃料ポンプの第1の特徴によると、吐出路に向かう燃料中の異物はモータ室内のフィルターによって除去される。
フィルターが円筒状に形成されることからフィルターの濾過面積を大きくとることができるとともにモータ室内への収納性が良好で、且つ環状の濾過室としてのフィルターの外方が形成されることによって吐出路の開口の選択自由度を高めることができる。
【0011】
本発明の第2の特徴によると、ロータヨークとポンプケースとの間のモータ室に比較的に大なる環状空間を形成できるので円筒状のフィルターを配置するのに好適である。
【0012】
本発明の第3の特徴によると、特にモータの停止時において、フィルターの内方に存在する異物がフィルター吐出路を介してポンプ部内へ進入することが効果的に抑止される。
【0013】
本発明の第4の特徴によると、ポンプ室がポンプハウジングとポンプカバーによって形成され、回転軸の両端がベアリング保持のカバーとポンプハウジングとによって回転自在に支承されるので、組立作業性を向上できる。
【0014】
本発明の第5の特徴によると、ポンプカバーにポンプ吸入路と吐出路が設けられるので自動二輪車において、燃料タンクの下方へ燃料ポンプを取付ける際、燃料配管の設計的自由度を向上できる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明になるモータ式燃料ポンプの一実施例を図1により説明する。
Kは円筒状をなすポンプケースであり、上方係止段部K1を介して他端K2が上方に向かって開口し、下方係止段部K3を介して一端K4が下方に向かって開口する。
1はポンプケースKの下方係止段部K3上に当接配置されるポンプハウジングであり、ポンプハウジング1の下面にはポンプカバー2が当接配置され、この状態においてポンプケースKの一端K4の下方端がポンプカバー2に向けて内方へカシメ形成されることによって下方係止段部K3上にポンプハウジング1とポンプカバー2とが固着配置される。
3はポンプケースKの上方係止段部K1上に当接配置されるベアリング保持カバーであり、この状態においてポンプケースKの他端KCの上方端がベアリング保持カバー3に向けて内方へカシメ形成されることによって上方係止段部K1上にベアリング保持カバー3が固着配置される。
そして、ポンプハウジング1とポンプカバー2との当接面の間にポンプ室4が形成され、ポンプカバー2に穿設したポンプ吸入路5の下流側とポンプハウジング1に穿設したポンプ吐出路6の上流側とがこのポンプ室4内に開口する。
一方、ベアリング保持カバー3に穿設した吐出路7の上流側はポンプケースK内に向かって開口する。
従って、ポンプケースKの内方K5とポンプハウジング1の上面1Aとベアリング保持カバー3の下面3Aとによって閉塞されたモータ室8が形成され、前記ポンプ吐出路6の下流側と吐出路7の上流側とはモータ室8に開口することになる。
【0016】
モータMは以下よりなる。
10は有底円筒状をなすロータヨークであり、ロータヨーク10の内周壁にはマグネット11が接着剤等によって固定配置されるとともにロータヨーク10の中心を貫通する回転軸12に一体的に固着される。
そしてこの回転軸12の上方はベアリング保持カバー3の中心から下方に向かう筒部3Bに軸受Bを介して回転自在に支承され、回転軸12の下方は、ポンプハウジング1に軸受Cを介して回転自在に支承され、13はアマチュアコイル14が巻回されたステータであり、このステータ13はロータヨーク10の内方に配置されるとともに筒部3Bの外方に固定配置される。
以上によって形成されるモータMはモータ室8内に収納配置される。
【0017】
ポンプ部Pは、ポンプ室4内に羽根車15を収納配置し、この羽根車15に回転軸12の下端が係合している。
【0018】
以上によれば、ポンプケースKの一端K4がポンプハウジング1とポンプカバー2とによって閉塞され、ポンプハウジング1とポンプカバー2との間のポンプ室4内に羽根車15が収納されてポンプ部Pが配置され、一方ポンプケースKの他端K2がベアリング保持カバー3によって閉塞され、ベアリング保持カバー3、ポンプケースK、ポンプハウジング1とによって形成されるモータ室8内にモータMが収納配置される。
【0019】
そして、モータ室8内には、モータ室8内から吐出路7に向かって流れる燃料中に含まれる異物を除去する為のフィルターFが収納配置される。
フィルターFは、底部FAより上方に向かって円筒状の筒部FD(この筒部FDが濾過性能を有する網等によって形成される)が形成され、その上端に嵌合筒部FBが形成されるとともに底部FAを貫通してフィルター吐出路FCが形成される。
かかるフィルターFはモータ室8内に配置されるもので、具体的にはフィルターFの底部FAがポンプハウジング1の上面1A上に配置されるとともに筒部FDがモータMのロータヨーク10の外周に囲繞して配置され、さらに嵌合筒部FBがベアリング保持カバー3の下面3Aに穿設される環状溝3Bの内周壁3Cに嵌合配置される。
尚、かかる状態において、ポンプハウジング1に穿設せるポンプ吐出路6はフィルターFの底部FAに穿設せるフィルター吐出路FCに連絡される。
又、ベアリング保持カバー3に形成される吐出路7の上流側は環状溝3B内に連絡される。
【0020】
次にその作用について説明する。
アマチュアコイル14に給電されてロータヨーク10が回転すると、この回転は回転軸12を介して羽根車15が回転し、ポンプ吸入路5を介して燃料源(図示せず)内の燃料をポンプ室4内に吸入し、ポンプ室4内にて昇圧された燃料は、ポンプ吐出路6及びフィルター吐出路FCを介してフィルターFの内方F1に供給され、この内方F1内の燃料はフィルターFの筒部FDによって異物が除去され、主フィルターFの外方F2とポンプケースKの内方K5によって形成される濾過室Aに排出される。
そして、濾過室A内の清浄に濾過された燃料は、環状溝3Bを介して吐出路7より例えば燃料噴射弁が装着された燃料分配管へと供給される。
【0021】
以上によると、内部にフィルターFを備えるモータ式燃料ポンプをコンパクトに形成できる。
すなわち、フィルターFが円筒状に形成され、これがモータMの外周に形成される既存のモータ室8内に配置されるので、燃料ポンプの全高及び外径を大きくすることなくフィルターFを装備できる。
又、フィルターFの特に濾過性能を有する部分が円筒状の筒部FDによって形成されるので、濾過面積を大きくとることができ、長期間に渡って良好な濾過性能を維持できる。
更にフィルターFが円筒状の筒部FDによって形成されてモータ室8内に配置されたことによると、前記筒部FDにはモータMの回転によって生起される回転する燃料流れが衝突しつつ筒部FDから濾過室A内に流入するもので、フィルターFの内方F1の筒部FDに異物が付着た際、この異物は回転する燃料流れに剥離され筒部FDに異物が付着して目詰りを起こすことが抑止される。
従って長期に渡って良好な濾過性能を維持できる。
更に又、本発明のモータ式燃料ポンプによると、その組付性を向上できる。
すなわち、第1にはポンプケースKの下方係止段部K3に向けてポンプハウジング1とポンプカバー2とが配置され、この状態においてポンプケースKの一端K4がポンプカバー2に向けて内方へカシメ結合される。
このときポンプハウジング1とポンプカバー2とによって形成されるポンプ室4内には羽根車15が回転可能な状態で収納配置される。
第2には、ポンプケースKの他端K2の開口からポンプケースK内に向けてフィルターFが挿入配置されるもので、このときフィルターFの底部FAがポンプハウジング1の上面1A上に配置される。
第3にモータMが取着されたベアリング保持カバー3がポンプケースKの上方係止段部K1上に配置され、このときモータMの回転軸12の下方はポンプハウジング1の軸受Bを挿通し羽根車15に係合され、一方ロータヨーク10等によって形成されるモータMはフィルターFの筒部FDの内方のモータ室8内に配置される。
そして、かかる状態においてポンプケースKの他端K2がベアリング保持カバー3に向けて内方へカシメ結合される。
以上によってモータ式燃料ポンプの組付けが終了するもので、単にポンプケースKの下方係止段部K3及び上方係止段部K1に向けて部品を順次配置し、ポンプケースKの一端K4及び他端K2をカシメ結合すればよいので、その組付けは極めて単純で且つ短時間に行なうことができる。
【0022】
又、モータとして外周にロータヨーク10を有するアウターロータ型ブラシレスモータを用いたことによると、ロータヨーク10の外周とポンプケースKの内方K5とによって環状の空間よりなるモータ室8を形成できるので円筒状のフィルターFを配置するのに好適である。
又、ブラシレスモータを用いることによると、特にベアリング保持カバー3の下面3Aにブラシあるいはピックテールを収納する凹部を開口する必要がないので閉塞されたモータ室8を形成することが容易となる。(モータ室8の一部はベアリング保持カバー3の下面によって形成される)
【0023】
更にフィルターFの底部FAに開口するフィルター吐出路FCを、底部FAより上方に向かって突出させて開口したことによると、長期間の使用時において底部FAにたまった異物がフィルター吐出路FC及びポンプ吐出路6を介してポンプ室4内へ流入することが抑止され、ポンプ性能を良好に維持することができる。
【0024】
図2によって更に他の実施例について説明する。
図11と相違する部分についてのみ説明し、同一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する。
本例においてポンプ吸入路5と吐出路7とはポンプカバー2に設けられて外部に向かって開口する。
フィルターFは底部FAから上方に向かって円筒状の筒部FDが設けられ、筒部FDの上端に環状鍔部FEが形成される。
そして、このフィルターFはモータ室8内に配置されるもので、このとき底部FAは、ポンプハウジング1の上面1A上に配置され、上方の環状鍔部FEはポンプケースKの上部の内方K5に嵌合配置される。環状鍔部FEの嵌合部分からの燃料洩れは抑止される。
以上によればフィルターFの内方F1と外方F2とは濾過性能を備える筒部FDによって連絡され、フィルターFの外方F2のモータ室8に濾過室Aが形成される。
そして、ポンプカバー2に形成されて外部に向かって開口する吐出路7は、ポンプハウジング1に穿設した吐出路1Bを介して濾過室Aに接続されて開口する。
従って、ポンプ室4からフィルターFの内方F1のモータ室8内に供給される燃料は、フィルターFの筒部FDによって異物が除去されて濾過室A内に流入し、濾過室A内の清浄な燃料は、吐出路1B,7を介して外部に向けて供給される。
【0025】
以上によると、自動二輪車用の燃料供給装置に用いられる燃料ポンプとして好適である。
すなわち、自動二輪車において、燃料ポンプを燃料タンク内へ収納する際、燃料タンクの美観上、燃料ポンプを燃料タンクの下方に穿設した開口より燃料タンク内へ配置することがよく行われる。
かかる際において、本実施例の如く、燃料ポンプのポンプ吸入路5と吐出路7とを下方に向けて開口させたことによると、ポンプ吸入路5と燃料タンク内の定位置とを連絡する吸入管及び吐出路7と燃料噴射弁を備える燃料分配管とを連絡する吐出配管の配置の自由度を高めることができる。
このうち特に吐出配管にあっては燃料タンクの上面及び側面を通過させることなく燃料分配管と接続できるので美観上好ましい。
【0026】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になるモータ式燃料ポンプによると、ポンプケース内に、モータが収納されるモータ室と、
前記モータの回転によってポンプ作用をなすポンプ部と、を備え、ポンプ部によって昇圧された燃料がモータ室を介して吐出路より外部に向かって吐出されるモータ式燃料ポンプにおいて、
円筒状に形成されるフィルターを、モータ室内のモータの外周に配置し、前記モータ室を、フィルターの、濾過性能を有する網等によって形成される筒部により、モータに臨むフィルターの内方と、
ポンプケースの内方に臨むフィルターの外方とに区分し、
ポンプのポンプ室に連なるポンプ吐出路をフィルターの内方に開口するとともに吐出路をフィルターの外方に開口したのでフィルターの濾過面積を充分に大きくとるとともに燃料ポンプの全高、外径が大きくなることを抑止できてコンパクトなモータ式燃料ポンプを提供でき、更にはフィルターの筒部に対してモータ室を旋回する燃料流れをより積極的に作用することができフィルターに対する目詰りを更に抑止できる。
【0027】
又、モータをアウターロータ型ブラシレスモータとし、該モータのロータヨークの外周を囲繞して円筒状のフィルターを配置したことによると、閉塞されたモータ室を容易に形成することができるとともに円筒状のフィルターの配置が極めて簡単に行なうことができる。
【0028】
又、前記フィルターは、底部と、底部の外周から上方に向かってのびる筒部と、一端がフィルターの内方に連なり、他端がポンプ吐出路に連なるフィルター吐出路と、を備え、前記フィルター吐出路の一端をフィルターの底部より上方に向けて突出させたので長期間の使用時においてもフィルターの内方の異物がポンプ吐出路を介してポンプ室内へ流入することが抑止される。
【0029】
更に、ポンプケースの一端にポンプハウジングとポンプカバーとが固着配置されるとともに他端にベアリング保持カバーが固着配置され、
ポンプ部のポンプ室を、ポンプハウジングとポンプカバーとにより形成し、モータの回転軸を、ベアリング保持カバーとポンプハウジングとによって回転自在に支承したので、単にポンプケースの下方係止段部及び上方係止段部に向けて部品を順次配置し、ポンプケースの一端及び他端をカシメ結合すればよいので、その組付けは極めて単純で且つ短時間に行なうことができる。
【0030】
更に又、ポンプカバーに、ポンプ室内に向かうポンプ吸入路と、環状のフィルターの外方に連なる吐出路を設けたことによると、燃料インクの下方より燃料ポンプを燃料タンク内へ配置する自動二輪車用の燃料供給配置の燃料ポンプとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるモータ式燃料ポンプの一実施例を示す縦断面図。
【図2】 本発明になるモータ式燃料ポンプの他の実施例を示す縦断面図。
【図3】 従来のモータ、ポンプ、フィルターの配置の第1例を示す簡略図。
【図4】 従来のモータ、ポンプ、フィルターの配置の第2例を示す簡略図。
【符号の説明】
1 ポンプハウジング
2 ポンプカバー
3 ベアリング保持カバー
7 吐出路
8 モータ室
10 ロータヨーク
12 回転軸
F フィルター
K ポンプケース

Claims (5)

  1. ポンプケース(K)内に、モータMが収納されるモータ室(8)と、前記モータの回転によってポンプ作用をなすポンプ部(P)と、を備え、ポンプ部(P)によって昇圧された燃料がモータ室(8)を介して吐出路(7)より外部に向かって吐出されるモータ式燃料ポンプにおいて、
    円筒状に形成されるフィルター(F)を、モータ室(8)内のモータ(M)の外周に配置し、前記モータ室を、フィルター(F)の、濾過性能を有する網等によって形成される筒部(FD)により、モータ(M)に臨むフィルター(F)の内方(F1)と、
    ポンプケース(K)の内方(K5)に臨むフィルター(F)の外方(F2)とに区分し、
    ポンプ(P)のポンプ室(4)に連なるポンプ吐出路(6)をフィルター(F)の内方(F1)に開口するとともに吐出路(7)をフィルター(F)の外方(F2)に開口したことを特徴とするモータ式燃料ポンプ。
  2. 前記モータはアウターロータ型ブラシレスモータであり、該モータのロータヨーク(10)の外周を囲繞して前記円筒状のフィルターFを配置したことを特徴とする請求項1記載のモータ式燃料ポンプ。
  3. 前記フィルターは、底部(FA)と、底部(FA)の外周から上方に向かってのびる筒部(FD)と、一端がフィルター(F)の内方(F1)に連なり、他端がポンプ吐出路(6)に連なるフィルター吐出路(FC)と、を備え、前記フィルター吐出路(FC)の一端をフィルター(F)の底部(FA)より上方に向けて突出させたことを特徴とする請求項1記載のモータ式燃料ポンプ。
  4. 前記ポンプケースの一端(K4)にポンプハウジング(1)とポンプカバー(2)とが固着配置されるとともに他端(K2)にベアリング保持カバー(3)が固着配置され、
    ポンプ部(P)のポンプ室(4)を、ポンプハウジング(1)とポンプカバー(2)とにより形成し、モータMの回転軸(12)を、ベアリング保持カバー(3)とポンプハウジング(1)とによって回転自在に支承したことを特徴とする請求項2記載のモータ式燃料ポンプ。
  5. 前記ポンプカバーに、ポンプ室(4)内に向かうポンプ吸入路(5)と、フィルター(F)の外方(F2)に連なる吐出路(7)を設けたことを特徴とする請求項4記載のモータ式燃料ポンプ。
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