JP4120728B2 - Quick connector - Google Patents
Quick connector Download PDFInfo
- Publication number
- JP4120728B2 JP4120728B2 JP26764598A JP26764598A JP4120728B2 JP 4120728 B2 JP4120728 B2 JP 4120728B2 JP 26764598 A JP26764598 A JP 26764598A JP 26764598 A JP26764598 A JP 26764598A JP 4120728 B2 JP4120728 B2 JP 4120728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- plug
- slider
- hard ball
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 36
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エア工具、パネル配管もしくは空圧機器等の空圧回路、油圧回路または水圧回路等に用いられ、その接続または接続解除に際して迅速に操作可能なクイックコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、硬球の係合によりプラグをソケットから抜け止めし、ソケットの外周にスライド可能に配置されるスライダにより硬球の動きを制限し、ソケットの外周に拡径可能に嵌着されるスプリングリングによりスライダの動きを制限するクイックコネクタが知られているが、この種のボールロック式のクイックコネクタにおいて、ソケットをその加工コストを低減させるために切削加工を一切行なわずに板材からプレス加工だけで成形する場合には、その構造ないし形状をできるだけ単純化させる必要があり、このようにソケットの構造ないし形状を単純化させるには、併せて、できるだけ少ない構成要素にできるだけ多くの機能を持たせることが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、クイックコネクタの構成部品であるソケットの構造ないし形状を容易に加工することができるように工夫を凝らし、もってその生産性を向上させるとともに、少ない構成要素に多くの機能を持たせるように工夫を凝らしたクイックコネクタを提供することを目的とする。またこれに加えて、ソケットとプラグの間に介装されるスペーサを安定良く支持し、もってその破損を防止することが可能なクイックコネクタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるクイックコネクタは、筒状のソケットと、前記ソケットの内側に挿抜可能に差し込まれる筒状のプラグと、前記ソケットに設けた穴状の硬球保持部に保持され、前記プラグの外面に設けた溝状の係合部に係合したときに前記プラグを前記ソケットから抜け止めする硬球と、前記ソケットの外側に軸方向スライド可能に配置され、前記スライドに応じて前記硬球の径方向移動を制限または許容するスライダと、前記スライダに設けたスプリングリング保持部に拡径可能に保持され、前記ソケットの外面に設けた溝状の係合部に係合したときに前記スライダのスライドを制限し、拡径して前記係合部から外れたときに前記スライダのスライドを許容するスプリングリングと、前記ソケットの内側であって前記プラグの外側に配置されるスペーサとを有するクイックコネクタであって、前記スプリングリングを係合する溝状の係合部を前記ソケットの外面に設けるのに伴って前記ソケットの変形によりその内面に突部を設け、前記突部は、前記ソケットと前記プラグの間に介装した前記スペーサの脱落を防止する機能と、前記ソケットに前記プラグを差し込んだときに前記プラグが前記突部に当接することにより差し込みが停止され、前記ソケットと前記プラグとを軸方向に位置決めする機能とを有することにした。
【0005】
また、本発明の請求項2によるクイックコネクタは、上記した請求項1のクイックコネクタにおいて、突部に当接する段差部をプラグに設け、この突部と段差部の双方によってスペーサを支持することにした。
【0006】
上記構成を備えた本発明の請求項1によるクイックコネクタは、スプリングリングを係合する溝状の係合部をロール転造等によってソケットの外面に設ける際にソケットの変形によりその内面に内向きの突部が設けられることに着目し、この突部に、ソケットとプラグとの間に介装されるスペーサを抜け止めする脱落防止機能(ソケットとプラグの間に介装したスペーサの脱落を防止する機能)と、ソケットに対するプラグの差し込み完了位置を特定する位置決め機能(ソケットにプラグを差し込んだときにプラグが突部に当接することにより差し込みが停止され、ソケットとプラグとを軸方向に位置決めする機能)とを持たせたものである。したがって本発明によれば、ソケットの外面にスプリンクリング係合用の溝状係合部を転造等によって成形するだけで、上記脱落防止機能と位置決め機能とを備えたソケットを成形することが可能となる。スペーサはソケットの内側であって突部の奥側に配置され、このスペーサがソケットの先端側へ移動してソケットから脱落するのを突部に係合させることにより阻止することになる。またソケットの内側にその先端側からプラグを差し込むときに、プラグが突部に当接することによりソケットとプラグとの位置決めをなすことになる。
【0007】
またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2によるクイックコネクタのように、突部に当接する段差部がプラグに設けられ、この突部と段差部の双方によってスペーサが支持されると、スペーサが流体圧等に押されたときに過度に変形するのを防止することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
【0009】
図1は、当該実施形態に係るクイックコネクタの断面を示している。図2は図1のD−D線断面図である。
【0010】
このクイックコネクタは、図1において左側のソケット1に対して右側のプラグ2を挿抜自在に差し込んで流体の回路ないし配管を接続するものであり、以下のように構成されている。尚、図1における矢印Bはプラグ差し込み方向、矢印Cはプラグ引き抜き方向をそれぞれ示している。
【0011】
すなわち先ず、所要数(当該実施形態では六個を想定している)の硬球(鋼球)3を当該コネクタの径方向に移動可能に保持する筒状のソケット1が設けられており、このソケット1の内側(内周側)に筒状のプラグ2が図上右側から軸方向に挿抜可能に差し込まれており、このプラグ2の外面(外周面)に、差し込み時に硬球3が係合する溝状の係合部2eが設けられている。
【0012】
図3に示すように、ソケット1はそのプラグ引き抜き方向の先端部(図上右端部、以下単に「先端部」とも称する、以下同じ)1aからプラグ差し込み方向の先端部(図上左端部、以下単に「後端部」とも称する、以下同じ)1bにかけて、大径部(大径筒状部とも称する)1cと、この大径部1cより径寸法が小さい中央部(中央筒状部とも称する)1dと、この中央部1dより径寸法が更に小さい小径部(小径筒状部とも称する)1eとを一体に備えており、このうちの先端側の大径部1cに、それぞれ硬球3を一個ずつ収容保持する穴状の硬球保持部(硬球保持穴または硬球穴とも称する)1fが所要数(当該実施形態では六箇所を想定している)等配状に設けられており、この硬球保持部1fの後端側の外面に環状を呈する溝状の係合部(スプリングリング溝とも称する)1gが設けられており、この溝状の係合部1gの内側であって大径部1cの内面(内周面)に、この係合部1gを設けたことによる環状の突部1hが設けられている。この突部1hは、ソケット1の外面にロール転造等によって溝状の係合部1gを成形するときに、ソケット1の周壁が内側に凹むように塑性変形することによりソケット1の内面に自ずと成形されるものである。また大径部1cと中央部1dの間(境)に、ソケット1の外側に突出するとともにソケット1の周壁を折り返した構造の突起状ないし鍔状のストップリング保持部(折り曲げ部分とも称する)1iが設けられており、このストップリング保持部1iと、後記するストップリング10とによってスライダ6の後方停止位置を特定するストッパ1kが構成されている。この突起状ないし鍔状のストップリング保持部1iは、ソケット1を板材から深絞りする連続成形の過程で座屈加工することにより容易に成形することが可能である。また中央部1dと小径部1eの間にはテーパ状の段差部1jが設けられている。尚、ストッパ1kは、上記した突起状ないし鍔状のストップリング保持部1iと、そのスライダ6側に嵌着されるストップリング10の組み合わせよりなるものに代えて、図10に示すように溝状のストップリング保持部1iと、これに嵌着されるストップリング10の組み合わせよりなるものであっても良い。
【0013】
図4に拡大して示すように、穴状の硬球保持部1fは、ソケット1の内側にプラグ2が差し込まれていないときに硬球3がこの硬球保持部1fからソケット1の内側に脱落しないように、その内壁に所定の角度θを備えたテーパが付けられており、その開口径寸法がソケット1の外面側で硬球3の径寸法より大きく、ソケット1の内面側で硬球3の径寸法より小さく設定されている。このほか硬球3が硬球保持部1fからソケット1の内側に脱落しないようにするには、硬球保持部1fの内壁に段を付ける方法や、硬球3の径より僅かに小さい径の穴を開ける方法等がある。
【0014】
図5に示すように、プラグ2はその先端部(図上右端部)2aから後端部(図上左端部)2bにかけて、大径部(大径筒状部とも称する)2cと、この大径部2cより径寸法が小さい小径部(小径筒状部とも称する)2dとを一体に備えており、このうちの先端側の大径部2cに、硬球3が係合する環状を呈する溝状の係合部2eが設けられている。また大径部2cと小径部2dの間にテーパ状の段差部2fが設けられており、図1に示したようにプラグ2をソケット1の内側に差し込んだときに、この段差部2fがソケット1の内面に設けられた突部1hに当接することにより差し込みが停止され、軸方向に位置決めされる。したがってこの段差部2fが突部1hに当接したときに丁度、硬球保持部1fおよび硬球3の内側に係合部2eが位置することになる。またこのときプラグ2の後端部2bはこれを先頭にしてソケット1の中央部1dの内側まで差し込まれる。
【0015】
図1に示すように、ソケット1の内側であって突部1hの後端側に環状のスペーサ4が装着されており、このスペーサ4の更に後端側にOリング等の環状のシール部材5が装着されている。スペーサ4は樹脂等の材料によって断面矩形状に成形されており、ソケット1の内側にプラグ2が差し込まれたときにプラグ2の小径部2dとソケット1の大径部1cの間に位置して両者を同心に保つ。またこのソケット4には、シール部材5がプラグ2とソケット1の間に強く挟まれたり密封流体圧に強く押される等して過度に変形しないようにシール部材5を支持ないし保護する機能もある。このスペーサ4はこれをソケット1の突部1hの内側を通過してその後端側に装着できるよう、図6に示すように円周上の一箇所が斜めにカットされており、ここにカット部4aが設けられている。シール部材5はゴム等の材料によって成形されており、プラグ2とソケット1の間から外部に密封流体(移送流体とも称する)が洩れないようにこれをシールする。図1においてシール部材5の左側から密封流体圧が作用すると、シール部材5がその右側のスペーサ4に押し付けられ、これによりスペーサ4が右方向に移動しようとするが、スペーサ4がその外周部と内周部でソケット1の突部1hとプラグ2の段差部2fに同時に当接することによりその移動が停止される。したがってスペーサ4は極めて安定良くソケット1とプラグ2の間に装着され、過度に歪み変形して損傷することがない。
【0016】
図1に示すように、ソケット1の外側に、そのスライド位置に応じて硬球3の径方向移動を制限または許容する筒状のスライダ6が軸方向にスライド可能に装着されており、このスライダ6の内側に、ソケット1に設けられた溝状の係合部1gに係合し、拡径時にこの係合部1gから外れるスプリングリング9が拡径可能に保持されている。
【0017】
図2に示すように、スプリングリング9はC字形を成すスナップリングであって円周上の一箇所が切断されており、この切断部に設けられた一対の端部9a,9bがそれぞれ外側に向けて屈曲されており、このうちの一方の端部9aがスライダ6に設けられた丸穴(スプリングリング係合部とも称する)6eに挿入されるとともに他方の端部9bが同じくスライダ6に設けられた長穴(スプリングリング操作部とも称する)6fに挿入されている。またこのスプリングリング9はその緊迫力によってソケット1の係合部1gに嵌合しており、このときソケット1の係合部1gおよびスライダ6に設けられた溝状のスプリングリング保持部6aの双方に対して軸方向に係合している。したがってこのときスライダ6はソケット1に対して軸方向にスライドすることができず、スライダ6の硬球押さえ部6cが硬球3をその外側から押さえており、これにより硬球3がプラグ2の係合部2eに係合してプラグ2をソケット1から抜け止めしている。
【0018】
図7に示すように、スライダ6は、溝状のスプリングリング保持部(スプリングリング保持溝とも称する)6aと、ソケット1の大径部1cに対して摺動自在にスライドするスライド部6bと、硬球3をプラグ2の係合部2eに係合させる硬球押さえ部6cと、硬球3がプラグ2の係合部2eから外れるのを許容する硬球逃がし部(硬球逃げ部とも称する)6dとを一体に備えており、また以下のように構成された第一および第二プレス部品7,8の組み合わせによって形成されている。第一および第二プレス部品7,8は何れも板材から深絞りでプレス加工された環状部品である。
【0019】
すなわち先ず、このスライダ6の外面を形成する第一プレス部品7はその先端部(図上右端部)から後端部(図上左端部)にかけて、大径部(大径筒状部とも称する)7aと、この大径部7aより径寸法が小さい中央部(中央筒状部とも称する)7bと、この中央部7bより径寸法が更に小さい小径部(小径筒状部とも称する)7cとを一体に備えており、大径部7aの先端部7dが外側に折り曲げられて外向きのフランジ状を成している。大径部7aと中央部7bの間および中央部7bと小径部7cの間にはそれぞれテーパ状の段差部7e,7fが設けられている。小径部7cの後端部7gは内側に折り曲げられて内向きのフランジ状を成しており、またこの小径部7cに丸穴6eおよび長穴6fが設けられている。
【0020】
一方、スライダ6の内面を形成する第二プレス部品8は、その先端部(図上右端部)から後端部(図上左端部)にかけて、大径部(大径筒状部とも称する)8aと、この大径部8aより径寸法が小さい中央部(中央筒状部とも称する)8bと、この中央部8bより径寸法が更に小さい小径部(小径筒状部とも称する)8cとを一体に備えており、大径部8aの先端部8dが第一プレス部品7の先端部7dを図示するように巻き込んで、ここに突起状ないし鍔状のスライド操作部6gを形成している。大径部8aと中央部8bの間および中央部8bと小径部8cの間にはそれぞれテーパ状の段差部8e,8fが設けられている。小径部8cの後端部8gは筒状のままであり、この後端部8gが第一プレス部品7の小径部7cおよび内側に曲げられた後端部7gとともに、内側を開口した溝状のスプリングリング収容部6aの三方壁を形成している。この第二プレス部品8は硬球押さえ部6cにおいてこの第二プレス部品8の中央部8bが第一プレス部品7の中央部7bの内側に圧入されることによって第一プレス部品7に固定されており、上記スライド操作部6gにおけるカーリングと相俟って第一プレス部品7と実質的に一体化されている。第二プレス部品8の小径部8cはその内面にスライド部6bが形成されるため、ソケット1の大径部1cと摺動するようにその内径寸法を設定されている。中央部8bはその内面に硬球押さえ部6cが形成されるため、この内面が硬球3の外側に位置したときに硬球3をプラグ2の係合部2eに係合させるようにその内径寸法を設定されている。また大径部8aはその内面に硬球逃がし部6dが形成されるため、この内面が硬球3の外側に位置したときに硬球3がプラグ2の係合部2eから外れるのを許容するようにその内径寸法を設定されている。但し、硬球3が当該コネクタから脱落しては困ることから、硬球3がプラグ2の係合部2eからは外れるが、硬球保持部1fからは脱落しないように内径寸法を設定されている。
【0021】
溝状のスプリングリング保持部6aは、所定の深さdと軸方向幅wとを備えるように形成されているが、その深さdは第一プレス部品7の小径部7cの内径寸法を適宜変更することにより容易に調整することが可能である。したがって場合によっては、図示したようにこの小径部7cと第二プレス部品8の小径部8cとの間に間隙6hが形成されることもある(形成されない場合もある)。また軸方向幅wは第二プレス部品8の小径部8cの軸方向長さを適宜変更したり、第一プレス部品7の小径部7cの軸方向長さを変更して後端部7gの軸方向位置を適宜変更したりすることにより容易に調整することが可能である。尚、このスライダ6は、上記した第一および第二プレス部品7,8よりなる二枚物に代えて、図10に示すように溝状スプリング保持部6aを形成する湾曲部6h、スライド部6b、硬球押さえ部6cおよび硬球逃がし部6dを一体に備えた一枚物のスライダ6であっても良い。
【0022】
図1に示すように、ソケット1の大径部1cの外周であってストップリング保持部1iのスライダ6側(先端側)にストップリング10が嵌着されており、上記したようにこのストップリング保持部1iとストップリング10とによってスライダ6の後方停止位置を特定するストッパ1kが構成されている。ストップリング10はC字形のスナップリングであって、その緊迫力によってソケット1の外周に嵌着されている。このストップリング10はストップリング保持部1iにバックアップされて、スライドして来るスライダ6を、硬球3がスライダ6の硬球逃がし部6dに当たって当該コネクタから脱落しない位置で停止させる。これに対して図8に示すように、このストップリング10無しでスライダ6がストップリング保持部1iに直接当接して停止すると、硬球3がソケット1とスライダ6の間を通過可能とされている。したがって当該コネクタを組み立てるときにはストップリング10無しでスライダ6をストップリング保持部1iに当接するまでスライドさせ、この状態でソケット1の硬球保持部1fに硬球3を装填し、装填後にストップリング10をソケット1に嵌着する。したがってこれによりソケット1の外周にスライダ6を組み付けた状態でソケット1に硬球3を装填することができ、しかも装填後にソケット1にストップリング10を嵌着してスライダ6のスライド量を制限することにより硬球3が当該コネクタから脱落するのを防止することができる。
【0023】
図1は、プラグ2がソケット1に差し込まれて抜け止めされた状態を示しており、この状態からプラグ2を引き抜くには先ず、スプリングリング9の他方の端部9bを指または治具によって長穴6f内でスプリングリング9の一方の端部9aから離れる方向(A方向)に移動させる。このようにスプリングリング9の他方の端部9bを長穴6f内で一方の端部9aから離れる方向に移動させると、スプリングリング9がその弾性に抗して一時的に拡径されてソケット1の係合部1gから外れ、その全部がスライダ6のスプリングリング保持部6aに収容される。したがってスライダ6をソケット1に対して当該コネクタの後端方向(B方向)にスライドさせることができるようになり、図9に示すようにこれを実際にストップリング10に当接するまでスライドさせると、スライダ6の硬球押さえ部6cに代わって硬球逃がし部6dが硬球3の外側に位置する。したがってこの状態でプラグ2をソケット1から引き抜く方向(C方向)に引っ張ると、硬球3が当該コネクタの外側に移動してプラグ2の係合部2eから外れ、抜け止めが解除され、プラグ2をソケット1から引き抜くことができる。
【0024】
また、この引き抜いた状態からプラグ2をその段部2fがソケット1の突部1hに当接するまでソケット1に差し込んでスライダ6をソケット1に対して先端方向(C方向)にスライドさせると、スライダ6の硬球押さえ部6cが硬球3をプラグ2の係合部2eに係合させるとともにスプリングリング9がその弾性によってソケット1の係合部1gに係合し、これにより図1の状態に復帰して再び抜け止めのロックがかかる。
【0025】
したがって、上記構成のクイックコネクタによれば、スプリングリング9の他方の端部9bを移動させるとともにスライダ6をスライドさせるだけの簡単な操作でプラグ2をソケット1から引き抜くことができ、またプラグ2をソケット1に挿入して抜け止めすることができる。
【0026】
また、上記クイックコネクタは、上記構成により以下の作用効果を奏する。
【0027】
すなわち先ず第一に、スプリングリング9を拡径可能に嵌着する溝状の係合部1gがロール転造等によってソケット1の外面に設けられるのに伴ってソケット1の変形によりその内面に内向きの突部1hが設けられ、この内向きの突部1hに、ソケット1とプラグ2との間に介装されるスペーサ4を抜け止めする脱落防止機能と、ソケット1に対するプラグ2の差し込み完了位置を特定する位置決め機能とが設定されているために、ソケット1の外面にスプリンクリング9嵌着用の溝状係合部1gを転造等によって成形するだけで、上記脱落防止機能と位置決め機能とを備えたソケット1を成形することが可能である。したがってソケット1が多くの機能を備えるものでありながらその構造ないし形状が至って簡素であるために、このソケット1を容易に成形することができる。また抜け止め機構や位置決め機構をソケット1内に別途設ける必要がないために、コネクタ全体としてもその構造を簡素化し、製作を容易化し、製作コストを低減させることができる。
【0028】
また、ソケット1の内側にプラグ2を差し込むときにソケット1の突部1hに当接するテーパ状の段差部2fがプラグ2に設けられ、この突部1hと段差部2fの双方によってスペーサ4が支持されるように構成されているために、スペーサ4が流体圧やシール部材5等に押されたときにその外周部と内周部で同時に支持される。したがってスペーサ4が過度に変形して破損するのを防止することができ、その耐久性を向上させることができる。またスペーサ4の耐久性が向上すれば、このスペーサ4により支持されるOリング等のシール部材5の耐久性を向上させることもできる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0030】
すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるクイックコネクタにおいては、スプリングリングを係合する溝状の係合部がロール転造等によってソケットの外面に設けられるのに伴ってソケットの変形によりその内面に突部が設けられ、この突部に、ソケットとプラグとの間に介装されるスペーサを抜け止めする脱落防止機能と、ソケットに対するプラグの差し込み完了位置を特定する位置決め機能とが設定されているために、ソケットの外面にスプリンクリング嵌着用の溝状係合部を転造等によって成形するだけで、上記脱落防止機能と位置決め機能とを備えたソケットを成形することが可能である。したがってソケットが多くの機能を備えるものでありながらその構造ないし形状が至って簡素であるために、このソケットを容易に成形することができる。また抜け止め機構や位置決め機構をソケット内に別途設ける必要がないために、コネクタ全体としてもその構造を簡素化し、製作を容易化し、製作コストを低減させることができる。
【0031】
またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2によるクイックコネクタにおいては、ソケットの内側にプラグを差し込むときにソケットの突部に当接する段差部がプラグに設けられ、この突部と段差部の双方によってスペーサが支持されるために、スペーサが流体圧等に押されたときにその外周部と内周部で同時に支持される。したがってスペーサが過度に変形して破損するのを防止することができ、その耐久性を向上させることができる。またスペーサの耐久性が向上すれば、このスペーサにより支持されるOリング等のシール部材があるときにその耐久性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクイックコネクタの断面図
【図2】図1におけるD−D線断面図
【図3】ソケットの断面図
【図4】硬球保持部および硬球の拡大図
【図5】プラグの断面図
【図6】スペーサの側面図
【図7】スライダの断面図
【図8】コネクタの組立工程を示す断面図
【図9】コネクタの操作手順を示す断面図
【図10】本発明の他の実施形態に係るコネクタの断面図
【符号の説明】
1 ソケット
1g 係合部
1h 突部
2 プラグ
2f 段差部
3 硬球
4 スペーサ
5 シール部材
6 スライダ
7 第一プレス部品
8 第二プレス部品
9 スプリングリング
10 ストップリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a quick connector that is used in pneumatic circuits, hydraulic circuits, hydraulic circuits, etc., such as pneumatic tools, panel piping or pneumatic equipment, and that can be operated quickly when connecting or disconnecting.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a spring is attached to the outer periphery of the socket so that the plug can be prevented from coming off by the engagement of the hard ball, the movement of the hard ball is restricted by a slider that is slidably disposed on the outer periphery of the socket, and the outer periphery of the socket can be expanded. Quick connectors that limit the movement of the slider are known, but in this type of ball-lock quick connector, the socket is formed by pressing only from the plate material without cutting at all in order to reduce the processing cost. In this case, it is necessary to simplify the structure or shape as much as possible. To simplify the structure or shape of the socket in this way, it is necessary to provide as many components as possible with as few components as possible. preferable.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above points, the present invention has been devised so that the structure or shape of the socket, which is a component of the quick connector, can be easily processed, thereby improving its productivity and reducing the number of components to many. An object is to provide a quick connector that is devised to have a function. In addition, another object of the present invention is to provide a quick connector capable of stably supporting a spacer interposed between a socket and a plug and preventing the breakage thereof.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a quick connector according to a first aspect of the present invention includes a cylindrical socket, a cylindrical plug that is removably inserted into the socket, and a hole-shaped hard ball holding provided in the socket. A hard ball that is held by the portion and engages with a groove-like engagement portion provided on the outer surface of the plug, and is disposed so as to be slidable in the axial direction outside the socket, The slider restricts or allows the hard ball to move in the radial direction according to the slide, and is held by a spring ring holding portion provided on the slider so that the diameter can be increased, and is engaged with a groove-like engaging portion provided on the outer surface of the socket. A spring ring that restricts sliding of the slider when combined, and allows the slider to slide when the diameter is increased and disengages from the engaging portion; A quick connector and a spacer disposed on the outside of the plug there, its by deformation of the socket with a groove-like engaging portion for engaging said spring ring for providing an outer surface of the socket the protrusions on the inner surface is provided, wherein the projection has a function of preventing the detachment of the spacer which is interposed between the said socket plug, the plug is the projection when inserting the plug into the socket The insertion is stopped by the contact, and the socket and the plug are positioned in the axial direction .
[0005]
The quick connector according to a second aspect of the present invention is the quick connector according to the first aspect, wherein the plug is provided with a stepped portion that abuts the protruding portion, and the spacer is supported by both the protruding portion and the stepped portion. did.
[0006]
The quick connector according to
[0007]
In addition to this, as in the quick connector according to
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0009]
FIG. 1 shows a cross section of a quick connector according to this embodiment. 2 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
[0010]
This quick connector is configured to connect a fluid circuit or piping by inserting a
[0011]
That is, first, a
[0012]
As shown in FIG. 3, the
[0013]
As shown in an enlarged view in FIG. 4, the hole-shaped hard
[0014]
As shown in FIG. 5, the
[0015]
As shown in FIG. 1, an annular spacer 4 is attached to the rear end side of the
[0016]
As shown in FIG. 1, a
[0017]
As shown in FIG. 2, the
[0018]
As shown in FIG. 7, the
[0019]
That is, first, the
[0020]
On the other hand, the
[0021]
The groove-like spring
[0022]
As shown in FIG. 1, a
[0023]
FIG. 1 shows a state in which the
[0024]
When the
[0025]
Therefore, according to the quick connector configured as described above, the
[0026]
Moreover, the said quick connector has the following effects by the said structure.
[0027]
That is, first of all, as the groove-shaped
[0028]
The
[0029]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0030]
That is, first, in the quick connector according to the first aspect of the present invention having the above-described configuration, the groove-like engaging portion for engaging the spring ring is provided on the outer surface of the socket by roll rolling or the like. A protrusion is provided on the inner surface due to the deformation, and a drop-off preventing function for preventing the spacer interposed between the socket and the plug from falling off, and a positioning function for specifying a plug insertion completion position with respect to the socket, Therefore, it is possible to form a socket with the above-mentioned drop-off prevention function and positioning function simply by forming a groove-like engagement part fitted with a sprink ring on the outer surface of the socket by rolling or the like. It is. Therefore, since the socket has many functions, its structure or shape is so simple that it can be easily formed. Further, since it is not necessary to separately provide a retaining mechanism and a positioning mechanism in the socket, the structure of the entire connector can be simplified, manufacturing can be facilitated, and manufacturing cost can be reduced.
[0031]
In addition to this, in the quick connector according to
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of a quick connector according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line DD in FIG. 1. FIG. 3 is a cross-sectional view of a socket. FIG. 5 is a cross-sectional view of a plug. FIG. 6 is a side view of a spacer. FIG. 7 is a cross-sectional view of a slider. Cross-sectional view of a connector according to another embodiment of the present invention
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記スプリングリング(9)を係合する溝状の係合部(1g)を前記ソケット(1)の外面に設けるのに伴って前記ソケット(1)の変形によりその内面に突部(1h)を設け、
前記突部(1h)は、前記ソケット(1)と前記プラグ(2)の間に介装した前記スペーサ(4)の脱落を防止する機能と、前記ソケット(1)に前記プラグ(2)を差し込んだときに前記プラグ(2)が前記突部(1h)に当接することにより差し込みが停止され、前記ソケット(1)と前記プラグ(2)とを軸方向に位置決めする機能とを有することを特徴とするクイックコネクタ。 Held in a cylindrical socket (1), a cylindrical plug (2) that is detachably inserted into the socket (1), and a hole-shaped hard ball holder (1f) provided in the socket (1) A hard ball (3) that prevents the plug (2) from coming out of the socket (1) when engaged with a groove-like engaging portion (2e) provided on the outer surface of the plug (2), and the socket A slider (6) which is arranged on the outside of (1) so as to be slidable in the axial direction and restricts or allows the radial movement of the hard ball (3) according to the slide, and a spring ring holding provided on the slider (6) The diameter of the slider (6) is limited when the slider (6a) engages with a groove-shaped engaging portion (1g) provided on the outer surface of the socket (1). When the slider is released from the engaging portion (1g) A spring ring which allows the slide 6) (9), a quick connector having a spacer (4) disposed outside of said plug an inner socket (1) (2),
Said groove-like engagement portion which engages the spring ring (9) the projection of (1 g) on its inner surface by deformation of the socket (1) with to provide the outer surface of the socket (1) (1h) Provided,
The protrusion (1h) has a function of preventing the spacer (4) interposed between the socket (1) and the plug (2), and the plug (2) to the socket (1). When the plug (2) is inserted, the plug (2) is brought into contact with the protrusion (1h) to stop the insertion, and has a function of positioning the socket (1) and the plug (2) in the axial direction. Features quick connector.
突部(1h)に当接する段差部(2f)をプラグ(2)に設け、この突部(1h)と段差部(2f)の双方によってスペーサ(4)を支持することを特徴とするクイックコネクタ。The quick connector of claim 1,
A quick connector characterized in that a step (2f) contacting the protrusion (1h) is provided on the plug (2), and the spacer (4) is supported by both the protrusion (1h) and the step (2f). .
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26764598A JP4120728B2 (en) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | Quick connector |
| US09/236,641 US6206432B1 (en) | 1998-01-26 | 1999-01-26 | Ball-lock-type quick-acting connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26764598A JP4120728B2 (en) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | Quick connector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000097382A JP2000097382A (en) | 2000-04-04 |
| JP4120728B2 true JP4120728B2 (en) | 2008-07-16 |
Family
ID=17447565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26764598A Expired - Fee Related JP4120728B2 (en) | 1998-01-26 | 1998-09-22 | Quick connector |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4120728B2 (en) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111457181B (en) * | 2020-04-22 | 2021-02-05 | 湖南晟塑管业有限公司 | Pipeline connecting piece |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26764598A patent/JP4120728B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000097382A (en) | 2000-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1074781B1 (en) | Pipe joint | |
| US8720952B2 (en) | Connector | |
| US6039303A (en) | High pressure fluidline connector | |
| US4872710A (en) | Releasable quick connect fitting | |
| JP3319712B2 (en) | Female parts of fittings | |
| US6186561B1 (en) | Retainer for piping connector | |
| JP3443425B2 (en) | Quick detachable coupling, method of assembling the same, and apparatus therefor | |
| US5690503A (en) | Connector lock structure | |
| US20030155766A1 (en) | Coupling for connecting hydraulic ducts | |
| JP2006112628A (en) | Male portion for quick coupling, quick coupling, and set of two couplings | |
| JPH1163347A (en) | Piping joint | |
| JP4120728B2 (en) | Quick connector | |
| KR101858164B1 (en) | Valve Assembly for Hose | |
| JP4120727B2 (en) | Quick connector | |
| JP4120726B2 (en) | Quick connector slider | |
| JP7253836B2 (en) | Tool holder holding device in tool magazine | |
| KR100235820B1 (en) | Pipe Fittings and Locks for Pipe Fittings | |
| JP3396331B2 (en) | Pipe fittings | |
| JP3090627B2 (en) | Pipe fittings | |
| JP3491798B2 (en) | connector | |
| JP2007092887A (en) | Multi-connector | |
| JP2777998B2 (en) | Gas container connection device | |
| JP2006297499A (en) | Mounting tool | |
| JP2000346265A (en) | Pipe joint | |
| JP3478349B2 (en) | Jig for vulcanizing bent rubber hose |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050203 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070827 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070912 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071019 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080402 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080415 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |