JP4126466B2 - 画像圧縮処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像圧縮処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機などの画像処理装置においては、イメージスキャナにより読み取った画像データを圧縮してメモリに一旦格納し、必要に応じて格納した画像データを読み出して元の画像データに伸長し、これに基づいて複写出力することが行われている。そして、経済性を考慮し、かつ画像圧縮を高速に行わせるため、比較的広く用いられている圧縮チップ(例えば、ファクシミリ用のものなど)を複数用い、画像データを分割してそれら複数の圧縮チップに分配して並列的に処理させることにより、処理時間を短縮することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像データの分割方法は、原画像をイメージリーダ(イメージスキャナ)で読み取って得られる画像データを、イメージリーダの延在方向(以下、主走査ライン方向という)を圧縮チップの数に合わせて分割する方法であることから、原画像の大きさ(例えば、A0、A1、A2、A3などのサイズ)が変化すると、圧縮された画像データが格納されるメモリの利用率が低下するという問題がある。
【0004】
つまり、例えば、A0を対象に4つの圧縮チップを用いて画像圧縮処理装置を製作した場合、4つの圧縮チップに合わせて主走査ラインを4つのデータ領域に分割し、各データ領域に圧縮チップを1つずつ割り当てて画像圧縮を行わせることになる。このような画像圧縮処理装置によりA3の原画を処理しようとすると、主走査ラインに対応する画像データの長さが短くなるので、例えば2つの圧縮チップは動作しないことになる。そして、それら動作しない圧縮チップに割り当てられているメモリ領域には画像データが格納されないため、メモリの利用率が悪くなるのである。
【0005】
ところで、メモリ領域を圧縮チップに固定的に割り当てないで、適宜任意のメモリ領域に画像データを格納するようにできればメモリ利用率を向上できる。しかし、複数の圧縮チップは相互に独立に動作しているため、メモリ領域を変動制御することは困難である。
【0006】
そこで、本発明は、原画の大きさが変化することによって主走査方向の画像データの長さが変動しても、圧縮画像データを格納するメモリの利用率を高くできる画像圧縮処理方法及び装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、画像圧縮処理回路の個数を偶数とし、画像データを主走査ラインごとに画像圧縮処理回路の個数の2倍以上のデータ領域に分割し、各データ領域の画像データを複数の画像圧縮処理回路(圧縮チップ)に順に割付けて画像データの圧縮を行うことにより解決できる。すなわち、例えば、1つの主走査ラインの画像データをバイト単位で分割し、奇数バイト(8ビット)と偶数バイトごとに2つの圧縮チップに分割して処理させることができる。これによれば、主走査ラインのデータ長が変化しても、バイト単位で圧縮処理を分配しているから、2つの圧縮チップの負荷は略均一になり、これに応じてメモリの利用率にも偏りがなくなる。なお、バイト単位に分割することに限定されるものではないが、できるだけ分割データ領域の数を多くすることにより、種々なサイズの原画に対してもメモリの利用率を高く維持できる。
【0008】
さらに、複数の主走査ラインに対してそれぞれ異なる偶数n(n≦m/2)個の圧縮チップを割付けて画像データの圧縮を行うことが好ましい。すなわち、例えば、1つの主走査ラインの画像データをバイト単位に分割し、奇数バイト(8ビット)と偶数バイトごとに第1の圧縮チップと第2の圧縮チップに分割して処理させるとともに、奇数と偶数の主走査ラインごとに、第1と第2の圧縮チップの組と第3と第4の圧縮チップの組に分割して処理させることにより、メモリの利用率を高く維持しつつ、圧縮処理を高速に行わせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る画像圧縮処理方法を適用してなる画像圧縮処理装置の一実施形態を示すブロック構成図である。図において、イメージスキャナにより読み取られた画像データは分配回路1に入力されて分割処理され、4つの圧縮チップ2a〜2dに分配される。画像データの分配回路1は、入力される画像データを一時蓄積して、主走査ラインの奇数ラインと偶数ラインとに分けるライン分配回路11と、このライン分配回路11により分けられた奇数ラインの画像データを一旦蓄積して、奇数バイトと偶数バイトに分ける奇数ラインのバイト分配回路12と偶数ラインのバイト分配回路13と、これらのバイト分配回路12,13により分けられた奇数バイトと偶数バイトの画像データを蓄積するバッファ14a〜14dとを含んで構成されている。各バッファ14a〜dに対して圧縮チップ2a〜2dが設けられ、圧縮チップ2a〜2dはバッファ14a〜dから画像データを順次取り込んで周知の画像圧縮処理を施し、圧縮画像データをそれぞれ対応させて定められたメモリバンク3a〜3dに格納する。また、圧縮チップ2a〜2dは、必要に応じて、メモリバンク3a〜3dに格納されている隣接領域の圧縮画像データを用いて画像圧縮処理する。
【0010】
このように構成されることから、図2に示すように、例えば、A0サイズに対応した長さを有するイメージスキャナ21から入力される画像データのうち、奇数ラインの画像データはバイトごとに交互に圧縮チップ2aと2bに取り込まれて圧縮処理される。同様に、偶数ラインの画像データも、バイトごとに交互に圧縮チップ2cと2dに取り込まれて圧縮処理される。そして、圧縮処理された画像データは、それぞれ対応するメモリバンク3a〜3dに格納される。
【0011】
ここで、原画のサイズがA0サイズよりも小さい場合は、イメージスキャナ21から出力される主走査ラインに対応する画像データの長さは短くなるが、1主走査ラインの画像データをバイト単位で分割し、奇数バイト(8ビット)と偶数バイトごとに圧縮チップ2aと2b(又は、2cと2d)に分割して処理しているから、主走査ラインのデータ長が変化しても、圧縮チップ2aと2b(又は、2cと2d)の処理負荷は略均一になり、これに応じてメモリの利用率にも偏りがなくなり、メモリバンク3a〜3dのメモリ容量を有効に利用できることになる。
【0012】
これに対し、図3に示すように、例えば4つの圧縮チップa〜dに対応させて、主走査ラインに沿って画像データを4分割して圧縮処理する従来の方法によれば、A3サイズの場合は2つの圧縮チップc,dが動作しないため、これに対応したメモリバンクも利用されなくなる。その結果、A0サイズに対応したメモリ容量を有していながら、A3サイズの場合にはそのメモリ容量を利用することができないという問題があったのである。
【0013】
なお、本発明は上記実施形態に示したようなバイト単位に分割することに限定されるものではない。要は、画像データを主走査ラインに沿って偶数m(m≧4)のデータ領域に分割し、そのデータ領域に対して偶数n(n≦m/2)個の圧縮チップを交互に割付けて画像データの圧縮を行うようにすればよい。そして、分割データ領域の数mを多くすることにより、種々なサイズの原画に対してもメモリの利用率を高く維持できる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、主走査方向の画像データの長さが変動しても、圧縮画像データを格納するメモリの利用率を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像圧縮処理方法を適用してなる一実施形態の画像圧縮処理装置のブロック構成図である。
【図2】図1の画像圧縮処理装置の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の効果を説明するために、従来の画像圧縮処理装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 分配回路
2a、2b、2c、2d 圧縮チップ
3a、3b、3c、3d メモリバンク
11 ライン分配回路
12、13 バイト分配回路
14a、14b、14c、14d バッファ
Claims (4)
- 原画をイメージスキャナにより走査して読み取った画像データを、複数の画像圧縮処理回路により圧縮し、圧縮された画像データを前記画像圧縮処理回路ごとに対応させて設定されたメモリ領域に格納する処理を含んでなる画像圧縮処理方法において、
前記画像圧縮処理回路の個数を偶数とし、前記画像データを主走査ラインごとに前記画像圧縮処理回路の個数の2倍以上のデータ領域に分割し、該各データ領域の画像データを前記複数の画像圧縮処理回路に順に割付けて画像データの圧縮を行うことを特徴とする画像圧縮処理方法。 - 請求項1に記載の画像圧縮処理方法において、
前記画像圧縮処理回路の個数を、奇数の主走査ラインと偶数の主走査ラインに対応させてそれぞれ偶数個としたことを特徴とする請求項1に記載の画像圧縮処理方法。 - 画像データの圧縮処理を行う複数の画像圧縮処理回路と、該手段により圧縮された画像データがそれぞれ格納されるメモリ領域を有するメモリと、原画をイメージスキャナにより走査して読み取られる画像データを分割して前記複数の画像圧縮処理回路に分配する画像データ分配手段とを備えてなる画像圧縮処理装置において、
前記画像圧縮処理回路は、偶数個設けられ、
前記画像データ分配手段は、前記画像データを主走査ラインごとに前記画像圧縮処理回路の個数の2倍以上のデータ領域に分割し、該各データ領域の画像データを前記複数の画像圧縮処理回路に順に分配することを特徴とする画像圧縮処理装置。 - 請求項3に記載の画像圧縮処理装置において、
前記画像圧縮処理回路は、奇数の主走査ラインと偶数の主走査ラインに対応させてそれぞれ偶数個設けられてなることを特徴とする画像圧縮処理装置。
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| JP04174497A JP4126466B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 画像圧縮処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP04174497A JP4126466B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 画像圧縮処理方法及び装置 |
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| JPH10243243A JPH10243243A (ja) | 1998-09-11 |
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1997
- 1997-02-26 JP JP04174497A patent/JP4126466B2/ja not_active Expired - Fee Related
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