JP4126767B2 - ケーブルの固定方法 - Google Patents
ケーブルの固定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4126767B2 JP4126767B2 JP25064698A JP25064698A JP4126767B2 JP 4126767 B2 JP4126767 B2 JP 4126767B2 JP 25064698 A JP25064698 A JP 25064698A JP 25064698 A JP25064698 A JP 25064698A JP 4126767 B2 JP4126767 B2 JP 4126767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- cable
- state
- bent
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 19
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記ケーブルのうちのシース熱電対を例に挙げて説明すれば、例えば本願発明の図1に示すように、シース熱電対1の先端に備える温接点7を固定体であるウエハー2に形成の凹部2A内にセラミックセメント等の接着材料8により埋設するのである。図1では1箇所のみ図示しているが、ウエハー2の任意の箇所(複数箇所)に前記のように温接点7を埋設し、このように複数箇所に温接点が埋設されたシース熱電対1の複数本を纏めてウエハー2に固定することが行われている。
そして、従来、図10に示すように、前記シース熱電対1と同一のシース熱電対34(支持の構成が異なるため、従来例で示しているシース熱電対の番号と図1の本願発明のシース熱電対の番号とを異ならせている)の複数本(図では3本)を支持部材30を介してウエハー2に固定するようにしている(図では1箇所の固定構造しか示していないが、実際にはシース熱電対の配設方向複数箇所で固定することになる)。詳述すれば、ウエハー2に貫通孔を形成し、この貫通孔に棒状体31を挿入した後、両側から円板32,33を当て付けた状態で各円板32,33を棒状体31に溶接により固定する。次に、薄い板状の支持部材30の一端側を前記円板32の上面にスポット溶接等により固定した後、支持部材30の中間部を複数のシース熱電対34…に巻き付けた状態で支持部材30を折り曲げるとともに、折り曲げて前記支持部材30の一端側に重なり合った他端側をスポット溶接等により固定することによって、複数のシース熱電対34をウエハー2に固定できるようにしている。
【0003】
上記従来の固定方法によれば、支持部材30を複数のシース熱電対34…にただ単に巻き付けているだけであるため、支持部材30の内面とシース熱電対34…の外面との摩擦力によりシース熱電対34…の長手方向の移動を完全に阻止することができない。従って、例えばシース熱電対34の先端の温接点(図示していないが、温接点の埋設構造は本願発明の図1と同一構成である)とこの温接点に最も近い支持部材30との間でシース熱電対34が温接点から遠ざかる側へ移動するようなことがあると、温接点がウエハーの凹部から離脱したり、特に径の細いシース熱電対34にあっては断線することもあった。
前記の場合には、温接点が引っ張り力を受けた場合であるが、これとは逆に温接点側にシース熱電対34が送り出されることにより、シース熱電対34が温接点とこの温接点に最も近い支持部材30との間で弛んだ場合には、シース熱電対34が不測に浮き上がり、他物と接触して、計測上好ましくない不都合が発生するだけでなく、他物が引っ掛かることにより引っ張り力が温接点に作用することにより、前記同様の不都合を招くものであった。
【0004】
上記不都合を解消するために、例えば支持部材30によるシース熱電対34の巻き付け力を増大させることが考えられるが、設定値以上の巻き付け力をシース熱電対34に付与すると、シース熱電対34が横に拡がったり、長手方向に伸びたりして、シース熱電対自体が変形してしまうため、その部分での電気的特性が変更されてしまうことがあり、前記巻き付け力を不用意に大きくすることができないものであり、改善の余地があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、電気的特性が変更されてしまうことがない状態で、ケーブルを固定体へ確実に固定することができるケーブル固定方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材に形成の貫通孔又は切欠部にてケーブルを挿通保持した状態で該支持部材を、それの貫通孔位置又は切欠部位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして折り曲げることにより、該ケーブルを屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定するのである。
又、シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材が、長手方向2箇所に貫通孔が形成された前後方向に長い平板状の部材でなり、この支持部材の板厚方向が上下となる状態で前記2つの貫通孔間の平板部の2箇所で、かつ、該支持部材の長手方向と交差する方向を折り目にして該支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げ、その折り曲げられた支持部材の両側部に位置する前記2つの貫通孔にケーブルを挿通した状態で該支持部材を、それら2つの貫通孔位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして上方に設定角度それぞれ折り曲げることにより、該ケーブルを前記貫通孔2箇所で屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定してもよい。
又、シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材が、長手方向2箇所に幅方向一側から切り欠いた切欠部が形成された前後方向に長い平板状の部材でなり、この支持部材の板厚方向が上下となる状態で前記2つの切欠部間の平板部の2箇所で、かつ、該支持部材の長手方向と交差する方向を折り目にして該支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げ、その折り曲げられた支持部材の両側部に位置する前記2つの切欠部にケーブルを該支持部材の幅方向一側から差し込んだ状態で該支持部材を、それら2つの切欠部位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして上方に設定角度それぞれ折り曲げることにより、該ケーブルを前記切欠部2箇所で屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定してもよい。
上記3つの方法のいずれにおいても、支持部材を屈曲させることを利用して、ケーブルを屈曲させるのである。これは、ケーブルが本来的に屈曲することができる性質を利用したものであり、ケーブルの屈曲部分における電気的性質が変化することがないのである。そして、ケーブルが長手方向に移動するためには、ケーブルが一旦一直線状に変形する必要性があるが、上記のようにケーブルの1箇所又は2箇所で屈曲させることによりケーブルが一直線状となることが阻止され、ケーブルが長手方向に移動することができないものである。この場合、1箇所よりも2箇所で屈曲させる方がケーブルの移動をより効果的に阻止することができる。又、ケーブルを挿通させるための貫通孔を切欠部に構成することによって、切欠部にケーブルを挿通させる時期を自由に変更しても差し支えない。
【0007】
前記支持部材をそれの上方から押し潰すことによって、該支持部材が保形強度の弱い貫通孔位置又は切欠部位置で自ずと折り曲がり、ケーブルを屈曲させることができるのである。前記支持部材をそれの上方から押し潰す場合には、例えばハンマー等で支持部材を叩いたり、機械等により動力を用いた他の方法で押し潰すようにしてもよい。
【0008】
前記支持部材の2箇所に形成した切欠部の開放端の一方を、該支持部材の幅方向一側に形成し、かつ、他方の開放端を該支持部材の幅方向他側に形成することによって、2つの切欠部の開放端を同一側にした場合に比べて、切欠部に挿通したケーブルが切欠部の開放端から外れ難くすることができ、前記支持部材の屈曲作業を容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に、シース熱電対1(ケーブル)がシリコンや透明又は不透明な石英等からなるウエハー(固定体)2に固定された状態を示している。この実施例では、シース熱電対1についてのみ説明するが、シース測温抵抗体やその他の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルをウエハー(固定体)2に固定する場合も本発明は適応することができる。又、固定体としてウエハー2の他、木製や金属製、あるいは合成樹脂製等で構成された構造物であってもよいし、又、各種装置を固定体としてケーブルを各種装置に固定するようにしてもよい。
【0010】
前記シース熱電対1は、図7にも示すように、保護外被としてのシース3の内部に絶縁粉末としてマグネシア(MgO)4を充填し、そのマグネシア(MgO)4内に一対の素線5,6を配設して構成されている。
【0011】
次に、前記シース熱電対1をウエハー2に固定する固定方法について説明する。
まず、前記素線5,6の先端部に接合された温接点7をウエハー2に形成の凹部2A内に配置させるようにシース熱電対1を送り出す。この後、凹部2A内にセラミックセメント等の接着材料8を充填することにより、温接点7を凹部2A内に固定(埋設)するのである。
次に、前記シース熱電対1の適当箇所を支持部材9を介してウエハー2に固定することによって、支持部材9と前記固定(埋設)された温接点7との間でシース熱電対1が移動することがないようにしている。
詳述すれば、図1及び図2に示すように、金属製の円板10の下面に金属製の棒状部11を溶接してなる鋲12を予め用意し、この鋲12の棒状部11をウエハー2に形成の貫通孔2Bに上方(ウエハー2の表面側)から差し込んだ後、貫通状態の棒状部11の下面にウエハー2の裏面側から前記円板10と同一の円板13を当て付けた状態で溶接により固定し、前記上方に位置する円板10の上面に前記複数本のシース熱電対1…が支持された金属製の支持部材9の4隅をスポット溶接により固定するのである。図2に示すSが、溶接箇所を示している。前記支持部材9により4本のシース熱電対1…を支持した場合を示したが、1本、2本、3本、5本以上のどの本数でもよい。
【0012】
前記複数本(この実施例では4本を示している)のシース熱電対1…を支持部材9に支持させる支持方法について説明すれば、まず図3(イ)に示すような一対の貫通孔9a,9bが形成された平板状の部材からなる前記支持部材9を用い、図に示すように板厚方向が上下となる状態で2つの貫通孔9a,9b間の平板部(中間部)9Cのうちの貫通孔9a,9b側の端部の2箇所で、かつ、支持部材9の長手方向と交差する方向(この実施例では直交する方向)を折り目9K,9Kにして、支持部材9の長手方向両側を下方に折り曲げる(図3(ロ)参照)。尚、この折り曲げられた支持部材9の両側部9A,9Bは、水平面に対して約60度下方に傾斜した姿勢になっているが、この角度を、5度〜90度の間の角度であればどのような角度に設定してもよい。
次に、折り曲げられた支持部材9の両側部9A,9Bに位置する貫通孔9a,9bに、例えば一方の貫通孔9aから他方の貫通孔9bに複数本のシース熱電対1…を挿通する(図3(ハ)参照)。このように支持部材9の長手方向両側のそれぞれを下方にほぼ同一角度折り曲げることによって、一方の貫通孔9aから他方の貫通孔9bに一直線状のシース熱電対1…を図に示すように挿通する際の挿通可能な貫通孔9a,9bの上下寸法をほぼ同一にすることができる。この後、支持部材9の平板部(中間部)9Cを上方から図に示す外力Fを与えることにより図3(ニ)に示すように、支持部材9を押し潰すことで、支持部材9の両側部9A,9Bが保形強度の最も弱い貫通孔9a,9b位置で折り曲げられるのである。図の9H,9Hが折り目を示している。図では、シース熱電対1…の外形寸法よりも貫通孔9a,9bの上下寸法を大きく設定することによって、貫通孔9a,9bへのシース熱電対1…の挿入の容易化を図ることができるが、シース熱電対1…を貫通孔9a,9bに挿入することができるように、シース熱電対1…の外形寸法と貫通孔9a,9bの上下寸法とをほぼ同一に設定して実施してもよい。このように貫通孔9a,9bの上下寸法を設定することによって、後述のようにシース熱電対1…を屈曲させたときの屈曲角度を大きくして、シース熱電対1…が貫通孔9a,9bに対してより移動し難くすることができる。又、前記貫通孔9a,9bから折り目9K,9Kまでの距離それぞれを同一にすることによって、折り目9K,9Kで折り曲げられた両側部9A,9Bに位置する2つの貫通孔9a,9bを上下同一高さ位置にすることができ、図のようにシース熱電対1…を水平方向の状態で容易に貫通孔9a,9bに貫通させることができるようにしているが、前記2つの距離を異ならせて実施することもできる。又、前記折り目9H,9Hも前記折り目9K,9Kと同様に同一箇所に設けたが、異なる箇所に設けてもよい。
このように支持部材9を押し潰すことによって、シース熱電対1…を貫通孔2箇所で屈曲させ、この状態で前述のように支持部材9の4隅を円板10の上面にスポット溶接により固定して、シース熱電対1が長手方向に移動することを確実に阻止することができるようにしている。前記支持部材9の両側部9A,9Bを貫通孔9a,9b位置、つまり折り目9H,9Hで折り曲げることによって、図4(イ)に示す貫通孔9a,9bの上下寸法Xが図4(ロ)に示すように短くなった上下寸法Yになっている。これは、貫通孔9a,9bの下側が水平方向に移動することにより貫通孔9a,9bの上下寸法が短くなっている。尚、支持部材9が折り曲げられる箇所は、支持部材9を押し潰すことで、保形強度の最も弱い下端側の箇所になるが、支持部材9を押し潰すのではなく、支持部材9を折り曲げることにより、その折り曲げ箇所を貫通孔9a,9bのどの箇所にも設定することができるが、貫通孔9a,9bの上方側に位置するほど貫通孔9a,9bの上下寸法が短くなり、シース熱電対1に対する挟圧力が増してくることになる。前記支持部材9を板厚1mm以下のアルミニウム等の比較的柔らかい材質の金属で形成することによって、支持部材9を容易に押し潰して支持部材9の折り曲げを容易にすることができる利点があるが、その他の金属製材料の他、樹脂を軟化温度以上に加熱することにより折り曲げ変形する場合でもよい。
【0013】
前記実施例では、支持部材9に貫通孔9a,9bを形成したが、図5(イ)に示すように、シース熱電対1…を支持部材9の幅方向一側から差し込み可能な切欠部14,15を形成してもよい。これら切欠部14,15は、開放側端部側にシース熱電対1…を差し込み可能な程度の幅の大きさに形成された挿入部14A,15Aと、これよりも幅が広く、かつ、図6に示すように支持部材9をウエハー2に固定するためのステンレス製の止め金具16を挿入可能なシース熱電対1…保持部14B,15Bとから構成している。このような切欠部14,15の場合には、シース熱電対1…を支持部材9の幅方向一側から差し込むだけで支持部材9にシース熱電対1…を支持させることができるから、前述のように支持部材9の貫通孔9a,9bに挿通させるものに比べて作業を容易迅速に行えるのである。
次に、図5(イ)に示す支持部材9にシース熱電対1…を支持させた後、ウエハー2に固定する場合について説明する。まず、図5(イ)に示す折り目9K,9Kで支持部材9の両側をそれぞれ前述のように折り曲げた後、図5(ロ)に示すように、平板状の支持部材9の保持部14B,15B内にそれぞれ、両端部16A,16Aが丸く屈曲形成された止め金具16の中間部が位置するように止め金具16を配置した後、図5(ハ)に示すように、複数本のシース熱電対1…を挿入部14A,15Aから保持部14B,15B内に配置し、前述のように切欠部14,15の任意の箇所、つまり図に示す折り目9H,9Hで支持部材9をそれの長手方向と交差する方向に折り曲げることによって、シース熱電対1…を屈曲させることができるようにしている。この後、止め金具16,16それぞれの両端部16A,16Aを、図6に示すように、ウエハー2に形成の凹部17,17内に挿入し、この状態でセラミックセメント等の接着剤18を凹部17,17に充填することにより金具16,16をウエハー2に固定して、支持部材9をウエハー2に固定できるようにしている。
【0014】
前記支持部材9を、図8に示すように構成してもよい。つまり、前記切欠部14,15の挿入部14A,15Aのうちの一方の挿入部14Aの開放端を支持部材9の幅方向一側に形成し、かつ、他方の挿入部15Aの開放端を支持部材9の幅方向他側に形成することによって、前記のように同一側に形成した場合に比べて支持部材9から差し込んだシース熱電対1…が抜け難くすることができるのである。
【0015】
前記実施例では、支持部材9の2箇所を折り曲げるようにしたが、図9に示すように、支持部材9をそれに形成の孔9aの任意の箇所の1箇所のみを折り曲げることによりシース熱電対1…を1箇所でのみ屈曲させて、ウエハー2に固定するようにしてもよい。前記孔9aは貫通孔又は切欠部のいずれに形成してもよい。前記支持部材9をウエハー2に固定する構成は、前述と同様であるため、説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】
請求項1のように、屈曲するというケーブルが本来的に有している性質を利用することによって、従来のように電気的特性が変更されるような状態が発生することなく、確実にケーブルを固定体に固定することができ、長期間に渡って良好に使用することができるケーブル固定方法を提供することができる。
しかも、支持部材を折り曲げることを利用してケーブルを屈曲させることができるから、ケーブルを配設する際に任意の位置でケーブルを屈曲させることができる。
又、支持部材を折り曲げる位置を貫通孔又は切欠部のどの位置に設定するかによって、ケーブルの挟圧力を変更することができる利点もある。
又、切欠部である場合には、貫通孔のように支持部材の取付順序を考慮する必要がなく、最後に支持部材を取り付けることができる等、貫通孔に比べて作業の融通性を図ることができるだけでなく、支持部材の幅方向一側から差し込むことによりケーブルを支持させることができる作業性の向上を図ることができる。
【0017】
請求項3及び請求項5のように、ケーブルを貫通孔2箇所又は切欠部2箇所で屈曲させることによって、1箇所でのみ屈曲させるものに比べてケーブルを固定体に強固に固定することができる利点がある。
【0018】
請求項7のように、2つの切欠部の開放端の位置を支持部材の幅方向両側にそれぞれ振り分けて形成することによって、切欠部からケーブルを抜け難くすることができ、長期間に渡って良好に支持部材による支持を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シース熱電対をウエハーに固定した状態を示す縦断面図
【図2】シース熱電対をウエハーに固定した状態を示す平面図
【図3】シース熱電対をウエハーに固定するための固定方法を示し、(イ)は支持部材の縦断側面図、(ロ)は支持部材の両端を折り曲げた状態を示す縦断側面図、(ハ)は折り曲げた支持部材の貫通孔にシース熱電対を貫通させた状態を示す縦断側面図、(ニ)はシース熱電対を貫通孔に貫通させた支持部材を貫通孔位置で屈曲させた状態を示す縦断側面図
【図4】(イ)は支持部材の両端を屈曲させる直前の状態を示す斜視図、(ロ)は支持部材の両端を屈曲させた状態を示す斜視図
【図5】シース熱電対をウエハーに固定するための別の固定方法を示し、(イ)は支持部材の平面図、(ロ)は支持部材に止め金具を配置した状態を示す平面図、(ハ)は(ロ)の状態の支持部材にシース熱電対を支持させた状態を示す平面図
【図6】図5(ハ)の状態の支持部材の止め金具の両端をウエハーに埋設した状態を示す縦断正面図
【図7】シース熱電対の縦断面図
【図8】支持部材の別の形態を示す平面図
【図9】シース熱電対をウエハーに固定するための別の固定方法を示す縦断側面図
【図10】シース熱電対をウエハーに固定するための従来の固定方法を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 シース熱電対(ケーブル) 2 ウエハー(固定体)
2A 凹部 2B 貫通孔
3 シース
4 マグネシア 5,6 素線
7 温接点 8 接着材料
9 支持部材 9A,9B 両側部
9C 平板部(中間部) 9K,9H 折り目
9a,9b 貫通孔 10 円板
11 棒状部 12 鋲
13 円板 14,15 切欠部
16 止め金具 17 凹部
18 接着剤 30 支持部材
31 棒状体 32,33 円板
34 シース熱電対 F 外力
S 溶接箇所 X,Y 上下寸法
Claims (7)
- シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材に形成の貫通孔又は切欠部にてケーブルを挿通保持した状態で該支持部材を、それの貫通孔位置又は切欠部位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして折り曲げることにより、該ケーブルを屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定したことを特徴とするケーブルの固定方法。
- 前記支持部材をそれの上方から押し潰すことによって前記折り目で該支持部材が折り曲げられることを特徴とする請求項1記載のケーブルの固定方法。
- シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材が、長手方向2箇所に貫通孔が形成された前後方向に長い平板状の部材でなり、この支持部材の板厚方向が上下となる状態で前記2つの貫通孔間の平板部の2箇所で、かつ、該支持部材の長手方向と交差する方向を折り目にして該支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げ、その折り曲げられた支持部材の両側部に位置する前記2つの貫通孔にケーブルを挿通した状態で該支持部材を、それら2つの貫通孔位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして上方に設定角度それぞれ折り曲げることにより、該ケーブルを前記貫通孔2箇所で屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定したことを特徴とするケーブルの固定方法。
- 前記支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げられた状態で該支持部材を、それの上方から押し潰すことによって前記貫通孔2箇所で該支持部材が折り曲げられることを特徴とする請求項3記載のケーブルの固定方法。
- シース熱電対、シース測温抵抗体、あるいは被覆電線等の金属製又は非金属製の被覆部材を有するケーブルを固定体に支持部材を介して固定するケーブル固定方法であって、前記支持部材が、長手方向2箇所に幅方向一側から切り欠いた切欠部が形成された前後方向に長い平板状の部材でなり、この支持部材の板厚方向が上下となる状態で前記2つの切欠部間の平板部の2箇所で、かつ、該支持部材の長手方向と交差する方向を折り目にして該支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げ、その折り曲げられた支持部材の両側部に位置する前記2つの切欠部にケーブルを該支持部材の幅方向一側から差し込んだ状態で該支持部材を、それら2つの切欠部位置で、かつ、ケーブル挿通方向と交差する方向を折り目にして上方に設定角度それぞれ折り曲げることにより、該ケーブルを前記切欠部2箇所で屈曲させ、この状態で該支持部材を前記固定体に固定したことを特徴とするケーブルの固定方法。
- 前記支持部材の長手方向両側をほぼ同一設定角度下方に折り曲げられた状態で該支持部材を、それの上方から押し潰すことによって前記切欠部2箇所で該支持部材が折り曲げられることを特徴とする請求項5記載のケーブルの固定方法。
- 前記支持部材の2箇所に形成した切欠部の開放端の一方を、該支持部材の幅方向一側に形成し、かつ、他方の開放端を該支持部材の幅方向他側に形成したことを特徴とする請求項5記載のケーブルの固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25064698A JP4126767B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | ケーブルの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25064698A JP4126767B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | ケーブルの固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000081353A JP2000081353A (ja) | 2000-03-21 |
| JP4126767B2 true JP4126767B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=17210963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25064698A Expired - Fee Related JP4126767B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | ケーブルの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4126767B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4718697B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2011-07-06 | 安立計器株式会社 | 温度センサ付きウエハ |
| JP2003086649A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Anritsu Keiki Kk | 温度センサ付きウエハ |
| JP5264671B2 (ja) * | 2009-10-06 | 2013-08-14 | 助川電気工業株式会社 | 熱電対装着測温板 |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP25064698A patent/JP4126767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000081353A (ja) | 2000-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH051947Y2 (ja) | ||
| JP4330446B2 (ja) | オーバーラップにより再閉鎖可能な保護シース及びその用途 | |
| JP4126767B2 (ja) | ケーブルの固定方法 | |
| KR20000022216A (ko) | 낚시바늘 및 낚시바늘용 매듭 | |
| JP2003320051A (ja) | 防火区画体用孔閉塞治具 | |
| JP4798068B2 (ja) | ロック付コルゲートチューブ取付治具 | |
| JP2006177942A (ja) | 電子秤のための校正用錘構造 | |
| JP5860234B2 (ja) | 電熱ヒーター用基板 | |
| US6603100B2 (en) | Radiant electric heater | |
| JP6935917B2 (ja) | 忌避線架線具の設置具 | |
| JP2955930B1 (ja) | 温度検出素子を有するウェーハ | |
| GB2034367A (en) | Wall tie for insulated cavity wall | |
| JP2020054021A (ja) | 掴線器およびそれを用いた活線振り分け工具 | |
| JP2018046078A (ja) | 保持装置 | |
| US8461491B2 (en) | Support for an electrical heating device, electrical heating device and manufacturing method | |
| EP1022930A2 (en) | Constituting elements of radiant electric heater | |
| JP5871265B2 (ja) | 温度センサ付きウエハ、その製造方法、及び温度センサの素線の固定方法 | |
| JPH0428042Y2 (ja) | ||
| JP2011185641A (ja) | 温度センサおよびその温度センサを用いた温度測定装置 | |
| JP5253230B2 (ja) | 吊線切断用の把持具 | |
| JPH07274357A (ja) | フラットケーブル用クリップおよびそれを用いたフラットケーブルの布設方法 | |
| JPH08317537A (ja) | 線状物保持用ステップル | |
| JP2018207665A (ja) | 集束用シート材及びワイヤーハーネス | |
| KR200266439Y1 (ko) | 밴드케이블과 클립기능을 갖춘 클립 | |
| JP2001059623A (ja) | 床暖房パネル用配線の取付構造およびその取付方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050805 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080407 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080422 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080505 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |