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JP4126901B2 - カソーディックアーク成膜装置 - Google Patents
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JP4126901B2 - カソーディックアーク成膜装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、陰極アーク放電を用いた薄膜の成膜、特に、磁気記録再生装置の磁気ヘッドに形成されるカーボン膜の成膜に使用されるカソーディックアーク成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気記録再生装置の磁気ヘッドや磁気ディスクには、保護膜としてカボーン薄膜が一般的に用いられている。近年、磁気ヘッド用保護膜の成膜方法として、FCVA(Filtered Cathodic Vacuum Arc)法と呼ばれる陰極アーク放電を利用したta−C(tetrahedral amorphous carbon)膜成膜技術が使われつつある。陰極アーク放電を用いる成膜装置では、陰極に設けられたグラファイトターゲットに対してアーク放電を発生させ、カーボンイオンを含むプラズマを生成する。そして、生成されたプラズマ中のカーボンイオンを基板に堆積することによって、カーボン膜が基板上に形成される。
【0003】
生成されたプラズマ中には、カーボンイオンや電子の他に電気的に中性なパーティクルが含まれている。このパーティクルは主にカーボン原子から成るクラスターであって、アーク放電によりターゲットから放出されるだけでなく、高密度プラズマ中でイオン同士が結合することによっても生成される。基板上にカーボンイオンを堆積する際にこのパーティクルが混入すると膜質が低下するので、パーティクルを低減するために次のような対策が採用されている。
【0004】
第1の方法は、磁場を用いてプラズマビームを基板に移送する間において、プラズマビームの経路を曲げてパーティクルをトラップで捕捉する方法である。第2の方法では、プラズマの輸送行路を長くするなどしてプラズマの密度を下げて低密度プラズマとすることにより、プラズマ移送中におけるパーティクルの発生を押さえている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の方法ではアーク放電により放出されたパーティクルは除去できるが、プラズマがトラップの部分から基板に入射するまでの経路においてパーティクルが生成されてしまうため、パーティクルの低減効果が十分ではなかった。また、第2の方法ではプラズマの密度が低いため、成膜レートが低下してしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、成膜レートの低下を防止しつつ基板に入射するパーティクルを低減することができるカソーディックアーク成膜装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明の実施の形態を示す図1に対応付けて説明する。
(1)請求項1の発明によるカソーディックアーク成膜装置は、陰極アーク放電によりターゲットイオンを含むプラズマビームを生成するプラズマビーム生成装置1と、基板41が装填されるチャンバ4と、プラズマビーム生成装置1で生成されたプラズマビームBをチャンバ4内の基板41へと導くプラズマ移送装置2とを備えたカソーディックアーク成膜装置に適用され、プラズマ移送装置2は、プラズマビーム生成装置1で生成されたプラズマビームBが入射する屈曲した屈曲ダクト20と、該屈曲ダクト20の軸に沿ったアキシャル磁場を形成して、プラズマビームBの進行経路を屈曲ダクト20の軸に沿って屈曲させる磁気コイル21とを有し、基板41とプラズマ移送装置2との間に配設され、遮蔽部と開口部44aとを有する遮蔽板44と、プラズマ移送装置2から出射されたプラズマビームBが遮蔽板44の遮蔽部に入射するようにプラズマ移送装置2とチャンバ4とを接続する接続ダクト43と、プラズマ移送装置2から出射されたプラズマビームBに含まれるターゲットイオンCを偏向して、開口部44aを介して基板41に入射させる偏向装置3とを備えて上述の目的を達成する。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のカソーディックアーク成膜装置において、屈曲ダクト20にバイアス電圧を印加するバイアス電源22を設けたものである。
(4)請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のカソーディックアーク成膜装置において、偏向装置3は、ターゲットイオンCの偏向を行うとともに、ターゲットイオンCを基板41の全域に対して走査することを特徴とするカソーディックアーク成膜装置。
【0008】
なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によるカソーディックアーク成膜装置の一実施の形態を示す図であり、成膜装置の概略構成を示したものである。図1に示すように、成膜装置はプラズマ発生部1,プラズマ移送部2,スキャニング装置3,成膜チャンバ4および装置全体を制御する制御装置5で構成されている。
【0010】
プラズマ発生部1は、ターゲット11が装着される陰極部10と、陰極部10が固定される陽極チャンバ12と、アーク放電のきっかけを作るためのトリガ14とを備えている。例えば、カーボン膜を成膜する場合には、ターゲット11としてカーボングラファイトが用いられる。以下では、カーボン膜成膜を例に説明する。
【0011】
陰極部10はアーク電源(定電流源)13の負端子に接続されており、一方、トリガ14およびアーク電源13の正端子に接続されている陽極チャンバ12はそれぞれ接地されていてアース電位となっている。トリガ14は、軸140を回転軸としてステップモータ等の駆動部15により回転駆動される。トリガ14の角度は図示しない角度センサで検出される。
【0012】
陰極部10と陽極チャンバ12とは、絶縁部材6によって電気的に絶縁されている。陽極チャンバ12の外周には陽極チャンバ12内にアキシャル磁場を形成する磁気コイル16が設けられており、電源17から励磁電流が供給される。なお、図示していないが、陰極部10には水冷ジャケットのような冷却手段が設けられている。
【0013】
プラズマ移送部2は、屈曲したダクト20とその周囲に設けられた磁気コイル21とを有している。磁気コイル21にも電源17から励磁電流が供給される。プラズマ移送部2と陽極チャンバ12とは絶縁材23を介して互いに固定されていて、両者は電気的に絶縁されている。ダクト20にはバイアス電源22により正のバイアス電圧が印加されている。
【0014】
成膜チャンバ4内には基板ステージ42が設けられており、この基板ステージ42に成膜対象物である基板41が装着される。基板ステージ42は、矢印Rで示すように基板41をその平面内で回転する。また、基板41の前方(図示右側)には、開口44aが形成された遮蔽板44が配設されている。成膜チャンバ4とプラズマ移送部2とはチルトダクト43で連結されており、チルトダクト43の2つのフランジ43a,43bは互いに角度θを成している。このチルト角度θは、後述するスキャニング装置3の偏向可能角度との兼ね合いもあるが2.5〜10(deg)程度に設定されるが、好ましくは5.5(deg)が良い。
【0015】
チルトダクト43とプラズマ移送部2とは絶縁部材40を介して固定されていて、互いに電気的に絶縁されている。チルトダクト43の周囲にはスキャニング装置3が設けられており、プラズマビームB内のカーボンイオンCをyz方向にスキャンする。スキャニング装置3は、例えば、一対のC字形状磁気コア(不図示)から成る。一方の磁気コアの磁極はチルトダクト43を挟んで図示上下に配設され、他方の磁気コアの磁極はチルトダクト43を挟んで紙面に直交するy方向に配設される。スキャニング装置3の磁気コアにはソレノイドコイル(不図示)が巻き付けられており、ソレノイドコイルには電源31により励磁電流が供給される。
【0016】
図2はダクト20の形状の一例を示す図であり、(a)は図1のz方向から見た平面図、(b)は(a)のA1矢視図、(c)はA2矢視図である。ダクト20は、3つの直管部201,203,205と2つの屈曲部202,204とを有するダブルベントタイプのダクトである。すなわち、直管部201に設けられたフランジ206から入射したプラズマビームは、屈曲部202,204の部分でそれぞれ曲げられ、直管部205に設けられたフランジ207から水平方向に対して角度θで出射する。
【0017】
次に、成膜動作の概略を説明する。アーク放電を生じさせる際には、図1の破線で示す位置に退避していたトリガ14を駆動部15により回転駆動してターゲット11側に倒す。陰極部10と陽極チャンバ12との電位差はアーク電源13により数10〜数100ボルトに設定されており、トリガ14の先端に設けられたトリガチップ14aがターゲット11の表面に接触するとアーク放電が発生する。
【0018】
アーク放電が発生するとプラズマが生成され、このプラズマにはターゲット11から放出されたターゲットイオン(正イオン)が含まれている。ターゲット11がグラファイトの場合には、アーク放電によりカーボンイオンを含むプラズマが生成される。このとき、グラファイトターゲット11からはカーボンイオンの他にマクロパーティクルと呼ばれる多数のカーボン原子から成るクラスターが放出される。
【0019】
制御装置5はアーク電源13の状態を常時モニタし、アーク放電の発生を検出したならば駆動部15へ指令を送り、ターゲット11の表面からトリガ14を引き上げる。このとき、アーク放電発生時のトリガ14の角度位置が上述した角度センサにより検出され、検出された角度位置は制御装置5に設けられた記憶部(不図示)に記憶される。アーク放電発生後、放電状態は時間が経過するにつれて弱まってくるので、再びトリガ14を記憶された位置まで駆動部15により移動させて、安定したアーク放電が維持されるように制御する。
【0020】
陽極チャンバ12内には磁気コイル16によりアキシャル磁場が形成されている。そのため、アーク放電により生成されたプラズマは、すなわち、ターゲット11から放出されたカーボンイオンや電子を含むプラズマは、このアキシャル磁場により集束されるとともにプラズマ移送部2のダクト20へと導かれる。プラズマ移送部2においても、ダクト20の周囲に設けられた磁気コイル21によりダクト20の軸に沿ったアキシャル磁場が形成されており、プラズマはこの磁場に沿って成膜チャンバ4へと移送される。
【0021】
プラズマビームBにはカーボンイオンCおよびパーティクルP等が含まれている。プラズマビームBのプラズマ密度はプラズマ断面中心から周辺へと低くなっており、図1の符号Bで示した領域は所定密度以上の範囲を表している。図3は、カーボンイオンCの分布形状L1とパーティクルPの分布形状L2とを定性的に示したものである。なお、パーティクルPの密度はカーボンイオンCの密度に比べて遙かに小さいが、比較しやすいように両者が同程度の密度であるとして分布形状を示した。
【0022】
カーボンイオンCは電荷を帯びているため互いに反撥し、分布形状L2がパーティクルPの分布形状L2よりもブロードになっている。そのため、ダクト20に正のバイアス電圧を印加してダクト20内にラジアル電場を形成し、ダクト中央に偏在させるようにした。このとき、カーボンイオンCの分布形状L1は分布形状L10のように変化し、高密度プラズマが得られる。
【0023】
ところで、パーティクルPは電気的に中性であるため、プラズマビームがダクト20の屈曲部202,204(図2参照)で曲げられた際にパーティクルPはそのまま直進してダクト20によりトラップされる。このように、プラズマビームBの移送経路を曲線的にすることによりパーティクルPをビームBから除去することができる。しかし、パーティクルPはプラズマビームB内でも生成されるため、ダクト20から出射されるプラズマビームB内にはパーティクルPが含まれている。
【0024】
ダクト20からチルトダクト43内に入射したプラズマビームBには、スキャニング装置3によって交流磁場が印加される。その結果、カーボンイオンCは磁場によって進行方向が曲げられ、例えば、図1に示すようにビームBからカーボンイオンCを含むビームB1が分離される。図1は、カーボンイオンCがz軸負方向に偏向された瞬間を示したものであり、ビームB1は遮蔽板44に形成された開口44aを通過して基板41上に照射される。一方、ビームBは直進して遮蔽板44によって遮られ、基板41側に達することはない。
【0025】
図4は遮蔽板44を図1のx軸プラス方向から見た図である。円形の開口44aは、基板41の中心Oよりもz軸マイナス方向に偏心して形成されている。一方、図1に示すようにダクト20はチルトダクト43を介して成膜チャンバ4に接続されているため、パーティクルを含んだビームBは中心Oよりも上方(z位置が正の領域)において遮蔽板44に衝突し、開口44aに入射することはない。図4に示すように、開口44aを通して基板41の中心と下側の縁との間の領域を見通すことができるので、カーボンイオンCのビームB1をz軸方向にスキャンすると、中心0および縁を含む領域にカーボンイオンCが照射される。基板41は中心Oを軸として回転されているので、スキャン運動と回転運動とによりカーボンイオンCが基板41の全面に均一に堆積される。
【0026】
図5は従来のカソーディックアーク成膜装置の成膜方法を説明する図であり、基板41へのプラズマビームBの導き方を示したものである。磁気コイル21によって曲げられたプラズマビームBはダクト20から出射され、成膜チャンバ内の基板41に照射される。プラズマビームBはスキャニング装置51によりスキャンされ、プラズマビームBが基板41の全成膜領域に照射されるようにしている。前述したように、プラズマビームB内のパーティクルPはダクト20内で経路が曲げられることにより除去されるが、基板面に対抗しているダクト出口付近から基板41に入射する間においてもパーティクルPが生成される。このパーティクルPはカーボンイオンCとともに基板41に入射して、膜質の低下を招く。
【0027】
一方、本実施の形態の成膜装置では、上述したように基板41の直前でプラズマビームBから偏向分離されたカーボンイオンCが基板41上に照射される。そのため、ダクト20の出口付近で形成されたパーティクルPはビームBのように直進して遮蔽板4により捕捉され、基板41に入射することがない。その結果、以下に述べるように、基板41に入射するパーティクルPの数を従来よりも低減することができた。
【0028】
従来の低密度プラズマによりta−C膜を成膜した場合には、成膜レートは0.1(Å/sec)程度であった。一方、本実施の形態の成膜装置では高密度プラズマを用いていることから、0.4(Å/sec)とう大きな成膜レートを得ることができた。さらに、パーティクルに関しても、バブルベントタイプのトラップ(ダクト20)を用いた成膜装置の場合には0.3(μm)以上のパーティクルに関して10(個/cm)以上であったが、本実施の形態の成膜装置では1〜2(個/cm)にまで減少させることができた。
【0029】
このように、本実施の形態では、アーク生成時に発生するパーティクルのみならず、高密度プラズマ移送時に生成されるパーティクルも高い確率で除去することができる。その結果、高い成膜レートでパーティクル混入の非常に少ない高純度のカーボン膜を成膜することができる。なお、本実施の形態の成膜装置は、カーボン膜の成膜に限らず各種の薄膜の成膜に適用することができる。
【0030】
上述した実施の形態では、スキャニング装置3で交流磁場を形成してカーボンイオンCを偏向するようにしたが、永久磁石を用いたり電場を形成してカーボンイオンCを偏向するようにしても良い。また、ダクト20はダブルベントタイプとしたが、シングルベントタイプのダクトを用いても良い。
【0031】
なお、図1では基板41をx軸に対して垂直に配設されているので、ビームB1は基板41に対してほぼ垂直に入射することになる。一方、図6に示すようにビームB1に対して基板41を角度αで配設すると、ビームBが基板面に対して斜めに入射するために堆積したカーボン原子のマイグレーションが促進され、残留応力の小さなカーボン膜が形成される。例えば、垂直入射で応力が2.4(GPa)であった場合に、角度α=45(deg)で入射させると応力が1.4(GPa)に低下した。
【0032】
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、プラズマ発生部1はプラズマビーム生成装置を、遮蔽板44はトラップを、スキャニング装置3は偏向装置をそれぞれ構成する。また、遮蔽板44の開口44aが形成されていない部分が遮蔽部を構成する。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板にはプラズマビームから偏向分離されたターゲットイオンが入射し、パーティクルを含むプラズマビームはトラップにより捕捉されて基板に入射することがない。そのため、パーティクルの混入の非常に少ない膜が基板上に形成される。また、パーティクルを低減するためにプラズマ密度を低くする必要がないため、成膜レートの低下を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカソーディックアーク成膜装置の一実施の形態を示す図であり、成膜装置の概略構成を示したものである。
【図2】ダクト20の形状の一例を示す図であり、(a)は図1のz方向から見た平面図、(b)は(a)のA1矢視図、(c)はA2矢視図である。
【図3】カーボンイオンCの分布形状L1とパーティクルPの分布形状L2とを示す図である。
【図4】遮蔽板44を図1のx軸プラス方向から見た図である。
【図5】従来のカソーディックアーク成膜装置の成膜方法を説明する図であり、基板41へのプラズマビームBの導き方を示したものである。
【図6】基板41を傾けて配設した場合の、基板41とビームB1との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 プラズマ発生部
2 プラズマ移送部
3、51 スキャニング装置
4,50 成膜チャンバ
5 制御装置
11 ターゲット
12,16 磁気コイル
20 ダクト
22 バイアス電源
41 基板
42 基板ステージ
43 チルトダクト
44 遮蔽板
44a 開口
C カーボンイオン
P パーティクル

Claims (3)

  1. 陰極アーク放電によりターゲットイオンを含むプラズマビームを生成するプラズマビーム生成装置と、
    基板が装填されるチャンバと、
    前記プラズマビーム生成装置で生成されたプラズマビームを前記チャンバ内の基板へと導くプラズマ移送装置とを備えたカソーディックアーク成膜装置において、
    前記プラズマ移送装置は、前記プラズマビーム生成装置で生成されたプラズマビームが入射する屈曲した屈曲ダクトと、該屈曲ダクトの軸に沿ったアキシャル磁場を形成して、前記プラズマビームの進行経路を前記屈曲ダクトの軸に沿って屈曲させる磁気コイルとを有し、
    前記基板と前記プラズマ移送装置との間に配設され、遮蔽部と開口部とを有する遮蔽板と、
    前記プラズマ移送装置から出射されたプラズマビームが前記遮蔽板の遮蔽部に入射するように前記プラズマ移送装置と前記チャンバとを接続する接続ダクトと、
    前記プラズマ移送装置から出射されたプラズマビームに含まれる前記ターゲットイオンを偏向して、前記開口部を介して前記基板に入射させる偏向装置とを備えたことを特徴とするカソーディックアーク成膜装置。
  2. 請求項1に記載のカソーディックアーク成膜装置において、前記屈曲ダクトにバイアス電圧を印加するバイアス電源を設けたことを特徴とするカソーディックアーク成膜装置。
  3. 請求項1又は2に記載のカソーディックアーク成膜装置において、
    前記偏向装置は、前記ターゲットイオンの偏向を行うとともに、前記ターゲットイオンを前記基板の照射領域全域に対して走査することを特徴とするカソーディックアーク成膜装置。
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