JP4129092B2 - Ofdm送受信装置、無線通信基地局装置、及び、ofdm送受信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のサブキャリアを使用して通信を行なうOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、OFDMという)方式による通信を行なうOFDM送受信装置、無線通信基地局装置、及び、OFDM送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のOFDM送受信装置では、周波数帯域は、その利用目的や用途別の無線通信種類、例えばテレビジョン放送、携帯電話、FMラジオ放送、等、に応じて割り当てられており、種類の異なる、換言すれば変調方式の異なる、無線通信はお互いに干渉しないようになっている。
【0003】
特に、任意に行われる非公衆系の無線通信、例えば携帯電話や無線LAN等一般市民が利用する通信、の電力が公衆系の無線通信、例えばテレビジョン放送やAMラジオ放送、の障害にならないように配慮されて利用周波数帯が定められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムにおいては、ある周波数帯が容量不足になり、別のある帯域には余裕があるといった周波数利用効率が悪い状況が生じ得るという問題がある。
【0005】
又、一つの周波数帯域を複数種類の無線通信に利用することは、各無線通信における変調方式が異なるため、お互いの通信に影響を与える可能性がある。
【0006】
特に、本来公衆系に割り当てられた周波数帯を非公衆系も使う場合、非公衆系の利用により公衆系が障害を受けないようにすることが重要となる。
【0007】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、同一の周波数帯を変調方式が異なる複数種類の無線通信に利用し、更にその利用に際して公共性の高い公衆系の通信を優先するOFDM送受信装置、無線通信基地局装置、及び、OFDM送受信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の骨子は、同一周波数帯に割り当てられた変調方式の異なる複数種類の無線通信において、無線通信を行うすべての装置の同期を取り、その同一の周波数帯を時分割で利用し、更に時分割された各スロットには公衆系の無線通信を非公衆系の無線通信より優先的に割り当てることである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係るOFDM送受信装置は、複数の異なる周波数を発生させる周波数発生手段と、発生した複数の周波数を搬送波として使用し通信を行なうOFDM送受信手段と、前記OFDM送受信手段の使用する搬送波を選択する選択手段と、異なる通信方式を採る他局との通信に先立ち前記選択手段を動作させ、前記選択手段により選択された特定周波数の搬送波のみを用いて前記他局への制御情報を送信する制御手段と、を具備する構成を採る。
【0010】
この構成によれば、直交変調方式を採る通信方式間であれば、通信方式が異なる場合であっても、通信を行なうことができる。例えば、マルチ・キャリア方式の通信を行う基地局が、シングルキャリア方式の通信を行う基地局と通信を行なうことが可能となる。
【0011】
本発明の第2の態様に係るOFDM送受信装置は、第1の態様において、前記制御手段は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域近傍の周波数を有する搬送波を選択するよう前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0012】
この構成によれば、他局の使用周波数の中心周波数付近で通信を行なうことができるため、通信品質が向上する。
【0013】
本発明の第3の態様に係るOFDM送受信装置は、第1の態様において、前記制御手段は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域に最も近い周波数を有する一対の搬送波を選択するよう前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0014】
この構成によれば、安定した送受信が可能になる。つまり、通常OFDM方式で使用するサブキャリアは偶数であるため、中心周波数に近い一対の搬送波を使用すれば、回路動作が安定する。
【0015】
本発明の第4の態様に係るOFDM送受信装置は、第1から第3のいずれかの態様において、前記制御手段は、フレーム同期信号を挿入したアクセス・チャネルの送信時にのみ前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0016】
この構成により、アクセスチャネルのシンボル同期検出と同時に、フレーム同期を確立することができるため、効率的に同期確立を行なうことができる。
【0017】
本発明の第5の態様に係るOFDM送受信装置は、第1から第4のいずれかの態様において、搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を前記他局から受信する接続要求信号受信手段を具備し、前記制御手段は、前記接続要求信号の内容に応じて、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を決定するようにした。
【0018】
この構成によれば、受信した接続要求信号の内容に応じて、他局の通信方式に応じた最適な搬送波の選択が可能となる。
【0019】
本発明の第6の態様に係るOFDM送受信装置は、第5の態様において、ユーザ・チャネルの空きスロットを接続要求信号発信元である前記他局との無線通信に割り当てる割当手段、を具備する構成とした。
【0020】
この構成によれば、複数種類の無線通信を時分割で住み分けるようにするため、変調方式が異なる無線通信を一周波数帯域に共存させることができる。
【0021】
本発明の第7の態様に係るOFDM送受信装置は、第6の態様において、前記割当手段は、前記他局以外との無線通信の混雑度を監視するトラフィック監視部と、前記混雑度と前記接続要求信号中の通信用途に関する情報の優先度とから前記他局に割り当てるスロット数を判断する判断部と、前記判断部の出力に応じて前記他局に割り当てるスロット数を変えるスロット数可変部と、を有する構成を採る。
【0022】
この構成によれば、公衆系用周波数帯域を用いて、公衆系の通信を行っている基地局に、非公衆系の通信を行う基地局から帯域を使いたい旨の要求があった場合に、公衆系の通信を優先するようにスロットを割り当てることができるため、非公衆系通信の利用可能帯域を増やしつつ公衆系通信への障害を除去することができる。
【0023】
本発明の第8の態様に係る無線通信基地局装置は、搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を発信する接続要求信号発信手段を具備し、請求項5から請求項7のいずれかに記載の態様のOFDM送受信装置を有する基地局装置と無線通信を行う構成を採る。
【0024】
この構成によれば、非公衆系通信が公衆系用の周波数帯域を非優先的に用いることができるため、公衆系通信への障害を排除しつつ非公衆系通信の利用可能帯域を増やすことができる。
【0025】
本発明の第9の態様に係るOFDM送受信方法は、複数の異なる周波数を発生させる周波数発生工程と、発生した複数の周波数を搬送波として使用し通信を行なうOFDM送受信工程と、前記OFDM送受信工程の使用する搬送波を選択する選択工程と、異なる通信方式を採る他局との通信に先立ち前記選択工程を動作させ、前記選択工程により選択された特定周波数の搬送波のみを用いて前記他局への制御情報を送信する制御工程と、を有する。
【0026】
この構成により、直交変調方式を採る通信方式間であれば、通信方式が異なる場合であっても、通信を行なうことができる。例えば、マルチ・キャリア方式の通信を行う基地局が、シングルキャリア方式の通信を行う基地局と通信を行なうことが可能となる。
【0027】
本発明の第10の態様に係るOFDM送受信方法は、第9の態様において、前記制御工程は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域近傍の周波数を有する搬送波を選択するよう前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0028】
この構成によれば、他局の使用周波数の中心周波数付近で通信を行なうことができるため、通信品質が向上する。
【0029】
本発明の第11の態様に係るOFDM送受信方法は、第9の態様において、前記制御工程は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域に最も近い周波数を有する一対の搬送波を選択するよう前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0030】
この構成によれば、安定した送受信が可能になる。つまり、通常OFDM方式で使用するサブキャリアは偶数であるため、中心周波数に近い一対の搬送波を使用すれば、回路動作が安定する。
【0031】
本発明の第12の態様に係るOFDM送受信方法は、第9から第11のいずれかの態様において、前記制御工程は、フレーム同期信号を挿入したアクセス・チャネルの送信時にのみ前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させるようにした。
【0032】
この構成により、アクセスチャネルのシンボル同期検出と同時に、フレーム同期を確立することができるため、効率的に同期確立を行なうことができる。
【0033】
本発明の第13の態様に係るOFDM送受信方法は、第9から第12のいずれかの態様において、搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を前記他局から受信する接続要求信号受信工程を有し、前記制御工程は、前記接続要求信号の内容に応じて、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を決定するようにした。
【0034】
この構成によれば、受信した接続要求信号の内容に応じて、他局の通信方式に応じた最適な搬送波の選択が可能となる。
【0035】
本発明の第14の態様に係るOFDM送受信方法は、第13の態様において、ユーザ・チャネルの空きスロットを接続要求信号発信元である前記他局との無線通信に割り当てる割当工程、を具備するようにした。
【0036】
この構成によれば、複数種類の無線通信を時分割で住み分けるようにするため、変調方式が異なる無線通信を一周波数帯域に共存させることができる。
【0037】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0038】
本実施の形態は、公衆系の通信がマルチ・キャリア通信、例えば直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、OFDMという)方式、で行われ、本来この公衆系に割り当てられている周波数帯域を、シングル・キャリア通信で行われる非公衆系の通信が割り込んで非優先的に利用するものである。
【0039】
以下、図1から図5を用いて、本実施の形態に係る無線通信システムについて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信システムのおける周波数スペクトラムを表わす模式図である。
【0040】
図1(a)は、スペクトル拡散方式の、図1(b)は、シングル・キャリア方式の、図1(c)は、OFDMのようなマルチ・キャリア方式の、無線通信で使用する周波数スペクトラムをそれぞれ表している。現在、OFDM方式は、5GHz帯の周波数帯域を図示するような形態で分割使用する方式が提案されている。
【0041】
図示するように、通信方式が異なれば、割り当てられる周波数帯域が異なるため、例えば、シングル・キャリア方式の通信は、送受信において1キャリアによる送受信しか行えないため、マルチ・キャリア方式の通信から複数のキャリアが送られてきても受信できない。
【0042】
よって、このままでは、シングル・キャリア方式を用いる非公衆系の通信は、マルチ・キャリア方式を用いる公衆系の通信から送られてる同期信号を受信できないため、公衆系と同期を取ることができない。
【0043】
そこで、本実施の形態では、搬送波数を減らし、すなわち図1(d)に示すような2つのサブキャリアだけを用いてアクセス・チャネルの送信を行うようにし、シングル・キャリア方式を用いる非公衆系の基地局装置がこのアクセス・チャネルを受信して公衆系と同期を取ることができるようにした。
【0044】
その搬送波数を減らす工程を、図2を用いて説明する。図2は、OFDM送受信装置の概略ブロック図である。
【0045】
入力シンボル列はS/P変換器201でサブキャリア数の応じて分割され、発振器202により発生される異なる周波数のサブキャリアを、乗算器203、204で乗じて低速シンボル列を得る。この低速シンボル列は、選択回路205、パラレルシリアル変換器206、LPF(ローパスフィルタ)207を経て、乗算器208で搬送波発振器209で発生する搬送波を乗じて帯域フイルタ210を通して送信される。
【0046】
ところで、各フレームは、アクセススロット、制御スロット、メッセージスロット等から構成される。通常は、常時全てのサブキャリアを使用して通信を行なうが、本発明では、上述のように、アクセス・チャネルを受信して公衆系と同期を取ることができるようにするため、アクセス・チャネルの送信期間ではサブキャリアの一部のみを使用して送信を行なうようにした。
【0047】
選択するサブキャリアはいずれでもよいが、想定される他の通信方式で使用する周波数帯域の中心周波数近傍のサブキャリアを使用すれば、通信の品質・精度が向上する。
【0048】
具体的には、例えば図1(b)に示すシングルキャリア方式を採用する他局と通信する場合には、図1(c)に示すような通常のOFDM方式の一通信に使用する全てのサブキャリアのうち、中心周波数近傍に位置する二つのサブキャリアを使用すればよい。
【0049】
このように特定サブキャリアのみを選択する方法は、その特定サブキャリアを使用する変調器のみを動作させるか、その出力のみを選択するか等すればよい。
【0050】
図2に示すOFDM基地局送信装置においては、選択回路205で特定サブキャリアを使用する信号のみを選択するようにした。
【0051】
次いで、図1(d)のような信号を受信したシングルキャリア方式用の受信装置が行なう受信信号の復調方法について説明する。今、周波数がωのサブキャリアを使用して、振幅A0の回転する信号ベクトルを受信したとすると、受信信号の同相成分(Ir)と直交成分(Qr)とはそれぞれ、
Ir(τ)=A0(cosωτ+cosθ)
Qr(τ)=jA0(sinωτ−sinθ)
と表わせる。cosθ、sinθ、はそれぞれの成分の位相ずれ量である。
【0052】
更に、この受信信号の周波数特性は、下記式に示すように、ベクトルの包絡線である電力で表わすことができる。
電力=|Ir(nT)+Qr(nT)|2
={A0(cosωτ+cosθ)+jA0(sinωτ−sinθ)}
×{A0(cosωτ+cosθ)−jA0(sinωτ−sinθ)}
={A0(cosωτ+cosθ)}2+{A0(sinωτ−sinθ)}2
=A0 2{cos2ωτ+2cosωτcosθ+cos2θ}
+A0 2{sin2ωτ+2sinωτsinθ+sin2θ}
=A0 2{cos2ωτ+sin2ωτ+cos2θ+sin2θ}
+A0 2{cosωτcosθ−2sinωτsinθ}
【0053】
上記式から明らかなように、第2項は基本周波数であるのに対して、第1項は周波数成分がすべて2倍となっており、2倍高調波が発生したことを示している。よって、基本周波数と2倍高調波とからなる受信信号をフィルタリングして基本周波数を除去することにより、2倍高調波を安定的に抽出し、更に、抽出した2倍高調波を分周器で基本波周波数に戻すことによって、キャリアを再生することができる。
【0054】
従って、直交変調方式を採るすべての他の通信方式において、OFDM基地局送信装置から送信される受信波を自乗する手段を設ければ、キャリア再生できることになる。
【0055】
この再生したキャリアを、直交検波におけるローカル信号として使用することにより、OFDM基地局送信装置から送信される信号を正常受信し復調データを得ることができ、シンボル同期をとることができる。OFDM基地局送信装置から送信される下り信号に、アクセスチャネル、制御チャネル、データチャネルで使用する搬送波の周波数情報を挿入しておくことにより、これを受信する他局では、より精度の高い受信を行なうことができる。
【0056】
尚、再生したキャリアに応じて、A/D変換のサンプリング信号、及び転送用のクロック、等を適宜調整することもできる。
【0057】
次いで、図3から図5を用いて、非公衆系の通信が公衆系用の周波数帯域に割り込む時の手順について説明する。図3から図5は、本発明の一実施の形態に係る無線通信システムにおける無線フレームの概略構成を示す模式図である。
【0058】
図3は、公衆系通信の基地局、及びこの公衆系基地局と同期の取れていない状態の非公衆系通信の基地局、のフレーム構成を示したものである。なお、横軸は時間である。
【0059】
非公衆系基地局が周波数帯域を監視し、公衆系通信用帯域であることを認識した上で、その周波数帯域の空き容量を用いて通信を行う場合、公衆系基地局に接続要求信号を発信する。
【0060】
接続要求信号には、発信元が非公衆系の基地局である旨、及びシングル・キャリア方式を用いている旨、の情報が含まれている。
【0061】
このような接続要求信号を受信した公衆系基地局は、既に述べたように、図1(d)に示すような2つのサブキャリアにフレーム同期信号を乗せたアクセスチャネルを発信する。
【0062】
図3に示すように、1フレームは、アクセス用スロット301と、制御用スロットと、メッセージ用スロットと、から構成される。公衆系基地局と同期の取れていない非公衆系基地局は、フレーム同期信号を収容したアクセス用スロット301を受信し、上述の方法により、その受信信号に基づいてシンボル同期をとり、更に、フレーム同期を確立する。
【0063】
しかしながら、OFDM信号がサブキャリア周波数だけオフセットされているため、直交変復調を行う非公衆系通信の受信系においては、上記2つのサブキャリアによる信号を受信し、直交検波を行うと、ベースバンド信号はI−Q平面上でコンスタレーションによる回転を引き起こす。そこで、本実施の形態では、公衆系の基地局装置が、予めフレーム同期信号を差動符号化するようにした。
【0064】
このようにして、非公衆系の基地局は、公衆系基地局のフレーム開始位置とフレーム周期の情報を得るため、同期を取ることができる。
【0065】
図4は、割り込み希望の非公衆系基地局が公衆系基地局との同期を確立した状態のフレーム構成を示したものである。
公衆系基地局は、同期の取れた非公衆系基地局に、本帯域の利用可能の有無及び可能であるならば何番スロットを割り当てるのかを示す信号を送信する。
【0066】
ここでは、公衆系基地局のメッセージ用スロットのうち7番〜9番スロットである3つのスロットが非公衆系用割当スロット401に割り当てられた状態を示している。
【0067】
図5は、非公衆系用割当スロット301を割り当てられた非公衆系基地局が、その帯域を用いて非公衆系の無線通信を行う状態を示している。
【0068】
ここでは、3つの非公衆系用割当スロット401に、非公衆系の通信端末A〜Cにそれぞれ一スロットが割り当てられ、無線通信を行っている状態を示している。図示するように、スロット7〜スロット9は、n番目のフレームでは下り回線に使用され、(n+1)番目のフレームでは上り回線に使用される。
【0069】
なお、上記非公衆系用割当スロットを割り当てる際、公衆系基地局は、非公衆系通信の利便性が高まるように最大限の空きスロットを非公衆系用に割り当てるようにするが、本周波数帯域では公衆系通信のための利用が優先されるため、公衆系通信のトラフィックやデマンドを常に監視し、必要に応じて非公衆系用割当スロット301のスロット数を増減させるようにする。
【0070】
更に、上記実施の形態において、非公衆系の変復調方式は、シングル・キャリア直交変復調方式、直接拡散変復調方式、チャープ変復調方式、及びパルス位置変復調方式、等が考えられる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、同一の周波数帯を変調方式が異なる複数種類の無線通信に利用し、更にその利用に際して公共性の高い公衆系の通信を優先することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るOFDM送受信装置のおける周波数スペクトラムを表わす模式図
【図2】上記実施の形態に係るOFDM送受信装置の概略ブロック図
【図3】上記実施の形態に係るOFDM送受信装置における無線フレームの概略構成を示す模式図
【図4】上記実施の形態に係るOFDM送受信装置における無線フレームの概略構成を示す模式図
【図5】上記実施の形態に係るOFDM送受信装置における無線フレームの概略構成を示す模式図
【符号の説明】
201 周波数発生手段
204 選択回路
301 アクセス用スロット
401 非公衆系用割当スロット
Claims (14)
- 複数の異なる周波数を発生させる周波数発生手段と、発生した複数の周波数を搬送波として使用し通信を行なうOFDM送受信手段と、前記OFDM送受信手段の使用する搬送波を選択する選択手段と、異なる通信方式を採る他局との通信に先立ち前記選択手段を動作させ、前記選択手段により選択された特定周波数の搬送波のみを用いて前記他局への制御情報を送信する制御手段と、を具備することを特徴とするOFDM送受信装置。
- 前記制御手段は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域近傍の周波数を有する搬送波を選択するよう前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項1記載のOFDM送受信装置。
- 前記制御手段は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域に最も近い周波数を有する一対の搬送波を選択するよう前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項1記載のOFDM送受信装置。
- 前記制御手段は、フレーム同期信号を挿入したアクセス・チャネルの送信時にのみ前記選択手段を動作させ、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のOFDM送受信装置。
- 搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を前記他局から受信する接続要求信号受信手段を具備し、前記制御手段は、前記接続要求信号の内容に応じて、前記OFDM送受信手段が使用する搬送波数を決定する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のOFDM送受信装置。
- ユーザ・チャネルの空きスロットを接続要求信号発信元である前記他局との無線通信に割り当てる割当手段、を具備することを特徴とする請求項5記載のOFDM送受信装置。
- 前記割当手段は、前記他局以外との無線通信の混雑度を監視するトラフィック監視部と、前記混雑度と前記接続要求信号中の通信用途に関する情報の優先度とから前記他局に割り当てるスロット数を判断する判断部と、前記判断部の出力に応じて前記他局に割り当てるスロット数を変えるスロット数可変部と、を有することを特徴とする請求項6記載のOFDM送受信装置。
- 搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を発信する接続要求信号発信手段を具備し、請求項5から請求項7のいずれかに記載のOFDM送受信装置を有する基地局装置と無線通信を行うことを特徴とする無線通信基地局装置。
- 複数の異なる周波数を発生させる周波数発生工程と、発生した複数の周波数を搬送波として使用し通信を行なうOFDM送受信工程と、このOFDM送受信工程の使用する搬送波を選択する選択工程と、異なる通信方式を採る他局との通信に先立ち前記選択工程を動作させ、前記選択工程により選択された特定周波数の搬送波のみを用いて前記他局への制御情報を送信する制御工程と、を具備することを特徴とするOFDM送受信方法。
- 前記制御工程は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域近傍の周波数を有する搬送波を選択するよう前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項9記載のOFDM送受信方法。
- 前記制御工程は、前記他局の使用する周波数帯域の中心周波数帯域に最も近い周波数を有する一対の搬送波を選択するよう前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項9記載のOFDM送受信方法。
- 前記制御工程は、フレーム同期信号を挿入したアクセス・チャネルの送信時にのみ前記選択工程を動作させ、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を減少させることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載のOFDM送受信方法。
- 搬送波数及び通信用途に関する情報を含む接続要求信号を前記他局から受信する接続要求信号受信工程を有し、前記制御工程は、前記接続要求信号の内容に応じて、前記OFDM送受信工程が使用する搬送波数を決定する、ことを特徴とする請求項9から請求項12のいずれかに記載のOFDM送受信方法。
- ユーザ・チャネルの空きスロットを接続要求信号発信元である前記他局との無線通信に割り当てる割当工程、を具備することを特徴とする請求項13記載のOFDM送受信方法。
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1998
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