JP4130717B2 - 負の高電圧を放電させるための回路を備えたフラッシュメモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリ装置に関するものであり、より詳しくは、消去動作が行われた後、負の高電圧を放電するための回路を有するフラッシュメモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、ノア型フラッシュメモリセルの構造を示す断面図である。フラッシュメモリセルは、図1に図示されたように、P型半導体基板2の表面にチャンネル領域を間に置いて、N+不純物で形成されたソース3及びドレーン4と、チャンネル領域上に100オングストローム以下の薄い絶縁膜7を間に置いて形成されたフローティングゲート(floating gate)6とフローティングゲート(floating gate)6上に絶縁膜(例えば、ONO膜)9を間に置いてコントロールゲート(control gate)8が形成されている。そして、ソース3、ドレーン4、コントロールゲート8、そして半導体基板2には、各々プログラム、消去、そして読出動作時要求される電圧を印加するための電源端子Vs、Vd、Vg、そしてVbが接続されている。
【0003】
通常のフラッシュメモリのプログラム動作によると、ドレーン領域4と隣接するチャンネル領域でフローティングゲート8へのホットエレクトロンインジェクション(hot electron injection)を発生させることによって、フラッシュメモリセルはプログラムされる。電子注入は、ソース領域3とP型半導体基板2を接地させ、コントロールゲート電極Vgに高い高電圧(例えば、+10V)を印加し、ドレーン領域4にホットエレクトロンを発生させるため、適当な正の電圧(例えば、5V〜6V)を印加することによって形成される。このような電圧印加条件によってフラッシュメモリセルがプログラムされると、即ち負の電荷(negative charge)がフローティングゲート6に十分に蓄積されると、フローティングゲート6に蓄積された(又は、捕獲された)(−)電荷は一連の読み出し動作が行われる間に、プログラムされたフラッシュメモリセルのスレショルド電圧(threshold voltage)を高める役割を果たす。
【0004】
一般的に、読み出し動作の電圧印加条件は、フラッシュメモリセルのドレーン領域4に正の電圧(例えば、1V)を印加し、フラッシュメモリセルのコントロールゲート8に所定電圧(例えば、電源電圧、又は約4.5V)を印加し、フラッシュメモリセルのソース領域3に0Vを印加することである。条件によって読み出し動作が行われると、ホットエレクトロンインジェクション方法によって、それのスレショルド電圧が高まり、即ちプログラムされたフラッシュメモリセルは、フラッシュメモリセルのドレーン領域4からそれのソース領域3に電流が注入されることが防止される。この時、プログラムされたフラッシュメモリセルは、“オフ(off)”されたといい、フラッシュメモリセルのスレショルド電圧は、通常的に約6〜7Vの間の分布を有する。
【0005】
続いて、フラッシュメモリセルの消去動作によると、半導体基板2、即ちバルク領域でコントロールゲート8へのF−Nトンネルリング(Fowler−Nordheim Tunneling)を発生させることによってメモリセルは消去される。一般的に、F−Nトンネルリングは、負の高電圧(例えば、−10V)をコントロルゲート8に印加し、バルク領域2とコントロールゲート8との間のF−Nトンネルリングを発生させるため適当な正の電圧(例えば、5V)を印加することによって形成される。
【0006】
この時、それのドレーン領域4は、消去の効果を極大化させるため、高インピーダンス状態(high impedance state)(例えば、フローティング状態)で維持される。このような消去条件による電圧を対応する電源端子Vg、Vd、Vs、そしてVbに印加すると、コントロルゲート8とバルク領域2との間に強い電界が形成される。このため、F−Nトンネルリングが発生され、その結果、プログラムされたセルのフローティングゲート6内の負の電荷は、それのバルク領域2に放出する。
【0007】
一般的に、F−Nトンネルリングは、6〜7MV/cmの電界(electric field)が絶縁膜7の間に形成された時発生される。これはフローティングゲート6とバルク領域2の間に100オングストローム以下の薄い絶縁膜7が形成されているため可能である。F−Nトンネルリングによる消去方法によって、負の電荷がフローティングゲート6からバルク領域2に放電(又は、放出)されることは、一連の読み出し動作が行われる間、消去されたフラッシュメモリセルのスレショルド電圧を低める役割を果たす。
【0008】
一般的なフラッシュメモリセルアレー構成において、各々のバルク領域は、メモリ装置の高集積化のため、複数のセルと共に連結され、このため、消去方法によって消去動作が行われる場合、複数のメモリセルが同時に消去される。消去単位は、各々のバルク領域2が分離された領域によって決定される[例えば、64K byte:以下、セクタ(sector)と称する]。一連の読み出し動作が行われる間、消去動作によってスレショルド電圧が下がったフラッシュメモリセルは、コントロルゲート8に一定電圧を印加すると、ドレーン領域4からソース領域3に電流通路(current path)が形成される。このようなフラッシュメモリセルは、“オン(on)”されたというし、それのスレショルド電圧は、約1〜3Vの間の分布を有する。表1は、フラッシュメモリセルに対するプログラム、消去、そして読み出し動作時、各電源端子Vg、Vd、VsそしてVbに印加される電圧レベルを示す。
【0009】
【表1】
【0010】
しかし、メモリセルのスレショルド電圧を低めるF−Nトンネルリングによる複数のメモリセルのスレショルド電圧に均一性(uniformity)のため、特定メモリセルのスレショルド電圧は、0Vの接地電圧以下になる。0V以下のスレショルド電圧を有するメモリセルを一般的に過消去されたセル(overerased cell)と称し、セルに対しては一連の治療動作(以下、消去修正(repair)と称する)による0V以上のスレショルド電圧を有さなければならない。
【0011】
一般的な消去修正動作は、既に消去されたメモリセルのソース領域とP型基板を接地させ、制御ゲート電極にはプログラム動作時印加される電圧(例えば、+10V)の割に低い適当な正の電圧(即ち、3V)を印加し、ドレーン領域には適当な正の電圧(即ち、5〜6V)を印加することによって行われる。消去修正方法によってプログラム方法よりは小さい量の負の電荷が浮遊ゲート電極に蓄積されて、ゲート電極の(−)電位は、メモリセルのスレショルド電圧を0Vの接地電圧以上で高める役割を果たす。
【0012】
消去動作が行われる間に、表1で分かるように、セクタ内の全てのセルのゲートであるワードラインは、負の電圧にチャージされなければならない。しかし、消去動作が完了した後、消去が進行されたセクタのメモリセルに対する消去動作が必要とするスレショルド電圧で設定されたかの可否を検証する検証動作や、又は他のモードのプログラム動作や、読み出し動作を行わなければならない。そのような場合、ワードラインは負の電圧状態で、まず0V(GND)に放電されなければならない。従って、セクタ内の全てのワードラインに供給された負の電圧Vnegを0Vに放電しなければならない。
【0013】
しかし、そのような場合、急速に負の電圧Vneg(例えば、−10V)から0Vに放電する動作が行われると、ある特定トランジスターのゲート端子とソース端子との間に、又はゲート端子とドレーン端子との間の高い電圧差で発生する高電界のため、ゲート酸化膜の破壊を誘発するだけではなく、バルクと接合との間のブレークダウン等、トランジスターの劣化現象が誘発される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、消去動作が完了した後、ワードラインに供給された負の電圧を放電する場合、誘発することができるゲート酸化膜の破壊、又はトランジスターの劣化現象が防止できる放電回路を備えたフラッシュメモリ装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するための本発明の1特徴によると、フラッシュメモリ装置において、負の高電圧を有するノードと、ノードに接続され、第1及び第2制御信号に応じて、ノードに充電された負の高電圧を放電させるための第1放電回路と、ノードに接続され、第2制御信号及び第3制御信号に応じて、第1放電回路と共にノードに充電された負の高電圧を放電させるための第2放電回路と、ノードに接続され、第4及び第5制御信号に応じて、第1及び第2放電回路と共にノードに充電された負の高電圧を放電させるための第3放電回路とを含む。
【0016】
この望ましい態様において、第1制御信号は、消去動作が実質的に行われる間に活性化される信号であり、第2制御信号は、ノードの電位を検出した信号として、ノードの電位が第1レベルより高い場合に活性化され、第1レベル電圧より低い場合に非活性化される信号であり、第1放電回路は、第1及び第2制御信号が非活性化される場合に動作する。
【0017】
この望ましい態様において、第1放電回路は、ソース、ドレーン、そしてゲートを有し、ノードにゲート及びドレーンが連結された第1PMOSトランジスターと、ソース、ドレーン、そしてゲートを有し、第2制御信号がゲートに印加される第2PMOSトランジスターと、第1PMOSトランジスターのソースに第2PMOSトランジスターのドレーンが連結され、第2PMOSトランジスターのバルクがそのソースに連結され、第2PMOSトランジスターのソースに1端子が連結された第1抵抗と、第1制御信号を反転させるための第1インバータと、第1インバータの出力に入力が連結され、第1抵抗の他の端子に出力された第2インバータと、第2抵抗と第1PMOSトランジスターのバルクの間に並列に連結されたキャパシタとを含み、第1PMOSトランジスターのバルクは、第2抵抗を通して第1抵抗の1端子に連結される。
【0018】
この望ましい態様において、第1レベル電圧は、約−5Vであり、負の高電圧は、約−10Vである。
【0019】
この望ましい態様において、第3制御信号は、消去動作が始まる時、高レベルに遷移された後、負の高電圧がそれの半分である場合、低レベルに遷移される信号である。
【0020】
この望ましい態様において、第2放電回路は、ソース、ドレーン、そしてゲートを有し、ソースが第2制御信号を提供され、ゲートが第3制御信号に制御され、バルクがソースに連結されたPMOSトランジスターと、抵抗を通してPMOSトランジスターのドレーンに連結されるドレーン、第3制御信号にゲーティングされるゲート、ノードに連結されたソースを有し、ノードにバルクが連結されたNMOSトランジスターとを含む。
【0021】
この望ましい態様において、第4制御信号は、ノードの電圧が0Vになる時、電源電圧で維持され、ノードの電圧が負の電圧になると、ノードのレベルに沿って動く信号であり、第5制御信号は、消去動作が進行される間に活性化される信号である。
【0022】
この望ましい態様において、第3放電回路は、第4及び第5制御信号に各々制御され、ノードと接地との間に電流通路が形成される第1及び第2NMOSトランジスターを含み、第2NMOSトランジスターのバルクは接地され、第1NMOSトランジスターのバルクはノードに連結される。
【0023】
本発明の他の特徴によると、フラッシュメモリ装置において、負の高電圧を有するノードと、ノードに接続され、第1及び第2制御信号に応じて、ノードに充電された負の高電圧を放電させるための第1放電回路と、ノードに接続され、第3及び第4制御信号に応じて、第1放電回路と共にノードに充電された負の高電圧を放電させるための第2放電回路とを含み、第1乃至第2放電回路は、負の電圧が放電されることによって実質的な消去動作が完了された後、順次的に活性化される。
【0024】
これらの装置によって、消去動作時、セクタ内の全てのセルのゲートであるワードラインを負の電圧で使用するフラッシュメモリ装置で、消去動作完了後、ワードラインを負の電圧状態から0Vに放電する時、発生される特定トランジスターのゲート酸化膜及び接合破壊等が防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態による参照図面、図2及び図3に基づいて詳細に説明する。
【0026】
電気的に消去及びプログラムできるロム(ROM)及びフラッシュメモリ装置において、消去動作時、セクタ内の全てのセルのゲートに連結されたワードラインは、負の電圧(例えば、−10V)にならなければならない。又は、セクタ内の全てのセルバルクは、電源電圧Vccの割に高いレベルを有する電圧(例えば、+5V)にならなければならない。しかし、消去動作が完了された後には、消去が進行されたセクタのセルの消去が正常的に進行されたかを検証する検証動作とか、又は他のモードであるプログラム動作とか、読み出し動作をしなければならないが、この場合、ワードラインは、負の電圧状態で、まず0Vに放電されなければならない。
【0027】
従って、セクタ内の全てのワードラインに負の電圧Vnegが0Vに放電されなければならない。しかし、前述した負の電圧Vneg(例えば、−10V)を0Vに急速に放電させると、ある特定トランジスターのゲート端子とソース端子との間に、又はゲート端子とドレーン端子との間の高い電圧差で発する高電界のため、ゲート酸化膜の破壊、又はバルクと接合との間の破壊等で、トランジスターの劣化現象が誘発されることがある。
【0028】
その故、本発明は、負の電圧Vnegを0Vに放電する時、3段階に亙って放電するための放電回路を提供することによって、前述の問題点を解決しようとする。本発明による放電回路が図2に図示されており、図3は、本発明による動作タイミング図である。
【0029】
図2を参照すると、第1放電回路10は、2つのPMOSトランジスターMP1及びMP2、2つの抵抗R1及びR2、1つのキャパシタC1、そして2つのインバータINV0及びINV1とを含む。ノードN1は、消去動作時、負の電圧Vneg(例えば、−10V)でチャージされる所として、図面には図示しなかったが、そこにワードラインが連結されることは、この分野の通常的な知識を持っている者には自明である。
【0030】
PMOSトランジスターMP2は、ソース、ドレーン、そしてゲートを有し、信号VHがゲートに印加される。そして、PMOSトランジスターMP1は、ソース、ドレーン、そしてゲートを有し、ノードにゲート及びドレーンが連結されている。PMOSトランジスターMP2のドレーンは、PMOSトランジスターMP1のソースに連結されているし、PMOSトランジスターMP2のバルクは、ソースに連結されている。
【0031】
抵抗R1の一つの端子は、PMOSトランジスターMP2のソースに連結されているし、抵抗R1の他の端子は、インバータINV0及びINV1を通して信号nERAsを提供される。PMOSトランジスターMP1のバルクは、抵抗R2を通して抵抗R1の1端子に連結され、キャパシタC1は、抵抗R2とPMOSトランジスターMP1のバルクとの間に、並列に連結されている。
【0032】
第2放電回路20は、1つのPMOSトランジスターMP0、1つの抵抗R3、そして1つのNMOSトランジスターMN0とを含む。トランジスターMP0及びMN0のゲートは、信号Vneg_dsに制御され、トランジスターMP0及びMN0の電流通路は、信号VHとノードN1との間に形成されている。そして、トランジスターMP0及びMN0の電流通路の間に抵抗R3が連結されている。トランジスターMP0のバルクは、信号VHによって駆動され、トランジスターMN0のバルクは、ノードN1に連結されている。
【0033】
そして、第3放電回路30は、2つのNMOSトランジスターMN1及びMN2とを含む。トランジスターMN1及びMN2の電流通路は、ノードN1と接地電位との間に直列に順次的に連結され、NMOSトランジスターMN1及びMN2のゲートは、信号nNSlch及びnERAに各々制御される。そして、NMOSトランジスターMN1のバルクは、ノードN1に連結され、NMOSトランジスターMN2のバルクは、接地電位で駆動される。
【0034】
信号nERAは、消去動作が進行されている間は、論理‘0’で活性化され、消去動作が完了すると、論理‘1’で非活性化される。そして、信号nERAsは、消去しようと選択されたセクタ内の全てのワードラインが負の電圧Vnegでチャージされ、バルクが正の電圧で設定される間、即ち、実際に消去動作が行われる間に、論理‘0’で活性化され、その外の区間では論理‘1’で非活性化される。続いて、信号VHは、図面には図示しなかったが、電圧Vnegの値が半分(例えば、−5V)になることを検出して、負の電圧Vnegが0Vの場合、電源電圧Vccのレベルになり、負の電圧Vnegが−10Vの場合、信号VHのレベルは、−5Vになるようにする。
【0035】
そして、信号VHが消去動作以外の正常な動作の間、電源電圧で維持されるため、信号VHの電圧は消去動作時、選択されたセクタ内の全てのワードラインに負の電圧を印加する回路で電源として使用される。電圧Vnegが約−5V以下に下がる時に信号VHは電源電圧Vccから接地電圧0Vに下がり、その結果、高い電圧差によって発生する高電界のため回路(即ち、ワードラインに負の電圧を印加する回路)のある特定トランジスターのゲート酸化膜破壊及び劣化現象を防止することができる。まとめると、信号VHは負の電圧Vnegが−5V以下の時、接地電圧レベル0Vとなり、負の電圧Vnegが−5V以上である時、電源電圧レベルとなる。
【0036】
信号Vneg_dsは、消去動作が終わった後、負の電圧Vnegを放電する時、使用する信号として消去動作が始まる時、論理‘1’になるが、負の電圧Vnegが必要とする値(例えば、−10V)の半分(例えば、−5V)程度に下がると、再び論理‘0’で活性化される信号である。信号nNSlchは、図面には図示しなかったが、消去動作時、選択されたセクタ内の全てのワードラインに負の電圧を印加するレベルシフト回路で負の電圧が電圧VHと短絡(short)しないように防ぐ信号として、通常はVccの状態で存在するが、電圧Vnegが負の領域を有する電圧まで下がると、電圧Vnegと同一に変化する。最後に、電圧Vnegは、通常は0Vの状態で、消去動作が発生すると、負の電圧になる。
【0037】
以下、図2及び図3を参照して、本発明の動作が説明される。
【0038】
まず、消去動作が始まると、信号nERA及びnERAsが論理‘0’で活性化され、電圧Vnegが負のチャージポンプ回路(図面に図示せず)によって、負の電圧まで下がるようになる。この時、図2の第1放電経路を調べると、電圧Vnegが−5Vになる前までは、トランジスターMP1は、ターン−オンされ、トランジスターMP2は、そのゲートに印加される信号VHが論理‘1’であるため、ターン−オフされている。従って電圧Vnegが−5V以下になって信号VHが論理‘0’がなってもトランジスターMP2は、依然としてターン−オフされている。
【0039】
第2放電経路を調べると、電圧Vnegが−5Vになる前までは、信号Vneg_ds及びVHのレベルがVccであるため、トランジスターMP0は、ターン−オフされ、トランジスターMN0は、ターン−オンされている。この後、電圧Vnegが−5V以下になっても依然としてトランジスターMP0はターン−オフで、トランジスターMN0はターン−オンした状態で維持される。続いて、第3放電経路を調べると、電圧Vnegが負の領域まで下がると、トランジスターMN1及びMN2は、ターン−オフされる。
【0040】
以後、消去動作が行われた後、負の電圧を0Vに放電させる時、本発明による放電動作を説明すると、次のようである。
【0041】
まず、信号nERAsが論理‘0’から論理‘1’に非活性化され、実際的な消去動作(WL=−10V、BULK=+5V)が終わると、第1放電経路を通して電圧Vnegを0V方向に放電する動作を行う。即ち、信号nERAsが論理‘1’になると、抵抗R1を通してトランジスターMP2のソース及びバルク端子がVccになり、信号VHが論理‘0’であるため、トランジスターMP2がターン−オンする。
【0042】
これによって、トランジスターMP2と連結されたトランジスターMP1のソース端子はVccになり、この時、トランジスターMP1がソース端子の電圧が上がることによって、トランジスターMP1はターン−オンする。このため、ノードN1の負の電圧Vnegは放電される。そして、トランジスターMP1及びMP2のバルクの間に配列された抵抗R1の割に大きい値を有する抵抗R2とキャパシタC1が存在するが、この目的は、トランジスターMP1のバルクがVccでチャージされる速度を遅延させてトランジスターMP1のドレーン−バルクの電圧差を減らして接合ブレークダウンを防止することである。
【0043】
以後、電圧Vnegが−5V程度まで放電されると、信号VHがGNDからVccに変わり、トランジスターMP0がターン−オンして、図3に図示されたように急速に第2放電経路にノードN1の負の電圧Vnegが放電され、トランジスターMN0のスレショルド電圧によってトランジスターMN0がターン−オフする時まで、続いて放電動作が行われる。最後に、電圧Vnegが約−1V程度が残っている状態で、信号nERAが論理‘0’から論理‘1’に活性化されると、図面には図示しなかったが、信号nNSlchが負の電圧Vccに変わる。これによって、第3放電経路を通して負の電圧がGNDレベルに放電される。
【0044】
本発明による回路の構成及び動作を上の説明及び図面によって示したが、これは、例を挙げて説明したことに過ぎず、本発明の技術思想及び範囲を外れない範囲内で、多様な変化及び変更が可能である。
【0045】
【発明の効果】
実質的な消去動作が完了された後、3段階に亙って負の電圧を接地電位に放電することによって、特定トランジスターのゲート酸化膜及び接合の破壊が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気的に消去及びプログラムできるフラッシュメモリセルの構造を示す断面図である。
【図2】 本発明の望ましい実施形態による放電回路を示す回路図である。
【図3】 本発明による動作タイミング図である。
【符号の説明】
10、20、30:放電回路
Claims (4)
- フラッシュメモリ装置において、
負の電圧(Vneg)を有するノード(N1)と、
消去動作の時選択されたセクター内の全てのワードラインが第1の負の電圧レベルに充電され、バルクが正の電圧で設定された後活性化されて電源電圧を前記ノード(N1)に連結し、前記ノード(N1)の負の電圧レベルの変化値に応じて非活性化されるように、前記ノード(N1)に充電された負の電圧(Vneg)を放電させるための第1放電回路と、
前記ノード(N1)の前記負の電圧レベルの変化値に応じて活性化されて前記電源電圧を前記ノード(N1)に連結し、前記ノード(N1)の電圧が第1電圧レベルになる時非活性化される第2放電回路と、
前記ノード(N1)の電圧が前記第1電圧レベルになる時活性化されて前記ノード(N1)の電圧が接地電圧(GND)になるようにする第3放電回路とを含み、
前記第1放電回路は、
前記ノード(N1)に連結されたゲート及びドレーンを有する第1PMOSトランジスターと、
前記第1PMOSトランジスターのソースに連結されたドレーン、バルクに連結されたソース、及び第2制御信号(VH)を入力されるゲートを有する第2PMOSトランジスターと、
消去動作の時選択された全てのワードラインが前記第1の負の電圧レベルに充電され、前記バルクが正の電圧で設定された後論理‘1’で活性化される第1制御信号(nERAs)を反転する第1インバータと、
前記第1インバータの出力を反転する第2インバータと、
前記第2インバータの出力と前記第2PMOSトランジスターのソースに連結された第1抵抗とを含み、
前記第2放電回路は、
前記第2制御信号が提供されるソース及び前記第2制御信号に応じて論理‘0’で活性化される第3制御信号(Vneg_ds)が入力されるゲートを有し、バルクが前記ソースに連結されたPMOSトランジスタと、
前記ノードに連結されたソース及び前記第3制御信号が入力されるゲートを有し、バルクが前記ソースに連結されたNMOSトランジスタと、
前記PMOSトランジスタのドレーン及び前記NMOSトランジスタのドレーンとの間に連結された抵抗とを含み、
前記第2制御信号は、前記ノード(N1)の前記負の電圧レベルが所定値以上である時に前記電源電圧レベルで活性化され、前記ノード(N1)の前記負の電圧レベルが所定値より下に下がる時に前記接地電圧レベルで活性化される
ことを特徴とするフラッシュメモリ装置。 - 前記第1放電回路は、
前記バルクが前記電源電圧に充電される速度を減らすために、
前記第1PMOSトランジスターのバルク及び接地との間に連結されたキャパシタと、
前記第1PMOSトランジスターのバルク及び前記第2PMOSトランジスターのソースとの間に連結された第2抵抗とを更に含み、
前記ノード(N1)の前記負の電圧レベルの変化値は、前記第1の負の電圧レベルの半分である
ことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。 - 前記フラッシュメモリ装置は、
通常電源電圧レベルであり、消去動作の時選択されたセクター内の全てのワードラインに負の電圧を印加するレベルシフト回路で負の電圧が前記第2制御信号と短絡されないように前記ノード(N1)の負の電圧(Vneg)と同一に変化される第4制御信号(nNS1ch)と、
消去動作が行われる間に論理‘0’で活性化され、消去動作が完了すれば論理‘1’に非活性化される第5制御信号(nERA)とを含み、
前記第3放電回路は、
前記ノード(N1)に連結されたソース、前記第4制御信号を入力されるゲートを有し、バルクが前記ソースに連結された第1NMOSトランジスターと、
前記第1NMOSトランジスターのドレーンに連結されたソース、接地に連結されたドレーン及び前記第5制御信号を入力されるゲートを有し、バルクが前記ドレーンに連結された第2NMOSトランジスターを含む
ことを特徴とする請求項2に記載のフラッシュメモリ装置。 - 前記第1の負の電圧は、‘−10[V]’である
ことを特徴とする請求項3に記載のフラッシュメモリ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199762883 | 1997-11-25 | ||
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