JP4134561B2 - アクセルペダル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアクセルペダル装置に係り、特に、自動車等の車両のアクセルペダル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両のアクセルペダル装置においては、その一例が特開2000−158971号公報に示されている。
【0003】
図5に示される如く、このアクセルペダル装置100では、アクセルペダル支持フレーム102と、支持フレーム102に回転軸104の周方向に回転可能に支持されたアクセルペダルアーム106と、アクセルペダルアーム106を初期回転位置に回転付勢するばね手段(図示省略)と、アクセルペダルアーム106の回転に抵抗力を付与するダンパ108とを備えている。この結果、ペダル踏み力に対して適宜な反力を得ることができ、しかも、ダミーケーブルに比較してコンパクトに設置できる上に、反力調整を極めて簡単に行うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなアクセルペダル装置では、アクセルペダル支持フレーム102の取付部102Aをダッシュパネル110に固定するためのウエルドナット114がエンジンルーム116内に配設されていると共に、アクセルペダル支持フレーム102の取付部102Aをダッシュパネル110に固定するためのボルト112の螺子部112Aがウエルドナット114からエンジンルーム116内に突出している。この結果、ボルト112の螺子部112Aの先端がフロントタイヤ120と干渉しないようにするため、ダッシュパネル110におけるボルト112の取付部とフロントタイヤ120との間隔Lが広くなる。このため、ダッシュパネル110の配設位置が車両後方側となり、車内空間122の拡大の妨げとなっている。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ダッシュパネルとフロントタイヤとの間隔を狭くし車内空間を拡大できるアクセルペダル装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明のアクセルペダル装置は、アクセルペダルが配設されたアクセルペダルロッドを回転可能に軸支すると共に前面がダッシュパネルの車室内側面に当接しているアクセルペダルブラケットと、
前記ダッシュパネルに設けられ、前記アクセルペダルブラケットを取付けるための取付部と、
軸線を略車幅方向に向けて配設され前記取付部に前記アクセルペダルブラケットを固定する固定手段と、
を有することを特徴とする。
【0007】
従って、アクセルペダルが配設されたアクセルペダルロッドを回転可能に軸支するアクセルペダルブラケットを、ダッシュパネルに設けられた取付部に固定する固定手段の軸線が略車幅方向に向いているため、固定手段の軸端部が、ダッシュパネルのエンジンルーム側においてフロントタイヤ方向に向かって突出することがない。この結果、ダッシュパネルにおける固定手段の取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くできる。また、アクセルペダルブラケットの前面がダッシュパネルの車室内側面に当接している。このため、ダッシュパネル及びアクセルペダル装置の配設位置が車両前方側となり、車内空間を拡大できる。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のアクセルペダル装置において、前記固定手段がボルトであることを特徴とする。
【0009】
従って、アクセルペダルが配設されたアクセルペダルロッドを回転可能に軸支するアクセルペダルブラケットを、ダッシュパネルに設けられた取付部に固定するボルトの軸端部が略車幅方向に向いているため、フロントタイヤ方向に向かって突出することがない。この結果、ダッシュパネルにおけるボルトの取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くできる。また、アクセルペダルブラケットの前面がダッシュパネルの車室内側面に当接している。このため、ダッシュパネル及びアクセルペダル装置の配設位置が車両前方側となり、車内空間を拡大できる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置において、前記取付部が前記ダッシュパネルに溶着されている取付ブラケットであることを特徴とする。
従って、アクセルペダルブラケットを取付けるための取付ブラケットがダッシュパネルに溶着されている。
請求項4に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置において、前記取付部が前記ダッシュパネルに直接形成されていることを特徴とする。
従って、アクセルペダルブラケットを取付けるための取付部がダッシュパネルに直接形成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のアクセルペダル装置の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0011】
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
【0012】
図4に示される如く、本実施形態のアクセルペダル装置10は、自動車12の車室14とエンジンルーム16とを区切るダッシュパネル18の下部における車室14側に配設されている。また、ダッシュパネル18を挟んでアクセルペダル装置10の車両前方側にはフロントタイヤ40が配設されている。なお、図4の符号44は、運転席に着座した乗員を示している。
【0013】
図1に示される如く、下端部にアクセルペダル19が配設されたアクセルペダルロッド20の中間部には軸受部20Aが形成されており、この軸受部20Aは、アクセルペダルブラケット22の上下方向中央部に形成された軸受部22Aに軸24によって軸24の周方向(図1の矢印A方向及び矢印B方向)へ回転可能に軸支されている。
【0014】
なお、周知の構成であるアクセルペダルロッド20を初期回転位置に回転付勢するばね手段及びアクセルペダルロッド20の回転に抵抗力を付与するダンパ等はその説明及び図示を省略する。
【0015】
図3に示される如く、アクセルペダルブラケット22は、車両後方に向かって一対の軸受部22Aが突出した矩形ブロック状となっており、平面となっている前面22Bがダッシュパネル18の車室内側面18Aに当接している。ダッシュパネル18の車室内側面18Aには、取付ブラケット26が溶着されており、アクセルペダルブラケット22は取付ブラケット26に固定手段としての上下2本のボルト30によって固定されている。
【0016】
図2に示される如く、取付ブラケット26の車両上下方向から見た形状は、L字状となっており、ダッシュパネル18と平行に配設された一方の片26Aがダッシュパネル18の車室内側面18Aに溶着されている。また、取付ブラケット26の他方の片26Bは、アクセルペダルブラケット22の一方の側壁部22Cに当接している。
【0017】
ボルト30の螺子部30Aは、取付ブラケット26の片26Cに形成された取付孔34を貫通しており、アクセルペダルブラケット22に形成された螺子孔36に締結されている。
【0018】
即ち、ボルト30は軸線30Bを略車幅方向(車幅方向も含む)に向けて配設されており、螺子部30Aの先端がエンジンルーム16側に突出しない構造となっている。
【0019】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0020】
本実施形態では、図1及び図2に示される如く、アクセルペダルブラケット22は、ダッシュパネル18の車室内側面18Aに溶着された取付ブラケット26を介してダッシュパネル18に固定されており、アクセルペダルブラケット22を取付ブラケット26に締結するボルト30は、軸線30Bを車幅方向に向けて配設されている。このため、図5に示す従来技術の様に、ボルト30の螺子部30Aの先端が、エンジンルーム16側のフロントタイヤ40方向に向かって突出することがない。
【0021】
この結果、本実施形態では、ダッシュパネル18におけるボルト30の取付部とフロントタイヤ40との間隔Sを狭くできる。このため、ダッシュパネル18及びアクセルペダル装置10の配設位置が車両前方側となり、車内空間を拡大できる。
【0022】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、前記実施形態では固定手段をボルト30としたが、ボルト30に代えてリベット等の他の固定手段を使用しても良い。また、前記実施形態では、取付ブラケット26を使用したが、取付ブラケット26に代えて、ダッシュパネル18に切起し加工等によりアクセルペダルブラケット22の取付部を直接形成する構成としても良い。
【0023】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明のアクセルペダル装置は、アクセルペダルが配設されたアクセルペダルロッドを回転可能に軸支すると共に前面がダッシュパネルの車室内側面に当接しているアクセルペダルブラケットと、ダッシュパネルに設けられ、前記アクセルペダルブラケットを取付けるための取付部と、軸線を略車幅方向に向けて配設され前記取付部に前記アクセルペダルブラケットを固定する固定手段と、を有するため、ダッシュパネルにおける固定手段の取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くし車内空間を拡大できるという優れた効果を有する。
【0024】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のアクセルペダル装置において、固定手段がボルトであるため、ダッシュパネルにおけるボルトの取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くし車内空間を拡大できるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置において、取付部がダッシュパネルに溶着されているため、ダッシュパネルの取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くし車内空間を拡大できるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置において、取付部がダッシュパネルに直接形成されているため、ダッシュパネルの取付部とフロントタイヤとの間隔を狭くし車内空間を拡大できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のアクセルペダル装置を示す側断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施形態のアクセルペダル装置を示す車両斜め後方から見た斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態のアクセルペダル装置が適用された車両を示す概略側断面図である。
【図5】従来技術のアクセルペダル装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 アクセルペダル装置
16 エンジンルーム
18 ダッシュパネル
19 アクセルペダル
20 アクセルペダルロッド
22 アクセルペダルブラケット
26 取付ブラケット
30 ボルト(固定手段)
30A ボルトの螺子部
30B ボルトの軸線
40 フロントタイヤ
Claims (4)
- アクセルペダルが配設されたアクセルペダルロッドを回転可能に軸支すると共に前面がダッシュパネルの車室内側面に当接しているアクセルペダルブラケットと、
前記ダッシュパネルに設けられ、前記アクセルペダルブラケットを取付けるための取付部と、
軸線を略車幅方向に向けて配設され前記取付部に前記アクセルペダルブラケットを固定する固定手段と、
を有することを特徴とするアクセルペダル装置。 - 前記固定手段がボルトであることを特徴とする請求項1に記載のアクセルペダル装置。
- 前記取付部が前記ダッシュパネルに溶着されている取付ブラケットであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置。
- 前記取付部が前記ダッシュパネルに直接形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクセルペダル装置。
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| JP2002021015A JP4134561B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | アクセルペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002021015A JP4134561B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | アクセルペダル装置 |
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|---|---|
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| JP4134561B2 true JP4134561B2 (ja) | 2008-08-20 |
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2002
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