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JP4135927B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP4135927B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、前扉を一定角度まで開かなければ閉じることができないようにして不正防止に有効な遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機としては、いわゆるスロットマシンがある。このスロットマシンは、正面側に開口する正面開口部を有する本体キャビネットと、この本体キャビネットの正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉と、複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転表示させるための駆動手段を有するリールユニットと、回転リールの停止位置を制御するための制御装置とを備えたものが知られている。
そして、近年では、前扉を上下に二分割して、上扉と下扉とによって構成するものがある。この上扉及び下扉は、正面から向かって左側を本体キャビネットの左側にヒンジを介して開閉可能に取り付けられていた。このヒンジとは、いわゆる蝶番であって、両片から成り、一片は本体キャビネットに固定し、他片は前扉に固定して、開閉できるようにする金具である。そして、上扉及び下扉からなる前扉の左右のうち、ヒンジを形成していない方に、かかる前扉を本体キャビネット側に固定するためのロック機構が形成されている。このロック機構は、上扉及び下扉の裏面側部に設けられた固定部及び可動部、本体キャビネット及び交換ユニットに設けられた突出片とから構成されている。ここで、上扉及び下扉のロック機構の構造は、基本的には同様であり、下扉のロック機構は、鍵穴に所定の鍵を差し込んで解錠するようになっているが、上扉のロック機構は下扉を閉じた状態では外側から解錠することができず、下扉が開いているときにロック解除可能となっている点が異なるものである。
そして、この種の遊技機の前扉用蝶番としては、本体キャビネットに固定された円柱状の軸部材と、前扉に固定されて前記軸部材に被せて回転可能な円筒部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1、第3図、第4図)。
特開2003−265680号公報(第3図、第4図)
遊技ホールにおいて、遊技機を稼働中に、前扉を開けて、不正な操作をする者がいる。具体的には、遊技機上部に配置されている制御装置のCPU基板のすり替えや、配線の途中に、不正操作を行うためにプログラムされた基板を接続する、いわゆるぶら下がり基板の取り付け等の不正な操作が行われる場合がある。
かかる違反行為をする者は、遊技ホールの管理者に気づかれないように、目立たないように下扉を素早く僅かに開いて、その隙間から手を差し込んで、上扉のロック機能を解除して、上扉を開ける。そして、下扉及び上扉の両方を、僅かに半開き状態に維持して、右側端部に生じた隙間から手を差し込んで、開口下部の制御装置に対して、非常に短時間でかかる不正操作を行っている。前扉のかかる僅かな半開き状態では、周囲の者や、遊技ホールの管理者等にも気づかれにくい。そして、かかる違反行為は、非常に短時間に、目立たないように行われるため、遊技ホールの管理者が気がつかない場合が多く見受けられた。このため、遊技ホールの管理者が、かかる不正行為に対して対応することができなかった。このように、周囲や、遊技ホールの管理者に気づかれず目立たないように前扉を僅かに開いて、その隙間から不正操作が簡単に行われてしまうという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前扉を閉じた状態からいったん開きはじめると、第1の角度以上まで開かなければ閉じることができないようにし、周囲や、遊技ホールの管理者に気づかれず目立たないように前扉を僅かに開いて、その隙間から不正操作が簡単に行われてしまうような行為を抑えることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前扉を半開きの状態にして不正操作に基づく遊技が行われることを回避することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(特徴点)
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、正面側に開口する正面開口部(11)を有する本体キャビネット(1)と、前記本体キャビネット(1)の正面開口部(11)を開閉自在に塞ぐ前扉(3)と、前記前扉(3)を、前記本体キャビネット(1)の側部に取り付けて開閉自在にヒンジ接続させる前扉用蝶番(110)と、前記本体キャビネット(1)の内部に固定されて遊技の制御を実行する遊技装置(100)とを備えた遊技機(S)であって、前記前扉用蝶番(110)は、前記本体キャビネット(1)に固定する本体固定部(150)と、前記前扉(3)に固定する前扉固定部(160)と、前記本体固定部(150)に前記前扉固定部(160)を回転可能に軸支する前扉回転軸(161)と、前記前扉(3)の開方向の回転を可能とするが閉方向の回転を制限する一方向回転手段(120)と、前記一方向回転手段(120)による前記前扉(3)の閉方向の回転の制限を解除するための解除手段(130)とを備えている。
そして、前記一方向回転手段(120)は、前記前扉固定部(160)の周囲に有する所定数の連続した段差からなる連続段差部(170)と、前記連続段差部(170)に引っかかって、前記前扉(3)の閉じる方向への移動を阻止する爪部(180)とを備えている。
そして、前記解除手段(130)は、前記本体固定部(150)に固定されて前記爪部(180)を前記連続段差部(170)側に向かって押圧し係合状態とさせるばね(190)と、前記爪部(180)に当接することにより前記爪部(180)及び前記連続段差部(170)の係合状態を解除するカム(200)とを備えている。
そして、前記カム(200)は、前記前扉回転軸(161)を中心として回転可能なカム本体部(210)と、前記カム本体部(210)の周囲の一部を起伏することで形成した解除突出部(220)とを備えている。
そして、前記前扉(3)及び前記カム(200)には、前記前扉(3)を第1の角度以上に開いた場合及び前記前扉(3)を第2の角度以下に閉じた場合に前記前扉(3)の回転を前記前扉固定部(160)を介して前記カム本体部(210)へ伝達させる回転伝達手段(230)が形成されている。
そして、第1の角度は、第2の角度より大きくなるように設定してある。
そして、前記回転伝達手段(230)は、前記解除突出部(220)の起伏に基づいて前記カム本体部(210)の円周方向に沿って形成される摺動溝(232)と、前記前扉固定部(160)において前記摺動溝(232)に位置するように設けた連動回転軸(231)とを備えている。
そして、前記回転伝達手段(230)は、前記前扉(3)を第1の角度以上に開いた場合、前記前扉固定部(160)の回転に伴って前記連動回転軸(231)が前記摺動溝(232)の一方の端部内面を押すことにより、前記解除突出部(220)を前記爪部(180)に当接する位置へ回転させて、前記解除突出部(220)が前記ばね(190)の押圧方向と反対方向に前記爪部(180)を移動させ、前記連続段差部(170)から前記爪部(180)を引き離した係合解除状態とする。
そして、前記回転伝達手段(230)は、前記前扉(3)を第1の角度以上に開いた状態から第2の角度に至るまで閉じた場合、前記連動回転軸(231)は前記摺動溝(232)を移動することにより、前記係合解除状態を維持する。
そして、前記回転伝達手段(230)は、前記前扉(3)を第2の角度以下に閉じた場合、前記前扉固定部(160)の回転に伴って前記連動回転軸(231)が前記摺動溝(232)の他方の端部内面を押すことにより、前記解除突出部(220)を前記爪部(180)に当接しない位置へ回転させて、前記爪部(180)を前記ばね(190)の押圧によって移動させ、前記爪部(180)及び前記連続段差部(170)の係合状態とする。
そして、前記回転伝達手段(230)は、前記前扉(3)を第2の角度以下に閉じた状態から第1の角度に至るまで開いた場合、前記連動回転軸(231)は前記摺動溝(232)を移動することにより、前記係合状態を維持することを特徴とする。
なお、ここで、「遊技機(10)」とは、具体的には、例えば、スロットマシンであるが、パチンコ機や、その他の遊技機を含むものである
なお、ここで、「第1の角度」や「第2の角度」が記載されているが、所定位置からの前扉(3)の特定の開放角度を意味するものである。具体的には、いずれも基準となる0度の位置を、前扉(3)を閉じた状態の位置に設定し、当該基準位置からの前扉(3)の開いた角度を意味するものである。具体的には、例えば、第1の角度が前扉(3)を閉じた位置からの90度開いた角度を含み、第2の角度が前扉(3)を閉じた状態から5度程度、僅かに開いた角度を含む。
また、ここで、「回転伝達手段(230)」は、解除突出部(220)の起伏に基づいてカム本体部(210)の円周方向に沿って形成される摺動溝(232)と、前扉固定部(160)において摺動溝(232)に位置するように設けた連動回転軸(231)とを備えているものを含む。
そして、前記連動回転軸(231)が摺動溝(232)の内部を摺動溝(232)内面に当接することなく摺動している間は、前扉(3)の回転をカム本体部(210)へ伝達しない状態となる。そして、連動回転軸(231)が摺動溝(232)のいずれかの端部の内面に当接した場合、連動回転軸(231)が摺動溝(232)内面を押して前扉(3)の回転をカム本体部(210)へ伝達している状態となる。
(作用)
本発明に係る回転伝達手段(230)は、前扉(3)を第1の角度以上に開いた場合、前扉(3)
の回転が前扉固定部(160)を介して連動回転軸(231)に伝達され、連動回転軸(231)も前扉(3)の回転に連動して回転する。そして、連動回転軸(231)が摺動溝(232)の一方の端部内面を押すことにより、カム本体部(210)も前扉(3)の回転に連動して回転する。そして、カム本体部(210)の回転にともなってカム本体部(210)を起伏することで形成した解除突出部(220)も回転し、解除突出部(220)は爪部(180)に当接する位置へ回転する。そして、この解除突出部(220)が、ばね(190)の付勢力に抗してばね(190)の押圧方向と反対方向に爪部(180)を押し、連続段差部(170)から爪部(180)を引き離す。これにより、連続段差部(170)と、爪部(180)との係合状態が解除された係合解除状態となる。すなわち、前扉(3)を閉じる方向への制限が解除された状態となって、前扉(3)を閉じる方向へも自由に回転させることが可能となる。
そして、前扉(3)を上述したように第1の角度以上に開いた状態から第2の角度に至るまで閉じた場合、連動回転軸(231)は摺動溝(232)を移動する。その際、連動回転軸(231)は、摺動溝(232)を移動して、摺動溝(232)の端部内面に当接しないため、連動回転軸(231)の移動に伴ってカム本体部(210)を回転させることはない。これにより、カム本体部(210)は、第1の角度以上に前扉(3)を開いたときの位置から移動せずに、解除突出部(220)が爪部(180)を押した状態を維持し続け、上述したような係合解除状態を維持する。したがって、前扉(3)を第1の角度以上に開いた状態から第2の角度に至るまで、支障なく自由に閉じることが可能となる。
そして、前扉(3)を第2の角度以下に閉じた場合、前扉固定部160の回転に伴って、連動回転軸(231)が摺動溝(232)の他方の端部内面を押すことにより、カム本体部(210)も前扉(3)の回転に連動して回転する。そして、カム本体部(210)の回転にともなって解除突出部(220)も回転し、解除突出部(220)を爪部(180)に当接しない位置へ回転させる。そして、解除突出部(220)によりばね(190)の付勢力に反して押さえ込まれていた爪部(180)は、解除突出部(220)が外れたことによって、ばね(190)の押圧が加わり移動する。これにより、爪部(180)は、連続段差部(170)に引っかかって、爪部(180)及び連続段差部(170)は係合状態となる。
そして、前扉(3)を上述したように第2の角度以下に閉じた状態から第1の角度に至るまで開いた場合、連動回転軸(231)は摺動溝(232)を移動する。その際、連動回転軸(231)は、摺動溝(232)を移動して、摺動溝(232)の端部内面に当接しないため、連動回転軸(231)の移動に伴ってカム本体部(210)を回転させることはない。これにより、カム本体部(210)は、第2の角度以下に前扉(3)を閉じたときの位置から移動せずに、解除突出部(220)は爪部(180)から離れた状態を維持し続け、上述したような係合状態を維持する。したがって、前扉(3)を第2の角度以下に閉じた状態から第1の角度に至るまで、前扉(3)を開く方向には制限されることなく自由に開くことができるが、前扉(3)を閉じる方向には爪部(180)が連続段差部(170)に引っかかって制限が加わり、閉じる方向へは回転させることができない。
上述したように前扉(3)を閉じた状態からいったん開きはじめると、第1の角度以上までは、前扉(3)を開く方向は制限されないが、閉じる方向は制限される。すなわち、前扉(3)をいったん開きはじめると、第1の角度以上まで開かなければ閉じることができない。これにより、前扉(3)を閉じた状態から開きはじめて、僅かに開いて、隙間から不正操作を行っても、そのまま閉じることができず、閉じるためには、必ず第1の角度以上に開かなければならず、周囲の者や、ホール管理者に気づかれる可能性が高まる。これにより、前扉(3)を僅かに開いて不正操作が行われることを抑えることができる。
また、前扉(3)を第1の角度以上に開くことによって、一方向回転手段(120)の回転制限を、特別な操作をせずに、解除することができる。これにより、前扉(3)の開閉におけるメンテナンス作業などに負担をかけない構成となる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記遊技機(S)は、前記前扉(3)が前記正面開口部(11)を閉じた状態であることを確認可能な閉状態確認手段(140)を備え、前記遊技装置(100)は、前記閉状態確認手段(140)により前記前扉(3)が閉状態であると確認することで、前記遊技装置(100)の制御を作動可能にするとともに、前記閉状態確認手段(140)により前記前扉(3)が閉状態でない確認となる場合に、前記遊技装置(100)の制御を作動不能にすることを特徴とする。
なお、ここで、閉状態確認手段(140)は、前扉(3)が正面開口部(11)を閉じた状態であることを確認可能なものであれば良いものであって、光センサー(141)や、接触式センサーや、電気的な導通センサー等の種々のものが含まれるものである。
また、ここで、「前記遊技装置(100)の制御を作動可能にする」とあるのは、これは、例えば、スロットマシンにおいては、遊技メダルを投入して、ベットスイッチを操作して、スタートスイッチ操作により回転リールが回転し、ストップスイッチ操作により回転リールが停止する等の通常のスロットマシンの遊技が正常に行われるように遊技装置(100)が制御されるような状態にすることを含む。また、ここで、「制御を作動不能にする」とは、具体的には、例えば、スロットマシンでは、遊技メダルを投入しても投入メダルとしてカウントされずに、払い出し皿へ払い戻されるような場合や、遊技メダル投入後、スタートスイッチを操作しても回転リールが回転を開始しないような状態となるようなものを含む。
また、ここで、「前扉(3)が閉状態でない確認となる場合」とは、前扉(3)が正面開口部(11)を閉じた状態でないことが確認された場合をいい、すなわち、前扉(3)が開いた状態、いわゆる開状態であることが確認された場合を意味するものである。
(作用)
本発明は、閉状態確認手段(140)が前扉(3)が閉状態であると確認することで、遊技装置の制御を作動可能とし、閉状態でない確認となる場合、すなわち開状態であると確認された場合、遊技装置の制御を作動不能にする。このため、前扉(3)が閉状態である場合のみ、遊技装置の制御を作動させることができ、前扉(3)が開状態である場合には、遊技装置の制御を作動させることができない。これにより、前扉(3)が開いた状態では遊技を行うことができず、前扉(3)を半開きの状態にして不正操作に基づく遊技が行われることを回避することができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、前扉を閉じた状態からいったん開きはじめると、第1の角度以上まで開かなければ閉じることができないようにし、周囲や、遊技ホールの管理者に気づかれず目立たないように前扉を僅かに開いて、その隙間から不正操作が簡単に行われてしまうような行為を抑えることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、前扉を半開きの状態にして不正操作に基づく遊技が行われることを回避することができるようにした遊技機を提供することができる。
(図面の説明)
図1乃至図6は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は前扉用蝶番の分解斜視図、図2は本体キャビネットに前扉用蝶番を介して上扉を取り付け状態の遊技機の外観斜視図、図3は前扉を第1の角度以下に閉じた状態の前扉用蝶番の平面図、図4は前扉を第1の角度以下に閉じた状態の前扉用蝶番の部分平面図、図5は前扉を第2の角度以上に開いた状態の前扉用蝶番の平面図、図6は前扉を第2の角度以上に開いた状態の前扉用蝶番の部分平面図をそれぞれ示すものである。
(遊技機S)
本実施の形態に係る遊技機Sは、いわゆるスロットマシンである。この遊技機Sは、図2に示すように、正面側に開口する正面開口部11を有する四角箱状の本体キャビネット1と、この本体キャビネット1の正面開口部11を開閉自在に塞ぐ前扉3とを備えている。
そして、本体キャビネット1は、中央に正面開口部11を上下に2分割する中板12が形成されている。本体キャビネット1の正面開口部11は、中板12の上側の開口上部13と、中板12の下側の開口下部14とから形成されている。本体キャビネット1の内部には、遊技の制御を実行する遊技装置100が固定されている。具体的には、特に図示していないが、開口上部13に回転リールを有するリールユニットや、その回転リールの回転駆動を制御する制御装置が配置され、開口下部14に遊技メダルの貯留や払い出しを行う払い出し装置や電源装置等が配置されるものである。
そして、前扉3は、本体キャビネット1の中板12の上側の開口上部13を開閉自在に塞ぐ上扉30と、本体キャビネット1の中板12の下側の開口下部14を開閉自在に塞ぐ下扉とを備えている。
(本体キャビネット1)
上記本体キャビネット1は、図2に示すように、底板15、底板15の左右から立設する側板16、側板16の上端同士を結ぶ天板17及びそれらの枠状の裏側を塞ぐ裏板18からなる正面側に開口する正面開口部11を有する筺体である。この本体キャビネット1の高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に上述した中板12が渡してあり、特に図示していないが、この中板12の下面には電源ユニットが設けられ、底板15には払い出し装置等が固定される。
前扉3及び本体キャビネット1の間には、両者を開閉自在に接続する前扉用蝶番110が形成されている。
(上扉30)
上扉30は、本体キャビネット1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、本体キャビネット1の中板12の上側の開口上部13を開閉自在に塞ぐものである。そして、上扉30は、略中央部に前記回転リールの図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有している。そして、上扉30は、種々の表示を行うための表示装置が設けられているものである。
上扉30は、正面から見て向かって左側に設けた前扉用蝶番110を回転の軸として回転自在に取り付けられているものである。この上扉30は、閉じた状態で正面から見て左側に設けた前扉用蝶番110を回転の中心軸として、向かって右側の端部が右回転方向へ所定角度(約90度程)開くように形成されている。
(下扉)
下扉は、特に図示していないが、本体キャビネット1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、本体キャビネット1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。そして、下扉は、本体キャビネット1の中板12の下側の開口下部14を開閉自在に塞ぐことができるものである。そして、この下扉も、上扉30と同様に、前扉用蝶番110により、本体キャビネット1の中板12の前面側端部に回転自在に取り付けられるものである。
(前扉用蝶番110)
上記前扉用蝶番110は、前扉3を、本体キャビネット1の側部に取り付けて開閉自在にヒンジ接続させるためのものである。この前扉用蝶番110は、上扉30と側板16との間に上下方向に2個形成されている。また、特に図示していないが、下扉と、側板16との間にも同様に上下方向に2個形成されているものである。
前記前扉用蝶番110は、前扉3を開方向の回転を可能とするが閉方向の回転を制限する一方向回転手段120と、一方向回転手段120による前扉3の閉方向の回転の制限を解除するための解除手段130とを備えている。
そして、この前扉用蝶番110は、前扉3が閉状態から開状態へ回転を開始すると、前扉3が開方向の一定角度まで回転した後に、はじめて解除手段130が機能するように形成されている。
以下、前扉用蝶番110について詳細に説明する。
前記前扉用蝶番110は、本体キャビネット1に固定する本体固定部150と、前扉3に固定する前扉固定部160と、本体固定部150に前扉固定部160を回転可能に軸支する前扉回転軸161とを備えている。
本体固定部150及び前扉固定部160のいずれも板状のものを2枚、所定間隔で離した状態で、その端部側が接合されているものである。具体的には、本体固定部150は、板状の本体固定片151を、2枚、平行に離した状態で、本体キャビネット1に固定する側を連結しているものである。そして、2枚の本体固定片151の本体キャビネット1に固定しない方の端部は、半円状に形成されている。そして、前扉固定部160は、板状の前扉固定片162を、2枚、平行に離した状態で、前扉3に固定する側を連結しているものである。そして、前扉固定部160の前扉固定片162の前扉3に固定しない方の端部は、半円状に形成されている。そして、本体固定部150の2枚の本体固定片151の間に、前扉固定部160の2枚の前扉固定片162を配置して、前扉回転軸161により前扉固定部160を本体固定部150に対して回転可能に形成している。
前記一方向回転手段120は、前扉固定部160の周囲に有する所定数の連続した段差からなる連続段差部170と、連続段差部170に引っかかって、前扉3の閉じる方向への移動を阻止する爪部180とを備えている。
前記連続段差部170は、前扉固定部160の前扉固定片162の前扉3を固定しない方の端部の半円状の周囲の向かって右側半分(図3)に形成されている。そして、この連続段差部170は、前扉3から離れる方向に向かって前扉回転軸161からの距離が大きくなる方向に斜めに傾斜した段差傾斜面171と、この段差傾斜面171のうち、前扉回転軸161から最も半径方向に離れた位置から前扉回転軸161側に向かって垂直方向の段差垂直面172とを備えている。
前記爪部180は、本体固定部150に固定された爪回転軸182を回転軸として回転可能に形成されている。そして、爪部180のうち、爪回転軸182に軸支された反対側の端部には、上述した連続段差部170に係合可能な爪181が形成されている。
前記爪181は、爪回転軸182に軸支された反対側の端面であって、爪回転軸182から延びる直線に対して直角方向の爪部端面183と、爪部端面183の連続段差部170側の先端から斜めに傾斜した爪部傾斜面184とを備えている。
ここで、連続段差部170の段差垂直面172及び段差傾斜面171と、爪181の爪部端面183及び爪部傾斜面184との関係は以下のように形成されている。
爪181と連続段差部170とが当接した状態で前扉3を開く方向に回転させると、連続段差部170の段差傾斜面171に沿って、爪部180の爪部傾斜面184が抵抗なく滑るように形成されている。すなわち、前扉3は抵抗なく開く方向に回転することができる。
一方、爪181と連続段差部170とが当接した状態で前扉3を閉じる方向に回転させると、連続段差部170の段差垂直面172と、爪部180の爪部端面183とが当接し、連続段差部170の回転が制限される。すなわち、前扉3の閉じる方向への回転は制限される。
前記解除手段130は、本体固定部150に固定されて爪部180を連続段差部170側に向かって押圧し係合状態とさせるばね190と、爪部180に当接することにより爪部180及び連続段差部170の係合状態を解除するカム200とを備えている。
前記ばね190は、本体固定部150のばね固定軸191により固定されている。そして、このばね190は、その一端が本体固定部150に当接している。そして、このばね190の反対側の端部は、爪部180の爪181の後ろ側を、爪181が連続段差部170に向かって押圧する方向に向かって付勢している。
前記カム200は、前扉回転軸161を中心として回転可能なカム本体部210と、カム本体部210の周囲の一部を起伏することで形成した解除突出部220とを備えている。そして、前扉3及びカム200には、前扉3を第1の角度以上に開いた場合及び前扉3を第2の角度以下に閉じた場合に前扉3の回転を前扉固定部160を介してカム本体部210へ伝達させる回転伝達手段230が形成されている。
前記カム本体部210は、本体固定部150に固定された前扉回転軸161を回転軸として回転可能に形成されているものである。
前記解除突出部220は、前扉回転軸161の中心として扇状に形成されるとともにカム本体部210の一部を起伏することで形成されている。そして、解除突出部220の外周表面の前扉回転軸161からの半径の長さは、前扉固定部160の連続段差部170の前扉回転軸161からの半径の長さよりも大きくなるように形成されている。すなわち、解除突出部220は、前扉固定部160の連続段差部170よりも前扉回転軸161から外方に位置している。すなわち、図4や図6に示すように、解除突出部220は、連続段差部170の外側に向かってはみ出すように形成されている。
ここで、第1の角度とは、前扉3を閉じた状態を基準位置の0度に設定した場合、かかる基準位置からの前扉3の開放角度を意味するものであって、具体的には、90度を意味する。この第1の角度以上に前扉3を開いた際、爪181が連続段差部170から外れるような位置関係に摺動溝232及び連動回転軸231が形成されている。
また、第2の角度とは、同様に、前扉3を閉じた状態を基準位置の0度に設定した場合、かかる基準位置からの前扉3の開放角度を意味するものであって、具体的には、5度を意味する。そして、第2の角度以下に閉じた際、爪181が連続段差部170に引っかかって両者の係合状態が発生するような位置関係に摺動溝232及び連動回転軸231が形成されている。もちろん、これらの角度は、上述した角度に限定されるものではなく、上述したような位置関係に整合するように摺動溝232及び連動回転軸231を配置することができれば、第1の角度は、90度以外の周囲から見て、明らかに目立つように大きく開いた他の角度にすることが可能なものである。また、第2の角度も、上述したような位置関係に整合するように摺動溝232及び連動回転軸231を配置することができれば、5度以外の僅かに前扉3を開いた角度であって、手や指を遊技機S内部に差し込むことができないような他の角度にすることが可能なものである。そして、第1の角度は、常に第2の角度より大きくなるように設定してある。
前記回転伝達手段230は、解除突出部220の起伏に基づいてカム本体部210の円周方向に沿って形成される摺動溝232と、前扉固定部160において摺動溝232に位置するように設けた連動回転軸231とを備えている。
(回転伝達手段230)
上記回転伝達手段230は、前扉3を第1の角度(90度)以上に開いた場合と、前扉3を第2の角度(5度)以下に閉じた場合に、前扉3の回転を前扉固定部160に固定された連動回転軸231を介して、カム本体部210へ伝達させるためのものである。この回転伝達手段230は、前扉3の開閉手順及び所定の開閉角度に関連して、連続段差部170と爪部180との係合状態又は係合解除状態を発生させるものである。
前記回転伝達手段230について、更に詳細に説明する。
回転伝達手段230は、前扉3を第1の角度以上に開いた場合、前記前扉固定部160の回転に伴って連動回転軸231が摺動溝232の一方の端部内面を押すことにより、解除突出部220を爪部180に当接する位置へ回転させて、解除突出部220がばね190の押圧方向と反対方向に爪部180を移動させ、連続段差部170から爪部180を引き離した係合解除状態とする。
このため、前記回転伝達手段230は、前扉3を第1の角度(90度)以上に開いた場合、図5に示すように、前扉固定部160の回転に伴って連動回転軸231が摺動溝232の奥側端部233の内面を押す。その際、前扉3の回転が前扉固定部160を介して連動回転軸231に伝達され、連動回転軸231も前扉3の回転に連動して回転する。そして、連動回転軸231を介してカム本体部210が前扉回転軸161を回転の中心として図5に示す位置から見て右回転する。そして、カム本体部210が右回転することにより、解除突出部220は爪部180の爪181に当接する位置へ回転する。そして、かかる解除突出部220がばね190の押圧方向と反対方向に爪部180の爪181を押し返し、連続段差部170から爪部180の爪181を引き離す。これにより、連続段差部170と、爪部180との係合状態が解除された係合解除状態を発生させる。すなわち、前扉3を閉じる方向への制限が解除された状態となって、前扉3を閉じる方向へも自由に回転させることが可能となる。
回転伝達手段230は、前扉3を第1の角度(90度)以上に開いた状態から第2の角度(5度)に至るまで閉じた場合、連動回転軸231は摺動溝232を移動することにより、係合解除状態を維持するように形成されている。
このため、回転伝達手段230は、前扉3を上述したように第1の角度(90度)以上に開いた状態から第2の角度(5度)に至るまで閉じた場合、連動回転軸231が摺動溝232の奥側端部233及び手前側端部234の間の長手方向の内部空間を移動する。その際、連動回転軸231は、摺動溝232の奥側端部233及び手前側端部234の間の長手方向の内部空間を移動して、摺動溝232の奥側端部233や手前側端部234の端部内面に当接しないため、連動回転軸231の移動に伴ってカム本体部210を回転させることはない。これにより、カム本体部210は、第1の角度以上の開放角度に前扉3を開いたときの位置から移動せずに、解除突出部220が爪部180を押した状態を維持し続け、上述したような係合解除状態を維持することができる。したがって、前扉3を第1の角度(90度)以上に開いた状態から第2の角度(5度)に至るまで、何の抵抗もなく、自由に閉じることができる。すなわち、前扉3をいったん90度以上、開くと5度まで閉じることが可能となるものである。
前記回転伝達手段230は、図3及び図4に示すように、前扉3を第2の角度(5度)以下に閉じた場合、前記前扉固定部160の回転に伴って、連動回転軸231が摺動溝232の手前側端部234の内面を押すことにより、解除突出部220を爪部180に当接しない位置へ回転させて、爪部180をばね190の押圧によって移動させ、爪部180及び連続段差部170を係合状態にする。
このため、回転伝達手段230は、図3及び図4に示すように、前扉3を第2の角度(5度)以下に閉じた場合、前記前扉固定部(160)の回転に伴って連動回転軸231が摺動溝232の手前側端部234の端部内面を押すことにより、カム本体部210も前扉3の回転に連動して図3の向かって左回転の方向へ回転する。そして、カム本体部210の回転にともなって解除突出部220も前扉回転軸161を回転中心として回転し、解除突出部220を爪部180に当接しない位置へ回転させる。そして、解除突出部220によりばね190の付勢力に反して押さえ込まれていた爪部180の爪181は、解除突出部220が外れたことによって、ばね190の付勢力によりばね190の押圧によってばね190の押圧方向に向かって移動する。これにより、爪部180の爪181は、連続段差部170に引っかかって、爪部180及び連続段差部170を係合状態にする。
前記回転伝達手段230は、前扉3を第2の角度(5度)以下に閉じた状態から第1の角度(90度)に至るまで開いた場合、連動回転軸231が摺動溝232の奥側端部233及び手前側端部234の間を移動することにより、係合状態を維持するように形成されている。
このため、前記回転伝達手段230は、前扉3を上述したように第2の角度(5度)以下に閉じた状態から第1の角度(90度)に至るまで開いた場合、連動回転軸231は摺動溝232の奥側端部233及び手前側端部234の間を移動する。その際、連動回転軸231は、摺動溝232の奥側端部233及び手前側端部234の間を移動して、摺動溝232の奥側端部233や手前側端部234の端部内面に当接しない。このため、連動回転軸231の移動に伴ってカム本体部210を回転させることはない。これにより、カム本体部210は、第2の角度(5度)以下に前扉3を閉じたときの位置から移動せずに、解除突出部220は爪部180から離れた状態を維持し続け、上述したような係合状態を維持する。したがって、前扉3を第2の角度(5度)以下に閉じた状態から第1の角度(90度)に至るまで、前扉3を開く方向には制限されることなく自由に開くことができるが、前扉3を閉じる方向には爪部180の爪181が連続段差部170に引っかかって制限が加わり、閉じる方向へは回転させることができない。
上述したように前扉3を閉じた状態からいったん開きはじめると、第1の角度(90度)以上までは、前扉3を開く方向へは制限されないが、閉じる方向は制限される。すなわち、前扉3を閉じた状態からいったん開きはじめると、第1の角度(90度)以上まで開かなければ閉じることができない。これにより、前扉3を閉じた状態から開きはじめて、僅かに開いて、隙間から不正操作を行っても、そのまま閉じることができず、閉じるためには、必ず第1の角度(90度)以上に開かなければならず、周囲の者や、ホール管理者に気づかれる可能性が高まる。これにより、前扉3を僅かに開いて不正操作が行われることを抑えることができる。
また、前扉3を第1の角度以上に開くことによって、一方向回転手段120の回転制限を、特別な操作をせずに、解除することができる。これにより、前扉3の開閉におけるメンテナンス作業などに負担をかけないようにすることができる。
(閉状態確認手段140)
上記閉状態確認手段140は、前扉3が正面開口部11を閉じた状態であることを確認可能なものである。そして、本実施の形態に係る遊技機Sは、前記閉状態確認手段140により前記前扉3が閉状態であると確認することで、遊技装置100の制御を作動可能となるように形成されている。また、本実施の形態に係る遊技機Sは、前記閉状態確認手段140により前扉3
が閉状態でない確認となる場合に、遊技装置100の制御を作動不能となるように形成されている。
具体的には、閉状態確認手段140は、本体キャビネット1の中板12上面の正面から向かって右側に固定された光センサー141と、前扉3の正面から向かって右側の裏側の前記光センサー141と整合するような位置に固定された光遮断片142とを備えている。
前記光センサー141は、全体形状が略コ字状であって、コ字状の内側の一方側の内面に光を発生させるためのLEDが埋め込まれ、他方側の内面に前記LEDからの光を検出可能なフォトトランジスタが配置されている。前記光遮断片142は、前扉3の裏面側から本体キャビネット1の奥側方向に向かって延設された金属からなる長方形状の薄板片からなるものである。この光遮断片142は、前扉3を閉じた状態で、光センサー141のコ字状の内部に入り込み、LEDからの光がフォトトランジスタに入らないように遮断するような位置に配置されている。
そして、この光センサー141は、前扉3が閉じて光遮断片142が光センサー141のLEDからフォトトランジスタへの光を遮断することにより、かかる光の遮断を検出して、前扉3がじた状態であることを検出することができるものである。そして、光遮断片142が光センサー141から外れて光が遮断されない状態となった場合、LEDからの光をフォトトランジスタが検出し、前扉3が開いた状態であることを検出することができるものである。そして、この光センサー141により検出した前扉3の閉状態又は開状態を意味する電気信号は、ケーブルにより遊技装置100へ出力されている。
そして、遊技機Sの遊技装置100は、閉状態確認手段140からの電気信号により前扉3が閉状態であると確認された場合、遊技装置100の制御を作動可能にする。
また、遊技装置100は、閉状態確認手段140からの電気信号により前扉3が閉状態でない、すなわち開状態であると確認された場合、遊技装置100の制御を作動不能にする。
本実施の形態によれば、前扉3が閉状態である場合のみ、遊技装置100の制御を作動させることができ、前扉3が開状態である場合には、遊技装置100の制御を作動させることができない。これにより、前扉3が開いた状態では遊技を行うことができず、前扉3を半開きの状態にして不正操作に基づく遊技が行われることを回避することができる。
本発明の実施の形態であって、前扉用蝶番を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、本体キャビネットに前扉用蝶番を介して上扉を取り付け状態の遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態であって、前扉を第1の角度以下に閉じた状態の前扉用蝶番を示す平面図である。 本発明の実施の形態であって、前扉を第1の角度以下に閉じた状態の前扉用蝶番を示す部分平面図である。 本発明の実施の形態であって、前扉を第2の角度以上に開いた状態の前扉用蝶番を示す平面図である。 本発明の実施の形態であって、前扉を第2の角度以上に開いた状態の前扉用蝶番を示す部分平面図である。
符号の説明
S 遊技機 1 本体キャビネット
3 前扉 11 正面開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 30 上扉
31 図柄表示窓 40 下扉
100 遊技装置 110 前扉用蝶番
120 一方向回転手段 130 解除手段
140 閉状態確認手段 141 光センサー
142 光遮断片 150 本体固定部
151 本体固定片 160 前扉固定部
161 前扉回転軸 162 前扉固定片
170 連続段差部 171 段差傾斜面
172 段差垂直面 180 爪部
181 爪 182 爪回転軸
183 爪部端面 184 爪部傾斜面
190 ばね 191 ばね固定軸
200 カム 210 カム本体部
220 解除突出部 230 回転伝達手段
231 連動回転軸 232 摺動溝
233 奥側端部 234 手前側端部

Claims (2)

  1. 正面側に開口する正面開口部を有する本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉と、
    前記前扉を、前記本体キャビネットの側部に取り付けて開閉自在にヒンジ接続させる前扉用蝶番と、
    前記本体キャビネットの内部に固定されて遊技の制御を実行する遊技装置とを備えた遊技機であって、
    前記前扉用蝶番は、
    前記本体キャビネットに固定する本体固定部と、
    前記前扉に固定する前扉固定部と、
    前記本体固定部に前記前扉固定部を回転可能に軸支する前扉回転軸と、
    前記前扉の開方向の回転を可能とするが閉方向の回転を制限する一方向回転手段と、
    前記一方向回転手段による前記前扉の閉方向の回転の制限を解除するための解除手段とを備え、
    前記一方向回転手段は、
    前記前扉固定部の周囲に有する所定数の連続した段差からなる連続段差部と、
    前記連続段差部に引っかかって、前記前扉の閉じる方向への移動を阻止する爪部とを備え、
    前記解除手段は、
    前記本体固定部に固定されて前記爪部を前記連続段差部側に向かって押圧し係合状態とさせるばねと、
    前記爪部に当接することにより前記爪部及び前記連続段差部の係合状態を解除するカムとを備え、
    前記カムは、
    前記前扉回転軸を中心として回転可能なカム本体部と、
    前記カム本体部の周囲の一部を起伏することで形成した解除突出部とを備え、
    前記前扉及び前記カムには、前記前扉を第1の角度以上に開いた場合及び前記前扉を第2の角度以下に閉じた場合に前記前扉の回転を前記前扉固定部を介して前記カム本体部へ伝達させる回転伝達手段が形成され、
    第1の角度は、第2の角度より大きくなるように設定し、
    前記回転伝達手段は、
    前記解除突出部の起伏に基づいて前記カム本体部の円周方向に沿って形成される摺動溝と、
    前記前扉固定部において前記摺動溝に位置するように設けた連動回転軸とを備え、
    前記回転伝達手段は、
    前記前扉を第1の角度以上に開いた場合、前記前扉固定部の回転に伴って前記連動回転軸が前記摺動溝の一方の端部内面を押すことにより、前記解除突出部を前記爪部に当接する位置へ回転させて、前記解除突出部が前記ばねの押圧方向と反対方向に前記爪部を移動させ、前記連続段差部から前記爪部を引き離した係合解除状態とし、
    前記前扉を第1の角度以上に開いた状態から第2の角度に至るまで閉じた場合、前記連動回転軸は前記摺動溝を移動することにより、前記係合解除状態を維持し、
    前記前扉を第2の角度以下に閉じた場合、前記前扉固定部の回転に伴って前記連動回転軸が前記摺動溝の他方の端部内面を押すことにより、前記解除突出部を前記爪部に当接しない位置へ回転させて、前記爪部を前記ばねの押圧によって移動させ、前記爪部及び前記連続段差部の係合状態とし、
    前記前扉を第2の角度以下に閉じた状態から第1の角度に至るまで開いた場合、前記連動回転軸は前記摺動溝を移動することにより、前記係合状態を維持することを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機は、
    前記前扉が前記正面開口部を閉じた状態であることを確認可能な閉状態確認手段を備え、
    前記遊技装置は、
    前記閉状態確認手段により前記前扉が閉状態であると確認することで、前記遊技装置の制御を作動可能にするとともに、
    前記閉状態確認手段により前記前扉が閉状態でない確認となる場合に、前記遊技装置の制御を作動不能にすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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