JP4145776B2 - 質問応答装置および質問応答方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る質問応答装置を示すブロック図である。
この質問応答装置は、質問文を入力する入力部101,質問応答装置全体を制御する制御部102,回答結果を出力する出力部103,質問文を分割する分割質問文生成部111,入力質問文および分割質問文を管理する質問文リスト112,回答候補と回答候補の評価点と根拠文書の情報を保持する回答候補保持部113,質問パターンデータベース121,質問文の回答種別を判定する回答種別判定部122,質問文により検索を行い文書をスコアリングする文書検索部123,自然言語文書が蓄積されている文書データベース124,検索対象文書から回答となる可能性のある表現を抽出し回答カテゴリを付与する回答表現抽出部125,表現カテゴリデータベース126,回答表現データベース127,検索結果と回答種別と回答表現から回答候補を選択し評価点を付与する回答候補生成部128からなる。
回答表現抽出部125は、あらかじめ文書データベース124に登録されている検索対象文書と、表現カテゴリデータベース126に登録されている表現とを比較して回答となる可能性のある回答表現を回答種別情報付きで抽出し、回答表現文字列、出現文書ID、出現位置、回答種別の各情報を回答表現データベース127に保持しておく。
制御部102は、入力部101から入力された質問文を質問文リスト112の1行目に登録すると共に質問文IDを分割質問文生成部111,回答種別判定部122および文書検索部123へ出力する。
次に、回答候補生成部128は、回答候補文字列(回答候補表現)と、その質問文ID(質問文リスト112の番号),評価点,文書IDリストを、制御部102に出力する。
分割質問文生成部111は、制御部102から入力された質問文が分割可能か否かを判定し、質問文が分割可能な場合には、質問文から分割質問文を生成して制御部102に出力する。
制御部102は、分割質問文生成部111から入力された全ての分割質問文を質問文リスト112に登録する。
次に、制御部102は、質問文リスト112に登録された分割質問文を一つづつ順に回答種別判定部122および文書検索部123に送る。
回答種別判定部122および文書検索部123の処理については、分割質問文の場合も入力質問文の場合と同様であり、各処理結果を制御部102へ出力する。
次に制御部102は、回答種別判定部122の処理結果および文書検索部123の処理結果を回答候補生成部128に出力する。
回答候補生成部128の処理については、分割質問文の場合も入力質問文の場合と同様であり、処理結果を制御部102へ出力する。
次に制御部102は、回答候補生成部128から入力された情報を回答候補保持部113へ出力する。
回答候補保持部113は、制御部102から入力されたこの情報を保持する。
制御部102は、全ての分割質問文に対し同じ処理を繰り返す。
制御部102は、全ての分割質問文の処理が終了したら、回答候補保持部113に記憶されている回答候補文字列(回答候補表現)を1つずつ読み出し、複数の分割質問文に共通している回答候補を見つけ、その評価点を更新する。この評価点更新の手続きについては後に詳述する。
以下、先の図2,図3の質問文である「新潟にある、お菓子製造の会社は?」が入力されたときを例として質問応答装置の動作を詳細に説明する。
図4は、質問文リスト112のデータの形式を示す図である。
質問文リスト112のデータは、質問文ID,種類,テキストの3つから構成されている。1行目には、質問文ID“001”として、入力質問文を示す“入力”,テキストとして“新潟にある、お菓子製造の会社は?”が入力されている。2行目には、質問文ID“002”として、分割質問文を示す“分割”,テキストとして一方の分割質問文である“新潟にある本社がある会社は?”が入力されている。3行目には、質問文ID“003”として、分割質問文を示す“分割”,テキストとして他方の分割質問である“お菓子製造の会社は?”が入力されている。
次に、制御部102は、一方の分割質問文(すなわち質問文ID=002)「新潟にある本社がある会社は?」に対する回答候補を回答候補保持部113に格納する(図5Bの6行目〜8行目を参照)と共に、他方の分割質問文(すなわち質問文ID=003)「お菓子製造の会社は?」に対する回答候補を回答候補保持部113に格納する(図5Bの9行目〜11行目を参照)。このときflag=1とする。
次に、全ての質問文(入力質問文,分割質問文)に対する回答候補が回答候補保持部113に格納された後の制御部102の処理の流れについて図6のフローチャートに従って説明する。
変数nに初期値1,変数iに初期値1を代入する(n=1,i=1)(ステップS602)。
変数nが、変数cntより大きいか否か(n>cnt?)を判定する(ステップS611)。このステップS611の判定結果がYesであれば、回答候補保持部113の全てのデータに対し、同じ回答候補文字列で異なる質問文ID(質問文IDが複数あるときには、質問文IDを複数並べた質問文IDリスト)を持つデータの有無を調べ、もし見つかった場合には評価点の小さい方のデータのflagを0に変更し(ステップS691)、終了する。反対にステップS611の判定結果がNoであれば、次のステップS612へ進む。
ステップS652の次に、変数mに、変数n+1を代入し初期化する(m=n+1)(ステップS653)。この変数mは、n行目のデータと、回答候補保持部113の何行目のデータとを比較するかを示す変数として使用し、n+1行目以降と比較するため初期値であるn+1を与えている。
次のステップS660では、次の3つの処理を行う、1つ目は、m行目の回答候補の評価点を、変数cnt+i行目の回答候補の評価点とを加算する。2つ目は、質問文IDと文書IDを、変数cnt+i行目へ追加する。3つ目は、m行目のflag=0とする。
要するに、n=1から順にまだマージしていない回答候補についてマージ処理を順次していく。
質問文IDの値が2以上(即ち、分割質問による回答候補)で、flagの値が1(即ち、まだマージしていないデータ)である回答候補に対して、同じ回答候補文字列を持つデータの有無を調べる。
例えば、n=6となるとステップS658にて、図5Bの回答候補6行目の質問文ID“002”,評価点“0.2”,文書ID“0021”が、図5Cの回答候補12行目(変数cnt+1行目、即ち、この時点での回答候補保持部113が保持する情報の件数である11+1=12行目)にそれぞれコピーされる。回答候補6(n)行目のflagは0となり、コピー先である変数cnt+1行目のflagは1となる。
以上が、制御部102による、回答候補保持部113の評価点の更新処理の流れである。
なお、この実施形態では、入力質問文から得られた回答候補と、分割質問文から得られた回答候補とを加算せずに別々に計算した。しかし、入力質問文/分割質問文から得られた回答候補を区別せず、合計を計算しても同様の効果を得ることができる。
図7(a)は、質問文分割を行わず、入力質問文に対する回答候補からのみ(図5Dの質問文IDが001のデータ、即ち、図5Aのデータ)を出力部103へ回答出力した場合の表示例である。この例では、上位3件を第1位から第3位の回答出力とした例であり、回答候補1行目から3行目の回答候補文字列が表示されている。このように評価点順に並べ替えられて表示がなされる。
図8において、第2位の回答「○○製菓」は分割質問文から得られた回答出力(図5D回答候補12行目)であるので、画面上の表示として回答出力の隣に別の色・あるいは形状の文字で「質問分割」と制御部102が制御し表示させることにより、ユーザが第2位の回答出力が分割質問文から得られた回答出力であることを知ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
Claims (4)
- 入力された質問文に対する回答を文書データベースに登録されている複数の文書から抽出して出力する質問応答装置において、
入力された質問文を複数の分割された質問文である分割質問文に分割する質問文分割手段と、
前記質問文および前記分割質問文から検索キーワードを取り出し、前記複数の文書に対してキーワード検索を行い、このキーワード検索により得られた文書の文書IDおよび文書スコアをキーとして回答表現データベースを検索し、回答候補文字列を得て、この得た回答候補文字列と、前記質問文または前記分割質問文とを組として記憶する回答候補記憶手段と、
前記回答候補記憶手段が記憶する回答候補文字列と前記検索キーワードとの距離を評価計算し、この評価の結果得られた評価点を前記組毎に付与する回答候補評価手段と、
前記分割質問文から得られた前記組について、前記回答候補文字列が重複している場合マージし、前記評価点を加算するマージ手段と、
最終的に得られた前記組の評価点が高い組の順に、所定個の前記回答候補を回答として出力する回答出力手段とを有することを特徴とする質問応答装置。 - 前記回答出力手段は、
前記分割質問文から得られた回答に、前記分割質問文から得られた回答であることを示す情報を付して出力する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の質問応答装置。 - 前記回答出力手段は、
前記分割質問文から得られた回答に、当該回答と組として前記分割質問文を出力する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の質問応答装置。 - 入力された質問文に対する回答を文書データベースに登録されている複数の文書から抽出して出力する質問応答方法において、
質問文分割手段により、入力された質問文を複数の分割された質問文である分割質問文に分割し、
回答候補記憶手段により、前記質問文および前記分割質問文から検索キーワードを取り出し、前記複数の文書に対してキーワード検索を行い、このキーワード検索により得られた文書の文書IDおよび文書スコアをキーとして回答表現データベースを検索し、回答候補文字列を得て、この得た回答候補文字列と、前記質問文または前記分割質問文とを組として記憶し、
回答候補評価手段により、前記回答候補記憶手段が記憶する回答候補文字列と前記検索キーワードとの距離を評価計算し、この評価の結果得られた評価点を前記組毎に付与し、
マージ手段により、前記分割質問文から得られた前記組について、前記回答候補文字列が重複している場合マージし、前記評価点を加算し、
回答出力手段により、最終的に得られた前記組の評価点が高い組の順に、所定個の前記回答候補を回答として出力することを特徴とする質問応答方法。
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