JP4146587B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置に関し、特に、装置内部に供給される記録紙を載置するための記録紙トレーを具備する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用のファクシミリ装置が普及してきている。この種のファクシミリ装置は、装置後方に記録紙トレーを具備し、この記録紙トレーから装置内部に記録紙を供給している。また、この種のファクシミリ装置は、操作パネル等が表面に配置された開閉部を開くことにより、装置内部のインクリボンの交換等を行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなファクシミリ装置において、記録紙トレーは、開閉部の内側で装置本体に取り付けられ、わずかな範囲で揺動可能な構成に設けられている。また、インクリボン等の交換のために開閉部を開く場合には、この開閉部の開閉動作に連動して記録紙トレーも装置の後面側に移動する。
【0004】
このため、装置本体を壁際に設置した場合には、開閉部を開くと記録紙トレーが壁に接触してしまい開閉部を十分に開くことができない場合が生ずる。そして、開閉部を開くためには、装置本体を手前に引いてから開閉部を開くか、または、記録紙トレーを取り外してから開閉部を開かなければならず、操作性が悪くなるという問題がある。一方、最初から記録紙トレーの移動を考慮して装置本体の設置面積を取る場合には、設置面積が大きくなってしまうという問題がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、記録紙トレーを取り付けたままで開閉部を開いた場合でも装置の設置面積を大きくすることなく、操作性に優れた画像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ベース部と、前記ベース部の後面側の端部に設けられた軸を支点として前記ベース部に対し開閉自在な開閉部と、前記開閉部から後方に突出した一対の突出部を軸受けとして前記開閉部に対して回動可能に軸支されて前記開閉部の後面側に取り付けられ、前記開閉部を開いたとき前記突出部と共に後方に移動するとともに前記開閉部に対して前記突出部を軸として前記開閉部の開く方向とは逆の方向に回動する記録紙トレーと、を具備する構成としたものである。
【0007】
この構成により、装置本体から外側に突出した軸受け部を支点として記録紙トレーが回動するので、記録紙トレーと開閉部との干渉が防止され、記録紙トレーの回動範囲を広くすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係る画像記録装置は、ベース部と、前記ベース部の後面側の端部に設けられた軸を支点として前記ベース部に対し開閉自在な開閉部と、前記開閉部から後方に突出した一対の突出部を軸受けとして前記開閉部に対して回動可能に軸支されて前記開閉部の後面側に取り付けられ、前記開閉部を開いたとき前記突出部と共に後方に移動するとともに前記開閉部に対して前記突出部を軸として前記開閉部の開く方向とは逆の方向に回動する記録紙トレーと、を具備する構成を採る。
本発明の第2の態様に係る画像記録装置は、読取手段を有するベース部と、上面に操作パネルを有し閉位置において前記ベース部との間に紙の搬送路を形成するとともに前記ベース部の後面側の端部に設けられた軸を支点として前記ベース部に対し開閉自在な開閉部と、前記開閉部から後方に突出した一対の突出部を軸受けとして前記開閉部に対して回動可能に軸支されて前記開閉部の後面側に取り付けられ、前記開閉部を開いたとき後方に移動する前記突出部に連動して後方に移動するとともに前記開閉部に対して前記突出部を軸として前記開閉部の開く方向とは逆の方向に回動して装置設置面に略垂直な状態に移動する記録紙トレーと、を具備する構成を採る。
【0009】
これらの構成によれば、装置本体のベース部の背面部近傍を支点にして開閉する開閉部から突出した突出部に設けられた軸を支点として開閉部に対し記録紙トレーが回動するため、記録紙トレーの回動範囲が広くなって記録紙トレーを取り付けたままでも開閉部と干渉することがなく、装置の設置面積を大きくしなくても記録紙トレーを取り付けたままで開閉部を開くことができる。
【0010】
例えば、装置本体の背面に壁が配置されるように設置して開閉部を開く場合、記録紙トレーの回動範囲が広くなっているので、記録紙トレーが壁に接触した状態で開閉部を開くことができる。これにより、設置面積を大きくすることなく、また、装置本体を手前に引いて開閉部を開く等の操作を必要としないので、操作性に優れた画像記録装置を実現することができる。
【0013】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態にかかるファクシミリ装置の斜視図である。図1において、下方を本ファクシミリ装置の前面とし、上方を本ファクシミリ装置の後面とする。
【0015】
図1に示すファクシミリ装置100は、ファクシミリ送信書面の読取機能等を有するベース部101とこのベース部101に対して開閉自在な構成に設けられている開閉部102とから構成されている。開閉部102を閉じている場合、本ファクシミリ装置100の内部において、ベース部101と開閉部102との間に記録紙の搬送路が形成される。また、本ファクシミリ装置100において、インクリボンの交換や紙詰まりした記録紙の除去等は、開閉部102を開いて行われる。
【0016】
開閉部102の上面には、ダイヤルキー103、表示部104、電話帳ダイヤル105等が配置された操作パネル106が設けられている。本ファクシミリ装置100の操作は、ユーザからこの操作パネル106によって指示される。
【0017】
本ファクシミリ装置100の前面にハンドスキャナ107が格納されている。このハンドスキャナ107は、ベース部101に対して取り外し可能な構成になっている。
【0018】
また、本ファクシミリ装置100の後面に記録紙トレー108が設けられている。記録紙トレー108は、開閉部102に対して回動可能に軸支されている。記録紙トレー108には記録紙が載置され、ファクシミリ受信する場合に記録紙が1枚づつ装置内部に引き込まれる。
【0019】
さらに、本ファクシミリ装置100の一方の側面に、図示しないハンドセットが載置されるハンドセット台109が設けられ、他方の側面に他の通信装置と電波による通信を行うためのアンテナ110が設けられている。
【0020】
図2、図3に本ファクシミリ装置100を後面側から見た斜視図を示す。図2は本ファクシミリ装置100に対して記録紙トレー108を取り付ける前の斜視図であり、図3は記録紙トレー108を取り付けた場合の斜視図である。
【0021】
図2に示すように、本ファクシミリ装置100は、開閉部102の後面側に記録紙トレー108を取り付けるための一対のヒンジ部201が設けられている。この一対のヒンジ部201の間隔は、ちょうど記録紙トレー108の幅に合う間隔に設定されている。また、このヒンジ部201の後面側の端部は、開閉部102から後方に突出している。以下において、この開閉部102から突出した端部を突出部202という。これらの突出部202には、それぞれ穴部203が設けられている。これらの穴部203は、後述する記録紙トレー108に設けられた突起部を軸支する軸受けとして機能する。
【0022】
一方、記録紙トレー108の側面には、図示するように、記録紙トレー108の下端部からわずかに上方に一対の突起部204が設けられている。これらの突起部204は、突出部202に設けられた穴部203にそれぞれ嵌め込み可能な形状に設けられている。これらの突起部204を突出部202の穴部203に嵌め込むことにより、図3に示すように、記録紙トレー108が本ファクシミリ装置100に取り付けられる。このように取り付けられた記録紙トレー108は、これらの突起部204を支点として、所定区間を回動可能となる。
【0023】
このように開閉部102から突出した突出部202に嵌め込まれた突起部204を支点として回動可能な構成にしているので、開閉部の内側で記録紙トレー108を取り付けていた従来のファクシミリ装置に比べて、記録紙トレー108と開閉部102との干渉が防止されるので、記録紙トレー108の回動可能な範囲を広くすることができる。
【0024】
図4(a)は、本ファクシミリ装置100の側面図であり、図4(b)は、開閉部102に設けられた突出部202周辺の拡大図である。図4において、本ファクシミリ装置100は、開閉部102が閉じられた状態になっており、この状態で後面側の壁に記録紙トレー108が接触しない位置に設置されている。このとき、記録紙トレー108の下端部は、ベース部101のわずかに内側に入り込んだ状態となっている。
【0025】
図4に示すように、開閉部102は、図中破線で示す受信フレーム401と操作パネル106とから構成されている。具体的には、受信フレーム401に操作パネル106を被せて開閉部102が設けられている。また、受信フレーム401は、開閉部102を閉じた場合にベース部101に入り込む形状になっており、そのベース部101に入り込む部分の所定位置に記録紙を搬送するための搬送ローラ等が取り付けられている。
【0026】
上述した記録紙トレー108を本ファクシミリ装置100に取り付けるためのヒンジ部201は、この受信フレーム401の一部で構成されている。したがって、受信フレーム401のうち、開閉部102から装置の後面側に突出した一部がヒンジ部201の突出部202を形成している。
【0027】
受信フレーム401のうち、ベース部101に入り込んだ部分の後面側の端部に軸402が貫通している。この軸402は、ベース部101の所定位置で回転自在に軸受けされている。これにより、開閉部102は、この軸402を支点として開閉可能になっている。
【0028】
次に、上記構成を有するファクシミリ装置100において、開閉部102を開く場合の動作について説明する。
【0029】
図4に示す開閉部102が閉じた状態からユーザによって、開閉部102を半分まで開くと、本ファクシミリ装置100は、図5(a)、(b)に示すような状態になる。図5(a)は開閉部102を半分まで開いた状態を示す側面図であり、図5(b)は突出部202周辺の拡大図である。
【0030】
図5に示すように、開閉部102を半分まで開くと、この開閉部102の開閉動作に連動して突出部202が装置の後面側に移動する。記録紙トレー108は、この突出部202に取り付けられているため、記録紙トレー108も同様に装置の後面側に移動する。このとき、記録紙トレー108の下端部は、図5に示すように、ベース部101の内側から装置の外部に移動する。また、記録紙トレー108の上端部は、後面側の壁に接触する。これにより、記録紙トレー108の上端部が突起部204を支点として図中矢印A方向に回動する。
【0031】
さらにユーザによって、開閉部102を完全に開くと、本ファクシミリ装置100は、図6(a)、(b)に示すような状態になる。図6(a)は開閉部102を完全に開いた状態を示す側面図であり、図6(b)は開閉部102に設けられた突出部203周辺の拡大図である。
【0032】
図6に示すように、開閉部102を完全に開くと、突出部202がさらに装置の後面側に移動する。これに連動して記録紙トレー108も装置の後面側に移動する。このとき、記録紙トレー108の下端部は、図6に示すように、ベース部101の内側から完全に装置の外部に移動し、記録紙トレー108は、記録紙トレー108の背面が装置の後面側の壁のすぐ手前に配置される位置まで移動する。また、記録紙トレー108の上端部は、さらに突起部204を支点として図中矢印A方向に回動する。このとき、記録紙トレー108は、装置の設置面に略垂直な状態となっている。したがって、装置本体を壁際に設置した場合でも記録紙トレー108を取り付けたまま開閉部102を完全に開くことができる。
【0033】
このように本実施の形態のファクシミリ装置100によれば、本ファクシミリ装置100を壁際に設置した場合に開閉部102を開くと、記録紙トレー108が装置の後面側の壁に接触し、突起部204を支点として回転する。このとき、突起部204は、開閉部102の後面側に突出する突出部202の穴部203に嵌め込まれているので、開閉部の内側で記録紙トレー108を取り付けていた従来のファクシミリ装置と異なり記録紙トレー108に干渉するものがないため、記録紙トレー108の回動範囲を広くすることができる。これにより、設置面積を大きくすることなく、また、本ファクシミリ装置を手前に引いて開閉部102を開く等の操作を必要としないので、操作性に優れたファクシミリ装置を実現することができる。
【0034】
なお、本実施の形態では、ファクシミリ装置100について説明しているが、画像記録装置に適用してもよい。このようにした場合には、本実施の形態と同様の効果を画像記録装置において得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、開閉部から後面側に突出した突出部に嵌め込まれた突起部を支点として記録紙トレーを回動させるようにしているので、記録紙トレーを取り付けたままで開閉部を開いた場合でも装置の設置面積を大きくすることなく、操作性に優れた画像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像通信装置を前面側から見た斜視図
【図2】上記実施の形態に係る画像通信装置を後面側から見た斜視図
【図3】上記実施の形態に係る画像通信装置を後面側から見た斜視図
【図4】(a)上記実施の形態に係る画像通信装置の開閉部を閉じた場合の側面図
(b)上記実施の形態に係る画像通信装置の突出部周辺の拡大図
【図5】(a)上記実施の形態に係る画像通信装置の開閉部を半分まで開いた場合の側面図
(b)上記実施の形態に係る画像通信装置の突出部周辺の拡大図
【図6】(a)上記実施の形態に係る画像通信装置の開閉部を完全に開いた場合の側面図
(b)上記実施の形態に係る画像通信装置の突出部周辺の拡大図
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置
101 ベース部
102 開閉部
106 操作パネル
108 記録紙トレー
201 ヒンジ部
202 突出部
203 穴部
204 突起部
401 受信フレーム
402 軸
Claims (2)
- ベース部と、前記ベース部の後面側の端部に設けられた軸を支点として前記ベース部に対し開閉自在な開閉部と、前記開閉部から後方に突出した一対の突出部を軸受けとして前記開閉部に対して回動可能に軸支されて前記開閉部の後面側に取り付けられ、前記開閉部を開いたとき前記突出部と共に後方に移動するとともに前記開閉部に対して前記突出部を軸として前記開閉部の開く方向とは逆の方向に回動する記録紙トレーと、を具備することを特徴とする画像記録装置。
- 読取手段を有するベース部と、上面に操作パネルを有し閉位置において前記ベース部との間に紙の搬送路を形成するとともに前記ベース部の後面側の端部に設けられた軸を支点として前記ベース部に対し開閉自在な開閉部と、前記開閉部から後方に突出した一対の突出部を軸受けとして前記開閉部に対して回動可能に軸支されて前記開閉部の後面側に取り付けられ、前記開閉部を開いたとき後方に移動する前記突出部に連動して後方に移動するとともに前記開閉部に対して前記突出部を軸として前記開閉部の開く方向とは逆の方向に回動して装置設置面に略垂直な状態に移動する記録紙トレーと、を具備することを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29349299A JP4146587B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29349299A JP4146587B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 画像記録装置 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001119521A JP2001119521A (ja) | 2001-04-27 |
| JP2001119521A5 JP2001119521A5 (ja) | 2006-09-07 |
| JP4146587B2 true JP4146587B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=17795447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29349299A Expired - Lifetime JP4146587B2 (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4146587B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29349299A patent/JP4146587B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001119521A (ja) | 2001-04-27 |
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