JP4146809B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
特に、炊飯における沸騰工程の温度上昇時には電磁誘導コイルによる最大量の加熱を行うため、最も温度分布が生じやすく、かつ、自由水(飯に吸収されていない水)の豊富な沸騰状態が維持される時間の長さによって飯の硬さがほぼ決まるため、沸騰工程での温度分布の発生は、そのまま飯の硬さのバラツキ発生につながってしまう。
図10は従来の炊飯器の構成図、図11は従来の炊飯器における沸騰開始時の内釜内各部の温度分布を示す図、図12は従来の炊飯器における炊飯全工程での内釜内の各測定点の温度変化を示す図、表1は従来の炊飯器における内釜内の各測定点での飯の硬さを示す図である。
図1はこの発明を実施するための実施の形態1における炊飯器の構成図、図2はこの炊飯器における温度センサ部の構成図、図3はこの炊飯器の各工程における内釜内の温度変化を示す図、図4はこの炊飯器の炊飯工程における電磁誘導コイル・温度センサ・蓋部温度センサのタイミングチャートおよび温度変化を示す図、図5はこの炊飯器の沸騰開始時の内釜内各部の温度分布を示す図、図6はこの炊飯器の炊飯全工程における内釜内の各測定点の温度変化を示す図、表2はこの炊飯器における内釜内の各測定点での飯の硬さを示す図である。
まず、内釜6内に米7と水8を入れ、炊飯器本体4にセットして、操作パネルの炊飯スイッチ(図示せず)を入れる。炊飯器は、予熱工程に入り、制御回路部10は、温度センサ9により検知される温度値が60℃を越えない程度に電磁誘導コイル11の通電量を調節しながら、内釜6を発熱させ、米7と水8を加熱する(図3のイ)。
この予熱工程では、共通リード線16とサーミスタ用リード線17間の出力を制御回路部10に送る。さらに、電磁誘導コイル11の電流量と通電時間および温度センサ9の出力(検知される温度値)の関係から、大まかに炊飯量を検知する。
沸騰工程に入って約15分経過し、自由水がほとんど蒸発すると内釜6の温度が100℃を越えるため、この100℃超過を温度センサ9により検知し、蒸らし工程(図3のハ)に入る。
なお、この実施の形態1では、炊飯量検知を室温から60℃までの昇温段階で行う例を示したが、60℃から100℃に昇温する段階で行っても良い。
図7はこの発明を実施するための実施の形態2における炊飯器の温度センサ部の構成図である。
図において、実施の形態1と同一または相当部分には同一符号を付ける。温度センサ20は、外枠13、外枠13に上面で接触し、温度を検知するサーミスタ14、サーミスタ14と管状発熱体21(後述)の共通リード線16、サーミスタ用リード線17、管状発熱体21用リード線18、温度センサ20と内釜6の接触を確実に得るためのコイルバネ19を有し、温度センサ20の外周には専用の管状発熱体21が勘合・固定されている。この管状発熱体21の内径は温度センサ20の外径と等しい。
なお、炊飯器全体の構成は、温度センサ20以外は実施の形態1と同様である。
温度センサ20と管状発熱体21ともに内釜6の底面に接触し、沸騰工程初期の約5分間に管状発熱体21が発熱し、内釜を加熱して、沸騰時に内釜内の温度の不均一を生じさせにくくし、温度分布を解消するものである。
また、従来の温度センサに管状発熱体21を勘合・固定させてもよい。
さらに、管状発熱体21の上面が、内釜の底面に接触し、内釜との熱伝導を良くする構成以外に、管状発熱体21を温度センサ20の外周下部に設け、管状発熱体21が内釜と接触せず、温度センサ20のみが内釜と接触する構成でも同様の効果が得られる。
図8はこの発明を実施するための実施の形態3における炊飯器の温度センサ部の構成図である。
図において、実施の形態1、2と同一または相当部分には同一符号を付ける。温度センサ22は、外枠13、外枠13に上面で接触し、温度を検知するサーミスタ14、サーミスタ14と板状発熱体23(後述)の共通リード線16、サーミスタ用リード線17、板状発熱体23用リード線18、温度センサ22と内釜6の接触を確実に得るためのコイルバネ19を有し、温度センサ22上部には板状発熱体23が設けられ、この板状発熱体23は温度センサと内釜の間に配置される。また、板状発熱体23は内釜3の底面に接触するとともに、熱伝導性のよい材質、例えば銅、銀、アルミニウム等を用いる。
なお、炊飯器全体の構成は、温度センサ22以外は実施の形態1と同様である。
板状発熱体23は内釜の底面に接触し、沸騰工程初期の約5分間に発熱し、内釜を加熱して、沸騰時に内釜内の温度の不均一を生じさせにくくし、温度分布を解消するものである。
なお、上記構成は板状発熱体23の径と温度センサ22上面の径とが同一のものを示したが、同一でなくてもよく、板状発熱体23の発熱による沸騰時の内釜内での温度の不均一の発生防止、サーミスタ14による温度が検知できるものであればよい。
図9はこの発明を実施するための実施の形態4における炊飯器の構成図である。
図において、実施の形態1〜3と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。蓄電池24は温度センサ9の発熱体15に供給する電力を蓄積する。リード線25は制御回路部10、温度センサ9、蓄電池24を接続する。なお、リード線25は実施の形態1〜3のリード線16、17、18の機能を有する。
内釜6内に米7と水8を入れ、炊飯器本体4に収容して、操作パネルの炊飯スイッチ(図示せず)を入れ、予熱工程に入る。予熱工程では、電磁誘導コイル5への供給電力が比較的少ないため、制御回路部10より電力供給を受け、蓄電池24を充電する。充電する電力量は温度センサ9の発熱量を例えば50Wとすると、約5分間発熱するに要する電力、すなわち約5WHrである。この電力は必要な発熱量に応じて調整する。なお、予熱工程における他の動作は、実施の形態1と同様である。
ここで、炊飯器等の家庭用電気製品には最大電力の法的規制があるため、最も発熱を必要とする沸騰工程初期に、実施の形態1〜3のように温度センサ用に電力を使用すると、電磁誘導コイル11への電力供給量を減らす必要があるが、この蓄電機能により、温度センサ9の発熱体15を別電源で発熱させることにより、電磁誘導コイル11による発熱量を減らすことなく、必要量を確保することができる。
なお、沸騰工程における他の動作、および蒸らし工程における動作は実施の形態1と同様である。
Claims (5)
- 本体に着脱自在に収容される内釜と、
この内釜を発熱させる誘導加熱コイルと、
前記内釜の温度を検知する温度センサとを備え、
前記温度センサに発熱体を設け、内釜内の被炊飯物の沸騰時に所定時間、前記発熱体を発熱させることを特徴とする炊飯器。 - 前記温度センサに前記発熱体を内蔵したことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 前記温度センサの周囲に前記発熱体を配置したことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 前記温度センサの前記内釜対向部に前記発熱体を配置したことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 電力を蓄積する蓄電部を備え、
前記蓄電部から電力を供給し、前記発熱体を発熱させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の炊飯器。
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| JP2004050830A JP4146809B2 (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 炊飯器 |
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| JP2004050830A JP4146809B2 (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 炊飯器 |
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Family Applications (1)
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2004
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| JP2005237623A (ja) | 2005-09-08 |
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