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JP4148091B2 - パラメータ編集装置およびパラメータ編集方法を実現するためのプログラム - Google Patents
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パラメータ編集装置およびパラメータ編集方法を実現するためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、リバーブを生成するために必要な各種パラメータの値を編集するパラメータ編集装置およびパラメータ編集方法を実現するためのプログラムに関する。
リバーブを生成するために必要な各種パラメータの値を編集するパラメータ編集装置は、従来から知られている。
このようなパラメータ編集装置として、複数パートのそれぞれについて、リバーブセンド量を編集でき、編集後のリバーブセンド量を棒グラフ表示するようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
また、ある特性の楽音にリバーブを付与したときに得られる楽音エンベロープの経時変化の全長を3次元(振幅、時間および周波数を各次元とする)表示するようにし、ユーザがその時間長を時間軸上で変更指定すると、この変更指定された時間長に応じて、3次元表示を変更するようにしたものもある。
特開平8−63152号公報
しかし、上記従来のパラメータ編集装置では、ある軸上の第1のスケールの値が設定される第1のパラメータと、該第1のスケールより極めて小さい、同じ軸上の第2のスケールの値が設定される第2のパラメータがあり、その第2のパラメータを編集する場合、第2のスケールは第1のスケールに対して極めて小さいために、通常その表示は見え難く、第2のパラメータの編集が困難であった。
これを解消するために、表示を拡大することも考えられるが、表示を拡大する操作は、パラメータの編集操作とは別に行わなければならず、面倒であった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、ある軸上の第1のスケールの値が設定される第1のパラメータと、該第1のスケールより極めて小さい、同じ軸上の第2のスケールの値が設定される第2のパラメータがある場合でも、その第2のパラメータの編集操作を極めて簡単に行うことが可能となるパラメータ編集装置およびパラメータ編集方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のパラメータ編集装置は、複数のパラメータに基づいて生成されたリバーブをドライ楽音に付与したときに得られるウェット楽音の振幅エンベロープを、時間軸、周波数軸および振幅軸によって形成される3次元平面上に表示するとともに、前記複数のパラメータの各設定値を変更するための各操作子を前記3次元平面上に表示する表示手段と、前記各操作子を指示するとともに、該指示された操作子を移動させる指示・移動手段と、該指示・移動手段による操作子の移動に応じて、該操作子に対応付けられたパラメータの値を変更する変更手段とを有し、前記パラメータには、前記3次元平面を構成する時間軸が第1のスケールにて表示または設定される第1のパラメータと、前記第1のスケールよりも表示・設定単位の小さい第2のスケールにて表示または設定される第2のパラメータとが含まれ、前記指示・移動手段によって、前記第2のパラメータに対応する操作子が指示されたときには、前記表示手段は、前記3次元平面を構成する時間軸の表示・設定単位を前記第2のスケールに変更して、前記指示された操作子を含む3次元領域内の前記振幅エンベロープを拡大表示することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項2に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1または2に記載の発明によれば、指示・移動手段によって、第1のスケールよりも表示・設定単位の小さい第2のスケールにて表示または設定される第2のパラメータに対応する操作子が指示されたときには、3次元平面を構成する時間軸の表示・設定単位が前記第2のスケールに変更されて、前記指示された操作子を含む3次元領域内の振幅エンベロープが拡大表示されるので、時間軸上の第1のスケールの値が設定される第1のパラメータと、該第1のスケールより極めて小さい、同じ軸上の第2のスケールの値が設定される第2のパラメータがある場合でも、その第2のパラメータの編集操作を極めて簡単に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るパラメータ編集装置の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態のパラメータ編集装置は、文字入力用キーボード、マウス等のポインティングデバイスおよび各種スイッチ等の複数の操作子からなる操作子群1と、該操作子群1の各操作子の操作状態を検出する検出回路2と、装置全体の制御を司るCPU3と、該CPU3が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶するROM4と、楽曲データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM5と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置6と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置7と、外部MIDI(Musical Instrument Digital Interface)機器等の外部制御機器100を接続し、この外部制御機器100とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)8と、上記記憶された楽曲データ等を楽音信号に変換する音源回路9と、該音源回路9や通信I/F8からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路10と、該効果回路10からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム11とにより構成されている。
上記構成要素2〜10は、バス12を介して相互に接続され、通信I/F8には外部MIDI機器100が接続され、音源回路9には効果回路10が接続され、効果回路10にはサウンドシステム11が接続されている。
効果回路10では、残響効果(リバーブ)を生成することができる。効果回路10は、ROM4やRAM5等からリバーブを生成するために必要な各種パラメータを読み込んで、それらのパラメータに基づいたリバーブを生成し、生成したリバーブを音源回路9や通信I/Fから入力される楽音信号に付与する、すなわち、入力される楽音信号に生成したリバーブに基づく信号処理を施す。そして、リバーブが付された後の、つまり信号処理が施された後の楽音信号をサウンドシステム11へ送信する。以下、音源回路9や通信I/Fから効果回路10へ入力される楽音信号、すなわちリバーブが付与される前の楽音信号を「ドライ楽音」と呼び、リバーブが付与された後の楽音信号を「ウェット楽音」と呼ぶ。
外部記憶装置6としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置6には、前述のように、CPU3が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM4に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置6に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM5に読み込むことにより、ROM4に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU3にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
通信I/F8には、図示例では、外部制御機器100が直接接続されているが、これに限られず、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークを介して、サーバコンピュータが接続されるようにしてもよい。この場合、外部記憶装置6に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていなければ、通信I/F8は、サーバコンピュータからプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では、パラメータ編集装置)は、通信I/F8および通信ネットワークを介してサーバコンピュータへとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワークを介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F8を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置6に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
なお、本実施の形態のパラメータ編集装置は、上述の構成から分かるように、汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置上に構築してもよい。
本実施の形態のパラメータ編集装置は、特にリバーブを生成するために必要な各種パラメータを編集対象にしている。そして、リバーブの生成に必要なパラメータとしては、リバーブタイム(Reverb Time)、イニシャルディレイ(Initial Delay)、ディケイ(Decay)、ルームサイズ(Room Size)、ディフュージョン(Diffusion)、ハイパスフィルタ(HPF)のカットオフ周波数、ロウパスフィルタ(LPF)のカットオフ周波数、ハイレシオ(Hi Ratio)、ロウレシオ(Low Ratio)およびロウ周波数(Low Freq)の10個のパラメータを採用している。
リバーブタイムは、残響時間を決定するパラメータである。イニシャルディレイは、楽音にリバーブの付与を開始するまでの遅延時間を決定するパラメータである。ディケイは、リバーブのインパルス応答のエンベロープが立ち上がり、最大になってから所定レベルに減衰するまでの時間がリバーブタイムに占める割合(%)を決定するパラメータである。ルームサイズは、部屋の大きさに対応するパラメータであるが、実際には、リバーブのインパルス応答のエンベロープが立ち上がってから最大になるまでの時間がリバーブタイムに占める割合を変化させずに、リバーブタイムを変更するものである。ディフュージョンは、リバーブの生成に使用する信号の多少(粗さ)を決定するパラメータである。ハイパスフィルタのカットオフ周波数は、文字通り、リバーブの生成に用いるハイパスフィルタのカットオフ周波数を決定するパラメータである。ロウパスフィルタのカットオフ周波数も、文字通り、リバーブの生成に用いるロウパスフィルタのカットオフ周波数を決定するパラメータである。ハイレシオは、ロウ周波数パラメータで決定される周波数より高い周波数領域に属するインパルス応答のエンベロープに対して、リバーブタイムパラメータで設定されたリバーブタイムから変更する割合を決定するパラメータである。ロウレシオは、ロウ周波数パラメータで決定される周波数より低い周波数領域に属するインパルス応答のエンベロープに対して、リバーブタイムパラメータで設定されたリバーブタイムから変更する割合を決定するパラメータである。
これらのパラメータは、リバーブのタイプ毎に、そのデフォルト値が予め設定され、ユーザは、まず、リバーブのタイプを選択することにより、各種パラメータの値をデフォルト値に設定し、次に、パラメータを1つずつ指定し、その値を変更することにより、好みのリバーブ特性に変更する。ユーザがこの編集処理を視覚的に確認し易いように、本実施の形態のパラメータ編集装置では、専用のGUI(Graphical User Interface)を作成して用いるようにしている。以下、このGUIについて説明する。
図2は、リバーブのタイプ「ホール(Hall)」が選択されたときに、このリバーブを生成するために必要な各種パラメータのデフォルト値およびこのリバーブのインパルス応答の一例を示す図である。なお、リバーブのタイプとしては、「ホール」の他に、「ルーム(Room)」や「プレート(Plate)」等があるが、本発明の特徴はリバーブのタイプにある訳ではないので、その説明は省略する。
同図に示すように、ユーザがリバーブのタイプ「ホール」を指定すると、前記表示装置7上には、パラメータ値表示領域71とグラフ表示領域72からなるGUIが表示され、パラメータ値表示領域71には、各種パラメータの、「ホール」におけるデフォルト値が表示され、グラフ表示領域72には、インパルス信号をドライ楽音として、そのドライ楽音に前記各種パラメータ値に基づいて生成されるリバーブを付加したときのウェット楽音のエンベロープ(リバーブのインパルス応答)を3次元平面上に3次元グラフ化して表示する。エンベロープとは、楽音の振幅の変化を時間の進行に沿って表した波形(時間軸と振幅軸とからなる2次元平面上に表される2次元波形)のことである。
グラフ表示領域72に表示される3次元グラフは、X,Y,Zの各軸をそれぞれ時間軸、周波数軸および振幅軸として形成される3次元平面上に表示される。なお、周波数軸は、対数軸、すなわち軸上の値が対数表現された軸を採用している。
ウェット楽音の周波数成分は、FFT(Fast Fourier Transform)の能力やサンプリング周波数などによって、その個数が変わるものの、膨大な数であり、そのすべてを表示することは不可能であるので、100Hz,1kHz,10kHzの3種類の周波数成分のインパルス応答(のエンベロープ)73a〜73cのみを代表的に表示している。そして、インパルス応答73a〜73cはそれぞれ、ディフュージョンによって、そのデータの粗さが決定されており、そのデータの粗さの違いは、インパルス応答73a〜73cの各表示色を変えることによって表現している。ただし、カラー図面を用いることは許されていないので、インパルス応答73a〜73cはそれぞれ同様に無色で表示しているが、実際には色を異ならせて表示している。
また、グラフ表示領域72には、ロウパスフィルタおよびハイパスフィルタの周波数特性を示す曲線74aと、残響時間の周波数特性を示す曲線74bが表示されている。曲線74aの形状は、ロウパスフィルタおよびハイパスフィルタのうち、少なくとも一方のカットオフ周波数に応じて変わり、曲線74bの形状は、ハイレシオおよびロウレシオのうち、少なくとも一方に応じて変わる。
さらに、グラフ表示領域72には、各パラメータの設定値を3次元平面上で(3次元平面の表示を利用して)編集するために、パラメータ毎にエディットノブ75a〜75jが表示されている。なお、エディットノブ75a〜75jを用いたパラメータの編集方法については、後述する。
以上のように構成されたパラメータ編集装置が実行する制御処理を、まず、図2〜図6を参照してその概要を説明し、次に、図7および図8を参照して詳細に説明する。
本実施の形態のパラメータ編集装置は、エディットノブ75a〜75jを用いたパラメータの編集方法、特に編集時の表示機能に特徴がある。この編集時の表示機能とは、具体的には、(1)編集時にエディットマーカを表示するエディットマーカ表示機能と、(2)編集前に表示されている第1のスケールでは表示できない(でき難い)第2のスケールのパラメータ値を編集する際に、その第2のスケールまで自動的に拡大表示する拡大表示機能である。以下、具体的なパラメータの編集処理を説明する際に、これら2種類の表示機能も併せて説明することにする。
たとえば、リバーブタイムパラメータを編集する場合、まず、そのパラメータの割り当てられたエディットノブにカーソルCを合わせ、マウスボタンをクリックしてエディットノブを選択する。すると、そのエディットノブの色が、通常色である赤色から、アクティブ色である黄色に変わるとともに、エディットマーカが現れる。たとえば、図2の表示状態で、ユーザが、リバーブタイムの割り当てられたエディットノブ75aに対してクリック操作して、リバーブタイムの変更の開始を指示すると、図3に示すように、エディットマーカ75a1が、アクティブ色と同一色である黄色で表示される。ただし、図示例では、エディットマーカ75a1は、線種を一点鎖線にすることによって、他の線と区別している。エディットマーカ75a1は、エディットノブ75aを始点としてX軸と垂直方向にX軸まで描画した直線と、この直線がX軸と交わった点を始点としてY軸方向に描画した直線と、この直線と、3つのインパルス応答のエンベロープ73a〜73cとの各交点から、Z軸方向にエンベロープ73a〜73cの頂点まで描画した直線(ただし、振幅レベルが“0”のエンベロープについては、直線を描画しない)と、この直線の終点(直線を描画しないときには、交点)に描画したマーク“□”とによって構成されている。
次に、エディットノブ75aをドラッグして、X軸方法に移動させると、エディットマーカ75a1も同じ方向に移動し、それに伴って、パラメータ値表示領域71内のリバーブタイムパラメータの値も変化する。
そして、エディットノブ75aを目的の位置に移動させた後、マウスボタンを放すと、エディットノブ75aに割り当てられたパラメータ、すなわちリバーブタイムが、その位置に応じた値に設定されるとともに、エディットマーカ75a1は消え、エディットノブ75aの色も、黄色から赤に戻る。
このように、パラメータの値をX軸(時間軸)上で変更した場合でも、エディットマーカを用いて、その変更によるY軸(周波数軸)上の変化を表示するようにしたので、パラメータの値のX軸上の変更によるY軸上の変化を迅速にユーザに認識させることができる。
図4は、ディケイパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。同図から分かるように、ディケイパラメータの編集は、リバーブタイムパラメータの編集と同様の手順および表示態様によってなされる。
図5は、ルームサイズパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。ルームサイズパラメータは、前述のように、部屋の大きさに対応するパラメータであるので、ルームサイズパラメータを編集するときに表示されるエディットマーカ75d1は、部屋の仕切り(壁など)を表現するようにしている。しかし、ルームサイズパラメータの編集手順は、リバーブタイムパラメータの編集手順と変わらない。なお、図5では、カーソルCは、エディットノブ75dを指さずに、隣接して表示されたパラメータ名称を指しているが、本実施の形態では、カーソルCはいずれか一方に合わせればよいようにしている。他のパラメータについても同様である。
図6は、イニシャルディレイパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。
イニシャルディレイパラメータとリバーブタイムパラメータとは、同じ時間軸上の値が設定される点で共通するが、そのスケールは異なっている。すなわち、イニシャルディレイがms(ミリ秒)のオーダであるのに対して、リバーブタイムはs(秒)のオーダである。したがって、たとえば図2に示すように、時間軸がs(秒)のスケールである場合、イニシャルディレイパラメータには、有効な値が設定されているにも拘わらず、その状態は表示されない。そこで、イニシャルディレイパラメータの編集が指示されたとき(エディットノブ75bが選択されたとき)には、そのとき設定されているパラメータ値の近傍を自動的に拡大表示(ズームアップ)し、イニシャルディレイパラメータの編集作業を容易に行うことができるようにしている(図6参照)。そして、編集作業が終了し、マウスボタンを放すと、自動的に拡大表示を解除して、元に戻すようにしている。ここで、拡大されるのは、編集対象の時間軸のみで、振幅軸と周波数軸のスケールは変わらない。なお、イニシャルディレイパラメータの編集手順は、リバーブタイムパラメータの編集手順と変わらないので、その説明は省略する。
このように、表示スケールより小さいスケールの値を設定するパラメータに対して編集が指示された場合、その小さいスケールに応じて拡大表示するようにしたので、この種のパラメータの設定を容易に行うことができる。
次に、この制御処理を詳細に説明する。
図7は、本実施の形態のパラメータ編集装置、特にCPU3が実行するリバーブ編集処理の手順を示すフローチャートであり、本リバーブ編集処理は、ユーザがリバーブのタイプを選択して、リバーブ編集処理を指示したときに、起動される。
本リバーブ編集処理では、主として、次の処理を実行する。すなわち、
(a)リバーブ編集画面の表示処理
(b)リバーブタイムパラメータの値を変更するリバーブタイム変更処理
(c)ルームサイズパラメータの値を変更するルームサイズ変更処理
(d)ディケイパラメータの値を変更するディケイ変更処理
(e)イニシャルディレイパラメータの値を変更するイニシャルディレイ変更処理
(f)その他処理
である。
本リバーブ編集処理が起動されると、まず、上記(a)のリバーブ編集画面の表示処理に移行する。本リバーブ編集処理が起動されたときには、上述のように、リバーブのタイプが選択されているので、(a)リバーブ編集画面の表示処理では、選択されたタイプに応じて、たとえば前記RAM5の所定領域に記録されている各パラメータ値に基づいて、前記図2のようなリバーブ編集画面を表示する(ステップS1)。
次に、処理は、ユーザの操作によって分岐する。すなわち、ユーザがリバーブタイムを変更する操作を開始したときには、上記(b)のリバーブタイム変更処理に移行し(ステップS2→S3)、ユーザがルームサイズを変更する操作を開始したときには、上記(c)のルームサイズ変更処理に移行し(ステップS4→S5)、ユーザがディケイを変更する操作を開始したときには、上記(d)のディケイ変更処理に移行し(ステップS6→S7)、ユーザがイニシャルディレイを変更する操作を開始したときには、上記(e)のイニシャルディレイ変更処理に移行する(ステップS8→S9→S10→S11)。
なお、ユーザが上記操作以外の操作を行ったときには、上記(f)のその他処理に移行する(ステップS12)。
そして、ユーザからリバーブ編集画面を終了する指示があるまで、上記分岐処理を繰り返し行う。
上記(b)〜(e)の処理中、(b)〜(d)の各処理の処理手順は、前述のように、あまり異ならない(つまり、いずれか一つから他の処理は類推可能である)ので、(b)リバーブタイム変更処理を代表させて説明する。しかし、(e)イニシャルディレイ変更処理には、前記(2)の拡大表示機能が含まれていて、(b)〜(d)の処理と異なっているので、この処理(e)については、別に説明する。
図8は、ステップS3のリバーブタイム変更処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートであり、上記(b)のリバーブタイム変更処理の手順を示すものである。
本リバーブタイム変更処理サブルーチンに処理が移行するときは、前述のように、ユーザがリバーブタイムを変更する操作を開始したとき、すなわち、前記図2において、ユーザがカーソルCをエディットノブ75aに合わせて、クリック操作を行ったときである。
(b)リバーブタイム変更処理では、まず、エディットノブ75aの表示態様を変更する(ステップS21)。具体的には、前述のように、赤色から黄色に変更する。
次に、図3を用いて前述したように、エディットノブ75aからエディットマーカ75a1を表示する(ステップS22)。
そして、リバーブタイムの変更操作を検出する度に、エディットノブ75aとエディットマーカ75a1の表示をこの検出された変更操作に合わせて移動させ(ステップS23→S24)、変更後のリバーブタイムと使用したリバーブ編集画面を表示し(ステップS25)、変更操作に基づいてリバーブタイムの設定を変更する(ステップS26)。
このステップS23〜S26の一連の処理を、ユーザからリバーブタイムの変更を終了する操作、具体的には、マウスボタンを放す操作があるまで、行う。
(e)イニシャルディレイ変更処理では、前記(2)の拡大表示機能を実現するために、(b)リバーブタイム変更処理と同様の手順の処理の前後に、エンベロープの先頭部分(イニシャルディレイ部分)の表示を(図2から図6へ)拡大する処理と、エンベロープの全長が表示されるように、拡大した表示を(図6から図2へ)縮小する(つまり、元のスケールに戻す)処理を追加するようにしている。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU3やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU3などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係るパラメータ編集装置の概略構成を示すブロック図である。 リバーブのタイプ「ホール(Hall)」が選択されたときに、このリバーブを生成するために必要な各種パラメータのデフォルト値およびこのリバーブのインパルス応答の一例を示す図である。 リバーブタイムパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。 ディケイパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。 ルームサイズパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。 イニシャルディレイパラメータの編集時の表示の一例を示す図である。 図1のパラメータ編集装置、特にCPUが実行するリバーブ編集処理の手順を示すフローチャートである。 図7のリバーブ編集処理中のリバーブタイム変更処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…操作子群(指示・移動手段),3…CPU(表示手段、指示・移動手段、変更手段),7…表示装置(表示手段)

Claims (2)

  1. 複数のパラメータに基づいて生成されたリバーブをドライ楽音に付与したときに得られるウェット楽音の振幅エンベロープを、時間軸、周波数軸および振幅軸によって形成される3次元平面上に表示するとともに、前記複数のパラメータの各設定値を変更するための各操作子を前記3次元平面上に表示する表示手段と、
    前記各操作子を指示するとともに、該指示された操作子を移動させる指示・移動手段と、
    該指示・移動手段による操作子の移動に応じて、該操作子に対応付けられたパラメータの値を変更する変更手段と
    を有し、
    前記パラメータには、前記3次元平面を構成する時間軸が第1のスケールにて表示または設定される第1のパラメータと、前記第1のスケールよりも表示・設定単位の小さい第2のスケールにて表示または設定される第2のパラメータとが含まれ、
    前記指示・移動手段によって、前記第2のパラメータに対応する操作子が指示されたときには、前記表示手段は、前記3次元平面を構成する時間軸の表示・設定単位を前記第2のスケールに変更して、前記指示された操作子を含む3次元領域内の前記振幅エンベロープを拡大表示することを特徴とするパラメータ編集装置。
  2. 複数のパラメータに基づいて生成されたリバーブをドライ楽音に付与したときに得られるウェット楽音の振幅エンベロープを、時間軸、周波数軸および振幅軸によって形成される3次元平面上に表示するとともに、前記複数のパラメータの各設定値を変更するための各操作子を前記3次元平面上に表示する表示手順と、
    前記各操作子を指示するとともに、該指示された操作子を移動させる指示・移動手段による操作子の移動に応じて、該操作子に対応付けられたパラメータの値を変更する変更手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記パラメータには、前記3次元平面を構成する時間軸が第1のスケールにて表示または設定される第1のパラメータと、前記第1のスケールよりも表示・設定単位の小さい第2のスケールにて表示または設定される第2のパラメータとが含まれ、
    前記指示・移動手段によって、前記第2のパラメータに対応する操作子が指示されたときには、前記表示手順では、前記3次元平面を構成する時間軸の表示・設定単位を前記第2のスケールに変更して、前記指示された操作子を含む3次元領域内の前記振幅エンベロープを拡大表示することを特徴とするプログラム。
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