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JP4152471B2 - ガードアーム装置 - Google Patents
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JP4152471B2 - ガードアーム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、窓の障子や扉を通気や郵便物の受け渡しの為に半開きとするガードアーム装置に係り、特に、扉や障子を閉鎖するとき、ガードアームを収納ケースに確実に復帰させることができるガードアーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガードアーム装置は従来種々のものが提案されまた実用されているが、図1乃至図4に示すものはガードアーム装置の非作動時ガードアームが自動的に収納ケース内に復帰するので使い勝手がよい。
【0003】
図示の実施例におけるガードアーム装置は回転窓に適用されたもので、先ずその構造を簡単に説明する。
【0004】
このガードアーム装置は、図1及び図2に示すように、窓ガラス1を有する回転窓の障子2の自由側端縁部と障子枠3との間に装着され、障子2側に設けられた収納ケース4と、障子枠3側に設けられたストライク5とを有している。
【0005】
回転型の障子2の自由側端縁又は障子枠にフランジ部においてねじ6等で取り付けられる箱状をなす細長い中空の収納ケース4は、フロント板7に開口8を有し、ガードアーム装置の非作動時にはその開口8を通じガードアーム9が収納される。
【0006】
符号11は収納ケース4内に傾斜させて設けた仕切り板で、前方のガードアーム収納部と後方の空間部とを仕切っている。その仕切り板11の中央部分には後述の作用部材12を装着する為の逃がし孔13が設けられている。
【0007】
ガードアーム9は細長い板状をなし、その先端に前方に向け固設されたフランジ付の係合突部14を有し、基端には後方に向け固設された支軸15を有する。そして、該ガードアーム9は収納ケース4に対し支軸15において進退及び傾動可能かつ回動可能に装着されている。
【0008】
なお、図1で符号16はガードアーム9の支軸15を進退及び傾動可能かつ回動可能に支持するための支持板で、収納ケース4に対して固定してある。
【0009】
更に、前記のガードアーム9は支軸15に巻装された圧縮コイルばね等の付勢手段17により後退する方向に付勢させてあり、図示例の圧縮コイルばね17は、その長さ方向については、前記の支持板16と、支軸15の後部に固設され、この発明に関係が無いのでその機能の説明を省略するカム片18との間に挟持弾設させてある。
【0010】
ガードアーム9の係合突部14をガードアームの作動時に係合案内させるストライク5は、障子枠3の所定位置にフランジ部においてねじ6等で固定されるものである。
【0011】
図示例の如く例えば浅い箱形に形成されるストライク5の前面部には、図3及び図5に明示するように、ガードアーム9における係合突部14の先端のフランジ状の膨出部14aの径よりも大径の嵌め孔19及びそれに連続する幅狭の案内長孔21から成る係合長孔22を備えている。
【0012】
上記のように構成されたガードアーム装置は、室内側の操作摘み23を手指で下降させると、図4に示すように、その内端の脚片24、24に挟持された前記作用部材の連係片25が下降し、突片26がガードアーム9の先端部を付勢手段17に抗して収納ケース4外に突出させる。
【0013】
すると、図1に示すように、係合突部14がストライクの嵌め孔19内に嵌まり込み、そこで障子2が開放されると、図5に鎖線で示すように、ガードアーム9はその係合突部14がストライク5の案内長孔21に案内されることにより支軸15を中心として回動する一方で、ガードアーム9の長さに応じて障子2の開放角度を制限する。
【0014】
一方、障子を閉め、ガードアーム9とストライク5とを障子の見込み方向において整合させてから操作摘み23(図2参照)を押上げると、ガードアーム9は付勢手段17の弾力により自動的に収納ケース4内に引込む。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のガードアーム装置は、図5に示すように、ガードアーム9の側端縁と開口8の開口端縁との余裕が無いので、ガードアーム9が収納ケース4内に引込むときガードアーム9が傾いているとガードアーム9の内面が開口8の開口端縁に引っ掛かって収納ケース4内に引込まない状態が生じる。
【0016】
これを防止するため開口8の幅を大きくすると、ガードアーム9が傾いたままで収納ケース4内に引込むので、ガードアーム装置の次の作動時その係合突部14がストライクの係合長孔22と係合できない場合が生じる、という不都合がある。
【0017】
この発明は、ガードアームが多少傾いていてもガードアームを確実に収納ケース内に引込ませることができるストライクを提供し、もって上記した不都合を解消することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、細長い板状体で、先端に係合突部を、基端に支軸を夫々有し、回転型の障子又は扉に取り付けられる中空の収納ケースに対し、収納ケースの前面のフロント板の開口を通じて進退及び傾動可能に、かつ回動可能に装着され、後退する方向に付勢されたガードアームと、収納ケースの内部空間を前方のガードアーム収納部と後方の空間部とに区画する仕切板と、障子枠又は扉枠に取り付けられ、ガードアーム装置の作動時その係合突部と係合する嵌め孔、及びこれに連設された案内長孔からなる係合長孔を開口させたストライクと、収納ケース内において所定の方向に移動可能に案内されると共に室内側の操作手段に連係され、ガードアーム作動時ガードアームを収納位置から作動位置に向け突出させる突片を有する作用部材とを有するものにおいて、ガードアームが出入りするフロント板の開口の幅を広げて、ガードアームが多少傾いても開口に納まるようにすると共に、仕切板を前方から見て断面台形に折曲し、その少なくともガードアームの先端が収納される部分の台形の頂辺の長さをガードアームの幅程度に、底辺の長さをフロント板の開口の幅程度に設定したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図6乃至図10を参照してこの発明について説明する。
この発明の要旨を一言で述べると、図6に示すように、フロント板7の開口8の幅を広げてガードアーム9が多少傾いても開口8に納まるようにすると共に、仕切板11を前方から見て横断面台形の樋状に折曲げ、その少なくともガードアームの先端が収納される部分の台形の頂辺の長さをガードアームの幅程度に、底辺の長さをフロント板の開口の幅程度に設定する。
【0020】
上記のように構成されたこの発明によるガードアーム装置は、開口8の幅に余裕があるから、収納ケース4への復帰時ガードアーム9が多少振れてもその先端が開口8内に納まる。
【0021】
そして、付勢手段17(図4参照)の弾力によりガードアーム9が収納ケース4内、具体的にはフロント板7と仕切板11との間の空間、に納まるとき、図6に示すようにガードアーム9が傾いていなければその儘真っ直ぐに収納ケース内に納まる。
【0022】
一方、ガードアーム9が傾いていてその先端が左右どちらかに振れている場合には、ガードアームの先端が仕切板の袖板27の斜面に当接し、楔作用により、ガードアームが真っ直ぐになるように角度位置の修正をされつつ、袖板27に沿って滑って基準の角度位置、すなわち図6に示すような時計の盤面における6時丁度の角度位置になる。
【0023】
なお、本出願人が先に提案した扉用のガードアーム装置、例えば実願平5−43908号によって提案されたガードアーム装置のように仕切板が断面コ字形の場合には、その両袖を拡開して横断面台形にすればよい。
【0024】
一方、図示の実施例における回転型障子のガードアーム装置のようにスペースを節約するために仕切板が斜めになっている場合には、少し工夫を要する。
【0025】
すなわち、図7に示すように、図示の実施例における仕切板7は、一面が開口し、正面から見て一端(上端)が浅く下端が深い箱状をしており、その開口側端縁にはフランジ28が一体に形成されていて、図8に示すように、このフランジ28を収納ケース4の開口端縁とフロント板7によって挟持するようにして収納ケースに装着される。
【0026】
一方、仕切板8の幅は上端が大きく下端が小さく設定されている。すなわち、図面を明瞭にするため寸法差を誇張した図9に示すように、仕切板8の上端の幅xと、下端の幅に両袖板27、27の左右方向の張り出し量を加えた値xを同一寸法とする。
【0027】
そして、図9の点線にそって袖板27、27を切断し、図10に示すようにその切断端縁にフランジ28、28を一体に形成すれば、これらのフランジ28、28は相互に平行になる。なお、図10においては実施例の仕切板8の上端における連結板、及び下端の底板を省略してある。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、ガードアームが出入りするフロント板の開口の幅を大きくすると共に、仕切板を前方から見て断面台形に折曲し、そのガードアームの先端が収納される部分の台形の頂辺の長さをガードアームの幅程度に、底辺の長さをフロント板の開口の幅程度に設定したから、ガードアームが少し傾いた状態で復帰しても開口を通過することができ、確実にガードアームを収納することができる。
【0029】
また、ガードアームが傾いて開口を通過する場合、袖板との楔作用によりガードアームの角度調整が自動的に行われる、等種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓用のガードアーム装置の実施例を常態(ガードアームの非作動状態)で示す部分縦断側面図。
【図2】その平面図。
【図3】図1の実施例から取り外したストライクを示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図4】図1の実施例をガードアームの作動状態で示す縦断部分側面図。
【図5】そのガードアーム作動状態におけるガードアームとストライクとの係合態様を障子を開放させて示す説明図で、フレーム及びガードアームは正面から見て表わしてあり、ストライクは背面から見て表わしてある。
【図6】この発明の一実施例によるガードアーム装置の正面図で、ガードアームを鎖線で示す。
【図7】図6の実施例から取り外した仕切板を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線によるガードアーム装置の横断面図。
【図9】仕切板の構造を説明するための線図で、袖板の切断以前の状態を示す。
【図10】仕切板の構造を説明するための線図で、袖板を切断し、その切断端縁にフランジを形成した状態を示す。
【符号の説明】
2 障子
3 障子枠
4 収納ケース
7 フロント板
8 開口
9 ガードアーム
11 仕切板
12 作用部材
13 逃がし孔
14 係合突部
15 支軸
17 付勢手段
19 嵌め孔
21 案内長孔
22 係合長孔
26 突片
27 袖板
28 フランジ

Claims (1)

  1. 細長い板状体で、先端に係合突部を、基端に支軸を夫々有し、回転型の障子又は扉に取り付けられる中空の収納ケースに対し、収納ケースの前面のフロント板の開口を通じて進退及び傾動可能に、かつ回動可能に装着され、後退する方向に付勢されたガードアームと、収納ケースの内部空間を前方のガードアーム収納部と後方の空間部とに区画する仕切板と、障子枠又は扉枠に取り付けられ、ガードアーム装置の作動時その係合突部と係合する嵌め孔、及びこれに連設された案内長孔からなる係合長孔を開口させたストライクと、収納ケース内において所定の方向に移動可能に案内されると共に室内側の操作手段に連係され、ガードアーム作動時ガードアームを収納位置から作動位置に向け突出させる突片を有する作用部材とを有するものにおいて、ガードアームが出入りするフロント板の開口の幅を広げて、ガードアームが多少傾いても開口に納まるようにすると共に、仕切板を前方から見て断面台形に折曲し、その少なくともガードアームの先端が収納される部分の台形の頂辺の長さをガードアームの幅程度に、底辺の長さをフロント板の開口の幅程度に設定したことを特徴とするガードアーム装置。
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