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JP4156901B2 - コーナー用商品陳列什器における表示板支持装置 - Google Patents
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JP4156901B2 - コーナー用商品陳列什器における表示板支持装置 - Google Patents

コーナー用商品陳列什器における表示板支持装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品陳列什器の表示板支持装置、例えば書店等の店舗で使用される書籍等の商品を陳列する陳列棚の上部に、その棚に陳列される商品名やジャンル名等を示す表示板を支持する支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、陳列棚における表示板の支持装置としては、表示板支持部材の両側端部を、左右の側板の上端に設けた支持金具の前端部にねじ止めしたり、陳列棚の天板を構成する前面枠に係止したり、天板の前面にねじ止めしたりしている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−256884号公報(図1、図2、及び図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような装置においては、横方向に直線状に並べて配設する場合は特に問題はないが、室内のレイアウトの制約上、隣接する陳列棚を平面視において角度を変えて(例えば90度)配設しなければならなくなることがある。このような場合、角度を変更する部分にはコーナー用什器を用いるが、このコーナー用什器の表示板支持装置と普通の陳列棚の表示板支持装置との間に隙間が生じることとなる。
【0005】
このような場合、表示板支持装置を、その向きを変える角度に応じて専用に製作したり、支持装置の端部、及び表示板自体の端部を、例えば45度にカットする等の加工を施して、隙間なく突き合わせるようにしなければならない。これには、加工が難しく工数も多く、しかも右用、左用とあり、設置時にまぎらわしいという問題がある。
【0006】
本発明は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑み、表示板自体に特別な加工を施す必要がなく、しかも構造が簡単で容易に組立てることができるようにしたコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)連続して並べて使用される複数の商品陳列什器における向きを変更する部分に使用されるコーナー用商品陳列什器の上部に表示板を取り付け可能とする表示板支持装置において、表示板を保持する保持枠の両端に、左右外方に延びる延長部材を設け、該延長部材を、前記保持枠の側端を閉塞する側片と、該側片の前端に連設され、かつ隣接する商品陳列什器における表示板支持装置の保持枠との間の隙間を埋めるコーナー塞ぎ片と、該コーナー塞ぎ片の外側端に連設され、かつ隣接する商品陳列什器の保持枠の側端を閉塞するようにその背面側に向かって延出する側片とを備えるものとする。
【0008】
(2)上記(1)項において、コーナー塞ぎ片を、互いに隣接する保持枠の前面のなす角度と同一の角度をなす平面視山形とする。
【0009】
(3)上記(1)項において、コーナー塞ぎ片を、平面視直線状とする。
【0010】
(4)上記(3)項において、コーナー塞ぎ片と、その両側方の側片とのなす角度を、互いに同一とする。
【0011】
(5)上記(3)項において、コーナー塞ぎ片と、その両側方の側片とのなす角度を、一方を直角とし、かつ他方を非直角とする。
【0012】
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、隣接する商品陳列什器の保持枠の側端を閉塞する側片の後端に、前記保持枠の側端部後面に当接する延長片を設ける。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜5は、本発明を、商品陳列什器である書籍陳列棚の出隅部に適用した第1の実施形態を説明する図である。
【0014】
図1は、書籍陳列棚(A)の出隅部(B)を示す斜視図である。この例では、陳列面が外側を向くようにして、平面視において互いに90度の交差角度をなして配設された1対の直線部用の単位陳列棚(1)(1)の交差部に、コーナー用陳列棚(2)が配設されている。
【0015】
各単位陳列棚(1)は、書籍を平積みする台座(3)と、台座(3)の後部の左右両端から起立する支柱ともなる側板(4)(4)と、両側板(4)(4)の上端同士を連結する横連結杆(5)と、両側板(4)(4)の後端部間に取り付けられた背板(6)とを備えている。図示は省略してあるが、両側板(4)(4)間には、書籍を縦に陳列する棚板が何段かに取り付けられる。
【0016】
コーナー用陳列棚(2)は、直角をなして左右に配置された単位陳列棚(1)(1)の台座(3)(3)の間を埋める台座(7)と、同様に左右の単位陳列棚(1)(1)の対向する側板(4)(4)の前端間の隙間を埋める正面形が長方形の前面板(8)及び天板(9)を有する平面視直角三角形状の立ち上がり部(10)とを備えている。
【0017】
図2は、このような単位陳列棚(1)(1)及びコーナー用陳列棚(2)の上部と、その上端部に取り付けられる表示板支持装置(11)(12)とを示している。
直線部用の表示板支持装置(11)は、横長垂直板状の基片(13a)の上下の縁に下向き及び上向き鉤状の係止縁(13b)(13c)が連設された保持枠(13)と、その背面に固着された平面視方形枠状の取付枠(14)とを有し、取付枠(14)を各単位陳列棚(1)(1)の両側板(4)(4)の上端部間に嵌合して、その両側部を側板(4)にねじ(15)をもって固着することにより、各単位陳列棚(1)に取り付けられている。
【0018】
図3に示すように、保持枠(13)における基片(13a)と上下の係止縁(13b)(13c)との間に形成されたポケット状の空間には、書籍のジャンル等を表示する表示板(16)が、斜め上に差し込んでから下に落とす、いわゆる落とし戸方式で挿入される。
【0019】
コーナー用表示板支持装置(12)は、上述の保持枠(13)におけるのと同様の基片(17a)と上下の係止縁(17b)(17c)とを有する保持枠(17)と、その背面中央に固着された後方を向く取付片(18)とを備え、取付片(18)を天板(9)の上面に当接させて、ねじ(19)をもって固着することにより、コーナー用陳列棚(2)の上端に、保持枠(17)が直線部用の保持枠(13)と等高となるようにして、取り付けられている。
【0020】
保持枠(17)にも、表示板(16)が上記と同様にして挿入しうるようになっている。
【0021】
図4及び図5に示すように、保持枠(17)の両側端には、基片(17a)の各側端から前方に向かって延出し、保持枠(17)の側端を覆う側片(20a)と、その前端に連設され、外側方に延出して、隣接する直線部用の表示板支持装置(11)における保持枠(13)の側端との間の隙間を埋めるコーナー塞ぎ片(20b)と、このコーナー塞ぎ片(20b)の外側端から背面側に向かって延出し、保持枠(13)の側端を閉塞する側片(20c)とからなる延長部材(20)がそれぞれ連設されてる。
【0022】
両側片(20a)(20c)は、保持枠(17)(13)の側端、より詳しくは、上下の係止縁(17b)(17c)(13b)(13c)の側端に密接するようにするのが好ましい。
【0023】
また、この例では、コーナー塞ぎ片(20b)は、左右の保持枠(17)(13)の前面、より詳しくは係止縁(17b)(17c)(13b)(13c)の前面と同一面をなす2面が適宜の中間部で交わるようにした平面視山形状としてある。
【0024】
この例では、延長部材(20)は、金属板のプレス加工により、保持枠(17)と一体的に形成しているが、別体として形成して、それを保持枠(17)に後から溶接またはねじ止め等により固着してもよい。
【0025】
また、図5に想像線で示すように、側片(20c)における背面側の端部に、直線部用の保持枠(13)における側端部の背面に当接するようにした延長片(20d)を設けると、保持枠(13)との位置決めが容易になる。さらに、この延長片(20d)を、必要に応じて保持枠(13)にねじ止め等すると、延長部材(20)が保持枠(13)に確実に連結され、相互のがたつきが防止される。
【0026】
このような形状の延長部材(20)を設けることにより、図4に示すように、出隅部(B)における互いに隣接する表示板支持装置(11)(12)間の隙間が塞がれ、前方から見た体裁がよくなり、しかも表示板(16)の左右方向の移動や側方へ飛び出し等を防止することができる。
【0027】
図6〜図9は、本発明を、書籍陳列棚の入隅部に適用した第2の実施形態を説明する図である。なお、第1の実施形態におけるのと同一の部材には同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する。
【0028】
図6は、書籍陳列棚(A)の入隅部(C)を示す斜視図である。
この例では、陳列面が互いに内側を向くようにして、平面視において互いに90度の交差角度をなして配設された1対の直線部用の単位陳列棚(1)(1)の交差部に、コーナー用陳列棚(30)が配設されている。
【0029】
コーナー用陳列棚(30)は、平面視六角形をなす台座(31)と、この台座(31)の後半の両側部から起立する1対の側板(32)(32)と、両側板(32)(32)の上端同士を連結する横連結杆(33)と、両側板(32)(32)の後端部間に取り付けられた背板(34)とを備えている。
【0030】
台座(31)は、直線部用の単位陳列棚(1)(1)における台座(3)の前縁に対して135°の角度をなす前縁(31a)と、前縁(31a)に対して135°の角度をなす左右の前側縁(31b)(31c)と、前側縁(31b)(31c)に対して135°の角度をなす後側縁(31d)(31e)と、前縁(31a)と平行をなす後縁(31f)とを有している。
【0031】
図7〜図9に示すように、コーナー用表示板支持装置(35)は、直線部用の保持枠(13)におけるのと同様の基片(36a)と上下の係止縁(36b)(36c)とを有する保持枠(36)と、その背面に固着された平面視方形枠状の取付枠(37)とを有し、取付枠(37)をコーナー用陳列棚(30)における両側板(32)(32)の上端部間に嵌合して、その両側部を側板(32)にねじ(38)をもって固着することにより、コーナー用陳列棚(30)の上端部に、保持枠(36)が直線部用の保持枠(13)と等高となるようにして、取り付けられている。
【0032】
保持枠(36)にも、表示板(16)が、保持枠(13)におけるのと同様にして、挿入しうるようになっている。
【0033】
図8及び図9に示すように、保持枠(36)の両側端には、基片(36a)の各側端から前方に向かって延出し、保持枠(36)の側端を覆う側片(39a)と、その前端に連設され、外側方に延出して、直線部用の保持枠(13)の側端との間の隙間を埋める直線状としたコーナー塞ぎ片(39b)と、このコーナー塞ぎ片(39b)の外側端から背面側に向かって延出し、保持枠(13)の側端を閉塞する側片(39c)とからなる延長部材(39)がそれぞれ連設されている。
【0034】
この例では、コーナー塞ぎ片(39b)は、左右の保持枠(13)の前面に対して157.5°角度をなし、また両側片(39a)(39c)に対して、ともに112.5の角度をなすようにしてあるが、例えば、図10に示すように、側片(39a)に対しては90°の角度をなし、側片(39c)に対しては135°(非直角)をなす(この場合、保持枠(36)の前面に対しては180°、保持枠(13)の前面に対しては135°の角度をなす)ようにしたり、図11に示すように、側片(39a)に対しては135°(非直角)、側片(39c)に対しては、90°の角度をなす(この場合、保持枠(36)の前面に対しては135°、保持枠(13)の前面に対しては180°の角度をなす)ようにしてもよい。
【0035】
図8及び図9に示すようにすると、入隅部(C)になめらかな感じを与え、図10及び図11に示すようにすると、入隅部(C)にシャープな感じを与えることができる。
【0036】
また、いずれの場合も、延長部材(20)を設けたことにより、入隅部(C)における互いに隣接する表示板支持装置(11)(35)間の隙間が塞がれ、前方から見た体裁がよくなり、しかも表示板(16)の左右方向への移動や側方への飛び出し等を防止することができる。
【0037】
なお、側片(39c)の後端にも、図5に想像線で示す延長片(20d)と同様のものを設けてもよい。
また、保持枠(17)(36)の前面または(及び)延長部材(20)(39)のコーナー塞ぎ片(20b)(39b)を、平面視円弧状としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、従来のように、各保持枠や表示板等に、それらの側端を平面視において45°の傾斜角度で切断する等の特別な加工を施すことなく、簡単な構造で、コーナー部における互いに隣接する表示板支持装置間の隙間を体裁よく塞ぐことができ、しかも部品点数が少なく、容易に組み立てることができる。
【0039】
請求項2記載の発明によると、コーナー用の保持枠と直線部用の保持枠との交差部をシャープに仕上げることができ、美麗な外観を呈することができる。
【0040】
請求項3記載の発明によると、延長部材の構造を簡素化することができ、安価に製造できる。
【0041】
請求項4記載の発明によると、コーナー用の保持枠と直線部用の保持枠との前面の交差部をなめらかな感じに仕上げることができる。
【0042】
請求項5記載の発明によると、コーナー用の保持枠と直線部用の保持枠との前面の交差部を、シャープな感じに仕上げることができる。
【0043】
請求項6記載の発明によると、延長片を隣接する保持枠の側端部後面に当接させることにより、コーナー用の保持枠の位置決めが楽に行なえるとともに、万一、延長片が設けられた方の側片と、それが当接されている保持枠の側端との間に隙間が生じたとしても、延長片により、その隙間から保持枠後方への見通しが遮られるので、体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用しようとする出隅部を備える商品陳列什器の斜視図である。
【図2】図1に示す商品陳列什器の上部と、ここに取り付けられる表示板支持装置とを分解して示す拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う、表示板支持装置取付状態における縦断面図である。
【図4】表示板支持装置を取り付けた商品陳列什器の要部の平面図である。
【図5】図4のX部の拡大横断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を適用しようとする入隅部を備える商品陳列什器の斜視図である。
【図7】図6に示す商品陳列什器の上部と、ここに取り付けられる表示板支持装置とを分解して示す斜視図である。
【図8】第2の実施形態の表示板支持装置を取り付けた商品陳列什器の要部の平面図である。
【図9】図8のY部の拡大横断平面図である。
【図10】延長部材の変形例を示す要部の概略横断平面図である。
【図11】延長部材の他の変形例を示す要部の概略横断平面図である。
【符号の説明】
(A)書籍陳列棚(商品陳列什器)
(B)出隅部
(C)入隅部
(1)単位陳列棚
(2)コーナー用陳列棚(コーナー用商品陳列什器)
(3)台座
(4)側板
(5)横連結杆
(6)背板
(7)台座
(8)前面板
(9)天板
(10)立ち上がり部
(11)表示板支持装置
(12)コーナー用表示板支持装置
(13)保持枠
(13a)基片
(13b)(13c)係止縁
(14)取付枠
(15)ねじ
(16)表示板
(17)保持枠
(17a)基片
(17b)(17c)係止縁
(18)取付片
(19)ねじ
(20)延長部材
(20a)側片
(20b)コーナー塞ぎ片
(20c)側片
(20d)延長片
(30)コーナー用陳列棚
(31)台座
(31a)前縁
(31b)(31c)前側縁
(31d)(31e)後側縁
(31f)後縁
(32)側板
(33)横連結杆
(34)背板
(35)コーナー用表示板支持装置
(36)保持枠
(36a)基片
(36b)(36c)係止縁
(37)取付枠
(38)ねじ
(39)延長部材
(39a)側片
(39b)コーナー塞ぎ片
(39c)側片

Claims (6)

  1. 連続して並べて使用される複数の商品陳列什器における向きを変更する部分に使用されるコーナー用商品陳列什器の上部に表示板を取り付け可能とする表示板支持装置において、
    表示板を保持する保持枠の両端に、左右外方に延びる延長部材を設け、該延長部材を、前記保持枠の側端を閉塞する側片と、該側片の前端に連設され、かつ隣接する商品陳列什器における表示板支持装置の保持枠との間の隙間を埋めるコーナー塞ぎ片と、該コーナー塞ぎ片の外側端に連設され、かつ隣接する商品陳列什器の保持枠の側端を閉塞するようにその背面側に向かって延出する側片とを備えるものとしたことを特徴とするコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
  2. コーナー塞ぎ片を、互いに隣接する保持枠の前面のなす角度と同一の角度をなす平面視山形とした請求項1記載のコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
  3. コーナー塞ぎ片を、平面視直線状とした請求項1記載のコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
  4. コーナー塞ぎ片と、その両側方の側片とのなす角度を、互いに同一とした請求項3記載のコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
  5. コーナー塞ぎ片と、その両側方の側片とのなす角度を、一方を直角とし、かつ他方を非直角とした請求項3記載のコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
  6. 隣接する商品陳列什器の保持枠の側端を閉塞する側片の後端に、前記保持枠の側端部後面に当接する延長片を設けた請求項1〜5のいずれかに記載のコーナー用商品陳列什器における表示板支持装置。
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