JP4157124B2 - 乳化重合用乳化剤 - Google Patents
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Description
本発明の乳化重合用乳化剤を得るための反応条件は特に限定されるものではなく、例えば、高級アルコールとアリルグリシジルエーテル、又は、高級アルコールとエピクロルヒドリンから誘導されるアルキルグリシジルエーテルとアリルアルコールを触媒存在下反応させた後、公知の方法でポリグリセリン部分を導入することによる。そして、得られた反応組成物のポリグリセリン部分に種々のアニオン性基を導入して本発明の乳化重合用乳化剤を得ることができる。また、必要に応じ公知の方法で得られた乳化剤の精製を行っても良い。
本発明の乳化重合用乳化剤を用いた乳化重合に適用されうるモノマーとしては各種のものを挙げることができ、例えば、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリル酸ヒドロキシエステル等のアクリル系モノマー、例えば、スチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族モノマー、酢酸ビニル等のビニルエステル系モノマー、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化オレフィンモノマー、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役系ジオレフィン系モノマー等の他、エチレン、無水マレイン酸、マレイン酸メチル等がある。本発明の乳化重合用乳化剤は、上記モノマーの1種又は2種以上の乳化重合又は懸濁重合に利用できる。
本発明の乳化重合用乳化剤を使用した乳化重合反応に使用される重合開始剤は従来公知のものでよく、例えば、過酸化水素、過硫酸カリウム、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等が利用できる。重合促進剤としては、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第1鉄アンモニウム等が使用できる。また、連鎖移動剤として、α−メチルスチレンダイマー、n−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタンなどのメルカプタン類、四塩化炭素、四臭化炭素などのハロゲン化炭化水素などを用いてもよい。
を改善するために、重合終了後のポリマーに添加し使用することができる。
本発明の乳化重合用乳化剤は、その分子中の疎水基部分に共重合性の二重結合であるアリル基或いはメタリル基を有し、重合性モノマー、殊にビニル系モノマー等との共重合性に優れ、ポリマー組成に組み込まれやすい。そのため、共重合性の反応性乳化剤として、ポリマーエマルションから得られたポリマーフィルム中に遊離した状態で存在する乳化剤量が著しく減少し、フィルムの耐水性、接着性、耐熱性、耐候性向上に極めて優れた効果を発揮する。かつポリマーエマルションの泡立ち、機械安定性等が著しく改善される。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にイソトリデシルアルコール200部と触媒として水酸化ナトリウムを仕込み、105℃で30分間減圧脱水を行った。90℃に冷却した後、アリルグリシジルエーテル114部を滴下し、90℃で5時間熟成した。得られた生成物を120℃まで昇温させグリシドール370部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Aを得た。中間体Aに水を加え陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を通過させ精製した後、減圧脱水した。中間体Aの精製物にスルファミン酸100部を仕込み120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去して、本発明品の乳化重合用乳化剤Aを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にイソトリデシルアルコール200部と触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体を仕込み、105℃で30分間減圧脱水を行った。90℃に冷却した後、メタリルグリシジルエーテル128部を滴下し、90℃で5時間熟成した。得られた生成物に水酸化カリウムを触媒として加え、120℃まで昇温させグリシドール1110部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Bを得た。中間体Bに水を加え陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を通過させ精製した後、減圧脱水した。中間体Bの精製物にスルファミン酸100部を仕込み120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去した後、モノエタノールアミンで中和して本発明品の乳化重合用乳化剤Bを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にラウリルアルコール186部と触媒として水酸化ナトリウムを仕込み、105℃で30分間減圧脱水を行った。90℃に冷却した後、アリルグリシジルエーテル114部を滴下し、90℃で5時間熟成した。次に、得られた生成物を120℃まで昇温させグリシドール370部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Cを得た。中間体Cに硫酸を加え中和後、脱水し、析出物をろ別した。中間体Cのろ過物にスルファミン酸100部を仕込み120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去した後、イソプロピルアルコールに溶解して中和等量の水酸化ナトリウムを加えた後、減圧トッピングして本発明品の乳化重合用乳化剤Cを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にネオドール23を192部と触媒として水酸化ナトリウムを仕込み、105℃で30分間減圧脱水を行った。90℃に冷却した後、アリルグリシジルエーテル114部を滴下し、90℃で5時間熟成した。得られた生成物を120℃まで昇温させグリシドール1110部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Dを得た。中間体Dに水を加え陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を通過させ精製した後、減圧脱水した。中間体Dの精製物に五酸化二リン45部を仕込み80℃で3時間反応させて、リン酸エステル化して本発明品の乳化重合用乳化剤Dを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にアリルアルコール87部、触媒として水酸化カリウムを仕込み、ラウリルグリシジルエーテル242部を滴下し、80℃にて5時間撹拌反応を行った。次に、120℃に昇温し、減圧により過剰のアリルアルコールを除去した。次に、得られた生成物を120℃まで昇温させグリシドール2220部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Eを得た。中間体Eに硫酸を加え中和後、脱水し、析出物をろ別した。中間体Eのろ過物に無水マレイン酸100部を仕込み80℃で2時間反応させた後、無水亜硫酸ナトリウムによりスルホン化して本発明品の乳化重合用乳化剤Eを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にExxal 11を172部と触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体を仕込み、105℃で30分間減圧脱水を行った。90℃に冷却した後、メタリルグリシジルエーテル128部を滴下し、90℃で5時間熟成した。得られた生成物に水酸化カリウムを触媒として加え、120℃まで昇温させグリシドール4440部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Fを得た。中間体Fに水を加え陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂を通過させ精製した後、減圧脱水した。中間体Fの精製物にモノクロル酢酸ナトリウム116部と触媒として水酸化ナトリウムを仕込み80℃で3時間反応させてエーテルカルボキシル化した後、精製、中和して本発明品の乳化重合用乳化剤Fを得た。
製造例3の方法に準じて、2−プロピル−1−ヘプタノールを158部、またグリシドール222部とした以外は同様の条件で反応して本発明品の乳化重合用乳化剤Gを得た。
撹拌機、窒素導入管、及び温度計を備えた反応器にメタリルアルコールを108部、触媒として水酸化カリウムを仕込み、デシルグリシジルエーテルを214部を滴下し、80℃にて5時間撹拌反応を行った。次に、120℃に昇温し、減圧により過剰のメタリルアルコールを除去した。次に、得られた生成物を120℃まで昇温させグリシドール740部を1時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌して中間体Hを得た。中間体Hに硫酸を加え中和後、脱水し、析出物をろ別した。中間体Hのろ過物にスルファミン酸100部を仕込み120℃で3時間反応させて、硫酸エステル化を行った。未反応スルファミン酸を除去して、本発明品の乳化重合用乳化剤Hを得た。
製造例4の方法に準じて、スチレン化フェノール(モノ体、ジ体、トリ体混合物)305部、またグリシドール1110部とした以外は同様の条件で反応して本発明品の乳化重合用乳化剤Iを得た。
実施例及び比較例に用いた乳化重合用乳化剤は表1の通りである。
アクリル酸ブチル100部、スチレン100部、イオン交換水290部及び乳化重合用乳化剤10部を混合して混合モノマー乳濁液を調製し、窒素ガスにて溶存酸素を除去した。次に攪拌機、還流冷却器、温度計及び滴下漏斗を備えた反応器に、上記混合モノマー乳濁液を100部仕込み、80℃に昇温し、過硫酸カリウム0.5部を加えて先行重合させた。次いで、重合開始10分後より3時間かけて、残りの混合モノマー乳濁液400部を3時間かけて滴下して重合させた。さらに、続けて重合温度にて2時間熟成した後、冷却してポリマーエマルションを得た。使用した乳化重合用乳化剤は表2に示す通りである。
乳化重合用乳化剤に含まれるジオキサンをGC、ホルムアルデヒドをアセチルアセトン法を用い吸光光度法で定量を行った。その結果を、ジオキサン量が1ppm未満:○、1〜10ppm:△、10ppm以上:×、ホルムアルデヒド量が1ppm未満:○、1〜10ppm:△、10ppm以上:×、として示す。
重合後のポリマーエマルションを80メッシュのろ布を用いてろ過し、ろ布上の残渣を水洗後、乾燥し、その重量をエマルションの固形分に対し%で示す。
ポリマーエマルション50gをマーロン型試験器にて荷重10kg、回転数1000rpmで5分間撹拌し、生成した凝集物を80メッシュの金網でろ過し、残渣を水洗後、乾燥し、その重量をエマルションの固形分に対し%で示す。
動的光散乱式粒度分布測定装置(日機装製 MICROTRAC UPA9340)にて測定し、μmで示す。
エマルションを水で2倍希釈し、100mlネスラー管に30cc入れ、30回倒立させてから静置5分後における泡の量(ml)を測定した。
ガラスプレート上に0.5mm(wet)のエマルション膜を作り、室温で24時間放置してフィルムを作成した。このフィルムの光沢性を目視にて観察し3段階で評価した。その結果を、優れる:○、可:△、不可:×、として示す。
攪拌機、還流冷却器、温度計及び滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水135部、緩衝剤として炭酸水素ナトリウム0.5部を仕込み、80℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。これとは別にメタクリル酸メチル75部、アクリル酸エチル171部、アクリル酸4部、乳化重合用乳化剤8部、イオン交換水110部とを混合して、モノマーエマルションを調製した。次に、上記で調製したモノマーエマルション40部を一括して上記反応容器に添加し、10分間撹拌後、重合開始剤である過硫酸アンモニウム0.5部を加え、10分間撹拌した。次に残りのモノマーエマルションを3時間かけて滴下して重合反応を行い、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。使用した乳化重合用乳化剤は表3に示す通りである。
ポリマーエマルションに含まれるVOC量をヘッドスペースGCにより測定を行った。その結果を、10ppm未満:○、10〜50ppm:△、50ppm以上:×、として示す。
ポリマーエマルションにメタノールを加えて、ポリマーを凝固し、遠心分離処理後、その上澄みを用い、HPLC−MS法にて未反応乳化剤量を測定し、%で示す。
ガラス板上に0.5mm厚のポリマーフィルムを作製し、これを水に浸漬し、前記ポリマーフィルムを透して4.5ポイント文字が読めなくなるまでの時間を測定した。その結果を、300時間以上:○、300〜200時間:△、200時間未満:×、として示す。
攪拌機、還流冷却器、温度計及び滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水250部を仕込み、80℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。次にアクリル酸ブチル125部とアクリル酸2−エチルヘキシル125部に乳化重合用乳化剤5部を溶解させた混合モノマー液のうち50部を反応器に仕込み、次いで過硫酸アンモニウム0.5部を加えて先行重合させ、重合開始10分後より3時間かけて残りの混合モノマー液205部を滴下して重合させた。続けて重合温度にてさらに2時間熟成した後、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。使用した乳化重合用乳化剤は表4に示す通りである。また、本発明品A〜D及び比較品A、D、E、Fについては、併用ノニオン性乳化剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO30モル付加体)、本発明品G〜Iについては、併用アニオン性乳化剤としてラウリル硫酸エステルナトリウム塩を乳化重合用乳化剤の内10重量%使用した。
5cm幅に切ったPETフィルム上にエマルションを25μm(dry)の厚さに塗工し、熱処理した後SUS板に貼り付け、ローラ圧着する。接着面が5cm×5cmとなるようにフィルムを剥がし、フィルムの端に200gの重りを吊り下げて剥がれるまでの時間(秒)を測定した。
ガラス板上に0.5mm厚のポリマーフィルムを作製し、200℃に調整した熱風乾燥器内で30分間熱処理して、ポリマーフィルムの着色を目視で観察した。その結果を、全く着色が認められない:○、淡い黄色に着色している:△、濃い褐色に着色している:×、として示す。
攪拌機、還流冷却器、温度計及び滴下漏斗を備えた反応器に、イオン交換水131部、緩衝剤として炭酸水素ナトリウム0.5部を仕込み、70℃まで昇温させ、窒素ガスにて水中の溶存酸素を除去した。これとは別に酢酸ビニル250部、乳化重合用乳化剤8部、イオン交換水110部とを混合して、モノマーエマルジョンを調製した。次に、上記で調製したモノマーエマルジョン40部を一括して上記反応容器に添加し、10分間撹拌後、重合開始剤である過硫酸アンモニウム0.5部を加え、10分間撹拌した。次に残りのモノマーエマルジョンを3時間かけて滴下して重合反応を行い、40℃まで冷却後、アンモニア水でpH8〜9に調整してポリマーエマルションを得た。使用した乳化重合用乳化剤は表5に示す通りである。
5cm幅に切った合板上にエマルションを25μm(dry)の厚さに塗工し、熱処理した後5cm幅の綿製の布を貼り付け、ローラ圧着する。接着面が5cm×5cmとなるように布を剥がし、はがした布の端に1Kgの重りを吊り下げて剥がれるまでの時間(秒)を測定した。
Claims (3)
- 下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とする乳化重合用乳化剤。
式中、R1は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、2級ブチル基、ターシャリブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、2級ペンチル基、ネオペンチル基、ターシャリペンチル基、ヘキシル基、2級ヘキシル基、ヘプチル基、2級ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、2級オクチル基、ノニル基、2級ノニル基、デシル基、2級デシル基、ウンデシル基、2級ウンデシル基、ドデシル基、2級ドデシル基、トリデシル基、イソトリデシル基、2級トリデシル基、テトラデシル基、2級テトラデシル基、ヘキサデシル基、2級ヘキサデシル基、ステアリル基、イコシル基、ドコシル基、テトラコシル基、トリアコンチル基、2−ブチルオクチル基、2−ブチルデシル基、2−ヘキシルオクチル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルデシル基、2−ヘキシルドデシル基、2−オクチルドデシル基、2−デシルテトラデシル基、2−ドデシルヘキサデシル基、2−ヘキサデシルオクタデシル基、2−テトラデシルオクタデシル基、モノメチル分枝−イソステアリル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ペンテニル基、イソペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、オレイル基、フェニル基、トルイル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基、ベンジル基、フェネチル基、スチリル基、シンナミル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ペンチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフェニル基、ウンデシルフェニル基、ドデシルフェニル基、フェニルフェニル基、ベンジルフェニル基、スチレン化フェニル基、クミルフェニル基、スチレン化クレシル基、ベンジルキシリル基、α−ナフチル基、β−ナフチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、メチルシクロペンチル基、メチルシクロヘキシル基、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、メチルシクロペンテニル基、メチルシクロヘキセニル基、及びメチルシクロヘプテニル基から選択された1種又は2種以上の基であり、R2は水素原子又はメチル基であり、nは1〜200である。X1及びX2のうち少なくとも一つはアニオン性親水基であり、このアニオン性親水基は下記一般式(2)〜(6)のいずれかで表されるアニオン性親水基の1種類以上であり、アニオン性親水基以外のX1及びX2は水素原子又は上記R 1 の選択肢として列挙されたうちの1種又は2種以上の基である。
式中、R 3 は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、シクロペンタンジカルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリレンジカルボン酸、キシリレンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ナジック酸(エンドメチレンテトラヒドロフタル酸)、メチルナジック酸、メチルブテニルテトラヒドロフタル酸、又はメチルペンテニルテトラヒドロフタル酸からカルボキシル基を除いた残基を表す。M及びM’は水素原子、リチウム、ナトリウム、及びカリウムから選択されたアルカリ金属原子、マグネシウム及びカルシウムから選択されたアルカリ土類金属原子(但し、アルカリ土類金属原子は通常2価であるから、1/2)、アンモニウム又は上記R 1 の選択肢として列挙されたうちの1種又は2種以上の基を表し、MとM’は異なるものでも同一のものでも良い。 - 請求項1に記載の化合物と、該化合物以外の他のアニオン活性剤又は/及びノニオン活性剤の1種類以上とを組み合わせてなることを特徴とする乳化重合用乳化剤。
- ポリマーエマルションの製造の際に、アクリルモノマー、芳香族モノマー、ビニルエステルモノマー、ハロゲン化オレフィンモノマー、共役ジオレフィンモノマー、エチレン、無水マレイン酸、及びマレイン酸メチルから選択された1種又は2種以上のモノマーに対して0.1〜20重量%の量で使用し、水性媒体中で前記モノマーを重合するか、又は前記モノマー重合後のポリマーに添加し使用されることを特徴とする請求項1又は2に記載の乳化重合用乳化剤。
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