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JP4159259B2 - 画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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JP4159259B2 - 画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、より詳細には、デジタルカラー画像を符号化/復号化するための画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、デジタルカメラ、コンピュータ、プリンタ、複写機といったデジタルカラー画像を取り扱う画像処理装置は広く普及している。しかし、高画質なカラー画像は多くの画素から構成されるので、各種装置内においてその保存のために大量のメモリ容量を必要とするばかりではなく、インターネット等を介した伝送に際して時間がかかるといった扱いにくさが生じる。そこで、従来よりカラー画像を効率的に圧縮するための様々な手段が提案されている。このうちサブバンド変換を用いる技術では、カラー画像に対してまず色変換を行なって輝度信号と色差信号に分け、その後、輝度信号のみ、あるいは輝度信号と色差信号の両者に対してサブバンド変換を施すという手法が知られている。
【0003】
例えば、昭和61年6月3,4日開催の「昭和61年度画像電子学会 第14回全国大会」の予稿集に記載されているNo.24「均等色空間に基づくカラー画像の符号化」(大島、門馬、窪田)における手法を図24に示す。図中、200は、RGB―Lab変換部、201,202は、色差平均化部、203は、輝度サブサンプリング部、204,205は、色差サブサンプリング部、206は、符号化部である。まず、RGB−Lab変換部200において色変換(RGB→Lab変換)されたカラー画像データは、色差平均化部201,202において、劣化させても画質上影響の少ない色信号a,bのみが2×2画素ブロック単位で4画素平均化される。その後、画像データは、明度信号と色信号が夫々輝度サブサンプリング部203、色差サブサンプリング部204,205でサブサンプリングされ、符号化部206で符号化される。
【0004】
また、上述の手法と同様な考えに基づく特開昭63−9282号公報に記載された手法を図25に示す。図中、300は、R色ブロック、301は、G色ブロック、302は、B色ブロック、303は、色変換部、304は、輝度直交変換部、305,306は、色差代表色算出部、307,308,309は、量子化・符号化部である。まず、R色ブロック300、G色ブロック301、B色ブロック302のブロック単位毎に、色変換部303で色変換されたカラー画像データは、輝度直交変換部304で明度信号が直交変換されて直流成分および交流成分に変換され、直流・交流成分ともに量子化・符号化部307で量子化・符号化される。他方、色信号は、色差代表色算出部305,306でブロック内の情報を1色で表した代表色(本実施例ではブロック平均値)が算出された後、量子化・符号化部308,309で代表色のみが量子化・符号化される。
【0005】
さらに動画像符号化においても、色変換処理後にサブバンド変換を行うという処理がもっぱら用いられている。例えば、MPEG2においては、各フレームは輝度信号であるY信号と、色差信号であるCr信号、Cb信号とからなる信号として符号化される。このように、従来のカラー画像の符号化は、まず色変換により情報を偏らせ、その後に、必要に応じ明度信号・色信号毎に位置的相関を用いてさらに情報を偏らせることを基本的な処理の流れとしていた。
【0006】
一方、カラー画像を簡易に扱う方法の一つとして、近年、オリジナルのカラー画像から低解像度画像を作り、この低解像度画像を表示に使用する手法が広く用いられている。例えば、低解像度画像のみを伝送するのに要する時間はフルサイズのカラー画像を伝送する時間に比べて数分の1から数十分の1と短くできるために、インターネット等において、まずは低解像度画像の一覧を表示させ、ユーザが選択した後にフルサイズ画像を表示することが行なわれる。このような表示用の低解像度画像はサムネイル画像と呼ばれる。
【0007】
サブバンド変換を用いた符号化において、低周波係数をサムネイル画像に用いるという考えは従来より知られている。例えば、特開平11−4343号公報に記載されたRGB色成分ごとに個別にサブバンド変換して得られた低周波画像をサムネイル画像として使用する方法、およびRGB色成分を輝度、色差信号に色変換してから輝度、色差の各信号に対してサブバンド変換を施し、得られた低解像度の輝度信号と色差信号から低解像度のRGB信号を算出してサムネイル画像とする方法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、色変換後にサブバンド変換を行うという従来の方式は必ずしもカラー画像の符号化に最適な方式というわけではなく、回路規模の面で無駄が多かった。具体的には、冗長度削減効果が高いサブバンド変換を処理の最上流で行なわないので、本来少数でよいはずの色変換回路が増大するという問題があった。また、特にサムネイル画像を作成する場合においては、上流で輝度、色差へと変換することによって回路規模が増大することに加え、低解像度画像を作るための逆色変換処理が必要になり、サムネイル画像作成のために更に回路が必要となり、且つ処理時間が増大するという欠点があった。
【0009】
一方、特開2000−23196号公報では、低解像度画像を素早く表示させるために、復号時にまず低周波成分を逆色変換してサムネイル画像を得、解像度の高い画像を復元する際には逆色変換、逆サブバンド変換の順で変換を施す方法が開示されている。しかし、かかる方法においても、低解像度画像を得るためにまず逆色変換を行なわなければならないため、処理速度はその分だけ遅れ、また逆色変換回路が必要となる。特にサムネイル表示や動画の復元においては、復号処理時間の短縮は重要であり、今まで以上に早い時間で復号可能な画像処理が必要とされている。
【0010】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、カラー画像の圧縮において従来より回路規模が少なくてすむ符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法、そのための方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータが読取可能な記録媒体を提供すること、を目的としてなされたものである。
また、本発明の別の目的は、サムネイル表示や動画の復号に適した復号化装置等を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、前記第2のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換手段と、前記第2のサブバンド変換手段で変換された低周波係数、前記第2の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号、及び前記第1の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号をエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを有することを特徴としたものである。
【0013】
請求項2の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、前記第2のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換手段と、前記第2の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号と前記第1の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号とをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを有することを特徴としたものである。
【0014】
請求項3の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う色変換手段と、前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、前記色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号と前記第2のサブバンド変換手段で変換された低周波係数及び高周波係数とをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを有することを特徴としたものである。
【0019】
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記低周波係数をサムネイル画像として表示する表示手段を有することを特徴としたものである。
【0020】
請求項の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、前記第2のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換ステップと、前記第2のサブバンド変換ステップで変換された低周波係数、前記第2の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号、及び前記第1の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号をエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを有することを特徴としたものである。
【0021】
請求項の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、前記第2のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換ステップと、前記第2の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号と前記第1の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号とをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを有することを特徴としたものである。
【0022】
請求項の発明は、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う色変換ステップと、前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、前記色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号と前記第2のサブバンド変換ステップで変換された低周波係数及び高周波係数とをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを有することを特徴としたものである。
【0023】
請求項の発明は、請求項乃至のいずれか1の発明における画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0024】
請求項の発明は、請求項の発明におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1,図3,図4は、本発明において用いられるサブバンド変換の一例を示す図である。本発明においてサブバンド変換は、1次元に適用しても2次元に適用しても良い。例えば、1次元に適用した場合には図1に示す形となり、2つの画素値X(2k),X(2k−1)が1つの低周波係数Lと1つの高周波係数Hとに変換される。ここで、X(j)は色成分Xの画像データにおける1次元位置jでの画素値であり、インデックスとして用いられる「x」は色成分であるRGBのいずれかを示す。
【0033】
図2は、サブバンド変換を2次元に適用した場合の生成符号の記述例を示す図で、図2(A)中、1は、サブバンド変換が適用される所定領域(太枠で囲った領域)で、該所定領域1は、画素1a,1b,1c,1dの4つの画素からなり、画素1a〜1dの4つの画素値X(j,m)が1つの低周波係数LLと、3つの高周波係数LH,HL,HHとに変換される。ここでX(j,m)は色成分Xの画像データにおける2次元位置(j,m)での画素値であり、インデックスとして用いられる「x」は色成分であるRGBのいずれかを示す。2次元に適用する場合には、図1に示したサブバンド変換を水平方向に適用する。図2(B)にその結果を示す。その後、さらに垂直方向に適用すればよく、図2(C)にその結果を示す。具体的にはLL,LH,HL,HHとして図3に示すような値が得られる。
【0034】
なお、本発明に適用できるサブバンド変換は上述の例に限られない。図4に1次元的な形としてその他のサブバンド変換の例を示し、いわゆるハール変換を始めとするウェーブレット変換全般、あるいはDCT変換やアダマール変換を適用しても良い。本発明におけるサブバンド変換とは、例えば、周波数変換、ウェーブレット変換といった情報を波の集合として表現する変換の総称として用いられ、本発明は、各色成分ごとの位置的相関を利用した変換であれば、あらゆるサブバンド変換に適用できる。
【0035】
また、水平方向に図1のサブバンド変換を施した後、垂直方向には図4に示すサブバンド変換を施しても良い。本発明において重要なのは、低解像度画像として使用できる低周波係数、および、低周波係数と演算されることによってもとの画素を完全にあるいは劣化を伴って復元できる高周波係数とに変換することである。本実施例では図3に示す2次元的なサブバンド変換を使用するものとする。図6は、図3に示すサブバンド変換の逆サブバンド変換の一例を示す図で、この場合、復号化時には図6に示す各式によって画素値が復元される。なお、以下の説明においては画素値およびサブバンド係数の座標は省略し、例えばLLx(i,k)ではなく単にLLxと略記する。
【0036】
また、周知のようにサブバンド変換を2階層以上にわたり適用することも可能である。具体的には、低周波係数LLの集合に対して図3に示す式に従ってサブバンド変換を行なうことで2階層のサブバンド変換が達成される。そこで以下の説明では階層を簡易に表すためにサブバンド係数に数字をつける。例えば、LL1x(i,k)は画素値を変換して得られた1階層目のLL係数であり、LL2x(i,k)はLL1x(i,k)に対してさらに変換を施して得られた2階層目のLL係数を示す。
【0037】
また、図5は、本発明において用いられる色変換の一例を示す図で、本実施例において使用される。以下の説明において、「明度信号と色信号に変換」することを単に「色変換」とし、よってRGB色を変換する場合のみならず、サブバンド変換係数を「明度信号と色信号に分離するのと同じ変換」で変換することも「色変換」とし、そのような変換をする回路を「色変換部」または「色変換回路」という。無彩画像に対しては色信号に対応する信号が0となる点で通常の色変換と共通するからである。図7は、図5に示す色変換の逆色変換の一例を示す図である。
【0038】
(実施例1)
図8は、本発明が適用される静止画像を圧縮するための符号化、復号化回路の一例を示す図で、図8(A)は、静止画像を圧縮するための符号化回路を示すブロック図である。図中、10は、第1のサブバンド変換部、11は、第2のサブバンド変換部、20は、第1の色変換部、21は、第2の色変換部、30は、エントロピー符号化部、31は、圧縮符号である。本実施例では、RGB3色から構成されるデジタルカラー画像に対して図3に示すサブバンド変換を2階層施して圧縮する場合を考える。まず、RGBの各色成分で構成されたカラー画像データは、所定の画素ブロック単位ごとに第1のサブバンド変換部10に送られる。第1のサブバンド変換部10は画素情報を、各色ごとに1つの低周波成分LL1xと3つの高周波成分LH1x,HL1x,HH1xとに変換する。ここでインデックスxは、RGB各成分について変換を行なうことを示している。
【0039】
第1階層の高周波成分であるLH1x,HL1x,HH1xは、第1の色変換部20に送られ、図5に示す方法によりYz1,Uz1,Vz1に色変換される。ここで、インデックスzは各高周波成分について変換を行なうことを示している。また、zのあとの数字は高周波成分の階層を示す。
【0040】
一方、第1階層の低周波成分であるLL1xは第2のサブバンド変換部11に送られ、1つの低周波成分LL2xと3つの高周波成分LH2x,HL2x,HH2xとに変換される。LH2x,HL2x,HH2xは更に第2の色変換部21においてYz2,Uz2,Vz2に色変換される。
【0041】
エントロピー符号化部30は、第2階層の低周波成分LL2x、第2階層の高周波成分を色変換した情報であるYz2,Uz2,Vz2,及び、第1階層の高周波成分を色変換した情報であるYz1,Uz1,Vz1をエントロピー圧縮し、圧縮符号31を作成する。エントロピー圧縮方法としては、例えば、JPEG2000方式,算術符号化方式といった、公知のあらゆるエントロピー圧縮法が採用可能である。
【0042】
ただし本実施例では、低周波成分LL2xをサムネイル画像として用いることができるようにするために、LL2xに関するエントロピー符号化は他の係数とは独立に行なう。例えば、先に符号化した情報の傾向に基づいて学習しながら符号化・復号化を進めるタイプのエントロピー圧縮方式を用いる場合には、LL2xが他の係数の学習結果を参照せずに符号化・復号化されるようにし、また他の係数を参照しながら符号化・復号化を進めるタイプのエントロピー圧縮方式を用いる場合には、LL2xが他の係数を参照しないようにする。
【0043】
図8(B)は、図8(A)に示した圧縮符号31の概略の構成例を示す図で、図中、該圧縮符号31は、左側から、エントロピー圧縮されたLL2x成分31a、エントロピー圧縮されたYz2,Uz2,Vz2成分31b、エントロピー圧縮されたYz1,Uz1,Vz1成分31cが埋め込まれている。図8(B)の左側ほど、送信等において優先度の高い情報が詰め込まれており、LL2xが最も優先度が高くなっている。本実施例の符号では、圧縮符号31を転送する場合にはまず第2階層の情報が転送され、その後に第1階層の高周波成分が転送されることになる。また、図示は省略するが、圧縮符号の先頭には各係数の先頭アドレス等を示すヘッダーが付加されている。
【0044】
本実施例の符号を作成後にLL2xのみをサムネイル画像として使用する場合には、LL2xのみを復号化すればサムネイル画像が得られる。このとき、低周波係数のビット数がもとのビット数よりも増えてしまうような場合には、必要に応じて下位ビットを削減すればよい。なお、本発明において適用可能な符号構成の他の実施例としては、第1階層の高周波成分の上位プレーンが第2階層の高周波成分の下位プレーンよりも優先度が高くなるように構成することも可能である。そのように符号を構成すると、圧縮符号31のうち優先度の低い部分を削除したときでも、画像内の強いエッジ情報を再現することができる。
【0045】
図8(C)は、図8(A)に示す符号化回路で作成した圧縮符号31を伸長するための復号化回路を示すブロック図である。図中、40は、エントロピー復号化部、50は、第1の逆色変換部、51は、第2の逆色変換部、60は、第1の逆サブバンド変換部、61は、第2の逆サブバンド変換部である。圧縮符号31はエントロピー復号化部40にてLL2x,Yz2,Uz2,Vz2,Yz1,Uz1,Vz1へと復元される。Yz2,Uz2,Vz2及びYz1,Uz1,Vz1は、第2の逆色変換部51及び第1の逆色変換部50において、図7に示す式に従いそれぞれLH2x,HL2x,HH2x及びLH1x,HL1x,HH1xへと変換される。LL2xは第2の逆サブバンド変換部61において図6に示す式に従いLH2x,HL2x,HH2xと演算されてLL1xが復号化され、LL1xは第1の逆サブバンド変換部60において図6に示す式に従いLH1x,HL1x,HH1xと演算されて、RGB画像データの画素値が復元される。
【0046】
次に、本発明が適用された図8に示す符号化回路及び復号化回路と、従来例との比較を行う。図8に示した符号化回路及び復号化回路は、従来のものに比べて回路数を削減することができることを図8(A)、図26を用いて説明する。まず、図8(A)に示す各変換部において必要な演算回路数は、第1のサブバンド変換部10が48個、第2のサブバンド変換部11が12個、第1の色変換部20が36個、第2の色変換部21が9個となる。これは、例えば、第1のサブバンド変換部10では3色×16画素分の演算を行なうため、演算回路が48個必要になるからである。
【0047】
図26は、従来公知の符号化回路の一例を示すブロック図で、図中、23は、色変換部、13〜16は、サブバンド変換部である。図26に示す符号化回路は、図8(A)と同様にRGB3色からなるデジタルカラー画像を色変換及び2階層のサブバンド符号化によって符号化するための符号化回路である。但し、図26においては各色の画像データは色変換部23で色変換され、輝度成分はサブバンド変換部13に、色差成分はサブバンド変換部14に送られる。その後、輝度成分はサブバンド変換部13,15において、また色差成分はサブバンド変換部14,16において2階層の符号化を施され、その結果得られた係数がエントロピー符号化部30にて圧縮符号31へと符号化される。
【0048】
図26に示す各変換部において必要な演算回路数は、色変換部23が48個、サブバンド変換部13が16個、サブバンド変換部14が32個、サブバンド変換部15が4個、サブバンド変換部16が8個となる。図8(A)と図26との必要な演算回路数を比較すると、図8(A)に示す符号化回路では、48+36+12+9=105の回路が必要であるのに対し、従来例の図26に示す符号化回路では、48+16+32+4+8=108の回路が必要となり、図8(A)に示す符号化回路では演算回路数を、図26に示す従来例の符号化回路よりも削減可能であることが分かる。
【0049】
また、低解像度画像をサムネイル画像として使用する場合を考えると、従来例では圧縮符号の中に存在するのは輝度信号の低周波成分及び色差信号の低周波成分である。このため、従来例においてサムネイル画像を作成するためには、輝度信号の低周波成分及び色差信号の低周波成分を演算して各色成分ごとの低解像度画像を得る必要がある。この結果、サムネイル画像の作成に時間がかかりユーザの快適な利用を妨げることになる。かかる困難を回避するために従来例の符号化回路の後に輝度と色差の低周波成分を演算し、各色の低周波成分を得る演算回路を付加しても良いが、その場合には余分な回路が必要となり、また復号化時にも余計な時間がかかることになる。これに対し、図8(A)に示す符号化回路では、LL2xが圧縮符号の先頭に存在するので、低周波成分を逆色変換せずにサムネイル画像として使用することできる。なお、図8(A)に示すようにLL2xにもエントロピー符号化を行なう場合には、LL2xが色変換されていない形であるために従来例よりも圧縮率が若干落ちる可能性もあるが、もともとサムネイル画像は非常に小さいために、両者の圧縮率の差はわずかである。
【0050】
(実施例2)
図9は、本発明が適用される符号化、復号化回路の別の構成例を示す図である。図9(A)は、符号化回路を示すブロック図、図9(B)は、圧縮符号31の概略の構成例を示す図、図9(C)は、復号化回路を示すブロック図である。図8と図9に示す回路の違いは、図8ではLL2xをエントロピー符号化していたのに対して、図9ではエントロピー符号化しない点のみで異なる。このため、回路的に共通部分が多いので、図8と図9に示す回路で同じ機能を果たす演算回路には同じ記号を割り付けてある。また、サブバンド変換方法も前述の実施例1と同様である。
【0051】
図9(A)に示す符号化回路の基本的な働きは、図8(A)に示す符号化回路と同様である。違いは、LL2xがエントロピー符号化部30において圧縮されない点である。この違いにより、本実施例の圧縮符号31は図9(B)に示す構成をとる。図8(B)に示す構成に比べて本実施例の符号はLL2xが非圧縮のまま圧縮符号が構成されている。図9(C)には本実施例の復号化回路を示すが、図8(C)に示す復号化回路との違いは、LL2xがエントロピー復号化部40において復号化されない点のみが異なる。本実施例の符号化回路・復号化回路は、前述の実施例1に示す回路に比べ、LL2xが非圧縮状態であるのでサムネイル画像をより素早く表示可能である。なお、本実施例においても、実施例1に示す回路と同様に、従来例に比べ符号化回路・復号化回路を構成する演算回路数は削減されており、さらに、サムネイル画像が素早く表示できるというメリットがある。
【0052】
(実施例3)
図10は、本発明が適用される符号化、復号化回路の別の構成例を示す図である。図10(A)は、符号化回路を示すブロック図、図10(B)は、圧縮符号31の概略の構成例を示す図、図10(C)は、復号化回路を示すブロック図である。図8と図10に示す回路の違いは、図8ではLH2x,HL2x,HH2xを第2の色変換部21にて色変換していたのに対し、図10では色変換しない点のみが異なる。このため、回路的に共通部分が多いので、図8と図10に示す回路で同じ機能を果たす演算回路には同じ記号を割り付けてある。また、サブバンド変換方法も前述の実施例1と同様である。図10(A)に示す符号化回路の基本的な働きは、図8(A)に示す符号化回路と同様である。違いは、LH2x,HL2x,HH2xが第2の色変換部21において色変換されない点である。この違いにより、本実施例の圧縮符号31は図10(B)に示す構成をとる。図8(B)に示す構成に比べて本実施例の符号はLH2x,HL2x,HH2xが色変換されないまま圧縮符号が構成されている。図10(C)には本実施例の復号化回路を示すが、図8(C)に示す復号化回路との違いは、第2の逆色変換部51が存在しない点のみが異なる。
【0053】
本実施例の符号化回路・復号化回路は、前述の実施例1に比べ、色変換回路・逆色変換回路が存在しないので回路数が少なくてすむ。なお、本実施例においても、実施例1と同様に、従来例に比べ符号化回路・復号化回路を構成する演算回路数は削減されており、さらに、サムネイル画像が素早く表示できるというメリットがある。
【0054】
図11は、本発明が適用される符号化回路の別の構成例を示すブロック図である。これまで、本発明を2階層の階層的符号化を用いて説明してきたが、もちろん、図11(A)に示すように1階層の階層的符号化に適用することもできるし、あるいは、図11(B)に示すように3階層の階層的符号化に適用することもできる。
【0055】
(実施例4)
図12は、本発明が適用される復号化回路の別の構成例を示すブロック図で、図中、52は、第3の逆色変換部である。図8(C)と図12に示す回路の違いは、図12では第3の逆色変換部52が存在する点である。図12に示す復号化回路は、図26に示す従来例の符号化回路で符号化された圧縮符号も、図8(A)に示す本発明の符号化回路で符号化された圧縮符号も、ともに伸長可能となっている。回路的に共通部分が多いので、図8(C)と図12に示す回路で同じ機能を果たす演算回路には同じ記号を割り付けてある。また、サブバンド変換としては図4に示すハール変換を用いるものとする。
【0056】
図12に示す復号化回路の基本的な働きは、図8(C)に示す復号化回路と同様である。違いは、エントロピー復号化部40の働きと、第3の逆色変換部52が存在する点である。図12において、エントロピー復号化部40は圧縮符号31のヘッダーを参照することにより、復号化対象である圧縮符号が図26に示す符号化回路で符号化された圧縮符号であるのか、あるいは、図8(A)に示す符号化回路で符号化された圧縮符号であるのかを識別する。識別結果は識別情報として第3の逆色変換部52に送られる。
【0057】
また、エントロピー復号化部40から第3の逆色変換部52には、圧縮符号31が図26に示す符号化回路で符号化された圧縮符号である場合には輝度信号の低周波成分及び色差信号の低周波成分が、圧縮符号31が図8(A)に示す符号化回路で符号化された圧縮符号である場合にはLL2xが送られる。第3の逆色変換回路52は、識別情報を参照し、図26に示す符号化回路で符号化された圧縮符号を復号化する場合には逆色変換を行ない、図8(A)に示す符号化回路で符号化された圧縮符号を復号化する場合には信号を、そのまま第2の逆サブバンド変換部61へと送る。このような構成により、第2の逆サブバンド変換部61はLL2x情報を得ることができる。
【0058】
一方、高周波成分については、図4に示すサブバンド変換及び図5に示す色変換はともに線形変換であるために、図8(A)に示す符号化回路によって得られる「高周波係数を色変換した情報」と、図26に示す符号化回路によって得られる「色変換係数をサブバンド変換して得られた高周波係数情報」とは等しくなる。従って、圧縮符号がどちらの符号化回路で圧縮されたかによらず第2の逆色変換部51、第1の逆色変換部50、第2の逆サブバンド変換部61、第1の逆サブバンド変換部60によって画素情報を復元することができる。このように、本実施例に示す復号化回路は、本発明の符号化回路で作成した圧縮符号については短時間で復号化/サムネイル表示可能であるとともに、従来例で作成した圧縮符号についても伸長することができる。
【0059】
(画像処理装置への適用例)
図13は、本発明を画像処理装置へ適用した場合の適用例を示す図で、図中、70は、記憶装置であって、該記憶装置70は、符号化回路71、復号化回路73、HDD等の記憶手段72からなる。図13においては符号化回路・復号化回路として前述の図9に示したものを用いる。デジタルカラー画像は符号化回路71によって図9(A)に示すように符号化され、圧縮符号が記憶手段72に格納される。格納された圧縮符号は、必要に応じてサムネイル画像として記憶装置70から読み出される。また、格納された圧縮符号は、必要に応じて復号化回路73によって図9(C)に示すように復号化され、伸長画像として記憶装置70から読み出される。ここで、本適用例では図9に示した符号化回路・復号化回路を使用しているためにサムネイル画像は直接、記憶手段72から記憶装置70外に送られたが、図8,図10,図11,図12に示す符号化回路・復号化回路を使用する場合に、サムネイル画像は復号化装置73、または別に設けた専用の復号化装置で復号化された上で記憶装置70外に送られることになる。
【0060】
(画像形成装置への適用例)
図14は、本発明をデジタルカラー画像形成装置に適用した場合の構成例を示すブロック図で、図中、80は、デジタルカラー画像形成装置であって、該画像形成装置80は、記憶装置70、RIP部81、画像処理部82、書込部83、スキャナ84、液晶パネル85、感光体91、現像装置92、定着装置93、帯電装置94、クリーニング装置95、中間転写体96、給紙トレイ97、紙搬送路98からなり、100は、ネットワークである。まず、スキャナ84から読み込まれた画像データ又は、ネットワーク100を介してRIP部81に入力された画像データは、図13に示した記憶装置70へと送られ、複数部数出力機能やデジタルメモリ機能実現のために図13に示す記憶手段72に記憶される。編集等のために画像の概要を表示する際には、サムネイル画像が記憶装置70から液晶パネル85へと送られ、画像形成時には伸長画像が画像処理部82へと送られる。画像処理部82でフィルタ処理、階調処理等を施された画像データは書込部83にて書込み信号に変換され、書込み信号は感光体91上を走査する。公知の電子写真プロセスによって、感光体91の表面は帯電装置94により帯電され、書込部83により静電潜像が形成され、現像装置92にてトナー像として現像される。現像されたトナー像は中間転写体96に転写され、さらに中間転写体96上のトナー像は記録用紙に転写され、記録用紙上のトナー像は定着装置93において定着させられる。
【0061】
(伝送媒体、記録媒体における適用例)
図15は、本発明に係る復号化回路、復号化プログラムをネットワーク(伝送媒体)及びCD−ROM(記録媒体)を用いた配信に適用した場合の構成例を示す図で、図中、101は、サーバであって、該サーバ101は、復号化プログラム格納部101a、記憶装置70を有し、102,103,104は、PC、102a,103aは、CD−ROMである。サーバ101とPC102,103,104はネットワーク100を介して接続されている。
【0062】
図15に示すサーバ101は、本発明にかかる符号化方法で符号化された圧縮符号の配信や、本発明にかかる復号化プログラムの配信を行なう事業者の有するサーバである。また、例えば、インターネット等のネットワーク100を介して接続されたPC102,103は、ユーザが使用するPC端末である。PC102のユーザは圧縮符号のみが格納されたCD−ROM102aを購入したために、サーバ101の復号化プログラム格納部101aより、復号化プログラムを有償又は無償でダウンロードして、圧縮符号を伸長する。一方、PC103を使用するユーザは圧縮符号及び復号化プログラムが記録されたCD−ROM103aを購入したので、ダウンロードすることなく本発明の復号化方法を用いて圧縮符号を復号化可能である。ここで、復号化プログラム格納部101a内にある復号化プログラムと、CD−ROM103a内の復号化プログラムは同じものである。
【0063】
図16は、図8(A)に示す符号化回路に対応した符号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。まず、RGB画像データは所定の画素ブロック単位毎にサブバンド変換部に送られ(ステップS1)、サブバンド変換処理においてLL1x,LH1x,HL1x,HH1xの各々に変換される(ステップS2,第1のサブバンド変換部10に対応)。次いで、LH1x,HL1x,HH1xが色変換処理によってYz1,Uz1,Vz1に変換され(ステップS3,第1の色変換部20に対応)、サブバンド変換処理によってLL1xがLL2x,LH2x,HL2x,HH2xへと変換される(ステップS4,第2のサブバンド変換部11に対応)。続いて、LH2x,HL2x,HH2xが色変換処理によってYz2,Uz2,Vz2に変換され(ステップS5,第2の色変換部21に対応)、エントロピー符号化処理によってLL2x,Yz2,Uz2,Vz2,Yz1,Uz1,Vz1が圧縮符号として符号化される(ステップS6,エントロピー符号化部30に対応)。
【0064】
以上のステップS1〜S6の処理はブロック単位で実行され、1ブロックが終わると全てのブロックについて符号化が終了したか否かが判定され(ステップS7)、NOなら処理を続け、YESなら処理を終了する。なお、以上は図8(A)に示す符号化回路の処理を実行した場合であるが、図9(A)に示す符号化回路の処理を実行する場合は、ステップS6でLL2xに関してはエントロピー符号化しなければ良く、図10(A)に示す符号化回路の処理を実行する場合はステップS5を省けばよい。
【0065】
図17は、図8(C)に示す復号化回路に対応した復号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。まず、圧縮符号はエントロピー復号化処理においてLL2x,Yz2,Uz2,Vz2,Yz1,Uz1,Vz1の各々に復号化される(ステップS11,エントロピー復号化部40に対応)。次いで,Yz2,Uz2,Vz2が逆色変換処理によってLH2x,HL2x,HH2xに変換され(ステップS12,第2の逆色変換部51に対応)、逆サブバンド変換処理によってLL2x,LH2x,HL2x,HH2xがLL1xへと変換される(ステップS13,第2の逆サブバンド変換部61に対応)。続いて、Yz1,Uz1,Vz1が逆色変換処理によってLH1x,HL1x,HH1xに変換され(ステップS14,第1の逆色変換部50に対応)、逆サブバンド変換処理によってLL1x,LH1x,HL1x,HH1xがデジタルカラー画像データへと復号化される(ステップS15,第1の逆サブバンド変換部60に対応)。
【0066】
以上のステップS11〜S15の処理はブロック単位で実行され、1ブロックが終わると全てのブロックについて復号化が終了したか否かが判定され(ステップS16)、NOなら処理を続け、YESなら処理を終了する。サムネイル画像を作成する際は、エントロピー復号化処理(ステップS11)においてLL2xのみを復号化し、ステップS12〜S16はスルーすればよい。なお、以上は図8(C)に示す復号化回路の処理を実行した場合であるが、図9(C)に示す復号化回路の処理を実行する場合は、ステップS11でLL2xに関してはエントロピー復号化しなければ良く、図10(C)に示す復号化回路の処理を実行する場合はステップS12を省けばよい。
【0067】
図18は、図12に示す復号化回路に対応した復号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。まず、圧縮符号のヘッダー認識処理を行い(ステップS21)、エントロピー復号化処理(ステップS22)を行った後に、復号化対象となる圧縮符号が本発明にかかる符号化回路によって符号化されたものか否かが判定され(ステップS23)、NOなら逆色変換処理がなされ(ステップS24,第3の逆色変換部52に対応)、YESなら第2の逆色変換部51へと進む(ステップS25)。以下、図17に示すフローチャートと同様に、逆サブバンド変換処理によってLL2x,LH2x,HL2x,HH2xがLL1xへと変換される(ステップS26,第2の逆サブバンド変換部61に対応)。続いて、Yz1,Uz1,Vz1が逆色変換処理によってLH1x,HL1x,HH1xに変換され(ステップS27,第1の逆色変換部50に対応)、逆サブバンド変換処理によってLL1x,LH1x,HL1x,HH1xがデジタルカラー画像データへと復号化される(ステップS28,第1の逆サブバンド変換部60に対応)。以上のステップS21〜S28の処理はブロック単位で実行され、1ブロックが終わると全てのブロックについて復号化が終了したか否かが判定され(ステップS29)、NOなら処理を続け、YESなら処理を終了する。
【0068】
本実施例においてユーザは、目的やウインドウのサイズに応じてサムネイル画像を選択することも、あるいはLL1x等、途中の階層までの伸長を行なうことも選択可能である。また、CD−ROMやインターネットを通じて画像を提供する提供者は、圧縮符号のヘッダー部に復号化プログラムを付加した形で画像を提供しても良い。
【0069】
(実施例5)
図19は、本発明がモーションJPEGタイプの動画像の符号化に適用された場合の構成例を示す図で、図中、110は、フレーム内符号化回路、111は、フレーム内復号化回路である。この符号化は、動画像を静止画像の集合として構成し、フレーム内符号化を各静止画像フレームに適用することで動画像を符号化する方法である。図19(A)に動画像用フレーム内符号化回路110を示し、図19(B)に動画像用フレーム内復号化回路111を示す。図19(A)において、動画像は1フレームずつフレーム内符号化回路110に送られ、各フレーム独立に符号化されて圧縮符号とされる。フレーム内符号化回路110としては、各フレームを符号化するために前述した図8(A),図9(A),図10(A)に示す静止画像用の符号化回路が使用可能である。図19(B)において、圧縮符号は1フレーム分ずつフレーム内復号化回路111に送られ、各フレーム独立に復号化されて伸長される。フレーム内復号化回路111としては、各フレームを復号化するために前述した図8(C),図9(C),図10(C)に示す静止画像用の復号化回路が使用可能である。
【0070】
図19(A)に示す符号化回路で得られる圧縮符号は、フレームを色々な方法で並べることが可能である。図20は、フレームを並べた圧縮符号の一例を示す図である。図20(A)に示す圧縮符号は、1フレーム目の低周波成分、1フレーム目の低周波成分以外、2フレーム目の低周波成分、というように、各フレームが順番に並んだ圧縮符号となっている。一方、図20(B)に示す圧縮符号は、1フレーム目の低周波成分、1フレーム目の低周波成分以外、2フレーム目の低周波成分、というように、各フレームが順番に並んだ圧縮符号となっているが、安定した伝送を達成するために各フレームの長さが一定となっている。また、図20(C)に示す圧縮符号は、各フレームの低周波成分が先頭に並べられた後に、各フレームの低周波成分以外の情報が順番に並んだ圧縮符号となっている。
【0071】
なお図示はしないが、フレームの位置を示すポインタ等の情報を含むヘッダーが各圧縮符号に付加されている。動画像の概要のみを素早く復号化する場合には、ヘッダーに含まれるポインタ情報から各フレームの低周波成分のみを抜き出し、順次表示させればモーションJPEG方式のサムネイル動画像が得られる。このように本発明によれば、カラー動画像の符号化/復号化を従来よりも少ない回路数で実現することを可能とし、また、特にサムネイル画像として簡易に動画像を表示する場合にも、短時間で表示が可能である。
【0072】
(実施例6)
図21は、本発明がMPEGタイプの動画像の符号化に適用された場合の構成例を示す図で、図21(A)中、112は、フレーム分解部、113は、Iピクチャ符号化回路、114は、Bピクチャ符号化回路、115は、Pピクチャ符号化回路、図21(B)中、116は、Iピクチャ復号化回路、117は、Bピクチャ復号化回路、118は、Pピクチャ復号化回路、119は、フレーム結合部である。この符号化は、動画像を構成する各フレームを、フレーム内の情報のみによって符号化される(フレーム内符号化)Iピクチャと、動きベクトル等によって他フレームからフレーム内の情報を予測させた上で予測との差分が符号化されるBピクチャ、Pピクチャとに分解することで動画像を符号化する方法である。図21(A)に動画像用符号化回路を示し、図21(B)に動画像用復号化回路を示す。
【0073】
図21(A)において、動画像はフレーム分解部112においてIピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャに分解され、それぞれのピクチャはIピクチャ符号化回路113、Bピクチャ符号化回路114、Pピクチャ符号化回路115にて符号化された後に圧縮符号となる。本実施例では、Iピクチャ符号化回路113として前述した図8(A)に示した静止画像用符号化回路を用いる。
【0074】
図21(B)において、圧縮符号はIピクチャ復号化回路116、Bピクチャ復号化回路117、Pピクチャ復号化回路118にて復号化され、フレーム結合部119において再結合されて動画像となる。本実施例では、Iピクチャ復号化回路116として前述した図8(C)に示した静止画像用復号化回路を用いる。
【0075】
図22は、圧縮符号の構成例を示す図である。図22(A)では、1つのIピクチャ、及び、Pピクチャ・Bピクチャ群を1つのまとまりとした符号の構成を示す。図22(A)において圧縮符号は、Iピクチャの低周波成分、Iピクチャに関する低周波成分以外の情報、B,Pピクチャの差分情報(ここで、差分情報とは、フレーム間符号化において予測との差分を符号化した部分である。)、B,Pピクチャの動きベクトル情報の順で構成されている。また、図示しないがヘッダーが圧縮符号に付加され、各情報のアドレスを有している。
【0076】
この場合、動画像のサムネイル表示を行なう場合には、Iピクチャの低周波成分のみを連続的に表示することで、コマ送り状態でサムネイル表示が可能となる。図22(B)においては、圧縮符号は、Iピクチャの低周波成分、Iピクチャに関する低周波成分以外の情報、B,Pピクチャの差分情報、B,Pピクチャの動きベクトル情報、サムネイル画像のフレーム間符号化部分、の順で構成されている。ここで、サムネイル画像のフレーム間符号化部分とは、各Iピクチャのサムネイル画像の間を補間するための、サムネイル画像用の差分情報及び動きベクトルの部分である。この場合、動画像のサムネイル表示を行なう場合には、Iピクチャの低周波成分およびサムネイル画像のフレーム間符号化部分を用いて復号化することで、より滑らかなサムネイル表示が可能となる。
【0077】
ここで、サムネイル画像用の差分情報及び動きベクトルは、公知のMPEG方式によって得ることができる。またサムネイル画像用の差分情報及び動きベクトルを得る回路またはプログラムは、カラー動画像自体のフレーム間符号化回路またはフレーム間符号化プログラムと共用可能である。このように本発明によれば、カラー動画像の符号化/復号化を従来よりも少ない回路数で実現することを可能とし、また、特にサムネイル画像として簡易に動画像を表示する場合にも、短時間で表示が可能である。
【0078】
図23は、本発明に係る動画像符号化回路、復号化回路の適用例を示す図で、図中、120は、配信センター、121,122は、TVで、該TV121は、簡易表示画面121aを有し、123は、ケーブルである。図23(A)において、配信センター120とは、ケーブルTV配信会社であり、ケーブル123を介してTV番組を配信している。配信センター120からのTV番組(デジタル動画像の圧縮符号)はケーブル123を介して各TV121,122に配信される。ここで、TV121では1つの局を鑑賞中に他局の番組をチェックするべく、簡易表示画面121aが設けられている。配信センター120は圧縮符号を送信する際、例えば、図22(A)に示すタイプの圧縮符号を用いる場合には、この簡易表示画面121a用にはサムネイル画像のみを用いることとし、図23(B)に示す符号を配信する。これにより、第一局分として高精細な動画像が得られ、第二局分としてコマ送りのサムネイル画像が得られることになる。配信センター120が複数の場合には、図23(B)に示す符号中、第一局分と第二局分の情報は別々の配信センターから送られ、TV121の内部でそれぞれ処理されることとなる。なお、本発明はBS放送等にも同様に適用可能である。
【0079】
また、別の適用例として、本発明が適用された符号化回路で符号化した動画像をインターネット等によって配信することも可能である。この場合、動画と静止画の違いはあるものの、図15に示した配信方法が同様に適用可能である。
【0080】
以上のように、本発明は、カラー静止画像、カラー動画像の符号化/復号化を少ない回路数で実現することを可能とし、また、特にサムネイル画像として簡易に静止画像、動画像を表示/配信する場合にも、短時間での処理が可能である。なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形して実行可能である。
【0081】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、発明によると、カラー画像の符号化を少ない回路数で実現でき、また、サムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能な圧縮符号が構成できる。
【0082】
発明によると、低周波成分を復号化する際に、他の成分を復号化する必要がないため、高速な処理が可能である。
【0083】
発明によると、低周波成分を復号化処理することなく、サムネイル画像を得ることができる圧縮符号が得られるので、サムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能な圧縮符号が構成できる。
【0084】
発明によると、カラー画像の復号化を少ない回路数で実現でき、またサムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能である。
【0085】
発明によると、上述の効果に加え、従来の符号化手段で得られた圧縮符号をも復号化できる。
【0086】
発明によると、カラー動画像の符号化を少ない回路数で実現でき、また、サムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能な圧縮符号が構成できる。
【0087】
発明によると、カラー動画像の復号化を少ない回路数で実現でき、また、サムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能である。
【0088】
発明によると、画質の良いサムネイル動画像を得ることが可能な圧縮符号を構成できる。
【0089】
発明によると、圧縮符号から画質の良いサムネイル動画像を得ることが可能となる。
【0090】
発明によると、サムネイル画像をネットワーク等を介して、送信し、表示することができる。
【0091】
発明によると、カラー画像の符号化、復号化を少ない回路数で実現でき、また、サムネイル画像を表示/配信する場合に短時間での処理が可能となる画像処理方法及び該方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明において用いられるサブバンド変換の一例を示す図である。
【図2】 サブバンド変換を2次元に適用した場合の生成符号の記述例を示す図である。
【図3】 本発明において用いられるサブバンド変換の一例を示す図である。
【図4】 本発明において用いられるサブバンド変換の一例を示す図である。
【図5】 本発明において用いられる色変換の一例を示す図である。
【図6】 図3に示すサブバンド変換の逆サブバンド変換の一例を示す図である。
【図7】 図5に示す色変換の逆色変換の一例を示す図である。
【図8】 本発明が適用される静止画像を圧縮するための符号化、復号化回路の一例を示す図である。
【図9】 本発明が適用される符号化、復号化回路の別の構成例を示す図である。
【図10】 本発明が適用される符号化、復号化回路の別の構成例を示す図である。
【図11】 本発明が適用される符号化回路の別の構成例を示すブロック図である。
【図12】 本発明が適用される復号化回路の別の構成例を示すブロック図である。
【図13】 本発明を画像処理装置へ適用した場合の適用例を示す図である。
【図14】 本発明をデジタルカラー画像形成装置に適用した場合の構成例を示すブロック図である。
【図15】 本発明に係る復号化回路、復号化プログラムをネットワーク(伝送媒体)及びCD−ROM(記録媒体)を用いた配信に適用した場合の構成例を示す図である。
【図16】 図8(A)に示す符号化回路に対応した符号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。
【図17】 図8(C)に示す復号化回路に対応した復号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。
【図18】 図12に示す復号化回路に対応した復号化プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。
【図19】 本発明がモーションーJPEGタイプの動画像の符号化に適用された場合の構成例を示す図である。
【図20】 フレームを並べた圧縮符号の一例を示す図である。
【図21】 本発明がMPEGタイプの動画像の符号化に適用された場合の構成例を示す図である。
【図22】 圧縮符号の構成例を示す図である。
【図23】 本発明に係る動画像符号化回路、復号化回路の適用例を示す図である。
【図24】 従来公知の符号化回路の一例を示すブロック図である。
【図25】 従来公知の符号化回路の一例を示すブロック図である。
【図26】 従来公知の符号化回路の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…所定領域、10…第1のサブバンド変換部、11…第2のサブバンド変換部、12…第3のサブバンド変換部、13〜16…サブバンド変換部、20…第1の色変換部、21…第2の色変換部、22…第3の色変換部、23…色変換部、30…エントロピー符号化部、31…圧縮符号、40…エントロピー復号化部、50…第1の逆色変換部、51…第2の逆色変換部、52…第3の逆色変換部、60…第1の逆サブバンド変換部、61…第2の逆サブバンド変換部、70…記憶装置、71…符号化回路、72…記憶手段、73…復号化回路、80…デジタルカラー画像形成装置、81…RIP部、82…画像処理部、83…書込部、84…スキャナ、85…液晶パネル、91…感光体、92…現像装置、93…定着装置、94…帯電装置、95…クリーニング装置、96…中間転写体、97…給紙トレイ、98…紙搬送路、100…ネットワーク、101…サーバ、102,103,104…PC、102a,103a…CD−ROM、110…フレーム内符号化回路、111…フレーム内復号化回路、112…フレーム分解部、113…Iピクチャ符号化回路、114…Bピクチャ符号化回路、115…Pピクチャ符号化回路、116…Iピクチャ復号化回路、117…Bピクチャ復号化回路、118…Pピクチャ復号化回路、119…フレーム結合部、120…配信センター、121,122…TV、123…ケーブル。

Claims (9)

  1. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、
    前記第2のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換手段と、
    前記第2のサブバンド変換手段で変換された低周波係数、前記第2の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号、及び前記第1の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号をエントロピー符号化するエントロピー符号化手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、
    前記第2のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換手段と、
    前記第2の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号と前記第1の色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号とをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う色変換手段と、
    前記第1のサブバンド変換手段で変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換手段と、
    記色変換手段で色変換された明度信号及び色差信号と前記第2のサブバンド変換手段で変換された低周波係数及び高周波係数とをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記低周波係数をサムネイル画像として表示する表示手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の色変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、
    前記第2のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換ステップと、
    前記第2のサブバンド変換ステップで変換された低周波係数、前記第2の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号、及び前記第1の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号をエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第1の変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、
    前記第2のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う第2の色変換ステップと、
    前記第2の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号と前記第1の色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号とをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. RGBの各色成分で構成されたカラー画像データを各色成分毎に低周波係数と高周波係数とに変換する第1のサブバンド変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の高周波係数に対して明度信号と色差信号に変換する色変換処理を行う色変換ステップと、
    前記第1のサブバンド変換ステップで変換された各色成分毎の低周波係数に対して、さらに低周波係数と高周波係数とに変換する第2のサブバンド変換ステップと、
    記色変換ステップで色変換された明度信号及び色差信号と前記第2のサブバンド変換ステップで変換された低周波係数及び高周波係数とをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項乃至のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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