JP4159717B2 - サンドイッチ積層板の接合構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば,住宅,事務所,倉庫等の建築物の外壁や内壁等を構成するサンドイッチ積層板の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅,事務所,倉庫等の建築物において、断熱及び遮音効果の優れた外壁や内壁等を構成するためにサンドイッチ積層板を使用することが普及している。このサンドイッチ積層板は,発泡ウレタンや発泡フェノールフォーム材等の合成樹脂発泡材を素材とする断熱材を繊維強化プラスチックからなる複合板によってサンドイッチした構造であり,断熱材の両側面に接着剤によって複合板を接着して一体構造としている。
【0003】
このように構成されたサンドイッチ積層板(以下,積層板という)を多数枚用意し,積層板相互を接合して建築物の外壁や内壁を構成する場合,積層板の上下左右の端面は断熱材が露出しているために、積層板の端面を閉塞した状態で積層板相互を接合する必要がある。
【0004】
そこで、従来においては,例えば,外壁の場合,図11及び図12に示すように構成している。すなわち,図11は,隣合う一方の積層板1aの端部における複合板2a、2b間に断熱材3の端面を覆う雌型継手4を設け,他方の積層板1bの端部における複合板2a、2b間に断熱材3の端面を覆う雄形継手5を設ける。雌型継手4は前面に凹部6を有し,両側面は接着剤7によって複合板2a、2bの内面に接着されている。雄型継手5は前面に凹部6と嵌合する凸部8を有し,両側面は接着剤7によって複合板2a、2bの内面に接着されている。
【0005】
そして,雌型継手4と雄型継手5との間に耐火パッキング9を介在した状態で,凹部6と凸部8とを嵌合した上,特に外面(屋外)における複合板2a,2a間の隙間をシーリング材10によって水密にシールしている。
【0006】
図12は,隣合う一方の積層板1aの端部における複合板2a、2b間に断熱材3の端面を覆うL形継手12を設け,他方の積層板1bの端部における複合板2a、2b間に断熱材3の端面を覆う逆L形継手13を設ける。L形継手12及び逆L形継手13は前面に段差部12a,13aを有し,両側面は接着剤7によって複合板2a、2bの内面に接着されている。
【0007】
そして,L形継手12と逆L形継手13との間に耐火パッキング9を介在した状態で,互いに段差部12a,13aの高所と低所を対向した上,特に外面(屋外)における複合板2a,2a間の隙間をシーリング材10によって水密にシールしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前述のように構成された積層板の接合構造は,接着剤によって継手を複合板の内面に接着している。従って,接着剤が経時変化によって劣化すると、複合板と継手の接着部分が剥離し,複合板に落下する虞がある。また,火災等が発生した場合,火炎が断熱材まで侵入し,断熱材が溶融して耐火性能を損なう可能性がある。
【0009】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、積層板と継手とを強固に結合でき,接着剤が劣化しても複合板と継手との結合構造が確保でき,複合板の落下,火災時における火炎の侵入を未然に防止できるサンドイッチ積層板の接合構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記目的を達成するために、請求項1は、断熱材を繊維強化プラスチックなどの複合板によってサンドイッチしたサンドイッチ積層板の端面相互を継手を介して接合するサンドイッチ積層板の接合構造において,前記継手は,前記サンドイッチ積層板の端面にその長手方向に亘って設けられ,前記断熱材の端面を覆うとともに,断面が略L字状で前面側に段差部を有する継手主体部と,この継手主体部の長手方向に沿う両側部に背面側に突出して設けられ,前記複合板の端部と凹凸係合する係合部とから構成され,隣合う前記サンドイッチ積層板における継手の段差部の高所と低所を互いに対向させ,かつ両継手間にパッキン部材を介在して前記サンドイッチ積層板相互を接合したことを特徴とする。
【0011】
請求項2は,請求項1の前記係合部は,前記複合板の端部に設けられ端面に開口する差込み穴と,前記継手主体部に設けられ前記差込み穴に差込み係合される差込み片とからなることを特徴とする。
【0012】
請求項3は,請求項1の前記係合部は,前記複合板の端部に設けられ端面に開口する凹部と,前記継手主体部に設けられ前記凹部に係合される筒部とからなることを特徴とする。
【0013】
請求項4は,請求項1の前記サンドイッチ積層板の両複合板の互いに対向する内面には互いに当接または係合するリブが一体に設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項5は、請求項2の前記差込み穴に対向する複合板にはボルト穴を有し,前記継手主体部の差込み片には前記ボルト穴に対向するナットが埋設され,ボルトを複合板の外側からナットに螺合可能であることを特徴とする。
【0015】
前記構成によれば,積層板に設けた継手に段差部が設けられているため、積層板における継手の段差部の高所と低所を互いに対向させる。そして,両継手間にパッキン部材を介在するすることにより,複数枚の積層板を上下方向及び左右方向に接合して外壁,内壁等を構成することができる。
【0016】
さらに、複合板の端部の差込み穴に継手の差込み片が差込まれ,断熱材は継手の継手主体部によって覆われ,端部からはみ出ることはなく,複合板の間隔は差込み片によって保たれるため,複合板が熱的影響を受けても変化することはなく,変形及び剥離を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1〜図4は第1の実施形態を示し,図1は建築物の外壁や内壁を構成する壁体を示す斜視図,図2は図1のa−a線に沿う断面図,図3はサンドイッチ積層板の斜視図,図4は図1のb−b線に沿う断面図である。この発明のサンドイッチ積層板(以下,積層板21という)は,例えば幅が23〜45cm,長さが180cm,厚さが5cmの長方形状の板状体であり,図1に示すように,多数枚の積層板21を縦方向および横方向に接合することにより、壁体20を構成するものである。
【0019】
各積層板21は同一形状で,図2に示すように,積層板21の下端部と上端部とが後述するように逆段差で,上端側の第1の積層板21aと下端側の第2の積層板21bが噛み合って接合するようになっている。また,隣り合う左右の第1の積層板21a同士及び第2の積層板21b同士は図4に示すように,左右の端部同士が噛み合って接合するようになっている。すなわち,多数枚の積層板21を互いに上下方向及び左右方向に配置して積層板21相互を接合して建築物の外壁や内壁等の壁体20を構成できる。
【0020】
第1の積層板21aと第2の積層板21bは基本的には同一構造であるため,図2及び図3に基づいて、その一方(第1の積層板21a)について説明すると、樹脂発泡材を素材とする断熱材22の両側面に繊維強化プラスチック板からなる複合板23a、23bが接着された厚さが約5cmのサンドイッチ構造である。
【0021】
複合板23aの下端部は複合板23bの端部よりも延長して複合板23a、23bの端部に段差23cが形成されているとともに、両複合板23a、23bの端部には板の全長に亘って肉厚部24が形成されている。そして,この肉厚部24には端面に開口する差込み穴25が肉厚部24の全長に亘って設けられている。
【0022】
複合板23a、23bの下端部における段差23cには継手26が設けられている。この継手26は合成樹脂あるいはアルミニウム材料からなる引抜き成形品で,第1の積層板21aの端面にその長手方向に亘って設けられている。
【0023】
この継手26は,断熱材22の端面を覆う継手主体部27が段差23cに倣って横断面が略L字状に形成され,前面側に段差部27aを有している。さらに,継手主体部27の長手方向に沿う両側部には背面側に突出する差込み片28a、28bが一体に設けられている。そして、一方の差込み片28aは複合板23aの差込み穴25に差込まれ,他方の差込み片28bは複合板23bの差込み穴25に差込まれ,複合板23a,23bと継手26とを凹凸係合する係合部29を構成している。
【0024】
さらに、差込み穴25の内面と差込み片28a,28bの外面との間には接着剤30が塗布され,複合板23a,23bと継手26とは接着剤30によって結合されている。従って,断熱材22は継手26の継手主体部27によって覆われ,端部からはみ出ることはなく,複合板23a、23bの間隔は差込み片28a,28bによって保たれるため,複合板23a、23bが熱的影響を受けても変化することはなく,変形及び剥離を防止できる。
【0025】
また,第1の積層板21aの長手方向の一端部には凹部15aを有する断面がH形の第1の継手15が設けられ,他端部には凹部15aに係合する凸部16aを有する第2の継手16が設けられている。第1及び第2の継手15,16は第1の複合板21aの差込み穴25と同様の差込み穴17に差込まれており、複合板23a、23bを結合すると同時に断熱材22のはみ出しを防止している。
【0026】
次に,第1と第2の積層板21a,21bを上下に接合する構造及び第1の積層板21a相互を左右に接合する構造について説明する。
【0027】
第1と第2の積層板21a,21bは基本構造が同一で,継手26の段差部27aが逆段差に形成されているため、第1と第2の積層板21a,21bにおける継手26の段差部27aの高所と低所を互いに対向させる。そして,両継手26間にパッキン部材としての耐火パッキン31を介在する。
【0028】
この耐火パッキン31は,例えばケイ酸カルシウム,ロックウール,シリコンゴム等からなり,隣り合う継手26相互間に一定の間隔を保つように断面が矩形状のブロックで,継手26の全長に亘って設けられている。さらに,外壁の外側(屋外)となる第1の複合板23a相互間の隙間はシーリング材33によって水密にシールされる。
【0029】
また,左右に隣り合う第1の積層板21a相互,いわゆる縦目地部は,第1の積層板21aの長手方向の一端部における第1の継手15の凹部15aに、第1の積層板21aの他端部の第2の継手16の凸部16aを係合する。このとき,第1の継手15と第2の継手16との間にパッキン部材としての耐火パッキン31を介在するとともに,外壁の外側(屋外)となる第1の複合板23a相互間の隙間はシーリング材33によって水密にシールされる。
【0030】
このように構成されたサンドイッチ積層板の接合構造は,積層板を縦方向に並べ,その上下で結合するとともに,横方向に並べ左右で接合することにより、建造物の外壁,内壁及び間仕切り等の壁体20を構成することができる。しかも,第1と第2の積層板21a,21bとを接合する横目地部は,継手26相互が逆段差によって係合し、左右に隣り合う第1の積層板21a相互を接合する縦目地部は,第1の継手15の凹部15aに、第2の継手16の凸部16aが凹凸係合するため,強固に結合できることは勿論,組立て作業時の積層板交互の位置決めが容易となり,作業性を向上できる。
【0031】
図5は第2の実施形態を示し,第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態の複合板23aの端部は複合板23bの端部よりも延長して複合板23a、23bの端部に段差23cが形成されているとともに、複合板23aの端部には大形凹部34が設けられ,複合板23bの端部には小形凹部35が板の全長に亘って形成されている。そして,大形凹部34及び小形凹部35の底部によって断熱材22を覆っているとともに,内壁には内部に向って突出する突条部36、37がそれぞれ設けられ、これも板の全長に亘って形成されている。
【0032】
複合板23a、23bの端部における段差23cには継手38が設けられている。この継手38は合成樹脂あるいはアルミニウム材料からなる引抜き成形品で,第1の積層板21aの端面にその長手方向に亘って設けられている。
【0033】
この継手26は,大形凹部34及び小形凹部35に嵌合する大形筒部39と小形筒部40が連結部41によって一体に連結されている。そして,継手38が段差23cに倣って横断面が略L字状に形成され,前面側に段差部38aを有している。さらに,大形筒部39と小形筒部40の外壁には大形凹部34及び小形凹部35の突条部36,37と係合する凹条部43,44が設けられている。従って,複合板23a,23bと継手38とを凹凸係合する係合部45を構成している。
【0034】
さらに、大形凹部34及び小形凹部35に嵌合する大形筒部39と小形筒部40は接着剤30によって結合されている。従って,断熱材22は継手38の大形凹部34及び小形凹部35によって覆われ,端部からはみ出ることはなく,複合板23a、23bの間隔は大形筒部39と小形筒部40によって保たれるため,複合板23a、23bが熱的影響を受けても変化することはなく,変形及び剥離を防止できる。また,突条部36,37と凹条部43、44が係合することにより,継手38,複合板23a,23bの結合が一層確実となる。
【0035】
次に,第1と第2の積層板21a,21bを接合する構造について説明すると,第1と第2の積層板21a,21bは基本構造が同一で,継手38の段差部38aが逆段差に形成されているため、第1と第2の積層板21a,21bにおける継手38の段差部38aの高所と低所を互いに対向させる。そして,両継手38間にパッキン部材としての耐火パッキン31を介在する。さらに,外壁の外側(屋外)となる第1の複合板23a相互間の隙間はシーリング材33によって水密にシールされる。
【0036】
図6は第3の実施形態を示し,第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、断熱材22の両側面に設けられた複合板23a、23bを中間部位で結合する構造を示す。(A)は複合板23aの内面に凸部46aを有するリブ46を設け,複合板23bの内面に凸部46aと嵌合する凹部47aを有するリブ47を設けて結合したものである。
【0037】
(B)は複合板23aの内面に係合凸部48aを有するリブ48を設け,複合板23bの内面に係合凸部48aと嵌合する係合凹部49aを有するリブ49を設けて結合したものである。
【0038】
(C)は複合板23aの内面に突き当て部50aを有するリブ50を設け,複合板23bの内面に突き当て部50aと当接する受け部51aを有するリブ51を設けて結合したものである。
【0039】
これらのリブは,複合板23a、23bを引抜き成形法によって長手方向に連続して形成することができ,複合板23a、23bの間隔を一定に保ち,変形を防止することができる。
【0040】
図7は第4の実施形態を示し,第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、第1の実施形態における複合板23aの肉厚部24に設けた差込み穴25を深く形成し,この差込み穴25の奥部に鉄またはステンレス等の金属板52を差込んだ構造である。このように構成することにより,金属板52が補強部材となり、複合板23aの強度アップを図るとともに、複合板23aを建物の構造体に取り付けたり,複合板23aに何らかの付加物を取り付けたりする際の受け金具として利用することができる。
【0041】
図8は第5の実施形態を示し,第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、第1の実施形態における第1の複合板21aの長手方向の両端部において結合した,いわゆる縦目地部において,壁体20を構造体54に固定する構造を示す。
【0042】
第1の複合板21aの長手方向の両端部における複合板23bにはそれぞれZクリップ55がボルト56によって固定されている。そして,第1の複合板21a相互の縦目地部はパッキン57を介して構造体54に接合され,この構造体54に対してZクリップ55によって第1の複合板21aが固定されている。従って,壁体20を構造体54に対して簡単にしかも強固に固定できる。
【0043】
図9は第4の実施形態の変形例を示し,複合板23aの肉厚部24に設けた差込み穴25に差込まれる差込み片28aにナット53を埋設したものである。このように構成することにより,ナット53を締付け部材とすることができる。すなわち,Zクリップ55をボルト56によってナット53に固定したのち、Zクリップ55を構造体54に係合することにより,壁体20を構造体54に対して簡単にしかも強固に固定できる。また,本変形例においては,ナット53を差込み片28aに埋設することにより、ナット53が正確に位置決めされ,ボルト56の締付け時にも脱落の虞はなく,組立て作業性を向上できる。
【0044】
図10は第6の実施形態を示し,第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、積層板21を上下方向に結合して構成した外壁または内壁の側端部における封止構造であって,複合板23a、23の端部間に断面がコ字状の端部覆い板56を嵌合し、この端部覆い板56によって断熱材22を覆うようにしたものである。また,同様の端部覆い板56によって複合板23a,23bの上端部における開口を閉塞することも可能である。
【0045】
なお,前記各実施形態においては,複数枚の積層板を上下,左右に接合して外壁や内壁を構成する場合について説明したが,建築物のコーナ部においては,通常,出隅または入隅のコーナパネルが使用されるが,コーナパネルと前述した積層板との結合においても前述した実施形態と同様の結合構造によって結合できる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば,サンドイッチ積層板の端面に断熱材の端面を覆う継手主体部を設け,この継手主体部の両側部に複合板の端部と凹凸係合する係合部を設けたから,サンドイッチ積層板を構成する複合板の間隔を一定に保ち,熱的影響を受けても、また接着剤が劣化しても,変形したり,剥離することはなく,建築物の外壁や内壁および間仕切り等に好適する。
【0047】
また、断熱材を継手によって完全に覆うことにより,火災時における火炎の侵入により断熱材が溶融することはなく,複合板の落下事故を未然に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、サンドイッチ積層板によって構成した壁体の一部を示す斜視図。
【図2】同実施形態を示し,図1のa−a線に沿う断面図,
【図3】同実施形態のサンドイッチ積層板の端部を示す斜視図。
【図4】同実施形態を示し,図1のb−b線に沿う断面図,
【図5】この発明の第2の実施形態を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の縦断側面図。
【図6】この発明の第3の実施形態を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の縦断側面図。
【図7】この発明の第4の実施形態を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の縦断側面図。
【図8】この発明の第5の実施形態を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の横断平面図。
【図9】この発明の第4の実施形態の変形例を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の斜視図。
【図10】この発明の第6の実施形態を示し、サンドイッチ積層板の接合構造の斜視図。
【図11】従来のサンドイッチ積層板の接合構造の縦断側面図。
【図12】従来のサンドイッチ積層板の接合構造の縦断側面図。
【符号の説明】
21…サンドイッチ積層板
22…断熱材
23a,23b…複合板
25…差込み穴
26…継手
27…継手主体部
27a…段差部
28a,28b…差込み片
29…係合部
31…耐火パッキン
Claims (5)
- 断熱材を複合板によってサンドイッチしたサンドイッチ積層板の端面相互を継手を介して接合するサンドイッチ積層板の接合構造において,
前記継手は,前記サンドイッチ積層板の端面にその長手方向に亘って設けられ,前記断熱材の端面を覆うとともに,断面が略L字状で前面側に段差部を有する継手主体部と,この継手主体部の長手方向に沿う両側部に背面側に突出して設けられ,前記複合板の端部と凹凸係合する係合部とから構成され,
前記サンドイッチ積層板における継手の段差部の高所と低所を互いに対向させ,かつ両継手間にパッキン部材を介在して前記サンドイッチ積層板相互を接合したことを特徴とするサンドイッチ積層板の接合構造。 - 前記係合部は,前記複合板の端部に設けられ端面に開口する差込み穴と,前記継手主体部に設けられ前記差込み穴に差込み係合される差込み片とからなることを特徴とする請求項1記載のサンドイッチ積層板の接合構造。
- 前記係合部は,前記複合板の端部に設けられ端面に開口する凹部と,前記継手主体部に設けられ前記凹部に係合される筒部とからなることを特徴とする請求項1記載のサンドイッチ積層板の接合構造。
- 前記サンドイッチ積層板の両複合板の互いに対向する内面には互いに当接または係合するリブが一体に設けられていることを特徴とする請求項1記載のサンドイッチ積層板の接合構造。
- 前記差込み穴に対向する複合板にはボルト穴を有し,前記継手主体部の差込み片には前記ボルト穴に対向するナットが埋設され,ボルトを複合板の外側からナットに螺合可能であることを特徴とする請求項2記載のサンドイッチ積層板の接合構造。
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