JP4167783B2 - ネットワーク管理システム及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークに接続されたネットワーク構成機器を管理するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークに接続されたルータやハブやプリンタやコンピュータなどの各種の構成機器の状態を、そのネットワークに接続された或る構成機器を用いて管理する場合、管理する側の機器には、管理される側の様々な機器にそれぞれ対応した管理装置が搭載される。例えば、LANに様々な機種の複数台のプリンタと、それらプリンタの状態を管理する少なくとも1台のコンピュータとを接続した場合を想定する。この場合、管理する側のコンピュータには、このLAN上の様々なプリンタ機種にそれぞれ対応した様々なプリンタ管理プログラムがインストールされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば上記の例で、LANに接続されたプリンタの機種が増えていくと、管理コンピュータにインストールされるプリンタ管理プログラムの数も増えていので、それらプリンタ管理プログラムによって管理コンピュータの記憶装置の容量が圧迫されていく。
【0004】
また、どの機種のプリンタ管理プログラムも、通常、対象プリンタのもつ様々な情報(例えば、プリンタの構成に関する情報、消耗品に関する情報、印刷処理パラメータに関する情報、ジョブに関する情報、エラーに関する情報など)を監視したり制御したりするための多くの機能を備えている。しかし、管理コンピュータ側では、常にその機能の全てが必要であるわけではなく、例えば、消耗品情報を参照するだけの場合もあれば、印刷処理パラメータの設定だけを行う場合もあるというように、機会によって必要な機能が異なり、また、個々の機会で使用する機能は全体の中のほんの一部に過ぎない場合が少なくない。
【0005】
このように全てのプリンタ機種のプリンタ管理プログラムの全機能を管理コンピュータの記憶装置に予めインストールしておくことは、管理コンピュータの記憶装置の無駄使いである。
【0006】
更に、新しい機種のプリンタがLANに追加されれば、その新しい機種用の新たなプリンタ管理プログラムを管理コンピュータにインストールしなければならならず、また、古い機種のプリンタがLANから除去されれば、その古い機種用のプリンタ管理プログラムを管理コンピュータからアンストールする必要も生じる。こうした作業は面倒である。
【0007】
以上の問題点は、LAN上のプリンタを管理する場合だけでなく、一般的なネットワーク構成機器の管理についてあてはまることである。
【0008】
従って、本発明の目的は、管理される側の機器の全機種に対応した機器管理プログラムを管理する側のコンピュータに予めインストールしておく必要をなくし、もって、管理コンピュータの記憶装置の無駄使いを無くし、かつ、管理される側の機器の機種の変更にも簡単に対応できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のネットワーク管理システムは、複数台の管理対象機器と、少なくとも1台の管理コンピュータと、前記管理対象機器と前記管理コンピュータとの間の通信を可能にする通信ネットワークとを備える。そして、管理対象機器の各々は、管理コンピュータ上で実行可能なプログラムであって、これを管理コンピュータが実行することによりこの管理コンピュータをして通信ネットワークを介して自機器を管理できるようにするための管理プログラムを保持しており、管理コンピュータからのダウンロード要求に応答して、その保持している管理プログラムを通信ネットワークを通じて管理コンピュータへダウンロードする。また、管理コンピュータは、上記複数台の管理対象機器の中から任意の機器を選ぶ手段と、その選んだ機器に対して上記ダウンロード要求を発する手段と、その選んだ機器からダウンロードした管理プログラムを起動し実行することで、その選んだ対象機器を管理する手段とを有する。これにより、管理コンピュータには、管理対象機器の管理プログラムを予めインストールしておく必要はない。
【0010】
好適な実施形態では、管理プログラムは、その実行が終了すると管理コンピュータから自動的に消去されるタイプのプログラムである。例えば、管理プログラムがウェブブラウザによってHTMLファイルに埋め込まれてダウンロードされる場合、サンマイクロシステムズ社の開発にかかる「JAVAアプレット」や、マイクロソフト社の開発にかかる「ActiveXコントロール」といったプログラムがそのタイプに該当する。これにより、管理プログラムはその実行時にのみ管理コンピュータ内に存在し、非実行時に管理コンピュータ内に無駄に存在するということはない。
【0011】
好適な実施形態では、各管理対象機器は、管理目的の異なる複数種類の管理プログラムを保持しており、その種類を管理コンピュータに通知する。管理コンピュ−タでは、ユーザが、それらのプログラム種類の中から所望のものを選んで、ダウンロード要求を発する。すると、その管理対象機器は、管理コンピュータから要求された種類の管理プログラムを選択して管理コンピュータに送る。必然的に、管理コンピュータは、ユーザの要求した種類の管理プログラムだけをダウンロードして実行し、ユーザにとって不要な管理プログラムは実行しない。
【0012】
好適な実施形態では、管理コンピュータが管理プログラムを実行すると、この管理コンピュータのディスプレイに表示されたその管理プログラムの画面上に、管理対象機器がもつ所定項目の情報が表示される。そして、ユーザが管理プログラムに対して表示情報の更新を要求すると、管理プログラムは、管理対象機器にアクセスして最新情報を取得し、表示内容をその最新情報に更新する。そのため、管理プログラムは、管理対象機器に始終アクセスする必要が無く、ユーザの要求した時にアクセスすれば済むので、管理コンピュータ、管理対象機器及びネットワークの通信処理量が必要最小限に押さえられる。
【0013】
好適な実施形態では、管理対象機器は、ネットワーク上のホスト装置から印刷ジョブを受信してイメージ作成処理及び作成したイメージの印刷処理を行うプリンタである。そして、管理コンピュータがそのプリンタからダウンロードした管理プログラムを実行すると、管理コンピュータのディスプレイに表示されるそのプリンタ管理プログラムの画面上に、そのプリンタが過去から現在に至るまでの間にネットワークの様々なホスト装置から受けた印刷ジョブのリストが表示される。この印刷ジョブリストには、印刷未完了のジョブは勿論、既に印刷が完了したジョブも含まれている。そして更に、印刷ジョブリスト内のジョブの各々について、
(1) 各印刷ジョブの受信処理とイメージ作成処理と印刷処理の進行状態、
(2) 各印刷ジョブの発信元のホスト装置や通信経路、
(3) 各印刷ジョブの消耗品の消費状況、及び
(4) 各印刷ジョブに関連して発生したエラーの内容
などの事項を含んだ詳細情報を表示することができる。更に、ユーザがそのジョブリストから任意のジョブを選んで印刷をキャンセルするためのキャンセルボタンも表示される。従って、このプリンタ管理プログラム画面を用いることで、過去から現在に至るまでにプリンタに投入されたジョブ群の管理を細かい精度で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態にかかるネットワーク管理システムの全体構成を示す。
【0015】
会社等において、例えば「イーサネット」を用いた構内LANの回線1に、複数台のプリンタ3A,3B,3C,…と、それらプリンタを利用できる複数台のホストコンピュータ5A,5B,5C,…が接続されている。ホストコンピュータ5A,5B,5C,…の各々には、LAN上のプリンタ3A,3B,3C,…の全機種にそれぞれ対応する複数のプリンタドライバが予めインストールされており、各プリンタドライバはそれが対応するLAN上の全プリンタのアドレス(IPアドレス)とプリンタ名とを知っている。よって、各ホストコンピュータ5A,5B,5C,…は、LAN上の全てのプリンタ3A,3B,3C,…の中から任意のプリンタを選んでそれに印刷ジョブを送ることができる。
【0016】
しかし、ホストコンピュータ5A,5B,5C,…の各々には、プリンタ3A,3B,3C,…を管理するためのプリンタ管理プログラムは予めインストールされてはいない。各プリンタ3A,3B,3C,…用のプリンタ管理プログラムは、各プリンタ3A,3B,3C,…自身の中に組み込まれている。そして、以下に説明する本発明に従う仕組みによって、各ホストコンピュータ5A,5B,5C,…は、LAN上の全てのプリンタ3A,3B,3C,…の中から任意のプリンタを選択して、その選択したプリンタからそのプリンタ用のプリンタ管理プログラムを入手して実行することによって、その選択したプリンタを管理することができる。プリンタ管理プログラムは、その実行時にのみホストコンピュータにダウンロードされてその記憶装置上に存在し、その実行が終了するとホストコンピュータの記憶装置から自動的に破棄され得る種類のもの、例えば「JAVAアップレット」(サン・マイクロシステムズ社)や「ActiveXコントロール」(マイクロソフト社)などであり、この実施形態では「JAVAアップレット」として実装される。
【0017】
図2は、このシステムにおける個々のプリンタ3の機能構成を示す。
【0018】
プリンタ3は、次の3種類の情報(又は情報記憶領域)を有している。
【0019】
第1は、プリンタ管理プログラム情報23であり、これには、このプリンタ用のプリンタ管理プログラムである複数個のJAVAアプレットをそれぞれ圧縮して収容した複数個のJarファイルや、ホストコンピュータ5がウェブブラウザを使ってそれらJarファイルをダウンロードする前にそのウェブブラウザに表示させるべき、ダウンロード対象のアプレットを選択するためのメニュー画面を記述したHTMLファイルなどが含まれている。
【0020】
第2は、プリンタMIB(管理情報ベース)27であり、これには、このプリンタ3に関する諸々の情報(例えば、用紙トレイやメモリや拡張ボードなどプリンタの構成に関する情報、電源オン/オフや節電中やウォーミングアップ中や印刷中などプリンタの動作状態にする情報、セットされた用紙やトナーなど消耗品に関する情報、解像度や画質や色変換法やハーフトーニング法や用紙サイズなど印刷処理で使用する設定値に関する情報、印刷待ちのジョブや印刷中のジョブや印刷完了したジョブなどジョブに関する情報など)が格納されている。プリンタMIB27内の情報の多くのものは、ホストコンピュータ5が上記ダウンロードしたJAVAアプレットを実行することによって、管理する(参照したり、設定したりする)ことができる。
【0021】
第3は、ホストコンピュータ5から送られてきた印刷ジョブのデータを蓄える印刷ジョブスプール31である。
【0022】
プリンタ3は、印刷処理部33を有し、この印刷処理部33は、印刷ジョブスプールから印刷ジョブのデータを読み込み、それを解釈し、解釈結果に基づいて印刷イメージを作成して用紙上に印刷する。この印刷処理を行うときに必要となる各種の設定値は、プリンタMIB27から印刷処理部33に読み込まれる。また、この印刷処理部33は、随時に、プリンタ3の動作状態や消耗品量やジョブ状態やエラー状態など諸々の状態をチェックし、その結果に基づいてプリンタMIB27内の対応する情報を更新する。
【0023】
プリンタ3は、また、LAN上の他の機器との通信を行うために、次のような通信プロトコル処理モジュールを有している。まず、ISO参照モデルの物理層やデータリンク層などの最下層にほぼ当るプロトコル処理を行うものとして、LAN(例えばイーサネット)1を構成するイーサネット部11がある。このイーサネット部11の上の層のプロトコル処理を行うものとして、TCP/IPプロトコル処理群13〜19や、Macintosh(アップル社)コンピュータから印刷ジョブを受けるためのAT(アップルトーク)部21などがある。
【0024】
上記のTCP/IPプロトコル処理群13〜19には、ISO参照モデルのトランスポート層とネットワーク層にほぼ相当するTCP(トランスミッション・コントロール・プロトコル)とIP(インターネット・プロトコル)の処理を行うTCP/IP部13があり、更にその上に、ISO参照モデルのセション層からアプリケーション層にほぼ相当するプロトコル処理を行うものとして、HTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)部15やSNMP(簡易ネットワーク・マネージメント・プロトコル)部17やLPR(ラインプリンタ・プロトコル)部19やFTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)部(図示省略)などの各種のプロトコル処理部がある。
【0025】
上述したHTTP部15は、ホストコンピュータ5のウェブブラウザと通信して上述したプリンタ管理プログラム情報23をウェブブラウザにダウンロードするときに使用される。つまり、HTTP部15とプリンタ管理プログラム情報23は、ホストコンピュータ5に対するHTTPサーバ25を構成する。
【0026】
上述したSNMP部17は、ホストコンピュータ5にダウンロードされたJAVAアプレット(プリンタ管理プログラム)と通信してプリンタMIB27の情報の参照や設定をJAVAアプレットからのコマンドで行うときに使用される。つまり、SNMP部17とプリンタMIB27は、ホストコンピュータ5に対するSNMPサーバ29を構成する。
【0027】
上述したLPR部19やAT部21は、ホストコンピュータ5から印刷ジョブのデータを受信して印刷ジョブスプール31に格納するときに使用される。
【0028】
図3は、このシステムにおける個々のホストコンピュータ5の機能構成を示す。
【0029】
ホストコンピュータ5には、アプリケーションプログラムの一つとして、ウェブブラウザ51がインストールされている。他にも各種のアプリケーションプログラム53、5がインストールされている。
【0030】
また、LAN上の全てのプリンタ機種にそれぞれ対応した複数のプリンタドライバ49(図3では、1個のプリンタドライバ49しか図示していないが)もインストールされている。印刷を行う際には、それら複数のプリンタドライバの中から、ユーザが希望するプリンタに対応した一つのプリンタドライバが選択的に起動され、印刷対象の文書がいずれかのアプリケーションプログラム51、53、55からその起動されたプリンタドライバに渡されることになる。
【0031】
通信プロトコル処理を行うモジュールとしては、LANを構成するイーサネット部41、TCPとIPのプロトコル処理を行うTCP/IP部43、プリンタドライバ49から印刷ジョブをプリンタ3へ宛てて送るときのLPRのプロトコル処理を行うLPR部47などがある。また、ウェブブラウザ51内には、プリンタ3内のHTTPサーバ25などと通信するときのHTTPのプロトコル処理を行うHTTP部45がある。
【0032】
図3に示した上述の構成は、ホストコンピュータ5の普段の構成であり、そこには、プリンタ管理プログラムは存在しない。プリンタ管理プログラムは、前述したように、個々のプリンタ3内のHTTPサーバ25がJAVAアプレットの形で持っており、ホストコンピュータ5は、必要に応じて、ウェブブラウザ51を用いて管理対象のプリンタ3のHTTPサーバ25からそのプリンタ用の管理プログラムのJAVAアプレットをダウンロードして実行することで、そのプリンタの管理を行う。
【0033】
図4は、ホストコンピュータ5が上記のようにしてプリンタ管理を行っているときのホストコンピュータ5の機能的な構成を示す。
【0034】
図4に示すように、ホストコンピュータ5にダウンロードされたJAVAアプレット57は、SNMPのプロトコル処理を実行するSNMP部59を有し、これを通じて管理対象プリンタ3のSNMPサーバ29と通信することによって、管理対象プリンタ3のプリンタMIB27に管理されている各種のプリンタ情報の参照や設定を行うことができる。このJAVAアプレット57は、その実行が終了すれば、ホストコンピュータ5の記憶装置から自動的に消去されるので、ホストコンピュータ5の記憶装置を無駄に占有することはない。また、LAN上に新しいプリンタが追加されたり古いプリンタが除去されたりした場合でも、個々のホストコンピュータに人手で新しいプリンタ管理プログラムをインストールしたり、古いプリンタ管理プログラムをアンインストールしたりする必要はない。
【0035】
ところで、図4には1個のアプレット59しか図示してないが、後述するように、プリンタ3のHTTPサーバ25内には管理目的の異なる複数種のアプレットが用意されており、ホストコンピュータ5は、その時々の管理目的に照らして、それらアプレットのうち必要なものを選択的に又は組み合わせてダウンロードすることができる。ここで、複数種のアプレットとは、この実施形態では次の3種類である。
【0036】
(1) コントロールパネル・アプレット
これは、プリンタ3がもつコントロールパネルと実質的に同じスイッチ類や表示ランプ類やメッセージ表示器などをもったコントロールパネル・ウィンドウ(後述の図9〜図11の参照番号300)を、ホストコンピュータの画面に表示して、このコントロールパネル・ウィンドウに対するユーザの操作で、プリンタ3のスイッチ類やコントロールパネルを操作したのと同じプリンタ制御やメッセージ表示を行えるようにする管理プログラムである。
【0037】
(2) 特別印刷アプレット
これは、特別印刷ウィンドウ(図9〜図11の参照番号400)をホストコンピュータ5のディスプレイ画面に表示して、この特別印刷ウィンドウに対するユーザ操作により、ステータスシートの印刷やサンプルフォントの印刷などの特別な印刷動作を対象プリンタ3に行わせる管理プログラムである。
【0038】
(3) ジョブ情報アプレット
これは、ジョブ情報ウィンドウ(図9〜図11の参照番号500)をホストコンピュータ5のディスプレイ画面に表示して、このジョブ情報ウィンドウ内に、対象プリンタ3に送られた印刷ジョブのIDや実行状況などのリストを表示したり、そのリストからユーザが選択した特定のジョブについての詳細情報や消耗品情報やエラー情報などを表示したり、ユーザの選択したジョブのキャンセルを対応プリンタ3に命じたりする管理プログラムである。
【0039】
これら管理目的の異なる3種類のアプレットの中から必要なものだけをホストコンピュータ5にダウンロードして実行することにより、その時々のプリンタ管理目的を、それに必要な最小限度のメモリ消費量で達成することができる。
【0040】
図5は、ホストコンピュータ5がプリンタ管理プログラムのJAVAアプレットをプリンタ3からダウンロードして実行するときの、ホストコンピュータ5の動作を示す。
【0041】
まず、アプリケーションプログラム51、53、55のいずれかでユーザが印刷を指示すると(ステップS1)、OSが「通常使うプリンタ」として予め設定されているプリンタ3のプリンタドライバ49を起動する(S2)。起動したプリンタドライバ49は、所定の印刷ダイアログボックスをディスプレイ画面上に開く(S3)。
【0042】
図6は、この印刷ダイアログボックスの例を示すものである。この印刷ダイアログボックス100には、従来のプリンタドライバが開くダイアログボックスと同様の、対象プリンタ3の「プリンタ名」等を表示したりユーザが別のプリンタを対象プリンタ3として選択したりするための「プリンタ」パネル101や、文書の印刷範囲をユーザが指定するための「印刷範囲」パネル103や、印刷部数をユーザが指定するための「印刷部数」パネル105や、対象プリンタ3に印刷ジョブを送るための「OK」ボタン107などがある。更に加えて、このダイアログボックス100には、対象プリンタ3の管理を行うための「プリンタ管理」ボタン109がある。
【0043】
このダイアログボックス100内の上記「プリンタ」パネル101内のプルダウンメニューボタン111を押す(つまり、マウスでクリックする)と、LAN上の全プリンタのリストが現われるので、そのプリンタリストの中からユーザは他のプリンタを対象プリンタ3として選択することができる。こうしてユーザが他のプリンタを制御対象プリンタ3として選択した場合には、元の対象プリンタ3のプリンドライバ49は終了し、新たに選択された対象プリンタ3に対応するプリンドライバ49が新たに起動して(S4)、上記と同様の構成のダイアログボックスを表示する(S3)。
【0044】
また、ユーザは、現在の対象プリンタ3の管理を行いたい場合には、この印刷ダイアログボックス100内の「ブラウザ起動」ボタン109を押す。すると、プリンタドライバ49は、それ自身が予め知っている対象プリンタ3のIPアドレスを用いて、その対象プリンタ3のURL(つまり、http://IPアドレス/)を作成し、そして、ウェブブラウザ51を起動してそのURLをウェブブラウザ51に渡す(S5)。
【0045】
起動したウェブブラウザ51は、プリンタドライバ49から受け取ったURLにアクセスする、つまり対象プリンタ3のHTTPサーバ25にアクセスする(S6)。図7は、このステップS6で始まる、ホストコンピュータ5と対象プリンタ3との通信の手順を示している。以下、図5と図7の双方を参照しつつ、以後の動作を説明する。
【0046】
ステップS6でウェブブラウザ51が対象プリンタ3のHTTPサーバ25にアクセスすると、そのHTTPサーバ25は、プリンタ管理プログラム情報23に含まれているデフォルトのHTMLファイル「index.htm」をウェブブラウザ51に最初に送り返してくる。このHTMLファイル「index.htm」には、上述した3種類のJAVAアプレットを纏めて又は選択的にダウンロードするためのボタンを並べたメニューページが記述されている。ウェブブラウザ51は、このHTMLファイル「index.htm」を解釈して、そのメニューページをディスプレイ画面上のウェブブラウザ51のウィンドウに表示する(S7)。図8はこのメニューページの例を示している。図8に示すように、このメニューページ200には、例えば、コントロールパネル・アプレットを選択するための「コントロールパネル」ボタン201、特別印刷アプレットを選択するための「特別印刷」ボタン201、ジョブ情報アプレットを選択するための「ジョブ情報」ボタン205、上記3種類のアプレットの全部を纏めて選択するための「フルセット」ボタン207、及び選択したアプレットのダウンロードを開始するための「GO]ボタン209がある。
【0047】
このメニューページ200で、ユーザが任意のアプレット選択ボタン201〜205を押して任意のJAVAアプレット(1種類でも、2種類でも、全種類でもよい)を選択した上で、「GO」ボタン209を押すと、ウェブブラウザ51は、その選択されたJAVAアプレットのJarファイルが埋め込まれたHTMLファイルを対象プリンタ3のHTTPサーバ25に要求する(S8)(なお、アプレット選択ボタン201〜205を押すだけで、その押したボタンに対応したアプレットを埋め込んだHTMLファイルをHTTPサーバ25に要求するようにしてもよい)。一例として、3種類のアプレット全てが選択された場合を想定すると、図7に示すように、ウェブブラウザ51は、3種類のアプレットのJarファイルが埋め込まれたHTMLファイル「FullSet.htm」を対象プリンタ3のHTTPサーバ25に要求し、HTTPサーバ25はそのHTMLファイル「FullSet.htm」をウェブブラウザ51に返し、続いて、ウェブブラウザ51は、FullSet.htm」に埋め込まれた3種類のアプレットのJarファイルをHTTPサーバ25に要求し、HTTPサーバ25はその3種類のアプレットのJarファイルをウェブブラウザ51に返す。ウェブブラウザ51は、受け取ったJarファイルから各JAVAアプレット57を解凍して起動し、各JAVAアプレット57のウィンドウをウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示する。1種類又は2種類のアプレットが選択された場合にも、同様にして、その選択されたアプレットが対象プリンタ3のHTTPサーバ25からウェブブラウザ51に送られ、そして起動されて、その選択されたアプレットのウィンドウがウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示される。
【0048】
以後、起動した各JAVAアプレット57が、対象プリンタ3のSNMPサーバ29と通信しながらプリンタ管理を行なう(S9)。
【0049】
図9は、ウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示されたプリンタ管理用のJAVAアプレットのウィンドウの例を示す。
【0050】
上述のようにして例えばコントロールパネル、特別印刷及びジョブ情報の3種類のプリンタ管理用アプレットを全部選択してダウンロードすると、図9に示すように、コントロールパネル・アプレットのウィンドウ(以下、コントロールパネルウィンドウという)300、特別印刷アプレットのウィンドウ(以下、特別印刷ウィンドウという)400、及びジョブ情報アプレットのウィンドウ(以下、ジョブ情報ウィンドウという)500がウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示される。1種類または2種類のアプレットを選択した場合には、その1種類または2種類のアプレットのウィンドウのみが表示される。また、ウェブブラウザ51のウィンドウ内の上部の場所フィールド600には、それらアプレットのダウンロード元のURL(http://プリンタ IPアドレス/FullSet.htm)が表示されている。
【0051】
コントロールパネルウィンドウ300内には、対象プリンタ3のコントロールパネル上の液晶表示器に表示されたメッセージを表示するメッセージ表示器301、対象プリンタ3のコントロールパネル上のLEDランプの点灯状態を示すランプ群303、及び対象プリンタ3のコントロールパネル上の各種のスイッチと同じ機能をするスイッチ群305がある。これら表示器301、ランプ303及びスイッチ群305の配置は、ユーザに分かり易くするため、対象プリンタ3のコントロールパネルのそれとほぼ同じである。
【0052】
ランプ群303の中で、「online」ランプは対象プリンタ3の印刷エンジンが動作状態のときに点灯し、「data」ランプは対象プリンタ3がデータ受信中のときに点滅し、「cont」ランプはエラーが発生したときに点灯する。
【0053】
スイッチ群305の中で、「go」スイッチは対象プリンタ3の印刷エンジンを起動させるスイッチ、「pause」スイッチは印刷エンジンを停止させるスイッチである。また、「reset」スイッチは対象プリンタ3で現在印刷中のジョブをリセットするスイッチ、「cont」スイッチはエラーを続行するスイッチ、「ff」スイッチは対象プリンタ3で途中までレンダリングされて溜まったイメージを完成させて印刷するスイッチ、「warm」スイッチは対象プリンタ3の節電状態を解除しウォーミングアップを開始するスイッチである。
【0054】
表示器301やランプ303に表示すべき情報を対象プリンタ3から取得したり、スイッチ群305に対するユーザ操作を示す情報を対象プリンタ3へ送信したりすることは、コントロールパネル・アプレットが対象プリンタ3のSNMPサーバ29と通信することで実行される。
【0055】
更に、コントロールパネルウィンドウ300内には、「refresh」ボタン307があり、このボタン307を押すと、コントロールパネルウィンドウ300の表示内容が最新のプリンタ状態に応じた内容に更新される。すなわち、コントロールパネル・アプレットは、その起動時や、定期チェック機能が設定されている場合には設定された周期毎の定期チェック時に、対象プリンタ3のSNMPサーバ29にアクセスして最新状態の情報を取得しコントロールパネルウィンドウ300の表示内容を更新するが、それ以外のときでも、「refresh」ボタン307が押されると、同様に対象プリンタ3のSNMPサーバ29から最新の状態情報を取得してコントロールパネルウィンドウ300の表示内容を更新する。
【0056】
特殊印刷ウィンドウ400内には、ステータスシートを対象プリンタ3で印刷するための「StatusSheet」ボタン401及びフォントサンプルを対象プリンタ3で印刷するための「FontSample」ボタン403がある。また、主としてデバッグの目的で使われるものとして、人がコマンドをタイプ入力するコマンドライン405と、そのコマンドを対象プリンタ3へ送るための「send」ボタン407も設けられている。
【0057】
特殊印刷ウィンドウ400内の上記各種ボタンをユーザが操作したときその情報を対象プリンタ3へ送信することは、特殊印刷アプレットが対象プリンタ3のSNMPサーバ29と通信することで実行される。
【0058】
ジョブ情報ウィンドウ500内には、対象プリンタ3が現在保持している全印刷ジョブのリストを表示するジョブリスト欄501と、このジョブリスト501の中から選択された1つの印刷ジョブの詳細情報を示すジョブ詳細欄521と、その選択された1つのジョブで消費した消耗品を表す消耗品情報欄523と、その選択された1つのジョブの処理中に発生及び解消したエラーを示すエラー情報欄525がある。
【0059】
ジョブリスト欄501では、過去から現在までに至る間にLAN上の種々のホストコンピュータからこの対象プリンタ3に投入された印刷ジョブ群が、既に印刷を完了したものから現在処理待ちのものまで含めて一覧表示されている。この欄501の各行に各ジョブの内容が表示されており、その内容には、対象プリンタ3が各ジョブにユニークに割り当てたID番号503、各ジョブを送った側がLPRプロトコル上で各ジョブに付けたIDコード505、受信中(Receiving)か受信終了(Done)かの受信状態507、イメージ作成処理待ち(Waiting)かイメージ作成中(Imaging)かイメージ作成終了(Done)かのイメージ作成状態509、印刷待ち(Waiting)か印刷中(Printing)か印刷終了(Done)かの印刷状態511、及び各ジョブの部数や総ページ数や現在印刷中のページ番号や印刷終了したページ番号や片面印刷が終了したページ数やカラー印刷が終了したページ数などの面情報513が含まれている。
【0060】
このジョブリスト欄501を見ることで、ホストコンピュータのユーザは、対象プリンタ3に過去から現在までに入ったジョブの処理進捗状況や処理待ち状況が一目瞭然で把握でき、また、自分が送ったジョブがそのジョブ群の中のどの位置にあるかも容易に把握できる。そのため、ユーザは、自分が過去に送ったジョブが、正しく受信されているか、既に印刷完了しているのか、未だ印刷完了でないならば処理待ち状態なのか処理中なのか、処理中であるならばイメージ処理の段階なのか印刷中なのかなどのジョブの処理状態を正確に把握できる。更に、自分の送ったジョブより先に送られた他のジョブの処理状況やそのジョブのページ数などの処理量も把握できるので、処理待ち状態の自分のジョブがあとどれ位の時間で処理開始されるのか、あとどれ位の時間で印刷完了するのかなども、かなり正確に推測することができる。また、これから新しいジョブを送ろうとしている場合には、そのジョブを送ってから印刷完了までどの位の時間がかかりそうか推測できるので、ジョブをその対象プリンタ3に送ったほうがいいか、別のプリンタへ送ったほうがいかという判断もできる。
【0061】
ユーザは、ジョブリスト欄501の中から、任意の1つのジョブをマウスクリックすることで、そのジョブを選択することができる。すると、選択したジョブについて、更に詳細な情報をジョブ詳細欄521、消耗品情報欄523及びエラー情報欄525で見ることができる。
【0062】
すなわち、ジョブ詳細欄521には、ジョブリスト欄501の中で選択された1つのジョブについて、ジョブID(id)、対象プリンタ3の名称(Printer)、ホストコンピュータ5の名称(Machine)、ホストコンピュータ側のログイン名称つまりユーザ名(User)、プリンタドライバ名称つまりプリンタ機種名(Driver)、ホストコンピュータ側で付けたそのジョブの優先順位(Priority)、印刷日時(Date)、プリンタドライバ画面でジョブ識別などに便利なようにユーザが入力したカスタム文字列(Custom)、ダイアログプリンタドライバで設定した属性情報(PrintSetting)、コントロールパネル上でジョブに付けたパスワード(Password)、ジョブ受信後直ちに印刷せずに印刷を保留しておくという指定(Pending)、印刷終了後もジョブを破棄せずに保持しておくという指定(KeepJob)、ユーザがジョブに付けた表題(Title)、印刷対象文書のファイル名(File)、印刷対象文書を作成したアプリケーション(Application)、総印刷部数(Quantity)、総印刷ページ数(Pages)、ホストからジョブが送られてきた通信経路(つまり通信プロトコル)の物理チャネル(PhysicalChannel)及び同通信プロトコルの論理チャネル(LogicalChannel)などが表示されている。
【0063】
なお、ジョブを送るときの通信プロトコルについては、今までの説明では、説明を簡単にするため、物理チャネルとして「イーサネット」を、論理チャネルとして「LPR」や「アップルトーク」を例示したが、実際にはもっと多彩なプロトコルを用いることができる。例えば、物理チャネルとして、「イーサネット」の他に、「パラレル」、「シリアル」、「USB」なども使用できる。また、論理チャネルには、「イーサネット」の場合は「アップルトーク」や「LPR」の他に「FTP」や「Netware」や「SMB」なども使用でき、「パラレル」の場合は「1284.4」などが使用できる。
【0064】
消耗品情報欄523には、ジョブリスト欄501で選択されたジョブについて、現在までに消費したトーナの種類と消費量、及び消費した用紙のサイズと種類と消費枚数などが表示される。エラー情報欄525には、ジョブリスト欄501で選択されたジョブについて、現在までに発生又は解除されたエラーの種別、発生か解除かの区別、エラーの発生した面の番号、及びエラーの発生した部番号などが表示される。
【0065】
上記のように、ジョブ情報ウィンドウ500では、対象プリンタ3に過去から現在まで投入された全てのジョブの各々について、それを送ったホストコンピュータやプロトコルなどのジョブ送信経路の特定、受信中や処理待ちやイメージ処理中や印刷中や印刷終了や現在何ページまで印刷したかなどの詳細な処理進捗状況、ページ数などの処理量、消耗品の消費量、エラー発生状況などの各種情報を得ることができる。特に、処理待ちや処理中のジョブだけでなく、既に印刷の完了したジョブも印刷完了の印(Done)を付されて表示されるので、ユーザは自分のジョブが印刷完了したか否かを確実に認識することができる。また、現在処理待ち状態や処理中のジョブの情報も詳細に表示されるので、個々のジョブが終了するが何時になるのかを、或る程度も正確に推測できるようになる。各ジョブの処理で生じたエラー内容も分るので、特にそのジョブの内容にエラー原因がある場合(例えば、文書のデータ量が大きすぎるなど)には、文書の内容を修正したり、別のプリンタを使うなどの適切な対策を講じることが容易になる。また、個々のジョブの消耗品消費量も分るので、消耗品使用量に応じたユーザ毎の課金などの消耗品管理が行い易くなる。
【0066】
さらに、ジョブ情報ウィンドウ500には、対象プリンタの名称とIPアドレスの表示526、対象プリンタ3のSNMPサーバ29から全てのジョブの最新情報を取得して上述した各種欄501、521、523、525の内容を最新情報に更新するための「Refresh」ボタン527と、ジョブリスト欄501で選択されたジョブについてSNMPサーバ29から最新の詳細情報を取得してジョブ詳細欄521を更新するための「Get Info」ボタン529と、ジョブリスト欄501で選択されたジョブをキャンセルするための「Job Cancel」ボタン531がある。「Job Cancel」ボタン531が押された場合、対象プリンタ3は、印刷中のジョブについては、その時点で未印刷のジョブ部分を破棄し、また、印刷待ちのジョブについては、そのジョブの全部を破棄する。上述したように、ジョブ情報ウィンドウ500に表示されたジョブ情報により、ユーザは自分の送ったジョブの印刷が終了する時期をある程度正確に推測できるので、あまり長く待つようであれば「Job Cancel」ボタン531を用いてそのジョブをキャンセルして他のプリンタへ送るなどの、適切な対応をとることができる。
【0067】
以上のように、ジョブ情報ウィンドウ500を活用することで、精度の高いジョブ管理が可能である。
【0068】
ジョブ情報ウィンドウ500内の上記各種欄に表示すべき情報を対象プリンタ3から取得したり、各種ボタンをユーザが押したときの対象プリンタ3との情報のやりとりは、ジョブ情報アプレットが対象プリンタ3のSNMPサーバ29と通信することで実行される。ジョブ情報アプレットは、既に述べたコントロールパネル・アプレットと同様、その起動時や、定期チェック機能が設定されている場合には設定された周期毎の定期チェック時に、対象プリンタ3のSNMPサーバ29にアクセスして最新状態の情報を取得しジョブ情報ウィンドウ500に最新情報を表示するが、それ以外のときでも、「Refresh」ボタン527或いは「Get Info」ボタン529が押されれば、上述したように対象プリンタ3のSNMPサーバ29から最新のジョブ情報を取得してジョブ情報ウィンドウ500の表示内容を更新する。
【0069】
図10と図11は、図9とは対象プリンタ3の状態が異なるときのプリンタ管理用のJAVAアプレットウィンドウの例を示す。
【0070】
図9では、メッセージ表示器301に「Ready」と表示され、「online」ランプが点灯している。これは、対象プリンタ3はオンライン状態、つまり印刷エンジンが動作している状態にあり、よって新たなジョブが入力されれば直ちに印刷を行えることを示している。一方、図10では、メッセージ表示器301に「Offline」と表示され、「online」ランプが消灯しており、「data」ランプが点滅している。これは、対象プリンタ3が印刷エンジンの停止したオフライン状態にあるが、現在ジョブを受信中であることを意味している。図11では、メッセージ表示器301に「Feed Jam」と表示され、ジョブリスト欄501で選択されている90番のジョブは印刷状態が「Printing」となっており、エラー情報欄525には発生順にエラーが表示されていて、その最後のエラーは「Feed Jam,発生」となっている。これは、90番のジョブの印刷中に用紙詰まりが発生したことを意味している。また、図11では、ジョブリスト欄501において、92番と93番のジョブは印刷状態が「Waiting」となっているので印刷待ちであり、94番のジョブはイメージ作成状態が「Imaging」であるからイメージ作成中である。
【0071】
以上のように、ホストコンピュータ5は、ユーザの選択した対象プリンタ3からその管理用プログラムのJAVAアプレットをダウンロードして、これを自動的に起動して実行することにより、対象プリンタ3の管理を行う。その後、ユーザがウェブブラウザ51を終了させるか又はウェブブラウザ51を別のURLへジャンプさせれば(つまり、そのJAVAアプレットを終了させれば)、ホストコンピュータ5はホストコンピュータ5内からそのJAVAアプレットを自動的に消去する。
【0072】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態はあくまで本発明の説明のための例示であり、本発明をこれら実施形態にのみ限定する趣旨ではない。従って、本発明は、その要旨を逸脱することなしに、上記実施形態以外の様々な形態でも実施することができる。例えば、プリンタだけでなく、他のネットワーク構成機器の管理にも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるネットワーク管理システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】このシステムにおける個々のプリンタ3の機能構成を示すブロック図。
【図3】このシステムにおける個々のホストコンピュータ5の機能構成を示すブロック図。
【図4】ホストコンピュータ5がプリンタ管理用のJAVAアプレットを実行しているときのホストコンピュータ5の機能構成を示すブロック図。
【図5】ホストコンピュータ5がプリンタ管理プログラムのJAVAアプレットをプリンタ3からダウンロードして実行するときの、ホストコンピュータ5の動作を示すフローチャート。
【図6】プリンタドライバ49が起動時に表示する印刷ダイアログボックスの例を示す図。
【図7】図5のステップS6で始まる、ホストコンピュータ5と対象プリンタ3との通信の手順を示すフローチャート。
【図8】プリンタ管理プログラムをJAVAアプレットをダウンロードするためのメニュー画面を示す図。
【図9】ウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示されたプリンタ管理用のJAVAアプレットのウィンドウの例を示す図。
【図10】ウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示されたプリンタ管理用のJAVAアプレットのウィンドウの例を示す図。
【図11】ウェブブラウザ51のウィンドウ内に表示されたプリンタ管理用のJAVAアプレットのウィンドウの例を示す図。
【符号の説明】
1 LAN
3 プリンタ
5 ホストコンピュータ
23 プリンタ管理プログラム情報
27 プリンタMIB
51 ウェブブラウザ
57 JAVAアプレット(プリンタ制御プログラム)
300 コントロールパネル・ウィンドウ
400 特別印刷ウィンドウ
500 ジョブ情報ウィンドウ
Claims (5)
- 複数台の管理対象機器と、少なくとも1台の管理コンピュータと、前記管理対象機器と前記管理コンピュータとの間の通信を可能にする通信ネットワークとを備え、
前記管理対象機器の各々は、
前記管理コンピュータ上で実行可能なプログラムであって、これを前記管理コンピュータが実行することにより前記管理コンピュータをして前記通信ネットワークを介して自機器を管理できるようにするための管理プログラムを保持する管理プログラム保持手段と、
前記管理コンピュータからのダウンロード要求に応答して、前記管理プログラム保持手段に保持されている前記管理プログラムを前記通信ネットワークを通じて前記管理コンピュータへダウンロードする管理プログラム送信手段と
を有し、
前記管理コンピュータは、
前記管理対象機器から任意の機器を選ぶ対象機器選択手段と、
選んだ機器に対して前記ダウンロード要求を発するダウンロード要求発信手段と、
前記選んだ機器からダウンロードした前記管理プログラムを起動する管理プログラム起動手段と
を有し、
前記管理対象機器の各々において、
前記管理プログラム保持手段は、管理目的の異なる複数種類の管理プログラムを保持しており、
前記管理コンピュータの前記ダウンロード要求発信手段に対して、それが前記ダウンロード要求を発する前に、前記管理プログラム保持手段が保持している管理プログラムの種類が何であるかを通知するプログラム種類通知手段が更に設けられており、
前記管理プログラム送信手段は、前記管理コンピュータの前記ダウンロード要求発信手段から前記ダウンロード要求を受けたとき、このダウンロード要求で指定された種類の管理プログラムを選んで前記管理コンピュータにダウンロードし、
前記管理コンピュータの前記ダウンロード要求発信手段は、前記管理対象機器の前記プログラム種類通知手段から通知されたプログラム種類の中から、ユーザに所望のプログラム種類を選択させ、そして、ユーザの選択したプログラム種類を指定して前記ダウンロード要求を前記管理対象機器に送るように構成された、
ネットワーク管理システム。 - 複数台の管理対象機器と、少なくとも1台の管理コンピュータと、前記管理対象機器と前記管理コンピュータとの間の通信を可能にする通信ネットワークとを備えたシステムで、前記管理対象機器の各々を管理する方法において、
前記管理対象機器の各々が、前記管理コンピュータ上で実行可能なプログラムであって、これを前記管理コンピュータが実行することにより前記管理コンピュータをして前記通信ネットワークを介して自機器を管理できるようにするための、管理目的の異なる複数種類の管理プログラムを保持するステップと、
前記管理コンピュータが、前記管理対象機器の中から任意の機器を選ぶステップと、
前記管理対象機器が、そこに保持されている管理プログラムの種類が何であるかを前記管理コンピュータに通知するステップと、
前記管理コンピュータが、前記選ぶステップで選ばれた管理対象機器から通知されたプログラム種類の中から、ユーザに所望のプログラム種類を選択させ、そして、ユーザの選択したプログラム種類を指定してダウンロード要求を前記選ばれた管理対象機器に対して発するステップと、
前記管理コンピュータによって選ばれた前記管理対象機器が、前記管理コンピュータからのダウンロード要求に応答して、自機器が保持している前記管理プログラムの中から前記ダウンロード要求で指定された種類の管理プログラムを選んで、前記選ばれた管理プログラムを前記通信ネットワークを通じて前記管理コンピュータへダウンロードするステップと、
前記管理コンピュータが、前記選んだ機器からダウンロードした前記管理プログラムを実行することにより、前記選んだ機器を管理するステップと
を有したネットワーク管理方法。 - 通信ネットワークを通じて管理コンピュータと通信可能な管理対象機器において、
前記管理コンピュータ上で実行可能なプログラムであって、これを前記管理コンピュータが実行することにより前記管理コンピュータをして前記通信ネットワークを介して自機器を管理できるようにするための管理プログラムを保持する管理プログラム保持手段と、
前記管理コンピュータからのダウンロード要求に応答して、前記管理プログラム保持手段に保持されている前記管理プログラムを前記通信ネットワークを通じて前記管理コンピュータへダウンロードする管理プログラム送信手段と
を備え、
前記管理プログラム保持手段は、管理目的の異なる複数種類の管理プログラムを保持しており、
前記管理コンピュータの前記ダウンロード要求発信手段に対して、それが前記ダウンロード要求を発する前に、前記管理プログラム保持手段が保持している管理プログラムの種類が何であるかを通知するプログラム種類通知手段が更に設けられており、それにより、前記管理コンピュータをして、前記管理対象機器の前記プログラム種類通知手段から通知されたプログラム種類の中から、ユーザに所望のプログラム種類を選択させ、そして、ユーザの選択したプログラム種類を指定して前記ダウンロード要求を前記管理対象機器に送ることを可能にならしめ、
前記管理プログラム送信手段は、前記管理コンピュータの前記ダウンロード要求発信手段から前記ダウンロード要求を受けたとき、このダウンロード要求で指定された種類の管理プログラムを選んで前記管理コンピュータにダウンロードする、
管理対象機器。 - 通信ネットワークを通じて複数台の管理対象機器を管理する管理コンピュータにおいて、
前記複数台の管理対象機器の中から任意の機器を選ぶ対象機器選択手段と、
前記管理対象機器から、前記管理対象機器のそれぞれが保持している管理目的の異なる複数種類の管理プログラムの種類についての通知を受けるプログラム種類通知受信手段と、
前記対象機器選択手段により選ばれた管理対象機器から通知されたプログラム種類の中から、ユーザに所望のプログラム種類を選択させるプログラム選択手段と、
前記対象機器選択手段により選ばれた管理対象機器が予め保持している前記複数種類の管理プログラムの内、前記ユーザの選択したプログラム種類の管理プログラムを、前記選ばれた管理対象機器からダウンロードするダウンロード手段と、
前記選ばれた管理対象機器からダウンロードした前記管理プログラムを実行することにより、前記選ばれた管理対象機器を管理する実行手段と
を備えた管理コンピュータ。 - ウェブブラウザを有したコンピュータに、通信ネットワークを通じて複数台の管理対象機器を管理する機能を提供するために、
前記複数台の管理対象機器の中から任意の機器を選ぶステップと、
前記管理対象機器から、前記管理対象機器のそれぞれが保持している管理目的の異なる複数種類の管理プログラムの種類についての通知を受けるステップと、
前記選ぶステップで選ばれた管理対象機器から通知されたプログラム種類の中から、ユーザに所望のプログラム種類を選択させるステップと、
前記ウェブブラウザをして、前記選ばれた管理対象機器にアクセスさせて、前記選ばれた管理対象機器が予め保持している前記複数種類の管理プログラムの内、前記ユーザの選択したプログラム種類の管理プログラムをダウンロードさせ、それにより、前記コンピュ ータをして、前記選ばれた管理対象機器からダウンロードした前記管理プログラムを実行して前記選ばれた管理対象機器を管理することを、可能にならしめるステップと
を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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