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JP4175645B2 - カーポート - Google Patents
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JP4175645B2 - カーポート - Google Patents

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Description

本発明は支柱により屋根体を片持ち状に支持してなるカーポートに関し、特に連結具を介して支柱と屋根体を連結しその連結部分にカバー体を設けたカーポートに関する。
従来から、支柱により屋根体を片持ち状に支持してなるカーポートが用いられている。片持ち状のカーポートにおける支柱と屋根体の連結構造としては、支柱を中空状とすると共に、屋根体に中空状の梁を設け、支柱の中空部と梁の中空部にそれぞれ挿入される連結具を介して支柱と屋根体を連結する。このような連結構造として例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2003−268998号公報
しかし、従来のカーポートにおいては、以下に述べる問題点を有していた。
連結具は支柱と梁に挿入される取付部を互いに所定の角度をなして設けているため、支柱と梁を連結した状態において、連結具は支柱の上端面にあたる部分が露出することになり、カーポートを上方から見た場合の意匠性を損ねていた。
また、支柱の上端面は梁の取付角度に適合する傾斜状に形成されており、地面に立設される支柱に対して梁の取付角度が異なる場合には、その取付角度毎に異なる支柱を用意する必要がある。特に、屋根体が直線状に形成されたものと、曲線状に形成されたものとでは、支柱に対する梁の取付角度が異なるので、それらを1種類の支柱で対応させることができれば経済的である。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、支柱上端部の意匠性に優れ、かつ1種類の支柱で梁の取付角度が異なる場合にも対応可能なカーポートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るカーポートは、支柱により屋根体を戴置する梁を所定角度で片持ち状に支持してなり、上記支柱と梁は各端部に挿入される連結具により連結されると共に、上記支柱の上端部を傾斜状に形成してなるカーポートにおいて、
上記支柱の上端部にキャップを設け、該キャップは上記連結具の上面露出部分を覆う天面部と該天面部の周縁から垂下され上記支柱の上端部近傍における側面を覆う被覆部とから構成され、かつ、
上記屋根体の支柱側端部には長手方向略全長に渡って後枠が設けられ、該後枠は結合部材を介して上記連結具の上面露出部分に取付けられると共に、上記キャップの天面部は上記結合部材の固定部分に開口部を備えたことを特徴として構成されている。
また、本発明に係るカーポートは、上記梁の支柱に対する取付角度が上記支柱の上端部の傾斜角度と異なる場合に、上記キャップは被覆部によって上記支柱側面を台形状に被覆することを特徴として構成されている。
更に本発明は、上記キャップは中空状に形成されてなる支柱の肉厚と略同じ幅だけ離隔して上記被覆部と略平行に配置された薄板状の挿入部を上記天面部から垂下してなることを特徴として構成されている。
本発明に係るカーポートによれば、支柱の上端にキャップ材を設け、キャップ材は連結具の上面露出部分を覆う天面部を有していることにより、連結具の露出部分をキャップで覆うことができるので、上方から見た場合のカーポートの一体性を確保でき、意匠性を向上させることができる。また、キャップ材は天面部の周縁部から下方に垂下され支柱の上端部近傍における側面を覆う被覆部を有していることにより、支柱上端部の傾斜角度と梁の取付角度が異なっていても、梁の取付角度に合わせてキャップを支柱に取付けることができ、1種類の支柱で異なる取付角度の屋根体を支持することができるので、複数種類のカーポートにおいて支柱を共用化することができ、コストダウンを図ることができる。
また、本発明に係るカーポートによれば、キャップ材の天面部は後枠の結合部材の固定部分に開口部を備えたことにより、後枠は連結具に対して直接固定することができるので、後枠を強固に固定しておくことができる。
さらに、本発明に係るカーポートによれば、梁の支柱に対する取付角度が支柱の上端部の傾斜角度と異なる場合に、キャップ材は被覆部による支柱側面の被覆領域を台形状としたことにより、梁の支柱に対する取付角度が支柱の上端部の傾斜角度と異なっても、キャップ材でその角度差を吸収することができて、支柱の共用化を図ることができる。
さらにまた、本発明に係るカーポートによれば、キャップは中空状に形成されてなる支柱の肉厚と略同じ幅だけ離隔して被覆部と略平行に配置された薄板状の挿入部を天面部から垂下してなることにより、中空状の支柱に挿入される挿入部と被覆部によって支柱を挟持し、キャップを支柱に対して確実に固定しておくことができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるカーポートの正面図である。この図に示すように、本実施形態におけるカーポートは、地面に前後2本の支柱1、1を立設し、これら支柱1、1上端にそれぞれ梁2、2を連結し、梁2、2を介して屋根体3を片持ち状に支持してなるものである。また、屋根体3の先端部には前枠4が設けられると共に、屋根体3の支柱1側端部には後枠5が設けられる。
支柱1や梁2はアルミの押出型材からなり、断面中空状に形成されている。梁2は支柱1との連結部分付近は略直線状に形成され、中間部から先端部にかけては円弧状に湾曲するように形成されている。屋根体3も同様の形状とされる。そして、梁2は支柱1に対して所定角度をなすように傾斜状に連結される。また、前枠4や後枠5も同様にアルミの押出型材からなると共に、断面中空状に形成されている。
次に、支柱1と梁2の連結構造について説明する。図2はカーポートの支柱1と梁2の連結部分の組立斜視図である。また、図3はカーポートの支柱1と梁2の連結部分の正面図である。図2に示すように、支柱1と梁2とはそれぞれの端面から中空状の内部に挿入される連結具6によって連結される。図2は梁2に連結具6が挿入された状態を示している。
連結具6は、支柱1に挿入される支柱挿入部6aと梁2に挿入される梁挿入部6bとが所定角度をなして連続状に形成されている。支柱1には梁2の断面形状に略適合する切欠部1bがその上端に形成されており、梁2が切欠部1b内に位置するまで連結具6を支柱1内に挿入することができる。これによって図3に示すように梁2の上端面を支柱1の上端面近傍に配置して支柱1と梁2を連結する。
支柱1の上端面は梁2の傾斜角度に合わせて傾斜状に形成されており、連結具6は梁2に挿入するために、支柱挿入部6aに対して梁挿入部6bが梁2の取付角度と同じ角度をなしているので、連結具6の上面も梁2の傾斜角度に合わせた傾斜状となっている。ここで、支柱1上端面における連結具6の上面は支柱1や梁2に覆われず露出した状態であって上面露出部6cとなる。そこで、この部分にキャップ10を設けて連結具6の上面露出部6cを覆うこととする。
キャップ10の詳細は図4〜図6に示している。図4はキャップ10の正面図、図5はキャップ10の平面図、図6はキャップ10の底面図である。これら各図に示すように、キャップ10は略平面状の天面部11と、天面部11の周縁部から垂下する被覆部12を備えると共に、天面部11の底面から被覆部12よりも下方まで垂下される挿入部14を備えてなるものである。
図4に示すように、天面部11には梁2側の端部を僅かに盛り上げた形状として前面部11aを形成すると共に、支柱1側の端部を突出状に盛り上げた形状として後面部11bを形成している。また、図5に示すように、天面部11にはその中央部に開口部13を形成しており、後枠5の取付部分を構成している。
天面部11は連結具6の上面露出部6cに略適合するように配置されるもので、被覆部12は支柱1の側面を覆うように当接するものである。したがって、天面部11と被覆部12は支柱1と梁2のなす角度と略同じ角度をなすように形成される。また、被覆部12の下端は、天面部11と略水平となるように形成されており、したがって支柱1の上端傾斜角度と梁2の取付角度が同じである場合には、被覆部12は支柱1の側面を平行四辺形状に被覆する。さらに、被覆部12は梁2側の一面には形成されておらず、これによってキャップ10を連結具6の上面露出部6cに対してカバー状に取付けることができる。
挿入部14は図6に示すように被覆部12に対して略平行に形成されており、また被覆部12に対して支柱1の肉厚と略同じ幅で離隔して配置されている。これによって挿入部14は連結具6の上面露出部6cに対する取付時に支柱1内に挿入され、被覆部12と挿入部14により支柱1を挟持することで、キャップ10を支柱1に対して固定することができる。
このキャップ10を図3に示すように支柱1の上端部に取付けることにより、連結具6の上面露出部6cを略覆うことができ、上方からカーポートを見た場合における意匠性を向上させることができる。また、支柱1と梁2、連結具6及びキャップ10の納まりについては以下の通りである。
図3に示すように、支柱1の上端面は梁2の取付角度と略同じ角度の傾斜状に形成されており、連結具6は支柱1の上端面よりも僅かに突出すると共に、上面露出部6cは支柱1の上端面と略平行に配置されている。また、梁2も支柱1の上端面と連結具6の上面露出部6cと略平行に配置されている。
これらを被覆するキャップ10は、天面部11が支柱1の上端面と連結具6の上面露出部6c及び梁2の上面と略平行となるように、上面露出部6cを被覆し、また前面部11aによって梁2端部付近の上面を被覆している。また、被覆部12は支柱1の上端近傍の側面を被覆しており、図3のハッチングで示す平行四辺形状の領域、すなわち支柱1の当接面1aに当接しこれを覆っている。
また、キャップ10の開口部13を介して連結具6に対して固定金具5aが固定されており、この固定金具5aにより後枠5がボルト固定されている。すなわち、後枠5は固定金具5aによってキャップ10の開口部13を介し金属からなる連結具6に直接固定されているのであり、強固な固定をなされている。
キャップ10は、連結具6の上面露出部6cを覆って意匠性を向上させるだけでなく、支柱1に対する梁2の取付角度が支柱1の上端傾斜角度と異なる場合に、その差を吸収する機能も有している。そこで、支柱1に対する梁2の取付角度が支柱1の上端傾斜角度と異なる場合の連結部分の正面図を図7に示す。
図7に示すカーポートでは、梁2及び屋根体3が直線状に形成されており、そのために梁2及び屋根体3が湾曲した図1〜図3に示したカーポートよりも梁2の支柱1に対する取付角度が小さくされている。それに対し支柱1は図1〜図3に示したものと同じであって、支柱1に対する梁2の取付角度が支柱1の上端傾斜角度よりも小さい。
この場合、キャップ10の天面部11は梁2の上面及び連結具6の上面露出部6cと略平行に配置され、その一方で支柱1の上端面とは平行でなく角度をなして配置される。したがって、キャップ10の被覆部12は、前面側から後面側に向かって支柱1の側面を被覆長さが次第に小さくなる傾斜状に覆っている。すなわち、被覆部12は図7のハッチング部分で示す支柱1の台形状の当接面1aに当接しこれを覆っている。
このように支柱1に対する梁2の取付角度が支柱1の上端傾斜角度と異なっても、被覆部12によって支柱1の上端部を覆うことができるので、上端を所定角度に形成された支柱1を1種類用意しておくだけで、様々な梁2の取付角度に対応させることができるので、部品の共用化を図ることができて、カーポートのコストダウンにつなげることができる。
以上、本発明に実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、支柱1の上端傾斜角度と梁2の取付角度との関係は、上記のものには限られず、キャップ10の被覆部12により支柱1の側面を被覆できる範囲であれば、他の組合せであってもよい。また、支柱1や梁2の本数についても、任意に設定することができる。
本実施形態におけるカーポートの正面図である。 カーポートの支柱と梁の連結部分の組立斜視図である。 カーポートの支柱と梁の連結部分の正面図である。 キャップの正面図である。 キャップの平面図である。 キャップの底面図である。 支柱の上端傾斜角度と梁の取付角度が異なる場合の連結部分の正面図である。
符号の説明
1 支柱
1a 当接面
2 梁
3 屋根体
4 前枠
5 後枠
6 連結具
6a 支柱挿入部
6b 梁挿入部
6c 上面露出部
10 キャップ
11 天面部
12 被覆部
13 開口部
14 挿入部

Claims (3)

  1. 支柱により屋根体を戴置する梁を所定角度で片持ち状に支持してなり、上記支柱と梁は各端部に挿入される連結具により連結されると共に、上記支柱の上端部を傾斜状に形成してなるカーポートにおいて、
    上記支柱の上端部にキャップを設け、該キャップは上記連結具の上面露出部分を覆う天面部と該天面部の周縁から垂下され上記支柱の上端部近傍における側面を覆う被覆部とから構成され、かつ、
    上記屋根体の支柱側端部には長手方向略全長に渡って後枠が設けられ、該後枠は結合部材を介して上記連結具の上面露出部分に取付けられると共に、上記キャップの天面部は上記結合部材の固定部分に開口部を備えたことを特徴とするカーポート。
  2. 上記梁の支柱に対する取付角度が上記支柱の上端部の傾斜角度と異なる場合に、上記キャップは被覆部によって上記支柱側面を台形状に被覆することを特徴とする請求項1記載のカーポート。
  3. 上記キャップは中空状に形成されてなる支柱の肉厚と略同じ幅だけ離隔して上記被覆部と略平行に配置された薄板状の挿入部を上記天面部から垂下してなることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のカーポート。
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