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JP4177653B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP4177653B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定条件の達成(例えば、始動入賞口への遊技球の入賞)に基づいて、識別情報(例えば、図柄)の変動を含む演出態様を所定時間に渉って可変表示させた後に停止表示させる表示手段(例えば、特別図柄表示装置)と、該表示手段による可変表示中に前記所定条件が達成されることを契機に、その都度少なくとも前記演出態様の可変表示実行に係る権利を加算記憶して保留し(所謂、保留球)、前記可変表示中から停止表示となること等により前記権利の保留が解除され、該解除毎に前記加算記憶を減少させ所定の演出態様を可変表示させる権利保留手段を備える遊技機(例えば、弾球遊技機)が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術では、所定条件が達成されることを契機として所定の演出態様が表示手段にて可変表示されるものであって、所謂保留球の数が所定値に達することを1つの開始条件として、既に存在する保留球に基づいて実行される演出態様の可変表示を予め定められている特定演出態様となるように表示手段にて可変表示させる遊技機は存在していない。
【0004】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、所謂保留球の数が所定値に達することを1つの開始条件として、既に存在する保留球に基づいて実行される演出態様の可変表示を予め定められている特定演出態様となるように表示手段にて可変表示させる遊技機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、次のような手段を採用する。
【0006】
即ち、本発明の遊技機は、所定条件の達成に基づいて、識別情報の変動を含む演出態様を所定時間に渉って可変表示させた後に停止表示させる表示手段と、該可変表示中による前記所定条件が達成される毎に少なくとも前記演出態様の可変表示実行に係る権利を加算記憶して保留し、前記権利の保留が解除される毎に前記加算記憶を減少させ所定の演出態様を可変表示させる権利保留手段を備える遊技機において、
前記権利保留手段にて保留されている加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件として、保留されている前記加算記憶の減算に応じて実行される演出態様の可変表示をそれらの情報内容に相互関連性がある特定演出態様となるように前記表示手段に可変表示させ、前記特定演出態様の表示をさせることを、最初の特定演出態様の表示をさせるときにあった前記加算記憶がなくなるまで連続して行わせる特定演出態様制御を行う表示制御手段を有し、
前記加算記憶の減算に応じて特定演出態様を表示する度に大当たりの判定を行い、
前記特定演出態様制御中に大当たりとなる場合、残りの加算記憶を減算させずに特定演出態様を残りの加算記憶個数分順次表示し、
残り最後の加算記憶に応じさせる特定演出態様は、予め設定されている大当たり用の特定演出態様と外れ用の特定演出態様のうち大当たり用の特定演出態様で表示することを特徴とする遊技機である。
なお、所定条件とは、予め定められた入賞部(検知部)へ所定個数の遊技媒体を入賞(検知)させること、所定判定手段(例えば、抽選手段、または遊技履歴が所定遊技履歴となったか否かを照合する手段)にて判定(所定条件の達成を契機として抽選、または照合)させること、またはこれらの組合せ等である。
また、識別情報としては、図柄、絵、文字、光、色などからなる識別できる情報を例示することができる。
【0007】
本発明では、表示制御手段によって、権利保留手段にて保留されている加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件とし、保留されている前記加算記憶の減算に応じて実行される演出態様の可変表示をそれらの情報内容に相互関連性がある特定演出態様となるように前記表示手段に可変表示させる。これによって、所謂保留球の数が所定値に達することを少なくとも満足させ、既に存在する保留球に基づいて実行される演出態様の可変表示を演出態様の可変表示をそれらの情報内容に相互関連性がある特定演出態様となるように表示手段にて可変表示させる遊技機を提供することができる。
また、遊技者が特定演出態様を見たい場合には、保留球の数を所定値にする必要があって、表示手段による可変表示中に所定条件を達成させることによって保留球の数を所定値にするといった技術介入性を付与することができる。
【0008】
また、本発明では、特定演出態様を、演出態様の可変表示の情報内容に相互関連性のあるものにするので、継続的なストーリー性のある演出態様とすることなどができるため興趣向上を図ることができる。
【0009】
また、本発明では、前記加算記憶の減算に応じて特定演出態様を表示する度に大当たりの判定を行い、前記特定演出態様制御中に大当たりとなる場合、残りの加算記憶を減算させずに特定演出態様を残りの加算記憶個数分順次表示し、残り最後の加算記憶に応じさせる特定演出態様は、予め設定されている大当たり用の特定演出態様と外れ用の特定演出態様のうち大当たり用の特定演出態様で表示する。
従って、前記特定演出態様の制御中に係る所謂保留球が消化(権利の能動化)されずに、該保留球に対応するかの如く特定演出態様が可変表示されることによって、遊技者は、早期に有利な遊技状態(例えば、大当り状態)へ移行されることを知ることができる。
【0010】
また、本発明の遊技機は、前記特定演出態様に基づく表示中は、前記特定演出態様に係る可変表示が全て終了するまで新たに前記特定演出態様を発生させる開始条件が満たされないように制御する前記表示制御手段であることを特徴とする。
従って、前記特定演出態様に係る制御が集中して複数行われることを防止できるようになる。
【0011】
また、本発明の遊技機は、前記権利保留手段にて保留される前記加算記憶数が2以上の所定値に達することに基づいて、前記特定演出態様を前記表示手段で表示させるか否かを判定手段による判定結果に応じて決定する前記表示制御手段であることを特徴とする。
従って、前記開始条件の難易度を高められるとともに意外性を持たせることができるようになる。
【0012】
また、本発明の遊技機は、互いに異なる複数の特定演出態様が設定されている特定演出態様テーブルを有し、前記権利保留手段にて保留される前記加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件として、前記特定演出態様テーブルに基づいて前記表示手段にて表示させる所定の特定演出態様を決定する前記表示制御手段であることを特徴とする。
従って、前記特定演出態様テーブルに基づいて、複数種類の特定演出態様を可変表示させることができるようになり、単調となり難くすることができ
【0013】
また、本発明の遊技機は、前記特定演出態様の制御における前記加算記憶に係る権利の個数毎に対応し得る各特定演出態様が設定されている特定演出態様テーブルを有し、前記特定演出態様テーブルから前記個数に応じた所定の特定演出態様を決定し前記表示手段にて表示させる前記表示制御手段であることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の遊技機は、前記開始条件が満たされた時の前記加算記憶に基づく特定演出態様の可変表示実行に係る表示時間が、少なくとも通常遊技状態時における標準時間と比較して短時間となることを特徴とする。
従って、遊技者が、表示手段にて可変表示される演出態様の表示時間を短縮し遊技の進行効率を高めたい場合には、少なくとも所謂保留球の数を所定値にする必要があって、表示手段による可変表示中に所定条件を達成させることによって保留球の数を所定値にするといった技術介入性を付与することができる。
【0016】
なお、遊技機用プログラムは、遊技機を制御するための遊技機用プログラムと、業務用または家庭用のテレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等に読み込まれることによって、業務用または家庭用のテレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等を遊技機として機能させるための遊技機用プログラムとを含む。
【0017】
また、記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって上記遊技機用プログラムを記録したことを特徴とする。
【0018】
なお、記録媒体としては、ROM(Read Only Memory)、MO(Magnet Optical)、CD(Compact Disk)、FD(Floppy(登録商標) Disk)等が挙げられる。
更に、本発明に係る遊技機における全ての構成要件を、遊技機用プログラムおよび遊技機用プログラムを記録した記録媒体の構成要件としてそれぞれの発明とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明に係る遊技機の実施の形態を示すものである。
【0020】
図1は、本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機1の外観を示す斜視図である。弾球遊技機1は、外枠2と、外枠2に回動自在に設けられている本体枠3と、本体枠3に着脱可能に固定されている遊技盤4と、本体枠3に回動自在に設けられ遊技盤4の前面を覆うガラス扉5と、本体枠3に回動自在に設けられガラス扉5の下方に配置されている下扉6と、遊技盤4の下方に配置され遊技媒体となる遊技球を一個ずつ遊技盤4に向けて発射する発射装置(発射手段(図示しない))と、ガラス扉5の上部に配置されている枠ランプ7と、ガラス扉5の左右上部に配置されているスピーカ8と、下扉6に配置され払出された貸球および賞球を貯留する受け皿9と、下扉6に配置され発射装置の制御を操作させる操作ハンドル10、および発射装置からの遊技球の発射を停止させる発射停止釦(スイッチ)11等を備えている。
【0021】
図2は、図1の弾球遊技機1の遊技盤4を示す正面図である。遊技盤4は、遊技球を不規則に落下させる障害の役目を持つ複数の釘(図示しない)や特別図柄表示装置4a(可変表示手段)、普通図柄表示装置4b(可変表示手段)、始動入賞口4c(検知部)、スルーチャッカ4d(検知部)、特別図柄保留球ランプ4e、普通図柄保留球ランプ4f、大入賞口4g(特定検知部)、および普通図柄電動役物4h、その他、一般入賞口4i(検知部)、アウト口4j、盤面ランプ4kおよび風車4m等を備えている。
【0022】
特別図柄表示装置4aは、特別図柄(遊技状態を通常遊技状態から大当り状態に移行させるような性質を持つ図柄)を変動表示させた後確定停止させる装置であって、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。
ここで、大当り状態とは、大入賞口4g近傍に設けられている可動片4g1(可動部材)の態様が特定遊技態様(後述する)とされる状態のことである。
【0023】
普通図柄表示装置4bは、普通図柄(普通図柄電動役物4h等の可動装置の作動により入賞容易状態(普通図柄当り状態)にさせるような性質を持つ図柄)を変動表示させた後確定停止させる装置であって、例えば、LED(Light Emitting Diode)が用いられる。
ここで、普通図柄当り状態とは、始動入賞口4c近傍に設けられている普通図柄電動役物4hの一対の可動片4h1(可動部材)により所定時間(例えば、0.2秒)の開放状態が所定回数繰り返される(特定遊技態様)状態のことである。
【0024】
始動入賞口4cは、発射装置から発射され誘導路4nによって誘導されて遊技領域4pに打出された遊技球が入賞(遊技球を検知)することによって、所定の判定手段(後述する)で大当り判定をさせるとともに特別図柄表示装置4aを所定時間変動表示させるものであって、更に入賞として賞球払出をさせるものである。
【0025】
スルーチャッカ4dは、通路口が設けられ当該通路口を遊技球が入賞(通過)(遊技球を検知)することによって、所定の判定手段で普通図柄当り判定をさせるとともに普通図柄表示装置4bを所定時間変動表示させるものである。
【0026】
特別図柄保留球ランプ4eは、特別図柄表示装置4aによる特別図柄の可変表示中に所定可変条件が達成(例えば、始動入賞口4cへ遊技球が入賞)した場合において、この達成に対応させた入賞権利(例えば、特別図柄表示装置4aの特別図柄の可変表示を開始すること、特別図柄用判定手段で特定遊技態様(大当り状態)とさせるか否かを決定すること、判定結果または乱数発生手段から抽出した乱数値(取得乱数値)を記憶する特別図柄用判定記憶手段で記憶すること)を加算記憶して保留し、可変表示された特別図柄の停止に基づいて加算記憶された入賞権利を能動化(例えば、次回の特別図柄表示装置4aの特別図柄の可変表示を開始、特別図柄用判定手段による判定結果に基づいて決定された特定遊技態様(大当り)の実行開始)して記憶減算する特別図柄用権利保留手段において記憶されている特別図柄加算記憶数に基づいた値(例えば、特別図柄に係る入賞合計記憶数(始動記憶個数)から1引いた値(現在保留されている特別図柄に係る入賞権利の数))を表示させるものである。
なお、特別図柄保留球ランプ4eは、例えば、4個のランプ(LED等を含む)から構成され、特別図柄用権利保留手段において記憶されている特別図柄加算記憶数に基づいた値(例えば、特別図柄に係る入賞合計記憶数(始動記憶数)から1引いた値(現在保留されている特別図柄に係る入賞権利の数))分のランプの個数を点灯する。
【0027】
普通図柄保留球ランプ4fは、普通図柄表示装置4bによる普通図柄の可変表示中に所定可変条件が達成(例えば、スルーチャッカへ遊技球が入賞(通過))した場合において、この達成に対応させた入賞権利(例えば、普通図柄表示装置4bの普通図柄の可変表示を開始すること、普通図柄用判定手段で特定遊技態様(普通図柄当り状態)とさせるか否かを判定すること、判定結果または乱数発生手段から抽出した乱数値(取得乱数値)を記憶する普通図柄用判定記憶手段で記憶すること)を加算記憶して保留し、可変表示された普通図柄の停止に基づいて加算記憶された入賞権利を能動化(例えば、次回の普通図柄表示装置4bの普通図柄の可変表示を開始、普通図柄用判定手段による判定結果に基づいて決定された特定遊技態様(普通図柄当り)の実行開始)して記憶減算する普通図柄用権利保留手段において記憶されている普通図柄加算記憶数に基づいた値(例えば、普通図柄に係る入賞合計記憶数(始動記憶個数)から1引いた値(現在保留されている普通図柄に係る入賞権利の数))を表示させるものである。
なお、普通図柄保留球ランプ4fは、例えば、4個のランプ(LED等を含む)から構成され、普通図柄用権利保留手段において記憶されている普通図柄加算記憶数に基づいた値(例えば、普通図柄に係る入賞合計記憶数(始動記憶数)から1引いた値(現在保留されている普通図柄に係る入賞権利の数))分のランプの個数を点灯する。
【0028】
大入賞口4g近傍には大入賞口4gを開口または閉口させる可動片4g1が設けられ、可動片4g1は、大当りによって遊技者にとって有利な特定遊技態様(所謂、ラウンドまたはラウンドの繰り返し)とされるものである。なお、可動片4g1は、ソレノイド等の駆動源(図示しない)によって駆動される。
ここで、ラウンドとは、大入賞口4gへの遊技球の入賞が容易にされるように可動片4g1を変動させて開放状態とし、可動片4g1の変動開始からの所定時間(例えば、30秒)経過または大入賞口4gへの遊技球の所定数(例えば、10個)入賞のいずれか一方の終了条件の達成によって大入賞口4gへ遊技球が入賞できなくなるように可動片4g1を閉じ状態とする態様のことである。
また、大入賞口4g内には状態継続領域(所謂、Vゾーン(図示しない))が設けられ、状態継続領域へ遊技球が入賞すること(入賞態様条件の達成)によってラウンドが再び行われる。
なお、ラウンドは、ラウンド中の入賞態様条件の達成によって所定回数(例えば、15回)まで繰り返される。
【0029】
普通図柄電動役物4hは、始動入賞口4c近傍に設けられた一対の可動片4h1が閉じ状態から開放状態へと変動し始動入賞口4cへの遊技球の入賞が容易となるように開閉するものであって、スルーチャッカ4dへの遊技球の入賞に基づく普通図柄用判定手段での判定による当り(普通図柄当り)時に所定時間内開放状態とする装置である。なお、普通図柄電動役物4hの一対の可動片4h1は、ソレノイド等の駆動源(図示しない)によって駆動される。
なお、開放状態には、始動入賞口4cの開動作および閉動作を所定回数繰り返すものも含むものとする。
【0030】
図4は、図1の弾球遊技機1の制御装置を示すブロック図である。制御装置20は、主制御装置21ならびに図柄制御装置22、ランプ制御装置23、発射制御装置26、音声制御装置24および払出制御装置25等の副制御装置等を備えている。
【0031】
主制御装置21は、遊技制御プログラムに従って弾球遊技機1を制御する。主制御装置21には、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)211が設けられている。CPU211には、遊技制御プログラム(乱数生成処理および乱数テーブル等を含む)を記憶しているROM(Read Only Memory)212、CPU211のワーク用メモリ(状態データテーブルおよび乱数メモリ等を含む)として機能するRAM(Random Access Memory)213が接続されている。また、主制御装置21には、入力インターフェース21aが設けられている。
なお、主制御装置21は、外部の集中管理装置21cと接続されている。
【0032】
入力インターフェース21aには、始動入賞口4cに入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ214、大入賞口4gに入賞した遊技球を検知する大入賞球検知センサ215、大入賞口4g内に設けられた状態継続領域に入賞した遊技球を検知する継続球検知センサ216、その他入賞球検知センサ217、スルーチャッカ4dに入賞した遊技球を検知する通過入賞球検知センサ218、遊技球払出検知センサ219およびエラー検知センサ220等の各種検知センサに接続され、各センサ214〜220から出力される信号を主制御装置21へ送信する。
なお、始動入賞球検知センサ214は、始動入賞口4c1、4c2に対応してそれぞれに設けられている。
【0033】
図柄制御装置22は、特別図柄を変動表示させる特別図柄表示装置4aを、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、VDP(Video Display Processor;画像表示用プロセッサ)224を介して制御する。また、普通図柄を変動表示させる普通図柄表示装置4bを制御する。図柄制御装置22は、主制御装置21と同様にCPU221と、CPU221に接続されるROM222およびRAM223を備えている。
【0034】
ランプ制御装置23は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、特別図柄保留球ランプ4e、普通図柄保留球ランプ4f、盤面ランプ4kおよび枠ランプ7等を制御する。ランプ制御装置23は、主制御装置21と同様にCPU231と、CPU231に接続されるROM232およびRAM233を備えている。
【0035】
発射制御装置26は、発射装置261からの遊技球の発射間隔タイミングを制御するとともに遊技者による操作ハンドル10の操作によって発射装置261からの遊技球の発射開始および発射停止ならびに発射強度を制御する。
また、遊技者の操作によって発射停止スイッチ11から出力される制御信号によって発射装置261からの遊技球の発射停止を制御することができる。
更に、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、払出制御装置25を介した制御信号によって発射装置261からの遊技球の発射停止を制御することもできる。
【0036】
その他、音声制御装置24は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、サウンドプロセッサおよびスピーカ8等の音声発生装置244を制御し、払出制御装置25は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、払出装置254よびCR(Card Reader)ユニット255を制御する。これらは、主制御装置21と同様にそれぞれCPU241、251と、CPU241、251に接続されるROM242、252およびRAM243、253を備えている。
なお、払出制御装置25には、球貸信号制御装置25aが接続されている。
【0037】
入賞球装置(例えば、電動役物4h、大入賞口4gの可動片4g1および大入賞継続領域(所謂、Vゾーン))27は、主制御装置21から送信される制御信号によって、ソレノイド等で駆動される。
【0038】
電源回路30は、外部から電源プラグによって供給される交流電圧(AC24V)を、複数種類の直流電圧に変換して主制御装置21および副制御装置等に供給する。
【0039】
次に、このように構成された弾球遊技機1の動作について説明する。
図4は、弾球遊技機1の主制御(主制御装置21がROM212に格納されている遊技制御プログラムに従って実行する処理)の概要を示すフローチャートである。
なお、メインルーチンは、主制御装置21のCPU211に定期的(例えば、2msec毎)に送信されるリセットパルスによって繰り返し実行される処理である。
【0040】
まず、電源投入されて、初期設定処理を実行する(S101)。なお、S101の初期設定処理おいては、所定データの初期設定および副制御装置への通常起動時コマンドの送信(エラー状態時においては、電源断前の状態に復帰させてエラー解除)等をした後、メインルーチンへの移行を許可する。
【0041】
次いで、乱数更新処理を実行する(S102)。なお、S102の乱数更新処理においては、遊技目的(特別図柄大当り判定、普通図柄当り判定、および図柄可変表示手段(例えば、特別図柄表示装置4aまたは普通図柄表示装置4b等)の変動パターンおよび確定停止図柄の選択等)に対応して乱数発生手段で生成した乱数値範囲から所定乱数値範囲を設定し、当該乱数値範囲内における乱数を定期的に更新する。
【0042】
そして、入力管理処理を実行する(S103)。なお、S103の入力管理処理においては、遊技領域4pの入賞部(始動入賞口4c、スルーチャッカ4d、大入賞口4gおよび一般入賞口4i等)への遊技球の入賞の検知情報を管理処理する。
例えば、特別図柄表示装置4aおよび/または普通図柄表示装置4bが、変動表示中に始動入賞口4cおよび/またはスルーチャッカ4dへ遊技球が入賞する度に入賞数を所定上限値(例えば、5)まで加算記憶するとともに、特別図柄表示装置4aおよび/または普通図柄表示装置4bの変動表示が1入賞分終了(所定時間経過)する度に入賞数を減算する特別図柄始動記憶個数および/または普通図柄始動記憶個数を検知情報に基づき管理処理をする。
【0043】
次いで、異常監視処理を実行する(S104)。なお、S104の異常監視処理においては、補給球切れエラー、受け皿9の満タンエラーおよび球詰まり等の異常情報を管理処理する。
【0044】
そして、普通図柄制御処理を実行する(S105)。なお、S105の普通図柄制御処理においては、スルーチャッカ4dの入力管理処理(S103)による検知情報に基づいて普通図柄当り判定用乱数値範囲から所定の乱数値を抽出して当否判定し(普通図柄用判定手段(抽選手段))、次いで、普通図柄当り判定の判定結果に基づいて、普通図柄表示装置4bの変動パターンと確定停止図柄の選択用乱数値範囲から所定の乱数値を抽出して当該乱数値に基づいて普通図柄表示装置4bの変動パターンおよび確定停止図柄を決定するとともに普通図柄電動役物4hの一対の可動片4h1による動作態様(開閉動作および開放時間)を決定し、そして、当否判定結果と決定した変動パターンおよび確定停止図柄の情報や可動片4h1の動作態様の情報を副制御装置等へ送信する。
【0045】
次いで、特別図柄制御処理を実行する(S106)。なお、S106の特別図柄制御処理においては、始動入賞口4cの入力管理処理(S103)による検知情報に基づいて特別図柄大当り(以下、単に大当りという)判定用乱数値範囲から所定の乱数値を抽出して当否判定し(特別図柄用判定手段(抽選手段))、次いで、大当り判定の判定結果に基づいて、特別図柄表示装置4aの変動パターンと確定停止図柄の選択用乱数値範囲から所定の乱数値を抽出して当該乱数値に基づいて特別図柄表示装置4aの変動パターンおよび確定停止図柄を決定するとともに大入賞口4g近傍に設けられている可動片4g1の動作態様(開閉動作および開放時間)を決定し、そして、当否判定の結果と決定した変動パターンおよび確定停止図柄の情報や可動片4g1の動作態様の情報を副制御装置等へ送信する。
なお、変動パターンの決定は、選択用乱数値範囲から抽出された乱数値に対応する変動パターンデータを変動パターン選択テーブルから選択することによって決定する。
なお、大当り判定の判定結果として得られる情報は、大当りまたは外れであって、大当りは、更に通常大当りと確変付き大当りとがある。
確変付き大当り状態では、大当り状態終了以降の所定期間内において、大当り判定および普通図柄当り判定する判定テーブルをそれぞれ当選確率大テーブルへ切換えて、それぞれの当選確率大テーブルで大当り判定および普通図柄当り判定をする(確率変動状態(特定遊技態様))。故に、確率変動状態においては、普通図柄電動役物4hの開放状態(普通図柄当り状態)となる頻度が通常遊技状態と比較して高くなるとともに大当り判定され易くなる。なお、大当り判定および普通図柄当り判定する判定テーブルは、それぞれ当選確率大テーブルと当選確率小テーブル(通常遊技状態時に使用される)の少なくとも2種類が設けられている。
また、確率変動状態においては、特別図柄表示装置4aおよび普通図柄表示装置4bの変動パターンおよび確定停止図柄を決定する決定テーブルをそれぞれ短時間変動用テーブルへ切換えて、それぞれの短時間変動用テーブルで変動パターンおよび確定停止図柄を決定するようにしてもよい(時間短縮状態(特定遊技態様))。故に、時間短縮状態においては、普通図柄電動役物4hの開放状態(普通図柄当り状態)となる頻度が時間あたりの判定回数が増えることから通常遊技状態と比較して高くなる。なお、特別図柄表示装置4aおよび普通図柄表示装置4bに係る変動パターンと確定停止図柄を決定する決定テーブルは、それぞれ短時間変動用テーブルと長時間変動用テーブル(通常遊技状態時に使用される)の少なくとも2種類が設けられる。
更に、確率変動状態においては、普通図柄電動役物4hの開放時間を長い値へ切換えてもよい。なお、この状態においては、普通図柄電動役物4hが開放状態(普通図柄当り状態)となっている時間が通常遊技状態と比較して長くなる。なお、普通図柄電動役物4hの開放時間は、開放時間が長い値と開放時間が短い値(通常遊技状態時に使用される)の少なくとも2種類が設けられる。
また、大当り状態終了からスルーチャッカ4dの入力管理処理(S103)による検知情報が所定回数(例えば、50回)得られるまで、普通図柄表示装置4bの変動パターンを決定する決定テーブルを短時間変動用テーブルへ切換えて、短時間変動用テーブルで変動パターンと確定停止図柄を決定するようにしてもよい(時間短縮状態(特定遊技態様))。
【0046】
次いで、出力管理処理を実行する(S107)。なお、S107の出力管理処理においては、副制御装置へ送信するコマンド、およびホールや試験機関などの外部の集中管理コンピュータへ送信する情報を管理処理する。
【0047】
そして、可変図柄表示制御処理を実行する(S108)。なお、S108の可変図柄表示制御処理においては、普通図柄制御処理(S105)および特別図柄制御処理(S106)によって得られた情報に基づいて、普通図柄表示装置4bおよび特別図柄表示装置4aを制御する。
なお、普通図柄表示装置4bは、スルーチャッカ4dへの遊技球の入賞によって普通図柄を所定時間変動表示し所定図柄態様で確定停止することによって遊技態様を遊技者にとって有利な特定遊技態様(普通図柄当り状態)とするか否か(当否判定の結果)を報知する。
また、特別図柄表示装置4aは、始動入賞口4cへの遊技球の入賞によって特別図柄を所定時間変動表示し所定図柄態様で確定停止することによって遊技態様を遊技者にとって有利な特定遊技態様(大当り状態)とするか否か(当否判定の結果)を報知する。
【0048】
次いで、普通図柄電動役物制御処理を実行する(S109)。なお、S109の普通図柄電動役物制御処理においては、普通図柄制御処理(S105)によって得られた情報に基づいて、普通図柄電動役物4hの一対の可動片4h1による動作態様(開閉動作および開放時間)を制御する。
【0049】
そして、大入賞領域制御処理を実行する(S110)。なお、S110の大入賞領域制御処理においては、特別図柄制御処理(S106)によって得られた大当り判定情報に基づいて、大入賞口4g近傍に設けられている可動片4g1の動作態様(開閉動作および開放時間)を制御する。
【0050】
次いで、払出制御処理を実行する(S111)。なお、S111の払出制御処理においては、入力管理処理(S103)による遊技球の入賞の検知情報に基づいて遊技利益(例えば、賞球)の払出を行うか、または遊技を行うための貸球を払出すための払出制御情報を管理処理する。
【0051】
そして、ランプ・LED制御処理を実行する(S112)。なお、S112のランプ・LED制御処理においては、遊技状態に応じた光の演出を行うためのランプ(LEDを含む)制御情報を管理処理する。
【0052】
次いで、音声出力制御処理を実行する(S113)。なお、S113の音声出力制御処理においては、遊技状態に応じた音の演出を行うための音声出力制御情報を管理処理する。
【0053】
そして、電源断か否かを判断して(S114)、電源断でない場合には、S102の乱数更新処理に戻る。
【0054】
図5は、図4における特別図柄制御処理(S106)の詳細を示すフローチャートである。
【0055】
まず、特別図柄関連タイマ更新処理をする(S201)。次いで、特別図柄ゲーム制御処理をする(S202)。なお、S202の特別図柄ゲーム制御処理においては、特別図柄表示装置4aにて表示される特別図柄の態様表示に係る時間管理および動作制御管理処理をする。
【0056】
そして、始動記憶個数が「0」であるか否かを判断する(S203)。なお、S203の処理における始動記憶は、入力管理処理(S103)において得られる検知情報に基づき加算記憶されたデータを使用する。なお、S203でYESの場合には、次いで、客待ちのデモンストレーションを特別図柄表示装置4aに表示して(S204)、S107への処理を行うようにする。
【0057】
次いで、S203でNOの場合には、始動記憶個数が「5」以下であるか否かを判断する(S205)。なお、S205でNOの場合には、S107への処理を行うようにする。なお、始動記憶個数の上限値である「5」は一例を示すものであって任意に設定することが可能である。
【0058】
そして、S205でYESの場合には、特別図柄用判定手段にて大当り状態へ移行させるか否かの大当り判定をする(S206)。
【0059】
次いで、セット演出(関連演出態様(特定演出態様))判定処理をする(S207)。なお、S207のセット演出判定処理については後述する。
【0060】
そして、大当り判定で抽出されている乱数値に基づいて、当りまたは外れ演出パターンテーブルを選別し、決定された演出パターンテーブルに応じた変動パターンを決定する(S208)。なお、変動パターンの決定は、変動パターン用の乱数値を選択用乱数値範囲から抽出して変動パターンテーブルと照合して決定する。
【0061】
次いで、停止図柄の決定処理をする(S209)。なお、停止図柄の決定は、図柄パターン用の乱数値を選択用乱数値範囲から抽出して決定図柄パターンテーブルと照合して決定する。
【0062】
そして、決定した変動パターンと停止図柄をRAM213へ格納する(S210)。なお、RAM213に格納された内容は、出力管理処理を介して副制御装置側へ送信される。
【0063】
次いで、始動記憶個数から「1」を減算する(S211)。そして、大当りか否かを判断する(S212)。なお、S212でNOの場合には、S107への処理を行うようにする。
【0064】
次いで、S212でYESの場合には、大当り状態に移行させて大当り遊技をさせる大当りゲーム制御処理をする(S213)。
【0065】
図6は、図5におけるセット演出(関連演出態様(特定演出態様))判定処理(S207)(表示制御手段)の詳細を示すフローチャートである。
なお、セット演出とは、例えば、権利保留手段における複数の加算記憶に対応する演出態様を可変表示手段(例えば、特別図柄表示装置4a)にて可変表示させる可変表示実行に係る権利(所謂、保留球)毎に実行されるそれぞれの可変表示の情報内容に相互関連性(例えば、ストーリー性、同一または類似関係、または連想関係)を持たせた演出態様(関連演出態様)からなる継続的に優先して可変表示させる特定演出態様のことである。
【0066】
まず、セット演出の実行中であるか否かを判断する(S301)。なお、S301でYESの場合には、S307へ進む。
【0067】
次いで、S301でNOの場合には、始動記憶個数が「5」(保留球=4個)であるか否かを判断する(S302)。なお、S302でNOの場合には、S208への処理を行うようにする。なお、S302の処理における始動記憶は、入力管理処理(S103)において得られる検知情報に基づき加算記憶されたデータを使用する。また、始動記憶個数の「5」は一例を示すものであって任意に設定することが可能である。
【0068】
そして、S302でYESの場合には、セット演出をするか否かの判定をする(S303)(判定手段)。なお、セット演出の判定は、セット演出判定用の乱数値を所定の判定用乱数値範囲から抽出して、予め定められている比較用乱数値と照合して当否判定することによって行われる。
【0069】
次いで、S303の判定結果に基づいてセット演出を行うか否かの判断をする(S304)。なお、S304でNOの場合には、S208への処理を行うようにする。
【0070】
そして、S304でYESの場合には、セット演出の内容判定をする(S305)。なお、S305のセット演出の内容判定では、互いに異なる複数のセット演出からなる予め設定されている特定演出態様テーブルから、一のセット演出を選択して決定する。
【0071】
次いで、実行されるセット演出が権利保留手段にて保留記憶されている1つ目の権利(保留球1個目)に対応するもの(セット演出1回目(各セット演出(各特定遊技態様)))であるか否かを判断する(S306)。なお、S306でYESの場合には、S305の処理において決定されたセット演出に基づく、予め設定されている1回目用として対応させているセット演出テーブル(特定演出態様選択テーブル)から、1回目に行わせる特定演出態様(変動パターン)を選択して決定するようにさせる(S306a)。これによって、セット演出1回目に関する情報(変動パターンおよび確定停止図柄等も含む)が副制御装置へ送信されるようになる。そして、S310へ進む。
【0072】
そして、S306でNOの場合には、実行されるセット演出が権利保留手段にて保留記憶されている2つ目の権利(保留球2個目)に対応するもの(セット演出2回目(各セット演出(各特定遊技態様)))であるか否かを判断する(S307)。なお、S307でYESの場合には、S305の処理において決定されたセット演出に基づく、予め設定されている2回目用として対応させているセット演出テーブル(特定演出態様選択テーブル)から、2回目に行わせる特定演出態様(変動パターン)を選択して決定するようにさせる(S307a)。これによって、セット演出2回目に関する情報(変動パターンおよび確定停止図柄等を含む)が副制御装置へ送信されるようになる。そして、S310へ進む。
【0073】
次いで、S307でNOの場合には、実行されるセット演出が権利保留手段にて保留記憶されている3つ目の権利(保留球3個目)に対応するもの(セット演出3回目(各セット演出(各特定遊技態様)))であるか否かを判断する(S308)。なお、S308でYESの場合には、S305の処理において決定されたセット演出に基づく、予め設定されている3回目用として対応させているセット演出テーブル(特定演出態様選択テーブル)から、3回目に行わせる特定演出態様(変動パターン)を選択して決定するようにさせる(S308a)。これによって、セット演出3回目に関する情報(変動パターンおよび確定停止図柄等を含む)が副制御装置へ送信されるようになる。そして、S310へ進む。
【0074】
そして、S308でNOの場合には、実行されるセット演出が権利保留手段にて保留記憶されている4つ目の権利(保留球4個目)に対応するもの(セット演出4回目(各セット演出(各特定遊技態様)))であって、S305の処理において決定されたセット演出に基づく、予め設定されている4回目用として対応させているセット演出テーブル(特定演出態様選択テーブル)から、4回目に行わせる特定演出態様(変動パターン)を選択して決定するようにさせる(S309)。これによって、セット演出4回目に関する情報(変動パターンおよび確定停止図柄等を含む)が副制御装置へ送信されるようになる。
【0075】
次いで、S206の大当り判定における判定結果が大当り(YES)か否か(NO)を判断する(S310)。なお、S310で判定結果が大当たりでない(NOの場合には、S208への処理を行うようにする。
【0076】
そして、S310判定結果が大当たり(YESの場合には、既に実行されている特定演出態様に係るセット演出がセット演出1〜3回目であるか否かを判断する(S311)。なお、S311でNOの場合には、S208への処理を行うようにする。
【0077】
次いで、S311でYESの場合には、実行されていない特定演出態様に係るセット演出を全て継続的に可変表示させるようにする(S312)。そして、S208への処理を行うようにする。
【0078】
なお、セット演出の具体例としては、例えば、保留球1個目が、「春」、または「出会い」からなるテーマと関係が深い演出(A演出)、保留球2個目が、「夏」、または「親睦」からなるテーマと関係が深い演出(B演出)、保留球3個目が、「秋」、または「友情」からなるテーマと関係が深い演出(C演出)、保留球4個目が、外れの場合は、「冬」、または「別れ」からなるテーマと関係が深い演出、大当りの場合は、「宇宙」、または「ゴール」からなるテーマと関係の深い演出(D演出)とするようにした起承転結の形式が挙げられる。
【0079】
また、セット演出が実行される場合において、可変表示される特定演出態様における各セット演出の表示時間を、通常遊技状態時の演出標準時間と比較して短時間とするようにしてもよい。具体例として、特定演出態様の制御に係るセット演出時においては、A演出(15秒)+B演出(15秒)+C演出(15秒)+D演出(15秒)=セット演出合計時間(60秒)とし、通常遊技状態時においては、演出標準時間(25秒)×4演出=演出標準合計時間(100秒)とすることによって、100秒−60秒=40秒の表示時間短縮を可能とさせるようにできる。
【0080】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、表示制御手段によって、権利保留手段にて保留されている加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件とし、保留されている前記加算記憶の減算に応じて実行される演出態様の可変表示をそれらの情報内容に相互関連性がある特定演出態様となるように前記表示手段に可変表示させる遊技機を提供することができる。
また、遊技者が特定演出態様を可変表示させたい場合には、加算記憶数を2以上の所定値にするために、表示手段による可変表示中に所定条件を達成させる必要性が生じ新たな技術介入性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機の制御装置を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機の主制御の概要を示すフローチャートである。
【図5】図4の特別図柄制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】図5のセット演出判定処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
2 外枠
3 本体枠
4 遊技盤
4a 特別図柄表示装置
4b 普通図柄表示装置
4c 始動入賞口
4d スルーチャッカ
4e 特別図柄保留球ランプ
4f 普通図柄保留球ランプ
4g 大入賞口
4g1 可動片
4h 普通図柄電動役物
4h1 可動片
5 ガラス扉
6 下扉
7 枠ランプ
8 スピーカ
9 受け皿
10 操作ハンドル
11 発射停止スイッチ
20 制御回路
21 主制御装置
22 図柄制御装置
23 ランプ制御装置
24 音声制御装置
25 払出制御装置
26 発射制御装置

Claims (6)

  1. 所定条件の達成に基づいて、識別情報の変動を含む演出態様を所定時間に渉って可変表示させた後に停止表示させる表示手段と、該可変表示中による前記所定条件が達成される毎に少なくとも前記演出態様の可変表示実行に係る権利を加算記憶して保留し、前記権利の保留が解除される毎に前記加算記憶を減少させ所定の演出態様を可変表示させる権利保留手段を備える遊技機において、
    前記権利保留手段にて保留されている加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件として、保留されている前記加算記憶の減算に応じて実行される演出態様の可変表示をそれらの情報内容に相互関連性がある特定演出態様となるように前記表示手段に可変表示させ、前記特定演出態様の表示をさせることを、最初の特定演出態様の表示をさせるときにあった前記加算記憶がなくなるまで連続して行わせる特定演出態様制御を行う表示制御手段を有し、
    前記加算記憶の減算に応じて特定演出態様を表示する度に大当たりの判定を行い、
    前記特定演出態様制御中に大当たりとなる場合、残りの加算記憶を減算させずに特定演出態様を残りの加算記憶個数分順次表示し、
    残り最後の加算記憶に応じさせる特定演出態様は、予め設定されている大当たり用の特定演出態様と外れ用の特定演出態様のうち大当たり用の特定演出態様で表示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定演出態様に基づく表示中は、前記特定演出態様に係る可変表示が全て終了するまで新たに前記特定演出態様を発生させる開始条件が満たされないように制御する前記表示制御手段であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記権利保留手段にて保留される前記加算記憶数が2以上の所定値に達することに基づいて、前記特定演出態様を前記表示手段で表示させるか否かを判定手段による判定結果に応じて決定する前記表示制御手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 互いに異なる複数の特定演出態様が設定されている特定演出態様テーブルを有し、前記権利保留手段にて保留される前記加算記憶数が2以上の所定値に達することを1つの開始条件として、前記特定演出態様テーブルに基づいて前記表示手段にて表示させる所定の特定演出態様を決定する前記表示制御手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記特定演出態様の制御における前記加算記憶に係る権利の個数毎に対応し得る各特定演出態様が設定されている特定演出態様テーブルを有し、前記特定演出態様テーブルから前記個数に応じた所定の特定演出態様を決定し前記表示手段にて表示させる前記表示制御手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記開始条件が満たされた時の前記加算記憶に基づく特定演出態様の可変表示実行に係る表示時間が、少なくとも通常遊技状態時における標準時間と比較して短時間となることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊技機。
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