JP4178706B2 - ポータブルな送受話器のシステム、ポータブルな送受話器および電話の操作方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動電話などのポータブルな送受話器に関し、特に異なるモード(例えば、データ、ファックスおよび音声)間の選択が行えるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
IS−95規格は、移動電話システム(cellular system)上のデータ、ファックスおよび音声の伝送を受信することができるようになっている。通常、外来電話((着呼、incoming call)は、いくつかのモードのうちの1つとして選択される。例えば、外来電話がファックスの場合、レシーバ(例えば移動電話)は、外来電話を、接続されたファックス装置に送ることができる。
【0003】
しかし、スプリント(Sprint)ネットワークのようなネットワークは、元々意図していた方法で指示されたプロトコルをサポートしていない。このネットワークにおいては、全ての電話(call)は、音声として扱われる。この場合、操作は、前もってアレンジされていなければならない。電話を受ける送受話器(handset)は、ネットワークの指令を無視するスペシャルモードに、手動で設定されていなければならない。これは、選択されたモードで電話にでることを強要する。それ故、例えば、外来電話がファックスである場合、特定のファックスを受信してデコードするファックス装置に電話が回されることになる。
【0004】
もちろん、この問題は、どんな電話がかかってくるかを前もって知っている必要がある。さらに、一旦電話がその特定モードに置かれたならば、ユーザーは、電話における特定モードを解除することを覚えておかなけれなならない、さもなければ次の電話が間違ってファックスとして応答されてしまう。
【0005】
【発明の開示】
本システムは、外来電話のモードをシステム上で制御するのが困難なシステム上で作動することができる動的な(dynamic)メニューを有している。このシステムによれば、ユーザーは、送受話器において動的に生成されたメニューから、外来電話のモードを選択することができる。このことにより、ユーザーは、電話が最初にかかってきたときに望ましいモードを選択することができる。
【0006】
また、ユーザーは、そのメニューによって、モードを変更することができる。例えば、電話中に、手動操作されるファックスのためのモデムまたはファックス操作に変更することができる。ユーザーが誤って応答した場合、ユーザーは、メニューを使って、ファックスまたはデータのモードに手動で変更することができる。従って、モード間での自動的な切り換えをサポートしていないシステムにおいて、前もってアレンジしておかなくても、複数のモードの1つで電話にでるように、このシステムは、ユーザーにオプションを与えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
好適な送受話器が、図lに示される。送受話器100は、イヤホーン102、マイク104およびアンテナ106を含む従来の送受話器の構成を有している。送受話器100は、さらに移動電話トランシーバ(cellular transceiver)108、マイクロプロセッサ110およびデジタル信号処理装置112を有している。これらは、全て公知であり、それらの構造は、当業者によって知られている。
【0008】
また、電話は、ディスプレイをなすウィンドウ114に表示される動的なメニューを有している。そのメニューは、システムの操作によって異なる情報を生成するという点で動的である。許可(acceptor)スイッチ118と同様、セレクタ116によって、メニュー上の選択が行われる。システムは、また、クリアーキー120を有している。また、従来と同様、テンキーのキーパッド122により、数値データまたはコードを用いた英数字データの入力を行うことができる。
【0009】
電話コネクタ130によって、データ装置をなすコンピュータ132(以下、データ装置という)および/またはファックス装置134といった外部装置に接続することができる。自動検出手段としての自動検出器136は、送受話器100に複数の装置が接続されている場合、どんな種類の装置が接続されているかを自動的に検出する。
【0010】
プロセッサ110は、従来と同様、システム全体の操作の多くを制御する。プロセッサ110は、移動電話トランシーバ108から、受信された外来電話を検出し、その検出状態に応じた動的なメニューを生成するように作動する。以下、このプロセッサ110の作動について説明する。
【0011】
プロセッサ110は、図2に示すフローチャートに従ってユーザー・インターフェース・ルーチンの一部を実行する。ステップ200では、プロセッサ110は、送受話器100に入って来る呼び出し(page)を検出する(このステップ200が外来電話検出手段を構成する)。これは、送受話器100が応答する必要のある外来電話であることを意味する。ステップ202では、プロセッサ110は、外来電話と応答確認し(handshaking)、その電話から発信者の電話番号を示す発信者番号(caller ID)を含む情報を検出する。
【0012】
ステップ204では、システムは、自動検出器136を用いて、データ装置132またはファックス装置134が送受話器100に接続されているか否かを検出する。これは、例えば、電話が鳴ったときまたはその前の時点において、外部接続装置にポーリングすることにより、外部接続装置が接続され作動状態になっているか否かを決定する。
【0013】
以下のステップでは、データ装置132かファックス装置134のどちらが接続されているかについて決定する。ステップ206では、ファックス装置134が接続されているか否かを検出する。そして、ファックス装置134が接続されているか否かに従い、ステップ208、210では、データ装置132が接続されているか否かを決定する。
【0014】
ファックス装置134およびデータ装置132の両方が接続されている場合には、ステップ212でウィンドウ114にファックスおよびデータの項目をオプション表示させ、ファックス装置134のみが接続されている場合には、ステップ214でウィンドウ114にファックスの項目をオプション表示させ、またデータ装置132のみが接続されている場合には、ステップ216でウィンドウ114にデータの項目をオプション表示させる。そして、ウィンドウ114には、音声で電話にでる音声モードのオプションの他、上記した処理によりファックスおよび/またはデータで電話にでる非音声モードのオプションが表示される。言い換えれば、ウィンドウ114には、音声モードのオプションの他、データ装置132、ファックス装置134といった外部の接続状況を知らせるための非音声モードのオプションが、択一物のリストとしてメニュー表示される。このメニュー表示は、異なる時間において異なる択一物となるものである。なお、上記したオプションは、図1に示すようなデフォルトとして表示される。
【0015】
ステップ218では、ユーザーは、ウィンドウ114に表示されたメニューからオプションの1つを選択する。これは、メニュー上の応答オプションを選択するという通常の操作方法によって電話にでることを意味する。また、ファックス装置134およびデータ装置132の1つが適当であるとするなら、データおよび/またはファックスを選択して電話にでるようにしてもよい。
【0016】
ステップ220では、受け取った選択に従って電話に応答する。これは、電話が音声の電話である場合、電話を鳴らすことを含む。すなわち、このステップ220は、音声モードが選択されたときに音声モードで電話にでるように作動し、非音声モードが選択されたときに非音声モードで電話にでるように作動するスイッチング手段を構成している。
【0017】
好適な態様は、図2のフローチャートに従って作動する。しかしならが、ステップ204から216は任意でもよく、その場合、システムは、それらのステップでの処理を無くし、点線217で示すような処理を行うことができる。例えば、データ装置132とファックス装置134の自動検出を行わず、システムは、常にデータおよびファックスに応答するオプションを表示する。これによって、ユーザーは、これらのオプションのうちの1つを選ぶことができる。
【0018】
電話が開始された後、図3で示される、連続的に実行されるメインプログラム・ループの一部あるいは割込みルーチンが実行される。これは、メニューのモードが変更できることを表す。電話中の全ての期間において、メニューは、現在実行されているもの以外に、他の可能性のある全てのモードを少なくとも表示する。図3に示される例においては、音声、データおよびファックスが表示される。しかし、電話が音声の電話である場合には、音声の表示部分を省略してもよい。ユーザーは、ステップ252で、いつでも他のモードを選ぶことができる。他のモードがステップ252で選ばれると、システムは、ステップ254で他のモードに切り換える。したがって、ユーザーが外来電話を音声の電話であると誤判断して、音声の電話としてそれに応答する場合、ユーザーはファックス・トーンを聞くかもしれないが、その時、ユーザーは、手動でファックスと接続し、ファックスに切り換えることができる。このことにより、誤った先の選択を修正するようにメニューを使うことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態においては、システムの内部の不揮発性メモリ109に記憶されたデータベース情報としての電話帳(phonebook)を使用するように作動する。電話帳は、ユーザーの電話番号を含む。メモリーに記憶された電話帳は、図4に示されるデータベースの概略的なフォーム300を有する。このシステムでは、電話帳における複数の電話番号(例えば、勤務先、自宅といった音声の電話番号、およびファックス装置134、データ装置132といった非音声の電話番号を含む)が、関連付けられている。なお、図4中のWは勤務先、Hは自宅、Fはファックス装置、Dはデータ装置を示し、発信者別にそれぞれの電話番号が対応付けられている。
【0019】
この実施形態では、図5に示される修正されたフローチャートに従って動作する。図5に示す処理では、図2に示す処理と同様、ステップ200で、入って来る呼び出しを受信し、ステップ202で、発信者番号を検出する。ステップ400で、装置は、発信者番号をデータベースに記憶された全ての電話番号と比較する。
【0020】
いずれとも一致しない場合、例えば、図2のステップ204または図2のステップ218に進み、そのステップから処理が続けられる。また、発信者番号といずれかの電話番号が一致する場合、ステップ402で、どのような種類の一致が検出されたが決定される。このことにより、発信者番号に関連したモードがデータベースから読みとられる。それが、外来電話の可能性の高いモードであるとされる。
【0021】
そして、自宅または勤務先といった通常の電話が受信されると、システムは、図2のステップ204あるいはステップ218に進み、そのステップから処理が続けられる。
【0022】
しかしながら、データの発信者番号が受信された場合、システムは、ステップ410でデータとして応答する。また、ファックスの発信者番号が受信された場合、システムは、ステップ412でファックスとして応答する。これらの場合、発信者番号の情報をもとにメニューにそのデフォルトが表示されるが、メニューを用いた操作は行われない。なお、必要であれば、異なる選択を行うようにすることもできる。電話が完了した後、図3のオーバーライド・メニューが表示される。
【0023】
上記した説明では、2、3の実施形態について詳細に述べたが、当業者であれば、それらの実施形態から変形した実施形態が可能であることが理解できるであろう。例えば、接続されたコネクタを検出して、メニューの内容を、接続された装置の全てに設定することができる。この場合、コネクタが接続されたいかなる時においても、装置は、データおよびファックスの可能性を表示するようにすることができる。また、このシステムは、いかなる電話システムにおいても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送受話器のブロックダイヤグラムを示す図である。
【図2】第1のモードにおける作動を示すフローチャートである。
【図3】スイッチング作動を示すフローチャートである。
【図4】データベースの具体例を示す図である。
【図5】発信者番号を用いた実施形態のフローチャートである。
【符号の説明】
100…送受話器、102…イヤホーン、104…マイク、
106…アンテナ、108…移動電話トランシーバ、
110…マイクロプロセッサ、112…デジタル信号処理装置、
114…ウィンドウ、116…セレクタ、118…許可スイッチ、
120…クリアーキー、122…キーパッド、130…コネクタ、
132…コンピュータ、134…ファックス装置、136…自動検出器。
Claims (13)
- 外来電話を検出する外来電話検出手段と、
前記外来電話の検出に応答して、音声で電話にでる音声モードと音声以外のモードで電話にでる非音声モードの少なくとも2つのオプションを表示し、かつ前記モードのうちの1つが選択できるようにする手段と、
前記音声モードが選択されたときに前記音声モードで電話にでるように作動し、前記非音声モードが選択されたときに前記非音声モードで電話にでるように作動するスイッチング手段と
を備えたことを特徴とするポータブルな送受話器のシステム。 - 外部装置と接続できるようにするコネクタを備え、前記スイッチング手段は、前記非音声モードが選択されたときに前記外部装置が電話にでるように作動することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記外部装置が接続されているかどうかを自動的に検出する自動検出手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記外部装置は、データ装置およびファックス装置を含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記自動検出手段によって検出された外部装置に従って、前記オプションの表示を行わせる手段を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載のシステム。
- 音声の電話番号および非音声の電話番号を含むデータベース情報を記憶するメモリーと、
電話の発信者番号をデータベースにおける番号と比較し、外来電話の可能性の高いモードを決定する手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のシステム。 - 移動電話システムにおける操作のための動的なメニューを有するポータブルな送受話器であって、
入って来る情報を受信し、また情報を送信するように作動する移動電話トランシーバと、
前記移動電話トランシーバから、受信された外来電話を検出し、その検出状態に応じた動的なメニューを生成するマイクロプロセッサと、
前記動的なメニューを表示するディスプレイと、
前記動的なメニューからユーザーが選択を行えるようにするものであって、音声で電話にでる通常の音声モードである第1の電話応答モードと、音声で電話にでる音声モード以外の第2の電話応答モードの少なくとも一方をユーザーが選択できるようにするセレクタと、
前記第2の電話応答モードにおいて作動する外部装置に連結するためのコネクタとを備え、
前記プロセッサは、前記動的なメニューから選ばれた選択モードで前記電話にでることを特徴とするポータブルな送受話器。 - 前記第2の電話応答モードは、少なくともデータおよび/またはファックスの1つであることを特徴とする請求項7に記載の送受話器。
- 前記外部装置は、データ装置および/またはファックス装置であることを特徴とする請求項8に記載の送受話器。
- 電話帳を有する内部メモリを備え、前記電話帳は、前記電話番号が音声の電話番号であるか非音声の電話番号であるかを示す複数の電話番号を記憶しており、
前記プロセッサは、電話の発信者番号を特定し、その発信者番号を前記電話帳の情報と比較し、その比較に従って前記動的なメニューを変更することを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1つに記載の送受話器。 - 外来電話がかかってきたことを検出すること、
前記外来電話から発信者番号情報を取得すること、
電話が音声の電話であるか非音声の電話であるかを示す複数の発信者番号情報のデータベースと前記発信者番号情報とを比較すること、
前記発信者番号情報の比較結果に従い、音声の電話あるいは非音声の電話として電話にでるかを示すこと
を含む、電話の操作方法。 - 前記非音声の電話は、ファックス電話を含む、ことを特徴とする請求項11に記載の方法
- ユーザーのオプションを示す動的なメニューを形成すること、および前記外来電話が受信されたとき、前記発信者番号情報から決定されたオプションを含む応答オプションを示す動的なメニューを形成することを含む、請求項12に記載の方法。
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