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JP4180777B2 - テント - Google Patents
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JP4180777B2 - テント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテントに関し、特に、強風によりテントの変形、特に、ポールの変形を抑制して、ポールが変形により破損するのを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテントとして、図10に示すような、フック吊り下げ型のテントが提供されている。このテントは、インナーテント1のグランド部1aを地面に広げ、該グランド部1aの4隅に取り付けたグロメット4より伸びるリングRを通して控杭30を地面に打ち込んでインナーテント1を固定し、一対のポール3をアーチ状(略逆U字型)に湾曲させ、これらポール3の夫々の先端3a、3bを上記グロメット4の孔4aに通して接地させ、ポール3をX字状に地面より立ち上げている。インナーテント1の天幕布1bは、所要間隔をあけて突設したフック5をポール3に係止して、インナーテント1をポール3の内面側に吊り下げている。その後、アウターテント7をポール3の外面に被せ、アウターテント7の4隅をインナーテント1の4隅と連結している。
【0003】
また、上記インナーテントをフックを用いてポール3に懸下する方法の他に、図11に示すように、インナーテント1の天幕布1bの外面に設けた両端開口のスリーブ1cにポール3を通してインナーテント1をポール3に吊り下げるスリーブ式もある。
なお、前記フックタイプのテントは、後記のスリーブタイプのテントと比較して、ポール3へフック5を引っかけて吊り下げているくために、テントの設営が簡単に短時間にできる利点がある。
【0004】
また、上記フックあるいはスリーブによるポールへの天幕布の吊り下げ式のテントでは、該テントを構成する天幕布は、その各側面においてグランドに接する端縁から頂点に達する点までを略三角形の一枚布あるいは数枚の布を接ぎ合わせて形成し、これら各側面の三角形状の布の端縁を縫着して構成している。例えば、グランド設置側を正方形状とするX型のテントでは、4枚の三角形の布Nを用い、これらの布の端縁同士を縫着して形成している。
【0005】
上記天幕布の各側面を構成する三角形の布Nは、図12に示すように、大きな一枚布から裁断しており、裁断時においてロスを最小とするため、図中矢印X,Yで示す地の目方向が、三角形布Nの下辺N1となるように裁断されている。その結果、天幕布を構成する各布Nの地の目方向Xは、テント設営時にグランドの水平面Sと平行となり、直交する地の目方向Yはグランド水平面Sに対して垂直方向となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近時、軽量化の要請より、ポールは細くなる傾向にあり、風圧により変形しやすくなっていると共に、この種のテントは山岳登山やトレッキングで使用される場合が多く、山岳地では風圧が強いためにポールは変形しやすくなる。よって、テントには、耐風性が優れ、強風をうけてもポールが曲がったり、破損しないことが要求される。
上記したポールの両端をグランドに固定してアーチ状に立設する場合、図13(A)に示すように、左からの強い横風を受けると、ポール3の左側3Lは右側に大きく傾き、風下のポール右側3Rは下端がグランドに固定されているため、図示のように頂点Pから設置点Gにかけて内向きに傾斜あるいは湾曲する状態になり、風下の右側3Rの頂点Pの近傍には応力が集中する。逆方向の右から横風を受ける場合には図13(B)に示すようにポール3の風下となる左側3Lの頂点近傍に応力が集中する。高峰の山岳登山で用いる場合等においては、風の強さは苛酷であり、風力に因っては、上記応力集中点Mが最後には破損が発生する事態が予想しえる。
【0007】
特に、天幕布にフックを取り付け、該フックをポールに係止する前記図10に示す形式のテントでは、天幕布によるポールの拘束力が弱いため、ポールは風により曲がり易くなる。スリーブ式の場合は、フック式に比べて天幕布によるポールの拘束力は強いが、それでも強烈な風に受けると、上記したポールの曲がり、最終的にはポールの破損の問題が発生する恐れがある。
【0008】
かつ、テントを構成する天幕布は、その各部を構成する布Nが前記図12に示すように、地の目方向Xは、テント設営時にグランドの水平面Sと平行となり、直交する地の目方向Yはグランド水平面Sに対して垂直方向となる。
【0009】
布地は、周知のとおり、地の目方向(X、Y)は伸びにくく、地の目方向と45゜傾斜した方向(Z1、Z2)に最も伸び易い。よって、上記のように裁断された従来の天幕布を設営した時、天幕布の各布Nはグランド水平面Sに傾斜方向に伸び易くなっている。
その結果、前記図13(A)(B)に示すように、横風を受けてポールに曲がり生じた時、ポールと連結した天幕布も傾斜方向には伸びるためポールの曲がりに対する拘束力を発揮しえない。
具体的には、図13(A)に示す、左からの横風を受けて、ポールの左側3Lが左方向に傾斜すると、天幕布Nのポール左側3Lに連結した部分もポール3の傾斜に追従して、傾斜方向に伸び、ポール3の曲がりに対して天幕布Nは拘束力を発揮しえない。図13(B)に示す右からの横風を受けた場合も同様に天幕布は左側に傾斜するポールに追従して左側へと伸びる。
【0010】
このように、天幕布の伸び方向がポール傾斜方向と同一方向になるため、天幕布によるポールの曲がりを抑制できず、特に、天幕布をフックを介してポールに吊り下げる場合には、天幕布によりポールへの拘束力は弱いことも加えて、ポールの曲がり抑制に天幕は機能しない。天幕布をスリーブにポールを通して吊り下げた場合、フックの場合よりは天幕布によるポールの拘束力はあるが、天幕布自体がポールの傾斜方向に伸びるため、この点から天幕布によるポールの拘束力は弱い。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、天幕布によるポールへの拘束力を強めて、横風によりポールが傾斜して曲がることを抑制し、ポールの破損発生を確実に防止することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、両端をグランドに固定してアーチ状に立設するポールと、該ポールに吊り下げる天幕布とを備えたテントにおいて、
上記天幕布を構成する布の地の目方向をグランド水平面に対して傾斜させ、グランドに対する傾斜方向の伸びを低減して、グランド上に設営したテントに対する横風への耐風力を高めることにより、該天幕布と連結したポールに発生する横風による曲がりを低減する構成としていることを特徴とするテントを提供している。
【0013】
上記のように、天幕布の布地を、その地の目方向を、グランド水平面と傾斜させると、天幕布はグランド水平面に対して傾斜方向へは伸びを殆ど無い状態とすることができる。よって、テントが横風を受けてポールの頂点が風受け側から風下側へと移動して変形しようとして、風受け側のポールに連結した部分の天幕布を傾斜方向へ引っ張っても、天幕布は傾斜方向への伸びが殆どないため、天幕布はポールの変形に追従せず、逆に、ポールの変形を抑制する。このように、強い横風を受けた時にポールの変形を天幕布により抑制する結果、ポールが大きく変形した時に発生する風下側での頂点近傍での破損発生を確実に防止することができる。
【0014】
なお、天幕布の地の目方向を上記のように傾斜方向とすると、上下方向および真横方向への天幕布の伸びは大きくなる。しかしながら、上下方向に関しては、吹き降ろしの風によりテントが上方から強い風を受けた場合には、天幕布には引っ張り作用は発生せず、かつ、使用する全ポールで風を受けるために耐風力があり問題とならない。また、水平方向に関しては、天幕布は下端を固定してアーチ状に張られるため、横風により必ず傾斜し、天幕の一部に真横(水平方向)の引っ張り力が作用することはないため、問題とならない。
【0015】
上記天幕布はグランド設置面から上記ポールの頂点までの全体の地の目を傾斜させることが好ましい。
しかしながら、少なくともポールの変形時に応力が集中しやすいポール頂点付近の布、好ましくは、天幕布の上半分の地の目方向を傾斜させればよく、必ずしも天幕布の全体の地の目を傾斜させる必要はない。
また、天幕布の各部は、グランド設置辺よりポール頂点までを一枚布で構成している場合が多いが、上下中間部で切り替えて複数枚の布を接ぎ合わせ縫着して形成しても良い。この場合、複数の布の地の目方向を上記のように傾斜させ、あるいは、少なくともポールの頂点側の布の地の目方向を傾斜させている。
【0016】
また、上記天幕布の地の目の傾斜角度は、グランド水平面に対して30゜〜60゜の範囲とし、好ましくは35゜〜55゜であり、45゜とすると地の目方向を左右対称にできるために最も好ましい。なお、上記天幕布の地の目の傾斜角度は、天幕布の下辺のグランド設置ラインに対する地の目方向で規定している。
【0017】
上記天幕布は全体的に伸びの少ない布で形成しており、伸縮性が30%以下の糸条を用いていることが好ましい。糸条で伸縮性が30%以下の場合、該糸条より織物とした場合、該織物からなる布の地の目方向の伸びを殆どない状態とすることができる。また、織り方は平織りが好ましい。
【0018】
上記天幕布はポリエステル繊維、ナイロン繊維等の合成繊維から形成することが、布の強度等の点から好ましい。
【0019】
本発明のテントは、特に、天幕布にポールにフックを介して吊り下げるタイプにおいて好適に用いられる。具体的には、上記天幕布はグランド設置布とを縫着してインナーテントを構成し、上記天幕布にフック取付布を間隔をあけて縫着すると共に、これらフック取付布を連結する連結布を天幕布に縫着し、かつ、上記フック取付布の先端に上記ポール吊下用のフックを取り付けており、さらに、上記天幕布を吊り下げたポールの外面に被せるアウターテントを備えているテントに好適に適用できる。
【0020】
即ち、天幕布をフックを介してポールに吊り下げた場合には、天幕布によるポールの拘束力はスリーブにポールを通して天幕布を吊り下げるタイプよりも天幕布によるポールの拘束力が弱いが、その分、天幕布の地の目方向の機能によりポールへの拘束力を強めることができ、強い横風によるポールの変形を抑制できる。 なお、スリーブタイプの場合にも天幕布の地の目方向をグランド面に対して傾斜させると、天幕布によるポールへの拘束力を強めることができる。よって、スリーブタイプにも本発明を適用することが好ましいことは言うまでも無い。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1、図2は設営したX型のフック吊り下げ式のテントを示し、2本のポール12の各両端をグランドに固定してアーチ状に立設し、該ポールにインナーテント10の四角錐状の天幕布15をフック17を介して吊り下げる構成としている。天幕布15の下辺に正方形状のグランド布14を縫着しており、天幕布15とグランド布14とよりインナーテント10を構成し、該インナーテント10およびポール12の外面側に防水性布からなるアウターテント11を被せる構成としている。
【0022】
上記天幕布15の4枚の三角形の布15A〜15Bからなり、これら布15A〜15Dの斜辺を縫着して上記略四角錐状の天幕布15としている。
上記各天幕布15A〜15Dは、縦糸および横糸とも伸びの殆どない糸条より平織りした織物より形成している。本実施形態では、ポリエステルの平織り布地を用いている。
【0023】
上記天幕布15A〜15Dは、図1および図3に示すように、グランド布14と縫着するグランド設置辺(a)に対して、横糸および縦糸の地の目方向X、Yの角度θ1、θ2を45゜に傾斜させている。
【0024】
天幕布15A〜15Dは、図4に示すように、1枚の大きな原反100から4枚の天幕布15A〜15Dを裁断しており、原反100の地の目X、Yは原反の横方向および縦方向と平行となっている。天幕布15A〜15Dは、互いに縫着して四角錐の稜線となる辺(b)を原反100の下辺100aに合わせ、他方の稜線となる辺(c)を下辺100aより垂直に裁断し、よって、グランド設置片(a)を原反100の縦横方向に対して45度に傾斜させて裁断している。
このように、裁断することにより、裁断時のロスを発生させることなく、天幕布15A〜15Dの地の目X,Yをグランド設置辺(a)に対して45゜の角度で傾斜させることができる。
【0025】
なお、4枚の天幕布のすべてを1枚布で形成する必要はなく、上側部を別布等としてもよいが、この場合も、地の目方向は上記のようにグランド設置辺(a)に対して45゜の角度で傾斜させている。
【0026】
図1に示すように、天幕布15の4つの稜線に沿って所要間隔をあけてフック取付布16を突設し、その先端にフック17を取り付けている。また、隣接するフック取付布16の間に連結布18を取り付け、フック17がポール12に対して位置ずれが発生するのを防止している。この連結布18を天幕布15およびフック取付布16に縫着して、フック17を取り付けるポール12の全長に沿って連結布18を取り付けている。
なお、上記フック取付布16、連結布18、フック17は本出願人の先願である特開平10−199275号に開示した構成とすることが好ましい。
【0027】
上記フック17を取り付ける一対のポール12は図5(A)(B)に示すように、30cm〜40cm程度の複数の金属筒12aに弾性紐12bを通した構成で、使用時には直列に接合して長尺なポールとし、不使用時には折り畳めるようにしている。上記フック17は、1つの金属筒12aに1つを取り付けるように間隔をあけて設けている。
【0028】
また、図6に示すように、インナーテント10のグランド布14の4隅に連続する天幕部15の4つの稜線の下端部にポール先端差し込み用の袋16を設けている。これら袋16の高さは、ポール12の両端を対角位置の袋16に差し込んで逆U字形状(アーチ状)に湾曲させて立ちあげた状態で倒れることなく、ポール12を支持できる高さに設定している。袋16の底部外面に、アウターテント10との連結具21を取り付けた帯布22を縫着して突設し、かつ、該帯布22に控杭挿入用のリンク23を構成する紐を取り付けている。
【0029】
次に、テントの組立方向について説明すると、図7に示すように、インナーテント10のグランド布14を地面に広げる。ついで、グランド布14の4隅より突出したリング23を通して控杭30を地面に打ち込み、グランド布14を地面に固定する。
ついで、1本のポール12の一端をインナーテント10の4隅の袋16のうちの1つに挿入し、ポール12をアーチ状に湾曲させて、ポールの他端を対角位置の袋16に挿入する。このように、ポール12の両端を所要長さ袋16に挿入して保持しているため、ポール12より手を離しても、ポールは湾曲して立て上がった状態のまま自立させることができる。同様に、もう1本のポール12の両端を袋16に挿入して自立させ、これら2本のポール12により平面視でX状のポール12からなるフレームをグランド布14上に立設する。
【0030】
ついで、インナーテント10の天幕布15を引き上げて、フック17を順次ポール12に取り付けていく。このとき、ポール12は自立しているため、従来のようにポール12を手で押さえて保持しながらフック17をポール12に取り付ける必要がなく、両手でフック17の取付作業を行え、作業時間を短縮できる。このように、2本のポール12に夫々フック17を取り付けることにより、図1に示すように、インナーテント10の天幕布15は略四角錐状にポール12の内面側に吊り下げられる。その後、アウターテント11を被せている。
【0031】
上記手順で組み立てたテントは、四角錐を構成する4枚の天幕布15A〜15Dの地の目方向X、Yが45゜に傾斜させているため、天幕布は右45゜、左45゜の方向には伸びない。これに対して、地の目方向と45゜傾斜する上下方向およびグランド面と平行は水平方向へは伸びるある。
【0032】
よって、図8(A)に示すように左方向からの強い横風をうけて、ポール12が右方向に傾きかけても、ポール12の左側12Lにフック17を介して接続した側の天幕布は右傾斜方向に伸びないため、ポール12の右傾斜の変形に追従せずにポール12を拘束し、ポール12の変形を抑制する。その結果、風下側のポール12の右側12Rも大きく変形せず、大きな変形時に発生する頂点近傍での応力集中点が生じず、ポール12の破損発生を確実に防止することができる。
図8(B)に示すように、右方向からの強い横風を受けた場合も同様で、ポール12の右側12Rが左側に傾こうとしても、フック17を介して連結した天幕布が左傾斜方向へ伸びず、ポール12を拘束して、ポール12の変形を抑制する。その結果、風下側のポール12の左側12Lが大きく変形せず、ポールの頂点近傍での破損発生を防止できる。
なお、風洞実験において、天幕布の地の目方向をグランドに対して傾斜させた場合と、グランドに対して水平および垂直にした従来の場合とを比較実験した結果、本発明が従来よりも横風に強く、ポールに大きな変形を生じさせないことが確認できた。
【0033】
さらに、ポール12と天幕布15A〜15Dとを連結するフック17は、フック取付布16が連結布18によって順次連結されているため、フック17の移動が抑制され、ポール12に対するフック17の取付位置を一定位置に固定することができる。その結果、横風が当たっても、フック17によるポール12の取付位置が変わらないため、ポール12に対するサポート力が増大し、ポール12は容易に揺れず、かつ、強風が当たっても変形量を低減することができ、耐風能力を高めることができる。
【0034】
本発明は上記した4枚の天幕布からなるXタイプのテントに限定されず、天幕布の地の目を設置面と傾斜させておれば、図9(A)に示すスリーブ40にポール12を通して天幕布15を吊り下げたタイプのテント、図9(B)に示すフックタイプの3本のポール12を用いたテント、図9(C)に示すフックタイプで5本のポール12を用いたテント、図9(D)に示すフックタイプで7本のポール12を用いた大型のテントにも適用できる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、テントの天幕布の地の目方向をグランドに対して傾斜させて、傾斜方向への伸びを殆ど無くしているため、設営したテントが横風を受けた時にポールの変形を天幕布により拘束して、ポールの変形を抑制することができる。その結果、強い横風を受けた時にポールの頂点近傍の風下側に応力集中を発生させず、ポールの破損発生を確実に防止することができる。
【0036】
また、天幕布の地の目方向を上記のようにグランドに対して傾斜させることは、天幕布の裁断方向を変えるだけで良く、かつ、裁断時に、材料ロスを発生させない工夫をしているため、コストアップすることなく、横風に対して耐風性の強いテントを提供することができる。
【0037】
特に、テント設営が簡単なフックにより天幕布を吊り下げるタイプのテントに適用すると、天幕布の地の目方向の工夫により横風に強いテントとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のテントを設営した状態の概略正面図である。
【図2】 ポールにインナーテントを吊り下げた状態を示す斜視図である。
【図3】 上記テントの天幕布の概略平面図である。
【図4】 天幕布の裁断方向を示す図面である。
【図5】 ポールを示し、(A)は延ばした状態を示す図、(B)は折り畳んだ状態を示す図である。
【図6】 天幕布にポールを取り付ける状態を示す図面である。
【図7】 組立方法を示す概略図である。
【図8】 (A)(B)は本発明のテントが横風をうけて大きく変形しない状態を示す図面である。
【図9】 (A)乃至(D)は本発明の変形例を示す概略図である。
【図10】 従来のテントを示す概略図である。
【図11】 他の従来のテントを示す概略図である。
【図12】 従来のテントの天幕布の裁断方法を示す図面である。
【図13】 (A)(B)は従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
10 インナーテント
11 アウターテント
12 ポール
14 グランド布
15 (15A〜15D) 天幕布
17 フック
X、Y 地の目方向

Claims (5)

  1. 両端をグランドに固定してアーチ状に立設するポールと、該ポールに吊り下げる天幕布とを備えたテントにおいて、
    上記天幕布を構成する布の地の目方向をグランド水平面に対して傾斜させ、グランドに対する傾斜方向の伸びを低減して、グランド上に設営したテントに対する横風への耐風力を高めることにより、該天幕布と連結したポールに発生する横風による曲がりを低減する構成としていることを特徴とするテント。
  2. 上記天幕布はグランド設置面から上記ポールの頂点までの全域わたり地の目を傾斜させており、該地の目の傾斜角度は、グランド水平面に対して30゜〜60゜の範囲である請求項1に記載のテント。
  3. 上記天幕布は伸縮性が30%以下の糸条を平織りしてなる請求項1または請求項2に記載のテント。
  4. 上記天幕布はポリエステル繊維、ナイロン繊維からなる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のテント。
  5. 上記天幕布はグランド設置布とを縫着してインナーテントを構成し、上記天幕布にフック取付布を間隔をあけて縫着すると共に、これらフック取付布を連結する連結布を天幕布に縫着し、かつ、上記フック取付布の先端に上記ポール吊下用のフックを取り付けており、さらに、上記天幕布を吊り下げたポールの外面に被せるアウターテントを備えている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のテント。
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