JP4180969B2 - プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援方法及び隔離支援システム - Google Patents
プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援方法及び隔離支援システム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、発電プラントや化学プラント等の所謂プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の点検対象を隔離するプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援方法及び隔離支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電プラントや化学プラント等の所謂プラントにおけるプラント構成設備自体の点検等のためのプラント構成設備自体のプラント系からの隔離支援システムは、例えば特開2001−344011号公報等に記載されているように提案されている。しかし、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の構成部品の点検等のための隔離については、作業要領作成者が回路図を見ながら点検対象部品(回路上部品)の隔離に必要な条件、例えば、回路上流側で点検対象部品(回路上部品)に電気信号が常時流れないようにする隔離対象(隔離範囲)を判断し、当該隔離対象を隔離する為の作業要領を作業要領書の形に纏め、このようにして纏めた作業要領書により、点検要員が実回路の隔離作業をしているのが現状である。
【0003】
なお、計装回路や制御回路(計装制御回路と言う)における隔離とは、プラント構成設備自体の隔離(プラント系からの切り離し)とは異なり、点検する部分に、回路上、電気信号が伝達されない状態を言う。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−344011号公報(図1〜図7、及び段落番号0013〜0022)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の構成部品の点検等のための従前の隔離は、特に大規模プラントにおいては、その事前準備(作業要領書への纏め)を行う者、実回路の点検を行う者は、回路の設計者とは、回路規模や複雑さによる専門性や要員数の制約などから、それぞれ異なる者が行い、異なる経験年数の者が行うのが通例である。従って、回路図を見て、隔離対象(範囲)を検討し、作業要領書への纏めを行う場合、当該検討をし纏めを行う者の知識が判断基準となるため、作業要領書の内容の的確さは、当該検討をし纏めを行う者の知識レベルに左右され、当該検討をし纏めを行う者の知識によっては、作業要領書の内容に不備が生じ、そのために点検に関係ない部品や、場合によっては点検に関係ないプラント構成設備や機器を破損させたりする場合が生じ、また、これを避ける為には、相応の知識を有する特定の専任者を養成し当該特定の専任者のみに前記隔離対象(範囲)の検討、作業要領書への纏めを担当させる必要があり、また、このようなことは、人的資源の効率的配置などの他の観点からも好ましいことではない。
【0006】
また、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の構成部品の点検等のための隔離は、特に大規模プラントにおける計装回路や制御回路は、部品点数が多く計装ロジック、制御ロジックも複雑であり、また、実回路の構成/構造は取り外しが可能な部品と取り外しできない部品とが混在しているため、前述の特許文献1に記載のようなプラント構成設備自体のプラント系からの隔離支援システムのように隔離自体もシステムが自動的に行うようなことは不可能に近く、当該プラント構成設備の隔離支援システムを、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離に安易に適用することはできない。
【0007】
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離を支障なく行うことができ、また、特別な回路設計技量や実回路の構造設計技量を必要とすることなく隔離作業要領を作成できるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援方法は、プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の点検対象の隔離を支援する方法であって、
前記計装制御回路の電気回路図のデータ、
前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、
前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフト
がそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を有する
プラント計装制御回路隔離支援システムが、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示するものである。
【0009】
また、この発明に係るプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システムは、プラント構成設備の計装制御回路の電気回路図のデータ、前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフトがそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を備え、
前記計装制御回路の隔離を支援するシステムであって、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の 前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図4に基づいて説明する。図1はシステム構成の一例を示す図、図2は主要機能ブロックを作業/動作順に一例として示す図、図3は隔離作業/動作の流れの一例を示すフロ−図、図4は図3のフロ−図の一部についての詳細フロ−図である。
【0011】
この発明の実施の形態1におけるプラント計装制御回路隔離支援システムは、図1に示すように、入力手段1、表示手段2、CPU3、第1のメモリ4、第2のメモリ5、第3のメモリ6で構成されている。
【0012】
前記入力手段1は、キ−ボ−ド、タッチパネル、マウス、等の一般的な入力手段で、点検部品(隔離部品)を特定する入力をする場合等に使用されるものである。
【0013】
なお、前記部品とは、計装制御回路を構成する例えば、抵抗、コンデンサ、接点やトランジスタ等のスイッチ、リレ−、論理回路、配線、接続点、等々の所謂回路構成部品やこれら回路構成部品の塊を言い、CAD化回路図面情報においては、一くくりの情報(点や線などの塊全体)を言う。
【0014】
前記表示手段2は、ディスプレイ、プリンタ、等の一般的な表示手段2Dで、隔離対象の部品や電気回路21、作業要領書22、等を画面表示や印刷表示するものである。
【0015】
前記第1のメモリ4には、計装や制御の電気回路図デ−タ41(即ち前記計装回路の図や制御回路の図のデ−タ)、及び部品情報デ−タ42(即ち部品名や部品コ−ド等の部品固有情報421、各部品間の接続有無や切離可否の情報、物理的に繋がっている相手先の部品情報等の部品間接続情報422、実回路の実部品が着脱自在かどうか等の部品取外可否情報423、等のデ−タ)を有するCAD化電気回路のデ−タベ−ス412が生成されている。
【0016】
前記部品固有情報421、前記部品間接続情報422は、例えば、計装制御回路の設計者が、設計当初あるいは随時に前記入力手段1から、前記部品情報42のエリアに入力したり、或いは、CAD化電気回路の座標やベクトルなどのデ−タから前記部品情報42のエリアに落とし込んだりする。或いはCAD化電気回路のデ−タが元々有している情報を、前記部品固有情報421、前記部品間接続情報422として使用するようにしてもよい。
【0017】
また、前記部品取外可否情報423は、計装制御回路の設計者や実計装制御回路の構造を設計する構造設計者が、設計当初あるいは随時に前記入力手段1から、前記部品情報42のエリアに入力したり、或いは、CAD化電気回路のデ−タが部品取外可否情報を有している場合は、当該CAD化電気回路のデ−タから前記部品情報42のエリアに落とし込んだりする。或いはCAD化電気回路のデ−タが部品取外可否情報を元々有している場合は、当該CAD化電気回路のデ−タが元々有している当該情報を、前記部品取外可否情報423として使用するようにしてもよい。
【0018】
前記第2のメモリ5には、前記点検等のための電気回路構成部品の隔離作業要領等を記載する作業要領書フォ−マット51が予め保管されている。
【0019】
前記第3のメモリ6には、部品情報書き込みソフト61、部品/接続情報検索ソフト62、等が格納されている。前記部品情報書き込みソフト61は、例えば、前記入力手段1により点検等を行う計装制御回路上の部品等を特定した場合、当該部品名や当該部品コ−ド等を、例えば前記第1メモリ4の部品固有情報のエリアに記入したり、前記第2メモリ5における作業要領書フォ−マット51の当該部品名や当該部品コ−ド等の記入欄に記入するように機能するソフトウエアである。前記部品/接続情報検索ソフト62は、例えば、前記入力手段1により点検等を行う計装制御回路上の部品等を特定した場合、前記第1メモリ4の前記部品情報デ−タ42にアクセスして当該部品等の接続先部品や部品間接続情報を検索し隔離対象(範囲)を判定するソフトウエアである。
【0020】
前述のシステムの機能大綱は、図2に示してあるように、入力手段11(図1の入力手段1)から点検等の対象となる前記部品を特定することにより、予め準備された前記第1メモリ4(図1)内の電気回路情報10に基づいて、前記特定された部品に対応して計装制御回路上の隔離対象(範囲)を判定する機能12が実行され、その結果を表示手段(図1の表示手段1)に表示(画面表示やプリンタ出力)させる表示/出力機能13が作動し、前記結果が表示手段14(図1の表示手段2)に表示されるものである。当該表示は最終的には、点検等の対象となる前記部品を隔離(電気信号が流れない状態)する作業の要領が記された作業要領書の形となり、点検等の要員は、当該作業要領書に基づいて実計装制御回路からの点検等の対象となる前記部品の隔離作業を行った後、点検等(点検や寿命期間経過による取替え、修繕、改造、等)の作業を行う。
【0021】
次に図3、図4により、点検等の対象となる前記部品を隔離(電気信号が流れない状態)する作業の要領が記された作業要領書の作成の動作について説明する。
【0022】
CAD化された計装制御の電気回路図(以下CAD化電気回路図と略記する)のデ−タに、部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423、等の隔離作業要領に必要なデ−タを付与できる場合は、CAD化電気回路図のデ−タに回路設計者が部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423、等の隔離作業要領に必要なデ−タを自前に付与してある。
【0023】
図3において、点検等のため、点検等の対象品(前記部品)を図1の入力手段1で入力すると(ステップS111)、CAD化電気回路図のデ−タに回路設計者が部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423、等の隔離作業要領に必要なデ−タを、図1の部品情報書き込みソフト61の機能により自前に付与してある場合は、CAD化電気回路図のデ−タにおいて、点検等の対象品を特定することになる。
【0024】
CAD化電気回路図のデ−タに回路設計者が部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423、等の隔離作業要領に必要なデ−タを自前に付与してある場合、前記部品はCAD化電気回路図のデ−タ情報における一くくりの情報、即ち点あるいは線の塊の全体を1つの部品と見なすようにしておくと、システムが点検等の対象品を誤特定するのを防止できる。
【0025】
前記ステップS111において点検等のため、点検等の対象品(前記部品)を図1の入力手段1で入力すると、図1の部品取外可否情報423にアクセスして当該入力された部品が、実回路の構造上、取り外し可能かどうか判定する(ステップS121)。この機能は、例えば、回路機能を改造する場合、回路部品を修繕する場合、計装制御ロジックを変更する場合、部品寿命期間の関係で部品交換する場合、等、事前に部品の取り外しが必要であることが分かっている場合に、実回路においてどの部品が、或いはどの範囲で取り外しが可能であるか判定する場合は必ず使用する。
【0026】
前記ステップS121における判定結果が肯定(YES)の場合は、図1の部品/接続情報検索ソフトの機能により、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)を中心に、その周辺の隔離機能を持った部品の抽出を行う(ステップS122)。
【0027】
前記ステップS121における判定結果が否定(NO)になった場合は、エラ−出力となり(ステップS132)、例えばねじ止めのねじを外す等の単純取り外し作業以外の例えば半田付部分の取り外し等の特殊隔離作業を指示するため、特殊隔離作業が必要である旨が、図1の表示手段2に表示される(ステップS134)。
【0028】
前記ステップS122での抽出動作において、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)と隔離機能を持っていない部品とが接続されている場合は、抽出範囲を広げ、当該隔離機能を持っていない部品の接続情報を基に、更に、隔離機能を持っている部品を抽出する為の抽出動作が行われる。この抽出動作を前記ステップS122で繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に信号遮断可能部分が存在するか(隔離可能部分が存在するか)調べる(ステップ123)。このステップ123は、前記ステップS122の機能が終了しないときの処置を示している。
【0029】
前記ステップ123において全ての接続経路上に信号遮断可能部分が存在するか(隔離可能部分が存在するか)調べる過程で、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)と隔離機能を持っていない部品とが接続されている状態がなくなった場合、つまり隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)を隔離できる部品を回路上に見つけ出せた場合(隔離できる部品を抽出できた場合)は、隔離可能部品の抽出結果を、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)の隔離作業要領を記した作業要領書(事例は後述の図11に示す)として纏め、図1の表示手段(ディスプレイ、プリンタ、等)に所定フォ−マットで表示する(ステップS131)。
【0030】
前記ステップ123において、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)を隔離できる部品を回路上に見つけ出せずに検索する情報がなくなった場合、隔離が必要な点検等の対象品(前記部品)は隔離できない(NO)として、エラ−出力となり(ステップS132)、特殊隔離作業を指示するため、特殊隔離作業が必要である旨が、図1の表示手段2に表示される(ステップS134)。
【0031】
次に、図3の前記ステップS122での抽出動作の繰り返しの機能について、図4により詳述する。
【0032】
図3の前記ステップS122では、図4に示すように、先ず、第3のメモリ6の部品/接続情報検索ソフト62の機能により、第1のメモリ4の部品間接続情報422にアクセスして、隔離対象部品(隔離が必要な点検等の対象品(前記部品))の接続先を抽出する(ステップS1221)。
【0033】
次いで、前記ステップS1221で抽出した抽出先が隔離可能部品か判定する(ステップS1222)。
【0034】
前記ステップS1222での判定結果がNO(隔離可能部品ではない)場合は、第3のメモリ6の部品/接続情報検索ソフト62の機能により、第1のメモリ4の部品間接続情報422に再度アクセスして、接続先部品の接続先を抽出し、前記ステップS1222に戻る(ステップS1223)。
【0035】
前記ステップS1222での判定結果がYES(隔離可能部品である)場合は、隔離作業部品として、例えば、第2のメモリの作業要領書フォ−マットの所定場所に登録する(ステップS1224)。
【0036】
次いで、全ての接続先の抽出を終了したか判定し、全ての接続先の抽出を終了していない(NO)場合は、前記ステップS1222に戻る(ステップS1225)。
【0037】
前記ステップS1225において、全ての接続先の抽出を終了している場合は、抽出動作はエンドとなる。エンドに至るまでに、隔離可能部品が複数個ある場合は、当該複数個の隔離可能部品を全てが、隔離作業部品として、例えば、第2のメモリの作業要領書フォ−マットの所定場所に登録され、作業要領書が完成される。
【0038】
点検等の要員は、当該作業要領書に基づいて実計装制御回路からの点検等の対象となる前記部品の隔離作業を行った後、点検等(点検や寿命期間経過による取替え、修繕、改造、等)の作業を行う。
【0039】
前述のように、この発明の実施の形態1においては、
プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の点検対象の隔離を支援する方法であって、
前記計装制御回路の電気回路図のデータ412、
前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報421と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報422と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報423とを含む部品情報データ42、
前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット51、
入力手段1により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト61、及び
入力手段1により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフト62
がそれぞれメモリ4,5,6に保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を有する
プラント計装制御回路隔離支援システムが、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し(ステップ S121 )、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し(ステップ S132 , S134 )、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし(ステップ S122 )、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め(ステップ S123 , S131 )、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示するようにしたので、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離を支障なく行え、また、特別な回路設計技量や実回路の構造設計技量を必要とすることなく隔離作業要領を的確に作成できる。
また、プラント構成設備の計装制御回路の電気回路図のデータ412、前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報421と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報422と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報423とを含む部品情報データ42、前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット51、入力手段1により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マット51の部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト61、及び入力手段1により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データ42にアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフト62がそれぞれメモリ4,5,6に保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段2を備え、
前記計装制御回路の隔離を支援するシステムであって、
前記入力手段2により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データ42の前記部品取外可否情報 423 にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段2に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書22として纏め、前記表示手段2に前記所定フォ−マットで表示するようにしたので、
プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離を支障なく行え、また、特別な回路設計技量や実回路の構造設計技量を必要とすることなく隔離作業要領を的確に作成できる。
【0040】
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図5及び図6に基づいて説明する。図5はシステム構成の一例を示す図、図6は隔離作業/動作の流れの一例を示すフロ−図である。なお、図5及び図6において、前述の図1及び図3と同一または相当する部分には同一符号を付してあり、図1及び図3と同一または相当する部分についての説明は割愛し、図1及び図3との相違点のみ説明する。
【0041】
前述のこの発明の実施の形態1では、CAD化回路図面情報を基に、CAD情報に部品情報デ−タを付与することを前提に部品情報デ−タを入力していく場合について例示したが、この発明の実施の形態2は、図5及び図6に示すように、CAD化回路図面情報のデ−タベ−ス412とは別に、例えば、第2のメモリ5に部品情報デ−タベ−ス42を設け、この別途設けた部品情報デ−タベ−ス42に、部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423を付与したものである。
【0042】
なお、入力手段1によりCAD化回路図面上の部品を特定した場合、当該特定した部品を含む回路図が表示手段2に表示されるので、当該表示された回路図を基に、部品情報デ−タベ−ス42への部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423を付与できる。また、点検等の対象となる前記部品の隔離を行う場合は、入力手段1により点検等の対象となる前記部品を特定すれば、CAD化回路図面上の上記特定部品を含む回路図が表示手段2に表示されると共に、図6のステップS121〜S134の各機能が、前述のこの発明の実施の形態1の場合と同様に実行される。
【0043】
このようにCAD化回路図面情報のデ−タベ−ス412とは別に、例えば、第2のメモリ5に部品情報デ−タベ−ス42を設け、この別途設けた部品情報デ−タベ−ス42に、部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423を付与することにより、CAD化回路図面デ−タ上に隔離に必要な前記部品情報を付与できないCAD化ソフトウェアの場合においても、前述のこの発明の実施の形態1と同様な機能を持たせることができる。
【0044】
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図7及び図8に基づいて説明する。図7はシステム構成の一例を示す図、図8は計装制御回路図デ−タの作成手順の一例を示す図である。なお、図7において、前述の図1〜図6と同一または相当する部分には同一符号を付してあり、図1〜図6と同一または相当する部分についての説明は割愛し、図1〜図6との相違点のみ説明する。
【0045】
前述のこの発明の実施の形態1及びこの発明の実施の形態2では、CAD化回路図面情報を基にした場合について述べたが、この発明の実施の形態3は、図7及び図8に示すように、計装制御回路の図面7をスキャナ、デジタルカメラ等のイメ−ジリ−ダ8で画像デ−タとして読み取って電子化した後、例えば第1のメモリ4に計装制御回路の電気回路イメ−ジデ−タ41として保管し、例えば第2のメモリ5に保管の部品固有情報421、部品間接続情報422、部品取外可否情報423等を持っている部品情報デ−タベ−ス42と、前記電気回路イメ−ジデ−タ41とのデ−タリンクを、リンク機能等の部品選択機能を付加できるソフトウェア(例えば第3のメモリ6に保管の部品/電気回路情報デ−タリンクソフト63)を用いることによって、前述のこの発明の実施の形態1及びこの発明の実施の形態2と同様に機能させるものである。
【0046】
このように、計装制御回路の図面7をイメ−ジリ−ダ8で画像デ−タとして読み取って電子化した後、計装制御回路の電気回路イメ−ジデ−タ41として保管し、当該電気回路イメ−ジデ−タ41と部品情報デ−タベ−ス42とのデ−タリンクを、リンク機能等の部品選択機能を付加できるソフトウェア(部品/電気回路情報デ−タリンクソフト63)を用いることによって、前述のこの発明の実施の形態1及びこの発明の実施の形態2と同様に機能させるようにすることによって、電子化されていない計装制御回路の電気回路図面しかない場合であっても、計装制御回路の隔離支援システムを構築できる。従って、計装制御回路の電気回路図面のCAD化の有無状態やCAD化ソフトウェアの特徴などに左右されることなく計装制御回路の隔離支援システムを実現できる。
【0047】
なお、この場合、動作時に特定/検索される部品の形状は、イメ−ジデ−タと同じ若しくは○/□等の図形で分かるような形状とし色替え等の手法を用いれば、情報をより的確に提示することが可能となる。
【0048】
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図9に基づいて説明する。図9は部品情報デ−タベ−スの作成及び隔離作業/動作の流れの一例を示す図である。なお、図9において、前述の図1〜図7と同一または相当する部分には同一符号を付してあり、図1〜図7と同一または相当する部分についての説明は割愛し、図1〜図7との相違点のみ説明する。
【0049】
前述のこの発明の実施の形態1〜3では、隔離する対象部品の特定/抽出を、CAD化回路図面や電気回路イメ−ジデ−タを対象に行う場合について述べたが、この発明の実施の形態4は、図9に手順S114、S113で示すように、対象部品の名称/番号等の部品に固有のデ−タをデ−タベ−スに付与し、CAD化回路図面や部品情報のデ−タベ−スを検索することにより、部品固有デ−タの入力文字や部品のデ−タベ−スを用い、部品固有デ−タのみを抽出したデ−タベ−ス上のリスト(例えば、図示のようにリレ−Aをデ−タベ−ス上重複のない固有のものとする)から部品固有デ−タを特定/抽出するようにして、隔離する対象部品の抽出を可能としたものである。
【0050】
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図10に基づいて説明する。図10は部品隔離作業の要領書を作成する手順を示す図で、要領書を作成する手順以外は、前述のこの発明の実施の形態1〜4と同じであるので図示および説明は割愛する。
【0051】
前述の図3、図6、図9においては、ステップS131で前記検索結果を隔離対象部品リスト形式の所定フォ−マットの作業要領書を表示手段(ディスプレイ、プリンタ等)に表示出力する場合について例示したが、この発明の実施の形態5は、入力手段1(図1、図5、図7に図示)により、入力ステップS111において、対象部品の入力のみでなく、具体的な作業項目、作業日時、作業内容など、実際の隔離作業に必要な項目、及び実際の作業要領書の定型フォ−マットを入力することによって、従来の人為的な作業要領書作成業務全般を統合した支援システムとするものであり、点検等の対象部品の隔離作業における作業工程の短縮/効率化を図ることができる。
【0052】
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6を図11に基づいて説明する。図11は複数の隔離作業における各作業対象の部品についての作業が同一部品について重複作業とならないようにする要領を説明する図である。重複作業とならないようにする要領以外は、前述のこの発明の実施の形態1〜4と同じであるので図示および説明は割愛する。
【0053】
これまでのこの発明の実施の形態では、点検等の対象部品1つに対する隔離動作フロ−例示したが、この発明の実施の形態6は、点検等の対象部品が複数ありそれらの対象部品について個別に隔離作業をするような場合、個々の検討結果をデ−タベ−ス化することにより、システムを各デ−タベ−スを検索するシステムとしてシステムが隔離対象部品の隔離作業の重複を検索し、同一部品について重複作業とならないようにする作業要領書に反映することで、例えば同じ日における同一部品についての複数の隔離作業を1つの作業に集約し、隔離作業の本数を削減することができるようにするものである。
【0054】
その事例として、図11には、リレ−Aの隔離作業の事例を示してあり、或る隔離作業に対し作成済みの作業要領書Aがある場合、他の隔離作業の作業内容B(リレ−A、リレ−Bの隔離)の為のシステム動作において、リレ−Aの隔離作業日が同じ日であることを検索して判定し、他の隔離作業に対する作業要領書Bに、例えば「要領書Aにて設定済み」等の表示を行う場合を例示してある。従って、作業要領書を基に実計装制御回路の隔離作業をする作業者は、作業要領書Bを見て、作業要領書Aでの隔離作業と作業要領書Bでの隔離作業とを平行して行うなどの効率的な作業を行うことができる。なお、作業要領書A、作業要領書Bを個別に表示せずに、作業要領書Aおよび作業要領書Bを統合した作業A、作業Bに共通な作業要領書A/Bとしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
この発明は、前述のように、プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の点検対象の隔離を支援する方法であって、
前記計装制御回路の電気回路図のデータ、
前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、
前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフト
がそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を有する
プラント計装制御回路隔離支援システムが、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示するようにしたので、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離を支障なく行うことができ、また、特別な回路設計技量や実回路の構造設計技量を必要とすることなく隔離作業要領を作成できる効果がある。
【0056】
また、この発明は、前述のように、プラント構成設備の計装制御回路の電気回路図のデータ、前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフトがそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を備え、
前記計装制御回路の隔離を支援するシステムであって、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記 部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示するようにしたので、プラント構成設備の出力状態や運転状態を検出計測する計装回路や当該計装回路の出力によりプラント構成設備を運転制御する制御回路の隔離を支障なく行うことができ、また、特別な回路設計技量や実回路の構造設計技量を必要とすることなく隔離作業要領を作成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、システム構成の一例を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す図で、主要機能ブロックを作業/動作順に一例として示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す図で、隔離作業/動作の流れの一例を示すフロ−図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す図で、図3のフロ−図の一部についての詳細フロ−図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、図5はシステム構成の一例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す図で、隔離作業/動作の流れの一例を示すフロ−図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す図で、システム構成の一例を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す図で、計装制御回路図デ−タの作成手順の一例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す図で、部品情報デ−タベ−スの作成及び隔離作業/動作の流れの一例を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態5を示す図で、部品隔離作業の要領書を作成する手順を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6を示す図で、複数の隔離作業における各作業対象の部品についての作業が同一部品について重複作業とならないようにする要領を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力手段、 2 表示手段、
4,5 メモリ、 412,42 デ−タベ−ス、
421 部品固有情報、 422 部品間接続情報、
423 部品取外可否情報。
Claims (5)
- プラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の点検対象の隔離を支援する方法であって、
前記計装制御回路の電気回路図のデータ、
前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、
前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び
入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフト
がそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を有する
プラント計装制御回路隔離支援システムが、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示する
ことを特徴とするプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援方法。 - プラント構成設備の計装制御回路の電気回路図のデータ、前記計装制御回路を構成する回路構成部品の固有情報を含む部品固有情報と各回路構成部品間の接続有無の情報を含む部品間接続情報と実回路の実部品が着脱自在かどうかの情報を含む部品取外可否情報とを含む部品情報データ、前記回路構成部品の隔離作業要領を記載する作業要領書フォ−マット、入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に当該特定された回路構成部品を前記作業要領書フォ−マットの部品記入欄に記入する部品情報書き込みソフト、及び入力手段により前記計装制御回路上の前記回路構成部品が特定された場合に前記部品情報データにアクセスして当該特定された回路構成部品の接続先の回路構成部品及び部品間接続情報を検索して隔離範囲を判定する部品/接続情報検索ソフトがそれぞれメモリに保存され、
前記隔離範囲の前記回路構成部品、前記電気回路、及び前記作業要領書を表示する表示手段を備え、
前記計装制御回路の隔離を支援するシステムであって、
前記入力手段により前記点検対象の前記回路構成部品が入力されて特定されると、前記部品情報データの前記部品取外可否情報にアクセスして当該入力された部品が取り外し可能かどうか判定し、
この取り外し可能かどうかの判定の結果、単純取り外し作業以外の特殊隔離作業が必要である場合はその旨を前記表示手段に表示し、
前記取り外し可能かどうかの判定の結果、隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品と隔離機能を持っていない前記回路構成部品とが接続されている場合には抽出範囲を広げて当該隔離機機能を持っていない前記回路構成部品の接続情報を基に更に隔離機能を持っている前記回路構成部品を抽出する為の抽出動作をし、
この抽出動作を繰り返し、最終的に全ての接続経路に亘って隔離可能部品に接続できるまで抽出を行い、全ての接続経路上に隔離可能部分が存在するか調べ、この調べる過程で、隔離が必要な点検対象品の前記回路構成部品を隔離できる前記回路構成部品を抽出できた場合は、前記隔離可能な前記回路構成部品の抽出結果を、前記隔離が必要な点検対象の前記回路構成部品の隔離作業要領を記した作業要領書として纏め、前記表示手段に前記所定フォ−マットで表示する
ことを特徴とするプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システム。 - 請求項2に記載のプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システムにおいて、前記部品情報データのデ−タベ−スが、CAD化された前記計装制御回路の前記電気回路図のデ−タベ−スと共用されていることを特徴とするプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システム。
- 請求項2に記載のプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システムにおいて、前記部品情報データのデ−タベ−スが、CAD化された前記計装制御回路の前記電気回路図のデ−タベ−スとは別に生成されていることを特徴とするプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システム。
- 請求項2に記載のプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システムにおいて、前記部品情報データのデ−タベ−スが、前記計装制御回路の前記電気回路図をスキャナで読み込んだデ−タを使用して生成されることを特徴とするプラントにおけるプラント構成設備の計装制御回路の隔離支援システム。
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