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JP4182782B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、採点機能を有するカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラオケの楽音演奏のみならず、そのカラオケ歌唱の巧拙を採点する機能を有するカラオケ装置が知られている。この採点機能は、歌唱をマイクによって電気信号に変換するとともに、この電気信号の周波数や振幅などが予め用意されたリファレンスに対してどれだけ偏位しているかを判断して得点を算出する、というものである。また、歌唱の巧拙は、曲によっても左右されるので、歌唱の技量を曲の難易度に応じて評価する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3264857号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カラオケの楽しみ方は千差万別であり、例えば、女性ボーカルの曲を男性が歌唱する場合がある。このような場合、その男性は、自己の歌唱に対する採点結果を曲の難易度に応じて知ることができるものの、例えば、同じようにその曲を歌唱した男性グループの中では、どの程度のレベルにあるのかを知ることができないので、この点において、従来のカラオケ装置は、満足度に欠けるものであった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、カラオケの採点方式に改善を加えて、より満足度の高めることが可能なカラオケ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るカラオケ装置は、カラオケ曲を演奏するための楽曲データと当該曲の採点基準データとを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された楽曲データに基づいて楽音演奏をする演奏手段と、歌唱者の歌唱信号を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された歌唱信号をサンプリングして、前記歌唱者の性別を判定するとともに、サンプリングした歌唱信号を楽音演奏する曲の採点基準データと比較して、当該歌唱者の歌唱を採点する音声処理手段と、男女の別に、かつ演奏曲毎に採点結果を蓄積するデータベースへのアクセスにより、前記採点手段による採点結果が、判定された性別で、楽音演奏した曲において何番目であるかの情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づく順位を出力する出力手段とを具備することを特徴とする
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るカラオケ装置を含むカラオケシステムの構成を示すブロック図である。センターサーバ10は、採点機能を有する複数のカラオケ装置20に対してカラオケデータ等を、ネットワーク30を介して配信する。センターサーバ10には、データベース11が備えられ、各カラオケ装置20から収集された採点結果に関する情報が蓄積される。
【0007】
次に、データベース11に蓄積される情報について説明する。図2は、データベース11に蓄積される情報の内容を示す図である。この図に示されるように、データベース11には、センターサーバ10で配信するカラオケデータの曲コード毎に、当該カラオケ曲の採点結果の分布表が男女別に蓄積されている。なお、このデータベース11の蓄積内容は、後述するようにカラオケ装置20から採点結果が収集される毎に更新される。
【0008】
続いて、カラオケ装置20の構成について図3を参照して説明する。この図において、CPU210は、バス211を介して接続される装置各部を制御する。ROM212は、CPU210が実行する制御プログラムなどを記憶し、RAM214は、CPU210のワークエリアとして用いられる。記憶手段であるHDD(ハードディスクドライブ)216は、カラオケ演奏するためのカラオケデータの複数曲分と、複数の映像データとをそれぞれ記憶する。
ここで、カラオケデータは、センターサーバ10からネットワーク30を介して配信されたものであり、一曲分のカラオケデータは、さらに楽曲データと歌詞データと採点基準データとから構成される。このうち、楽曲データは、演奏進行に合わせて発生すべき楽音やその制御内容などを時系列に規定し、歌詞データは、演奏進行に合わせて表示すべき文字パターン(歌詞)や該文字パターンの色替わりなどを時系列に規定し、採点基準データは、歌唱を採点する際の基準として用いるために、曲の主旋律すなわち歌唱すべき旋律の周波数および音量を時系列に規定する。
また、映像データは、例えばMPEG形式で圧縮され、複数のカラオケ曲について共用され、あるいは、カラオケ曲毎に1対1に対応している。
操作部218は、文字キーや数字キーなど複数の操作キーを有し、ユーザによって操作された内容を示す信号をCPU210に出力する。この操作内容としては、例えばユーザによって指定された演奏すべきカラオケ曲の曲コードなどである。
【0009】
一方、マイク220は、歌唱者の音声を入力して、当該音声信号をミキサ222およびA/D変換器224にそれぞれ供給する。音源226は、CPU210により供給される楽曲データに基づいて楽音信号を生成し、これをミキサ222に供給する。ミキサ222は、マイク220により入力された音声信号と音源226によって生成された楽音信号とを合成する。合成された信号は、アンプ等(図示省略)によって、増幅されたり、適切なエフェクトが付与されたりした後、スピーカ228から出力される。
【0010】
A/D変換器224は、マイク220により入力されたアナログの音声信号をディジタル信号に変換する。音声処理部230は、第1に、ディジタル信号に変換された音声信号から、歌唱者の性別を判別し、第2に、ディジタル信号に変換された音声信号の周波数および音量(振幅)を、演奏曲に対応した採点基準データの周波数および音量とそれそれ比較して、各偏位量を算出し、第3に、判別した性別の情報および算出した偏位量をそれぞれCPU210に供給する。
なお、歌唱者の性別の判別方式には、例えば、予め定められた演奏地点の音声周波数が比較的高ければ(または、しきい値以上であれば)女性であると判別し、比較的低ければ(または、しきい値よりも小さければ)男性であると判別する。また、この実施形態では、採点対象を音高、音量としているため、音声信号の周波数、音量を採点基準データと比較しているが、リズムなどの要素を適宜追加して比較するようにしても良い。
【0011】
文字再生部240は、演奏の進行に合わせて供給された歌詞データにしたがって文字パターンを生成するとともに、該文字パターンを色替えして、表示制御部242に供給する。
映像再生部244は、CPU210により供給された映像データをデコード処理して、そのデコード信号を表示制御部242に供給する。
表示制御部242は、映像再生部244によるデコード信号に基づく映像に、文字再生部240から供給される文字パターンを合成するほか、CPU210によって作成された画面を、モニタ246が表示可能な形式(例えばNTSC)の画像信号に変換し、当該画像信号をモニタ246に供給する。モニタ246は、表示制御部242による画像信号に基づいて画像を表示する。ネットワークI/F250は、ネットワーク30に接続するためのものである。
【0012】
次に、上記構成からなるカラオケ装置20の動作を説明する。まず、ユーザが歌唱したい曲を選び、その曲コードを、操作部218を用いて入力すると、入力された曲コードを示す信号がCPU210に転送される。すると、CPU210は、当該曲コードに対応するカラオケデータをHDD216から読み出し、前者のカラオケデータをいったんRAM214にロードさせる。
CPU210は、この後、カラオケ演奏の開始を指示する。詳細には、CPU210は、ロードしたカラオケデータのうち、楽曲データを音源226に、歌詞データを文字再生部240に、採点基準データを音声処理部230に、それぞれカラオケの演奏進行に合わせて転送する。これにより、音源226は、楽曲データにしたがって楽音を発生・制御する一方、文字再生部240は、楽音の発生による演奏進行と同期して文字パターンを生成・色替えすることになる。
また、CPU210は、このカラオケデータの転送と並行して、ユーザにより入力された曲コードに対応する映像データをHDD216から読み出し、映像再生部244に供給し、映像再生部244は、当該映像データをデコード処理する。このため、モニタ246には、歌詞が、演奏進行と同期して表示・色替えされるとともに、曲に対応した映像が背景表示されることになる。
【0013】
一方、マイク220による歌唱者の音声信号は、A/D変換器224によってディジタル信号に変換されるとともに、音声処理部230に供給される。音声処理部230は、ディジタル信号に変換された音声信号から、歌唱者の性別を判別して、その性別情報をCPU210に供給し、CPU210は、当該性別情報をRAM214に記憶させる。音声処理部230は、また、ディジタル信号に変換された音声信号から、その周波数および音量を抽出するとともに、CPU210から演奏進行に同期して供給された採点基準データに含まれる周波数および音量と比較して、その偏位量を算出し、CPU210に返信する。このような偏位量の算出を、音声処理部230は、演奏開始から終了まで一定間隔(例えば150ミリ秒毎)に繰り返し実行する。
CPU210は、この返信された偏位量を累算して、RAM214に記憶させる。そして、CPU210は、楽曲データの最終部分まですべて転送すると、すなわち、カラオケ演奏が終了すると、当該累算値が小さいほど高い点数となるように得点を算出し、当該得点情報をRAM214に記憶させる。なお、カラオケ演奏が終了すると、モニタ246における歌詞および背景映像の表示も終了する。
さらに、CPU210は、当該得点情報、歌唱者の性別情報、演奏曲を示す曲コード、および、自己のカラオケ装置20を特定するためのID情報を、ネットワークI/F250およびネットワーク30を介してセンターサーバ10に送信する。
【0014】
センターサーバ10は、得点情報、性別情報、曲コードおよびID情報を受信すると、データベース11にアクセスして、当該曲コードに対応する度数分布表のうち、当該性別情報で示される性別であって、当該得点情報に対応する度数を「1」だけインクリメントする。例えば、受信した曲コードが「1000−01」であり、性別情報で示される性別が「男性」であり、得点情報で示される得点が10点満点中「8点」であったならば、図2において、当該度数を示す「53」を「54」に更新する。
このように、データベース11では、ネットワーク30に接続された装置のうち、あるひとつのカラオケ装置20において、ある曲の演奏が終了すると、当該曲の採点集計を示す度数分布のうち、当該採点による得点と歌唱者の性別とに対応した項目が逐次更新されることとなる。
【0015】
次に、センターサーバ10は、更新後における度数分布の母数を求めるとともに、当該得点情報の同性中の順位を算出する。例えば、図2に示される内容の更新後であれば、母数を「1050」、順位を「58」と算出する。
そして、センターサーバ10は、算出した母数情報と順位情報とを、受信したID情報で特定されるカラオケ装置20に返信する。
【0016】
ID情報で特定されるカラオケ装置20が、センターサーバ10から母数情報と順位情報とを、ネットワークI/F250を介して受信すると、そのCPU210は、RAM214に記憶された得点情報および性別情報を読み出し、これらの情報のほか、受信した母数情報および順次情報を基づいて、例えば図4に示されるような画面情報を作成して、表示制御部242に供給する。
表示制御部242は、当該画面情報を画像信号に変換してモニタ246に供給するので、モニタ246では、図4に示されるような画面が表示されることとなる。
したがって、本実施形態のカラオケ装置20によれば、例えば男性が女性ボーカルの曲を歌唱した場合であっても、その歌唱の巧拙が、当該曲を過去に歌唱した男性グループの中で、どの程度のレベルであったのかを知ることができる。
【0017】
なお、上述した実施形態では、曲毎に採点した度数分布を、男性・女性の別で分類したが、本発明は、このような性別でグループ分けするほか、種々のグループ分けが可能である。
例えば、カラオケ装置20が設置される地域で分類する構成としても良い。カラオケ装置20では、得点情報を送信する際に、自己を特定するためのID情報も併せて送信するので、センターサーバ10において、予め区分けした地域とID情報との対応関係を示すテーブルを作成しておく一方、ID情報を受信したならば、当該テーブルを参照して、そのカラオケ装置の設置地域を求めれば、得点情報を地域毎に分類することができる。
カラオケ店が複数のカラオケ装置20を所有するのであれば、同様な構成を用いて、カラオケ店毎に、カラオケ店のフロアやテーマ毎に、などのように細分類化することもできる。
また、例えばポップス、演歌、アニメなどのようなジャンル別でグループを分類することもできるし、年代(年齢)別や、学生・社会人・主婦層の別など、様々なものが想定される。
【0018】
さらに、操作部218を用いて、歌唱者に予め分類されたグループを1以上選択させて、その選択されたグループのなかで、得点の順位を表示するようにしても良い。
また、複数のグループにおける順位を、順番に、または、一覧で表示するとしても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ユーザの要望に応えて、ユーザをより満足させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るカラオケ装置を含むシステム構成を示すブロック図である。
【図2】 同システムにおけるデータベースの内容を示す図である。
【図3】 同カラオケ装置の構成を示す図である。
【図4】 同カラオケ装置の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…センターサーバ、11…データベース、20…カラオケ装置、30…ネットワーク、210…CPU(採点手段、取得手段)、216…HDD(記憶手段)、220…マイク(入力手段)、226…音源、230…音声処理部、250…ネットワークI/F

Claims (1)

  1. カラオケ曲を演奏するための楽曲データと当該曲の採点基準データとを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された楽曲データに基づいて楽音演奏をする演奏手段と、
    歌唱者の歌唱信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された歌唱信号をサンプリングして、前記歌唱者の性別を判定するとともに、サンプリングした歌唱信号を楽音演奏する曲の採点基準データと比較して、当該歌唱者の歌唱を採点する音声処理手段と、
    男女の別に、かつ演奏曲毎に採点結果を蓄積するデータベースへのアクセスにより、前記採点手段による採点結果が、判定された性別で、楽音演奏した曲において何番目であるかの情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づく順位を出力する出力手段と
    を具備することを特徴とするカラオケ装置。
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